古くは万葉集、日本書紀、源氏物語、平家物語と、多くの古典文学に登場する“フジバカマ”
日本の原種だけあって
趣のある姿が日本人の心に響きます。
花弁の形が袴の形をしているので
“藤袴”と言われるそう
夏から秋の初めに咲き
香水の様なハーブの様な香りが魅力です。
さて、最初に訪ねたのは“小畑川中央公園”
洛西ニュータウン創生推進委員会が掲げた『生物多様性豊かなまちづくりを実践する』
というスローガンのもと、大原野の灰方明治池の近郊で見つかったフジバカマの種を、小畑川中央公園で育てたものです。



川沿いの遊歩道に
ほんのり紫の“フジバカマ”が咲いていました。
高層マンションが立ち並ぶニュースタウンは、
一見無機質と思いきや
子供達が自然観察や体験ができる
エリアがあり、とっても和みます。
なんと蛍も見られるそう!
子供達が遊んでいました。


そして
洛西ニュータウンから少し離れた場所
にあるのが『大原野フジバカマ園』
こちらは、
地域住民を中心に立ち上げた『なんやかんや「大原野」推進協議会』によるフジバカマの花畑。
無料で開放されています。
広い畑の一角にある花畑の奥には
山並みが見え、清々しい風景も楽しめます。





海を渡って日本に飛来する蝶「アサギマダラ」がやってくる“フジバカマ”の花
タイミングが合えば見られるかもしれません。
地域の方々により守られている
日本古来の花“フジバカマ”
是非見に行ってみてくださいね!