長らくお付き合いいただいたこのブログも今回で終わりにしたいと思います。
既に引越しのアルバイトを辞めたいと思い始めてからの数ヶ月は本当につらいものでした。
肉体的にはもちろん、既に気持ちが離れているので精神的にもモチーベションを保つのが難しくなってきます。
引越しアルバイトの新給料体系への移行を一番渋っていた私ですが、会社全体で変えることになり数ヶ月が経過しました。
やはりというか、都合の良い使われ方をされるようになり日に日にストレスが溜まっていきます。
ちなみに、早く終わろうが遅くなろうが一律料金の日当制という新給料システムはアルバイトに限った話で、社員であるドライバーは今まで通り現場数によって給料が決まります。
このブログを良く読んでくださっている方の中には、お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、かなりネタ切れ気味です。
今までなるべく、その時期に合わせたテーマで書いてきましたが、かなり難しくなってきました。
ちなみに私が引越しのアルバイトを辞めたのは2月です。
今回のアルバイトは繁華街近くの団地での引越しです。
繁華街近くの引越しって正直あまり好きじゃありません。
道は渋滞していることが多いし、トラックも駐車しにくいことが多く、しかも柄が悪い。
今回の団地は古い建物ですが公団のようで、民間が建てたマンションでは考えられないぐらい余裕を持った建て方をされています。
引越しのアルバイトを始めて数年が過ぎました。
この頃、会社から提案されたのが新しい給料体系です。
提案されたというのは、当初は今まで通りでいいのかどうか選べたから。
それまでは、こなした現場の数と手当て、大きく言うとこの2つでほぼ給料の額が決定されていました。
ここまでアルバイトで数多くの現場をこなしてきましたが、最も本が多かった引越しが今回のお話です。
お客様はたしか、大学の教授だったように記憶しています。
積み地は一軒家ですが、高台に建っていて地下に部屋がありました。
地下は一部屋のみで、そこが書庫となっていたのです。
私のアルバイトをしていた引越し会社では全国規模へと大きくなっていく過程でCMに俳優を起用していました。
今回はそんな俳優の奥様の引越しでした。
関西から東京への長距離便です。
すでにその俳優さんは東京での暮らしを始めており、奥さんが合流するような形のようでした。
36時間を眠れないまま、2日目の作業時間を迎えました。
このまま朝まで作業をし、帰宅することを考えると50時間以上は眠れないことになります。
作業前は正直不安でした。
ただ、2日目のほうが良かったことは1日目より忙しかったこと。
1日目の作業を終了できたのが7:30。
来るときの移動には3時間掛かったので、もしここで自宅にいったん帰るとすると最悪往復6時間掛かります。
そうなると自宅に居れる時間は6時間半だけです。
6時間半も眠れればよいですが、移動の負担、現在の疲労度を考えるといったん帰るべきか悩みました。
着替えも何も持ってきていない状況だったのですが、悩んだ末に結局この地に1日留まることを選択します。
やっとついたサーバールームがあるビルですが、警備は厳重でした。
私の場合、乗用車で伺ったのですが事前にナンバーを申請しておかないと駐車すらできません。
入館には、身分証明書の提示を求められ、サーバールームへ余計な物を持ち込まないように誓約書を書かされました。
やっと許可が出て渡されたIDカードですが、各部屋を移動する度にかざす必要があります。