中野広之監督による映画づくりについての楽しい話。ここだけの話
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     渡月小橋下のロケ場所を見学
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   豊田知八さんによる保津川の歴史講座
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お弁当をわけるスタッフ。出演さた中西さんからミカンの差し入れも。ありがとうございました。
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        高瀬舟の終着場所へ
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  亀山公園"角倉了以像"の前で熱く語る豊田氏
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    西村会長によるチャンバラ講座
風吉役の川瀬芽依ちゃんと、トメ役の井上優吏くん
が参加。
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 大人も参加。会長の指導で瞬く間に侍になる!
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    みなさんで集合写真。いい笑顔です
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        上映会場の古心庵
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  二作目の"なまくら"を監督された和田圭一監督
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ゲスト/ロックバンド ザ・ビートの岡村康司さん。和歌山から駆けつけてくださいました!
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 上映会場には入り切れないほどの人が!みなさま
ありがとうございました!
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11月26日(日)

右京太秦芸能人会
映画『なまくら』ロケ地巡り&上映会

大盛況にて、無事に開催、成功することができました。
参加されたみなさま、ありがとうございました。

参加者総数62名!

第1部のロケ地巡りから参加された人は、なんと40名にものぼりました。

お天気もよく、風もなく暖かな一日。

事故なく終えられたことに感謝でした。

午前9時30分

集合時間30分前から嵯峨嵐山駅改札口で皆さまを待っていると、10分もしないうちから

「あの、、ハイキングに参加します。こちらでいいでしょうか」

と、ひとり、ふたり、3人
続々と参加者が集まりだし

集合時間の10時には、ほぼ全員が集まりました。

40名が集合!

中野広之監督が、今日1日の流れを大声で皆さんに話されました。
場所はJR嵯峨嵐山駅の改札口

海外のお客様、紅葉を見にこられた様々な団体様

ざっと300にんという観光客が、改札口にひしめいています。

このざわめきの中で
いやあ~中野監督の声!
よくとおりますね~凄いです。

撮影所恐るべし!
また、皆さん時折交えるギャグに大笑いしながら、いざ出発!!です

いやはや本日はよく学び、よく歩きました!

場所は渡月橋手前メインストリート200メートル前!前が見えません。

嵐山の人出は、尋常ではないですね。

列の先頭は、中野監督と役者の郷田さんと奥様。

目印になるものを高く掲げて下さいまして、、アァ深く感謝です。
最後尾はわが右京太秦芸能人会会長西村匡生さんが守ります。

とにかく迷子やおいてけぼりだけは避けたい

しかしすぐにでもなりそうな列を分断する人手の数々

しかし!!そんなときでも
中野監督の声はキングギドラのようで

朗々と響いておりますね~!?

今まで思わなかったのですが、、、
素晴らしいぞ、、

なんて頼りになる必殺ボイス

渡月橋を渡り、チョボイチのロケ場所『法輪寺』さんの展望台へ。


嵐山が一望できる広場で
今日の講師陣と子役さんの紹介が
始まりました。


そして、


中野監督が、芸能界の仕組み、
関西の役者さんのこと。東京との違い等、普段は耳にすることのない興味深い話をされました。


お寺の長い石段を降りて
撮影場所になった門前と、石橋を見学。


そして

ここで本日二人目の講師

保津川下りの船頭さん達を熱く束ねる
豊田知八理事長の登場です。

チョボイチのメインロケ場所の“渡月小橋”船が通過する橋の下に入らせて頂きました。

ここは石とコンクリか固められて船曳き道が作られております。
亀岡から降りてきた高瀬船が次から次へとクレーンでトラックへ引き上げられていく

普段見ることができない貴重なお仕事の場所。


参加者は、意外にも大きい船の大きさに驚いていました。

クレーンで持ち上げられた船底はでっかいですね~!
そしてここで30分
豊田さんによる保津川渓谷開削の歴史と船による物流についてお話を伺いました。

豊田さんは体当たりでお客様にぶつかってきてくれます。

大勢いますから、大声で気合いも凄いです。

わたしたちはその姿を見て感動してしまいました。

ここまでやってくださる方なんだ!頼んで良かった

それから亀山公園下にある
船の終着場所まで移動です。


観光スポットとして名高い嵐山を映画づくりという視点から改めて見ると、全く違う風景に見える。

電柱がない、近代的なものがない江戸時代に近い!


これは、参加してくれた方から後程うかがった感想でした。なるほどです!


さて、そこから石段を登り亀山公園の中にあるあの角倉了以像の前にいきました。

豊田さんが30分。
熱く熱く了以の功績を語られました。


みなさん、角倉了以の名はご存じでしたが、偉大な事業家だっことまでは知らなかったようで、驚かれ、また見下ろすことができる保津川渓谷の美しさに感動してしまいました。


ここで、お昼のお弁当です。
公園は、まだまだ紅葉が綺麗でしたから
景色を楽しみながらひと休み。


そして、西村会長のチャンバラ教室が始まりました!


時代劇に使われる殺陣とは?
東京のリアル追及の殺陣と歌舞伎の流れを組む京都の殺陣の違い

実際に参加者のみなさんに様々な殺陣の手を体験して頂きました。

会長からしか聞けない話とレクチャーに、皆さんに耳も目も釘付けになっていました。


ロケ地巡りは益々盛り上がり


上映会場所、太秦まで嵐電で移動です。


人混みをくぐり、何とか
嵐電帷子ヶ辻駅に到着!


14時に会場となった『古心庵』では
上映会から参加される方が既に来られていました。


40名分の席はあっという間に満席!
立ち見、座り見

その中に、樒原の砥石山のおかあさん
黒谷和紙協同組合の林理事長様もおられました。

上映会がはじまりました。


一本めは"なまくら"

36分の上映の後、拍手喝采

和田監督の世界観と原作が響き合った作品でした。

その後、休憩の間
保津川の記録映像が写され

"チョボイチ"が上映されました。
新しく音を沢山加味したニューバージョンチョボイチ

綺麗な大画面でみるチョボイチは

沢山の新たな発見と涙と感動がありました。


二本の上映の後、今日いちにち
参加された方に感想を伺うと


プロの役者さんと地域の方が一緒に作る映画の意味がわかりました。


と、感想を頂きました。


素晴らしい演技そして、演技を突き抜けたところにある温かい人間の心が感じられたこと


原作に流れる精神がぶらされずに
作られた作品であることがわかりました。


と、うれしい感想も頂きました。


映画づくりに参加すると

物語の良さを深く感じとれます。

物語に描かれている当時の産業や職人技を取材し

ともに町ぐるみで自分達の映画を作ると、普段見ることができない大地に根差した魂の映画を直接感じることができます。

これが私たちが一番やりたい

私たちの映画の作り方です。


撮影の場所となった

綾部市黒谷町
右京区樒原砥石山
亀岡 保津川下り

ここでも上映会をする計画です。


これから、ご覧になるみなさま


是非、見て参加者に名を連ね

百年後にのこる作品作りにご参加ください
映画『なまくら』
これからもどうかよろしくお願いいたします。




※写真撮影は、杉原志保さんの協力を頂きました。