西上町では昔から5月1日が「けいこはじめ」である。
実際は4月27日から始まっていても、1日が「稽古初め」だ。
いわゆるケジメである。
町まわりをした後、御膳で酒席をもうける。
昔は実際に1日から稽古を始めて、
15日の祭に披露していたのだろう。
僕が若連中に入った20年前も、これに近いカンジだった。
唄がとりあえず揃っていればよし…、みたいな雰囲気もあった。
しかし、今は格段に難しいことを要求されている。
それだけレベルアップしてるといえるだろう。
芳村先生の指導があり、
浅草や金沢で茶屋遊びをし、
恵友会でチケットを購入し「篠笛を聞く会」を聞いたりして、
本物の芸を見知るうちに
どんな庵唄であればいいのかという
方向性がそれぞれ見えて来たのではないか。
今日は何番山?
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