写真は、
今回の撮影で大変お世話になった
保津川遊船企業組合の理事の豊田さんと
船頭の山田さんです。
保津川遊船様には、物語のキーポイントとなる、木造の高瀬舟をお借りしました。
高瀬舟は現在、耐久性維持のため、合成樹脂FRPで作られています。
。
これは透けて見えて色は木材色ですが、木材その物には見えません。
しかし
現在、作業舟として一台のみ、木材で作られている舟があります。
脚本を作る段階で、舟をどうするか、困っていましたところ、相談にのって頂きまして、
なをかつ貴重な作業舟を提供してくださいました。
亀岡から嵐山まで前日に川をくだり
運んでくださったこと深く感謝でございます。
山田さんは、風吉の親父と風吉、他、二人の人足の四人が舟を下流から上流に引いていく場面のとき
舟上で自在にコントロールする
船頭の役で出演してくださいました。
撮影の間じゅう舟の上で
匠に舟を操り
お芝居までしてくださいました。
ご本人は、まさかパッチを草鞋まではいて
尻からげという出で立ちになるとは、思っていなかったそうです。
なんでも、船頭さんの中から
「チョボイチ」に出演する役を山田さんに任命したのは(笑)、 豊田さんだそうです。
体格が良いことよりも、明治時代の雰囲気がある人と言うことで、お願いしたとか。
山田さんは、その通り、「チョボイチ」に出てくる船頭さんそのものでした。
寒い中、ありがとうございました。
撮影の現場には
厳しさと緊張感があります。
この作り方は、
他六編でも
あちこちのロケーション現場で
楽しく広げていきたいと思います
皆さん、これからも
応援よろしくお願いします!
そして、保津川遊船企業組合さま
本当にありがとうございました!