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私のホームページ「K.OKADAワールド」

は、四国高松在住の私、作曲家、兼、ピアニストの岡田克彦の世界です。ここの併設ブログは、音楽、四国の温泉と、香川県のさぬきうどん、四国のグルメ、景勝地、温泉等、
それらに加えて、私の母・岡田直子が2006年9月19日に他界したことから痛感した、人間の無常観に基づく社会観察や人生観、ウェブの限界等を中心に書いてゆくことにしています。

四国の温泉

『鳴門グランドホテル』・・・・・穴場の素晴らしい温泉5

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『鳴門グランドホテル』(〒772-0053 徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字大毛82-88  TEL:088-687-1516)は、穴場の素晴らしい温泉です。泉質は鉄泉です。



ここは、13年ほど前、徳島出張のとき、偶然に見つけて以来、愛用しています。当時、徳島在住だったアマチュアピアニストの友人と一緒によく行ったものです。



ここの8階にある大浴場の浮舟の湯、9階の屋上の露天風呂の天空の湯からは、東は紀伊水道、入り口正面の北側には大鳴門橋を望める素晴らしい絶景がたのしめます。



しかも、お昼過ぎに行けば、入浴客はまばらで、独り占めできるのです。



入浴だけだと、950円でタオルつきですが、ここは、鳴門鯛の「宝楽焼」や、鱧の料理が素晴らしくて、お昼に行っても、お部屋でお料理をいただいたら、入浴がサービスでついていますので、それがとても楽しめていいです。



宿泊は、1泊2食13,000円〜となっています。



四国にいらっしゃったら是非、お立ち寄りください。必ず満足いただけると思います。



掲載写真は、『鳴門グランドホテル』の、夕方の、9階の屋上の露天風呂の天空の湯からの素晴らしい眺め、です。

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『絹島温泉・ベッセルおおち』・・・・・瀬戸内海に向かう帆船に乗って5

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『絹島温泉・ベッセルおおち』(香川県東かがわ市馬篠1200 TEL.0879-26-1126 10:00〜22:00 第1水曜定休 入浴料 大人700円 小人500円)は、新しい施設です。



「ベッセル」とは、英語で「帆船・はんせん」という意味で、『ベッセルおおち』の建物は、海に向かって出航する船の形をしていて、船出というとてもロマンのある名前になっています。



泉質は、カルシウム・ナトリウム−塩化物泉で、筋肉痛などに効果のある、とても暖まる温泉です。



この類のスーパー銭湯は高松市内にもいろいろあるのですけど、『絹島温泉・ベッセルおおち』は、割合、若い人達が多いところです。



美しい瀬戸内海に面していて、露天風呂や休憩室からは瀬戸内海が堪能できます。瀬戸内海もこの東かがわ市あたりまで来ると、高松と違って綺麗なので、ついつい長くいてしまう場所になっています。



中には、食事処が2ヶ所あって、バイキングをやっているレストラン「ケープ」と、居酒屋の「うましの」がありますが、断然、「うましの」がお奨めで、一品から定食までいろいろありますが、凝った料理を出しています。もちろん名物の「たらいうどん」もあります(笑)。



掲載写真は順に、『絹島温泉・ベッセルおおち』の居酒屋「うましの」のはまちのたっぷり入ったお鍋(530円)、です。

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『塩江温泉・・・・・行基の湯』・・・・・家族連れで日帰りは、ここがいいですね。5

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『塩江温泉・・・・・行基の湯』(香川県高松市塩江町安原上東37-1 TEL.087-893-1126 10:00〜22:00 入浴料 大人310円、小人160円 第1・3月曜定休)は、道の駅しおのえから樺川を挟んだ向かいにある高松市営の日帰り温泉施設です。塩江温泉は奈良時代の名僧・行基が開湯したのが始まりとされているので、この名前にしたそうです。ここの引き湯は、『奥の湯温泉』からですので、素晴らしい温泉ですし、ここの最大の特徴は、ウッディーな内装にあります。



木製のものに囲まれていると心が安らぎますね。



比較的新しい設備なので、低温岩風呂(サウナ)もあり、また、外には、足湯もあります。



が、何といっても、310円という低料金が嬉しい設備です。



また、ここのソフトクリームが美味しいので行かれたら、召し上がることをおすすめします。



掲載写真は、『塩江温泉・・・・・行基の湯』の、露天風呂、です。

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『塩江温泉・・・・・さぬき温泉』・・・・・県外などから来て宿泊するならここです。5

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高松市塩江町は、温泉が有名なのですけど、名産品としては、竹の子とお茶が有名です。茶畑もたくさんあって、高松の人たちは、塩江のお茶を好んで飲んでいます。もちろん、お茶については、静岡のような名産地には量も質も遠く及ばないですけど、高松は自然豊かな土地なので、お茶も採れるのです。



しかし、塩江町の竹の子は、全国的にも有名で、京都の高級割烹も、塩江町の竹の子を使っているのだそうです。春先には、高松市内のスーパーやJAの産直店には、塩江の竹の子というブランド入りで竹の子が売り出されます。母が生前から、塩江の竹の子の土佐煮が大好きだったので、毎年ぼくは買い求めて家で作っていました。とても柔らかいのです。また、アク抜きをしたときの状況が、塩江の竹の子とほかのところの竹の子では全然違うので、すぐにわかります。



塩江温泉の『さぬき温泉』(高松市塩江町安原上東2065-1 TEL.087-893-0300 9時〜21時 日帰り入浴料 500円  定休日 第2・4水曜)は、開設20年になる宿屋ですが、塩江町にたくさんある、竹林の中にあります。



3つある露天風呂は、いずれも切り立った川沿いや、竹林に囲まれた中にあり、野趣豊かな秘湯の雰囲気が味わえます。また、庭を望むサウナ付大浴場もあって、自然を堪能しながら温泉を楽しめるところです。



肝心の温泉は、『奥の湯温泉』に比べると大したことないですけど、抜群の環境ですし、また、お料理が素晴らしいので、宿泊するならここがいいと思います。



掲載写真は、『塩江温泉・・・・・さぬき温泉』の竹林の見えるお風呂、です。

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『塩江温泉・・・・・奥の湯温泉』・・・・・塩江温泉の源泉を満喫するならここです。5

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ぼくの住む、四国高松の奥座敷、塩江温泉についてご紹介します。



ここは、高松市では一番古くからある唯一の温泉でしたので、旅館や施設、民宿なども一番多く集中しています。従って、硫化水素泉の源泉を分割してお湯で薄めているので、アメリカン状態(笑)になってききめが薄らいでいるところもあります、また、旅館によっては、サービスがものすごくひどいところもままありますので、ゆく場所を選ばないといけません。



その点では、温泉に行く目的ごとに利用するところが変わってきますので、それに基づいて3つ、代表的ないいところをご紹介することにしました。



まず、初回は、温泉の一番素晴らしい、『奥の湯温泉』からご紹介します。



以前、懐石料理が美味しいということで、塩江温泉にある、穴吹工務店の経営している『ホテル・ヴィラ塩江』をご紹介しましたが、『ホテル・ヴィラ塩江』が温泉を引っ張ってきている源泉は、ここ、『奥の湯温泉』ですが、そのほかにも、後でご紹介する、『行基の湯』も、温泉はここから引っぱっています。ぼく自身いろいろ行ったのですけど、ここが一番温泉は素晴らしいです。



塩江温泉郷の一番阿讃山脈の山奥にあります。それはもうものすごい山奥ですよ。『ホテル・ヴィラ塩江』などのある、内場ダム湖を越えて、ものすごいヘアピンカーブを上がって、旅館や民宿も越えた一番山奥です。そのまま突き進むと、狭い道を通って阿讃山脈を抜けて、以前ご紹介した徳島県の吉野川沿いの、いちばんひなびた『美馬温泉』に出るのですから、すごいところです。この道を車で通るときは、美馬市のナタ君のくれたナタを車に積んでおかないといけないような道(笑)ですからね。だって、住所地に甲がついているのですもの(笑)。



『奥の湯温泉』(〒761-1613 香川県高松市塩江町上西甲783-1 TEL:087-893-0629 9:00〜20:00 定休日:第2・4火曜 料金:450円〔6時以降300円〕)の温泉は本当にヌルヌルしていて、暖まります。しかも、出た後も暖かさが消えないので素晴らしい温泉です。



が、ここ『奥の湯温泉』は、老人福祉センターなので、観光目的という作りではありませんので、露天風呂もありませんし、中は、おじいちゃんばっかりです。ぼくがはじめて行ったのは、20歳代の頃でしたから、もうびっくりしてしまったのですけど、51歳になった最近は、既に老境に入っているので、どうもなくなりましたけどね(笑)。



温泉につかりながら窓の外を見ると、とてもきれいな渓谷が見えて、春先はいっぱいの桜が満開なので、とても美しいところです。



食堂には、アメゴなどの川魚や美味しい山菜の入った定食類もそろっているのですけど、さすがは香川県です。手打ちうどんが素晴らしく美味しいのです。



掲載写真は、『塩江温泉・・・・・奥の湯温泉』の、お湯がたっぷりの浴槽、です。

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『元湯黒川温泉』・・・・・八十八番札所の結願寺、大窪寺の近くの、ひなびた温泉5

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香川県を代表する温泉は、「塩江温泉」、「美霞洞(みかど)温泉」と、東かがわ市の「黒川温泉」の、三湯、です。



この中でも、一番、ひなびた温泉が「黒川温泉」で、『元湯黒川温泉』一軒しかありません。一軒しかない、ということが素晴らしいので(笑)、ぼくの中では、とてもポイントの高い温泉になります。



『元湯黒川温泉』〔東かがわ市入野山517-2 (0879)27-2009 年中無休〕は、四国八十八ヵ所の八十八番札所の結願寺の、大窪寺に近い山の中にあり、創業は明治17年と、非常に歴史もあります。



泉質は無色透明の単純硫化水素泉泉ですが、水とブレンドしていない100%の鉱泉で、とても体が温まる温泉です。



内湯は、岩風呂になっていて、川を渡った別棟に、貸切の露天家族風呂があり、秋の紅葉、冬の雪景色等の自然を満喫できるようになっています。



入浴時間は、11:00〜21:00で、入浴料は、大人350円、子供250円となっていますが、貸切露天風呂は40分1000円の追加料金が必要で予約が必要です。また、個室が3時間2000円で借りられて、ゆっくり出来るようになっています。



さらに、宿泊は、チェックインが16:00、チェックアウトが10:00で、料金は、1泊二食付で6000〜7000円です。



『元湯黒川温泉』は、シンプルな看板の中途半端な規模の一軒宿なのですが、泉質がとてもいいので、お奨めです。



宿泊したときの、夕食は、美味しい山菜釜飯がついていることが特徴ですが、予約しておけば、冬場はぼたん鍋を、夏場は流しそうめんを、いずれも別料金3000円で追加出来ますので、その季節に何人かで行く時には予約された方が楽しいと思います。



さぬきうどんは、近くに、『八十八庵(やそばあん)』等の美味しくて安い名店がありますので、そちらですませてから、入湯にゆかれたほうがよいと、ぼくは思います。こういう温泉宿では、日本酒を親しい気のおけない友人と酌み交わして前後不覚になって(笑)眠りについて、翌朝朝風呂をいただくのが一番だと思いますからね。



ところで、よく使われる、「ひなびた温泉」、という言葉の、『ひなびた』という単語について、改めて調べたところ、『ひなびた』は、漢字では、「鄙びた」と書き、意味は、「いなかくさい」、「いなかびた」、ということだそうです。



ということは、絶対的な意味の全くない言葉だということですね。第一、「いなか」と「都会」の境界線は人それぞれ異なっています。香川県のような日本一狭い県に住んでいても、山間部の周辺地域に住んでいる人は、自分の住んでいるところは「いなか」で、ぼくの住んでいる県庁所在地の高松市は「都会」だと思っているけれども、高松に住んでいる人は高松は「いなか」だと思っていて、東京や大阪が「都会」だと思っています。



大阪人は東京が「都会」であることを認めつつ自分が「いなか」だと思われたくないので張り合っている(笑)ようだし、かつての名物京都府知事は、『天皇陛下はしばらく東京にお貸ししているだけでございます。』と騒いでいました。東京周辺においても、埼玉、千葉、神奈川あたりは「いなか」で、23区内は「都会」だと思われているようで、つくづく日本は中央集権国家だな、と思います。



しかも、この中央集権体制は、全て、動いているお金の多寡で決まっているようですので、日本では六本木ヒルズあたりが、一番「都会」になっているようですし、最近、名古屋あたりが頑張っていると言っても、景気がよいというだけのことですから、トヨタの繁栄が未来永劫続くことはあり得ないですから、大した出来事でもありません。



地方都市の「町おこし」という言葉をよく耳にしますけど、ほとんどが失敗しているのは、地域コミュニティーを巻き込んでいないためです。だって、寝ていたいときに起こされるのは誰だって嫌ですものね(笑)。



最近、ぼくが一番嫌だな、と思うのは、旅行雑誌やマスコミなどでよく騒がれている、「都会の喧騒を離れていなかで癒されたい」という言い分ですね。癒しの時間は、その気になって努力すれば、どこに住んでいても作れるものです。都会が喧騒して癒されにくいのなら、喧騒しないように住んでいる人たちがこころがけて直せばよいだけのことで、一人一人の心根の持ち方だと思います。癒しを地方都市に求めるなんて都合がよすぎますよね(笑)。



「四国はいいところですね。いなかの風情に癒されます。」と東京からいらっしゃった方に言われるたび、ぼくは反論したくなります。その風情を残すために、どれだけの便利さを放棄しているのかを考えると、このようなものはただの旅人の感慨でしかないからです。四国内の交通の想像を絶する不便さ、文化水準の低迷、を考えるとき、いなかの風情をキープすることは、そんなに簡単なものじゃないと思います。



掲載写真は順に、『元湯黒川温泉』の内湯の岩風呂、です。

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徳島県『ホテル祖谷温泉』・・・・・ケーブルカーに5分も乗ってゆく谷底の露天風呂5

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四国は、海に囲まれていて、山も険しいので、海も渓谷美も楽しめるところです。既にご案内したように、太平洋や瀬戸内海の楽しめる露天風呂もありますが、四国山脈の中に点在しているいろいろな温泉の露天風呂の風情は、それぞれ素晴らしいものがあります。



が、四国の山の中にある露天風呂で、ぼくが一番怖かったのは、徳島県の秘境「祖谷渓谷」にある『ホテル祖谷温泉』の露天風呂でした。



ホテルの中から、谷底の露天風呂に降りてゆく小さなケーブルカーが出ているのですけど、着くまで5分もかかるのです。その間、ひたすら谷底に急傾斜を降りてゆくのです。もしここでケーブルカーが故障したら、と思うと、怖いですよ。



でも、素晴らしい露天風呂なのですよね。眺めは抜群で祖谷渓谷を満喫できますけど、お湯(硫化水素泉)がどんどん湧いていて、湯船からあふれたお湯はそのまま吉野川に流れてゆく、という感じで、湯船が微小な泡で白濁して見えて、とてもいいのです。



また、源泉のままなのですけど、ここの源泉はちょっと温度が低いので、ゆーーーっくりつかれていいのです。そのうち上のホテルに戻りたくなくなってしまうほど、気持ちのよい露天風呂です。



『ホテル祖谷温泉』(〒778-0165 徳島県三好市池田町松尾松本367-2 TEL:0883-75-2311)は、日本三大秘境の一つの徳島県祖谷渓の一軒宿です。日帰りの湯治も1500円で大丈夫ですが、到着するまでの道が狭いことと、お食事も美味しいので宿泊されたほうが絶対にいい温泉旅館です。



お料理の方は、川魚のアメゴやアユの塩焼き、山菜、阿波牛、祖谷そば、祖谷コンニャクの刺身といった、祖谷渓谷を代表する美味しいものがいっぱい出てきますが、ぼくがびっくりしたのは、祖谷豆腐、というものでした。ぼくがこれまで食べた豆腐の中では、一番固いしっかりした、香り高い豆腐でした。また、大豆がたくさんとれるのでしょうね。豆乳鍋もオプションでとれるようになっていました。



掲載写真は、『ホテル祖谷温泉』の谷底の露天風呂行きのケーブルカー、です。

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高知県『一の又渓谷温泉』・・・・・高知県四万十川源流の渓谷温泉5

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『一の又渓谷温泉』(高岡郡四万十町つづら川 0880-27-0563 10:30〜20:00 年中無休 入浴料840円 宿泊代 13,000円〜(税別)一泊二食付き)は、高知県中村市の四万十川の源流、つづら川の渓谷に建つ温泉です。



渓谷の川を挟んで作られており、本館と別館は川の上を渡り廊下で行き来します。温泉は小さな岩風呂が渡り廊下ぞいに点在していて、全て、渓流を眺めながら入ることができます。



泉質は、単純硫化水素泉なので、高松の塩江温泉や徳島の美馬温泉と一緒ですが、泉質がどうこう言う前に、美しい渓谷にあって原生林の真ん中ですから、森林浴を楽しむところです。



本当にのんびりできますよ。漫画家の、はらたいらさん絶賛の温泉で、いろいろな芸能人も定宿で利用しています。



料理は川魚、山の幸が中心で、ツガニ、うなぎの蒲焼、手長エビの揚げ物、新鮮な鮎の塩焼き等とともに出てくる、キジなべが最高です。



掲載写真は、『一の又渓谷温泉』のつづら川の渓谷を見下ろせるように川を渡る渡り廊下沿いに点在している岩風呂、です。

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『オリーブ温泉』・・・・・瀬戸内海を目線の高さで楽しめる香川県小豆島の露天風呂5

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『オリーブ温泉』(〒761-4100 香川県小豆郡土庄町字半の池甲1360-10 TEL.0879-61-1136 10時〜24時)は、高松のスーパーマルナカが、小豆島の土庄に出した新土庄店併設の温泉で、開設は最近のことです。



そばのショッピングセンター、マルナカ新土庄店内にあるという、全国でも珍しい立地の温泉です。



入浴料は、800円なのですが、土庄東港から送迎バスで5分のところにありますので、高松港から高速艇で30分、フェリーで1時間なので、この往復チケットと入浴代が一緒になったものを、マルナカ全店で売っていますので、安く利用できます。



泉質は、カルシウム・ナトリウム-塩化物泉で、地下1600mから湧き出るさらっとしたもので、特に、カルシウムの含有量が多いので、マグネシウムと相まって、筋肉痛などにとても効き目があるとのことです。



しかしながら、ここの温泉の最大の魅力は、露天風呂が瀬戸内海に面していて、しかも、海と同じくらいの高さの目線で美しい瀬戸内海から屋島の絶景を眺めながらお湯につかれる点です。



それだけで、非常に癒される素晴らしい露天です。また、平日はすいていることが多いので、貸切状態に近くなりますので、とてもゆったり出来る温泉です。



温泉は大体、山の中にあるケースが多いのですが、四国は周囲を海に囲まれていて、すぐに絶壁だったりするので、海の眺められる温泉も結構あります。しかし、どうしても上から眺めるケースが多いのです。



しかし、『オリーブ温泉』の露天は、目の前がすぐに瀬戸内海で、海の高さが目線の高さと同じくらいなので、海の波動がそのまま伝わってくるような感覚でお湯につかれる数少ない温泉なので、大変に体が休まり、気持ちも落ち着くのです。



掲載写真は、『オリーブ温泉』の瀬戸内海に面した露天風呂、です。

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太平洋と星空を独り占め・・・・・高知県『足摺パシフィックホテル花椿』の海に突き出た露天風呂5

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『足摺パシフィックホテル花椿』(〒787-0315高知県土佐清水市足摺岬783 TEL(0880)88-1111(代)/FAX(0880)88-1118 ホームページURL ; http://www.ashizuri.com/ )は、高知県土佐清水市の足摺岬にある、皇太子殿下も宿泊に来られた、由緒正しい老舗旅館で、旅館とホテルの中間のような素晴らしい宿屋です。



はじめて行ったのは12年ほど前、仕事の時でしたけど、あまりにも素晴らしかったので、その後、年に一回は遊びに行くようにしています。



ロビーに入った正面のラウンジが太平洋で、ロビーから全面のウィンドウに見える太平洋を見てるだけで飽きないくらい、海の色の移り変わりが綺麗で、また、各お部屋も太平洋に面しています。



お料理も、素晴らしい皿鉢料理を出してくれます。



しかし、この旅館の本当にすごいところは、夜中に入る、太平洋に突き出た露天風呂です。太平洋と満天の星を独り占めできるのですから、素晴らしいです。



海はいいですね。人間がどれくらいちっぽけなものか知らせてくれて、暖かく包んでくれるのですから。



掲載写真は、『足摺パシフィックホテル花椿』の太平洋の真っ只中に突き出た露天風呂、です。

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徳島県・紅葉温泉・・・・・四国唯一の重曹泉5

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徳島県の紅葉(もみじ)温泉は、徳島県の美馬温泉で出会って仲良くなった、美馬市のナタ君に、「隣町にいい温泉があるよ。」と、13年前に初めて連れて行ってもらった温泉でした。



美馬温泉から県道・鳴池線を阿波池田のほうに向いて走った、鳴池線沿いの北側の山の中にあります。今は市町村合併で、美馬町は美馬市に、隣町の三野町は、三好市になってしまいましたけど、当時はどちらも町営の温泉でした。



紅葉(もみじ)温泉(徳島県三好市三野町加茂野宮1467  ふれあい紅葉センター内 TEL: 0883-77-2954  10:00〜21:00 毎週月曜日定休)は、四国唯一の重曹泉でした。それもそのはずで、ふるさと財団から全国の市町村に支給された1億円を徳島県三野町は、温泉を掘ることに使って、掘り当てた温泉が、紅葉温泉だったのです。ですから、歴史があるわけでもなく、比較的新しい温泉なのですけど、泉質が素晴らしいので、今では、高松からも行く人も多い温泉になっています。



従って、ナタ君が初めて一緒に連れて行ってくれた13年前の1995年当時、紅葉温泉の湧いている、三野町立ふれあい紅葉センターは、とても新しくてきれいな設備でした。阿讃山脈の高台にあって、山の方は一面紅葉で、滝が流れていました。また、この高台からは、山裾を流れる雄大な吉野川が見えるという素晴らしい立地にありました。また、ふれあい紅葉センターは、町民のために作られた設備でしたので、温泉のある建物の横には、大きなテニスコートが二面と、大きなゲートボール場が一面あり、おじいちゃんおばあちゃんがゲートボールをやっていましたので、ぼくは吹き出しそうになったのでしたけど、もう高齢化社会が目の前に来ていましたから、そのニーズはあったのですね。



そして、ナタ君と入って行ったら、受付に、バリバリのやり手の、三野町役場の総務部長がいらっしゃったのでした。ナタ君は知っていたので挨拶をして、ぼくが高松から来たと紹介したら、大変でした。



お聞きすると、この総務部長が、ふるさと財団からもらった1億円で温泉を掘ることを推進して来た方で、ようやくそれが完成したので、町役場なんか放っておいて(っていうか、あまりお仕事もなかったのかもしれませんけど〔笑〕・・・・・)、連日、ここの受付で手伝って、いらっしゃるお客さん一人一人に、ここの温泉の素晴らしさを力説している、という方だったのです。



果たして、山のような、紅葉温泉のパンフレットをぼくはいただき、「高松に帰ったらPRしてください。」と言われ、とうとうと、ここの温泉がいかに素晴らしいか、というご説明を聞かされました。



いきなりこのような目に合うと、気分を悪くする方もいると思うのですけど、とても熱心にやっておられるんだなぁ、本当に自分の生まれた三野町のことを考えているんだなぁ、ということが伝わってきたので、ぼくもPRに協力することにしました。



ともかく、温泉に入りましたけど、実に素晴らしい温泉でした。総務部長から聞いたとおり、ここの、重曹泉は独特でした。というのも、お湯に漬かると同時に、重曹泉から出てくる蒸気を吸入することによって、消化器、肝臓、胆嚢を確実に活性化させる効果があったからです。この効果は実際に医療にも使われているとのお話でしたが、本当に湯から上がってしばらくすると、胃腸の調子が非常によくなるので、ぼくは驚かされました。



公営の施設ですから、入浴は500円と安いのですが、タオルは持参しないといけません。が、お風呂にはサウナ、水風呂も、サウナでほてったあと涼むアウトドアのテラス席もついていて、また、広い湯船が日本庭園に面しているのですけど、作業のおじさんがやってきて、「露天風呂にしますね。」と言って、窓ガラスを全部あけると、たちまち、露天風呂になる、という便利なつくりになっていました。



ともかく、ぼくにとっては、初めての、素晴らしい重曹泉でしたので、入ったり出たりして、ナタ君と一緒に楽しみました。



休憩室には、レストランはなく、町のボランティアのおばさんたちが、自分の家で作った、チラシ寿司やおはぎを、安く売っていました。軽食として、うどんとそばはありましたけど、こんな徳島の山奥に来てうどんは食べるべきじゃないので、そばをいただきましたら、これが、「祖谷そば」の10割そばでしたので、素晴らしく美味しかったです。



テーブルといすの席もあるんだけど、畳の席があって、横になってくつろげるようになっていました。



当時、紅葉温泉は、全く知られていない温泉でしたけど、ぼくは、ここは確実にお客さんが増えると確信しました。だって、こんな即効性のある温泉はめったにないですからね。



肝臓にいいということだったので、母も、美馬温泉に来たときに、ついでに何回か連れてゆきましたけど、美馬温泉ほどお料理が美味しくないということと、浴室の床がタイル貼りの美馬温泉と違って、紅葉温泉は新しい設備で滑りそうになる、という、実にわがままな、年寄り風の理由であまり行くのを好みませんでした。



が、果たして、今日では、大変に人気のある温泉になっていて、1年ほど前、久しぶりに行ったら、かなり一杯でした。が、地元、近隣のお客さんが多いという特徴は変わっていなかったので、ぼくはほっとしました。



掲載写真は、ふれあい紅葉センター『紅葉温泉』の裏の滝のある山奥に群生している葉っぱの小さい繊細な紅葉の木、です。

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『道後温泉 ホテル茶玻瑠(ちゃはる)』5

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『道後温泉 ホテル茶玻瑠(ちゃはる)』(愛媛県松山市道後湯月町4-4 TEL.089-945-1321 年中無休 駐車場無料)は、たぶん、現在道後温泉では、一番リーズナブルに温泉とお食事の楽しめる宿だと思います。



道後温泉のナンバーワンは、天皇陛下がお泊まりになる『ふなや』であることは間違いないと思います。『ふなや』は江戸時代からやっている大変な老舗で、夏目漱石や正岡子規などの宿泊したところなので、何回か宿泊したのですけど、お部屋に運ばれてくるお食事の箸袋に、漱石や子規の俳句が印刷されていてびっくりしたものです。



また、『大和屋』もマスコミでよく取り上げられているので有名なのですけど、ぼくは、23歳当時、住友信託銀行松山支店で勤務していて、道後地区を担当していたので、断然、『ふなや』がいいと思っています。



『道後温泉 ホテル茶玻瑠(ちゃはる)』は、演奏仲間の友人と一緒に道後温泉へ行った時、『ふなや』が満室だったので紹介してもらったところでした。



が、湯元の近くにあって、非常にゆっくりできる宿屋だったこと、お部屋まで運んでくれるお料理がとてもよかったこと、露天風呂が素晴らしかったこと、値段がとても安いこと等から、愛用するようになりました。



1泊2食付で、13650円〜なのに、夕食も朝食もお部屋まで運んでくださるし、従業員のサービスがとてもいいので、 チェックイン15:00〜チェックアウト10:00まで、本当にゆっくり出来ます。



ぼくは、道後のお湯が大好きなので、何回も漬かるんだけど、露天風呂が素晴らしいのです。朝早く入ると日の出が見られるのがいいのです。しかも、お料理が素晴らしいので、ちょっとびっくりしました。



皆様も道後温泉に行かれる時、ものすごく贅沢するのならば、『ふなや』がいいですけど、親しい人と何回も行くのならば、『ホテル茶玻瑠(ちゃはる)』がいいと思います。



掲載写真は、『道後温泉 ホテル茶玻瑠(ちゃはる)』の、お部屋に運んでくれる豪華な夕食、です。

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徳島県・美馬温泉・・・・・四国で一番ひなびた温泉5

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四国で一番ひなびた温泉、というと、徳島県の美馬温泉に止めを刺すのではないでしょうか。



ぼくがはじめて行ったのは、東京から高松にUターンして1年ほどたった13年ほど前のこと、仕事で阿波池田の方へ行く途中のことでした。



吉野川流域に抜けるには、徳島県の脇町経由の道が広いことは知っていたのですけど、そちらに向かう前に塩江町でアポイントがあったので、高松の塩江温泉の奥の湯温泉からものすごく狭い道を通って阿讃山脈を越えて徳島の吉野川流域に抜けたのでした。



そして、県道の鳴池線に出るために山を下っていると、うっそうとした竹林に入ったのでした。本当に美しい眺めでびっくりしてヘアピンカーブを曲がったところに、(当時は町立でしたが)美馬市立美馬温泉保養センター、がありました。



その日は、阿波池田に宿泊することにしていましたので(この時宿泊したのが、阿波池田の民宿ヒルトンで、その名前と実体のギャップに、東京からUターンしたばかりだったぼくは、呆れたのでした〔笑〕。)、すごく寒かったので、温泉大好きなぼくは入ってゆくことにしたのが初めてでした。



ここ、美馬温泉は何が素晴らしいか、というと、平日だと、ほとんど客がいないことでした。広い浴槽を独り占めして、硫化水素泉の温泉を堪能できたのです。窓からは、山山々・・・山だらけで、下のほうに川が流れているのですけど、もう、原始時代に戻ったような気分になりました。入浴料は400円ですから素晴らしいですよね。(ただし、スーパー銭湯じゃないですから、タオルなどは持参しないといけないですけど、ぼくは車で移動していたので、そんなものは車に積んでおけばいいのですよね。)



温泉に入ったり出たりしている間に、近所の農家のおじいちゃんが二人くらい入ってきましたけど、その人たちも出て、またひとりで漬かっていると、ぼくよりも少し年下(当時はぼくは38歳でしたから、32歳でしたね。)の人が入ってきたのでした。この人が、ぼくに、山道を走るのは危ないよ、木が倒れて道がふさがってたらこれでぶった切れよと、ナタをくれた、その後仲良しの温泉友達になってしまった、美馬市の消防団員で、青年団の団長をしている、ナタ君でした。



このあたりの山奥まで来ると、こういう温泉施設も近所の人が使うことが多いので、ほかの土地から行っていたら直ちに目立ってしまって、どこから来たのか、なんて必ず話しかけられるのですよね。だから、「高松から来ました。」って答えるとものすごく驚かれました。当時のぼくは東京からUターンしたばかりでしたので、千葉から埼玉に行くよりも高松から美馬に行くほうが近いと思っていましたので、なんで驚くのかな、なんて思っていました(笑)。



で、ここで出会ったナタ君(いろんな複雑な事情があるみたいで、彼も、独身でした。)から、ここのレストランのおばちゃんの料理が抜群なので、時々、温泉に入った後は食べて帰るんだ、と聞いたので、一緒に夕食をいただきました。



このあたりの川魚の代表の、アマゴの塩焼きや刺身は、塩江温泉でもいただいたことがあったので驚かなかったんだけど、びっくりしたのは、馬刺しと山菜でした。このあたりでは馬刺しを食べる習慣が昔からあるのだそうです。また、山菜は、やまくらげ、とたらの芽が抜群でしたが、一番感動したのは、生まれてはじめていただいた、そば粉にする前のそば米を使ったお吸い物でした。そば米のお吸い物が最後に出てきたとき、ぼくは、その美味しさに絶句し、ここは是非、母を連れてこようと思ったのでした。



こうして、母を連れて、泊りがけで何回か行った温泉です。一泊二食つき一人6000円で和室に宿泊できるようになっていました。硫化水素泉ということは、泉質は、高松の塩江温泉と一緒なのですけど、美馬温泉のほうがはるかに濃いのでとても体にいいこと、客が少ないことと、おばちゃんの料理が素晴らしいことなどから、母は、塩江温泉よりも美馬温泉を選びました。



美馬温泉保養センター(徳島県美馬市美馬町清田15 TEL.0883-63-4560)は、阿讃山脈の最高峰の竜王山のふもとにあります。従ってキャンプ場なども近所にあって、風光明媚で緑豊かなところです。硫化水素泉は、殺菌効果が強い温泉ですけど、美馬温泉は塩江温泉よりも濃いので効き目はとても強いです。ちょっとした擦り傷がある状態で美馬温泉に漬かると、全て治ってしまいます。また、保温効果が強く、寒い夜に入って寝ても、朝まで、体はポカポカですし、無臭なので、朝風呂は最高に気持ちいいですよ。



掲載写真は、美馬温泉保養センターレストランの、そば米のお吸い物、です。

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『美霞洞(みかど)温泉』と、『エピアみかど』5

fa8ed930.jpgぼくの住む四国香川県で一番いい温泉。それは間違いなく、まんのう町に湧く、美霞洞(みかど)温泉です。



『讃岐阿野郡川東村奥林にて石壁あり、高数丈余にして水石間より滴出す、土人石の乳と号す、火傷に塗て治すこと神のごとしと云う、最即ち地脂なるべし…』



訳は、「奥林の石壁から滴っている白い乳のようなお湯…土地の人は石の乳と呼び、やけど薬として珍重している…」といったところです。



これは平賀源内の著作「物類品隲」に記録されている文章ですが、源内は宝暦12年(1762年)に江戸・湯島にて開かれた25回薬品会にみかど温泉の水を出品しています。この「石の乳」の南に開発されたのがみかど温泉です。従って200年も歴史のある温泉なのです。疲れた肌に優しい白湯でぽかぽかになる素晴らしい温泉です。



白濁の温泉というと、小さい頃テレビで見た、北海道の温泉がぼくの記憶に残っているのですけど、このような白濁の温泉がぼくの住む四国の香川県にあることを知った12年ほど前、ぼくはびっくりしました。



東京から母の介護のために高松にUターンして以来、四国にはそんなにいい温泉はないだろう、とあきらめていた、温泉大好きなぼくにとっては、素晴らしい出会いでした。



以来、徳島、高知などにも、松山の道後温泉以外にも、四国にはいろんな温泉があることを知り、仕事で出張の合間に利用しました。このあたりを順次ご紹介してゆきたいと思います。



思い起こすと、美霞洞(みかど)温泉は、年老いた母の一番お気に入りの、アルカリ性低張性冷鉱泉の温泉でしたので、何回も連れてゆきました。徳島県との県境の山奥にあって、この先まだゆくのか、って感じで山間を入っていったところにあります。



美霞洞(みかど)温泉(〒766−0203 香川県仲多度郡琴南町川東2336−25 TEL0877−84−2211 FAX0877−84−2213)、の、宿泊料金は、1泊2食付で、 7,000円〜、午後4時〜午前10時の営業になっています。



その後、『エピアみかど』という施設がここの源泉をひっぱって出来ましたので、設備も新しくいいので、日帰り入浴には、よく母を連れて行ったものでした。



『エピアみかど』は、香川県仲多度郡まんのう町川東2355-1(道の駅ことなみ内)にあり、電話は、0877-56-0015、定休日は、毎週火曜日(祝日の場合は翌日)で、入浴料は600円、営業時間 午前10時から午後7時(土・日・祝祭日は午後8時まで)、と、なっています。



いずれも、町立なので安いのですけど、とてもゆったりしたいい設備です。いずれも渓流沿いなので、川のせせらぎの音を聞きながら温泉も楽しめ宿泊も出来ます。また、このあたりはイノシシがとれるので、レストランやお部屋でいただく、ボタン鍋が素晴らしいですし、海も近いので、お魚類も美味しいです。



がなんと言っても『エピアみかど』の名物は、アイスクリームです。ありとあらゆる種類のアイスクリームがありますけど、さぬきの郷土料理の「しょうゆ豆」を使った「しょうゆ豆アイスクリーム」には驚かされました。



世俗を遊離したひと時は、こういうところで味わえるのだろうと思います。そして、ぼくの場合は、それが、温泉に行く最大の目的なので、健康のためだけに忙しい仕事の合間にバタバタとゆく、スーパー銭湯は、あまり好きじゃないのです。



掲載写真は、『美霞洞(みかど)温泉』のすぐ横の美しい渓谷です。

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美馬温泉で出会った『ナタ君』と、『囲炉り料理・山の駅・紅葉館』のこと5

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四国の本当に田舎の『ひなびた温泉』は、地元の人たちばかりが利用しているので、そういうところへ行ってお風呂に漬かっていると、すぐに、よそから来た人だということがわかってしまうので、100%の確率で話しかけられ、たまらなく人間臭い出会いがあります。



高松市の塩江温泉の奥の湯からさらに山を上がって阿讃山脈を越えた、吉野川流域にある、徳島県美馬市の『美馬温泉』(硫化水素泉)に初めて行った12年程前のことでした。一人で硫化水素泉に漬かってゆったりしていると、同世代の男が入って来ました。早速、見かけない奴だと思って話しかけられました。



「どこから来たんだ。」

「高松です。」

「そんな遠くから来たのか。で、どの道を通って来た。」

「塩江温泉から山に上がって山を越えて来ました。」

「普通の車で来たのか。」

「普通っていうか、まぁ、普通の乗用車で来ました。」

「それはいかん。あの狭い道はちょっと風が強いと、両側の木が倒れることが多いので、普通の車ならナタを車に積んでいなきゃいかん。」



『ナタ』と聞いてぼくは吹き出してしまいました。



「何が可笑しい。」

「いや、ナタって言ったって、ナタで何をするのですか。」

「倒れた木をナタでぶった切って、道が通れるようにするんだよ。」

「でも、ぼく、ナタなんか持ってないよ。」

「時々は来るんだな。」

「うん。とてもいいお湯なんで、また来ようと思ってますけど。」

「よしよし、俺がナタを余分に持ってるから、後で一つあげるよ。」



などという会話の後、すっかり仲良くなって、お風呂を出てから、休憩室でいろんな話をしました。彼は、ぼくと同年でした。消防団の仕事をしていて、美馬町の青年団の団長もしていました。



まだ、青年団があるということは、実に感動的なことでした。



そして、ナタを下さったので、ぼくはそれを車に積んで帰りました。



美馬町の隣町の徳島県三好市三野町の『紅葉温泉』(重曹泉)もいい温泉だということで、彼が案内してくれ、消化器にいい、とてもよい温泉だったので、以来、気分のいい彼には、事前に連絡して、一緒に『美馬温泉』か『紅葉温泉』に行く、風呂友達になってしまいました。また、彼のニックネームを『ナタ君』とぼくが勝手に決めて、そう呼んでいます(笑)。



『美馬温泉』『紅葉温泉』の二つは、いずれも市立温泉で、客の少なさから民間だと採算が取れるような状況でないのは明らかなのですが、客が少ないということは『ナタ君』との出会いのような密度の濃い出会いがあることと、ある種の寂寥感に浸れるのでよいのですね。



香川県には「第一健康ランド」「ぽかぽか温泉」「屋島クアハウス」「善の湯」といった、スーパー銭湯があるのですが、『美馬温泉』『紅葉温泉』ほどの魅力は感じていません。



「ナタ君の奥さんやお子さんはどうしてるの。」

「俺は独り者だ。縁がなくてな。いや、あったんだけど、うまくいかなかったんだ。それより、君はどうなんだ。」

「ぼくは独身ですよ。でもさ、これだけはハッキリ言えるけど、寂しくなんかないよ。男一匹、生きてるよ。ナタ君もそうだろ。」

「そうだよな。」

「でも、もし、ナタ君が寂しくなったら電話してね。ナタを振り回して会いに来るよ。」

「ハハハハハ・・・。有難うな。」



・・・・・というような関係になってしまい、電話連絡し合ってはよく風呂に漬かりに行くようになっています。



こういう出会いと人間関係は、いいものですね。



『囲炉り料理・山の駅・紅葉館』は、『ナタ君』に教えてもらって、今年の2月のまだ寒かった頃に一緒に食べに行った、美馬市のような山奥にしかない、脇町インターを降りて、国道193号線を北へ15分ほど走った道沿いにある、とても美味しい、まるで山小屋のようなレストランでした。



『囲炉り料理・山の駅・紅葉館』(美馬市脇町西俣名960-4 0883-53-7966 10:00〜21:00 火曜日定休)は、そこで手打ちしている、小麦粉2、そば粉8割の二八蕎麦を、大根や人参などたくさんの野菜と一緒に味噌で煮込んだ「打ち込み蕎麦」、「そば米粥」、「味噌田楽」(じゃがいもとコンニャクがとても美味しいです。)、「あまごの塩焼き」等を炉辺でゆっくりいただけるお店でした。



で、今度の冬は、『ナタ君』から、一緒に美馬温泉に漬かって、『囲炉り料理・山の駅・紅葉館』の、「ぼたん鍋」を食べに行こうよ、と誘われています。だって、ここの「ぼたん鍋」に入れるイノシシは、ここの大将が山で獲ってくるそうなので、予約制になっているのです。今どき、こんなお店、めったにないですよね。



それとね、もちろんお酒が入るので、高松まで帰るのは翌日にして、美馬市の『ナタ君』の家に泊まる予定で、とても楽しみなんです。



掲載写真は、そば米粥やぼたん鍋の美味しい美馬市の『囲炉り料理・山の駅・紅葉館』の暖かい囲炉裏で焼いてくれているあまご塩焼き(700円)と焼き田楽(2本で400円)、です。

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