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私のホームページ「K.OKADAワールド」

は、四国高松在住の私、作曲家、兼、ピアニストの岡田克彦の世界です。ここの併設ブログは、音楽、四国の温泉と、香川県のさぬきうどん、四国のグルメ、景勝地、温泉等、
それらに加えて、私の母・岡田直子が2006年9月19日に他界したことから痛感した、人間の無常観に基づく社会観察や人生観、ウェブの限界等を中心に書いてゆくことにしています。

「11月26日の、高松市国分寺町でのホームコンサートを終わって」5

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この11月26日に、高松市在住の私のファンのKさんという私の四番丁小学校の大先輩のお宅で、ホームコンサートを、開催いたしました。



いつも私のコンサートにいらしてくださる方も40人ほどいらして下さいました。また、SNSのグリーで3年前から懇意にさせていただいている、ぼくの作曲作品の自作自演の大好きな、ソムリエの友人もわざわざ東京からいらしてくださって、とても幸せなひと時を過ごせるということに感動された、Kさんが、彼の宿泊の場所まで準備してくださったのですが、東京のソムリエの友人はまともな方なので、いくら私と親しいからと言っても、初対面のその方のホームコンサートに参加させていただくだけでも有難いということで、私の自宅に宿泊していただくことになりました。



ところが、ここから大問題が起こったのです。



元、大阪市の職員で、私が母の介護のために高松にUターンする直前の1992年に、当時の、大阪市長の西尾さんに頼まれて、福島区民文化の集いをプロデュースして、東京で懇意にしていた創作舞踊の大家の日本舞踊家の花柳衛与志さんの舞とピアノのコラボをやって大成功した当時、福島区コミュニティ協会の役員をされていて、面識のあった方で、現在、大阪府吹田市にお住まいの方から、ホームページを見つけたとのことで、懐かしい声で電話をいただいて、現在、定年後奥様と離婚して、1人暮らしだけど、合唱を趣味でやっていること、大阪音大の夜間コースを卒業したことなどをお聞きしたので、この11月26日のホームコンサートのことを言ったところ、高松までいらっしゃることになりました。



で、私の自宅は一人しか泊まれないことから、大阪のテノール奏者が、私のピアノと事前に練習したいとのことで、演奏会の4日前から高松に来て滞在することになりました。そこで、東京のソムリエの友人がビジネスホテルに宿泊することになったので、私は高松の友人が社長をしているビジネスホテルを全部あたって、4000円代で泊まれて、且、部屋の広い「東横イン中新町店」を手配してお迎えしました。



しかし、問題は、大阪のテノール奏者が人格破綻者であったことから、大変な目にあうことになってしまいました。



大阪が値切りの総本山だということを、住友信託銀行で15年間勤務した私はよく知っていましたので、あらかじめ覚悟はしていましたが、すごかったのです。夜が来ると、電気代がもったいないと言って私の自宅の電気を消しまくるのです。また、私のタバコを勝手に何箱も吸ったり、冷凍庫に作って入れていたご飯を勝手に出して電子レンジで温めていっぱい召し上がったり、生卵を召し上がったくらいのことは、目をつぶっていたのですけど、私がカシオの電気ピアノがいいよ、と聞かせたところ、それを買いたいと言って、ぼくの行きつけの、ゆめタウン高松のデオデオへ連れてゆきました。



私は旧知なので、出来るだけ安くしてくださいとお願いしたので、最新の電気ピアノ、78000円を59000円にしてくださったのですけど、ここからが、大阪でしたね。59は数字が悪いので、55にしろ、つまり、55000円にしろ、と値切り倒したのです。あまりにも執拗だったので、ぼくも旧知なので、デオデオの方が折れて、55000円になりました。



ぼくはその時言ったのです。「あなたのせいで、東京の私のソムリエの友人はビジネスホテルに泊まったんだから、彼に、値切った23000円から宿泊代を渡してあげるのが、人間じゃないですか。」と。



すると、彼は、何を思ったのか、デオデオを出たところにある花屋に行って、泊めてくれたぼくのために、シクラメンを買ったのです。ここも値切って1000円で買ったのです。そして、私の自宅に帰ってきて、シクラメンの育て方について、長々とご説明なさったのです。つまり、22000円は自分のポケットマネーに加えたのですね。彼は、高松まで私の伴奏で歌うためにやってきたのです。シクラメンなど、どうでもよかったのですが、「私は大阪音大を卒業したプロだから大丈夫です。」と、その頃はおっしゃっていました。



もし、彼が、抜群のテノール歌手ならそれでもいいでしょう。うちに到着して2日間一切演奏もせずに、値切り倒して買い物をすることを優先させたのですからね。だから、彼が歌いたいと譜面を持ってきた曲でしたから、一発で、「コーレングラード」なんて簡単なイタリア歌曲くらい歌えると思って、私が伴奏した時に、私は、彼に音感が全くないこと、リズム感もメチャクチャだということがわかったので、ついに、頭にきてしまいました。しかも、最後の高域の音が出ないので一度下げてくれと言うのですが、面倒だったので、エンディングだけ適当な転調をして一度下げました。こんなことくらい、作曲家の私は即興で簡単に出来ますけど、作曲家の私をカラオケ扱いするのなら、東京ならばお金を支払うことは常識なのですけど、こんな偽者のプロからお金をいただくと私の芸術性が傷つきますので放置しました。



その日から、私は、態度を豹変させました。私がキレるとちょっと怖いのですよ(笑)。



翌朝、私は、彼のために朝食を準備しました。こんな奴は、お茶漬けでいいのです。漬物も佃煮もいっぱいありましたけど、一切出しませんでしたし、玉露なんて豚に真珠ですから、番茶をかけて食べさせました。「お昼は素晴らしいさぬきうどん店に行きますから、食べない方がいいですよ。」と言って。



そして、近所でも、安いので有名な、うどんの不味い「はすい亭」のかけうどんに連れて行きました。「はなまる」は、私も食べたくないくらい不味いし、大阪にFCが出ているので避けました。美味しくない讃岐うどん店もこういう時には役立つのですよ(笑)。「トッピングなんてしないで2玉か3玉食べるのが高松の礼儀ですよ。」なんてデタラメを言いました。あたり前ですけど、行き帰りのタクシー代もぼくの食べる分も全て支払わせましたよ。だって、22000円高松で値切ったのですから、22000円を高松で使わないで大阪に帰らせるようなことは、私は、命がけで阻止するつもりでしたからね(笑)。



翌々日、全く初対面の東京の友人がJR高松駅に到着して会った時に、私は、ほっとしました。やっと美味しい讃岐うどん店にご案内できると思ったからです。ソムリエの彼は、お土産に、いいワインとシャンパンを持ってきてくれたので良かったです。だって、大阪のテノール奏者はアルコールは一滴も飲めない人でしたから、横取りされる心配もありませんでしたからね。



ぼくは大声で言ってやりましたよ。「どうも遠いところ有難う。大阪と違って、東京は遠いですからね。」さっそく夕食に3人で行った頃から、大阪のテノール奏者の態度が変わりました。東京からアマチュアの私の演奏を聴きに来る人がいることを目のあたりにして驚かれたのでしょう。「明石家」の抜群に美味しい『しっぽくうどん』と『骨付き鳥』と『釜玉うどん』を食べ、東京のソムリエの友人と私はお酒をいただきました。東京のソムリエの友人と私は、お互い大好きなフォーレの歌曲のお話をして盛り上がりましたが、大阪のテノール奏者は、フォーレの歌曲すら一曲も知らない方でした。大阪音大の水準の低さは知っておりましたけど、こんなにひどい水準の大阪音大卒業生にはお会いしたこともありませんでしたので、呆れ果てました。でも、大阪のテノール奏者が、ぼくの東京のソムリエの友人が楽器を演奏したり歌わないことについてなじったので、ぼくは反論しましたよ。「本当にフォーレが好きな方は、感受性豊かだったら、自分がフォーレを演奏したらフォーレを冒涜するんじゃないか、って思う彼の気持ちは良くわかりますよ。だってさあ、彼は慶応大学の商学部、ぼくは早稲田大学の政経学部卒業のアマチュアで、あなたのような音大卒のご立派なプロじゃないのですから。ぼくだっていい演奏会があれば聴きに行きますよ。でも、ぼくは作曲家なので、演奏家と聴衆を差別したりしたことは一度もありません。」普通ならこの痛烈な皮肉は感じるのですけど、彼は、「明石家」のメニューとにらめっこしているのです。値切る準備でしたので、もし、私の生まれ育った高松の「讃岐うどん店」で値切ったら許さないぞ、と、東京のソムリエの友人がお手洗いに行った時に、私は言いました。「このお店、昼間は、讃岐うどん一本でやっているんですよね。かけうどん180円だけど抜群に美味しいので、香川県人は誰一人値切らないですよ。」と。



大阪のテノール奏者が、ぼくに5千円を渡しました。私があなたたちより一回りも年上だから、私が出します。これで、岡田さんが支払ったほうが格好いいから、と言うのです。実に卑しい目つきだったことを私は見逃しませんでした。従って、お勘定が8500円だったので、うちに帰ってから、レシートを見せて3500円を追加で取り上げました。あたり前ですよ。値切り倒すことばかりやっている人は、死ぬまで、「明石家」の存在なんか知らなくていいのですから。あの店に入れただけでも有難く思えばいいのです。カシオの電気ビアノを値切って彼が手にした金額にはまだまだ到達していませんでした。このような金の亡者には、私は、ハムラビ法典の「目には目を」で対応いたします。



翌朝、コンサート本番当日の行動は既に決めていました。スペアキーを、大阪のテノール奏者に渡して、「近所にあるファミレスあたりで食事して、歌の練習をうちでやりなさい。ぼくのピアノと合わせる前に個人練習を要求します。今から、東京のソムリエの友人を今日ぼくが演奏する予定の自作ピアノ組曲『記憶の底の栗林公園』OP.111のテーマになった、栗林公園とそのすぐそばのうどん店何軒かを案内するのです。でも、本番前に疲れたら、ぼく、あなたの伴奏なんか出来ないかもしれない。」とはっきり言って、東京の友人が泊まっているビジネスホテルまでのタクシー代を要求しました。ここで、彼が、1万円出しても、値切った残金は5千円でしたので、コンサート会場までの3人の行き帰りの手配は、ぼくのファンの社会保険労務士のKさんが、BMBに乗ってやってくるので、ここで、もし、彼が1万円を出したら許してあげようと思っていました。しかし、彼は2000円しか出さなかったので、もう、許さないことに決めました。ぼくは、決定事項の変更はないのです。



こうして、東横イン中新町支店まで行ったら、ぼくが何も言わないのに東京のソムリエの友人が、今日聴かせていただく御礼です、と、1万円を下さいました。彼が下さったブルゴーニュワインは5万円もするものでしたので、もう既に御礼はいただいていたのですが、栗林公園と讃岐うどん店をぼくが本番直前に案内してくれる御礼だ、とおっしゃっていました。3年前に母が逝去して気落ちしていた私とは全く音楽だけでつながっていた彼でしたが、毎年年末には、東京から美味しい切り餅を送って下さっていたのです。金持ちかどうかではなく、大阪のテノール奏者とは人間の格が違うのです。目を見ればわかります。



「岡田さん、本番直前にぼくを讃岐うどん店に案内していて大丈夫ですか。」



「本番前だからこそ、讃岐うどんに限るのですよ。モーツァルトが言ってるじゃない、『音楽は油のように流れるように』。ぼくも作曲家なので『音楽は讃岐うどんのように流れるように』と思ってるのさ(爆)。」



「どうしてモーツァルトなの。」



「うーーーん。それはもちろん、モーツァルトのレクイエムくらいの作品を作曲するまでは、生きてやるぞ、という、ぼくの決意だな。だから、200年位は生きないといけないから大変なんだ(笑)。」



早速、東横イン中新町支店の裏の、「松下製麺所」にご案内し、ラーメンをトッピングしたうどんをご案内しました。いきなり、うどんにラーメンが載って、ネギ、ショウガと、コショウをかけて食べる、本来の讃岐うどんの極地をお見せしました。



「えーーーっ。こんなもの食べたことないや。」



「ここは、香川県、うどんの聖地です。ラーメンはトッピングなんですよ。隣にある天麩羅と同格なんだよな。だけど、ここのイリコのきいたダシはラーメンやコショウとも合うし、何よりも、ここの天かすが、最高に美味しいんだよ。うどんの咽喉越しがいいのはあたり前だから、噛まないで食べてね。」



「でも、こんなに安くて大丈夫なの。」



「大丈夫じゃなかったら、倒産するんじゃない。でも、絶対に大丈夫だよ。ほら、あそこの写真見てよ。グルメの俳優の中尾彬さんもしょっちゅう食べに来ているくらい美味しくて有名だから。ところで、咽喉越しはどうですか。シャンパンと比べて。」



「いやー、本当に、うどんがツルツルと入ってゆくな。美味しい。これがコシなんだな。」



「ここは、毎朝食べに来る固定客がいる製麺所だけど、みんな大体、夕食用に10玉単位で買って帰るんだよ。だから、来店客数よりもたくさん売れるから、昼過ぎには売り切れておしまいなんだ。」



「10玉も買ってどうするの。」



「1人2玉として5人分かな。普通の日だから10玉しか買わないんだよ。法事があったら100玉単位だよ。だけど、一玉80円だから安いでしょう。」



「すげぇー(笑)。」



続いて、東横イン中新町支店の真向かいの、うどんの美味しい喫茶店の「アズマヤ」に行って、うどんの後最高に美味しい『ローゼ』を食べてほっとしていろんな音楽の話をしていたら、旧知の「アズマヤ」の奥様が出てきましたので、おしゃべりしました。



「高松は、個人情報保護法なんか必要のない土地なんですよ。生粋の高松人は、みんな、うどんでつながっています。だって、転勤族を加えても42万人しか住んでいないんだもの(爆)。」



そして、「アズマヤ」の斜め向かいの栗林公園へ行き、ご案内しました。やっとやっと、演奏前の精神状態が作れました。掲載写真は、栗林公園の吹き上げ亭で、東京のソムリエの友人ととったものです。これで大丈夫だと思いました。歌がなくてもぼくのピアノオンリーで今日のお客様は満足していただける状況になったので、ほっとしたら、お腹がすいてきましたので、またまた、うどん屋へ行きました。



まずは、栗林公園の向かいの「上原屋本店」のざるうどんとコロッケ、をいただきました。さすがに彼はグルメでしたね。「上原屋本店」のざるうどんは、大変、気に入ったようです。



「今日はあまり時間もないから、ご案内するところ、ワンノブゼンでごめんね。でも、麺の太さが『松下製麺所』とはまた違うでしょう。」



「岡田さんは、『松下製麺所』と『上原屋本店』のどちらが好きなの。」



「それはもう、朝起きた時の気分です。それが、讃岐うどんのいいところだよ(笑)。」



彼は、既に、限りなく讃岐うどんに感動していました。



続いて、歩いてすぐの藤塚町の「たみ家」の梅干うどんにご案内しました。この店は、トッピングの大根おろしと紀州梅干が無料で取り放題だけど、かけうどん180円なので、毎日食べる人の多いお店です。従ってこしは弱めでダシは優しい味です。



「ここは、どう。」



「全然、こしが違うけど、ここも美味しいな。」



「大根おろしと梅干は体にいいから寄ったんだけど、穴吹工務店本店のすぐそばで、従業員食堂のようなところなんでね。」



マスターに聞くと、倒産したばかりの「穴吹工務店」の状況も聞けました。



東京からいらしてくださったソムリエの友人には、高松市がいかに狭いところか、うどん店でつながっているところかを知っていただきたかったのです。そして、もし、ここ「たみ屋」に、ため池で獲れた寒ブナを使った大根とニンジンを加えた酢味噌和えの、讃岐郷土料理の「てっぱい」(フナのことを『てっぽう』と呼ぶので、「てっぽう和え」がなまって「てっぱい」と呼ばれています。今は、コノシロかサバを使って作ります。)が、お酒のあてに最高なので、食べていただきたかったのですが、なかったので、演奏会後、東京のソムリエの友人と2人で飲みに行く予定にしていた飲み屋のママに電話して、お通しを「てっぱい」にしていただきました。



お腹もいっぱいになったので、田町商店街を2人でぶらぶらして、スーパー「マルナカ」でお土産にいい、大西食品の「醤油豆」を買っていただいて、ホテルに荷物を置いてから、大阪のテノール歌手に電話を入れて、練習をちゃんとしたかどうか、確認しました。彼は完璧だと言ったので、信じてあげましたが、これは大きな間違いでした。がまあ、ともかく、三越高松店の前までタクシーをひらって来るように言いました。



夕食は、3人一緒でしたので、夕食を讃岐名物の、餡餅雑煮にしました。三越から少し片原町を入ったところにある、江戸時代から続く老舗の餅屋さん「エビス屋」が、隣の喫茶で、「餡餅雑煮」を冬季限定でやっていたから、そこへご案内しました。



東京の友人とぼくは、うどんをいろいろいただいたので、ちょうど良かったのですが、大阪のテノール歌手のお腹なんてどーでもよかったのです。お腹でも壊してくれたら、コンサートに出られなくてちょうどいいな、くらいに思っていました。でもまあ、彼はよく食べて元気でした。憎まれっ子世にはばかりますね。



こうして、自宅に戻る途中、社会保険労務士のKさんから電話があったので、少し早めの6時過ぎに、うちにご主人の運転するBMBで迎えに来てくれました。



ホームコンサート開演は8時でしたので、ぼくが、調律してくださったばかりのピアノで指慣らしをするにはちょうどいい時間でした。



お客様は40人もいらしていました。さすがに、地域コミュニティーがしっかり残っているのです。



リハーサルの段階で、ぼくは、大阪のテノール歌手の感受性の欠落に、ついに怒鳴りつけました。音量が全てフォルティシモなのです。



「あなたは、この会場の広さ、残響、感じないのですか。自分の出した歌声がどう響いているのか自分の耳にフィードバック出来ないのですか。ここは、大阪城ホールじゃないんですよ。必要以上に大きな音は、音楽であることをやめて騒音になるのですよ。大体ねえ、大阪音大のピアノ科の仙石教授の弟子のピアニストはメゾフォルテ以上の音量の音しか出せないので有名なんですよ。あなたも、大阪音大でそういう二流未満の教授に習ったから弱音が出せないのですか。」



「いやー。私の恩師はとても情の厚い面倒見のいい先生でした。」



「それはよかったですね。でも、面倒見でピアニシモは出せないですよ。もっと弱い音を出して下さい。お客さんを拷問にかけるおつもりですか。もっと音量を小さくしないのなら、私は、あなたの伴奏なんかやめますよ。キャンセルほど簡単なことはないのです。でも、人様の前で演奏するのなら、死ぬ気でピアニシモを出してください。よろしいですか。ぼくはアマチュアでもいつもそれくらいの気持ちでやっていますよ。あなたは音大卒で、その程度の気構えで自己満足だけの演奏をして恥ずかしくないのですか。」



・・・・・・・・・・



さすがに、早くいらしていたお客様もシーンとなりましたので、ぼくはしゃべるのをやめて、気分を和ませるためにジャズを少し弾きましたけど、これで、腹が据わりましたのでよかったです。



自作から、「記憶の底の栗林公園」OP.111、「全世代メドレー2007」をやってから、ショパン「ノクターン OP.9-2」「ノクターン OP.48-1」



大阪のテノール歌手とのデュオで、自作の「田んぼのうた」、イタリア歌曲「コーレングラード」



シューマン「子供の情景」、サティー「ジムノペディー」とやって、



J.S.バッハ「平均律第一巻24番ロ短調フーガ」でおしまいにしました。



そのあとは、リクエストタイムにして、いろいろ演歌からポップスまで5曲ほどやって、最後に、主催のKさんの大好きなシューマンの「トロイメライ」をやりました。



ぼくの自作の「田んぼのうた」の朗読のお客さんの飛び入り出演もあり、東京のソムリエの友人のワインのお話を入れたり、裏千家のお抹茶も出て、さらにチラシ寿司を作ってきてくださったお客さんもいて、とても、楽しいホームコンサートになりました。



ぼく自身、「記憶の底の栗林公園」OP.111と、J.S.バッハ「平均律第一巻24番ロ短調フーガ」は、最高の演奏が出来ました。



10時に終わって、自宅で社会保険労務士のKさんの車を降りた時に、聴きにいらしていたKさん宅出入りの大工さん(この方は、素晴らしい感受性の持ち主でした。母を亡くした悲しみから出来た私の自作組曲「記憶の底の栗林公園」OP.111〔全18曲〕の14番の、『梅林橋の梅』を私が弾いているのを聴いていた時、涙が止まらなくなったので、照れ臭くてお手洗いに入りましたからね。)からいただいた花束を彼女にプレゼントしました。



そして、荷物を置いてすぐに、大阪のテノール歌手は飲めないので、東京のソムリエの友人とぼくの2人で、飲みに行きました。最高に美味しいお酒でした。ママが作ってくれていた「てっぱい」が気に入ってくれたので、嬉しかったです。



で、翌日、東京のソムリエの友人を朝早くからあいている、「こだわり麺や・高松店」でぶっかけうどんとハムエッグフライの朝食にご案内して、高松駅で見送りました。



そのあと、ぼくが自宅に帰っても、あの、値切り大好きな歌の下手糞な大阪のテノール歌手がいるので、社会保険労務士のKさんのご主人の声が良かったので(ぼくはいつも、相手のしゃべる声を聞くと聴いちゃっていますので、大体の判断は出来ます。)、1月にCD収録する「田んぼのうた」のテノールは彼にお願いして、奥様のKさんに朗読していただくことにして連絡し、大阪のテノール歌手が私の自宅の冷蔵庫の卵をたくさん食べてくださってなくなっていたので、それをスーパーで買ってゆっくりと帰りました。



本当に、大阪の人はあつかましいですね。ぼくが冷蔵庫に卵を入れているのに平気な顔をしているのです。



しかも、さらに、あつかましくも、まだ、出発前に食べたいと言うので、演奏会にも聴きにいらしてくださった、近所の行きつけの喫茶店の「M」へ連れて行きました。



「今から、うどんを食べるのなら飲み物だけにしたほうがいいですよ。」



とぼくが言うのに、



「私は毎朝トーストを食べていますから、うどんは嫌です。」



とおっしゃったので、よかった、香川県のこと嫌いになってくれたらいいな、と思いきや、『しっぽくうどん』を最後にもう一回食べたい、と言うのです。



こうして、香川県庁の斜め向かいの「ばん屋」に『しっぽくうどん』を食べにつれて行きました。



でも、ついに、讃岐うどんと讃岐人のぼくを馬鹿にした大阪の彼に、弘法大師のたたりがやってきました。しっぽくうどんを一緒に食べていたら、昼食時で香川県庁の職員でいっぱいだったのですけど、



「岡田さん、こんにちは。お元気ですか。この前の、栗林公園の庭園コンサートに出て下さって有難うございます。」



と、声がかかりました。香川県知事の真鍋さんでした。



ぼくは早速立ち上がって、ご挨拶して、国分寺のコンサートのこともお話して、



「こちらは、大阪市役所をご勇退された後、テノール歌手としてご活躍中の方で、一緒に出演してくださったのですよ。ぼくみたいなアマチュアじゃなく、大阪音大をご卒業されたプロの方なんです。」



と、ご紹介いたしました。真鍋県知事が、全くクラシック音楽に造詣がない方だったので、返事もあらかじめわかっていたからなのです。



「何ておっしゃいましたっけ。大阪音大ですか。ほうーーー。大阪にも音楽大学があるのですか。私は不調法なものですから、東京芸大くらいしか存じ上げなくてすみませんでした。また、岡田さん、いろいろと教えてくださいね。」



大阪のテノール歌手はかなりな衝撃を受けていましたけど、これくらいのことをしないと、ぼくは、高松の聴衆を舐めた彼が許せなかったのです。高松は、田舎だけど、四国の中心都市なのです。ぼくは、大阪ごとき大きな地方都市、しかも、値切ることばっかり考えている非文化的な土地の人間が舐めたことしたら許さないよ、という気持ちだったのです。



「よかったですね。香川県知事にもお会いになったから、心置きなく、大阪にお帰り下さい。」と彼に言って、JR高松駅に連れて行きました。高速バスターミナルで、最後にもう一回、東京のソムリエの友人の宿泊代のことを言いました。



「いやーーー、彼はお金持ちだから甘えていいんじゃないの。」



との、最後まで、拝金主義の大阪らしい回答をいただいたので、もう、二度と彼とのお付き合いはお断りすることに決めました。チャンスは何回も差し上げたのですから。



結局、大阪のテノール歌手は、高松で値切り倒して手にしたお金を全部高松で使わずに、「ヒヒヒヒヒ・・・」と笑いながら、高松を後にしました。



まあ、こんな男に、カシオの電気ピアノが届いても、絶対に上達しないことは明白でしたから、どーでもいいんですけど、彼が値切った金額よりもはるかに大きなものを、彼が失ったことに気づくのは、死ぬ時でしょうね。



皆様も、大阪界隈の知らない人と、ネット上で出会っておつきあいする際には、十分、お気をつけ下さい(笑)。もちろん、全ての大阪人がダメなわけじゃないですよ。でも、ぼくは、値切って会話を楽しんでいるような人達は非文化的なので、あまり好きじゃないのです。



大阪府知事の橋本さんは素晴らしい方です。ぼくは大好きです。だからこそ、作曲家の私はお願いしたい。



「大阪府は『値切り禁止条例』をお作りになることが、今後の若い人達にとっては、一番大切なことですよ」、と(笑)。












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「やまに」・高松中央卸売市場のうどん

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「市場のうどん やまに」(香川県高松市瀬戸内町30-73 高松中央卸売市場内 087-861-7239 6:00〜13:00 日曜、祝日定休)は、うちの近所の高松の魚市場内の端っこにあります。



香川県の漁協が関っているレストランでは、お魚類がメチャクチャ新鮮で美味しくて安い、『いただきさんの海鮮食堂』や、『海鮮市場』が有名なので、そちらに目が行ってしまう人も多いのですけど、そのようなものは海に面した場所ではあたり前のことでして、別に高松でなくても、日本中いろいろなところにあるので、驚くほどのことはありません。が、香川県では、ちゃんと、魚市場の中にも、昭和35年から、ずっと営業しているうどん屋さんがあって、うちからも近いので、たまーに行くんだけど、ここの一番のお奨めの、獲れたばかりの、タコとイカを揚げた天麩羅の入っている、「たこいかうどん」は、一日30食限定で、朝早く行かないと食べられないので、なかなか行けないのです(笑)。



でも、『たこいかうどん』(490円)は素晴らしいです。うどんも美味しいし、載っている材料が採れたてで、タコが噛み切れないくらい素晴らしく、イカもぷりぷりなのですから、一度食べたら忘れられなくなります。



しかしながら、ここ「やまに」の最高に美味しいうどんは、『カレーうどん』(440円)なのです。香川県内在住の友人の間では、前回ご紹介した、「源内 高松支店」、ナンちゃんの同窓生がやっている「麺八」と並ぶ、『カレーうどん』の美味しいお店の一つです。「源内」の『カレーうどん』が一番美味しいと思う人が大半なのですが、800円も(笑)することと、9月中旬〜10月中旬限定の、『マツタケうどん』は、「やまに」が、市場経由の安いルートをつかんでいて、地の松茸を使っているのですけど、『マツタケうどん』(小)680円、『マツタケうどん』(中)780円、『マツタケうどん』(大)880円、なので、「源内」の『カレーうどん』800円、は、この時期だけは、どんなに美味しくてサービスがよくても、「やまに」にはかなわなくなってしまいます。



また、不思議なことに、魚市場の中なんだけど、『肉玉うどん』(470円)が大変に美味しくて評判が高いので、笑っちゃいますけど、ともかく手打ちの基本がしっかりしていますから、全部美味しい一般店なのです。



このお店は、普段は、お昼も早めに行った方がいいですね。だって、トッピングの魚介類、イカ、タコの天麩羅(全て90円)が、素晴らしく新鮮で美味しくて安いですから。



やはり、なんだかんだ言っても、高松のような地方都市では、農協と漁協が一番強いのです。今日では、電気、電話、ガス、もないといけないので、四国電力、NTT、四国ガスも強いけど、原始時代に戻ったとしても、食べるものは必要ですからね(笑)。



六本木ヒルズ族の皆様は、このあたりをお忘れになっているようなので、三木谷などの金の亡者は、数年間四国に住んで、魚市場や農協の産直店あたりで働いたら、M&Aで歪んだ性格が少しは改善されるかもしれませんね(笑)。



掲載写真は、「市場のうどん やまに」の、季節限定の『松茸うどん』、です。







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「愉楽屋」の『明太子釜玉うどん』5

K.OKADA・ブログ : 「愉楽屋」の『明太子釜玉うどん』#trackback



「愉楽屋(ゆらくや)」(高松市林町1841 087-865-1113 10:00〜20:00)は、高松市内で7年前に開店した、セルフサービス讃岐うどんチェーン店です。丸亀出身の「いきいきうどん」、坂出出身の「まるいち」、高松出身の「ぼっこや」「こんぴらや」、と並ぶチェーン展開をしています。



ここは、高松市内は2店舗ですが、既に、高知市高須に支店を出していますので、マーケットリサーチはそれぞれ違っているようです。



「愉楽屋(ゆらくや)」を語るにあたっては、創作うどんにおいて、明太子を入れた時に、「いきいきうどん」の『明太子生醤油うどんバター風味』と、「愉楽屋(ゆらくや)」の『明太子釜玉うどん』の一騎打ちにおいて、「愉楽屋(ゆらくや)」が勝ったことを、まず、ご案内しないといけません。



さぬきうどんには、明太子がとてもよく合うので、「いきいきうどん」「愉楽屋(ゆらくや)」「こんぴらや」(このうち、「いきいきうどん」と「こんぴらや」は既にご紹介しました。)が、ほぼ、同時期に導入したのですが、すぐに、「まだまだ若いもんには任せられんのう。さぬきのうどんはワシが打つ!」と会社案内でわめいている(笑)名物社長の香川さんのやっている細麺の名店「こんぴらや」が脱落しました。



この理由は、客層と従業員の年代が異なっていたからだそうです。すなわち、「こんぴらや」が一番高齢だったことから、明太子をうどんに載せることに抵抗が多かったようです。先日、「こんぴらや・成合店」の店長に聞いたら、そうおっしゃっていましたのでそうなのかもしれません。が、私が全て食べた中で感じたことは、明太子は太麺の讃岐うどんには合うけれども、細麺には合わないと思いました。



こうして、「いきいきうどん」と「愉楽屋(ゆらくや)」の明太子を載せた創作うどんをかけた一騎打ちになった2年ほど前、「まるいち・郷東店」のおばちゃんにそのことを言ったら、「何ですと。明太子ですと。勝手にしたらええ。」と嘲笑っていましたし、「ぼっこや」の血気盛んな若い店長は「うどんに明太子を載せるだと。ふざけたことをしやがる。」と、激怒していました。まあ、ぼくも初めて見た時にはびっくりしてしばらく鑑賞の時間が必要だったくらいですので、明太子は高松の讃岐うどん店に大変な衝撃を与えてくださったようで、普段はのーーーんびりしている高松においては、いい刺激になったと思います(笑)。



「いきいきうどん」が、バター風味の醤油を明太子と合わせたことに対して、「愉楽屋(ゆらくや)」は、卵とダシ醤油を明太子と合わせたので、皆様も、その味覚を想像してみて下さい。



結果は明確に出ました。つまり、醤油とバターよりも卵とダシ醤油が明太子に合うことが立証され、以来、「愉楽屋(ゆらくや)」の明太子を載せた、『明太子釜玉うどん』は、看板メニューになりました。特に昼食時間は、ほとんどのお客さんが、これを食べるために来店しています。



ぼくにとって、「愉楽屋(ゆらくや)」は、母の没後半年経った頃から去年まで毎週土曜日の夜、自作自演コンサートをやっていた、林町の「逸(すぐる)珈琲店」の斜め向かいにあったので、夕食時に行くことが多かったお店です。



既に、「いきいきうどん」で、『明太子生醤油うどんバター風味』を2玉食べた後でしたので、「愉楽屋(ゆらくや)」で『明太子釜玉うどん』を初めていただいた時には、そんなに驚かなかったのでしたが、驚愕は、2玉食べた後にやって来ました。そうなのです。お替りしたくなったのです。もう一杯食べたいと切実に感じたのです。卵と明太子は実によく合うのですよね。だから、「愉楽屋(ゆらくや)」の勝ちだろうと予感しましたが、そのとおりになりました。



しかし、「いきいきうどん」は、親会社が丸亀の老舗うどん店「宮武」で、負けを認めたくないので、今でも、『明太子生醤油うどんバター風味』をメニューに置いていますが、ほとんど売れていません。が、また、明太子を使ってリベンジをはかるかもしれないので、それはそれで楽しみなことです。



さて、「愉楽屋(ゆらくや)」は、ぶっかけうどん、釜玉うどんの得意なチェーン店なのですが、ぼくがいろいろと食べた中で特筆に値することは、高松市内のセルフサービス讃岐うどん店では、一番、おにぎりが美味しいということでした。これは、讃岐うどん店も和食店に含まれますから、非常にポイントが高いですね。お米の種類がどうこういう以前に、水加減が素晴らしいのです。高松市内のセルフ店のおにぎりの適正価格は、50円で、コンビニの半額ですし、県外からいらっしゃる皆様は、うどんを食べに来るのですけど、高松人のぼくは、うどんは美味しいに決まっていますから、おにぎりが美味しくない店は嫌なのです。



従って、ぼはいつも「愉楽屋(ゆらくや)」のうどんは、おにぎり、おでんと一緒にいただきます。「愉楽屋(ゆらくや)」のおでんでは、大根が一番美味しいですから、いらっしゃったら、是非、お試し下さい。



また、「愉楽屋(ゆらくや)」は、トッピングの天麩羅は言えば、少し待てば、いつでも揚げたてをいただけるのでも有名です。特に、イイダコの天麩羅、は珍しいですね。



さらに、「愉楽屋(ゆらくや)」の、「チャーシューぶっかけうどん」「チャーシューかけうどん」も有名です。ラーメンに載っているチャーシューよりも柔らかく煮込んでいるのが最大の特徴ですが、それは、うどんのこしを引き立たせるためなので、このメニューのファンも多いです。



そして、「愉楽屋(ゆらくや)」の、とどめメニューは、午後3時から閉店までの間、メニューに加わる、『かけうどんと、丼セット』(480円)で、丼は、牛丼、親子丼、明太子温泉卵丼、から選べます。これは、ご飯の美味しいうどん店ですから、最高のメニューですね。しかも、学割がきくので、このお店は、夕食時は、近所の香川大学工学部の学生で一杯になるのです。吉野家や松屋が隣に出来ても、絶対に負けない味と値段ですね。


「源内・高松店」・セレブ御用達うどん店5

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さぬきうどんが全国的にブームになっている背景には、「マスコミ」、特に放送局の取材があります。知らない人にいろいろなことをご案内することはよいことなのですけど、映画「Udon」放映後の取材は、あまりにも度を越していて、そのために、客が増えすぎて品質が落ちる等のいろんな問題が出ていることは、香川県では非常に問題になっています。



度を越した取材は、お店にとっても、食べに来たお客様にとっても、大変に迷惑なことです。



そういったところから、マスコミの取材を拒否するさぬきうどん店が出て来ていて、以前ご紹介したところの何店かも、そうしているようです。あつかましい傍若無人な、横暴なマスコミの問題は、阪神大震災で不評を買った後も、ずっと続いていて、モラルの低下は一朝一夕には改善されないもののようです。



マスコミの取材を拒否した、最初の店が、今回ご紹介する「手打うどん 源内」です。本店は、香川県さぬき市志度町、つまり、平賀源内の出身地なのですが、平賀源内の生家の近くにあるところから、この命名になりました。高松にも支店が出来ていて、マスコミの取材によるお客さんの増加に乗せられたり、乗ろうとしている、よくないお店と違って、とても美味しいうどんをキープしています。



また、このお店は、そのような過当なPRに抵抗していて、「さぬきうどん全店制覇攻略本」への掲載も拒否している、とても素晴らしいお店です。理由は簡単で、高松市役所向かいのセルフ店の「森製麺所」同様、うどんの中身で勝負出来る自信があるからなので、絶対に美味しいに決まっていますね(笑)。もちろん、お値段は、かけうどん450円、ざるうどん550円、わかめうどん600円、釜揚げうどん650円、きつねうどん700円、かしわうどん750円、カレーうどん800円、天ざるうどん1200円、等となっていて、たぶん、天ざるうどんは高松一高いのですが、美味しいのでいつも地元のお客さんが絶えません。また、量はかなり多いお店なので、『うどん行脚』にやって来て、一日に8食くらい、安いうどんをいろんなお店で食べまくることが好きな人達には、向かないお店です。



また、「手打うどん 源内高松店」(高松市郷東町12-13 087-882-7080 10:00〜20:00 月曜日定休日)、は、お客様へのサービスは、さぬきうどん店としては、高松市内では一番最高にいいです。一番人気の『カレーうどん』を頼むと、ナフキンが出てきますからね。また、『かしわうどん』のだしは最高にいいですが、いい昆布を使っているためです。また、ここは天麩羅を、注文を受けてから揚げてくれますので、抜群に美味しいのです。一度は行かれることをお奨めします。まあ、皆様それぞれお考えがあると思いますが、「はなまる」にかけうどん105円を8回食べに行って8食分の飢えを満たすことを第一に考えるのならばそうなさればよいと思いますが、味覚のしっかりした方ならば、それは、840円をドブに捨てるようなものですから、すでにご紹介した、「たもや」や「もり家」に4回かけうどんを食べに行ったら720円、「こんぴらや」に5回かけうどんを食べに行ったら750円ですので、絶対にこちらの方をおすすめいたします。また、これに、ダシの材料や素晴らしい素材とサービスの加わった「源内」に、高松一おいしいと高松市民の大多数に認知されている『カレーうどん』を一回食べに行けば、絶対に満足いただけますので、私は、そういう態度で讃岐うどん店に接することをおすすめいたします。



また、「手打うどん 源内高松店」は、うちの近所の、讃岐うどん激戦区の高松市鶴市町界隈にありますので、すでにご紹介した「のぶや」「栄吉」「つるいち」のような人気店のすぐそばにあるのですが、高くても内容のあるうどんを出している一般店ですので、固定のお客さんがついています。



コシのしっかりした咽喉越しの良い手切りの細麺ですので、絶対に美味しいです。まあ、この値段で、美味しくなかったら、うどんの故郷の香川県の県庁所在地の高松市内ではとっくに潰れているはずです。というのも、カレーうどんとしては、高松市内で「源内」と人気を競っている、高松中央卸売市場の中にある「やまに」を次回、ナンちゃんこと、南原さんの同窓生が経営している「麺八」をそのうち、ご紹介いたしますが、カレーうどんの美味しい高松ナンバースリーのお店だと私が確信している、「源内」「やまに」「麺八」、3店の『カレーうどん』を全て食べに行った私の東京の音楽の友人は、全員、第1位源内、第2位やまに、第3位麺八、と評価しましたので、間違いないと思います。ちなみに、飲み屋街の古馬場町の「鶴丸」は、美味しいと言われていますし、私も美味しいと思うのですが、酔っ払いは味覚が落ちていますでし、私自身も酔っ払った時に食べた「鶴丸」の『カレーうどん』が美味しいかどうかは、極めて怪しいな、って思っているので、入れていません。が、酔っ払わないと味がわからないと思っていらっしゃる方は、「鶴丸」が高松ナンバーワンだと推薦されてもいいと思います。が、客層の半分以上が、酔っ払いと、古馬場のスナック街で働いている派手な女性達、ポン引きのお兄様方なで騒がしいので、店内で食べても味の評価は難しいと思います。ぼくは、真夜中の「鶴丸」店内は落ち着いて味を確認できないことが多いので、飲み屋のママさんが頼んでカレーうどんをとりにゆけばOKなので(さすがに行列が出来ているので出前は出来ないのです。)、飲みに行っているスナックで、静かに食べることが多いのですけど、それでも、アルコールが入っている時に味覚は正しく働いていないと思いますので、高松市内のカレーうどん推薦店には入れていません。



掲載写真は、「手打うどん 源内高松店」の、『天ざるうどん』(この、もちもち、スベスベで噛まないでいい、手切り細麺のうどんに載っている海苔が最高級品なので素晴らしい香りを楽しめます。また、つけ合せの天麩羅は、秋田県の比内地鶏、松山市奥道後の竹の子、岡山県美作市中山の隠れた名産地の松茸、南信州から取り寄せたしゃきしゃき株のしめじ、が載っていることを、昔旅館をやっていた板前の祖父が育てた板前さんから聞いて確認していますので、すごいく素材がいいので、1200円なんて安いとぼくは思っています。)、です。これは、ともかく単価を高くして金儲けしたいなどという、拝金主義的な発想で行われたものではなく、素晴らしくおいしいうどんを召し上がっていただきたいという、うどん職人さんの、ヒューマニズムの発露の心意気で出来たものです。



このように見てくると、「セレブ」には明らかに2種類あるとぼくは痛感しています。つまり、「金銭的に高価なものだけを受け止めたいセレブ」と、「ヒューマニズム溢れる板前さんのハートを受け止めて満足したいセレブ」です。そして、前者は拝金主義者で、後者は感受性豊かなヒューマニストであることは明確です。さらに言うと、前者は育ちの悪い成金持ち、後者は精神的育ちのいい感受性豊かな人達、です。讃岐うどんに関するいろいろな本を読むと、おのずから、執筆者が前者なのか後者なのかは、明確にわかりますね。



まあ、22歳の時、早稲田大学政経学部経済学科の堀江文吉郎教授のケインズ経済学の研究室で勉強して大卒後、これからの時代は、信託銀行だと思って、一番最初に内定を下さった住友信託銀行に入社して15年間働いた中で、遺言の作り方、相続税や贈与税の処理、不動産売買から、M&Aの仕かけ方まで、営業の全てを勉強して実際に経験しましたので、高松の母の介護のために転職してUターンしても、何も怖くありませんでした。



一方で、住友信託銀行在勤中も、父の度を越した女遊びのために、旅館の若女将として頑張って生きていたけど薄幸だった母に毎月仕送りをして、母が肝硬変で倒れて動けなくなったので、自分の手で母を介護しないと絶対に後悔すると思ったので、直ちに転職して高松にUターンして、新しい仕事に邁進しました。まだ、私は37歳で、音楽に没頭したいため独身でしたが、一番重要なことは、自分の個人情報を親しい友人に全て開示していたので、転職とUターンを助けてくれる人達がいっぱいいたのでスムーズに出来ました。



しかし、最終的には私にとっての一番の財産は、介護していた母の没後も引き続き私を支えてくれる、3歳の時からやっていたピアノ演奏と、11歳の時から始めた作曲という、私のライフワークでした。



世の中の経営者を歴史的に基づいて見ていてつくづ思うのですが、「金銭的なセレブ」と、「ヒューマニズムをたくさん持っているセレブ」は、松下幸之助さんくらいのように思っています。



現在、世の中が専門化しすぎていることは、とてもいけないことだとつくづく思います。ジェネラリストが少なすぎるのです。だから、ベンチャーを立ち上げてもすぐにダメになる若者が多いのだろうと思います。しかも、それを助成するという霞ヶ関も専門家の集合体ですから、お話になりません。が、このような体制になったのは、受験戦争という、たった一つのものさしで人間を判断したところにあります。東大法学部を卒業して、霞ヶ関に就職し、局長になったので、天下れば数億円の退職金がもらえるとふんぞり返っていた、文部科学省の当時の官僚と、それに付和雷同に迎合した各県の教育委員会と、それと不毛な争いを展開した日教組にあるのです。この2団体の抗争は、時間の果てしない無駄遣いでしたね。



でもね。信託銀行にいて、退職金をたくさん集めていた当時から、ぼくは、不思議に思っていました。それは、70歳を超えた人が何十億という退職金を手にして、いったい何が出来るのかな、ということでした。十億円以上のお金があれば、うまく運用すれば、利息だけで、十分生きていけるし、海外旅行くらい簡単に行けたのです。元本が保証されるような様々な手を打つことも簡単に出来ましたから、没後、残った元本は全て、国、つまり、霞ヶ関に没収されるのです。あのお金は、いったいどこに行ったのか、と不思議に思っている昨今です。



さて、長くなっちゃいましたが、「・・・・・の中心で愛を叫ぶ」という文言が流行っていますが、この文章の中の、愛、って何なんでしょうか。愛なんて、軽々しく使える言葉じゃないですよ。



「愛」という言葉が正しく使われている文章の一つに私の好きな言葉がありますので、最後にそれをご紹介したいと思います。



それは、随分昔のアメリカ映画の次の題名です。この映画、ご覧になれる機会があれば、是非、若い皆様には見ていただきたいと思っています。



『愛すれど心寂しく』



この一文が、私が現在信奉している、真のダンディズムだと思っています。



逆に、『愛したので心楽しく』という文章は軽薄極まりないですが、これが、「吉本興業」の基本理念のようですね(笑)。



人間の喜怒哀楽が交錯するときに、芸術的に昇華する要素が生まれるのですよ。これは、J.S.バッハが生きた300年前から決まっていることです。



今、マスコミ、特に、被見率の高い番組に登場している、ニュースキャスター、評論家や、芸能人は、全て、このあたりを認識しないと日本は崩壊すると私は感じています。



だからこそ、その前に、四国は海外のまま、独立国家になった方がいいと、夢みたいなことを思っているのです(笑)。





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「上原屋本店」・高松市民行きつけ店5

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「今日はのう、うどん食べてきたんで。」



「ほーなー。どこ行ったん。」



「上原屋や。釜揚げが美味しかったで。やっぱり栗林の上原屋はええの。この頃は、明太子やらチャーシューやら、いろんなうまーげなもんが載っとるうどんが流行っりょるけど、やっぱり、上原屋の釜揚げ食べたら、ほっとするわ。」



「ハハハ・・、時代についてゆけんよになったらいかんで。ほんだけど、ほんまに、ようあんなにいろんなもん載せるのう、言うくらい、いろんなうどんが出来てわやや。」



「ほんまじゃ。この前はじめて、いきいきうどんで『明太子バター生醤油うどん』食べたけど、たまーにはああいうんもええけど、わしは、やっばり釜揚げが一番好きじゃ。」



「いきいきうどんの店長も言よったけど、『明太子バター生醤油うどん』は、若い人に人気があるんやと。わしが注文したら、若い女の店員に『お客様、召し上がるんですか。』言われたがな。ほんまに失礼なねぇちゃんじゃ(笑)。わしはまだそんなに年寄りちゃうで。」



「いやいや、もう、だいぶ年が来とりまっせ。そのうちに老眼が来て耳が遠なるんじゃ。ほんで、歯が抜けてしもうたらしまいじゃ。気持ちだけ若うても体がついていかんよになったらしまいやけんの。」



「歯が全部抜けてしもうてもかんまんのじゃ。上原屋の、かけうどんのだしをぬるうにしてもろたら噛まんでもええんじゃけんの。なんやかんや言うても、上原屋の、かけ、釜揚げ、ざる、が正しいさぬきうどんや。特に釜揚げのつけだしがええの。ちょっと甘めで、あれが、さぬきの味や思うんで。」



・・・・・・・・・・



以上、高松市在住の、同年の友人K君との会話でした。



大体、高松にいるぽくらの世代はこんな話をすることが多いのですけど、まあ、上原屋を知らない人には何のことかわかんないかもしれないと思いますが、上原屋というさぬきうどん店は、ざっくりと言ってこういう、地元で親しまれている老舗うどん店です。



どこへうどんを食べに行こうかな、って高松市旧市内に住んでいる人が迷ったら、とりあえず行くお店、ぼくらの世代の人で知らない人はいないセルフ店、というのが、上原屋( 高松市栗林町1-16-6 087-831-6779 9:00〜17:00 日曜日定休)の特徴であろうと思います。



ですから、当然美味しくて安いのはあたり前ですし、味付けも40年前の創業当時から、ずっと、さぬき風を貫いているお店です。



従って、凝ったメニューはありませんが、生粋の讃岐うどんを出来立てで味わうには、最高のお店です。



もちろん、栗林公園の近くにあるため、結構、観光客も食べに行っているお店でもあるのですが、ややこしい路地を入ったところにあるので、高松の人は全員知っているのですが、県外客は迷うことが多いそうで、すぐ近所の高松信用金庫は道を聞かれることが多いのだそうです。基本は、地元客だけで賑わっているお店です。



また、この店は通路の狭い小さなお店で、料金後払いなので、いっぱいの昼間にお店に入って頼むところがレジなのに、「料金は後で結構です。」と言われるので、頼んだうどんが出てきたらトッピングなどもとって席についていただくのですが、食べ終わったらまた、狭い通路に並んで、レジのところに行って、自己申告で支払うのです。



だから、嘘の申告をするお客さんはいない、という大前提にたって営業している、まことに、平和でのんびりした高松らしいお店なのです。



かけ(220円)、ざる(220円)、釜揚げ(220円)、という基本的なメニューは、完璧です。というのも、だしをそれぞれのメニューごとに変えているからなのですが、基本的には、上品な、少し甘めのさぬき風のだしになっています。



また、ここの無料のトッピングは、ネギ、天かすと、ショウガではなく辛い七味唐辛子を入れていただくようになっています。セルフなのですが、待たされることもあります。が、常に、茹で立てのうどんがいただけるので、高松市の住人も安心して食べに行くお店になっています。麺は少し細めでつるつるなので、噛まないで咽喉越しを味わえる、いいうどんです。また、揚げたてのコロッケが、とても美味しくて有名です。



掲載写真は、「上原屋本店」の、釜揚げうどんと熱々のレンコンの天麩羅』、です。



このうどんは、この先寒くなって風邪をひいた時にいただくうどんです。昔から、讃岐うどんは高松では日常食だし、離乳食なので、生活に溶け込んでいるのです。特に、レンコンは漢方薬として滋養強壮に、いい食べ物なので、寒い時のトッピングはレンコンの天麩羅に限ります。「上原屋本店」はこのあたりもわかっているので、レンコンの天麩羅は、とても肉厚に切ってくださっています。



『釜揚げうどん』を使ったメニューが効果てきめんなのは、釜揚げうどんから立ち上る湯気が咽喉の痛みを抑えるのにいいことと、トッピングのレンコンは風邪にきく漢方薬だったくらいだからなのです。



そして、一番大切なものは、讃岐うどんです。消化がよく1時間くらいで胃で消化されてしまいますから、胃に優しいということはとても大切なことなのですね。



まあ、こういうメニューは、一朝一夕に出来るものではなく、讃岐うどんの昔からの歴史に支えられているお陰なのです。だって、平安時代から江戸時代にかけて、風邪薬もワクチンもなかったのですから、讃岐うどんは、昔は、食べ物であったと同時に、風邪薬でもあったのですね。



ところで、「上原屋本店」のすぐそばには、マクドナルドがあります。マクドナルドの食べ物で、風邪に即効で効くものはあまりないですね。サラダや油が酸化しているフレンチフライドポテトなんか消化がけ悪いので最悪ですよ。さしあたり、ひいてしまった風邪を治す力があるのは、胃に負担をかけない讃岐うどんなのです。そして、食事直後に、ベンザなどの風邪薬を飲めば、簡単に治っちゃうのです。






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「愉楽屋」の『明太子釜玉うどん』5

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「愉楽屋(ゆらくや)」(高松市林町1841 087-865-1113 10:00〜20:00)は、高松市内で7年前に開店した、セルフサービス讃岐うどんチェーン店です。丸亀出身の「いきいきうどん」、坂出出身の「まるいち」、高松出身の「ぼっこや」「こんぴらや」、と並ぶチェーン展開をしています。



ここは、高松市内は2店舗ですが、既に、高知市高須に支店を出していますので、マーケットリサーチはそれぞれ違っているようです。



「愉楽屋(ゆらくや)」を語るにあたっては、創作うどんにおいて、明太子を入れた時に、「いきいきうどん」の『明太子生醤油うどんバター風味』と、「愉楽屋(ゆらくや)」の『明太子釜玉うどん』の一騎打ちにおいて、「愉楽屋(ゆらくや)」が勝ったことを、まず、ご案内しないといけません。



さぬきうどんには、明太子がとてもよく合うので、「いきいきうどん」「愉楽屋(ゆらくや)」「こんぴらや」(このうち、「いきいきうどん」と「こんぴらや」は既にご紹介しました。)が、ほぼ、同時期に導入したのですが、すぐに、「まだまだ若いもんには任せられんのう。さぬきのうどんはワシが打つ!」と会社案内でわめいている(笑)名物社長の香川さんのやっている細麺の名店「こんぴらや」が脱落しました。



この理由は、客層と従業員の年代が異なっていたからだそうです。すなわち、「こんぴらや」が一番高齢だったことから、明太子をうどんに載せることに抵抗が多かったようです。先日、「こんぴらや・成合店」の店長に聞いたら、そうおっしゃっていましたのでそうなのかもしれません。が、私が全て食べた中で感じたことは、明太子は太麺の讃岐うどんには合うけれども、細麺には合わないと思いました。



こうして、「いきいきうどん」と「愉楽屋(ゆらくや)」の明太子を載せた創作うどんをかけた一騎打ちになった2年ほど前、「まるいち・郷東店」のおばちゃんにそのことを言ったら、「何ですと。明太子ですと。勝手にしたらええ。」と嘲笑っていましたし、「ぼっこや」の血気盛んな若い店長は「うどんに明太子を載せるだと。ふざけたことをしやがる。」と、激怒していました。まあ、ぼくも初めて見た時にはびっくりしてしばらく鑑賞の時間が必要だったくらいですので、明太子は高松の讃岐うどん店に大変な衝撃を与えてくださったようで、普段はのーーーんびりしている高松においては、いい刺激になったと思います(笑)。



「いきいきうどん」が、バター風味の醤油を明太子と合わせたことに対して、「愉楽屋(ゆらくや)」は、卵とダシ醤油を明太子と合わせたので、皆様も、その味覚を想像してみて下さい。



結果は明確に出ました。つまり、醤油とバターよりも卵とダシ醤油が明太子に合うことが立証され、以来、「愉楽屋(ゆらくや)」の明太子を載せた、『明太子釜玉うどん』は、看板メニューになりました。特に昼食時間は、ほとんどのお客さんが、これを食べるために来店しています。



ぼくにとって、「愉楽屋(ゆらくや)」は、母の没後半年経った頃から去年まで毎週土曜日の夜、自作自演コンサートをやっていた、林町の「逸(すぐる)珈琲店」の斜め向かいにあったので、夕食時に行くことが多かったお店です。



既に、「いきいきうどん」で、『明太子生醤油うどんバター風味』を2玉食べた後でしたので、「愉楽屋(ゆらくや)」で『明太子釜玉うどん』を初めていただいた時には、そんなに驚かなかったのでしたが、驚愕は、2玉食べた後にやって来ました。そうなのです。お替りしたくなったのです。もう一杯食べたいと切実に感じたのです。卵と明太子は実によく合うのですよね。だから、「愉楽屋(ゆらくや)」の勝ちだろうと予感しましたが、そのとおりになりました。



しかし、「いきいきうどん」は、親会社が丸亀の老舗うどん店「宮武」で、負けを認めたくないので、今でも、『明太子生醤油うどんバター風味』をメニューに置いていますが、ほとんど売れていません。が、また、明太子を使ってリベンジをはかるかもしれないので、それはそれで楽しみなことです。



さて、「愉楽屋(ゆらくや)」は、ぶっかけうどん、釜玉うどんの得意なチェーン店なのですが、ぼくがいろいろと食べた中で特筆に値することは、高松市内のセルフサービス讃岐うどん店では、一番、おにぎりが美味しいということでした。これは、讃岐うどん店も和食店に含まれますから、非常にポイントが高いですね。お米の種類がどうこういう以前に、水加減が素晴らしいのです。高松市内のセルフ店のおにぎりの適正価格は、50円で、コンビニの半額ですし、県外からいらっしゃる皆様は、うどんを食べに来るのですけど、高松人のぼくは、うどんは美味しいに決まっていますから、おにぎりが美味しくない店は嫌なのです。



従って、ぼはいつも「愉楽屋(ゆらくや)」のうどんは、おにぎり、おでんと一緒にいただきます。「愉楽屋(ゆらくや)」のおでんでは、大根が一番美味しいですから、いらっしゃったら、是非、お試し下さい。



また、「愉楽屋(ゆらくや)」は、トッピングの天麩羅は言えば、少し待てば、いつでも揚げたてをいただけるのでも有名です。特に、イイダコの天麩羅、は珍しいですね。



さらに、「愉楽屋(ゆらくや)」の、「チャーシューぶっかけうどん」「チャーシューかけうどん」も有名です。ラーメンに載っているチャーシューよりも柔らかく煮込んでいるのが最大の特徴ですが、それは、うどんのこしを引き立たせるためなので、このメニューのファンも多いです。



そして、「愉楽屋(ゆらくや)」の、とどめメニューは、午後3時から閉店までの間、メニューに加わる、『かけうどんと、丼セット』(480円)で、丼は、牛丼、親子丼、明太子温泉卵丼、から選べます。これは、ご飯の美味しいうどん店ですから、最高のメニューですね。しかも、学割がきくので、このお店は、夕食時は、近所の香川大学工学部の学生で一杯になるのです。吉野家や松屋が隣に出来ても、絶対に負けない味と値段ですね。



掲載写真は、「愉楽屋(ゆらくや)」の、『明太子釜玉うどん』、です。










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「もり家」・だしが高松で一番濃厚な名店5

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『うどん作りに「これでいい」と言うものは無い!』 これは、高松市香川町の「もり家」の店主の森田真司さんの言葉です。



『曲作りに「これでいい」と言うものは無い!』 これは、作曲家のぼくの言葉です(笑)。



「本格手打 もり家」(高松市香川町川内原1575-1 087(879)8815 10:30〜20:00(木曜のみ15:00まで) ただし、麺売切れ次第閉店)は、平成13年にオープンした比較的新しいうどんの一般店です。ぼくの大好きな、最高に素晴らしいもちもち系のうどんを食べられるお店です。



一般店なので、セルフ店のように安くはないのですけど、一般店(つまり、席について注文してからちゃんと持って来てくれるお店です。)にしては、かけうどんが180円と、非常に良心的なお店として有名です。



ただし、高松市でも塩江町に向かって行って、高松空港の手前という、うちから車で45分くらいかかる、かなり郡部の方なので、ご紹介が遅れてしましたが、このお店は、高松市中心部からも車に乗って食べに行く人が多く、昼時は行列の出来る店として有名です。



どうして人気があるのかというと、それは、ここのうどんのこしの、独特のもちもち感によります。断水の時に地下水を掘り当てたそうで、以来、その地下水を使って手打ちして、さらに美味しくなったのだそうです。



さてさて、このお店を是非ご紹介したい理由は、まず、このクラスの香川県のさぬきうどんの名店としては、2008年3月17日に、静岡県浜松市に支店を出したということと、遠方の方がさぬきうどんを買って自宅で食べる時には、ここのうどんが一番いいということからなのです。



去年の年初、たまたま、空港の向うにあるJAの支部に仕事で行った帰りに、本当に久しぶりに「もり屋」へ食べに行きました。でも、向かう途中ビックリしたんだけど、かつては、空港通りから県道13号線を東に入っていって大きな坂を2つくらい越えたところにぽつんと一軒「もり家」があっただけなんだけど、「もり家」に到達する前の13号線沿いに、何と、以前ご紹介した、「ぼっこ屋」や「こんぴらうどん」が支店を出していて、さらに、「うどんのはな庄」や「赤松屋」など、うどん屋さんが並んでいたことでした。こんな田舎までさぬきうどんのブームが押し寄せていることに、まず、びっくりしました。



こうして到着したら、まだ、昼の11時前だったんだけど、10時半開店なので、もうほとんど満席でした。



「もり家」の大将の森田さんは、かつて、高松ではナンバーワンだったうどんの老舗「かな泉」で、うどん職人を20年務めてきたベテランですが、「もり家」は自分の考える理想のさぬきうどんを出すために開いたうどん店なのです。



「かな泉」は、バブルの時に不動産の先行投資をやりすぎて、バブル崩壊とともに破綻しそうになったところを、冷凍うどんを売り出そうとしていたので技術者が欲しかった、観音寺市の冷凍食品の「カトキチ」にM&Aされてしまったので、「カトキチ」の冷凍うどんは美味しいのですけど、現在の高松市内の「かな泉」は全然美味しくなくなってしまいました。が、その際、こころあるうどん職人さんは、「かな泉」を離れて独立されている人が多いのです。



また、「もり家」の大将は、NHKの教育番組「明日をつかめ。平成若者仕事図鑑」に出演して、若い後継者の育て方をお話される等、若手の教育にも熱心な方として有名ですので、ご存知の方もいることと思います。さすがに素晴らしい指導者だけあって、うどんの足踏みから手打ちまで、大将自らやっていて、店内にはガラス貼りのスペースで大将が手打ちしたり伸ばしたり麺を切っている一部始終が見れるようになっています。また、一ヶ月に3日程度不定期のお休みがあるのですけど、それは、社員研修のためなので、食べに行く時は事前に電話で問い合わせた方がいいお店です。現在、「もり家」に勤務している男性スタッフ全員を参加させる「製麺コンテスト」などもやっています。



こういった次第で、ここの従業員が全員若い男性なのは、いずれ、独立してうどん店をやりたいと思っているお弟子さんばかりだからなので、感じのいい若い男性のうどん職人の卵が、入口に入ると「いらっしゃいませー。」と元気よく出迎えてくれて、席まで案内してくれるのです。こんなお店はなかなかないですよね。



その去年の年初行った時、何を食べようか、どーしようかな、っていろいろ考えていました。かけや生醤油の方がうどんそのものは楽しめるな、って思っていたからです。でも、若いうどん職人の男の子が、せっかく入口で出迎えてくれて座席まで案内されたので、



「何がおすすめなの。」と聞いてしまいました。25歳前の彼が、まだなれない口調で、



「当店の一番人気は、『かき揚げおろしうどん』でございます。」と言われたので、



「じゃあ、それをお願いします。2玉にしてね。」と言ってしまいました(笑)。すると、彼が、



「あのぅー。」とじっとぼくの顔を見るのです。



「どうかしたの。」と聞くと、



「2玉ですか。」と言われたので、



「そっかー。ここ、1玉が大きいんだよね。」と答えて、「じゃあ、1玉半にして下さい。かけうどんにかき揚げが載ってるんだね。」と言うと、またまた、



「あのぅー、かけではないんです。茹でたうどんにかき揚げとおろしが載ってるんですけど、それに、別に付いただしをかけて食べていただくんです。」



「じゃあ、ぶっかけなんだね。いいよ。ぼく、ぶっかけも大好きだから。暖かい方にしてね。」と言うと、



「あのぅー、それで、上にかけるだしは、少し濃い目なのですけどよろしいですか。」などと言うのです。吹き出しそうになりました。ぶっかけのだしが少し濃い目なのはあたり前じゃない、って思ったけど、たぶん、彼はまだ新米で先輩に言われたとおりちゃんと説明しようと必死なんだな、だから、「あのぅー」が多いんだな、って思って、気に入ってしまいました(笑)ので、



「濃くても薄くても君が出してくれるものは全部食べるから、よろしくね。」と言ってしまったのでした(笑)。



「あのぅー、出来上がるまで、10分程お待ちくださってもいいですか。」



「いいですよ。茹でたてなんだね。」



「はい。あのぅー、茹でますけど、揚げるお時間もいただきますので。」



・・・・・なるほどな。上に載っているかき揚げも今から揚げてくれるんだな、と嬉しくなってしまいました。



経営コンサルタントの仕事柄、敬語教育をすれば、彼は、一発で、そのあたりのホワイトカラーの営業マンよりも完璧に習得できると確信しました。なぜなら、彼の語感は、真っ白なキャンパスで、中途半端な間違えた日本語がインプットされていないからです。



待っている間に、おでんを見に行って、筋肉が美味しそうだったのでとってきましたら、浜松に支店が出て、3月17日が開店だ、というパンフレットがあったのでびっくりしました。



ついに本州に支店を出すんだな。しかも、浜松市の「べんがら横丁」であるということに驚いてしまいました。浜松には大学時代の親友が住んでいるのでいろんな話を聞いて知っているのですけど、確か、「べんがら横丁」っていうのは、ラーメン屋街だったと思ったので、その中に「もり家」が出来るということは、とても面白いな、って思ったのです。だって、メチャクチャ美味しいかけうどんが1玉180円、2玉270円ですよ。セルフじゃないのです。もちろん、天麩羅、おでん、おにぎり、チラシ寿司などは自分で取りにゆけばいいのですけど、お盆を持って並ぶスタイルじゃないのです。また、FCではなく、支店なのです。住所、お問い合わせは下記ですので、浜松駅前近くの方は、是非、いらしてみて下さい。



〒430-0933 浜松市中区鍛冶町新川 プレスタワー西 旧新川駐車場(JR浜松駅北口より徒歩2分) お問い合わせ電話;053-348-1313



こうして約2年前、もし、この「もり家」の支店出店が成功したら、香川県の老舗うどん店も動き出すかもしれないな、って思っていましたが、既に動き出していますね。



が、まだまだだとぼくは思っていますよ。なぜなら東京界隈への本格讃岐うどんの開店が多すぎるからです。だって、埼玉の山奥に開店した某本格讃岐うどん店の『生醤油うどん』、つまり、茹で立てのうどんに味の素と醤油をかけただけの元祖讃岐うどんですが、780円もするのですよ。ネズミが一杯生息している新宿の地下街に比べたら空気はいいかもしれませんけど、都心からそこまで行くのは大変なことです。原因は明らかで、土地代が高すぎるからです。馬鹿げたことです。地方都市が地方都市と連携する際に、どうして、東京を経由しないといけないのでしょう。支店展開にあたっても、地方都市からダイレクトに地方都市という動きがあったら、こんな価格はあり得ないのです。



そうこうしているうちに、『かき揚げおろしうどん』が出てきました。



感動的に美味しかったです。うどんのこしがいいことは知っていたのですけど、かき揚げが揚げたてなので本当に美味しかったのです。エビからサツマイモまでいろんなものが入った大きなかき揚げでした。また、彼の言う、『濃い目のだし』が素晴らしかったので全部飲み干しました。



夢中で食べ終わって、ふうーーーっ、と一息ついてお水を飲み干すと、彼が、お冷をどうぞ、とグラスに注ぎに来てくれましたので、浜松への出店のことをお聞きしました。高松の本店と全く同じスタイルで、手打ちしているところをガラス貼りにして、お客様の席から見えるようにするのだそうです。



さすがは、額に汗して、自ら手打ちしている社長だな、って思いました。たぶん社長自ら、浜松に乗り込むのでしょうね。



さぬきうどん店はこうでなくっちゃいけませんね。大体、「はなまる」のオーナー社長はアパレル畑の人で、自ら手打ちうどんを作ったことのない人でしたからダメになったのです。



12時が近づくにつれ、ぼくが食べている間も、ひっきりなしの来客でした。ふと、隣の席を見ると、近所のおじいさんとおばあさんがいらしていました。おばあさんは、ぶっかけ天ぷらうどんを、おじいさんは、ぶっかけうどんの大を、あっという間に食べてしまって、おばあさんが、「すみません。」と店員さんを呼んでいるのです。そして、「5玉、持って帰るけん、包んでぇた。」と頼んでいるのです。



これなんですよ。これが香川県らしいことなのです。さぬきの人は、うどんを食べに行って、気に入ったこしの「手打ち生うどん」は必ず買って帰って、家でもその日に、また、食べるのです。だから、うどん屋さんがひしめいていても、成り立っているんだな、って再確認しました。



その日から約5日間、ぼくは、毎日「もり家」へ食べに行きました。翌日は『しっぽくうどん』をいただき、ここのダシの美味しさは昆布だしのとり方が上手いことだということも確認しました。5日間連続して食べに行って味が変わらないことも確認しないと、人様に読んでいただくうどんに関する論評なんて書けないと思ったからです。その中で、浜松店長になる予定の森田さんの一番弟子の谷さんなど、いろんな人達とお話できましたので、自信を持って、ご案内できました。浜松市役所から町の活性化のために、ラーメン屋街の真ん中に出て欲しいと依頼があった出店だ、ということもわかりましたし、福岡から来てうどん職人の修行のために働いている若者などともお話できました。



そして5日間、全て美味しかったので、浜松市在住の早稲田大学時代の友人や音楽の友人に連絡したり、ぼくのホームページやブログにも掲載したところ、早速、何人か東京のマイミクさんが新幹線に乗って食べに行って、感想をいただきました。その感想の代表的なものが、うどんにはダシをはるものだと思っていた固定観念が覆された、というものでした。そこで、ぼくも機会があるたびに、ネット上で、祖父が板前だったことから知っている師弟関係の情報も含めて、高松市内のうどん店を紹介することにしたのです。



以降、高松に遊びに来る、音楽の友人は全て「もり家」にご案内しています。音楽家にはグルメが多いので、楽しいですね。



さて、香川県から離れたところにお住まいのみなさんにお奨めしたい、通信販売で購入してご自宅で食べても美味しいさぬきうどんは、ここ、「もり家」のうどんですので、ご案内したいと思います。



昨今は、「カトキチ」の出した「冷凍うどん」が美味しくて便利なのですけど、それは、「カトキチ」が「かな泉」をM&Aして、「かな泉」で働いていた、森田さんの弟子のうどん職人を観音寺市の「カトキチ」の工場に配属して、手打ちさせたものを冷凍しているからです。しかし、冷凍うどんでも、生うどんにはとてもかないません。



が、冷凍うどんが出来る前は、「手打ち半生うどん」が主流でした。「手打ち半生うどん」だと、1ヶ月くらいは日持ちがするのです。



しかし、本来のさぬきうどんのこしにこだわるならば、「手打ち生うどん」がベストなのです。「手打ち半生うどん」を通信販売している業社が大半の中、「もり家」は、「手打ち生うどん」を通信販売しています。クール宅配便で生のまま送られてきますが、打った翌日に届く生うどんは打ちたてに限りなく近いですから、是非、お試しください。もちろん、日持ちは5日間ですけど、「もり家」のうどんについているぶっかけだしが素晴らしいですから、本来のさぬきうどんをご自宅で楽しめると思います。



茹でる時間は長く、1パック300グラム二人分のうどんの場合、3リットル以上のお湯で12〜18分茹でないといけません。このあたりは、解説書がついていますので、そのとおりにすれば美味しくいただけると思います。



一番シンプルな、『もり家』の手打讃岐うどん 300g(2人前)〔特選ぶっかけだし袋入り(60ml)×2 付〕は、500円 (税込み)です。が、下記、URLにいろいろと出ていますので、ご参照ください。



http://6806.teacup.com/moriya/shop



『うどん作りに「これでいい」と言うものは無い!』、という、「もり屋」の森田さんの言葉は名言だな、って思っています。森田さんほどのベテランになってもこう言う気持ちを忘れずに、毎日努力していることが、これだけの人気を呼んでいるのだろうと思います。



全てのものづくりにあてはまる素晴らしい姿勢だと思います。さらに、ものだけじゃなく芸術作品の創造においてもあてはまります。人間は死ぬまで、発展途上人のまま成長したいと、あなたも思いませんか。



掲載写真は、「もり家」の『かき揚げおろしうどん』、です。








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『吾里丸』の大将からの依頼・・・・・アンチオタクアーティストとして5

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ここのところ、JA香川県からの委嘱作品の作曲と、この11月26日の高松市のKさん宅でのホームコンサートに、東京と大阪の友人もいらっしゃるので、いろいろと準備したり忙しくしています。特に、東京のソムリエをしている音楽の友人は、いつものように、ぼくのコンサートのたびに、ブルゴーニュのワインを贈ってくださったのですが、この時期に高松にいらっしゃるのが初めてだとのことで、しっぽくうどんを生まれて初めて食べたい、とのことで、いろいろ楽しみにしています。



ぼくの場合、作曲は極めて早書きで、五線紙に書く前に、頭の中でほとんど出来上がってしまうので、写譜が面倒なので、その面倒くさい作業が嫌なのです。ピアノソロならば譜面に落とさなくても自分がオリジナルに作った曲が弾けることはあたり前なのですけど、合わせ物の場合、ちゃんと伝達しないといけませんからね。



アンチオタクアーティストの私は、よく、ポップス系の方とコラボするのですが、そのときに思うのですけど、メロディーラインにコードをつけただけの譜面が楽譜だと思っているふしがありますね。コード表示は、絶対的に正しい響きを表しませんので、和声学的に全くナンセンスです。また、複調や、フーガなどの対位法的なものは出来ないしやる気もないですから、それで十分だと思いますが、せっかく生まれてきて素晴らしい音楽が一杯あるのにそれに触れようともしない人は、とても、精神的に貧しい人生を送っていると思っています。



Aメロ、Bメロ、サビ、というのも、カラオケ喫茶並の幼稚な音楽の捉え方です。サビじゃなく、急所、と言うべきですし、メロディーのモティーフが二つし浮かばないというのは、才能がない、ということですね(笑)。ベートーヴェンやシューマンあたりの凡人でも、もう少したくさんモティーフがありますよ(笑)。



一方、クラシック音楽の作曲法の基礎の対位法と和声学を勉強していたら、アレンジなんて簡単に出来ますから、ふんぞり返っているスノビストもたくさんいらっしゃるようで、そういう人達は、演奏会のオーディエンスに専門家が何人来るか、ということしか考えていないようです。アンチオタクアーティストの私は、考えたこともない実に馬鹿げたコンサートですね。コンサートはコンクールじゃないのですよ。全く触れたことのない人をとりこにするくらいの作品を書ける人が本物ですよ。理論武装の文章なんて、ですから、CDを聞いている段階の人達が感じたことですから、日記帳の隅っこに書けばよい程度の感想文なのです。



昨今では、ブログのネット上での公開が流行っているので、ネチケットというものが出来て、本音を書かない人達が増えています。でも、私は、自分の作曲作品に関する感想文については、どんなに美辞麗句で飾り立てた褒め言葉の文章であっても、何回かメールでやりとりすれば本音かどうかは絶対にわかります。



和声の強度、転調の時の導音処理について、どのように感じているのか、形式についてどのように感じているのか、演奏所要時間やテンポについてどのように感じているのか、旋法処理についてどう感じているのか、などを、音楽用語でお聞きすればすぐにわかります。



10年前にはじめてパソコンを後輩の勧めで買って、ネットに出た時、いろんな音楽の載っているホームページがありました。クラシック音楽をMIDIにしているものが大半でしたが、私は、ほとんど全てを聴きました。音色なんて悪くても大丈夫ですよ。私は絶対音感のある作曲家なので、調性も変えていましたけど、そういったものを抜きにして、音色ではなく音の配列や旋法処理、導音処理を確認したのです。音は音楽ではありません。響きに過ぎません。響きで人を感動させるようなのは、ドイツの後期ロマン派以降はやっただけの一時期のものですから、そんなもので人の作品やアレンジ作品を評価することは、絶対にしてはならないのです、ネット上では。



その中で、私が、この人はすごいなあ、と感動したのが、龍@midiパラダイスさんのホームページ「クラシック音楽をあなたに」に載っていた、モーツァルトのシンフォニー36番(リンツ)ををMIDIにしたものでした。この作品は、一楽章の冒頭の序奏が全てを決する傑作ですが、全ての楽章にわたって、管弦楽法を習得した方の、MIDI変換でだと確信しましたので、長い長いメールを、送りました。全ての楽章の重要な部分を抜粋して、ここはどういう考えでMIDI変換したのですか、と、具体的に何小節目のどの部分についての音楽用語を使った文章の感想文を送ったのです。一期一会を大切にしている私にとってはあたり前のことでした。私はリンツの全楽譜を自宅で読みながら彼のMIDI変換の音を聴いて書いたのです。



彼もアマチュア作曲家でした。こうして、すぐに自作やその他のDAT収録テープ、VHSをお互いに送る間柄になって、彼が、岡田さんの作品は全世界に発信しないといけない、と感じたので、私のホームページ「K.OKADAワールド」と、その中の音楽をリアルメディアに変換して、全て、作ってくれたのが、私のホームページの始まりでした。



その後、一年間で、来客数が30万人を超えて急成長したのがいけなかったようで、2ちゃんねるネットウォッチ板に集まっている人達にによって、攻撃されることになりました。



一度、私の自宅に私が何も知らずにホームページに掲載していた、Eメールアドレスを勝手に使って、松坂牛7キロ70000円や、日本海の珍味50000円を注文して、代引きで送りつけてきたことがありました。が、宅急便業者のいつもうちに来る、佐川急便の若者が、ショパン大好きで、私がビアノを弾いていると、聴かせてください、というので、休憩がてら、うちでショパンを聞いているような音楽仲間だったので、すぐに、香川県警のハイテク捜査担当者に訴えるように言ってくれたので、そのようにして、兵庫県警の捜査で、尼崎市在住の安川さんという、イベント会社をリストラされた少し音楽をかじっただけの年上のおじさんだとわかりました。長々としたお詫びの手紙とお詫びにお金を振り込みますとのお便りをいただきましたので、私は、こんな男とお付き合いしても時間の無駄だと思ったので、メールで返送し、丁重にお断りしました。が、次の文言を入れました。「今後同様のことをくりかえすのならば、すでに、来客数が30万人を超えている私のホームページ上に、警察からお聞したあなたの住所、氏名、Eメールアドレス、電話番号、携帯電話番号を、全世界に向けて発信しますよ。」と。これで、ハンドルネーム「夢迷楽士」という、私の作品を誹謗中傷する人間と、私の大ファンの若者の「パスピエ」というハンドルネームの二重人格を使い分けて、掲示板が盛り上がるように仕組んでいた、尼崎在住の安川さんは2ちゃんねるネットウォッチ板から消えてゆきました。



まあ、憎まれっ子世にはばかりますから、まだ生きているでしょうね。どうでもいい下等動物です。全く無関心です。



しかし、その掲示板に集まっていた2ちゃんねらーの彼らは、非常に執拗で、母の没後、私が自宅の狭い、元、母の実家の市営住宅に置いた仏壇を写してアップロードしたら、「こんな小さい仏壇でお母様が成仏できるのか。」というレスもつきました。が、この小さな仏壇を購入したのは、小学校から高校までずっと同級生だった、岩佐仏喜堂の社長の岩佐武彦君のアドバイスによるものです。うちの母の実家だった、高松市営住宅が狭いので、薦めてくれたのです。ぼくが、「こんな小さい仏壇に母を入れたら成仏できない。」と言ったのですが、「仏壇の大きさは全く関係ないよ。毎朝ご飯さんをあげてお母さんとおしゃべりすればいいんだよ。」と言って、この仏壇は、社長割引ということで半額にしてくれました。彼は、私の自宅の状況を私がお知らせしていたので、全て知っていました。



「岡田君も、住友信託銀行に入った頃に、女遊びのひどかったお父さんと、お母さんが離婚してから大変だったけど、本当にお母さん思いだから、ずっと仕送りしてて、転職して高松に帰ってからも残ったお金は、全部、かつて旅館の女将をしていたグルメのお母さんをいろんなところに連れて行ってあげてたからお金は使い果たしたと思うよ。でも、君には長生きして欲しいんだよ。生きてないと作曲出来ないだろう。」



2ちゃんねらーが間違えたことは、高松市には地域コミュニティーがしっかりと残っていることですね。地域コミュニティーがあるのです。コンサートが多いこと、霞ヶ関があることだけを頼りにして、専門用語をわけもわからず振り回していっぱしの人間だと思っている、東京都界隈在住の2ちゃんねらーは、実に、貧しい精神状態で生きていますね。ご愁傷様です(笑)。



まあ、こうした体験から、ウェブ上の出会いが、ナンセンスなこと、掲示板では、みんな多数派意見に付和雷同に迎合すること、これが、いま流行の自殺に追い込むまで執拗に行われているいじめのルーツだということも、それに耐えるために、麻薬に手を出す若者が多いことも、よーーーくわかりました。



ところで、開設当時の私のホームページは、エッセイも、全て、原文をワードで書いたものを龍@midiパラダイスさんに送ってそれをhtml形式に変換して作ってもらい掲載していました。パスワードを共有していたので簡単に出来たのです。彼は、豊橋市に住んでいて、塾を経営していました。



が、人格者ほど、先に、病気で倒れるのですね。彼は、私のホームページを立ち上げてから、一年半で脳梗塞で倒れました。ですから、私の自作自演などのリアルメディアのデータ80曲や、彼の作曲作品のデータは、ずっと手元で大切にしていますよ。



生まれた頃から私が母親から教わったこと、それは、『恩を仇で返してはいけない。』ということでした。その点で言うと、2ちゃんねるネットウォッチ板やクラシック板に集まっている人は、社会的な立場とは一切無関係に、人様から恩を受けたことのない、精神的な育ちの悪い人達なのでしょうね。



そんな連中に、人を感動させる作曲なんて、絶対に出来ないですよ。



母がなくなって2年になりますが、私は、母が肝硬変で倒れた時、転職して、Uターンして自分が介護してよかったと思っています。母を介護できたのは12年間でしたが、このときの思い出で、私は、前向きに生きてゆけるようになりました。



トップページに「涙そうそう」をつけているのは、森山良子さんの歌詞が素晴らしいです。特に、「あなたの場所から私が見えたらきっといつか会えると信じ生きてゆく。」は、私の心境なのです。『いつか会える』=『いつかあの世に行ったら会える』ということなのですからね。



こういう、はかない人間の一生の無常観を受け止める優しさのない人には、私の作曲作品も室内楽やピアノ演奏もエッセイも、讃岐うどんご紹介ブログも全く無意味ですから、さっさと出て行って欲しいと思っております。



でも、松下幸之助氏の名言「我以外みなわが師」を、私は信奉していますので、執拗な極悪2ちゃんねらーにもたくさんのことを教わりましたよ。それは、地獄に落ちる方法が、陰湿に人をいじめることと、多数派に付和雷同に迎合し人の個性を無視すること、自分の感受性を磨く努力を一切しないことだ、ということです(笑)。



さて、私の讃岐うどん紹介も、地域コミュニティーに基づいています。その一例を今回ご案内いたします。



最初に書いたように、ここのところ、いろいろ忙しかったのですが、夜は、いつも作曲していますのですが、ひさしぶりに、作曲も一段落した、朝早く、ブランチとして、近所の「吾里丸(ごりまる)」でうどんをいただきました。



早い時間だったので、いろいろお話していたら、彼は、ラフマニノフのピアノ協奏曲の2番が大好きなのだそうです。



また、ぼくのホームページ見てくださったそうで、岡山後楽園で平野啓子さんとコラボをやった時の「ラブ・ユー・フォーエバー」にも、ラフマニノフの『ヴォカリーズ』を使っていたことをちゃんと聴いていらしたので、驚きました。



ぼくの作曲作品では、やはり、一番人気のピアノ小品「記憶の底の栗林公園 OP.111」の第17曲の『家路』がとても気に入った、とのことでした。



この作品は、結構ポリフォニックに書いているので、何回聞いても飽きない、って言ってくれる人が多いので、とても嬉しいんだけど、そう言えば3年前に、高松までリアルしに来てくれた、音楽関係の埼玉県在住のマイミクさんも、この『家路』が気に入って来てくださったし、2年前からずっと継続的に神戸からヴィオラを持って合奏にいらして下さる24歳の若者も、この作品がなかったらいらっしゃってなかったそうなので、ぼくの作品としてはとても重要なピアノ小品だと思っています。



『さぬきのうどん屋 吾里丸(ごりまる)』の紹介を、ホームページのブログに書いているので、「ご紹介くださって有難うございます。」って言われることは多いのですけど、まあね、そんなことは、商売柄あたり前ですし、その程度のことなら、ぼくでなくたって高松に住んでいる人なら、「美味しいうどん店を美味しい」なんて書くことは小学生の日記並の簡単なことですから、『さぬきのうどん屋 吾里丸(ごりまる)』の大将は、そんな、無粋なことは言わないところが、とてもぼくは好きなんですよね。やはり、彼は、香川県の西地区の西讃の出身なので、文化水準が高いのです。香川県の文化水準は、西高東低の冬型の気圧配置だ、ってよく言われていますけど、県庁所在地のぼくの住む高松市は、東讃(香川県の東地区)なので、ラフマニノフよりもお金の好きな人が多いようです(笑)。まあ、気候不順の昨今ですから、今から冬型の気圧配置はになるのかどうかわかんないけど、ともかく、香川県の文化水準の西高東低は解消していただきたいものですね(笑)。



その日は、無料の大根おろしをトッピングしたひやかけうどん(大)170円と、げそ天50円、しめて220円を載せていただきました。



「美味しかったです。」と言うと、大将は、こう言われました。「岡田さん、是非、ラフマニノフのピアノ協奏曲の2番をピアノ2台でもいいからやってください。必ず聴きにいきます。」



で、うどんが美味しかった勢いで、「わかりました。」と、答えてしまいました。大変なことになってしまいました。



このコンチェルトは、早稲田大学生の頃2〜3回やったことがあるのですけど、もう52歳ですから、肩が凝るので大変なのですけど、よっしゃ、JA香川県の朗読ミュージカルが終わったら、やってみよう、と思いました。でも、大変だよ。困ったなあ。特に、フーガになるところ大変だなあ、って思いながら、店を後にしました。



掲載写真は、「さぬきのうどん屋 吾里丸(ごりまる)」の、『ラフマニノフ大好きな大将』、です。




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「名もないうどん屋」・・・・・うちの近所にあった、怪しげで見事に美味しいうどん店5

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『名もないうどん屋』は、生醤油うどんの美味しい店として、以前から、知る人ぞ知るお店でしたが、最初は香川町の田んぼのあぜ道にあって、素晴らしいうどんを出していたので、口コミで広がったのですが、名前がなかったので、自然に「名もないうどん屋」という命名になったそうです。が、西宝町の自宅から遠かったので、なかなか行けませんでした。ところが、2年前の2月に、うちの近くの香西東町に引っ越してきたので、早速、食べに行きました。



が、やはり、さすがは名前の通った名店らしく、非常にわかりづらいところにありました(笑)。県道33号線のダイキのところを南にはいるのですけど、その道が狭いのではじめて行った人は迷うかもしれません。



むかしは、倉庫だったところに引っ越してきたので、駐車場もお店も広いのですけど、「名もないうどん屋」という名前の通り、うどん屋らしいたたづまいをしていないし、看板にも、「さぬきうどん」としか書いていないうえに、やってるのかどうかすらわからないので、ぼくは、扉を開けて確認してから、車を止めて入りました(笑)。



当時の住所は、高松市香西東町394-1 でしたが、当時から香南町に開店したばかりの支店の麺の方が、一部の、オタクなさぬきうどん愛好家には人気があったそうでしたが、まだ、大工さんに作ってもらっている(もちろん、ここのうどんの大ファンなので、無料でやってもらっていると言っていました〔笑〕。)屋根がないんだと言っていました。そして、屋根が完成したのでしょう。またまた、香南町の支店のほうに本店が引っ越してしまいました。



従って、現在の住所は、〒761-1402 香川県高松市香南町由佐560-5 で、あのやり手女将らしく、電話はマスコミ対策上非公開ですが、090-2899-0620 ですが、忙しい時は電話に出られないそうです。でも、可笑しいのですよ。この電話に出る時、女将さんは、「はい。うどん屋でございます。」なのです。間違えてないですよね。本当に、名前がなかったのですから。



電話は、営業時間は、11:30〜で、麺がなくなり次第閉店で、さらに、定休日は、不定期、というまさしく、怪しげな、しかし、最高にうどんの麺の美味しいお店です。



メニューは、いたってシンプルで、生醤油うどん〔温・冷〕1玉(140円)1玉半(200円)2玉(240円)、ぶっかけうどん〔温・冷〕1玉(140円)1玉半(200円)2玉(240円)、釜玉うどん〔温〕1玉(190円)1玉半(250円)2玉(290円)、冷たまうどん〔冷たい釜玉うどん)1玉(190円)1玉半(250円)2玉(290円)、です。ただし、釜玉うどん以外は、おいしいうどん、と、かたいうどん、を選べるようになっています。



東京や関西など、県外の人達の、味覚のキャパシティーの欠落した皆様は、お亡くなりになるまで讃岐うどんの本当のおいしさを感知できないようで、讃岐うどんのこしは咽喉越しですよ、噛まないで流し込まないといけません、と、いくらご説明しても、讃岐うどんのこしは、歯ごたえや硬さだと思い込んでいる人が多いことを、ここの名物女将は以前から怒っていましたが、もう説明するのに疲れたのでしょう。ついに、メニューに出したのですね(笑)。いいんじゃないかと思います。県外のお客さん対象の商売もしないといけないでしょうから(笑)。



ただし、当時は、裏メニューがありました。懇意になった、讃岐うどんの咽喉越しのわかる香川県人にしか、出さないメニューでした。ぼくは、うちの近所にあった時、しょっちゅう食べに行って、仲良しになってしまいましたので、釜かけうどんも作ってくれて、「私のつくる釜かけうどんのダシが不味い、言われたのが悔しいから、裏メニューにしてるのよ。」とおっしゃっていました。が、ぼくはすごく美味しく一切噛まずに流し込みました。まあ、うどんを噛んで食べている人には絶対に出ませんでしたね。ぼくの経験では、この名物女将とお話していて、とても子煩悩なお母さんなので、「息子が福岡大学に合格した。」ということを言ってくれるくらいになれば、裏メニューも大丈夫でした。



でも、昔の高松市内は、こんな風な飲食店が多かったのですよね。例えば、割烹に入って席につくと、まず、大将や女将さんと四季折々のお話ができなくてはならないのです。



「大将、今日はお魚は何が美味しいですか。」



「そうやのう。今は、鰆が旬やのう。」



「鰆か。もう春が来るんだね。お花見が楽しみやのう。いただきさん(高松旧市内を行商している漁師さんの奥様)も蛤も持っていたよ。じゃあ、鰆のお刺身と、蛤のお吸い物と、煮者と揚げ物は何にしようかな。焼酎はお湯割りにしてね。」



・・・・・



この程度の会話は、高松市内在住の20歳前後の日本人なら、全員出来ないとダメですよ。セレブとかグルメのような括りはナンセンスです。全ての高松人が四季を楽しむ余裕を持って食事をしないといけないのです。



だって、人間なんて100年くらいしか生きられないんだもの、感受性豊かに過ごさないと損ですよね。しかも、高松は瀬戸内海に面した風光明媚ないいところなのですもの。



また、トッピング類は、いろんな天麩羅、おにぎりがあります。セルフですが、本格的なお店なので、注文を聞いてから茹でるので、時間がかかりますが、素晴らしいうどんで、美味しく、たちまち食べてしまえますよ。



特に、生醤油うどんは、高松市内では最高に美味しいと思います。それは、麺の表面が、一番つるつるすべすべだからなのです。



セルフ店なのですけど、ぼくは、いつも女将さんといっぱいおしゃべりするので、一般店のような感じですね(笑)。



掲載写真は、「名もないうどん屋」の、『冷たまうどん』、です。







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「黒田屋」・コンビニエンスうどん店

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「黒田屋」は、昭和33年開店の高松の老舗うどん店です。



田町店(高松市田町9-2 087-835-0970)、築地店(香川県高松市築地町16-16 087-831-4295)、高松西インター店(高松市円座町375-3 087-864-7533)、木太店(高松市木太町2区1135-2 087-865-5975)、一宮店(高松市一宮町761-1 087-886-4779)等、高松市中心部から郊外まで、たくさんあります。が、セルフ店ではなく、一般店です。



そして、元旦以外全て営業していて、営業時間が、朝の10:30〜翌朝の5:00となっていますので、高松のコンビニエンスうどん店として、地元の人達にずっと愛されてきたうどん屋さんです。



以前、高松市内の飲み屋街にラーメン店がなく、それを全てうどん店が引き受けている状況をご案内しましたが、飲み屋街のうどん店は少し値段設定が高いのですが、「黒田屋」は、リーズナブルなのですが、うどんのこしは、完璧に素晴らしいお店です。



もちろん、飲んだ後に行く人もいるのですが、どちらかと言うと、残業で遅くなった人、家族連れで夜遅くなった人達、出張で高松に来て、昼間仕事でうどん屋どころじゃなかった人が、宿泊しているビジネスホテルで聞いて食べにゆくことの多いお店です。また、大学生なども夜遅くまで実験したりした後、夜食を食べに行ったりしています。



高松市内は、この、「黒田屋」があるお陰で、24時間いつでもうどんが食べられるのです。というのも、朝5時半あたりに開店する製麺所などもあるからです。



ぼくなんかも、夜食をいただきに行ったりします。また、大晦日は、年越しうどんを食べる人で一杯になって、「黒田屋」で年越しうどんを食べてから初詣に行くことが、高松ではずっとしきたりになっています。



一般店で、朝方までやっているので、セルフや製麺所のように安いことはないのですが、かけうどん200円、ぶっかけうどん300円、生醤油うどん300円という設定は、良心的です。



ネギ、大根おろし、天かす、ゴマ、はテーブルの上に置いていてとり放題ですし、ショウガを頼めば、おろし金に載ったショウガが出てきて、これも無料です。



このお店は、生醤油うどんが美味しいので、東京、大阪の友人が高松に夜遅く到着したら、ぼくは、まず、ご案内するお店です。茹で時間は茹でたてにあたるとラッキーなんだけど、ぼくなんかは、行きつけの店になっているので、何分でも待ちますから、茹でたてを下さい、と言えばOKです。



というのも、ここのおでんが、素晴らしいからです。特に、里芋のおでんと、ここの自家製おでん味噌は、懐かしい懐かしい、高松の味なので、ここでは、絶対にぼくはおでんをいただくことにしています。だから、おでんを食べて、何分でも待てるのですよ。



さて、生醤油以外で、ここの美味しいうどんは、温泉卵の入ったかしわうどん(550円)、肉タップリうどん(590円)と、きざみうどん(360円)、ですね。これから寒くなりますから、夜食には、絶対に「黒田屋」のこのあたりの暖かいメニューに、ショウガをタップリ載せていただくと風邪の予防になりますね。



ぼくは、個人的に、ここの、きざみうどんが大好きです。東京や大阪で、きざみうどん、というと単にお揚げを刻んで入れているだけなのですが、「黒田屋」の『きざみうどん』は、刻んだお揚げをたまねぎと一緒に讃岐風に甘めに炊いたものがかけうどんに載ってくるのです。本当に暖まって美味しいです。



高松にいらしたら、是非、お立ち寄りください。ぼくが一番多く利用しているのは、家からも近い、街中の、田町店か築地店です。が、木太店も美味しいですね。



掲載写真は、「黒田屋」の、『生醤油うどん』〔300円〕、です。



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「こんぴらや」讃岐のうどんはワシが打つ!5

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「こんぴらや」は、香川県内の讃岐うどんチェーン店の一つです。製麺所と、直営店は下記のとおりです。



製麺所;〒766-0013 香川県仲多度郡満濃町東高篠1140 TEL 0877-73-2755 FAX 0877-73-2955



直営うどん店;



「こんぴらや 本店」;〒761-8043 香川県高松市中間町471-6 TEL 087-870-4833



「こんぴらや 成合店」(セルフ);〒761-8081 香川県高松市成合町906-1 TEL 087-885-8368



「こんぴらや 兵庫町店」(一般店);〒760-0024 香川県高松市兵庫町11-5 中島ビル1F TEL 087-822-6724



「こんぴらや 川東店」(一般店);〒761-1706 香川県高松市香川町川東上1797-1 TEL 087-879-7248



一目瞭然ですが、製麺所は、綾川の上流のお水の綺麗な琴平町に置いて、そこで全て手打ちしています。また、うどん店は、全て、高松市内ですが、JR高松駅や私の自宅からも近い、高松市のど真ん中の兵庫町、高速道路の四国道西インター入口に近い、香川町川東、そして、東バイパスからすぐの、成合町、と、極めて効率的でいい場所にお店を置いています。



これは、実に効率的なやり方です。というのも、香川県の人口は100万人なのですが、その内訳の断トツナンバーワンは、県庁所在地の高松市民が42万人だからです。



映画「UDON」や、「恐るべき讃岐うどん」を見ると、美味しい製麺所は、香川県の西地区に集中しているのですが、うどんの消費量を求めるのならば、香川県の東地区の高松市にお店を出さないと、やってゆけないだろうと思います。



しかも、高松市は、香川県の県庁所在地であるだけでなく、四国電力、JR四国の本店、高等裁判所、霞ヶ関の四国支局のほとんど全て、NTTとNHK以外の大体の大手民間企業の四国支店があって、四国の中心でもありますので、高松市内に西讃出身のうどん店の支店が多いのは、あたり前のことなのです。 私自身の経験で特に言えることは、JR四国本社と日本道路公団の四国支局が高松にあるため、四国四県の全ての線路と高速道路は、高松市から動くと非常に便利になっています。



例えば、高知県の土佐清水市から徳島県の鳴門市まで行こうとすると、本当に、大変なのです。それはもう、東京に住んでいた当時、地下鉄丸の内線が1分に1本来る様な状況に比べると、同じ日本国内とは思えないくらい、四国内部同士の高松発以外の移動の不便さには、想像を絶するものがあります。



NTTとNHKは、四国四県で一番人口の多い、愛媛県松山市に四国支店を置いていますが、それは、電話料金と受信料は人口の数だけ発生するからなのでしょう。その証拠に、NTTドコモ四国の本店は、高松市にあるのです。



さて、「こんぴらや」をご紹介するにあたり、まずは、社長の香川正彦さんという名物オジサンをご紹介しないといけません。全般に、会社案内の社長挨拶には、決まり文句が多くて、あたりさわりのないことを言っていますね。でも、香川県内でも有名なチェーン店「こんぴらや」の香川正彦社長のごあいさつは、ちょっと変わっているのでご紹介します。



「これだけは聞きまい! まだまだ若いもんには任しちゃおけんのう。讃岐のうどんはワシが打つ!」、と始まるのです。



社長ごあいさつの冒頭で、「讃岐のうどんはワシが打つ。」なんて言うと、ほかのさぬきうどん店の社長は、「はなまる」や「はすい亭」のような美味しくないところ以外は全て社長が手打ちしていますので、「もり家」「たも屋」「まるいち」「ゆらくや」「いきいきうどん」「さぬき麺業」などの香川県の名だたるうどん店の社長が怒るのではないかと思うのですけど、そういうこともなく、まあ、「香川さんの言うこっちゃけん、かまんでないんな。」ということになっているようですね(笑)。



しかし、ここ「こんぴらや」のうどんは、ただ事ではないのです。徹底した細切りの包丁切りのうどんにこだわっています。チェーン店展開にあたっても、「こんぴらや」は、本来の伝統の、細切りの包丁切りのうどんに拘って出していますが、こんな頑固なうどん職人がヘッドにいるのですから、変わりようがない、というところが、このお店の品質保証になっています。



もちろん、チェーン店展開にあたっては、丸亀市出身の「いきいきうどん」、坂出市出身の「まるいち」、高松市出身の「うどん愉楽屋」等との熾烈な闘いがありましたので、新しいうどんメニューを各店が出してきましたので、「こんぴらや」も対抗して、若いスタッフを中心に新しいメニューを開発していて、驚いたことに、その種類は香川県内のチェーン店では最高数なのです。しかも、新メニューは全て小(1玉)を290円一律で、半年間出して、人気がなかったらやめる、という徹底ぶりなのです。



その中で、正式メニューに残ったものが、冷たいぶっかけうどんの上に、冷たい温泉卵、のり、揚げ、が載って出てくる『冷玉ぶっかけうどん』、キムチを載せた『キムチぶっかけうどん』、鶏肉をスライスしたものを丸めてチャーシューのように柔らかく煮込んだものを輪切りにして、かけうどんに載せている『とり巻きうどん』、『暖かい、のしいか、の天麩羅うどん』です。



また、朝9:00〜昼12:00までは、うどんを頼むと、卵、コロッケ、天麩羅の中の好きな物が一つ、サービスで無料で付いている、というモーニングサービスをやっているうどん屋さんとしても有名です。



「こんぴらや 兵庫町店」は、高松市の商店街にあり、うちからも近いのですが、転勤族もたくさんいらっしゃいますし、「こんぴらや 川東店」は、高速道路で高松に到着する県外の人が多くいらっしゃるので、ぼく自身は讃岐弁を楽しめるお店として、「こんぴらや 成合店」を愛用しています。メニューが一緒なら、讃岐弁飛び交う中で食べたほうが、美味しいからです。セルフと一般店が混じっているので、「こんぴらや」は、セルフオンリーのチェーン店の「まるいち」「愉楽家」「いきいきうどん」「ぼっこや」に比べると、サービスや容器の美しさが際立っていますね(笑)。



が、他のお店も、「こんぴらや」のうどんは、少し細めでコシの強いもので、ぼくは好きな手切りの細い麺なので、近所に行った時には寄るようにしています。



兵庫町に支店が出たのは、そんな昔ではないのですけど、なかなか人気があります。ここは、セルフではなく、器も、大将の方針でとてもよいものを使っていて、奥にお座敷もある上品なお店なのですが、さすがは包丁切りの細麺です。素晴らしく、美味しいうえに、一般店なのに、かけうどんが150円と、とても安いです。



前述の創作系統のうどん以外では、温玉ぶっかけや、釜玉うどん、といった昔からのメニューも人気があるんだけど、ぼくは、「こんぴらや」の『肉うどん』(450円)が美味しいと思っていて、兵庫町店では、いつもそれを食べます。



しかし、いちばん回数多く行っている、讃岐弁丸出しのガテン系のお客さんが多い成合店に行ったら、なんでかよくわかんないんだけど、『暖かい、のしいか、の天麩羅うどん』や、『とり巻きうどん』、『キムチぶっかけうどん』を食べたくなるので、そちらをいただきます。



支店ごとに、違うメニューのうどんを食べたくなるなんて、うどん屋さんがいっぱいある香川県ならではのぜいたくですね(笑)。



掲載写真は、「こんぴらや」の、『暖かい、のしいか、の天麩羅うどん』、です。




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朗読ミュージカル「自然とふれあう仲間」5


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私の新作・JA香川県主催・朗読ミュージカル「自然とふれあう仲間」(2010年1月17日・高松ミュース゜ホールにて初演予定)の、アリア児童合唱曲集作曲練習状況、2009年12月20日・高松市中央公園冬の祭り出演のご案内と、年末年始に集中練習する予定の朗読とのコラボピアノ曲の作曲状況は現状下記のとおりです。



・初めての田植え体験アリア「田んぼのうた」、
・収穫の喜びのアリア「稲刈りワールド」、
・田植え体験回想のアリア「田んぼのうた」、
・2009年12月20日19:30〜高松市中央公園冬の祭り用の「田んぼのうた」とベートーヴェンの第九を加えた「稲刈りワールド」メドレーのアレンジと振り付けの先生との打ち合わせ、
・年末年始に集中練習する予定の朗読とのコラボピアノ曲のモティーフ集約50コの準備と作曲状況



まず、JA香川県主催の朗読ミュージカル「自然とふれあう仲間」の中の、合唱曲のアリア「たんぼのうた」の作曲状況等について、ご案内いたします。(近日中、私の別の新作「刈り取りワールド」もアップロードする予定です。)



下記URLの、私の音楽ホームページ「K.OKADAワールド」の中のページのBGMに、JA香川県から作曲の委嘱をいただいている、2009年度の経験に基づいて今年は2010年1月17日開催される、JA香川県主催・農業体験・朗読ミュージカル(JA香川県の子供達の食育教育として行われている一年間の農業体験の思い出をベースに作って毎年発表されているもの)のアリアの一つ、「たんぼのうた」(子供達に公募した田植え経験の歌詞をもとに私が作曲し、高松市ミューズホールにて、2010年1月17日開催時に初演されます。)の、私のピアノと子供達の合唱で練習中の収録音楽を、添付しました。作曲者が加わって自作自演して音楽を作り上げるプロセスを皆様にお聴きいただければと思い、あえて、未完成のものを掲載しました。



なぜなら、合奏は、出来上がりも大切なのですが、一番大切なことは、仕上げるプロセスだからです。



当然のことですが、プロセスの嫌いな方は、一曲として、室内楽や合唱曲などの、合わせ物を演奏する資格のない人達です。



http://kokada.web.fc2.com/tanbonouta-kaisetsu.html



簡単な曲目解説と8歳の女の子の書いた素晴らしい歌詞カード(私の持論ですが、音楽に年齢は全く関係ありません。全ての人間に備わっている感受性によって、何歳であっても出来る人は出来ることを立証している素晴らしい歌詞です。)もつけていますので、また、お聴きいただき、ご感想などをいただければ幸いです。



掲載写真は、JA香川県の子供達(5歳〜11歳)が食育体験で田植えから全部やって育てた田んぼです。この子供達が歌う曲を作曲させていただけることは、とても光栄なことです。



大体わかったんだけど、この世代の子供達では女の子が音感が優れています。男の子が合唱で足をひっぱっていたので、元気一杯なので、歌の中に、「ヤッター」とか「ヤーッ」という掛け声を入れるようにその場で作曲しながら練習するうちにみんなで楽しく出来ました。



男の子達が、テレビで見る、野球、サッカーや水泳選手の動きが格好いいので、そのあたりに取り組むんだな、って一番良くわかったのは、ぼくの弾くピアノを耳ではなく目で楽しんでいたからです。指がすごく動くと、大喜びなのです。だから、一緒に練習しているうちに、クロスオクターブ、アクロバットスケール、グリッサンドをどんどん入れていったので、だんだん難しくなってしまいました(笑)。



「おじちゃん、なんでそんなに指が動くんな。」



と聞かれるので、回答に困ったぼくは、その子を椅子に座らせて、こうするんだよ、って教えてあげると、大喜びでした。



果たしてその子は、ドレミファソラシドの音階すら弾けないのに、グリッサンドだけは出来るようになりました。グリッサンドだけで音楽は表現できませんから、困ったものです(笑)けど、子供達と一緒に音楽しているとぼく自身の幼少期を思い出して楽しいですね。



稲刈りを歌った歌詞も素晴らしいものを子供達がいっぱい書いてくれましたので選ぶのに迷いましたが、「稲刈りワールド」という歌詞が素晴らしかったので、もう一人の子の書いた歌詞をまぜて、作詞者2人という、前代未聞の曲になりました。



この「稲刈りワールド」は、田植えの歌の「たんぼの歌」同様、小さな子供も歌える一オクターブの音域という制限の中で書きましたけど、「たんぼの歌」のヘ長調の平行調のニ短調にして、民謡風のアップテンポな旋法を使った曲にして、途中の朗読のところで、田植えを回想してヘ長調にもどったあと何回も転調して、グリッサンド大好きな子供達のために、今回は、黒鍵のグリッサンド(これは、いきなり子供達がやると怪我をしますので、とりあえず、見た目を楽しくするために入れました。)を入れ、鍵盤を拳骨で9回叩いたら、もとのニ短調の歌にもどるようなものすごくヤクザなアレンジをしました(笑)。



そして、ぼくが一番凝ったのはエンディングでした。最後に同主調の二長調になったら、突然、ベートーヴェンの第九の喜びの歌が民謡風に出てきて、手拍子と最後の「ヤーッ」というかけ声だけで終わるようにしていました。しかし、このプランを聞いた、合唱指導のN女史先生、振り付け指導のY女史先生と、先日来、何回か、夕食時から夜遅くまで一緒に飲みながら、打ち合わせをして大体、決まりました。



他ジャンルの本物アーティストたちとの、作曲家としてコラボする前の打ち合わせタイムは、とても楽しいですね。ぼくは久しぶりに人間と会話したように思いました。でも、今回の他ジャンルのアーティストたちは、全員、私に3歳からピアノを教えてくれた恩師の石井ルリ子先生の指導を受けた後、東京の音楽大学やダンスの専門学校で勉強してから、結婚するために高松に帰省した、石井先生主宰の「花房会」OBのメンバーで、作曲家の私が、石井先生のトップ弟子なんだけど、極めてリアリストで謙虚で素直な、石井先生以上の毒舌家だということは、作曲した音楽で十分伝わっているので、とてもスムーズでした。



今回の、朗読ミュージカルは、前回の朗読ミュージカルを采配した、巨額のギャラをJA香川県から騙し取った、東京の偽者シナリオライターと、それを紹介した、高松の偽者ダンス先生とその周囲にたむろしている、まだまだ下界の領域にある、カラオケ喫茶並の劣悪ポップスを書いている、対位法も和声学も知らない自称作曲家の作曲屋さんによってひどい結果になりましたので、そのリベンジなのです。



従って、一番最初に私がやったことは、去年関わった偽者アーティストを全員、JA香川県の朗読ミュージカルの指導から追い出すことでした。私の恩師の石井ルリ子先生、座光寺公明先生や小倉朗先生の顔に泥を塗るようなものは、絶対に出来ないのです。



簡単なことでしたよ。「もし、私の気に入らないアーティストを追い出さないのなら、私は一曲たりとも作曲しません。」とプロモーションの会社なんか飛ばして、直接、JA香川県に言えばいいのです。東京で数え切れない数の演奏会をプロモートし、芸術ヤクザと渡り合った経験で、情熱でつながっていれば出来ないことがないことを私はよく知っていましたから、本当に単純な作業でした。



お米の収穫には「よろこびの歌」が合う、という大義名分があるのですが、この「稲刈りの歌」は、2010年1月17日初演予定の朗読ミュージカルの中のアリアの一つなのですが、2009年の大晦日の夜中に高松中央公園で開催される「冬の祭」のカウントダウン少し前のステージへの出演依頼が来ていて出演する(この時はピアノを持ち込めないので、12月の頭にぼくがカラオケのピアノパートを収録するので、ぼくが指揮してやります。)ので、『もう寒いから家に帰ってしっぽくうどん食べよう』という喜びの歌の替え歌は是非、子供達のために入れてあげたいなんて思っていたのです。だって、大晦日の夜中なんて寒い時に、カウントダウン前の野外ステージで歌うのは、子供達にとっては大変だとぼくは常々思っていたのです。お祭りだからいいじゃない、って感じでした。



ところが、JA香川県に出演依頼した「高松冬の祭り」のプロモーターの瀬戸内海放送局が、私が作曲で加わっていることを知って大変だ、と思ったのでしょう。出演日時を、12月20日のゴールデンタイムの19:30からにして来ましたので、ベストタイムになりました。



こうなった以上、いろんな人たちが来ている中で、JA香川県もなかなかやるじゃない、って思わせないといけないですから、そういう時には、第九です。



従って、ぼくは、第九の楽譜を引っ張り出して、通奏低音をアナリーゼして、アレンジを変えました。時間は、10分間でしたので、その中で、JA香川県の純粋な子供達がステージ上で一番輝くようにして、田んぼのうた、稲刈りワールド、を歌い、第九になってから、喜びの歌にあわせて、簡単な振り付けで派手に踊れるようにアレンジしました。合唱は合唱指導のN女史先生の力で、ほぼ完成しています。振り付けは、Y女史先生が一昨日の夜の打ち合わせで完璧になりましたので、OKです。絶対に拍手喝采になるように仕組みましたので、当日指揮をするぼくは楽しみですね。ぼくは、指揮台に立たずに、子供達の間に入ってタクトを振ります。作曲家は、本番当日、楽器を自作自演しない場合は黒子でいいのです。



こういうコラボは、対位法と和声学を完璧に習得した、作曲屋ではなく作曲家、が真ん中にいないと絶対に実現不可能なのです。あたり前のことですが、メロディーラインにコードをつけるのは、作曲じゃないですよ。全ての音の動きを一音たりとも間違わずに正しく、12コの音を使って五線紙の上に書いたものが、作曲された楽譜というものです。



以上、二転三転して、最高に楽しい、朗読ミュージカル「自然とふれあう仲間」の作曲、合唱、コラボの進捗状況をご案内しました。



この年末年始は、さらに、二転三転すると思いますので、今から、とても楽しみですね。




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「池上」・ルミ婆ちゃんと、亡き母の思い出5

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昭和32年、つまり、ぼくが生まれた年創業の『池上』にはじめて行ったのは、7年ほど前、以前、店のあった、鶴市町でした。三豊市に住む友人の親戚が、ぼくがいつも食べに行っていた高松市の八本松にある「竹清(ちくせい)」の大将の奥さん(つまり、天麩羅の達人)だということで、うどんを食べに高松に遊び来た時、うちの近所の鶴市町にある「池上」の生醤油うどんが絶対に美味しいという噂を聞いたので、と誘われて、お昼を食べに行った時でした。



通称・産業道路を南へ行ったところにある、マルヨシセンターの裏の郷東川の河川敷のそばに、「池上」がありました。店や家というよりも、掘っ立て小屋でした。少し行列が出来ていましたが、回転が速いので、20分ほどで食べられました。ただし、ここは、製麺所なので、生醤油うどん(つまり、醤油をかけるだけの食べ方)しかないのです。当然、狭い店内と庭先にほとんどイスはありませんから、みんな立って食べているのです。お客さんの大半は、近所の百十四銀行鶴市支店の人やゼネコンの人といったサラリーマン達や主婦でした。



お店を入ったところで、大きな釜でうどんを茹でているのが、名物のルミばあちゃんでした。70歳前後の、背中の曲がったおばあちゃんなんだけど、本当に元気一杯で、笑顔がとても純粋なので、思わず話しかけてしまいました。



「ほーなー、西宝町に住んどるんな。うちの隣町じゃ。はじめて来たんなぁ。熱いんと冷たいんとどっちにするんな。一玉69円やけん、そこの缶々に入れてぇた。おつりもとりまいの。」



見ると、大きなクッキーの空き缶に小銭が一杯入っていて、客はそこにお金を入れて自分でおつりをとるようになっていました。レジもセルフなのです。 何という安さでしょう。びっくりしたぼくは、聞きました。



「一玉69円やいうて、何で69円にしとんな。」



「うちの主人が69歳の時に死んだ後を継いで私がやっりょるけん、69円にしとんじゃあ。」



こうして、どんぶりに、ルミばあちゃんが入れてくれた、打ちたて、茹でたての麺を自分で、お湯につけてテボでしゃかしゃかとやって、ネギ、ショウガ、卵(30円)を入れて、醤油をかけて混ぜていただくだけなのです。



「そこにお酢があるやろ。ちょっとお酢をかけたら美味しいで。」



「はいわかりました。」



ぼくは言われた通りにして、3玉いただきました。ものすごーーーく、美味しくて感動しました。こしがとてもしっかりしていて、しかも、ルミばあちゃんが言ったとおり、お酢を少し入れると、最高に美味しいんですよね。店の中は一杯だったので、庭先で立って、夢中で食べました。



食べ終わったら、どんぶりをそこにある水道水で自分で洗って、食器の水切りに置くようになっていて、みんな、食器まで洗っていました。いいなぁ、本当に、レジと食器洗いも、全部、セルフなんだな、と感動してしまいました。



「すごーーーく、美味しかった。ぼく、近所だから、また来ますね。」



「ほーなー、美味しかったな。ほんだらよかった。」



ルミばあちゃんは、本当に嬉しそうに笑ってから、



「今日は、混んどんじゃあ。朝一番のお客さんは、札幌から来たけんのう。」



「本当ですか。すごいなぁ、北海道からも食べに来るんですね。」



「うん。わたしも美味しい言うてくれるお客さんがおる限り、頑張らないかんのや。」



「がんばってください。また来ます。ごちそうさま。」



以来、ぼくは何回も行きました。そのうち、69円という端数がややこしかったのでしょう。1玉70円になりましたけど、これは、値上げではないですね(笑)。



非常に優しく無邪気なおばあちゃんでしたので、4年前に、同世代の母を連れてゆきました。



昼は混むので、足腰の痛い母のために、夕方に連れて行ったら、母は座れましたので、ほっとして、二人でおいしい生醤油うどんをいただいたら、ルミばあちゃんが母に話しかけてきました。



「あんた何歳になるんな。」



「74になります。」



「そしたら、私より2歳先輩やのう。腰が痛いんな。」



「痛うてたまらんことがあるんです。奥様はいかがですか。」



「わたしのこと奥様言うて呼ぶ人はあんまりおらんで。あんたは、ええとこのゲンシャ(讃岐弁で、お金持ちの意味)の、まちのお嬢さんやったんやろのう。その齢でピンクのブラウスが似合う人はそんなにおらんで。」



「まあ、こんなピンクの常着をお褒めいただいて恐縮です。私は、以前、今、介護してくれている長男のこの子が小さかった頃、瓦町の「丸天旅館」の若女将をしていましたので、息子から奥様が同じくらいの年で頑張っていると聞いてお伺いしたのです。製麺所も旅館も同じ、水商売です。だから、大島つむぎでも着て来ないかんと思うたけど、もう腰が痛うて和服は着れんのですわ。これからもよろしくお願いします。この、長男の克彦は、3歳からピアノやらせたら、音楽が好きになってしもうて趣味でようけ作曲しよんで、『ぼくはピアノと結婚した。』と、えらっそげに言うて結婚せんけん孫の顔も見れんのですわ。でも、大学時代に東京に進学して向こうで就職したのに、私が倒れたら直ちに転職までして、うちに帰ってきてくれたんで、びっくりしましたけど、男の子やのにほんまに優しい子で、高松市内のいろんな美味しいお店連れて行ってくれるんで、楽しんどんですわ。朝ごはんの味噌春や玉子焼きは全部作ってくれるけん、有難いことです。」



「あんたは、本当に、親孝行なええ子や。さっきから見よったら、杖突いたお母さんを気づかっとるんをわたしはよう見とりまっせ。お母さんを座らせて自分は立って食べよる。こんなことする男の子はそんなにおらんで。それもこれもあんたのしつけがよかったんや。丸天旅館はよう知っとりまっせ。美空ひばりが泊まった旅館でしょうが。旅館は、板前さんと女将さんでなりたっとるんじゃ。ほんだけんあんたが若い頃苦労して、年取って腰が痛うなったんはしょうがない。でも、今は親孝行な息子さんがそばにいてくれるんやけんええですな。ここは、大島紬みたいな和服着てきたらいかんで。常着で息子さんと来てくれたら十分や。、そらのう、日によってはわたしも腰が痛いこともあるけど、うちのうどんを待ってくれとる人がおるけん、そんなこと言うとれんのや。あんたも若女将しよった頃を思い出して、しゃんとしまーせ。」



「はい。有難うございます。本当に美味しかった。ごちそうさまでした。」



「有難うございます。ほんで、息子さんあんたは車どこに止めとんな。」



「はい。このすぐ裏の喫茶店『珈琲畑』に先に行って。『「池上」さんでうどんいただいたあと、ここで、ケーキセット頼みますから、車置かせて下さい。』とマスターに頼んで車を止めてきましたので、大丈夫ですよ。」



「ほんまに至れり尽くせりじゃ。あんたは本当にええ子じゃ。さすがは、美空ひばりの泊まった「丸天旅館」の三代目じゃ。そんなことする人は東京や大阪から来た人も讃岐の人にもほとんどおらんで。みんな、『マルヨシセンター』の駐車場に車止めて、買い物しよんかせんのかわからんけど、買うたとしても、買うた野菜は家に持って帰って料理するんでしょうが。飲食店は、作った人の目の前で食べないいかんことがわからんのや。特に、主婦はあつかましいでっせ。自分の車を『マルヨシセンター』の駐車場にとめて、すぐ裏のうちでうどん食べて、『マルヨシセンター』でちょぼっと買うて、それを家に持って帰るんやけんのう。『珈琲畑』のケーキセット800円がもったいないんやけん、ほんまにお金の亡者やけん困るんじゃ。」



「ルミばあちゃん、そんなこと言うたら恥ずかしいわ。ぼく、顔が真っ赤になってしもうたでないんな(笑)。」



「ハハハ・・・。まぁの、お母さんが転(ころ)いだらいかんので。年寄りは転ぶんが一番いかんのや。これだけは、特に、息子さんは絶対に気ぃつけまいよ。」



という、ルミばあちゃんのことを母も気に入って、数回食べに連れて行きました。



しかし、母が亡くなった2006年あたりから、全国的なさぬきうどんブームがさらに加熱し、映画「UDON」が出来た頃、鶴市町の「池上」は長蛇の列になってしまい、閑静な住宅街だった近所や、買い物もしないのに車がいっぱい止まって満車になった『マルヨシセンター』から、立ち退いて欲しいとの要望があって、移転せざるを得なくなってしまいました。ぼくにとっては、近所の美味しいうどん店がなくなるのはとても寂しかったけど、仕方ないのかな、どこに移転するのかな、と思っていました。



が、この母の初盆前の、2007年8月11日(土)、「池上」は見事に復活しました。母が、天国から「池上」を守ってくれたんだ、と思って 、早速、食べに行きました。



住所、電話は、香川県高松市高松市香川町川東下899-1 087-879-2204 で、かなり田舎の方に変わりましたが、営業時間は以前は、10:00〜13:30 16:00〜17:00 年中無休、でしたが、ルミばあちゃんの愛弟子が数名育って彼らが中心にやっていますので、新店舗では、下記のようになっています。



(平日)10:00〜14:30 (土)10:00〜13:30 16:00〜17:00 (日・祝)10:00〜13:30 16:00〜17:00



また、新しい『池上』は、うどんの茹でたお湯という排水をきれいにする装置も設置しましたので、若干、値段は高くなりました(といっても安いけど、味は変わっていませんし、生醤油以外に、かけ、釜揚げ、という新しいメニューも加わり、トッピングの天麩羅も常時20種類以上、置いています。



新店舗は、店内も、駐車場も広く、カフェテリアのように、たんぼを眺めながら、うどんをいただけるようになっています。



うどん(冷、熱、釜揚げ)1玉150円、2玉250円、3玉350円、玉子50円、天麩羅100円、炊き込みご飯150円、となっていて、うどんの麺そのもので勝負しているお店です。



最近、「『池上』は味が落ちた、もうおしまいだ。」という小中高校の同窓生のピアノを少しかじっただけの友人に、ぼくは、必ず、言い返して叱りつ付けています。



「君は、食欲だけの下等動物ですか。ぼくは、君と違って、ピアノは自作を自己表現したい時などにたまに弾いているだけの、曲を作る作曲家のアーティストなので、食欲に関しても、うどんのエッジが立っているとか、その時々であたり外れのある、製麺所の麺のこしのような枝葉末節情報で判断しません。一番大切なことは、作ってくれる方の心構え、ハート、そして、最高に美味しかった時に味わったぼくの味覚の記憶です。君のように、記憶力が悪く、感受性の濁った人は、「池上」に食べに行かなけりゃいいのです。そうしたら、「池上」のルミばあちゃんもほっとして、後進の指導にあたれますからね。それと、いいですか、『「池上」は味が落ちた、もうおしまいだ。」』なんて陰口を今後叩いたら作曲家のぼくは許しませんよ。まあね、アーティストのぼくと同じ水準で『池上』を評価するのなら、最低でも、ショパンの『ノクターン OP.48-1』の原調のハ短調が同主調のハ長調にかわったあと、ハ短調に戻る瞬間が何小節目のどの音か、その時の導音が絶対音でどの音なのか、明確にアナリーゼしてからにしなさい。うどんも人の作品ですよ。評価して批判的なゴタクを並べる前に、もっと謙虚になって、自分の感受性、味覚や聴覚の感覚器官を磨いてからにしなさい。無知な君は知らんやろうけど、昔、ヨーロッパの貴族は、タフェルムジーク(食卓の音楽)として、生演奏の室内楽を聴きながらお食事していたんだよ。このように、何に接する時でも、どんなに専門的な知識を持っていても、まず、五感全てを使って、対象物を捕らえないといかんのや。うどんを食べるときに、君は、五感全部を使っていないでしょう。以前食べた時の感想も味覚だけのものだからファンタジー(夢)がないんや。その時、経営者のルミばあちゃんと話したことを五感の総体で持って受け止めたことを記憶にとどめておかなくちゃいかん。何歳になっても、自分はいっぱしの人間や、思うたらおしまいなんや。」と。そして、



「そんな面倒なこと出来るか。うるせぇ。」と返ってきたら、



「ああ、ぼくの言うこと聞こえたんやのう。でも聞こえただけで、聴こえとらんやろう。」



「なんだと。」



「聴こえるということは、絶対音感がないと出来んのや。ぼくのしゃべった一連の言葉の音程は、何ヘクトパスカルでしたか。ああ、ヘクトパスカルがわかんなかったら、12の音のどの音程あたりか聴こえたな。」



・・・・・まあ、このあたりの対話を喫茶店でやっていたら、ぼくは、珈琲のスプーンで、お水の入ったグラスを軽く叩いて、その音程がわかるかどうか確認します。相手がわからなくても、ぼくは半音の中間あたりまではわかりますから、それを言って、



「ぼくは電話でお話していても、その人の発する声の音程で、あらかたの性格は推測できるんだよ。君の感覚器官はし大したことないね。お耳をまず、鍛えましょう。そして、味覚も鍛えてから、『池上』のうどんの水準が落ちた、というのなら、小麦粉を溶く塩水の加減、寝かせ時間、足踏み回数、全てについて、具体的に、どうなったのか、言わないとダメや。」



・・・・・このような対話をしても、喧嘩にはなったことは、これまで一度もないです。逆に、



「岡田君、ぼくの声の音程って、わかるんな。絶対音感のある人達には、聴こえとんな。どんな性格に思われとんかいの。」



と聞かれるので、



「また今度ね。今日は生意気なこと言ってごめんね。今度落ち着いて会った時に、また、話そうよ。お互い、平常心の時にしゃべる言葉の音程でないと意味ないと思うからね。」



でも、聞きたい聞きたいと言われたら、ファジーな必殺讃岐弁で応対するのです。



「○○君、そんながいけに言わんでも、かまんでないんな。」



「君はさぁ、明日死ぬわけやないのに(笑)。まあ、あれだけ『池上』の悪口を陰で流すような人は、『憎まれっ子世にはばかる』けん、ぼくより絶対長生きすること間違いないで。ぼくが死んだらお線香の一本でも立ててのう。」



「ばーか。俺達はまだ50歳代、若いんだぜ。」



「何言いよんな。もう50歳代で。厚生労働省は45歳以上を、中高年に決めとるんで。知らんのな。こんなに長生きして、ぼくはショックなんや。50歳越えて死んだら、美人薄命にならんでないんな(爆)。」



掲載写真は、2年前にオープンした「池上」の新店舗の『冷たい生醤油うどん・玉子載せ』、です。




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「うどん本陣山田家」・登録文化財のお店5

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まず、掲載写真の、店内のゆったりしたスペースを見てください。高級な割烹か、西洋料理店のような感じがするでしょう。



でも、ここは、うどん店、それも、間違いなく、美味しいさぬきうどん店なのです。



このうどん店は、重要文化財に指定されたお屋敷の讃岐うどん店なのです。



「山田家」(香川県高松市牟礼町牟礼3186 087-845-6522 10:00〜20:00 年中無休)は、四国八十八ヶ寺の85番札所・八栗寺の参道にあります。もともと造り酒屋で庄屋だったのですが、それをうどん店にしたものです。



特に登録文化財にも指定されている江戸時代から続く建物と庭園を活かした店舗は格式と風格があります。とても綺麗なお庭を眺めながら、美味しいうどんをゆったり食べられ、しかも、とても、リーズナブルな価格でうどんとお庭が楽しめる素晴らしいお店です。



香川県のさぬきうどん店の大半は、まあ、値段も安いんだけど、現金で決済に決まっているのですけど、『山田家』は、DC、JCB、MasterCard、VISAといったカードでもOKなのですよ。



ここの一番人気は、『釜ぶっかけうどん』(530円)、また、『天麩羅うどん』(680円)、も素晴らしいです。



ゆったりできるお座敷がありますので、ここは、接待で使われたり大人数で利用されることも多いお店です。



だけど、メニューが、ぶっかけ(270円)、釜ぶっかけ(530円)、ざるぶっかけ(530円)、天麩羅うどん(680円)、といったところですから、親しい友人と少人数で行っても、このお庭が楽しめて、うどんが美味しいのですから、言うことなし、なのです。



高松市インテリジェントパーク・頭脳化センター内に支店があり、ここも美味しいのですけど、『山田家』については、本店のお庭とゆったりくつろげるスペースが、何より大切だと感じています。



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「松下製麺所」・ラーメンの美味しい製麺所5

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「松下製麺所」(高松市中野町2-2 087-831-6279 7:30〜17:30〔麺なくなり次第終了〕 日曜日定休)は、まぁ、なんと言いますか、ラーメンのとても美味しい、さぬきうどん製麺所として有名です。従って、午後13時を過ぎると、ラーメンは売切れてしまっています。



場所は、中央通りの四国新聞社の真裏ですので、以前ご紹介した、『氷釜揚げうどん』の有名な、さぬきうどん店「心」の近所です。ここは、高松市内の製麺所では一番混んでいますね。しかも、観光客よりも、地元の人気が高いお店です。



お値段は、かけうどんもラーメンも、1玉180円、2玉270円、3玉370円、天ぷらやコロッケは、1つ80円、温泉卵が70円、生卵が40円、いなり寿司が120円、等となっています。



で、ラーメンなんですけど、きめの細かい天カス、ネギ、うどんのダシを入れても、中華そばなのです。本当に不思議な食べ物なのですよ。しかも、コショウを入れても完璧な中華そば、それも、懐かしい中華そばの味なのです。ラーメンの麺にうどんダシかけて、コショウ振れば完璧にアッサリ味のラーメンになっちゃうのは本当に不思議なのです。



このお店の人気ナンバーワンは、『ハーフアンドハーフ』でして、これは、ビールじゃなく、うどんとラーメンが1玉ずつ同じ丼に入っているものです。昆布と鰹節の同じうどんのダシをかけて、うどんの上には、ネギ、ショウガ、天かすをトッピングして、ラーメンの上にはコショウをかけていただけるようになっています。



でも、香川県では、うどんとラーメンは対等でないのです。その証拠に、『ハーフアンドハーフ』は、うどんにラーメンをトッピングしたものと、香川県民は認識しています。ラーメンは、香川県においては、うどんを引き立てるために加えるものなのです。



もう、小麦粉を使ったパスタの極地のような、この『ハーフアンドハーフ』は、大変に人気がありますので、早めに行かないと、売切れてしまうのです。



まあ、そういったところからなんでしょうね、グルメで有名な、俳優の中尾彬さんもお気に入りのお店だそうで、いらっしゃった時の写真が張ってありました。



ぼく自身は、ここの麺、大好きなんです。もちっとして、ふわっとして、噛まないで飲み込めるタイプの細めのうどんなのです。



掲載写真は、「松下製麺所」の、『ハーフアンドハーフ、つまり、ラーメンをトッピングしたうどん』(コショウをかけていただくと美味しいのです。)、です。



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「中浦製麺所」・地域密着型製麺所5

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「中浦製麺所」(香川県高松市錦町2-6-18  087-851-2573 10:00〜16:00 日曜定休)は、うちからも近いので、時々、食べに行くお店です。混雑しない11時までに行かないといけないお店の一つですが、駐車場もあり、喫茶店のような店構えです。



ここは、以前ご紹介した、今はなき、宇高連絡船のうどんに玉を卸していた名店として有名ですが、ここは、かけうどん(暖かいのと冷たいの、2種類)しかありません。が、トッピングの天麩羅のものすごく大きいかき揚げも、てんぷら(さつま揚げ)も、とても美味しいです。



また、だしは薄めに作っていて、かつおぶしを置いていて、しょうがやネギとともに、薬味として好きなだけ入れて食べられるようになっています。



毎日食べに来る人用の、地域密着型製麺所です。



茹でたてを食べることが出来る、高松市内ではとても稀少価値の高いお店です。一玉・二玉、一玉半・二玉半という頼み方が出来ます。



お店が狭いので、晴れた日に行ったほうがいいです。お店の向かいのベンチに腰掛けて、のーんびり食べることが出来ますからね。



お値段は、うどん〔1玉〕(200円)、天麩羅、てんぷら、おむすび、チラシ寿司、いなり寿司(90円)、しっぽくうどん〔冬期のみ〕(420円)ですので、温かいかけうどん(1玉)、えびがふんだんに入っている大きなかき揚げ1つ、チラシ寿司で予算は380円で、おなか一杯になります。常連が多いお店です。



掲載写真は、「中浦製麺所」の、『毎日食べたくなる優しい味の暖かいかけうどん』、です。



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「てら屋うどん」・四国道高松西インター近くの、美味しいセルフサビースうどん店5

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「てら屋うどん」(高松市檀紙町851-1 087-885-1622 9:00〜16:00〔土曜: 〜14:00〕 年中無休)は、高松市の四国道の西インター近くにある、セルフの人気店です。15年前、東京から四国高松にUターンした当初、ぼくは、仕事で、徳島、高知への出張が多かったのですけど、当時はまだ、高松中央インターが完成していなかったので、四国道に上がるのは、西インターからでしたので、出張に出る都度、西インターに上がる前に『てら屋うどん』でうどんを食べて、「さぁー、今から行くぞ。」と気合をいれ、出張から帰ってきたときにまだ、時間的に『てら屋うどん』があいていたら、ここでうどんを食べて、「高松に帰ってきたよ、おふくろは元気にしてるかな。」と、ほっとした、とても懐かしいうどん店です。



ここのうどんで、ぼくが好きなのは、ざるうどん中〔2玉〕(320円)ですが、いつも天麩羅をとっていただくようにしています。



ここは、少し太めのうどんのつやがよくて、咽喉越しがいいんですよね。



もし、高松に自動車でいらっしゃって、高速道路を高松西インターで下りたなら、まず、『てら屋うどん』でさぬきうどんを召し上がることをお奨めいたします。このお店は、おでんが美味しいのですが、全て、80円なので、うどんと一緒に召し上がることをおすすめいたします。



掲載写真は、「てら屋うどん」の、『ぶっかけうどん』、です。



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「ふじや」・高松の、正しい手切り細麺5

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昨今は、さぬきうどんブームのため、手打ちうどんを手で切らずに、機械で切るところが増えています。



まぁ、それでも美味しければいいのですけど、機械で切るとどうしても、麺は太くなってしまいます。まぁ、それでも、太い麺の好きな方はいいのかもしれません。



しかし、昭和32年高松生まれ高松育ちのぼくの記憶に残っている、美味しいさぬきうどんは、かつて、番町4丁目にあった、さぬきうどん製麺所「久保」のうどんなので、ある程度の繊細さの感じられる細めでふわっとして弾力性のある、長いうどんが好きだし、そうでなきゃ、って思うことが、ままあります。



この点について、ぼくは、とても敏感なので、2年前に、はじめて「手打ちうどん・ふじや」で一口食べただけで、すぐにわかり、懐かしい「久保」のにうどんだ、ってすぐに感じました。



その点では、「手打ちうどん・ふじや」(高松市今里町1-492-3 087-831-5017 11:00〜18:00 水曜日定休日)は、100点満点のお店です。当然、セルフではなく、『はなまる』のような100円なんて馬鹿げた金額のかけうどん等は置いていません。また、注文したらすぐに出来るような、不味いお店ではなく、『今、茹でよるけん、待っての。』と返って来る、正しいさぬきうどん店です。



ここの大将は、以前ご紹介した、高松に資本のあるさぬきうどん店では一番正当で大きい「さぬき麺業」で修行して開店した方なので、かつて、番町4丁目にあった、さぬきうどん製麺所「久保」の大将とも親しく、安心していただけるお店です。さぬきうどん製麺所「久保」が、跡取りがいなくて閉店する時、「手打ちうどん・ふじや」の大将に跡を継いでくれないか、と頼まれたのだそうです。



高松市中心部ではないので、異常な混雑もないところも有難いことです。



お値段は、わかめうどん(360円)、きつねうどん(380円)、梅干うどん(400円)、月見うどん(320円)、湯だめうどん(340円)、釜上げうどん(400円)、ざるうどん(400円)、力うどん(450円)、等となっていて、かけうどんは、一銀店なのに、なんと、200円なのです。



暑い夏には、さぬきうどんを昼食にいただく時も、冷やしぶっかけか、冷たい生醤油をいただくことが多いのですけど、『手打ちうどん・ふじや』のような細目の美味しいうどんならば、暑い夏でも、温かいうどんでも食べたくなるのです。



熱い夏場は、ここの、温かい梅干うどん(400円)が絶対におすすめです。たっぷりした紀州梅は、歯ざわりのよい鳴門わかめ、ネギ、かまぼこ、そして、国産のいい小麦だけを使って手打ちし、寝かせたあと、手切りした、細目の繊細なうどんと、絶妙に合うのです。



昨今の、異常なさぬきうどんブームに便乗して開店している、「はなまる」に代表される、偽物のさぬきうどん店のことを、ここの大将も、ぼく同様、苦々しく思っておられるようです。



「硬いうどんがこしのあるうどんだ」という間違えた認識の人達に受けるような、判茹で状態のうどんを出す偽者讃岐うどん店が、時々、出てくるのですが、香川県の住民は騙せませんので、すぐに、閉店するケースが多いのですが、半茹で状態のうどんは、体に悪いですから、そういうものを人様からお金をいただいて出すのはけしからぬことだ、と、良心的なうどん職人さんはみんな怒っているようですね(笑)。



掲載写真は、「手打ちうどん・ふじや」の、すごく美味しいお餅の入った『力うどん』(450円)、です。



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「森製麺所」・高松市役所の真向かいは製麺所です。5

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「森製麺所」(高松市番町1-10-49 087-862-3010 10:00〜15:00)は、ぼくの母校の香川県立高松高校の近所のさぬきうどん製麺所のやっているうどん店です。従って、行きつけのお店の一つです。



高松市役所の真向かいに、うどんの製麺所がある、というのは、まさしく、うどんの故郷の香川県らしいことですね。



高松市のど真ん中の中央公園のすぐ横で、香川県庁、高松市役所、百十四銀行本店、香川銀行本店からも近いので、お昼は、大変混雑しているお店の一つですので、ぼくは大体11時前には行くようにしています。その時間だと、かき揚げやアナゴ等の天麩羅は、揚げたてなので、熱々をいただけます。



かけうどんの大(2玉)が200円なので、かき揚げ、天麩羅やおてんぷら(さつま揚げのことを、高松ではこのように呼びます。)をとって500円前後でおなか一杯になります。



しかし、このお店はお客様第一を貫いていて、マスコミの取材も讃岐うどん攻略本への掲載も一切断っています。



そのようなものには、一切、先行投資をせずに、かき揚げや天麩羅を揚げる担当者に、高松市の某割烹の大将を招いて揚げてもらっているので、ここの、トッピングは、高松市中心部では、一番美味しいのです。



そのような経営姿勢が高松市民に絶大な支持を受けていますので、お昼はいつも満席で行列が出来ますが、回転が速いので、ぼくも、時々お邪魔します。



出張で高松に来た方を香川県庁、高松市役所、百十四銀行の職員が、お昼に連れてくるので、いつ行っても、「美味しいね。」「さすはがはこしが素晴らしいね。」というざわめきが絶えないお店なので、食べに行ってもとても気持ちいいですね。



ここのうどんは、細めで咽喉越しの素晴らしいものですし、トッピングのかき揚げや天麩羅の作りおきもあまりしないお店なので、いつ食べに行っても、感動します。



ぼくは、個人的に、かけうどんには、天麩羅よりもおてんぷらを載せる方が好きなので、このお店のイカ入りおてんぷらをうどんに載せて、天麩羅は、別のお皿にとっていただくようにしています。お腹がとても空いているときには、チラシ寿司、いなり寿司、おにぎりを取ることもありますけど、普通はとらないで、ひたすら、うどんを楽しむようにしています。



掲載写真は、「森製麺所」の、『かけ、いなり寿司、かき揚げ』、です。




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「はまかいどう」の『ぶっかけうどん』5

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またまた、うちの近所に最近出来た、美味しい讃岐うどん店をご紹介いたします。



「はまかいどう」(高松市西町1-20アクトワン1F 087-835-4885 10:00〜16:00  日曜、祝日休日)は、近所のカソリンスタンドのバイトの男の子からとても美味しいと聞いて、2年前の夏、初めて食べに行ったお店です。



開店が最近で、まだ歴史は浅いのだけど、香川県生麺事業共同組合主催の「平成14年度さぬきうどん技能グランプリ」のゆでうどん部門で入賞を果たした実力者が大将なのだそうで、とても安く美味しいとの噂でした。



浜街道の茜町のグリーンハウスの真向かいにある小さなお店でしたけど、お昼前に行ったところ既に行列が出来ていました。が、まあ回転が早いのですぐに入れましたので、ぼくは、初めてのうどん店でいつもするように、生醤油うどんを頼んで味を確かめました。



非常に美味しかったです。コシは柔らかめなんだけど、とても弾力のあるいい麺でしたので、ぼくの好きな噛まずに食べれるタイプのうどんでよかったです。



冷たい方を頼んだので、茹でて水でしめたたうどんの上に、大根おろし、ねぎ、天かす、ショウガが載っているだけの簡単な生醤油うどんは、夏場には美味しいですね。もちろん、トッピングの天麩羅とおでんを別にとって、一緒にいただきました。



そこで、おかわりして、ぶっかけうどんをいただきました。うーーーん、薄めのだしが抜群に美味しかったです。卵、大根おろし、わかめ、ねぎ、天かす、ショウガが載っていたんだけど、これがこのだしによく合うんですよね。



いいお店が近所に出来てよかったなぁ、と思いました。お店のおばさんに聞くと、すぐ斜め向かいに、香川県漁業協同組合の中央卸売市場があるので、毎朝そこで仕入れてくるお魚の天麩羅が美味しいのだそうです。



掲載写真は、「はまかいどう」の、『具沢山のぶっかけうどん』、です。




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昼のメシーにがもうー・・・がもうのテーマソング(「鉄人28号の替え歌」)5

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「がもううどん・・・蒲生製麺所」(坂出市加茂町420-3 0877-48-0409 8:30〜12:30頃 土曜日・日曜日・祝日定休)は、いずれご紹介しようと思っている、「山下」と並ぶ、坂出市の山奥の、さぬきうどんの発祥地の綾川流域にある、由緒正しい、午前中のかけうどんがめちゃくちゃ美味しい、有名製麺所です。



ベストセラーの「おそるべきさぬきうどん」第3巻では、香川県内のS級店として、10店舗が上げられていますが、その中の一つです。



「恐るべきさぬきうどん」・S級店;がもう、彦江製麺所、なかむら、長田in香の香、山下、田村、山越、宮武、やまうち、谷川米穀店



全国から香川県にうどんを食べにいらっしゃる方も、必ず、立ち寄りますので、出来るだけ朝早い時間、それも、開店の朝の8:30よりも前にはに行かれた方がいいお店です。何しろ200台は止まれるくらいの駐車場も出来てるんだけど、混む時間だと止まれなかったりしますからね。それと、営業時間が12:30頃までとなっているのが要注意でして、麺がなくなり次第閉店なのです。また何よりも、午前中にいただく『がもううどん・・・蒲生製麺所』の「かけうどん」が抜群に美味しいのですから、ここはひとつ、朝は早めに行かれた方がいいと思います。



主なメニューは、うどん(小)130円、あげ80円、うどん(大)220円、うどん(特大)320円、天ぷら80円、等となっていますが、FCで全国展開している「はなまる」のような、香川県の恥のような不味いお店のかけうどん(小)100円とは全然違います。



「がもううどん・・・蒲生製麺所」は、以前ご紹介した、行列の出来る香川県のさぬきうどん有名店の、「おそるべきさぬきうどん」S級店の「田村」の生醤油うどん、「山越」の釜玉うどん、あたりと肩を並べる、美味しいうどんを堪能できます。これらのお店は、全て、綾川流域にあります。綾川の綺麗な水がとても大切だったのですね。



「がもううどん・・・蒲生製麺所」は、午前中の「かけうどん」が最高です。皆様も行かれたら、是非、大(2玉)か特大(3玉)の『かけうどん』を食べてください。絶対に全部食べられますよ。食べても食べても美味しいのです。表面は柔らかいんだけど、中はしっかりとしたコシがあって、まさしく、これが、正しいさぬきうどんのコシだとぼくは思います。



県外から香川県にうどんを食べにいらっしゃる方は、ともすれば、たくさんのお店を回ることを第一に考えることが多いのですけど、香川県の時間は、本州方面よりもはるかにゆったりと流れていますので、せっかく香川県にいらっしゃるのならば、『郷にいれば郷に従う』という感覚で、美味しいうどんをゆっくり食べてもらいたいな、とぼくは願っていました。



が、9年程前に「がもううどん・・・蒲生製麺所」に朝早くご案内した、美味しいさぬきうどんを食べたいと遊びにいらっしゃったぼくの東京の友人は、お替りしてどんどん食べて、「もう、ほかのお店ははいいや。」と、その日予定していたほかのお店は行かずに、昼前まで、食べ続けたのでした。田園風景と五色台の山々の風景が気に入って、こんなところで、美味しいかけうどんをいっぱい食べられる幸せは、東京では、絶対に味わえない、とのことで、感動していました。



ぼくは、高松市内に住んでいて、その後は、母親の介護もあったので、なかなか行けなかったんだけど、以来、東京の友人が是非、美味しいさぬきうどんを食べたいと遊びにいらっしゃったら、時間があるならば、「山越」と「古川」「がもううどん・・・蒲生製麺所」の3つだけは、並ぶ時間を避けてでも、ご案内したいお店になったので、必ず、行くようにご案内しています。そして、全員が、感動して香川県を後にしました。喫茶店なんかでも、内装が良くて、環境がいいところだとコーヒーを美味しくいただけますけど、さぬきうどんも、全く、同じなのですね。



ただし、お店が狭いので、うどんのお鉢を持って、外のベンチで、広がる田園と五色台の山々を眺めながら食べないといけないので、「がもううどん・・・蒲生製麺所」にゆくのならば、晴れた日に限ります。雨の日は、お店の中で食べられるほかのところに行った方がいいですね(笑)。



また、うどんを投げると、すずめが飛んで来て、食べてしまうので、本当に自然を楽しみながら、のんびりとうどんを楽しめるお店です。



どんなに美味しいうどん屋さんが、東京や大阪に出来たとしても、広がる田園と五色台の山々を眺めたり、すずめにうどんをやったりして楽しみながら美味しいうどんを楽しめるのは、晴れた日の「がもううどん・・・蒲生製麺所」でないといけないだろうと、ぼくは思っています。



が、たぶん、これが、平安時代から続く長い長い歴史のある、本来の、さぬきうどんの楽しみ方なんだろうな、って、いつも感じるのです。



だって、讃岐うどんが始まった平安時代には、電気もなかったと思いますからね。・・・・・等々、いろんなことを考えていると、昔から続くさぬきうどんの製麺所が朝早くからやっているのは、電気がなかった当時は、日の出がとても大切なイベントだったからなんだろうな、なんてことに思いを馳せてしまいます。



ちなみに、2007年10月14日にぼくが庭園コンサートに出演した、高松市の400年の歴史のある「栗林公園」は、21世紀になった今日でも、開園時間が日の出、閉園時間が日没、なのですよ。全国に多々ある県立公園でも、こういうところは、香川県の「栗林公園」くらいじゃないでしょうかね。『四国は海外です。』とぼくが常々主張している(笑)のには、こういう背景もあるのです。



ところで、「がもううどん・・・蒲生製麺所」は、地元香川県でも全部の世代の人達から大変に愛されているお店なので、テーマソングが出来ているので、ご紹介したいと思います。



テーマソング・・・・・『がもううどんで昼飯を食べるサラリーマンのテーマ』(「鉄人28号」の替え歌)



昼ーのメシーに蒲生ー



※ まぁね、もう、52歳になってしまったぼくは、「鉄腕アトム」や「鉄人28号」をテレビで見て育ったので、『がもううどんで昼飯を食べるサラリーマンのテーマソング』には、腹を抱えて笑ってしまいましたよ。だって、原詩は「ビルの街にガオー! 夜のハイウェーにガオー! ダダダダダーンと弾が来る バババババーンと破裂する ビューンと飛んでく鉄人28号」(URL ; http://www.h3.dion.ne.jp/~t-kat/movie/TE/28gou.htm で、テーマソングが聴けます。)なのですから、本当に、愉快な替え歌ですよね。



ところで、「がもううどん・・・蒲生製麺所」は、2年前に、ホームページを開設し、下記URLで、ネット販売しています。全国の皆様も是非購入されて食べてください。で、ぼくと同世代の方は、食べる前には、『昼ーのメシーに蒲生ー』(朝や夜ならば、昼を朝や夜に変ればいいのです〔笑〕。)というテーマソングを歌ってから召し上がってください。ぼくもこの前、朝早く行った時には、『朝ーのメシーに蒲生ー』と歌ってから、ここのあげを載せの、かけうどん(大)をいただいたら、ものすごく美味しかったですからね(笑)。



「がもううどん・・・蒲生製麺所」ホームページ・トップページ;http://www.kbn.ne.jp/home/udong/



「がもううどん・・・蒲生製麺所」ホームページ・ネット販売ページ;http://cart1.fc2.com/cart/gamoudon/



掲載写真は、「がもううどん・・・蒲生製麺所」の、『うどん(小)と金時豆の天麩羅』〔ここの金時豆の天麩羅は、とても人気があります。〕、です。



最後になりましたが、「がもううどん・・・蒲生製麺所」は、「田村」同様、非常にわかりにくい場所にありましたので、同じクラスの有名店の中でも、「山越」「池上」ほどの混雑はありませんので、素晴らしい田園風景と合わせて、その点でもおすすめの有名店です。





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「山越」・香川県ナンバーワン店5

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今回は、香川県で一番美味しいうどんをご紹介します。以前、高松市外なんだけど、生醤油うどんが一番美味しいと思う、「田村」をご紹介しました。



このあたりの有名店は、香川県全体の讃岐うどんに関するバイブルになっている、ベストセラー「おそるべきさぬきうどん」第3巻で、S級店10店に指定された下記のお店の中の一つです。



「恐るべきさぬきうどん」・S級店;がもう、彦江製麺所、なかむら、長田in香の香、山下、田村、山越、宮武、やまうち、谷川米穀店



しかしですね、聖書にも旧約聖書と新約聖書があるように、「おそるべきさぬきうどん」は読書するにはとても愉快で、人間に優しい視点で書かれた名著なので、是非ご一読をおすすめしますが、その情報は、1995年、つまり、ウィンドウズが出た年なのです。



しかも、時代が激変している昨今のこと。昔のように、「10年ひと昔」などと言っている場合じゃない時に、14年前の情報はあてになりません。かと言って、それに代わる文献が出来る前に、もう、讃岐うどんは、日本中に蔓延してしまいました(笑)。本当にすごい蔓延力です。新型インフルエンザ以上なのですから、驚かされますね(笑)。



しかししかし、別名、さぬきうどんカルボナーラ『釜玉うどん』発祥店の「山越」は健在で、現在も日本一美味しい讃岐うどんを提供し続けていますし、山奥だったこのあたり一帯は、ディズニーランドのような、うどんのテーマパークになってしまいました。



・・・・・・・・・・



私は、香川県高松市で生まれ育ち、早稲田大学政経学部に進学した18歳から、卒業後住友信託銀行で働いていた37歳まで東京にいて、37歳の時に、肝硬変で動けなくなった高齢の母の介護のために、香川県高松市にUターンしましたが、その母も2006年に亡くなり、現在、52歳です。



私の、生まれ育った高松の実家は、高松市瓦町(現在アイゼンパチンコ店になっている、コトデン瓦町駅の隣)で、板前の祖父の経営していた、「丸天旅館」という、高松市内の三大旅館(「川六」「トキワ本館」と「丸天旅館」)の一つでしたが、当時は、高松市内にホテルは一軒もなかった頃でしたので、美空ひばり、力道山、三田明、淡谷のり子、山下清画伯、大鵬、柏戸、舟木一夫、等の著名人も「丸天旅館」に宿泊されていました。私が生まれた頃に、電気冷蔵庫は完備されていましたし、美空ひばりさんが高松に演奏会でいらっしゃった、私が 2歳の昭和34年夏、「お嬢は、エアコンのない宿屋には宿泊いたしません。」というお母様のご要望があったため、祖父は『清水の舞台から飛び降りる』覚悟で、一番奥の日本庭園も美しく見える「芙蓉の間」に、出たばかりのナショナルの水冷式のクーラーを買って設置したと言っていました。でも、旅行で京都に行った時に見た清水の舞台はそんなに高くなかったので、「ここから飛び降りてもおじいちゃんは死ねんで。」と、ぼくは祖父に言っていました(笑)。また、仲居頭のおたかさんの話では、美空ひばりさんが高松にいらっしゃった頃、美空ひばりさんは小林旭さんのことが大好きだったので、歯ブラシなども全て2セットお持ちで、それは、旭の歯ブラシと自分の歯ブラシだ、とおっしゃっていたのだそうです。



祖父が長生きしていたら、と思うのですが、祖父は、働きすぎのため、60歳の時、私が早稲田大学一年生になったばかりの時に、脳溢血で急死しましたので、二代目のボンボンの父が、祖父の残した遺産を全て、8号さんまで大勢の女性に貢いでしまいましたので、なくなりました。



一方、高松市西宝町にあった母の実家の榊家の明治生まれの祖母(母の母)の榊英子は、若い頃、筑前琵琶のプロとして大阪で活躍していたので、高松の詩吟が臥風流の大師範をしていてお弟子さんもたくさんいて、三味線の名手でもありました。



私に音楽の才能があると見たのは、この母方の祖母でした。旅館を経営していた、板前の祖父は全く音楽に無縁でしたが、母の実家のあった西宝町の家には、ビクターの大きなステレオがありましたので、私はそこへ遊びに行くことをとても楽しみにしていました。



亡くなった母方の祖母や母から聞いた話なのですけど、とある日、従兄弟たちと、母の実家のお庭でドッジボールをして遊んでいた時、祖母がステレオのレコードに針を落とした時のこと、私は、ボールを放り出して縁側から家に上がり、スピーカーの前に座って動かなくなったのだそうです。



そして、「これは何な。」と祖母に質問したのだそうです。祖母は笑いながら、「これはね、J.S.バッハとグノーという人が作った『アヴェ・マリア』という曲のレコードだよ。」と答えたそうでしたが、「他にもあるんな。」と私が質問したので、祖母は、持っていたレコードをいろいろと聞かせてくれたのですが、そのうち、自分でターンテーブルに手が届かないので、テーブルの上に椅子をのせて、その上に登って、気に入ったSP盤のレコードを載せて自分でかけて聞き出したのだそうです。私のお気に入りは、モーツァルトのフイガロの結婚とチャイコフスキーのくるみ割り人形だったそうです。



自分の音楽の才能を引き継いでいる孫はこの子だ、と思った、決断の早い、母方の祖母は、直ちに、母に幼稚園入園前の私にピアノをやらせるよう提案したうえに、私のために、ヤマハの浜松の本店まで行って、マホガニーの綺麗なアップライトのピアノまで買ってくれました。



こうして、私は、3歳からピアノを始めました。先生は、当時高松で個人レッスンを始めたばかりだった、石井ルリ子先生でした。石井先生が神戸女学院でピアノとソプラノを専攻した先生だったことが、私のピアノ演奏のルーツにあります。ピアノだけ専攻の先生だったら、ミスタッチをしたら、叩かれたりすることが多いのですけど、石井先生は、「そこの音は違っているわよ。こうでしょう。」と言って美しい歌声で、正しい音を歌ってくださったのです。音楽において一番大切なことが、歌心であることを、知らず知らずのうちに私は習得できたように思います。



また、石井先生(まだお元気でご健在です。)によると、小さい頃から私は食いしんぼうだったみたいで、私が弾きたくないとムズがっていると、ピアノの上に、リンゴを置いてくれて、「ちゃんと弾いたら、これを切って食べようね。」と言うと、たちまち機嫌が良くなったのだそうです(笑)。まるで、ペットの犬みたいですね(笑)。しかし、当時、まだ小さかった私は、ピアノの椅子を一番高くしてもグランドピアノの鍵盤に手が届かなかったので、石井先生のひざの上に座ってピアノを弾いていたのですから、ペットみたいなものだったのかもしれませんね(笑)。



レッスンは順調に進み、小学校5年で、ベートーヴェンのソナタを弾く段階になった時、母方の祖母がうちに来て、ベートーヴェンの「月光」を弾いてくれましたので、ぼくはびっくりしましたが、母方の祖母の実家は、讃岐松平藩の家老だったそうなので、あたり前のようでした。



しかし、私は、ベートーヴェンのソナタが嫌いだったので、好き勝手にアレンジして弾いていたので、それに気づいた石井先生が、作曲をすすめて下さり、私は11歳の時に、初めての作品、組曲「宇宙」という、当時大好きだった家の天体望遠鏡から見える星や星雲をモティーフにした作品を書きました。



今だに、私は、そのような経験から、板前さんが作って出して下さるお料理や、うどん職人さんが作って出して下さる讃岐うどんは、全て、作曲家が作曲してくれる音楽作品と同じだと思っています。



従って、それを、評価するにあたって、作って下さった人(作曲家や板前さん)のお人柄に一切触れない論評は、全く無意味だと思っています。



讃岐うどんに関しても、咽喉越し、麺の太さ、エッジがたっているか、という程度のことは、音楽作品に関して、対位法的処理が十分かどうか、とか、和声進行における導音処理が適切であるかどうか、という、枝葉末節に過ぎないのです。一番大切なことは、作って下さった方が何を伝えたいと思っていたか、という、ハートの問題なのです。



作曲作品同様、讃岐うどんも、それを作ってくださった方が、ただ、お金儲けしたいという理由だけで作られたものを、聴いたり食べたりすることは時間の無駄なのです。讃岐うどん店に関して、私が、その感想文を書くにあたっても、それを読んでくださる方が、少しでも正しく讃岐うどんを理解していただきたいと思っていますので、マスターのお人柄のよくないお店は食べに行くだけ時間の無駄だと思っていますので、そのあたりを含めて、書くようにしています。



ついでに、讃岐うどんとショパンは全く次元の違う出来事だ、一緒にするな、という、口先だけのオタクスペシャリストに一言言っておきましょうね。



私は生まれた頃から、讃岐うどんに親しんでいます。また、49年間ピアノを弾いていますし、41年間作曲しています。人間は100年以上はなかなか生きていられないけど、生きている間に、時間をかけて日常的に親しんだり、自分の意志で勉強した、スペシャルな分野でしか論評なんて出来ません。ですから、私は、信州そばについては、全く、ノーコメントなのです。



今は廃店しましたが、番町四丁目の当時の自宅の近所にあった、製麺所「久保」の作るうどんは最高に美味しかったこと、それを初めて食べた時の深い驚きに満ちた感動はしっかりと私の心の中にあります。そしてそれは、ショパンの「バルカローレ(舟歌)OP.60」に初めて出会ったときの深い驚きに満ちた感動と、全く、異ならないのです。味覚で受け止めるか、聴覚で受け止めるかの違いに過ぎないのですからね。



・・・・・・・・・・



さてさて、話がそれましたが、さぬきうどん店「山越」〔綾歌郡綾川町(旧綾上町)羽床(はゆか)上602-2 087-878-0420 9:00〜13:30 日曜日定休〕は、もう有名になってしまいましたから、知らない人はいないだろうと思います。が、先日、東京の友人が遊びに来たので食べに連れて行って、やはり、素晴らしかったので、高松市外の有名店では、以前、S級店に含まれる「田村」をご紹介しましたので、今回は、「山越」をご紹介します。



うどんのコシにはいろいろ好みがあると思います。が、ぼくは、「山越」が一番好きなんですよね。コシの強い固めのうどんの好きな人は、既にご紹介した、屋島の「わら屋」を推薦しますけど、ぼくは、「山越」が断然好きです。「山越」は柔らかすぎる、っていう人がいますけど、それは間違いだと思います。柔らかくてもモチッとした、なんともいえない弾力性がたまらないのです。このあたりのことは、さぬき人同士では、ごくごく普通に会話される内容なので、たぶんうどん屋の好みは、人口の数だけあるように、ぼくは感じています(笑)。



高松でも、県外からいらっしゃった方に、美味しいうどん店をよく聞かれますけど、ぼくは、必ず、「山越」と「田村」はご紹介します。というのも、その日その日で、絶対に、当たり外れのない名店だからなのです。



特に、香川県にいらっしゃって、さぬきうどん店に一軒しか行けない人がいたら、絶対に「山越」の『釜玉うどん』を、ぼくはお奨めします。『釜玉うどん』は、今はどこのうどん屋でも食べられますけど、「山越」は全然、違うので、以前、ぼくは「山越」以外のお店では『釜玉うどん』は食べないようにしていました(笑)。



『釜玉うどん』(釜からあがった麺を水でしめずに卵とあえ、ダシか醤油をかけて食べるもの)が美味しいということは、当然、生醤油もかけもつけも美味しいに決まっていますけど、「山越」の『釜玉うどん』は、その麺のコシと卵が最高にマッチしているのです。。また、醤油かダシ、好きなほうをかけていただけるのですが、ぼくは、ダシをお勧めします。というのも、ここのダシは、昆布は一切使っていなくて、鰹節とイリコだけだからなのです。



営業時間も、由緒正しいさぬきうどん店で、昼過ぎには閉店です。が、ここは最近は混雑していて、駐車場に警備員まで配置しているほどなので、朝10時までには来店された方がいいですね。



メニューは、釜玉うどん(200円)、 釜玉山かけうどん(250円)、山かけうどん(200円)、かけうどん(150円)、月見山かけうどん(250円)、つけうどん(150円)、釜あげうどん(150円)、月見うどん(200円)等ですが、トッピングの天麩羅(全て100円)と、食後のソフトクリーム(200円)も美味しいです。うどんの玉数を増やすと一玉100円なので、「山越」で、うどんだけで、500円以上使うことは、至難の技だと思われる方も多いでしょうけど、美味しいので、どんどん入ってしまいますから、3玉は軽く食べられますよ。



また、「山越」は、そのお庭に湧く、綾川の伏流水の素晴らしい湧き水で手打ちしているために、さぬきうどん店では群を抜いて美味しいことはあまりにも有名ですが、この湧き水(魔法の水)も、クーラーボックスに入っていていただけるようになっています。



本当に行くたびに不思議な気分になります。お水が違うだけで、こんなにうどんが変わるなんてすごいなぁ、と感動してしまいます。



県外の皆様も、香川県にいらっしゃったら、この短時間の営業で、一日約1000食売れるという「山越」は一度は絶対に行って下さいね。



「山越」店主の山越伸一さんは、私の友人の板前さんの知人なので、どんな方なのかお聞きしていますが、最高のブーム時に、2キロもの行列が出来た時に、大変に儲かったのだそうですが、駐車場を広げたり、お客様にお貸しする傘を購入することに使われたそうですが、残った儲けの中から、何千万円かを、福祉施設にご寄附されたそうです。私利私欲のために人の作った会社を乗っ取ること(つまりM&Aすること)に使ったりしないところが、素晴らしいですね。



最後に、さとなお氏執筆の「うまひゃひゃさぬきうどん」の中から、私が全く共感している一言の引用をご紹介したいと思います。



「快感というモノサシで計ると、『山越』の方がやはり一枚上のような気がする。『宮武』は強いが、ちょっとストイックだ。モーツァルトとベートーベンの違い、と言えばわかっていただけるであろうか。・・・・・さとなお氏執筆「うまひゃひゃさぬきうどん」より



さとなお氏のおっしゃる通りなのです。琴平町の『宮武』と、『山越』の違いは、まさしく、モーツァルト(山越)とベートーベン(宮武)の違いなのです。



県庁所在地の高松市内では、両方の系統のうどんを食べられます。すなわち、「山越」系統が、このブログで、既にご紹介した、「ぶっかけうどん 正家」、「宮武」系統が、もうすぐご紹介する予定の「あたりや」なのです。



外食する時、その日の気分で、何を食べようかな、ということがありますが、音楽を聴く時も、その日の気分で、何を聴こうかな、ということもありますよね。その違いだということです。



掲載写真は、「山越」の『釜玉うどん』(200円)、です。





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「連絡船うどん」・宇高連絡船のうどん5

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1988年に瀬戸大橋が完成するまで、本州と高松を繋いでいた主要な交通機関は、宇高連絡船でした。当時は、高松から陸路東京へ行くには、香川県の高松港から岡山県の宇野港まで宇高連絡船で行き、宇野駅から岡山駅まで快速に乗って、岡山駅から新幹線に乗らないと行けませんでしたので、本州に渡ることは、本当に大変でした。宇高連絡船が1時間、快速電車が40分はかかりましたので、乗換えを含めて、高松から岡山まで、2時間はかかったのですから。



瀬戸大橋が完成し、高松駅から岡山駅まで、瀬戸大橋を渡る直行の「マリンライナー」は、55分で行けるようになりましたので、とても便利になりました。



が、たぶん、同じ感慨を持っているぼくと同世代の高松在住の人達は多いと思うのですけど、宇高連絡船は、とても素敵な乗り物でしたし、快速に乗り換えるなど大変だったけど、時間がかかるということは、ある面、遠くへ来たな、という感慨を強くするものなので、あれはあれでよかったと思っています。



そして、この感慨をいっそう強くしているのが、今はなくなってしまった、宇高連絡船の後ろ甲板で、JR四国系列の「高松駅弁」が経営していた、さぬきうどん店の存在でした。



東京と行き来する時、高松などの四国在住の人達はみんな、宇高連絡船後ろ甲板でうどんを食べようと、食事時間が多少ずれても、駅弁を買って食べずに、我慢していました(笑)。



それくらい、宇高連絡船の後ろ甲板で、JR四国系列の「高松駅弁」が経営していた、さぬきうどん店のうどんは美味しかったのです。



また、茹でたてのうどんを、宇高連絡船の後ろ甲板のベンチに座って食べると、潮風が吹いてきて、カモメの泣き声が聞こえ、瀬戸内海の島々を眺められたので、最高の環境でした。



東京から帰ってきたときには、やっと、故郷が近づいてきたと感じましたし、東京に行く時には、今から都会に行くんだという感を強く感じながら噛みしめる、コシの強いさぬきうどんの味は、また、格別なものでした。



かつて、椎名誠がさぬきうどんの視察旅行に、高松に来た時のことを、エッセイに書いた中で、「宇高連絡船はうどん連絡船だ。」と書いていて、ぼくは吹き出しましたが、それくらい、宇高連絡船後ろ甲板のさぬきうどんは、ものすごい売れ行きでした。1杯200円のかけうどんでしたけど、出航したらすぐに長い行列が出来て、1便で軽く300杯は出ていましたからね。



当時のメニューは、「かけうどん」「きつねうどん」「天麩羅うどん」の3種類だけでしたけど、これを食べないと、四国に帰ったという気分になれないくらい、うどんのコシとダシの味が瀬戸内海の風情とマッチしていたのです。



『連絡船うどん』は、JR四国系列の「高松駅弁」が、そういう声が多いことを受けて、高松駅構内に開店した、立ち食いうどん店で、メニューも当時より増やしていますが、ダシについては、全く当時と変えていないそうです。



ぼくは、仕事の出張で本州方面から高松に帰ってきた時には、マリンライナーを降りて改札口を出る前に、必ず、高松駅構内の「連絡船うどん」で、うどんをいただくようにしています。美味しいのはあたり前なんだけど、ぼくは、このお店のおばちゃんと、「昔を思い出すよね。」とおしゃべりしながら、食べるうどんがとても美味しいからなのです。



その意味では、ぼくの世代以上の四国人にしか価値のわからない、とても利己主義的な(笑)、さぬきうどん店なのかもしれないけど、まぁ、高松市内にはうどん店もたくさんあることですから、そういうお店が高松市内に一つ位あってもいいんじゃないかな、って感じています。



「連絡船うどん」は、香川県高松市浜ノ町1-20 高松駅舎内にあります。TEL087-851-2213、営業時間は、7:15〜21:00、年中無休です。JR高松駅にいらっしゃったら、是非、おやつ感覚で、お召し上がり下さいね。



掲載写真は、「連絡船うどん」の、『かしわざるうどん』、です。



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「秀(ひで)」・・・・・高松空港から一番近い、美味しいうどん店の『幻のポン酢うどん』5

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皆様ご高承の、クルト・レヴィンの人間の行動心理公式は、下記のようになっています。



B=f(E,P)

B=behavior=人間の行動

E=environment=人間の置かれた環境

P=personality=人間の個性

※ 人間の行動は、その人の置かれた環境と個性で決まりますが、環境が8割以上を決定します。



高松空港には、3店、さぬきうどん店が入っています。すなわち、「さぬき麺業」「川福」「かな泉」という高松市に資本のあるさぬきうどん店での大手3社です。県外の皆様は、高松空港に到着されたら、この中から食べるさぬきうどんを選ばないとなりませんが、それならば、以前にもご紹介しましたけど、断然、「さぬき麺業」か「川福」で召し上がらなくてはなりません。



間違えても、冷凍食品「カトキチ」にM&Aされて、そのM&Aした会社の「カトキチ」の役員が監獄に入るような状況に陥っている「かな泉」のような環境の悪いお店に入ってはならないと思っております(笑)。



なぜなら、皆様ご高承の、クルト・レヴィンの人間の行動心理公式は、下記のようになっているからです。



B=f(E,P)

B=behavior=人間の行動

E=environment=人間の置かれた環境

P=personality=人間の個性

※ 人間の行動は、その人の置かれた環境と個性で決まりますが、環境が8割以上を決定します。



現状、「かな泉」という法人は、親会社の「カトキチ」の常務が汚職で懲役7年の実刑判決を受けているような職場環境なので、クルト・レヴィンの人間の行動心理公式による限り、このような悪い環境に囲まれた従業員のモチベートはかなり低いと思われますので、食べに行かない方がよいお店です。



以上述べたとおり、もし、高松空港内で讃岐うどんを召し上がるのならば、「さぬき麺業」か「川福」がいいのですが、「さぬき麺業」や「川福」は、高松市中心部にも支店がありますので、別に高松空港で讃岐うどんを食べなくてもよいのです。実際、高松空港周辺にも、いろいろと、このような大きな資本ではない、讃岐うどん店が点在しています。が玉石混交ですので、高松空港から車で3分ほどのところ、グラススキー場の近くに、素晴らしい讃岐うどん店があります。それは、「秀(ひで)」(高松市香南町由佐2933 087-879-2973 10:30〜18:00 年中無休)という、『幻のポン酢うどん』という、素晴らしいうどんを食べさせる、セルフ店ですので、今回はそこをご紹介したいと思います。



「秀(ひで)」は、かつては、高松市瓦町にあったのですが、空気もよく環境のいい、高松空港のある香南町に移転しました。



主なメニューは、かけうどん、幻のポン酢うどん、ざるうどん、 おにぎり、釜あげうどん、等のシンプルなものになっています。うどんは注文を受けてから茹でてくれますので、 注文を受けてから揚げる穴子のまる揚げ、共々、待たされますけど、非常に美味しいです。



このお店は、晴れた日には、外のバルコニー席で食べると、最高に気持ちいいです。



さて、『幻のポン酢うどん』なんて聞くと、本当に食べられるのかな、一日限定何食じゃないのかな、って思う人もいらっしゃると思いますが、そんなことはありません。幻なのは、ポン酢で、稀少価値の高いポン酢を使っているところからこの名称になっているに過ぎません。



『幻のポン酢うどん』というのは、幻のポン酢のきいたダシによるぶっかけうどんですから、あとはネギとショウガを加えるだけのいたってシンプルなものです。温かいものと冷たいものを選べます。本当に驚かされることは、ポン酢と、ショウガはとても相性がいいということです。



皆様も、高松空港にいらっしゃったら、是非、一度、お試しください。



掲載写真は、「秀(ひで)」の、『幻のポン酢うどん』です。晴れた日にこの店のバルコニー席で、うどんをいただくと最高に気持ちいいです。



いろいろと高松市内の美味しい讃岐うどん店をご紹介していて、やはり、最初に書いた、クルト・レヴィンの人間の行動心理公式を再確認してしまいます。



香川県の自然環境と讃岐うどんは不可分な気がしてくるのです。特に、高松市香南町という、高松市内でもかなり南の郊外にある、「秀(ひで)」のようなお店のうどんは、そこに行かないと正しく味わえないように、高松市中心部に住んでいるぼくでさえ、痛感してしまうのですから。



でも、人間の豊かさに対する欲求は尽きないものですから、それを手にするために必要なお金を手に入れることに執着するんだろうな、って感じます。



太宰治が言う、「文化って弱くて脆くて負けるものなんです。でも、それでいいのじゃないかしら。」という言葉を、香川県の偉大な文化の「讃岐うどん」に日常的に接しているぼくは、再確認してしまいます。




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「さくらや」・昔ながらの讃岐うどん5

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手打ちうどん「さくらや」(高松市番町2丁目8-26 087-826-0264 10:00〜17:00 定休日 日曜日)は、2年前まで、「めん」という屋号だったのですが、2007年11月末に閉店し、お弟子さんが店名を「さくらや」に変えて、現在も同じメニューで続いている、知る人ぞ知る、高松市中心部の私の自宅からも近い、一般店のうどん屋です。お昼は高松の住人でいっぱいになりますが、セルフではなく一般店なので、うどんが出来るまで随分待たされます。



が、実に美味しく安いので、とても人気があります。



ここの一番人気は「丸天うどん」(320円)ですが、これこそが、昔ながらの高松のさぬきうどん店のメニューなのです。お昼過ぎ12時半になると売切れてしまいますので、早めに行かれた方がよいと思います。



高松では、昔から、「てんぷら」という言葉には2つの意味があります、一つは、いわゆる全国共通の「天麩羅」のこと、もう一つは、さつま揚げ、あるいは、かまぼこのような練り物を揚げたもののことで、どちらも、「てんぷら」と言いますので若干ややこしくなっています。



これを区別するため、年配者の間では、文書では、いわゆる全国共通の「天麩羅」のことは、「天麩羅」と漢字で書き、さつま揚げのことは、「天ぷら」あるいは「てんぷら」とひらがなを入れて表現していますし、口語では、いわゆる全国共通の「天麩羅」のことは、「てんぷら」と呼び捨てにして、さつま揚げのことは、「おてんぷら」と丁寧に呼んでいます。



従って、これがうどんに載る段階になると、「天麩羅うどん」は、いわゆる全国共通の「天麩羅」の載ったうどんになりますので、さつま揚げの載ったうどんは、そのさつま揚げの形を天麩羅の天の前につけて呼んでいます。「丸天うどん」は、丸い形のさつま揚げの載ったかけうどん、「平天うどん」は、平らな形のさつま揚げの載ったかけうどんのことなのです。



1999年に閉店しましたが、昔ぼくが住んでいた番町4丁目には、「久保」という有名な製麺所がありました(このお店のうどんのメニューは、「かけ」〔うどんをテボで温めたもの〕と「そのまま」〔うどんをテボで温めないもの〕の二種類だけでした。)が、「久保」にはトッピングの天麩羅はなく、20種類以上のさつま揚げしかありませんでしたので、好きなさつま揚げを取ってうどんの上に載せて食べていました。さすがに「三角天」というのはなかったけど(笑)、「平天」「丸天」「細天」や「じゃこ天」「赤天」等があったことを覚えています。



その点では、手打ちうどん「さくらや」は昔ながらの伝統の残っているさぬきうどん店の一つと言えます。全国から香川県にいらっしゃる皆様は、こしを硬さと勘違いしているので、硬いものを求めているため、そういうものに迎合しているお店がままある中、「さくらや」のうどんは、正しい咽喉越しの細めのうどんです。しかも、ダシは、少しぬるめにしてくださっていますので、噛まないで流し込んで咽喉越しを味わうには最適なのですね。



さて、手打ちうどん「さくらや」の『丸天うどん』には、従って、かけうどんに丸いさつま揚げが載っているのですが、この丸いさつま揚げが、実に、うどんの咽喉越しによく合うのです。しかも、ここの『丸天』には、きくらげや枝豆が入っていますので、いろんな味を楽しみながらうどんを食べられるようになっています。



いわゆる全国共通の「天麩羅」は、高松では、天カスを入れるのと同じ効果が期待できますので、どちらかというと、ぶっかけうどんに入れて食べることが多いようなので、かけうどんにはさつま揚げの方を入れることが多いように思います。その方が、あっさりとうどんをいただけるからなのです。



天麩羅をかけうどんにトッピングして載せたら、衣がダシに溶けますので、天かすを入れたのと同じ効果がダシに及ぶので、それを嫌がる方は、「おてんぷら」を載せる方を好みます。



また、人それぞれ好みがあって、トッピングに天かすは絶対に嫌で、擦りゴマでないといけない、鳴門ワカメでないと嫌だ、お揚げを炊いたものがいい、等々、日常食としてうどんを食べている香川県民には、それぞれ、好みがあるのですね。



高松市内のセルフ店にいらっしゃったら、トッピングには、「天麩羅」と「おてんぷら」がありますので、気をつけてくださいね。



掲載写真は、手打ちうどん「さくらや」の、『丸天うどん、と、いなり寿司と、豆腐のおでん』、です。




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「本格手打うどん こころ」の『氷釜あげうどん』5

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暑い夏場に食べたくなるのが、「本格手打うどん こころ」(〒760-0008 香川県高松市中野町16-18 087-834-0527 11:00〜15:00、17:00〜23:00 定休日 日曜)の 『氷釜あげうどん』ですね。



暑い日に、カキ氷を食べる感覚で、高松では、「本格手打うどん こころ」の『氷釜あげうどん』が楽しめることは、非常にありがたいことだ、と思っています。



このお店は、創業12年目の、高松では比較的新しいさぬきうどん店です。



高松市の中央通を南下して、四国新聞社とローソンの間の路地を西に入ったところにあるセルフうどん店「本格手打うどん こころ」の最大の特徴は、熟成を重ね、四日間かけて作られる純手打ち麺です。



『氷釜あげうどん』、はその美味しさを十二分に堪能できるのでおすすめです。



『氷釜あげうどん』は、ざるに敷き詰められた氷の上に釜あげ麺がのせられています。上側のは釜揚げうどんの食感、氷に接している麺は締められたざるうどんという二つの食感が味わえます。 つけダシは冷・温の二種類があります。



「本格手打うどん こころ」の二階は「こころええやん」という夜営業の居酒屋になっていて、そちらでもうどんは注文できます。



また、人気が出たことから、2006年から、厨房をはさんで客席と反対側の一角に立ち食いコーナーもできています。



小麦の値上げに伴い、『氷釜あげうどん』は値上がりして、550円になってしまったので、とても残念なのですが、しかし、普通のかけうどんなどは、200円以下でやっていますし、冷たい系統のぶっかけなどは素晴らしく、うどんそのものが素晴らしく、また、ダシが素晴らしいのでお勧めです。



掲載写真は、「本格手打うどん こころ」の、『氷釜あげ』うどん(左が温かいつけダシ、右が冷たいつけダシです。)〔550円〕、です。





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「三徳」のオリジナルメニュー5

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「三徳」(〒761-0301 高松市林町390-1 087-888-2368 フリーダイヤル 0120-667833)は、通常の、かけ、ぶっかけ、生醤油に、自分の好きな天麩羅をトッピングするセルフスタイルのうどんメニューも置いています。



が、ここのおすすめは何と言っても、かぶあんかけ、ねぎまうどん、涼風麺、鰻めん(夏季限定)、鰻かけめん、山かけ鉄火しょう油うどん、肉みそうどん、ぴりからうどん、月かすみうどん、日の丸うどん、月釜しょうゆうどん、山かけしょうゆうどん等の、いろんなアレンジもののメニューです。



この中で、最も人気の高いものが、『山かけ鉄火しょう油うどん』(小630円 大745円)です。



その名の通り、生醤油うどんの上にマグロ、トロロ、ねぎ、刻み海苔をトッピングしたオリジナルうどんで、コシのしっかりした麺といっしょにいただくと、実に実に美味しいのです。



もし、高松にいらっしゃったなら、是非、一度は、「三徳」の『山かけ鉄火しょう油うどん』をお試しください。必ず満足いただけると思います。



掲載写真は、「三徳」の『山かけ鉄火しょう油うどん』、です。



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「生舞(きまい)」・新しい一般店5

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今回は、前回ご紹介した、「麺むすび・漁仙亭」と同時期の2005年、開店した新しい一般店の「生舞(きまい)」をご紹介いたします。



「生舞(きまい)」(高松市田村町529番地宮武ビル1F 087-865-3373 10:00〜15:00 年中無休)は、一般店にしては安いお店です。



主なメニューは、かけうどん(150円)、天ぷらうどん(450円)、すじコンうどん(350円)、釜あげうどん(250円)、生醤油うどん(300円)、釜玉うどん(300円)、肉うどん(450円)、天ぷらぶっかけうどん(650円)、カレーうどん(480円)、等で、おでんは1本80円です。



このお店は、肉系統のうどんが美味しいです。すなわち、「すじコンうどん」「角煮うどん」「カレーうどん」「肉玉ぶっかけ」等が美味しいお店です。



「すじコンうどん」は、スジ肉とコンニャクが小さく細切れになって載っている、かけうどんです。とても、肉汁とコンニャクがうどんに合う絶品です。



この食べ方は、昔から香川県で親しまれてきたうどんの食べ方の一つですが、このように、うどんには、スジ肉とコンニャクを煮込んだものが合うので、セルフサービスうどん店全てに、おでんが設置されるようになったと考えられます。



ところで、このお店の名前「生舞(きまい)」は、さぬき弁の「来まい(きまい)」をかけたもので、さぬき弁の「来まい(きまい)」は、『いらして下さい』『どうぞお越し下さい』という意味です。



また、このお店の立地は、高松中央競馬場(JRA)の近所ですので、お休みの時などは、お昼から、ビールを飲みながら、肉のタップリ入ったぶっかけ系統のうどんやおでんを食べる人が多いです。もちろん、香川県ですので、JRAの中にも当然、うどん屋さんがあるのですけど、そこはそれ、うどんにうるさい土地柄ですので、「生舞(きまい)」のうどんのこしが、断然いい、という理由によるものと思われますね(笑)。



掲載写真は、「生舞(きまい)」の、じゃがいも、お揚げ、なるとの入ったオリジナリティー豊富な『カレーうどん』と『おにぎり』(100円)セット〔大根サラダはサービスです。〕(しめて580円)、です。



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「麺むすび・漁仙亭」の新さぬきうどん5

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『漁仙亭(りょうせんてい)』は、以前から、新鮮な季節料理と創作料理で人気のある居酒屋でしたが、2005年から、お昼限定でうどん屋『麺むすび』(香川県高松市多肥下町949 087-865-1219 10:30〜14;30 月曜日定休)になりました。



これには、事情があって、東京都出身の店長・高野良太さんが、「これだ!」というさぬきうどんに出合い、某有名店に弟子入りして、修行を重ね念願のお店をオープンしたのが、このお店なのです。



『麺むすび』のうどんの麺は、少々太めでふっくらとしていて、もちもち感と、噛みごたえのあるものです。また、だしは、コンブとカツオ・サバ節、イリコのブレンドで、天麩羅はサクサクなので、とても美味しい絶品です。



高松市内一般店適正価格の店で、生醤油うどん(320円)、ぶっかけうどん(320円)、ぶっかけおろしうどん(350円)、月見ぶっかけうどん(400円)、温玉ぶっかけうどん(350円)、肉ぶっかけうどん(520円)、かきあげぶっかけうどん(500円)、山かけぶっかけうどん(480円)、海老とちくわ天ぶっかけうどん(500円)、天婦羅おろしうどん (750円)、いか天おろしうどん(700円)、鶏天おろしうどん(700円)、野菜天おろしうどん(680円)、ざるうどん(320円)、天ざるうどん(750円)、釜あげうどん(320円)、釜あげ天婦羅うどん(750円)、釜玉うどん(320円)、鍋焼うどん(750円)、かけうどん(250円)、わかめうどん(350円)、きつねうどん(380円)、梅干しうどん(380円)、天婦羅うどん(580円)、かきあげうどん(500円)、肉うどん(520円)、カレーうどん(520円)、といったところです。



が、ここの最大の売りは、天丼(600円)、カツ丼(600円)、かきあげ丼(520円)、親子丼(520円)、が全て美味しいことと、丼に100円プラスでかけうどんがセットになることです。



また、 ここの名物うどんは、何と言っても、「豚角煮ぶっかけうどん」(700円)で、さぬきうどんも、ここまで進化したか、と思わせる内容です。



そのほか、トッピング等は、おむすび、いなり寿司、あつあつちくわ天、あげたてコロッケ、等となっています。



掲載写真は、「麺むすび・漁仙亭」の、『豚角煮ぶっかけうどん』、です。




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「たも屋」・新しい讃岐うどん店の代表5

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「たも屋」は、平成14年創業の新しいさぬきうどん店の代表です。社長の若い黒川さん以下、全員、素晴らしくサービスのいいお店です。



高松で麺の量の一番多いセルフさぬきうどん店で、揚げたての天ぷらをはじめトッピング類はすべて手作りですが、手作りコロッケが抜群に美味しいので有名です。



本店〔住所 高松市朝日新町1-16 電話 087-821-4480 営業時間 7:00〜14:00 休業日 日曜(12/29〜1/4) 県外客のリクエストで祝日は開店することになりました。〕 は、JR高松駅から少し東に行った、浜街道から海に突き出たF地区の中にありますが、林店〔香川県高松市林町6-38/tel 087-816-0888 営業時間 AM7:00〜PM3:00/定休日 なし〕、藍住店〔徳島県板野郡藍住町徳命字元村東25-1(パルス藍住内)/tel 088-692-1266 営業時間 AM11:00〜PM5:00/定休日 月曜〕、高知店〔高知県吾川郡春野町弘岡下3454-1/tel 088-894-5131 営業時間 AM10:30〜PM2:30/定休日 なし〕等、支店が増えているお店です。黒川社長がいつも本店で働いているので、ぼくがいつも県外の音楽の友人を連れてゆくので、すっかり顔なじみになっていますが、この前、高松のうどん店「もり家」が、浜松に支店を出したところ、新幹線に乗って東京から食べに来る人もいるような状況なのに、「たも屋」は、まだ、東京、関西に支店を出していないので、ぼくが、「黒川さんは、次の、たも屋の支店を東京や関西なんか放っておいて、ニューヨークかパリに出すつもりでしょう。」と言うと、爆笑していましたけど、まだ、40歳代になって少しだから、彼なら出来ると思っています。



主なうどんのメニューは、かけうどん(小)180円、かけうどん(大)260円、かけうどん(特大)330円、ぶっかけうどん(小)250円、ぶっかけうどん(大)330円、ぶっかけうどん(特大)400円、ざるうどん(小)250円、ざるうどん(大)330円、ざるうどん(特大)400円、釜あげうどん(小)250円、釜あげうどん(大)330円、釜あげうどん(特大)400円、釜玉うどん(小)300円、釜玉うどん(大)380円、釜玉うどん(特大)450円、肉うどん(小)350円、肉うどん(大)430円、肉うどん(特大)500円です。



私がいろいろ食べた経験では、ここ「たも屋」のうどんの値段が、高松市内のセルフ店の適正価格だと思っていただければよいお店ですので、ここより高いセルフ店は、全て、高い、ここより安いセルフ店は、全て、安い、と、一刀両断に判断していただければよい、模範的に素晴らしいこしとつやつやの表面のうどんです。ですから、かけうどん180円よりも、たとえ10円でも高いセルフサービスうどん店は、10円分のうどんとダシの付加価値がないとダメだ、ということ、また、かけうどん180円よりも、10円でも安いうどんでも、「たも屋」より不味かったら食べない方が良いセルフ店だ、ということです。



午前7時開店ですが、名物の、手作りコロッケ(120円)、は、午前9時からなので、行かれる時は、午前9時以降の来店がいいですが、ここのコロッケは、ほとんど全員が取りますし、テイクアウトする人も多いので、12時には売り切れますし、14時前には麺が売り切れますので、閉店になりますので、13時までには行かれたほうがいいです。



また、ここは、ショウガ、ネギ等とともに薬味として並んでいる、天かすが素晴らしいのです。超サラサラの天かすで、ダシにつかった直後に溶けるので、抜群に美味しいです。また、大根おろしと、紀州梅干も、無料で取り放題になっています。大根おろしと、紀州梅干、無料で取り放題のセルフ店は、高松市内でも、ここ「たも屋」だけです。ですから、胃の調子が悪い時なんか、ここのかけうどん1玉(180円)に、山のように大根おろしと紀州梅をタダですからいっぱい載せていただくと、胃の調子がよくなってしまうのですよ。



本店は、JR高松駅から、タクシーでも近いので、午前中にJR高松駅に着かれたら、まずは、ここ『たも屋』と、以前にご紹介した『しんせい福岡店』、『大吉』が、セルフさぬきうどん店としては美味しいので、このどちらかに行かれて、高松でセルフさぬきうどんの醍醐味を味わう出発点にすればよいと、ぼくは思います。



そして、高松市内には、既にご紹介した、「まるいち」「さか枝」「番丁」「めりけんや」等の、セルフの美味しいさぬきうどん店がいっぱいありますので、2泊3日程度だったら、3食全部、セルフの美味しいさぬきうどん店で行けますよ。まぁ、でも栄養が偏るといけないから、たまーーーに、「一鶴(いっかく)」の骨付き鳥、「しゃぶ亭まる」のしゃぶしゃぶ、「レストラン北斗」のステーキ定食か、懐石料理店「篠之路(しののじ)」の2汁7菜の2600円の瀬戸内海の魚を使った懐石料理を召し上がれば、安く美味しいおなか一杯の体験が出来るのでいいのじゃないかな、って思います。



間違えても「はなまる」のようなところへ行ってはなりませんよ(笑)。



『名物にうまいものなし』という格言があるみたいですけど、これは、少なくとも、ぼくの住む香川県のさぬきうどんは名物ではなく文化なので、あてはまりません。



つい週末の先日、高松市内古馬場町の行きつけのスナックに、仕事で疲れたので、夜遅く飲みに行ったら、隣の席で、30歳になったばかりの、体育会系の若手サラリーマン数名が、大阪から高松の出張帰りに来て飲んでいました。



随分カラオケが上手かった(「シーソーゲーム」は、とても好きな曲なんだけど、昭和32年生まれのぼくは、歌詞の使い方についてゆけないのですが、彼らは見事に歌っていました。)ので、いろいろおしゃべりしたところ、仕事が終わって明日の土曜日の夕方のフェリーで大阪に帰るまでの時間は美味しいさぬきうどんを食べることに使いたいとのこと、西讃方面の「山越」に取引先の人に連れて行ってもらってとても美味しかったけど並んで大変だったこと、明日、栗林公園を見てから帰るけど、もっとさぬきうどんを食べたいんだ、と相談を持ちかけられたので、今から、ホテルに帰る途中に「鶴丸」のカレーうどんと、「北古馬場 ごえもん」のあさりうどんを食べることと、翌日フェリーが夕方遅く出るまでの栗林公園でゆっくり散策する1時間半以外の時間に、「わら屋」「源芳」「たも屋」「しんせい」「まるいち」「さか枝」「番丁」「田中」「うどん市場」「風月」「うどん棒」「根っこ」「めりけんや」「さぬき麺業」あたりに行けばいいよ、と言って地図を書いてあげました。大喜びで、「おーーーし、全部行くぞ。」と騒いで大急ぎで、「鶴丸」に向かったので、ママさんに叱られちゃったんだけど、高松でうどんにかなうものはないのですよね(笑)。



全部回るのは無理だな、と思いましたけど、まあ、全部美味しいし、美味しいとぼくが思う順にご案内しましたし、全部回ってもそんなに高くつかないな、と思ったので、頑張ってる若いサラリーマンのことを微笑ましく思ってお見送りしました。



掲載写真は、香川県中小企業家同友会高松第1支部で講演中の、「たも屋」の黒川社長、です。




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「根っこ・ 内町店」・『温泉卵うどん』5

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「根っこ」は、もともと、高松市木太町8区4062-5、という、高松市の郊外に本店があった「温泉たまごうどん」の有名なセルフのうどん店でしたが、 高松市の中心部の三越高松店のそばにあった、昔からの香川県の伝統芸術品の漆器の蒟醤(きんま)塗りの専門店「文新堂」のお店が営業を停止した跡地に、支店を出したことから、ぼくの住む、高松市中心部でも、『根っこ』の「温泉たまごうどん」が、手軽に楽しめるようになりました。



10年程前に、「文新堂」が「根っこ」の支店に変わってしまったことは、昨今のさぬきうどんブームを象徴する出来事でした。



ぼくが幼少の頃から、漆器の蒟醤(きんま)塗りの専門店「文新堂」には、母と一緒によく行って、美しい蒟醤(きんま)塗りを楽しんでいましたので、ぼくも『根っこ』の内町支店開店直後は、あまり、行く気分ではなかったものです。が、会社の同僚と一度行って、素晴らしい「温泉たまごうどん」を食べてからは、ちょくちょく食べに行くようになりました。



漆器の蒟醤(きんま)塗りも、さぬきうどんも、香川県を代表する、歴史のある文化だ、という点では共通していますし、三越高松店は、JR四国の高松駅や高松高等裁判所や、大手企業の四国支店の集まっている寿町からも近く、商店街の要の場所にありますので、その点では、いつもお客様の絶えないさぬきうどん店の一つになっています。



「根っこ・ 内町店」(高松市内町1-8 087-822-1232 7:00〜19:00 年中無休)が開店して、『温泉たまごうどん』という、のぼりがお店の前に立って以来、うどんを食べなれている高松市旧市内在住の人達も、どんな味なんだろう、と少なからず興味を持って来店し、その美味しさには、みんな参ってしまっているお店です。



主なメニューは、かけうどん(180円)、ぶっかけうどん(220円)、冷やしうどん(200円)、肉ぶっかけうどん(450円)、しょうゆうどん〔生醤油うどん〕(260円)、温泉たまごぶっかけうどん(260円)、ざるうどん(220円)、醤油温泉玉子うどん(260円)、肉玉うどん(440円)、かけうどん・半熟ゆで卵天載せ(270円)等、高松市内セルフ店の通常価格になっていますが、ここの一番の人気メニューは、温泉たまごの入ったぶっかけスタイルか生醤油スタイルのうどんです。



半熟たまごは、もともと、肝臓や胆嚢の負担を軽くする働きがありますので、『温泉たまごうどん』は、二日酔いの朝には、体に優しい素晴らしい食べ物だと思います。



温泉たまごをぶっかけでいただく時には、ぶっかけの濃い目のだしの味と量が非常に難しいのですが、「根っこ」は、この点をよく研究していますので、温泉たまごに合うようなだしを、(セルフなんだけど)、適量かけて出してくれますので、とても美味しくいただけます。



そして、もちろん、温かいものか、冷たいものを選べるのですけど、『温泉たまごぶっかけうどん』に関しては、絶対に、冷たい方が美味しいと、ぼくは思っています。



掲載写真は、「根っこ・ 内町店」の、『温泉たまごぶっかけうどん』(260円)の半熟たまごが溶け出しているところ、です。



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私の新作「たんぼのうた」の再度ご案内5

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私の新作「たんぼのうた」について、再度ご案内いたします。(近日中、私の別の新作「刈り取りワールド」もアップロードする予定です。)



下記URLの、私の音楽ホームページ「K.OKADAワールド」の中のページのBGMに、JA香川県から作曲の委嘱をいただいている、2009年度の経験に基づいて今年は2010年1月17日開催される、JA香川県主催・農業体験・朗読ミュージカル(JA香川県の子供達の食育教育として行われている一年間の農業体験の思い出をベースに作って毎年発表されているもの)のアリアの一つ、「たんぼのうた」(子供達に公募した田植え経験の歌詞をもとに私が作曲し、高松市ミューズホールにて、2010年1月17日開催時に初演されます。)の、私のピアノと子供達の合唱で練習中の収録音楽を、添付しました。作曲者が加わって自作自演して音楽を作り上げるプロセスを皆様にお聴きいただければと思い、あえて、未完成のものを掲載しました。



なぜなら、合奏は、出来上がりも大切なのですが、一番大切なことは、仕上げるプロセスだからです。



当然のことですが、プロセスの嫌いな方は、一曲として、室内楽や合唱曲などの、合わせ物を演奏する資格のない人達です。



http://kokada.web.fc2.com/tanbonouta-kaisetsu.html



簡単な曲目解説と8歳の女の子の書いた素晴らしい歌詞カード(私の持論ですが、音楽に年齢は全く関係ありません。全ての人間に備わっている感受性によって、何歳であっても出来る人は出来ることを立証している素晴らしい歌詞です。)もつけていますので、また、お聴きいただき、ご感想などをいただければ幸いです。



掲載写真は、JA香川県の子供達(5歳〜11歳)が食育体験で田植えから全部やって育てた田んぼです。この子供達が歌う曲を作曲させていただけることは、とても光栄なことです。



大体わかったんだけど、この世代の子供達では女の子が音感が優れています。男の子が合唱で足をひっぱっていたので、元気一杯なので、歌の中に、「ヤッター」とか「ヤーッ」という掛け声を入れるようにその場で作曲しながら練習するうちにみんなで楽しく出来ました。



男の子達が、テレビで見る、野球、サッカーや水泳選手の動きが格好いいので、そのあたりに取り組むんだな、って一番良くわかったのは、ぼくの弾くピアノを耳ではなく目で楽しんでいたからです。指がすごく動くと、大喜びなのです。だから、一緒に練習しているうちに、クロスオクターブ、アクロバットスケール、グリッサンドをどんどん入れていったので、だんだん難しくなってしまいました(笑)。



「おじちゃん、なんでそんなに指が動くんな。」



と聞かれるので、回答に困ったぼくは、その子を椅子に座らせて、こうするんだよ、って教えてあげると、大喜びでした。



果たしてその子は、ドレミファソラシドの音階すら弾けないのに、グリッサンドだけは出来るようになりました。グリッサンドだけで音楽は表現できませんから、困ったものです(笑)けど、子供達と一緒に音楽しているとぼく自身の幼少期を思い出して楽しいですね。



稲刈りを歌った歌詞も素晴らしいものを子供達がいっぱい書いてくれましたので選ぶのに迷いましたが、「稲刈りワールド」という歌詞が素晴らしかったので、もう一人の子の書いた歌詞をまぜて、作詞者2人という、前代未聞の曲になりました。



この「稲刈りワールド」は、田植えの歌の「たんぼの歌」同様、小さな子供も歌える一オクターブの音域という制限の中で書きましたけど、「たんぼの歌」のヘ長調の平行調のニ短調にして、民謡風のアップテンポな旋法を使った曲にして、途中の朗読のところで、田植えを回想してヘ長調にもどったあと何回も転調して、グリッサンド大好きな子供達のために、今回は、黒鍵のグリッサンド(これは、いきなり子供達がやると怪我をしますので、とりあえず、見た目を楽しくするために入れました。)を入れ、鍵盤を拳骨で9回叩いたら、もとのニ短調の歌にもどるようなものすごくヤクザなアレンジをしました(笑)。



そして、ぼくが一番凝ったのはエンディングでした。最後に同主調の二長調になったら、突然、ベートーヴェンの第九の喜びの歌が民謡風に出てきて、子供達が『もう家に帰ってしっぽくうどん食ーべよ』というぼくの替え歌を少し歌って、手拍子と最後の「ヤーッ」というかけ声だけで終わるようにしています。



お米の収穫には「よろこびの歌」が合う、という大義名分があるのですが、この「稲刈りの歌」は、2010年1月17日初演予定の朗読ミュージカルの中のアリアの一つなのですが、2009年の大晦日の夜中に高松中央公園で開催される「冬の祭」のカウントダウン少し前のステージへの出演依頼が来ていて出演する(この時はピアノを持ち込めないので、来週ぼくがカラオケのピアノパートを収録するので、ぼくが指揮してやります。)ので、この替え歌は是非、子供達のために入れてあげたいと思ったのです。だって、大晦日の夜中なんて寒い時に、カウントダウン前の野外ステージで歌うのは、子供達にとっては大変だとぼくは常々思っていたのでね。



お祭りだからいいじゃない、って感じです。



いろんな人たちが来ている中で、JA香川県もなかなかやるじゃない、って思わせないといけないですから、そういう時には、第九ですよね。それと、香川県以外のJAでは、しっぽくうどんは使えないから、著作権はJA香川県が取得するのですけど、他県のJAでは、この曲が使えないようにするためなのです。また、香川県の小麦が売れたら、それは、JA香川県と香川県の全農家にとってもいいことですからね。





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「さか枝(さかえだ)」・老舗セルフ店5

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「同じものを作り続けるのではなく、より良いものを作っていく努力が大切」



この名言は、高松市番町にある、時間に関らずお客の絶えない、人気セルフサービスさぬきうどん店の、昭和38年開店の老舗「さか枝(さかえだ)」店主・坂枝良弘さんの言葉です。



「さか枝(さかえだ)」(香川県高松市番町5-2-23 087-834-6291 7:30〜15:00 定休日:日曜、祭日)は、朝早く開店し、午後3時閉店という、由緒正しいさぬきうどん店の開店時間を守っている、昔からの人気店です。以前は、朝6時に開店していました。



まあ、世の中、グロバールスタンダードになって来ていて、以前ご紹介した「鶴丸」「北古馬場 ごえもん」のように、CS(顧客満足)を考えて、夜から朝方にかけて美味しいさぬきうどんの食べられるお店も出来ていて、まぁ、それはそれでよいことですけど、さぬきうどんは、まだ、電気が普及していなかった平安時代から続いているのですから、「さか枝(さかえだ)」が正しいのです。



現に、江戸時代前から続いている、高松の「香川県立栗林公園」は、今もなお、開園時間が『日の出』、閉園時間が『日没』になっていますものね(笑)。



ですから、「さか枝(さかえだ)」のうどんは、絶対に美味しくて安いのです。



高チョン族と呼ばれる、単身赴任で県外からやってきた会社員たちが、出勤前に毎朝立ち寄り食べた朝うどんの味は、香川を語る上で欠かせないエピソードのようで、さぬきうどんが全国的に有名になるはるか昔から、「さか枝(さかえだ)」の噂は、県外にも轟いていました。



うどんメニューは5種類ですが、約50種類の天ぷらを好みでトッピングすれば、何通りものおいしさを楽しむことができます。



いろんな組み合わせを楽しめるのは、イリコベースに5種類のカツオからとっただしが素晴らしいからです。麺はツヤがあり、噛むとコシが強くて弾力があります。



時間に関係なく、客が絶えないお店ですが、回転が早いので、ほとんど待ち時間なしです。かけうどん(1玉)160円、(1玉半)190円、(2玉)220円、となっていて、高松市内セルフ店の標準価格〔かけうどん1玉180円〕よりも安くなっている、良心的なお店です。また、トッピングの天麩羅もほとんどが80円です。 このあたりが、「はなまる」がダメなところなのです。「はなまる」は、うどんが不味い上に、トッピングが高すぎるのです。



県道33号線沿いの、香川県立中央病院の裏路地にあり、駐車はほとんど望めませんので、近くの100円パーキングに止めるか、歩き、自転車、バスかタクシーで行くしかないです。



お昼には、さすがに行列が出来ますが、香川県庁の職員の方々が大半です。



長年にわたって、地元で愛されている高松のセルフうどん店は、こういった状況です。



掲載写真は、「さか枝(さかえだ)」の『かけうどん・練り物のえびのおてんぷら載せ』、です。



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「うどん田中」・『ねぎ味噌うどん』発祥店5

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高松市のインテリジェントパークのちょこっと南にある『うどん田中』(高松市林町445-3 087-888-1519 10:00〜19:00 定休日 月曜日)にはじめて行ったのは、10年近く前のことでした。友人から、「ここのうどんはおいしいよ。」という噂を聞いていたのでしたが、とある日曜日、インテリジェントパークの「サンメッセ」での美術展に亡き母を連れて行ったときの帰り、お昼はうどんがいい、と言った母と一緒に行きました。



この日は、あっさりとぶっかけうどんをいただいたのですけど、ただ事でないコシに魅かれて、後日、三豊市の友人とぼくの二人で食べに行って、「ねぎ味噌うどん(温・冷どちらか選べます。)」という、えーーーっ、これもさぬきうどんなの、というメニューをいただいて感激しました。



お聞きすると、このメニューはここ田中のオリジナルで、大将が名物になる美味しいうどん作りたいとお客様にアンケートをとり改良に改良をかさね苦心したあげくにあみだしたものなのだそうです。



うどんの上にねぎ・みそ・だいこんおろし・きざみのり・すだちがもりもりにのってます。すだちをしぼり、かき混ぜていっきにいただくのです。



やわらかいのにコシがしっかりとある細目の麺にほんのりと味噌の味とのりの風味、だいこんの苦味とすだちの酸味が絶妙のバランスでマッチしています。味噌の味が強いとお思いの方もいると思いますが、ぜんぜんそうじゃなくてどちらかというと主役の味噌が控えめでそれ以上に脇役ののりやねぎだいこんおろしが味を際立たせているので、本来のさぬきうどんのぶっかけから外れていない素晴らしいものです。



ここの麺は、表面はつるつるで柔らかいけど、噛むとぐっと中から押し返してくるような弾力があり噛み応え抜群なので、この取り合わせは最高なのです。



メニューは、ねぎ味噌うどん(530円)、ぶっかけ(380円)、おろし肉ぶっかけ(580円)、きつねぶっかけ(480円)、野菜天ぷらぶっかけ(580円)、肉ぶっかけ(550円)、わかめぶっかけ(480円)といった、通常価格でやっている一般店です。



掲載写真は、順に、「うどん田中」の、『すだちうどん』(650円)、です。






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「うどん棒・本店」・・・細い“伸びる”麺5

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「うどん棒・本店」( 高松市亀井町8-19 087-831-3204 11:00〜21:00 年中無休)細めの“伸びるコシ”の麺で有名です。



まぁ、ぼくはここは、さぬきうどんが全国的に有名になって、一部のうどん好きな人達がいっぱい集まるようになったお店の一つなので、たまにしか行かないのですけど、県外からいらっしゃる人にはお奨めできる高松市内のいいお店なのでご紹介します。



細めの“伸びるコシ”の麺であることは、食べればすぐにわかる、どうってことないことなので、どうしてそのことでいろんな人達が騒ぐのかわかんないのですけど(笑)、ここのうどんの麺が一番生かされるのは、やはり、ぶっかけうどんでした。



特に、冷天うどん(630円)は、抜群に美味しいので、夏場に行かれたら、これがが狙い目だとぼくは感じています。



主なメニューは、冷天うどん630円、天ぷらうどん600円、月見うどん410円、かけうどん320円、きつねうどん410円、なめこうどん600円、しっぽくうどん550円、肉うどん600円、山かけうどん600円、鳥なんばうどん600円、あんかけうどん450円、わかめうどん450円、等といったところで、高松市内の一般店としては高いのですが、創業が昭和57年なので、「かな泉」ブームが一段落した後、ゆっくりとお座敷で讃岐うどんを楽しむというコンセプトで始まったお店ですので、かけうどんにもユズがあしらっていて、その香りをふんだんに使ったりしている高級店です。冬季限定のしっぽくうどんも体が暖まっていいですけど、『夢チャンポンうどん』の方が美味しいと思います。



また、『たこ天うどん』(680円)も、いい明石のタコを使っているので素晴らしいですし、ここのサイドメニューの『肉めし』(380円)は秀逸です。



ぼくは絶対に、吉野家の牛丼と味噌汁より、「うどん棒・本店」の『肉めし』と『かけうどん』の方がはるかに美味しいと思います。まあ、のーんびりとうどんを楽しむお店ですね。



掲載写真は、「うどん棒・本店」の、『夢チャンポンうどん』、です。



大阪駅ビルに支店があるそうですので、関西方面の方は行かれたらいいと思います。ただし、大阪の支店のお値段は知らないですけどね(笑)。





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私の新作「たんぼのうた」のご案内5

私の新作「たんぼのうた」について、ご案内いたします。



私の新作「たんぼのうた」のご案内



下記URLの、私の音楽ホームページ「K.OKADAワールド」の中のページBGMに、JA香川県から作曲の委嘱をいただいている、2009年度の経験に基づいて今年は2010年1月17日開催される、JA香川県主催・農業体験・朗読ミュージカル(JA香川県の子供達の食育教育として行われている一年間の農業体験の思い出をベースに作って毎年発表されているもの)のアリアの一つ、「たんぼのうた」(子供達に公募した田植え経験の歌詞をもとに私が作曲し、高松市ミューズホールにて、2010年1月17日開催時に初演されます。)の、私のピアノと子供達の合唱で練習中の収録音楽を、添付しました。作曲者が加わって自作自演して音楽を作り上げるプロセスを皆様にお聴きいただければと思い、あえて、未完成のものを掲載しました。



なぜなら、合奏は、出来上がりも大切なのですが、一番大切なことは、仕上げるプロセスだからです。



当然のことですが、プロセスの嫌いな方は、一曲として、室内楽や合唱曲などの、合わせ物を演奏する資格のない人達です。



http://kokada.web.fc2.com/tanbonouta-kaisetsu.html



簡単な曲目解説と8歳の女の子の書いた素晴らしい歌詞カード(私の持論ですが、音楽に年齢は全く関係ありません。全ての人間に備わっている感受性によって、何歳であっても出来る人は出来ることを立証している素晴らしい歌詞です。)もつけていますので、また、お聴きいただき、ご感想などをいただければ幸いです。











「しんせい福岡店」・・・『冷ぶっかけ』5

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「しんせい福岡店」(高松市福岡町3-4-5 087-822-7063 8:00-15:30 年末年始のみ休)は、高松市の工場街のある、福岡町の浜街道沿い、サティーの近くの、コシと弾力があって噛み応えのある麺の、美味しいセルフさぬきうどん店です。



ここのあすすめは、カツオブシ、大根おろし、ネギ、レモンがトッピングされている冷たいぶっかけうどん(310円)と、トッピングの天麩羅のかき揚げです。



ぶっかけの、イリコだしと、レモンの相性のよさでは、以前ご紹介した、「まるいち・東バイパス店」と双璧ですね。



また、場所柄、地元の人が多いので、さぬき人のぼくはとても安心してうどんを楽しめるお店です。



掲載写真は、「しんせい福岡店」の、『冷たいぶっかけうどん』、です。






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「大吉」・・・手軽で素晴らしいセルフ店5

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「大吉」(高松市鶴屋町2-8 087-821-0337 10:30〜16:00 定休日 毎週日曜日)は、仕事時間がどうしても昼ごはん時間にかかってしまったりした時、急いで食べないといけない時などには、一番手軽に食べられるセルフサービスうどん店なので、ぼくは愛用しています。



おすすめは、『肉ぶっかけうどん』(380円)です。美味しいです。これに半熟卵の天麩羅を一つとって、かやくごはんをとれば、600円弱でおなか一杯になります。



ぼくは、コシはのどで味わう方なので(つまり、あまり噛まないで飲み込んじゃいます。)、ここのうどんがツルツルしていることが気に入っています。



それと、ここのイリコだしがとても美味しいから好きなんだろうな、と思います。



さらに、客層が、中高年のサラリーマンが多いんだけど、この地区は支店街からはちょっと離れているので、「転勤族」が少なく、地場企業の人が大半なので、「なんができよんな。」「水がまけよるで。」「あーあ、腹が起きた。」「はよたんまいよ。」「うまーげな、かき揚げやのう。」等々のさぬき弁が飛び交っている店内が、東京からUターンして15年もたった最近、落ち着くようになって来ました(笑)。



やっぱりね、高松で生まれ育って、小さい頃から、うどんを食べて育ったぼくは、さぬき人同士で、「たんまい、たんまい。」(「食べようね。」という意味の、親しい友人との間でのみ使われる「食べまい」がなまったさぬき弁です。)と言いながら食べるうどんが一番美味しいんですよね。



肩が凝らなくていいんですよ。うどんを食べる時くらい、自然体で行きたいですからね。「どうぞ、お召し上がり下さい。」なんて言われると、食べる気が半減しちゃうんですよね(笑)。



掲載写真は順に、「大吉」の、『おろし生醤油うどん』、です。






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「川福」・・・高松市一番の老舗5

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さぬきうどんは、平安時代の昔から香川県では愛されて育ってきました。



その発祥地は、香川県の西地区(西讃)の綾川という川の流域の、滝宮か琴平だと言われています。



が、香川県の県庁所在地の高松市は香川県の東地区(東讃)にありますので、さぬきうどんの定着は、西地区よりも遅れていましたし、現在もなお、美味しいうどんを作る製麺所の大半は、西讃地区にあります。



その高松市の一番のさぬきうどんの老舗は「川福」で、ここから暖簾分けして出来たのが「かな泉」でした。今、高松市に資本のある大きなさぬきうどんチェーン店で一番人気のところは、前回ご紹介した「さぬき麺業」で、ここは全てのうどんが美味しいのですが、昭和32年に高松で生まれ育ったぼくなんかは、「川福」と「かな泉」が二大さぬきうどん店だったという記憶が残っています。



ぼくが小さかった頃、よく言われていたのは、だしは「川福」、うどんは「かな泉」で、ぼくが高校生の頃には、こしの強い「かな泉」のうどんが高松市内では一番人気がありました。



が、この状況は、バブルとバブル崩壊という時期を経過して、大きく変わりました。



バブルの頃、「かな泉」は、支店拡張のための不動産をたくさん買いすぎたため、バブル崩壊後大変なことになり、最終的には、観音寺市の冷凍食品の「カトキチ」にM&Aされてしまいました。「カトキチ」の冷凍うどんが美味しいのは、「かな泉」の技術が入ったためだと言われています。



一方の「川福」も、支店経営で上手く行かなかったことから、低迷してしまいました。



そうこうしているうちに、バブル崩壊後の長期にわたる不景気の中、安くて美味しいさぬきうどんがブームになりました。「おそるべきさぬきうどん」という本がベストセラーになり、県外へのFC展開を先に準備してから本店を開店させた「はなまる」のような新しいお店が出来、「Udon」という映画も上映されるまでになりました。



「川福」と「かな泉」は、こうした新しい時代の流れに乗り切れずに取り残されてしまった感があります。



まあ、もともと「かな泉」のうどんは確かに美味しかったのですけど、「山越」「中村」等の「おそるべきさぬきうどん」で紹介された、西讃の製麺所などのうどんのこしには及ばないものでしたし、「川福」から暖簾分けして出来たところだし、今は「カトキチ」に身売りしてしまっているので、いたしかたないと思っています。



が、今でも、「川福」のだしは、往年のまま、健在で、この素晴らしいだしを使った『うどんすき』(最後にさぬきうどんを入れて食べる寄せ鍋のこと)と、『ざるうどん』は美味しいので、ご紹介したいと思います。



「川福」本店(香川県高松市大工町2−1(ライオン通り) TEL 087-822-1956 営業時間 : 11:00 〜 24:00)は、高松駅からも近く、ライオン通りという商店街に面していて、とても目立つ外観をしているので、何も知らずに高松に来てさぬきうどんを食べようとして、ここに入って失望する人がいらっしゃいます。



が、これは注文するものを間違えていらっしゃるからでして、こともあろうに、『生醤油うどん』『釜揚げうどん』とか『ぶっかけうどん』のように、だしではなく、うどんのこしを味わうようなものを「川福」で食べてはいけないのです。



「川福」は、だしの美味しさを堪能出来る『うどんすき鍋』と『ざるうどん』に限るとぼくは思っています。「川福」の『うどんすき鍋』には4種類あって、鳥すき鍋(2900円)、豚・鳥すき鍋(3000円)、牛すき鍋(3200円)、ちゃんこ鍋(3700円)となっていますので、寒い冬には、とてもいいですね。



県外の皆様も、もし、高松に来られたら、これまでご紹介したいろんなお店の『ぶっかけうどん』などは是非味わっていただきたいと思いますが、目立つ場所にあるさぬきうどんの老舗の「川福」に行かれたならば、是非、『うどんすき鍋』か、『ざるうどん』(550円)を召し上がって下さい。



ちなみに、歌手の、元、チェッカーズの、藤井フミヤさんは、高松にいらっしゃると、ここ「川福」で必ず『ざるうどん』を召し上がるのだそうです。



また、ランチタイムならば、「川福」のランチは、Aランチ〔かやく又は、ざるうどん・いなり寿司〕(600円)、Bランチ〔かやく又は、ざるうどん・おにぎり・小鉢〕(600円)、Cランチ〔かやく又は、ざるうどん・山椒ちりめんめし・小鉢〕(600円)というものがありますので、お得です。



ところで、昔から、「さぬきではうどんは別腹」と言われて来ました。これは、ご飯を食べておなか一杯になっていても、香川県人はうどんが好きなので、うどんを余分に食べる、という意味ですので、イタリア人がコースを食べた後に、スパゲッティーを食べてしまうことに相当する出来事だとぼくは思っています。



ここ、「川福」には、「さぬきではうどんは別腹」を象徴するような『お福弁当』(2000円)というメニューがあります。それだけでおなか一杯になる内容の幕の内弁当に、冷やしうどんがついているので、いらっしゃったならば、香川県のうどん文化に接するには最適のメニューだと思っています。なかなか食べきれないくらいあるので面白いですよ。



掲載写真は、「川福」本店の、『うどんすき鍋』、です。








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「さぬき一番」・・・肉ぶっ天のボリューム5

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「さぬき一番」(高松市三名町105-1 087-889-7433 10:00〜21:00 定休日 月曜日)にはじめて行ったのは、高松の遠い親戚の法事でした。



お爺さんの兄弟の関係という相当はなれた親戚だったんだけど、そこのおばさんと母がお茶会が一緒だったということで、行ったのですけど、もう何十周忌という昔々の方の法事だったので、昼前にお寺さんが来てすぐに終わったあと、おばさんとご主人と息子が車に載せてお昼を食べに連れて行ってくれた時でした。



行く途中の車の中で、「ここのうどんはようけついとるんで。おなかいっぱいになるで。」とおばさんに言われましたけど、法事でうどん店にゆくなんて信じられなかったので、高松市中心部に住んでいた、亡き母とぼくは呆れていました。



座席を予約したのではなく、親戚ばしの人が先に行って、とっていた(笑)のですぐに座れました。カウンターの中では大将がうどんを手打ちしている一般店でした。



まあ、とりあえずのお通し的なものが少し出てきてから、おでんがいっぱい出てきました。コンニャク、大根、牛筋肉が美味しいな、と思って食べていたら、「好きなおうどんをとりまいの。」と言われてメニューを見て、ぼくは腰を抜かしました。



このお店、ぶっかけうどんだらけなのです(笑)。しかも、坦々麺、ジャージャー麺、マーボ麺、キムチぶっかけ、マーボぶっかけあたりまで置いてあったので、どうしようかと迷っていたら、おじさんが「直子さん(亡き母の名前)、ここのきつねうどんは美味しいで。それにしまい。克彦君はまだ若いんやけん、ようけ食べないかんけん、肉ぶっ天の大にしまい。」とさぬき弁で命令された(笑)ので、それになりました。



独特のモチッとした歯ごたえの手打ちうどんで、だしはイリコなんだけど、うまいだしのとり方だったので、とても美味しくいただきました。ただし、ここは一玉が相当大きいので、肉ぶっ天(『肉ぶっかけ天麩羅うどん』のことでした。)の大をいただいたぼくは、おなか一杯になってしまいました。



でも、帰りにぼくの車に乗っていた母は、「このお店覚えときまい。ここのうどんは美味しいけん、また来ようで。」と言って、きつねうどんのきつねの煮方がとてもよかったと感動していました。以来、このお店は行きつけになりました。



主なメニューは、かけうどん(220円)、ぶっかけ天ぷら(580円)、ぶっかけうどん(350円)、 肉ぶっかけ天麩羅うどん(640円)、釜たまうどん(350円)、 山いもぶっかけ天ぷらうどん(620円)、天ぷらうどん(420円)、 キムチぶっかけうどん(590円)等で、おでんがとても美味しいです。



ここのボリュームは最高ですからお若い方には絶対お奨めです。が、普通の人は、大は注文しない方がよいと思います(笑)。食べきれないかもしれませんから。



まあ、ここの大将は、完璧な中華料理店のシェフでもあるので、中華系の創作うどんが素晴らしいのですが、サイドメニューに、麻婆豆腐(350円)があることでも、有名なのです。



掲載写真は、「さぬき一番」の、『和風ジャージャー麺』、です。





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「さぬき麺業」・・・高松一長いうどん5

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香川県にはさぬきうどん店がいっぱいあります。が、法人として見た時、『さぬき麺業』が、現在、大規模なさぬきうどん店ではナンバーワンであることは衆目の一致するところです。



この判定はとても簡単で、高松空港に、大規模なさぬきうどん店を代表する、「さぬき麺業」「川福」「かな泉」の3店が入っていますので、3店に入って、ぶっかけうどんを食べれば、明確になります(笑)。



「さぬき麺業」の香川社長は、さぬきうどん協会のトップでもありますが、NHKの『プロジェクトX』にも、さぬきうどん店の社長を代表して出演しましたので、ご存知の方も多いことと思います。



また、民間企業として見た時も、「さぬき麺業」は、従業員の福利厚生が、高松市内に本社のある会社としては、四国電力並にいいので有名です。育児・介護休業制度は、労働基準法の規定よりもはるかによくなっています。繁盛している讃岐うどん店を見ていてつくづく思うのですが、従業員を大切にしない讃岐うどん店は、絶対に不味いですね。派遣社員を採用する美味しい讃岐うどん店などは言語道断で皆無ですし、全国にFC展開した「はなまる」は吉野家にM&Aされておしまいになりました。正しい技術を広げるのは、正社員として従業員を大事に育て、支店経営したり、暖簾分けするしかない、ということですね。



また、正しいさぬきうどんであるかどうかを象徴するのが、麺の長さです。さぬきうどんは、長くないとダメなので、美味しいさぬきうどん店は絶対に麺が長いのです。その点、「さぬき麺業」のうどんの長さは、高松市内で最長であろうと、ぼくは食べる度に感じます。



「さぬき麺業」は、高松市内に「兵庫町本店」等数店、手打ちうどんを極めた香川社長が信州で手打ちそばを勉強して、手打ちそばと手打ちうどんのお店として始めた「いしうす庵」数店、そして、関西の神戸と三宮にに「さぬきっ子」2店を出しています。社長がこれくらい自己啓発意欲があるので、「さぬき麺業」のお店は、どこも、活気があっていいのです。



また、「さぬき麺業」本社は、「うどん体験道場」をやっていて、讃岐の伝統の味手打うどんの作り方を下ごしらえからゆで方まで解りやすく実習しています。作った後の自分で手打ちしたうどんの茹でたての試食が最高なので、とても人気があります。



さぬき麺業株式会社本社(〒761 高松市松並町933の1 TEL 087-867-7893 担当者/大久保さん)に、5日前迄に日時・人数を知らせればOKですので、ご興味のある方は、ご参加されたらいいと思います。



ぼく自身、友人と一緒に1回参加して、教えてもらい、自分で手打ちした釜揚げうどんを食べて、本当に美味しくて感動したので、うどんは打ちたて、茹でたてが美味しいことは実感出来ましたし、春夏秋冬での小麦粉を溶く塩水の濃度も教えてもらって、とても勉強になりました。また、香川県外の人達、特に、北海道、東北、東京、九州の人達が参加されていて、本当に熱心に習得して納得して帰られていたので、感動しました。でも、面倒なので、自分で作るよりは食べに行ってしまいます(笑)。うどんを自分で手打ちしないなんて、いけない香川県民なのかなぁ、と思いながらも、「いいや。さぬきうどんの発祥地は西讃だから、坂出、丸亀、善通寺あたりの人達が手打ちすればいいんだ。ぼくは東讃の高松市出身だよ。」なんて、勝手に正当化してしまっているのです(笑)。



要はズボラなんだけど、高松市内のさぬきうどん店は食べに行ってもどこも安いのでよいのです。



さて、ぼくが愛用している「さぬき麺業」は、家からも近い、松並店(香川県高松市西ハゼ町235-1 TEL.087-866-4981 8:00〜20:00 年中無休)です。100席以上もある広い店舗ですが、セルフ店ではなく一般店です。昼時は一杯で待たされるんだけど、うどんを待っている間、おでんを取ってきて食べるのが、また楽しいのですよ。



そして、「さぬき麺業」は、箱寿司が美味しいので有名なので、いつも、うどんと一緒に箱寿司をいただくことにしています。箱寿司には、その時期の瀬戸内の旬のお魚が載っているので、またまた楽しいのです。



メニューはいっぱいありますけど、通常ぼくは、野菜天ぶっかけうどんをいただくようにしています。



掲載写真は、「さぬき麺業・松並店」の、『天ざるうどん』(680円)、です。



下記が、「さぬき麺業」の三代目の香川社長の言葉です。



『「さぬき麺業」では、工場見学やうどん打ち体験を行い、学校をはじめさまざまな場所でうどん教室を開いています。自分で打ったうどんの味は、忘れられないもの。それは、ふるさとの原体験や香川の思い出になります。うどんの味を伝えるだけではなく、うどん文化そのものを伝え広めていくこともわたしの使命です。「寝ても覚めても、うどん。麺業三代、八十年の味」』



こんな素晴らしい文化的ヴィジョンを持っている経営者は、そんなにいないんじゃないでしょうか。率先して派遣切りをしている経営者は、全員、金の亡者なので、文化人は皆無ですね。






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「わら家」・・・高松1の釜揚げうどん5

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水車のある、古いたたずまいの、観光地の、高松市屋島「四国村」入口にあるさぬきうどんの名店の、『わら家』(住所 香川県高松市屋島中町91 Tel.087-843-3115 AM10:00〜PM/OS18:30 年中無休 ニックネーム;ざいごうどん〔在郷うどん〕・田舎のうどん、の意)は、高松市で、釜揚げうどんの一番美味しいお店です。



ここでは、ぼくは、釜揚げうどん以外は注文しません(笑)。



メニューは、釜あげ小(1玉)(410円)、釜あげ大(3玉)(680円)、釜あげ特大(4玉)(900円)、釜あげ(10玉)・家族うどん(2300円)、ざるうどん小(1玉)(410円)、生醤油うどん小(1玉)(410円)、となっています。かつて、長野県知事のヤッシーが来た時には、6玉食べたので有名です。



掲載写真は、「わら家」の、大勢で行って楽しむと最高の、『釜あげ家族うどん(10玉)』(2300円)、です。



もともと、このお店は、加藤海運が、陸運業者のカトーレックに変わった時、社長の加藤さんが、それまで海で働いていた従業員が陸に上がっても仕事が出来るように始めたお店でしたので、元、加藤海運の船長をしていた人達等が勉強しながら一生懸命やってきたお店です。



四国村自体が、元々、加藤さんの別荘だったものを、文化省に寄附して作った財団法人なのです。



『釜揚げうどん』で、東讃ナンバーワンになった、こうした歴史のあるお店だけに、メニューもシンプルで、釜揚げうどん、ざるうどん、生醤油うどん、となっています。また、ここでの食べ方にもしきたりがありますので、ご紹介します。



まず、釜揚げうどんやざるうどんをオーダーすると、とっくりにつけるダシが一杯入ったものと美味しい刻みネギが出てきますので、うどんが茹で上がるまで待たされますので、その間は、とっくりからつけダシをうどんをとる器に入れて、刻みネギだけをつけて食べていればよいのです。刻みネギがなくなったらいくらでも追加してくれます。これ、結構、美味しいのですよ。



こうして待っていると、釜揚げうどんやざるうどんが出てきますので、いただけばいいのです。



また、このお店は、讃岐の郷土料理の代表の醤油豆(200円)が美味しいですので、一緒に召し上がることをおすすめいたします。



『釜揚げうどん』は熱いので、夏場は食べたくない、と、思っている方も多いと思いますが、夏場の熱々の『釜揚げうどん』は、結構美味しくていいですよ。






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「源芳(げんよし」・・・高松市内の老舗5

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『源芳(げんよし)』(高松市番町1丁目2-24 11:30〜14:00 定休日:土、日、祝日)は、亡き母の姉(叔母)の家の近所で美味しいとのことで、連れて行ってもらったお店でした。



この店は、昭和23年創業の、『ぶっかけうどん』創設の老舗として有名です。従って、一般店なのですけど、『ぶっかけうどん』を注文すると、自動的に、全て2玉入りが出てきます(『ぶっかけ 並〔2玉入〕』に決まっているのです)ので、大変にボリュームがありますので、注意が必要なお店です。



ここのチラシ寿司は酢加減がうどんに合うように調節されていてとても美味しいので、うどんと一緒に頼むといいのですが、その時は、普通の『ぶっかけうどん(2玉入)』と合わせてオーダーした方がいいです。



というのも、『スタミナぶっかけ(生卵、天かす、大根おろし入り)大 〔温かいか冷たいのを選べます〕』(380円)がおすすめなのですが、これだけでおなか一杯以上になりますので、チラシ寿司を食べられませんから(笑)。



『きつねうどん 並』(350円)『きつねうどん 大』(400円)等、一通りのメニューはそろっていますが、『ぶっかけ 並〔2玉入〕』(350円)がお得なメニューです。



が、叔母さんのおすすめの、季節の野菜の入った『五目うどん』も美味しいです。



掲載写真は、「源芳(げんよし)」の、『冷たいスタミナぶっかけうどん』(380円)、です。







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「北古馬場 ごえもん」の『あさりうどん』

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前回ご紹介した、高松の夜の繁華街のうどん店の「鶴丸」のカレーうどん、と双璧をなすのが、「北古馬場 ごえもん」のあさりうどんです。こちらは、「鶴丸」程ではないですけど、やはり人気があって、行列の出来るお店です。



お酒を飲んだ後、「鶴丸」の『カレーうどん』はちょっときついかな、という時、「北古馬場 ごえもん」の『あさりうどん』が最高です。だって、新鮮なあさりのだしだけであさりとネギが山のように入っているシンプルなものですから、体中のアルコールが抜けるように美味しいのですよ。



この、「北古馬場 ごえもん」〔(住所 香川県高松市古馬場町1-13 ファーイーストビル 1F 電話 087-821-2755 営業時間 18:00〜翌3:00(売り切れ次第閉店) 定休日 日曜(月曜が祝日の場合は営業)〕 が、「鶴丸」と決定的に違うのは、お店のつくりがとてもおしゃれで、女性一人のお客様も多いことです。



店内のBGMにはジャズが流れていて、ゆったりと座れる広いボックス席が並んでいます。



ただし、『あさりうどん』(650円)は、、遅い時間だと売り切れている事がありますので、その時は、大葉の効いた、梅うどんの「ぶっかけ」(550円)がおすすめです。このお店も、打ってから30分以上経った麺は出しませんので美味しいです。



「鶴丸」同様、注文を受けてから茹でるので、15分くらい待たされますので、素晴らしいです。



主なメニュー は、 あさりうどん(650円)、天ぷらぶっかけうどん(950円)、カレーうどん(650円)等ですが、こちらも40種類のメニューがあって、全てそろっています。



もちろん、あさりうどんが一番人気なんだけど、ここは、香ばしい天かすがセットでついた、ぶっかけうどん(500円)が夜の街にしてはとても安いのです。



それと、ややっこしいんだけど、高松市古馬場町には「ごえもん」という名前のさぬきうどん店が二つありますので、行かれる時は、間違わないで下さいね。



ぼくのお奨めは、ライオン通りから西の北古馬場通りの『北古馬場 ごえもん』です。



ライオン通りから東の南古馬場通りには、古くからある、『青唐辛子入りカレーうどん』(700円)が有名な、「五右衛門」といううどん店もあります。



が、ぼくが、断然、おすすめしたいのは、ゆったり座れ、何よりも注文を受けてから茹でるので待たされる、北古馬場通りの「北古馬場 ごえもん」の方ですので間違わないで下さいね。



もちろん、「五右衛門」の『青唐辛子入りカレーうどん』(700円)が好きな人もいるのですが、『カレーうどん』なら、ぼくは、前回ご紹介した「鶴丸」をおすすめします。



このあたりの一画にも、深夜営業の讃岐うどん店がいくつもあることでも、いかに、高松市内がうどん屋だらけなのか、ご理解いただけると思います。



掲載写真は、「北古馬場 ごえもん」の、『あさりうどん』、です。





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「鶴丸」・・・お酒を飲んだ後も、うどん5

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さぬきうどん店は、全般に、朝から夕方までのお店が多いです。また、製麺所のうどん店は、昼前に来店した方が絶対に美味しいと言われています。が、これは、お店の都合でそうなっているだけで、やはり、その所在地によっては、夜、美味しい手打ちうどんを食べられるお店もあります。



その代表が、今回ご紹介する「鶴丸」と、次回ご紹介する予定の「北古馬場 ごえもん」です。



この二ヶ店とも、高松市の夜の繁華街(飲み屋街)「古馬場町」にあります。



高松市の夜の繁華街(飲み屋街)「古馬場町」は、「北古馬場町」「中古馬場町」「南古馬場町」の三本の東西を走る筋で、南北に走る「丸亀町商店街」「ライオン通り」「フェリー通り」と交差する一帯に、スナック、ラウンジ、キャバレー、居酒屋、カラオケボックスが集中しています。



通常の街だと、こういう飲み屋街近辺には、お酒を飲んで酔っ払った後、ラーメンを食べたくなる人が多いので、ラーメン屋が多いのですけど、高松は違っています。



ぼくが小さかった頃は、ぼちぼちとラーメン屋もあったのですけど、そこはそれ、さぬきうどんの本場、香川県のことですから、ほとんど全て、夜営業するさぬきうどん店の登場に押されて、高松市中心部では潰れてしまいました。最近、少しは出来ているんだけど、何せ、美味しいさぬきうどん店の集客力の方がはるかに強いのです。



その、夜、営業するさぬきうどん店の端緒になったのが、今回ご紹介する「鶴丸」と、ラーメンにも決してボリュームで負けない、「鶴丸」の美味しいカレーうどんで、毎晩、行列が出来ています。



「鶴丸」(〒760-0045 香川県高松市古馬場町 9-34 TEL: 087-821-3780 営業時間: 20:00〜朝3:00頃迄、売り切れごめん)は、中古馬場町とフェリー通りの交差点のすぐ南のフェリー通り沿いの西側にあります。真っ赤なちょうちんが出ているのですぐにわかります。



営業時間は夜8時開店で、朝の4時か5時すぎまではいつもやっています。打ちたてのうどんにこだわっているお店なので、当然、注文してから15分位は待たされます。『売り切れゴメン』とは言っているものの、その日手打ちして残った玉は、朝の4時半以降に来店したお客様にタダで配るようにしていて、その日に手打ちしたうどんを翌日に出すようなことは絶対にしていませんから、本当に美味しいです。



さて、ここの大人気の「カレーうどん」は鰹だしの由緒正しい日本の味で、辛味も甘味もたくさん入った純朴で素晴らしいもので、お酒を飲んだ後、本当に体が温まる絶品です。具は、牛肉、たまねぎ、にんじんが入っているんだけど、特筆に値するのは、太ネギがたくさん入っていて、これが実に美味しいのです。お腹の空いている人のために、「カレーうどん天麩羅載せ」(1150円)というメニューもあって、こちらも大変に人気があります。



夜の繁華街の一般店なので、お値段が少し高いですので、高いのが嫌な方は、高松のコンビニうどん店「黒田屋」が、朝5時まで開いていますので、そちらに行かれてもいいと思いますが、夜の繁華街からはちょっとだけ歩かないといけないことと、『カレーうどん』は、「鶴丸」が、『あさりうどん』は、「北古馬場・ごえもん」が、絶対に美味しいです。



代表的なメニューは、カレーうどん(700円)、かけうどん(480円)、ぶっかけうどん(600円)、冷たい肉ぶっかけうどん〔これも人気のある、ぶっかけうどんに冷しゃぶが載っているものです。〕(800円)等ですが、その他の、釜揚げ、生醤油、きつねうどん等全てあります。が、お客さんの大半は、『カレーうどん』むを目当てに来店しています。



かつて、亡くなった母が、ここの『カレーうどん』をどうしても食べたいと言って連れて行った時は大変でしたよ。夕食を食べずに、8時開店まで我慢して行ったのですからね(笑)。でも、ものすごく美味しかったので、その後、1週間くらいの間、母は、親戚じゅうに自慢の電話をしていました(笑)。



掲載写真は、「鶴丸」の、カレーうどん(700円)、です。



県外の皆様も、もし高松に来られて、夜、飲みに出たら、絶対に、ここのカレーうどんを召し上がってみて下さいね。素晴らしいです。



これまで、7人ほど、SNSで出会って高松まで東京と大阪方面からぼくに会いに来てくれて一緒に飲みに行った人がいましたけど、飲んだ後は、全員、「鶴丸」にご案内して、カレーうどんを一緒に食べ、全員、感動して帰られました。



特に、大阪からいらっしゃったアマチュアフルート奏者の若者は、「このカレーうどん、マジ、ヤバいっす。」、と、感激していました。



「マジ、ヤバい。」なんて、わけのわからない日本語は、私は、大嫌いなのですが、彼が美味しそうに食べている光景を目にすると、本当に気に入ったんだな、ということが確実に伝わるので、コミュニケートOKなのですね(笑)。



まさしく、『百聞は一見にしかず』なんだな、と改めて、ボディーランゲージの重要性(笑)を確認出来る、名店なのです。






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喫茶『アズマヤ(AZUMAYA)』・・・・・鰹だしだけのかけうどんと、懐かしい、うどんに合うホットドッグと、食後のローゼ5

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『アズマヤ(AZUMAYA)』は以前は、高松市の中央通りという目抜き通りに面した紺屋町といういい場所にあった老舗喫茶でした。



母の話によると、終戦直後の昭和22年、空襲で焼け野原だった高松市の紺屋町に一軒、ポツンと出来た、おばあさんがやっていたうどん屋さんが、『あずまや』だったのですが、その当時から行列が出来ていたそうです。まあ、考えてみると何もなかった時代だから、そうだったのでしょう。



その後、高度成長時代に入り、高松の街も発展し、『あずまや』は、自社ビルを建てて、その中に『アズマヤ(AZUMAYA)』として開店し、ケーキ販売を始め、喫茶店を併設したのでした。ぼくが子供の頃、ピアノのレッスンの帰りには、母は必ず、『アズマヤ(AZUMAYA)』に連れて行って食事をしたりしましたので、ぼくにとっては、なくてはならない喫茶店でした。



しかも、『アズマヤ(AZUMAYA)』は「香川県立高松高校」からも近く、その前は、香川県の西地区(西讃)方面行きのバス停がありましたので、香川県の西地区(西讃)在住の生徒はみんな、バスの待ち合わせの時、ここで、うどんを食べるということが常でしたので、バスで通学していた人もそうでない人もみんながゆく喫茶店になっていました。



ですから、ぼくは、喫茶店にはうどんがあるものだと思っていたのでしたが、早稲田大学政経学部に入って上京したら、東京の喫茶店にはうどんがないのです。「東京の喫茶店には、ピザやスパゲッティがあるのにどうしてうどんがないんだろう。」何てね、本当に、今にして思えば、田舎者の感慨を持ったものでした(笑)。



が、椎名誠氏は逆でした。かつて、椎名誠氏のエッセイ『地球どこでも不思議旅』の中で、「高松のさぬきうどんの真実・・・・・うどんのある本格喫茶『AZUMAYA』」と書かれているのを読んだ時、ぼくは吹き出していました(笑)。



さて、その「アズマヤ」が、2005年年末に紺屋町から姿を消してしまいました。



「アズマヤ」の奥様と、バッタリ出くわしたのは、2006年の年初、今は亡き母と一緒に、今は『ガスト』に変わってしまった、『バーミアン 栗林店』で夕食をとっているときでした。



「『アズマヤ』です。いつもお世話になっています。私共、破産いたしました。」



旧知の仲なんだけど、いきなり、とんでもないことを話しかけられたので、びっくりしたぼくは、食べていたバンバンジーを口から吐き出しそうになってしまいました。



「えーーーっ。『アズマヤ』さん、いったいどうしたのですか。お店、やめちゃったのでびっくりしてたんですよ。いったい何があったのですか。」



「大阪の極道系の金融会社にビルも自宅も全部取られました。」



「ああー、何か不具合があって借金されてたんですね。」



「ここの不景気でお客様が減って、仕方なく借金地獄に陥りまして・・・・・。」



「それは大変な思いをされましたね。でも、残念ですね。ぼくにとっては、幼少の頃から高校時代までの大切な思い出のつまったお店なので、特に、あの、鰹節だけを使ったうどんのダシは『アズマヤ』さんだけでしたからね。他の店は『イリコ』が多いでしょう。」



「でも、同じことを言ってくれるお客様が一杯いたところに、天の助けでしょうか、『ビジネスホテルパークサイド高松』のオーナーの、元、『モダン屋』の社長様から、『うちの中に入居して再開店されませんか。』と言われまして、いろいろ考えたのですけど、半年後を目途に再開店することに決めました。」



「そうですか。『ビジネスホテルパークサイド高松』は、お部屋の窓から栗林公園が一望出来る、閑静ないいビジネスホテルですよ。是非、頑張って下さいね。」



「有難うございます。ただ、ビジネスホテルの中ということなので、最初はご宿泊客の皆様の朝食からスタートしますけど、そのうち必ず、『アズマヤ』本来の昔からのメニューも全て再開しようと思っています。」



「待ち遠しいですね。開店されたら必ず参りますよ。それと、ぼくの高松高校の同窓生もみんな『アズマヤ』がなくなったことに衝撃を受けていますので、再開店のことは、ぼくの卒業年度の昭和50年卒業の皆様には、必ずお伝えしますから。」



「有難うございます。でも、本当にね、高松高校卒業生の皆様には感謝しています。皆様が応援してくださることが、一番の心の支えになっています。」



こうして、『アズマヤ(AZUMAYA)』〔〒760-0073 香川県高松市栗林町1-3-1 ビジネスホテルパークサイド高松(ビジネスホテルパークサイドタカマツ) 1F TEL 087-837-5555〕は、2006年の夏に、栗林公園の中央通を挟んだ東側の真向かいの『ビジネスホテルパークサイド高松』の一階に再開店しました。



元気だった母と一緒に早速行きました。その後、少しずつ、「アズマヤ」本来の昔からのメニューやケーキも再開し、現在にいたっています。



メニューには、現在、『Sanuki Noodle うどん』として『アズマヤのうどん』『おろしうどん』『カレーうどん』『ざるうどん(夏限定)』『しっぽく(冬限定)』の5種類のうどんがあります。



「アズマヤ(AZUMAYA)」は、『ローゼ』と『クリームぜんざい』の二種類のスイーツが有名でしたが、これを組み合わせた、「デザートセット・うどん+ローゼorクリームぜんざい」(1050円)がお奨めです。



特に、『ローゼ』は、シュークリームの中に フルーツとソフトクリームが一杯盛ってある独特のスイーツで、ぼくも大好きなのですけど、高松出身の方にはファンがたくさんいます。小さい頃、石井ルリ子先生のピアノのレッスンの帰りに、母は、必ず、ぼくを連れて、「アズマヤ」に一緒に食べに来てくれました。ぼくは、いつも、『ローゼ』を食後におねだりしていましたが、その日のレッスンがうまく行った時には、必ず、母がオーダーしてくれましたので、本当に、今日のぼくにとっては忘れられない大切なお店なのです。



さらに、「アズマヤ(AZUMAYA)」の、『ホットドッグ』は、コールスローとカニのフリットの入った独特の風味なので、この、ファンもたくさんいます。というのも、このホットドッグを、ここのかやくうどんと一緒にいただくと、抜群に、よく合うからなのです。



掲載写真は、「アズマヤ(AZUMAYA)」の、『アズマヤのかやくうどん』(525円)〔かけうどんに竹輪、アゲ、蒲鉾、海苔、薄焼き玉子、椎茸、ネギが華麗にトッピングされた、本鰹の鰹節だけのダシのかやくうどん〕、です。



ても、生粋の高松人(大体、祖父母の代から高松市内に住んで暮らしている人達のこと)同士の会話では、親戚でもない旧知の親しい方と久しぶりに出会った時でも、出会い頭に、「私共、破産いたしました。」なのですが、それで、OKなのです。



讃岐弁で言うなら、「破産したっていろいろあったんやろうから、かまんでないんな。」と思っちゃうのです。そして、そういうことも正直に包み隠さずに言って下さったんだから、できる限り、応援してあげないといけないな、って感じるのですよ。



こういう、昔から育まれた、地域コミュニティーのしっかりした人間関係に、「個人情報保護法」なんて無用の長物なのです。みんなで助け合って生きてゆこうよ、という精神が根っこにあるのですから、スタンフォード大学あたりで始まった、多民族国家のアメリカ式の、成果主義、派遣労働、勝ち組と負け組という考え方、などは、高松で人間が生きて生活するにあたって、全く、不必要なのです。そればかりか、支店の多い高松市内に、『楽天』とか『ライブドア』のような看板の、それぞれのグループ会社が出てきていることを、生粋の高松人は全員、景観が悪くなるので、さっさと引き上げてもらいたいと思っています。



まあ、こういう考え方について、霞ヶ関が反対ならば、香川県は日本から独立してもやってゆけますよ。額に汗して労働し、手打ちうどんを作っているうどん職人さんにとって、M&Aなんでどーでもいいことですし、東京や大阪方面から大勢、讃岐うどん店に押しかけてくる、あつかましい、顧客を、香川県に外務省があれば、シャットアウト出来ますからね。第一、農協と漁協はいずれも香川県内では健在なので、十分、自給自足出来るのですよ。






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「六平」の『讃岐みそ煮込みうどん』5

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かつて、ぼくが小さかった頃から高校時代まで、高松で住んでいた頃、『讃岐みそ煮込みうどん』のようなものはありませんでした。



讃岐うどんは、当時は、生醤油、ぶっかけ、かけ、のどれかでいただいていました。また、冬場には、しっぽく、鍋焼きとともに、柔らかい麺の、味噌味の打ち込みうどんをいただきましたけど、それは、香川県で常用されている、白味噌と中味噌をブレンドしたものでした。



名古屋の八丁味噌を使った『みそ煮込みうどん』をぼくがはじめて食べたのは、東京に行ってからでした。



たしかに、八丁味噌を使っただしはとても美味しく、いろいろなものが入っていて暖まりました。が、うどんの麺そのものでは、ただ堅いのを煮込んでるだけじゃないかと感じて、うどんを絶対に噛まないといけないので、私は不満が残りました(笑)。



ところが、高松に、『讃岐みそ煮込みうどん』というものが昭和63年に開店していたのですね。ぼくは東京で勤務していた当時でしたから知らなかったのですけど、Uターンした頃には既に有名店になっていて、ここのところのさぬきうどんブームでも、大変に人気のある、定番のお店になっています。



それが、「六平」(高松市多肥下町773-3 087-868-1326 11:00〜20:00 月曜日定休)です。場所は、レインボー通りを、東バイパスも横切って南に行ったところですから、相当郊外で、知らなかったのも仕方ないな、と思いましたけど、素晴らしかったです。



本場の讃岐うどん職人の大将が名古屋で『みそ煮込みうどん』に惚れこみ研究して生まれたのが、ここの、八丁味噌を使った『讃岐みそ煮込みうどん』です。



昼間はセルフになりますが、もうメニューは『みそ煮込みうどん』一色で、土鍋で出てくるのです。



メニューは、かけうどん、 ざるうどん、釜揚げ、なども置いているのですけど、 お客さんは、ほとんど全員が、『みそ煮込みうどん』と、 そのバリエーションの、『ホルモン煮込みうどん』、『えび入り煮込みうどん』、 『デラックス煮込みうどん』等、10種類以上もある、いろんな『讃岐味噌煮込みうどん』を注文して食べていました。また、友人の話では、ここの『鍋焼きうどん』『カレーうどん』や『しっぽくうどん』も人気があるとのことでした。



しかも、ここの大将は、「さぬきうどん技能グランプリ」で、毎年のように、受賞している、間違いのない麺なのです。



少し固めの麺なのです(もちろん、麺を柔らかめにして欲しかったら、そう言えば、柔らかめで出してくれます。)けど、土鍋で熱々が出て来たものを食べてゆくうちに、だんだん、柔らかくなってゆき、モチッとした間違いなく、讃岐うどんのコシがあり、噛まずに咽喉越しも楽しめました。また、卵も、生卵が中盤に入るといい感じの半熟になるように設定されているのです。素晴らしかったです。



掲載写真は、「六平」の、最高のボリュームのある『デラックス煮込み定食』(1210円)〔冬場の夕食にいただくと最高のご馳走ですね。ありとあらゆるものの入った味噌煮込みうどんに、ご飯がついていて素晴らしく暖まるメニュー〕、です。






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「川千」・・・高松中心部、美味しくて安い、セルフ讃岐うどん店5

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「川千」(高松市磨屋町5-1 10:00〜16:00(土曜は14:00まで) 日・祝日定休日)は、高松市中心部に、2007年10月2日に.オープンした、セルフサービス讃岐うどん店。



とても安く美味しいです。かけうどん(小・・・・・1玉)が150円、かけうどん(大・・・・・2玉)が240円なのですけど、ここは、トッピングの天麩羅類が、揚げたてで、高松市中心部にしては安く、なかなか凝っていました。また、おでんは、全て、1本90円なのです。



ちくわ天はかなり大きいのですけど80円でしたが、特筆に値するのは、マグロマヨカツ(120円)です。その名のとおり、マグロとマヨネーズのカツなんですけど、うどんに載せるのではなく、ぶっかけうどんなんかに添えて食べると、揚げたてで美味しく、素晴らしくうどんに合うんですよね。よく考えたメニューだな、って感動しました。



ざるうどん(大・・・・・2玉)とマグロマヨカツが美味しかったので、肉ぶっかけ(大・・・・・2玉)も注文して食べました。お昼に4玉はちょっと食べすぎかな、って思いましたけど(笑)、ちょうどおなか一杯になりました。



この一帯は、既にご紹介した、「森製麺所」「こだわり麺や・高松支店」「番丁」「うどん市場」「風月」「源芳」等も近くなので、激戦区ですね。でも、サラリーマン、転勤族のランチは大体、うどんだから、どこも混んでます。



が、ここは、一筋道を入っているので、穴場ですね。



掲載写真は、「川千」の、『ぶっかけうどん・ゲソ天載せ』と『スジ肉と大根のおでん』、です。




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『さぬきうどん店の梯子』・・・・・「たもや」&「大吉」&「のぶや」5

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時々、やっちゃう、昼ごはんのぼくの行きつけのうどん店3軒のはしごを今回はご紹介します。



行きつけのお店は勝手もわかっていて、いいですね。この後、どことどこを回ろうかなんて考えてゆけるのは楽しいことです。



昨年のその日、ぼくはどうしても、「たもや」の手作りコロッケと、「大吉」の甲子豆の天麩羅を食べたかったので、この二軒を回ったのですけど、最後は、釜玉うどんが食べたくなったので、「のぶや」に行きました。



「たもや」の本店(既に、支店やFCが香川県内にはいくつか出来ています。)は、高松市朝日新町F地区の瀬戸内海に突き出た奥の、宮脇書店本部の向かいにあります。駐車場はないのですけど、道路の突き当たりが海なので、お客さんが路上駐車していても大丈夫な、最近、高松市内では珍しいうどん店です。(以前は、さぬきうどん店に限っては、高松市内でも路上駐車していても警察はOKだったのですけど、ここのところ取締りが厳しくなっています。)



前回、「たもや」に食べに来た時、人気の手作りコロッケは売り切れていましたので、午前中の研修の仕事が10時半に終わって、12時から午後の部をやることにしたので、ぼくはすぐに「たもや」に向かいました。セルフのカウンターにゆくと、「たもや」の店員では一番若い20歳代の男の子が、手作りコロッケをこねているところだったので、うどんの注文前に早速、トッピングから注文しました。



「コロッケありますか。」



「はい、9時開店でなくなったので、今揚げるところですよ。」



とニコニコしながら言ってくれたので、よーし、でかいけどここのコロッケは美味しいから2コ頼んだところ、



「トッピングの天麩羅はどうされますか。」



と聞かれたので、



「れんこんがいいんだけどあるかな。」



「あっ、ちょうど切れてますから、それも揚げますよ。」



と言ってくれたのでお願いしました。どちらも揚げたてをいただけるなんてラッキーで、またまた、嬉しくなってしまったので、次の店に行くので一玉のつもりだったのに、



「うどんは、かけの大をお願いします。それから、半熟卵も揚げてくれるかな。」



などと言ってしまって、うどん二玉を暖めてだしをかけて、無料のトッピングの素晴らしい天かすとワカメと大根おろしとショウガとネギを入れて待っていたら、



「揚がったらお席までお持ちします。」



と言ってくれたので、お支払いを先にして、席についてうどんを食べていたら、食べたくてたまらなかった「たもや」の手作りコロッケと、れんこんと半熟卵の天麩羅を、その店員が持って来てくれました。



「たもや」の手作りコロッケは、球形の大きなもので、中の大半は全てジャガイモを綺麗に裏ごししたもので、少しソーセージと野菜が入っています。うどんを食べる時、あまり噛まない香川県人にとっては、噛まないでいいくらいのコロッケの中身になっているので人気があるんだと思いますけど、すごく美味しいのは、材料がいいんだろうと思います。また、衣がとても香ばしくてあっさりしていて美味しいのです。



久々だったので、感動しながら、ソースをかけてたちまち2個とも食べてしまいました。半熟卵とれんこんの天麩羅は、かけうどんに載せていただきました。



寒い日だったんだけど、「たもや」の手切りうどんはモチッとして美味しく、暖まって暑くなったので、ぼくは途中でスーツの上着を脱いで、夢中で食べて、「ごちそうさま。コロッケ美味しかったよ。」と挨拶して「たもや」を出ました。



汗が止まらないほど暑くなったので、自動車のクーラーを入れて、甲子豆の天麩羅を食べるために「大吉」に向かいました。「大吉」は、浜街道のサウナファーストインの南隣にあるのですぐでした。



「大吉」は、冷たいぶっかけうどん一玉にして、まだ、11時前だったので、甲子豆の天麩羅も揚げたてでしたので、さっそくいただきました。うーーーん、美味しい天麩羅でした。甲子豆の天麩羅を噛むと、ほのかな甘味があるのです。新鮮な野菜は何よりのご馳走ですね。ここのぶっかけも美味しいのはあたり前でしたから、天麩羅がとても美味しくて際立っていました。さっき食べた、「たもや」のれんこんの天麩羅よりもずっと美味しいな、と思い、感動しました。



「大吉」を出たら、まだ時間がありましたので、よーし、「のぶや」へ行こう、と思って、産業道路まで車を飛ばしながら、そういえば今日は、コロッケと天麩羅を中心に味わっていたことを若干反省したので、「のぶや」では、うどんを味わうために、釜玉うどんをいただくことにしました。



釜玉うどんに関しては、「のぶや」と「正家」が、高松市内では、ぼくは好きです。もちろん、「山越」が一番美味しいことは知っていますけど、遠いし、待たされることがわかっていますからね。



こうして、「のぶや」の釜玉うどんを食べて、やっと、ぼくはうどんを食べた、という気分になり(笑)、研修会場に12時5分前に戻りました。



「お昼ごはんいただいて参りました。」



と人事部長に言ったら何を食べて来たか聞かれたので、



「うどんをいただいて参りました。」と言うと、



「えーーーっ、うどんだったのですか。それでしたら、どこかのランチにご一緒すればよかったですね。」



とおっしゃったので、



「いえいえ、私は小食なので、うどんで十分です。」



等と、心にもないことを言って(笑)、研修会場に戻り、その日の女性活性化研修の午後の部を開始しました。



でも、その研修最終日、終了後に、受難の時がやって来ました。取締役がいらっしゃって、一緒に夕食を食べながら次の研修の打ち合わせをしたいとのことでご一緒したのでしたが、その夕食が、うどん店「川福」の座敷で、しかも、『うどんすき』だったのでした。



うどん好きなぼくも参りました(笑)。けど、翌日も昼飯は、うどんでした(笑)。やっぱり、美味しいものは美味しいのです。



掲載写真は、『たもや』のかけうどん(大)にれんこんの天麩羅を載せたものと手作りコロッケ、です。






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「ぼっこ屋」・・・うどんバカのセルフ店5

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高松テクノポリスのサンメッセも超えて南へ行くと、12号線と交差します。これを、東に曲がって行くと、川島町になって、3回前の日記でご紹介した、『さぬき乃』という、芸術的な見事なうどんと出会ったので、仕事で12号線を通る時には、きょろきょろしているのですけど、もう、ものすごくたくさん、うどん屋さんが出来ているのでびっくりしています。高松市内でも、このあたりまで来れば、結構田畑が多いので、土地も安く、広い駐車場を備えた、うどん店が開店出来るのだろうと感じています。



さて、テクノポリスのサンメッセを超えて南へ行って、12号線と交差する角を、西に曲がると、こちらは三谷町になるのですけど、こちら側の、12号線沿線にも、ぽつぽつとうどん屋さんが出来ています。もう、こんなに増えると、どの店がどうなのか、一つ一つ食べるなんて時間がかかって無理だなぁ、と思って、西に向かって走っていたら、南側に、『さぬきうどん・ぼっこ屋』という看板が見えてきました。『ぼっこ屋』という名称は、おそらく、ぼくの知っているさぬき弁を使ったものじゃないかな、と直感したので、おかしくなって、その語源を確認しなくちゃ、と思って、食べに入りました。一昨年のことでした。



とても広い、セルフのお店でした。トラックの運転手さんなどでいっぱいだったので、人気のあるお店なんだな、と思って入ったら、主なメニューは、1玉で、 かけうどん(150円)、生醤油うどん(150円)、ぶっかけうどん(180円)、ざるうどん(180円)、肉ぶっかけうどん(380円)等で、2玉にすると50円増し、3玉にするとさらに80円増し、となっていました。普通は玉数が増えると1玉代は安くなるのに変わった値段設定だな、と思ったけど、まあ、安いですよね。そのほか、いろんな種類の天麩羅、おでん各種、おむすび、いなり、バラ寿司、等がありました。



カウンターで、ほとんどのトラックの運転手さんなどは、「かけ・特大」と注文していました。普通の高松市内のセルフ店で特大というのは、3玉のことです。ちなみに、小が1玉、中が1玉半、大が2玉なので、たくさん食べるんだな、と思っていたら、「かけ・特大」と注文したお客さんに、店員さんが、「何玉にしますか。」と、逆に聞いているのです。



3玉に決まってるんじゃないかと思いきや、一人目の人は「俺、5玉」、次の人は「俺、4玉でいいや。」などと答えているのです。不思議な店だなぁ、と思っていたら、ぼくの番が来たので、「かけ・中」と言うと、「中はありません。玉数でお願いします。」と言われたので、「じゃあ、2玉」と頼んで、隣にあったおでん鍋に、いいダコの美味しそうなのが入っていたのでそれをとって田舎味噌をかけ、ゴボウの天麩羅が美味しそうだったのでそれもいただいたら、ものすごくでかい丼に入ったかけうどんが出て来ました。で、いつものように、天かす、ねぎ、ショウガを入れて、レジに行ったら、380円です、と言われたので、お支払いして座席について、まずは食べました。



ぼくの大好きなモチッとしたコシのうどんでした。とても、美味しいじゃないですか。これは、「まるいち」より美味しいな、またまた、美味しい店が出来たんだな、と嬉しくなって、お店を見渡すと、とても広くて、しかも、南側にテラス席があって、そのむこうは一面の田圃が広がっていて、外で食べることもできるおしゃれな作りになっていました。



そして、いいダコのおでんと、それをつける田舎味噌の味もよかったんだけど、ゴボウの天麩羅がすごく美味しかったのです。炊いてから揚げているんだけど、その下味の味付けがとてもよかったことと、ゴボウそのものがとても新鮮で美味しかったのです。



いやいやいや、いいお店だな、と思って、お昼の遅い時間だったので、お客さんが一段落したところで、カウンターにいたおばさんに、「ぼっこ屋」というお店の名前の由来を聞きました。が、彼女は、香川県の方ではありませんでしたので、たぶんわからないだろうな、と感じました。(こればかりは、イントネーションですぐにわかります。関東の方だろうと思いました。)そして、次のような回答が返ってきました。



「さぁー。どーいう意味なんでしょうね。たぶん、『ぼっこ』は、さぬき弁で、美味しいという意味だと思いますけど・・・・・。」



「ごめんなさいね。ぼく、高松の出身なんだけど、美味しい、っていう意味の『ぼっこ』って、さぬき弁はないと思うんですよね。だから、確認したかったんだけど・・・・・。」



「ちょっと待ってくださいね。店長ーーーっ。」



とおばさんは、裏の方に店長を呼びに行きました。すると、お客さんが一段落して手が空いていたのか、長靴を履いた店長が出てきました。えーーーっ、とびっくりしました。店長は、まだ、30歳前のガテン系の若い男の子だったのです。正直なところ、とてもさっぱりした、感じのいい、若者でした(笑)。



「お忙しいところごめんなさいね。わざわざ出て来て下さって。ぼく初めて来たんだけど、車で通りかかって、お店の名前に興味を持ったので入ったんだけど、素晴らしく美味しいうどんですね。いつオープンされたのですか。」



「去年です。」



「そうですか。頑張って下さいね。一応ね、このお店の名前の意味をお聞きしたいと思ったのですよね。車で遠くから見ると『ほっこ屋』に見えたんだけど、近づくと、『ぼっこ屋』だったので、なんで濁ってるのかな、って思ってさ。」



「有難うございます。えへへ・・、この名前は、おっしゃるとおり、さぬき弁です。」



「じゃあ、『ほっこ』つまり『バカ』という意味ですね。」



「まあ、うどんバカ、という意味でつけたんですけど、それじゃ弱いな、ってことで、このあたりだと、ものすごいバカのことを『くそぼっこ』って言うじゃないですか。」



「なるほど、それで、『くそぼっこ』の『ぼっこ』をお店の名前にされたんですね。」



「はい。ものすごくバカなくらいうどんを好きになって欲しいということと、ものすごくバカなくらいたくさんのうどんを毎日食べに来て欲しい、という両方の意味をこめてるんです。」



「どうも有難う。ぼくの予想通りの命名だったので、すごく嬉しいな。やっぱりさぬき弁だったんだな。」



「ですから、お客様も、毎日、食べに来てくださいね。」



「えーーーっ、君、さりげなく商売上手だな。若いのに、大したもんだ(笑)。」



「えへへ・・。有難うございます。あちらを見てください。」



そこには、『ぼっこ屋情報』という、貼り紙がしてありました。そして、信じられない言葉が書かれていたのでした。



『<特大うどん>当店は、特大は、3玉、4玉、5玉から選べます。「大(2玉)」の値段プラス80円で、3・4・5玉どれでも同じ値段』・・・・・これを見て、不思議な値段設定の理由がわかりました。



「マジですか。ここは、かけと生醤油は1玉が150円で、2玉が200円だから、3玉は280円だけど、4玉も5玉も全部3玉と同じ値段の280円にしているの。ああ、だから、さっき、『特大』って注文していた人に、何玉ですか、って聞いていたんだね。でも、そんなことして、大丈夫なの。」



「ええ、それが当店のサービスの目玉になっています。それと、お持ち帰りは、だしもつけて1玉50円です。」



「本当ですか。まさしく、『くそぼっこ』いや、あなたのことじゃないですよ。『くそぼっこ』なやり方だなぁ(笑)。ところで、特大の注文はみんな5玉なの。」



「いや、3玉が多いです。」



「やはりね。なかなかうまいやり方だね。5玉はちょっと食べられないものね(笑)。でも、美味しくて安い。それとね、このゴボウの天麩羅の下味、これまでぼくが食べたセルフうどん店のトッピングでは一番美味しかったよ。『まるいち』あたりは、見習うべきだと思ったな。」



「アハハハ・・・。そんなに気に入って下さって有難うございます、でも、このゴボウの天麩羅の下味は、自信あります。さぬき風の甘辛い味付けにしているので、薄味のイリコだしと合うように考えたものです。」



「お見事です。でも、初心忘るるべからず。ずっと美味しいお店のまま頑張って下さいね。また、このあたりに来たら必ず食べに来ますよ。」



「有難うございます。」



「そんな信じられなさそうな顔しないでよ。信じられないのなら、指切りしようか(笑)。」



「アハハハ・・・。そんなぁー(爆)。お客さん、面白いですね(笑)。」



「まあね。ぼくも『くそぼっこ』な、うどん好きだからね(笑)。」



こうして、ぼくは、だしも全部平らげて、「ごちそう様、美味しかったです。」と言って、『ぼっこ屋』を後にしました。以来、ぼくは、このお店では、「指切りおじさん」のニックネームで通っています(笑)。



皆様も一度、食べに行かれることを、お奨めしたい、新しく出来た、駐車場も広い、セルフの美味しくて安いうどん店です。住所と電話は、高松市三谷町1700-1 087-889-4778、営業時間は、9:00〜18:00、年中無休です。



また、高松市近辺在住の方ならば、テイクアウトも安くていいですね。1玉にだしもついて、50円なんて、高松市中心部では有り得ないことです。



掲載写真は、「ぼっこ屋」の、『釜揚げうどん』と『イイダコの天ぷら』と『タケノコの天ぷら』、です。




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