2005年05月01日

稽古初め

5a5e7c90.jpg西上町では昔から5月1日が「けいこはじめ」である。
実際は4月27日から始まっていても、1日が「稽古初め」だ。
いわゆるケジメである。
町まわりをした後、御膳で酒席をもうける。

昔は実際に1日から稽古を始めて、
15日の祭に披露していたのだろう。

僕が若連中に入った20年前も、これに近いカンジだった。
唄がとりあえず揃っていればよし…、みたいな雰囲気もあった。
しかし、今は格段に難しいことを要求されている。
それだけレベルアップしてるといえるだろう。

芳村先生の指導があり、
浅草や金沢で茶屋遊びをし、
恵友会でチケットを購入し「篠笛を聞く会」を聞いたりして、
本物の芸を見知るうちに
どんな庵唄であればいいのかという
方向性がそれぞれ見えて来たのではないか。

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写真は西上町が今年新調した「高提灯」
15日夜の提灯山の前に高く掲げられる。
夜の曳山と庵屋台はちょうちんがゆらめく幻想的な美しさだ。

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当番町は毎年5月1日にすべての山町を町まわりする。 しかし、昨夜は悪天候だった為に今日に順延した。 まちまわりは、足元提灯を先頭に、 篠笛、三味線、太鼓と連なり廻り囃子を奏でながら町内を巡る。 西上は専用の廻り囃子(三下り)が現存している。 いつもは自.
町まわり【城端曳山祭日記】at 2005年05月05日 22:14