7月20日(土)・21日(日)に行われた
下京区・菊浜学区での撮影を無事に終える事ができました。
撮影隊の拠点にさせて頂いた
『五条会館』の支配人様、社員様には
休みを返上してお付き合い頂き、スタッフ一同深く感謝いたします
大正6年に建造された五条会館はかつて花街だったこちらの街のシ
今は、地元のお茶屋組合から
建築のリノベーションを手がける企業様に
持ち主を変え
内装整理
これからの企画
など進行中です
私たち右京太秦芸能人会は
映画撮影を五条会館、
で撮影させて頂くと同時に宣伝、発展のために協力させていただく
さて
この五条会館
見上げた姿にまず感動します
芸妓さん達の
歌舞練場だった三階建のたてものは
大正の臭いを感じます
中に一歩足を踏み入れると
茶色でピカピカの階段に目をむきます
当時を忍ばせる椅子や机、窓ガラス、
黒く光った木の廊下
そして2階には宴会のできる歌舞の演舞場
スポットライト
座布団
映写機
いまにもカタカタと動き出しそうなエネルギーが残っているかのよ
支配人様に初めてお目にかかった折
お話を伺う中で驚いたのは
調度品もさることながら、
五条会館の建築的な価値でした。
大正6年に建てらた木造の大きな建物には
様々な工夫がされています。
これはまた、是非次の機会でお話ししたいです
さて、私たちのこの日の映画撮影
五条会館を物語の中心となる
人力車の配車場にみたてました
看板や飾りつけをして美術デザインしたのは中野広之
正月飾りなどを屏風からセッティングしてくれたのが高津商会
主人公の長吉と仕事仲間のっぽが
並んで年越し蕎麦を食べるシーンは
わたしや日頃女優で活躍されている七海薫子さんが
段取りさせていただきました
三台の人力車が並ぶ玄関は圧感
このシーンは
「車引き」の大きな見所のひとつになりました。
最近、菊浜学区界隈は
民泊施設が増え、撮影中も海外旅行者の往来が
後を絶ちませんでした。
新たなる京都の魅力
五条会館
そして、菊浜地域
引き続き、27日28日も
撮影に伺わせていただきます