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なまくら第1弾『チョボイチ』からお世話になっている(株)高津商会さん

こちらの会社は

太秦を拠点に、映画美術・衣装・小道具を手がけ、その世界では重鎮的な存在。創業100年の歴史を誇る会社です。

太秦が時代劇映画産業隆盛の1950年代

テレビへ移行した1960年代後半

髙津商会は全くやりかたをかえず

何事にも時間をかけ
手間隙を惜しまず

映画美術発展のために愚直に努力されてきました。

時は2000年代に入り
時代劇テレビは2011年あたりから民放テレビ局より姿を消してきました。

東映、松竹の生粋の時代劇監督や助監督、
装飾部は、予算軽減化し

効率を求められるなか

皆、ひとりになったら
勝手に残業し
とことん調べ、秘密裏に自己を磨くために努力しているのが現状許される労働法の管理下の中での仕事ですが

髙津商会は

その、底辺で支える演出部や装飾部に寄り添い

無料で相談に応じて

協力してくださっています。

会社は違えど
現場の努力するスタッフを家族のように扱い、接してくださる会社、ひとびとは、この時代ここしかない!

と、思っています。

右京太秦芸能人会は
髙津商会さまに様々な事を相談させていただきました。

①衣装のコーディネート、準備、サイズ合わせ

②男女、老若男女のヘアメイク・結髪、

③美術、デザイン、大道具・小道具
トラックによる人力車運搬の手配からレンタカー手配

④ロケ場所確保
控え室の確保
控え室にてのメイクルーム
衣装着付け部屋の確保

⑤人どめ、照明助手、荷物運び

すべて
走り回り動いてくださってくれています

映像製作会社としての機能を完全に有しているのに

それを売りにまったくせず

寄り添ってくださる会社が
髙津商会さんです。


先日の撮影では、ベテラン荒川あけみさん率いる6人のチームで

撮影に望んでくださいました。

つづく