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私のホームページ「K.OKADAワールド」

は、四国高松在住の私、作曲家、兼、ピアニストの岡田克彦の世界です。ここの併設ブログは、音楽、四国の温泉と、香川県のさぬきうどん、四国のグルメ、景勝地、温泉等、
それらに加えて、私の母・岡田直子が2006年9月19日に他界したことから痛感した、人間の無常観に基づく社会観察や人生観、ウェブの限界等を中心に書いてゆくことにしています。

四国のいい宿屋

『ベイサイドホテル龍宮』・・・・・徳島県阿南市の橘湾に面した日の出の見える、お魚の美味しいビジネスホテル5

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『ベイサイドホテル龍宮』(徳島県阿南市橘町幸田92-2 TEL.0884-27-2027) は、13年ほど前、まだ出来て間のなかった、阿南市の橘湾ぞいの四国電力火力発電所に日本マンパワーの東京のコンサルタントが研修に行った際に何回か初めて行った、阿南市の橘湾に面した素晴らしいビジネスホテルでした。



その後、あのあたり近辺にはいくつかビジネスホテルも出来たのですけど、当時は、『ベイサイドホテル龍宮』が一番便利なところにあったこととと、ここの海の幸を使った料理が素晴らしかったので、愛用していました。



徳島県とひと言で言っても、北の吉野川沿いの地区と、阿南から南の地区では全く気候風土や住んでいる人の人柄が違っています。阿南より南の地区は、極めて高知に近いとても純朴な感じでした。海の幸や山の幸に恵まれた土地というのは、昔からのんびりした風土なんじゃないかな、って感じました。



当時の阿南はまだまだ漁師町の風土の残る町並が残っていました。練り物の天麩羅とか、ちりめんじゃこを売っていたので高松に買って帰ったら、非常に美味しかったので母が大喜びしたことを、昨日のことのように覚えています。



『ベイサイドホテル龍宮』は、全ての部屋が美しい橘湾の海に面していて、窓から日の出が見えました。瀬戸内海ではありえない雄大な風景にそれだけでも感動したものでした。



また、お料理が素晴らしかったですね。『ベイサイドホテル龍宮』のご主人は、フレンチから和食まで全部マスターした料理人でしたので、刺身、煮魚、焼き魚も素晴らしかったのですけど、前菜として、近場で獲れる巻貝を使ったガーリックソースをふんだんに使ったエスカルゴ風のものを出してくれたりしました。



なんて言えばいいのか、表現が難しいんだけど、阿南あたりまで来ると、南国風の空気が漂っていて、とても気分のいい場所でした。



掲載写真は、『ベイサイドホテル龍宮』の、夕食の海の幸をふんだんに使った定食、です。

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『鳴門グランドホテル』・・・・・穴場の素晴らしい温泉5

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『鳴門グランドホテル』(〒772-0053 徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字大毛82-88  TEL:088-687-1516)は、穴場の素晴らしい温泉です。泉質は鉄泉です。



ここは、13年ほど前、徳島出張のとき、偶然に見つけて以来、愛用しています。当時、徳島在住だったアマチュアピアニストの友人と一緒によく行ったものです。



ここの8階にある大浴場の浮舟の湯、9階の屋上の露天風呂の天空の湯からは、東は紀伊水道、入り口正面の北側には大鳴門橋を望める素晴らしい絶景がたのしめます。



しかも、お昼過ぎに行けば、入浴客はまばらで、独り占めできるのです。



入浴だけだと、950円でタオルつきですが、ここは、鳴門鯛の「宝楽焼」や、鱧の料理が素晴らしくて、お昼に行っても、お部屋でお料理をいただいたら、入浴がサービスでついていますので、それがとても楽しめていいです。



宿泊は、1泊2食13,000円〜となっています。



四国にいらっしゃったら是非、お立ち寄りください。必ず満足いただけると思います。



掲載写真は、『鳴門グランドホテル』の、夕方の、9階の屋上の露天風呂の天空の湯からの素晴らしい眺め、です。

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『塩江温泉・・・・・さぬき温泉』・・・・・県外などから来て宿泊するならここです。5

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高松市塩江町は、温泉が有名なのですけど、名産品としては、竹の子とお茶が有名です。茶畑もたくさんあって、高松の人たちは、塩江のお茶を好んで飲んでいます。もちろん、お茶については、静岡のような名産地には量も質も遠く及ばないですけど、高松は自然豊かな土地なので、お茶も採れるのです。



しかし、塩江町の竹の子は、全国的にも有名で、京都の高級割烹も、塩江町の竹の子を使っているのだそうです。春先には、高松市内のスーパーやJAの産直店には、塩江の竹の子というブランド入りで竹の子が売り出されます。母が生前から、塩江の竹の子の土佐煮が大好きだったので、毎年ぼくは買い求めて家で作っていました。とても柔らかいのです。また、アク抜きをしたときの状況が、塩江の竹の子とほかのところの竹の子では全然違うので、すぐにわかります。



塩江温泉の『さぬき温泉』(高松市塩江町安原上東2065-1 TEL.087-893-0300 9時〜21時 日帰り入浴料 500円  定休日 第2・4水曜)は、開設20年になる宿屋ですが、塩江町にたくさんある、竹林の中にあります。



3つある露天風呂は、いずれも切り立った川沿いや、竹林に囲まれた中にあり、野趣豊かな秘湯の雰囲気が味わえます。また、庭を望むサウナ付大浴場もあって、自然を堪能しながら温泉を楽しめるところです。



肝心の温泉は、『奥の湯温泉』に比べると大したことないですけど、抜群の環境ですし、また、お料理が素晴らしいので、宿泊するならここがいいと思います。



掲載写真は、『塩江温泉・・・・・さぬき温泉』の竹林の見えるお風呂、です。

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高知県南国市の「アールビジネスホテル」と「かまど屋」の思い出・・・・・『素晴らしいものを提供するたゆまぬ努力と、物惜しみしないハート』5

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あれはもう、13年前、仕事で高知出張が非常に多かったころのことです。



東京からいらっしゃる、日本マンパワーの経営コンサルタントの先生を高知空港でお迎えして、高知の官公庁やJAにぼくが営業に行った結果依頼された研修の会場までご案内することが多かったので、どうしても、南国のあたりを行き来することが多かったのです。大体、高知出張の際のぼくの常宿は、高知市の菜園場にある、「サウスブリーズホテル」にしていたのですけど、先生の到着の時間等からどうしても南国に宿泊しないといけないこともあった際に、とても便利な通りに面した、南国インターからもすぐのところに見つけたビジネスホテルが、「アールビジネスホテル」、でした。



「アールビジネスホテル」(高知県南国市明見821-1 TEL.088-863-7770)は、まだ出来たばかりでとてもきれいなホテルだったこと、サウナと大浴場も利用出来るのに、とても安かったので非常にうれしく思って利用していました。



が、この「アールビジネスホテル」に併設されているレストラン「かまど屋」に、ぼくは驚愕してしまったのでした。



『郷に入れば郷に従え』と言いますが、同じ四国でも、香川県と高知県は全く気風が異なっていました。住んでいる人たちの考え方、行動の仕方は、全く対照的でしたが、気候や風土も全然違っていて、食生活も全く異なっていましたので、ぼくは、高知出張の時には気持ちを切り替えていました。当然、大好きなうどんなんかは、香川県で食べるものでしたから、高速道路に上がってからは、スパッと諦めていました。能天気なぼくは、高知県は、果物やお魚が美味しかっので、それを楽しみにしているところがありましたね。



13年前、レストラン「かまど屋」に初めて行ったのは、忘れもしません、お昼ご飯を食べに行った時でした。鰹のタタキ定食がいいんだろうけど、そんなにお腹もすいていなかったので、何か軽いものでも食べようと思って入っていったのでした。



「何か簡単なものありますか。」



と聞いたぼくに、年配の女将さんが答えました。



「うどんがございます。」



何を言ってるのでしょう。こんな高知の南国くんだりまで来て、うどんを食べたってはじまらない、と思ったので、メニューを見たのです。すると、驚いたことに、メニューにはぶっかけうどんがずらーーーっと並んでいるのです。思わず、絶句してしまいました。



「あのー、ここ、高知ですよね。ぼく、高松から来たのですけど、このメニューはすごいですね。こんなにぶっかけうどんがいっぱいそろっているなんてすごいですね。」



すると、女将さん、にこにこして、



「そうですか、高松からおこしになったのですか。それならば是非お召し上がりください。」



とおっしゃったのでした。そこで、天麩羅ぶっかけうどんをいただいたのですけど、素晴らしいこしのもちもち系のうどんだったので、びっくりしてしまいました。高松でもこんな美味しいうどんはめったにないと思ったので女将さんにいろいろお聞きすると、ご主人が手打ちうどんの研究をされていて、香川県の丸亀市に数年間勉強に行っていたとのことで感動してしまいました。



帰りしなに、レジにご主人がいらしたので、素晴らしいうどんだったことをお伝えして、いろいろお話しましたら、うどんの生地の寝かせと足踏みについてご自身でいろいろ試行錯誤して今のうどんを作ったと、おっしゃっていました。



以来、「アールビジネスホテル」に泊まる時には、ここのうどんをいただくようになりました。もちろん、高知は、鰹のはらんぼとか、のれそれのような、香川県では日常的でない美味しいものがいっぱいあるのですけど、やはり、美味しいうどんは素晴らしいですからね。



しかも、東京からよく四国にいらした、経営コンサルタントのS先生は大変なグルメだったのですけど、JA高知県連の研修でいらっしゃった時に、高知の海産物に飽きたとおっしゃっていたので、この「かまど屋」に、夜、うどんすきを食べに連れてゆきました。S先生は、ちょうどその一週間前に、穴吹工務店の管理職研修をやった際に、高松にいらした時に食べた、『源芳』のうどんが大変に気に入っていたので、高知でうどんを食べることを嫌がったのですけど、ぼくは無理やり「かまど屋」へ連れて行ったのでした。そして、ここのうどんのあまりの美味しさに先生も絶句していました。



「先生、ここのうどんいかがでしたか。高松の『源芳』と比べてどうですか。」



「これはすごいな。『源芳』のうどんよりももっちりしてて美味しいな。うどんはさぬきだと思っていたけど、南国もいいね(笑)。」



「いやいや、ここは高知の南国ですからうどんの本場じゃないです。ただ、ここのマスターは香川県の丸亀市にうどんの勉強にいらしてるんですよね。そしてそれを元に、ご自身で、生地の寝かせ方や足踏みを研究されたのだそうです。このもちもちしたうどんは、『源芳』どころか、たぶん、高松市内にはないと思います。香川県の西地区の基礎と、ここのご主人の努力の結晶ですね。」



「なーーーるほどね。たかがうどんと言っても、すごいんだね。」



感激したS先生は、うどんすきを食べた後、釜揚げうどんを追加して召し上がりました。



今から13年前のことですから、全国的にさぬきうどんがブームになるはるか前のことでした。でも、わかっている人はわかっているのですよね。



ぼくがいろいろなお料理を食べて評価するとき、一番気にしていること、それは、作ってくれる料理人の人間性と心意気です。



『素晴らしいものを提供するたゆまぬ努力と、物惜しみしないハート』が一番重要だからです。



この、『素晴らしいものを提供するたゆまぬ努力と、物惜しみしないハート』という言葉は、20世紀最高の大ピアニスト、ホロヴィッツの言葉です。



料理は、間違いなく、芸術です。美味しくないお店は、料理人の『素晴らしいものを提供するたゆまぬ努力と、物惜しみしないハート』が欠落しているために、発生しているだけのことなのです。



掲載写真は、「アールビジネスホテル」併設のレストラン「かまど屋」で出される「うどんすき」、です。

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『元湯黒川温泉』・・・・・八十八番札所の結願寺、大窪寺の近くの、ひなびた温泉5

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香川県を代表する温泉は、「塩江温泉」、「美霞洞(みかど)温泉」と、東かがわ市の「黒川温泉」の、三湯、です。



この中でも、一番、ひなびた温泉が「黒川温泉」で、『元湯黒川温泉』一軒しかありません。一軒しかない、ということが素晴らしいので(笑)、ぼくの中では、とてもポイントの高い温泉になります。



『元湯黒川温泉』〔東かがわ市入野山517-2 (0879)27-2009 年中無休〕は、四国八十八ヵ所の八十八番札所の結願寺の、大窪寺に近い山の中にあり、創業は明治17年と、非常に歴史もあります。



泉質は無色透明の単純硫化水素泉泉ですが、水とブレンドしていない100%の鉱泉で、とても体が温まる温泉です。



内湯は、岩風呂になっていて、川を渡った別棟に、貸切の露天家族風呂があり、秋の紅葉、冬の雪景色等の自然を満喫できるようになっています。



入浴時間は、11:00〜21:00で、入浴料は、大人350円、子供250円となっていますが、貸切露天風呂は40分1000円の追加料金が必要で予約が必要です。また、個室が3時間2000円で借りられて、ゆっくり出来るようになっています。



さらに、宿泊は、チェックインが16:00、チェックアウトが10:00で、料金は、1泊二食付で6000〜7000円です。



『元湯黒川温泉』は、シンプルな看板の中途半端な規模の一軒宿なのですが、泉質がとてもいいので、お奨めです。



宿泊したときの、夕食は、美味しい山菜釜飯がついていることが特徴ですが、予約しておけば、冬場はぼたん鍋を、夏場は流しそうめんを、いずれも別料金3000円で追加出来ますので、その季節に何人かで行く時には予約された方が楽しいと思います。



さぬきうどんは、近くに、『八十八庵(やそばあん)』等の美味しくて安い名店がありますので、そちらですませてから、入湯にゆかれたほうがよいと、ぼくは思います。こういう温泉宿では、日本酒を親しい気のおけない友人と酌み交わして前後不覚になって(笑)眠りについて、翌朝朝風呂をいただくのが一番だと思いますからね。



ところで、よく使われる、「ひなびた温泉」、という言葉の、『ひなびた』という単語について、改めて調べたところ、『ひなびた』は、漢字では、「鄙びた」と書き、意味は、「いなかくさい」、「いなかびた」、ということだそうです。



ということは、絶対的な意味の全くない言葉だということですね。第一、「いなか」と「都会」の境界線は人それぞれ異なっています。香川県のような日本一狭い県に住んでいても、山間部の周辺地域に住んでいる人は、自分の住んでいるところは「いなか」で、ぼくの住んでいる県庁所在地の高松市は「都会」だと思っているけれども、高松に住んでいる人は高松は「いなか」だと思っていて、東京や大阪が「都会」だと思っています。



大阪人は東京が「都会」であることを認めつつ自分が「いなか」だと思われたくないので張り合っている(笑)ようだし、かつての名物京都府知事は、『天皇陛下はしばらく東京にお貸ししているだけでございます。』と騒いでいました。東京周辺においても、埼玉、千葉、神奈川あたりは「いなか」で、23区内は「都会」だと思われているようで、つくづく日本は中央集権国家だな、と思います。



しかも、この中央集権体制は、全て、動いているお金の多寡で決まっているようですので、日本では六本木ヒルズあたりが、一番「都会」になっているようですし、最近、名古屋あたりが頑張っていると言っても、景気がよいというだけのことですから、トヨタの繁栄が未来永劫続くことはあり得ないですから、大した出来事でもありません。



地方都市の「町おこし」という言葉をよく耳にしますけど、ほとんどが失敗しているのは、地域コミュニティーを巻き込んでいないためです。だって、寝ていたいときに起こされるのは誰だって嫌ですものね(笑)。



最近、ぼくが一番嫌だな、と思うのは、旅行雑誌やマスコミなどでよく騒がれている、「都会の喧騒を離れていなかで癒されたい」という言い分ですね。癒しの時間は、その気になって努力すれば、どこに住んでいても作れるものです。都会が喧騒して癒されにくいのなら、喧騒しないように住んでいる人たちがこころがけて直せばよいだけのことで、一人一人の心根の持ち方だと思います。癒しを地方都市に求めるなんて都合がよすぎますよね(笑)。



「四国はいいところですね。いなかの風情に癒されます。」と東京からいらっしゃった方に言われるたび、ぼくは反論したくなります。その風情を残すために、どれだけの便利さを放棄しているのかを考えると、このようなものはただの旅人の感慨でしかないからです。四国内の交通の想像を絶する不便さ、文化水準の低迷、を考えるとき、いなかの風情をキープすることは、そんなに簡単なものじゃないと思います。



掲載写真は順に、『元湯黒川温泉』の内湯の岩風呂、です。

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徳島県『ホテル祖谷温泉』・・・・・ケーブルカーに5分も乗ってゆく谷底の露天風呂5

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四国は、海に囲まれていて、山も険しいので、海も渓谷美も楽しめるところです。既にご案内したように、太平洋や瀬戸内海の楽しめる露天風呂もありますが、四国山脈の中に点在しているいろいろな温泉の露天風呂の風情は、それぞれ素晴らしいものがあります。



が、四国の山の中にある露天風呂で、ぼくが一番怖かったのは、徳島県の秘境「祖谷渓谷」にある『ホテル祖谷温泉』の露天風呂でした。



ホテルの中から、谷底の露天風呂に降りてゆく小さなケーブルカーが出ているのですけど、着くまで5分もかかるのです。その間、ひたすら谷底に急傾斜を降りてゆくのです。もしここでケーブルカーが故障したら、と思うと、怖いですよ。



でも、素晴らしい露天風呂なのですよね。眺めは抜群で祖谷渓谷を満喫できますけど、お湯(硫化水素泉)がどんどん湧いていて、湯船からあふれたお湯はそのまま吉野川に流れてゆく、という感じで、湯船が微小な泡で白濁して見えて、とてもいいのです。



また、源泉のままなのですけど、ここの源泉はちょっと温度が低いので、ゆーーーっくりつかれていいのです。そのうち上のホテルに戻りたくなくなってしまうほど、気持ちのよい露天風呂です。



『ホテル祖谷温泉』(〒778-0165 徳島県三好市池田町松尾松本367-2 TEL:0883-75-2311)は、日本三大秘境の一つの徳島県祖谷渓の一軒宿です。日帰りの湯治も1500円で大丈夫ですが、到着するまでの道が狭いことと、お食事も美味しいので宿泊されたほうが絶対にいい温泉旅館です。



お料理の方は、川魚のアメゴやアユの塩焼き、山菜、阿波牛、祖谷そば、祖谷コンニャクの刺身といった、祖谷渓谷を代表する美味しいものがいっぱい出てきますが、ぼくがびっくりしたのは、祖谷豆腐、というものでした。ぼくがこれまで食べた豆腐の中では、一番固いしっかりした、香り高い豆腐でした。また、大豆がたくさんとれるのでしょうね。豆乳鍋もオプションでとれるようになっていました。



掲載写真は、『ホテル祖谷温泉』の谷底の露天風呂行きのケーブルカー、です。

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高知県『一の又渓谷温泉』・・・・・高知県四万十川源流の渓谷温泉5

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『一の又渓谷温泉』(高岡郡四万十町つづら川 0880-27-0563 10:30〜20:00 年中無休 入浴料840円 宿泊代 13,000円〜(税別)一泊二食付き)は、高知県中村市の四万十川の源流、つづら川の渓谷に建つ温泉です。



渓谷の川を挟んで作られており、本館と別館は川の上を渡り廊下で行き来します。温泉は小さな岩風呂が渡り廊下ぞいに点在していて、全て、渓流を眺めながら入ることができます。



泉質は、単純硫化水素泉なので、高松の塩江温泉や徳島の美馬温泉と一緒ですが、泉質がどうこう言う前に、美しい渓谷にあって原生林の真ん中ですから、森林浴を楽しむところです。



本当にのんびりできますよ。漫画家の、はらたいらさん絶賛の温泉で、いろいろな芸能人も定宿で利用しています。



料理は川魚、山の幸が中心で、ツガニ、うなぎの蒲焼、手長エビの揚げ物、新鮮な鮎の塩焼き等とともに出てくる、キジなべが最高です。



掲載写真は、『一の又渓谷温泉』のつづら川の渓谷を見下ろせるように川を渡る渡り廊下沿いに点在している岩風呂、です。

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太平洋と星空を独り占め・・・・・高知県『足摺パシフィックホテル花椿』の海に突き出た露天風呂5

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『足摺パシフィックホテル花椿』(〒787-0315高知県土佐清水市足摺岬783 TEL(0880)88-1111(代)/FAX(0880)88-1118 ホームページURL ; http://www.ashizuri.com/ )は、高知県土佐清水市の足摺岬にある、皇太子殿下も宿泊に来られた、由緒正しい老舗旅館で、旅館とホテルの中間のような素晴らしい宿屋です。



はじめて行ったのは12年ほど前、仕事の時でしたけど、あまりにも素晴らしかったので、その後、年に一回は遊びに行くようにしています。



ロビーに入った正面のラウンジが太平洋で、ロビーから全面のウィンドウに見える太平洋を見てるだけで飽きないくらい、海の色の移り変わりが綺麗で、また、各お部屋も太平洋に面しています。



お料理も、素晴らしい皿鉢料理を出してくれます。



しかし、この旅館の本当にすごいところは、夜中に入る、太平洋に突き出た露天風呂です。太平洋と満天の星を独り占めできるのですから、素晴らしいです。



海はいいですね。人間がどれくらいちっぽけなものか知らせてくれて、暖かく包んでくれるのですから。



掲載写真は、『足摺パシフィックホテル花椿』の太平洋の真っ只中に突き出た露天風呂、です。

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『道後温泉 ホテル茶玻瑠(ちゃはる)』5

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『道後温泉 ホテル茶玻瑠(ちゃはる)』(愛媛県松山市道後湯月町4-4 TEL.089-945-1321 年中無休 駐車場無料)は、たぶん、現在道後温泉では、一番リーズナブルに温泉とお食事の楽しめる宿だと思います。



道後温泉のナンバーワンは、天皇陛下がお泊まりになる『ふなや』であることは間違いないと思います。『ふなや』は江戸時代からやっている大変な老舗で、夏目漱石や正岡子規などの宿泊したところなので、何回か宿泊したのですけど、お部屋に運ばれてくるお食事の箸袋に、漱石や子規の俳句が印刷されていてびっくりしたものです。



また、『大和屋』もマスコミでよく取り上げられているので有名なのですけど、ぼくは、23歳当時、住友信託銀行松山支店で勤務していて、道後地区を担当していたので、断然、『ふなや』がいいと思っています。



『道後温泉 ホテル茶玻瑠(ちゃはる)』は、演奏仲間の友人と一緒に道後温泉へ行った時、『ふなや』が満室だったので紹介してもらったところでした。



が、湯元の近くにあって、非常にゆっくりできる宿屋だったこと、お部屋まで運んでくれるお料理がとてもよかったこと、露天風呂が素晴らしかったこと、値段がとても安いこと等から、愛用するようになりました。



1泊2食付で、13650円〜なのに、夕食も朝食もお部屋まで運んでくださるし、従業員のサービスがとてもいいので、 チェックイン15:00〜チェックアウト10:00まで、本当にゆっくり出来ます。



ぼくは、道後のお湯が大好きなので、何回も漬かるんだけど、露天風呂が素晴らしいのです。朝早く入ると日の出が見られるのがいいのです。しかも、お料理が素晴らしいので、ちょっとびっくりしました。



皆様も道後温泉に行かれる時、ものすごく贅沢するのならば、『ふなや』がいいですけど、親しい人と何回も行くのならば、『ホテル茶玻瑠(ちゃはる)』がいいと思います。



掲載写真は、『道後温泉 ホテル茶玻瑠(ちゃはる)』の、お部屋に運んでくれる豪華な夕食、です。

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徳島県・美馬温泉・・・・・四国で一番ひなびた温泉5

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四国で一番ひなびた温泉、というと、徳島県の美馬温泉に止めを刺すのではないでしょうか。



ぼくがはじめて行ったのは、東京から高松にUターンして1年ほどたった13年ほど前のこと、仕事で阿波池田の方へ行く途中のことでした。



吉野川流域に抜けるには、徳島県の脇町経由の道が広いことは知っていたのですけど、そちらに向かう前に塩江町でアポイントがあったので、高松の塩江温泉の奥の湯温泉からものすごく狭い道を通って阿讃山脈を越えて徳島の吉野川流域に抜けたのでした。



そして、県道の鳴池線に出るために山を下っていると、うっそうとした竹林に入ったのでした。本当に美しい眺めでびっくりしてヘアピンカーブを曲がったところに、(当時は町立でしたが)美馬市立美馬温泉保養センター、がありました。



その日は、阿波池田に宿泊することにしていましたので(この時宿泊したのが、阿波池田の民宿ヒルトンで、その名前と実体のギャップに、東京からUターンしたばかりだったぼくは、呆れたのでした〔笑〕。)、すごく寒かったので、温泉大好きなぼくは入ってゆくことにしたのが初めてでした。



ここ、美馬温泉は何が素晴らしいか、というと、平日だと、ほとんど客がいないことでした。広い浴槽を独り占めして、硫化水素泉の温泉を堪能できたのです。窓からは、山山々・・・山だらけで、下のほうに川が流れているのですけど、もう、原始時代に戻ったような気分になりました。入浴料は400円ですから素晴らしいですよね。(ただし、スーパー銭湯じゃないですから、タオルなどは持参しないといけないですけど、ぼくは車で移動していたので、そんなものは車に積んでおけばいいのですよね。)



温泉に入ったり出たりしている間に、近所の農家のおじいちゃんが二人くらい入ってきましたけど、その人たちも出て、またひとりで漬かっていると、ぼくよりも少し年下(当時はぼくは38歳でしたから、32歳でしたね。)の人が入ってきたのでした。この人が、ぼくに、山道を走るのは危ないよ、木が倒れて道がふさがってたらこれでぶった切れよと、ナタをくれた、その後仲良しの温泉友達になってしまった、美馬市の消防団員で、青年団の団長をしている、ナタ君でした。



このあたりの山奥まで来ると、こういう温泉施設も近所の人が使うことが多いので、ほかの土地から行っていたら直ちに目立ってしまって、どこから来たのか、なんて必ず話しかけられるのですよね。だから、「高松から来ました。」って答えるとものすごく驚かれました。当時のぼくは東京からUターンしたばかりでしたので、千葉から埼玉に行くよりも高松から美馬に行くほうが近いと思っていましたので、なんで驚くのかな、なんて思っていました(笑)。



で、ここで出会ったナタ君(いろんな複雑な事情があるみたいで、彼も、独身でした。)から、ここのレストランのおばちゃんの料理が抜群なので、時々、温泉に入った後は食べて帰るんだ、と聞いたので、一緒に夕食をいただきました。



このあたりの川魚の代表の、アマゴの塩焼きや刺身は、塩江温泉でもいただいたことがあったので驚かなかったんだけど、びっくりしたのは、馬刺しと山菜でした。このあたりでは馬刺しを食べる習慣が昔からあるのだそうです。また、山菜は、やまくらげ、とたらの芽が抜群でしたが、一番感動したのは、生まれてはじめていただいた、そば粉にする前のそば米を使ったお吸い物でした。そば米のお吸い物が最後に出てきたとき、ぼくは、その美味しさに絶句し、ここは是非、母を連れてこようと思ったのでした。



こうして、母を連れて、泊りがけで何回か行った温泉です。一泊二食つき一人6000円で和室に宿泊できるようになっていました。硫化水素泉ということは、泉質は、高松の塩江温泉と一緒なのですけど、美馬温泉のほうがはるかに濃いのでとても体にいいこと、客が少ないことと、おばちゃんの料理が素晴らしいことなどから、母は、塩江温泉よりも美馬温泉を選びました。



美馬温泉保養センター(徳島県美馬市美馬町清田15 TEL.0883-63-4560)は、阿讃山脈の最高峰の竜王山のふもとにあります。従ってキャンプ場なども近所にあって、風光明媚で緑豊かなところです。硫化水素泉は、殺菌効果が強い温泉ですけど、美馬温泉は塩江温泉よりも濃いので効き目はとても強いです。ちょっとした擦り傷がある状態で美馬温泉に漬かると、全て治ってしまいます。また、保温効果が強く、寒い夜に入って寝ても、朝まで、体はポカポカですし、無臭なので、朝風呂は最高に気持ちいいですよ。



掲載写真は、美馬温泉保養センターレストランの、そば米のお吸い物、です。

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広島のマイミクさん2人と、楽しい高松のうどん行脚(その1)5

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2008年2月10日と2月11日の連休、広島のマイミクさん2人との、2日間の楽しいうどん行脚で高松市内を回りました。



いやいやいや、本当に最高に楽しかったです。



2月のはじめくらいに、広島のマイミクさんからメールで連絡がありました。



2月10日と2月11日の連休に高松にうどんを食べに来ること、ぼくのピアノも聴きたいこと、友人と一緒だけどまだ人数が2人か3人か確定していないこと、日曜祭日なのであいている美味しいうどん店があるかどうか心配なこと、宿泊できる安いところを教えて欲しいこと、等が書かれていました。



ちょうど、2月7日の「ヨンデンプラザ高松」での、FM高松生出演のコンサートの練習にぼくの家にいらっしゃった、コントラバスの宮崎君が帰った時だったように覚えています。



2月10日と2月11日の連休ということは、コンサートも終わってほっとしたところで、予定も入れていませんでした。



いいな、いいな、高松市内はうどん屋さんが急増していて、日曜祝日もやっているところが増えているし、一緒に食べに行きたいな、と思ったんだけど、メールをいただいた広島の見知らぬマイミクさんのニックネームが「たろう」さんだったことが、もう、絶対に、決め手になったのでした。



というのも、ぼくが東京にいた30歳の頃からものすごく仲良くしていた5歳年下の桐朋音大大学院在学中だったピアニストが、須江太郎君(愛称が、たろう〔音大ピアノ科在学中の仲間達はファーストネームで呼び合っているのです〕)だったからなのです(笑)。



だから、絶対にいい人に決まっていると思った(笑)ぼくは、早速、ご案内できるうどん店の一覧と、旧知の大浴場と露天風呂のついた、以前は、天皇陛下も宿泊した老舗旅館だったけど、時代の流れに合わせてビジネスホテル転換に成功した高松市内で最大の部屋数で、町の中心にあるけど落ち着いたビジネスホテル「川六エルステージ」の和室だったら3人ならば一人3000円くらいで宿泊できること、ピアノ演奏は、いつも週末コンサートをやっている「逸(すぐる)コーヒー店」の社長に、毎週やっている土曜日じゃないんだけど、2月10日の日曜日に演奏させていただけるかどうかお願いする旨を書いてメールを返信して、教えていただいた、携帯電話に電話しました。



す・る・と・彼の声の絶対音程は、B♭、だったので、うわー、すごく温かい心の広い人だ(笑)、と直感して、嬉しくなってしまったのでした。口調から、ぼくよりも少し若い人かな、って感じたんだけど、まぁ、こればかりは、会わないとわかりませんよね(笑)。



ぼくの知っているお勧めの高松市内のうどん店で、ぼくがご案内したいと思って、お送りした内容は下記、でした。



1.非常に安くて美味しいところ・・・・・5軒回っても2000円で収まると思います。抜群に美味しいです。



A.こしがもちもちしているところ・・・・・弾力のある本来のさぬきうどんで、噛まずに流し込めます。こしは咽喉で味わえます。



・高松市香西東町「壱番ヤ」のかけうどん・・・・・高松市内にある、香川県内ナンバーワンの陵南町の『松岡』の甥がやっているお店で、新装オープンしたばかりなので、日曜日もあいていることがわかりました。   087-882-8303  10:00〜15:00  ただし、売切れゴメンなので、13:00までに行った方がいいです。



・高松市鶴市町「のぶや」の釜玉うどん、かけうどん、ぶっかけうどん  087-882-0520  10:00〜麺売り切れまで13:00までには行った方がいいです。



・高松市香西南町「いきいきうどん・香西店」・・・・・丸亀のみやたけの経営するセルフ店。明太子生醤油バター風味うどん、しっぽくうどん、高野豆腐の天麩羅、半熟卵の天麩羅はここが一番美味しいです。  6:00〜20:00  2008年2月11日が最終営業日で、香西店は、周囲にうどん屋が増えたので閉店し、高松市内はレインボー通り店に集中し、県外に出店する予定です。



・高松市太田下町「まるいち・東バイパス店」(14:00〜16:00は天麩羅は揚げたてです)のかけうどんとアナゴのてんぷら一本(120円)、おでんの田舎味噌が美味しいです。  087-866-5900  10:00〜18:00



・高松市三谷町「ぼっこ屋」の特大のかけうどん・・・・・5玉で280円ですけど、食べきれないかもしれません、でも、美味しいですよ。挑戦してみますか。ごぼうの天麩羅、イイダコのおでんはここが一番美味しいです。  087-889-4778  朝9時から18時まで



・高松市林町「ゆらくや・林町店」の明太子釜玉うどん、肉釜玉うどん  087-865-1113  10:00〜20:00   さぬきうどん名をチーム名にしたサッカーチーム「カマタマーラ讃岐」の本拠地店



・高松市香西東町「名もないうどん屋」・・・・・釜玉、生醤油のおすすめ店、11時〜17時 ただし、その日の気分で休みますので、やっているかどうかは行ってみないとわかりません。



・高松市宮脇町「吾里丸」のわかめうどん、肉うどん  087-861-3172  11:00から14:00まで  日曜日はその日によるのでやっているかどうか直前の確認が必要です。でも、ここの名物は、毎週火曜日の生醤油うどん食べ放題(200円)ですので、火曜日に来た方がいいです。



B.こしが強いところ・・・・・噛みごたえのあるところ



・高松市福岡町「しんせい」のかけうどん、生醤油うどん、ぶっかけうどん  087-822-7063  8:00〜15:30



2.夜やっているところ



・高松市北古馬場「ごえもん」・・・・・午後6時開店で翌朝3時までやっています。日曜日の夜はやっている時とやっていない時がありますので、行ってみましょう。あさりうどん、ぶっかけうどんがおすすめです。特にお酒を飲んだ後のあさりうどんは抜群ですよ、 087-821-2755 平日ならばもう一軒、夜やっている、カレーうどんの美味しい「鶴丸」がありますけど、日曜日祝日は絶対にお休みです。



3.ちょっと高いところ・・・・・高松に来たということで話題性にはなりますけど、ちょっと高いですね。行っても行かなくてもいいと、ぼくは思います。



・高松市屋島西町「わら屋」・・・・・釜揚げうどんが高松市内では一番美味しいところ・・・・・ただしちょっと高いです(400円くらい)の釜揚げうどんと、醤油豆(さぬきの郷土料理です。こっちは安くて美味しいですから是非) 087-843-3115 9:00〜19:00



・高松市郷東町「源内・高松店」のカレーうどん・・・・・800円もしますけど、高松では一番美味しいカレーうどんです。が、他の店も美味しいカレーうどんを出し始めていますので、ここが一番、というわけではないです。ただし、カレーうどんを頼むとナフキンが出てきます。接客マナーは、一番いいと思います。  087-882-7080  10:00〜20:00



早速、「逸(すぐる)コーヒー店」に電話して、社長のOKをもらったので、ピアノ演奏の方はOKになったのでした。が、宿泊について、連休で「川六エルステージ」が満室で、これは、友人の宝田社長にも確認したので、仕方ないと思いました。



が、マイミクさんの方も高松に来る人の人数が直前まで決まらなかったので、男ばかりだからということでサウナに泊まることにした、とのことで、宇多津町の「瀬戸大橋健康村」にしようと思っている、とのことだったので、ぼくは慌てました。



というのも、宇多津町の「瀬戸大橋健康村」は狭いことと、隙間風が入るほど建て付けが悪いことがあったので、高松市の「第一健康ランド」をおすすめしました。



こうして、何回か電話でやりとりするうちに、マイミクさんが、カラオケ大好きだということを告白してくれたので、もうぼくはすごーーーく嬉しくなってしまったのでした(笑)。



よっしゃ。それなら、2月10日の夜、カラオケと飲み会ができると思ったからです(笑)。



こうなった以上、ピアノは、まぁ、いつもやってるから大丈夫だけど、カラオケのぼくの得意レパートリーの、マッキーと浜田省吾、で、もし、年配の方だったら、美空ひばりを練習しないといけない、と思って、アルバムを引っ張り出して聴いていたのでした(笑)。



こうして、マイミクさんばかり2人連れで来ることが直前に確定しました。そして、待ちに待った、2月10日だったんだけど、2ちゃんねらーのマイミクさんに紛れ込んでいる人をカットしようとして、いろいろと2月はじめにやっていた作業が難行して、2月9日の夜遅くまでネットをやらないといけなくなったのでした。



それで、マイミクさんの留守電に、



「ごめんなさい。昨夜徹夜に近かったので、到着は昼過ぎだとお聞きしていたので、12時前くらいにお電話ください。」



と入れて朝方になって、ぼくは寝ました。ごめんね。大事な日なのに・・・・・。〔つづく〕



掲載写真は、ご紹介した、屋島第一健康ランドの瀬戸内海の見える露天風呂『瀬戸の湯』、です。


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『高松国際ホテル』・・・・・落ち着いた風格のあるスペース5

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『高松国際ホテル』(〒760-0080 香川県高松市木太町2191-1 TEL.087-831-1511 FAX.087-861-0293)は、もともと東京の第一ホテルの高松支店として、40年程前にオープンしたホテルです。



当時は、高松では一番高級なシティーホテルで、ボーリング場やアイススケートリンクも併設していたので、家族連れで、ぼくも小さい頃からよく遊びに行っていました。



祖父が経営していた老舗旅館をやめようと決意したのは、これが出来るという話を聞いて、時代の流れを痛感したためでした。



たしかに、当時は高松でも最も素晴らしいスポットとして繁盛していました。実際、建物はとても豪華に作られていて、天皇陛下がいらっしゃった時も、それまで宿泊していた老舗旅館『川六』に宿泊するのをやめて、『高松国際ホテル』に宿泊するようになりましたからね。



しかし、時代の流れは、ビジネスホテル、カプセルホテルに向かいましたので、『高松国際ホテル』も、ビジネスホテルに変えて生き残ったのですが、値段設定がビジネスにしては高かったので衰退しました。また、『第一ホテル』本体がダメになったので倒産し、これを、『穴吹興産』(『穴吹工務店』とは全く別会社です。)という高松地場のゼネコンの子会社の『あなぶきエンタープライズ』が買収して今日に至っています。



そういった経緯から、『高松国際ホテル』には、太宰治の描いた「斜陽」の没落貴族のような、独特の雰囲気があるので、ぼくは気に入っています。実際総支配人のMさんは、第一ホテル以来変わっていませんので、ぼくは昔から懇意にしています。



宿泊は、チェックイン:14:00 、チェックアウト:11:00で、朝食付ビジネスプランが、5,800円〜6,000円といったところです。



ここはお料理が美味しいのと、家具がいいので、ゆったりとお食事を楽しめます。



松原料理長おすすめディナーコース(3800円)、岡本料理長おすすめ懐石(3,800円)という、いずれも予約が必要ですが、世界的なコンテストでも入賞している二人のフレンチと和食の料理長の作る夕食が美味しいです。



また、日替わりランチ(1100円〜1200円)や、毎月テーマが替わる毎週月〜水曜のランチバイキング(1200円)も、美しい中庭を見ながら楽しめます。



お料理については、JR四国の経営している『全日空ホテルクレメント高松』よりも絶対に安くて美味しいですし、サービスがはるかにいいので、ぼくは友人が来たら、『全日空ホテルクレメント高松』ではなく、『高松国際ホテル』にご案内しています。



国鉄や電電公社は、何年経っても、ダメですねぇ(笑)。



掲載写真は、『高松国際ホテル』の、レストランから見えるライトアップした中庭のプールです。

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『道後温泉 ホテル茶玻瑠(ちゃはる)』5

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『道後温泉 ホテル茶玻瑠(ちゃはる)』(愛媛県松山市道後湯月町4-4 TEL.089-945-1321 年中無休 駐車場無料)は、たぶん、現在道後温泉では、一番リーズナブルに温泉とお食事の楽しめる宿だと思います。



道後温泉のナンバーワンは、天皇陛下がお泊まりになる『ふなや』であることは間違いないと思います。



また、『大和屋』もマスコミでよく取り上げられているので有名なのですけど、ぼくは、23歳当時、住友信託銀行松山支店で勤務していて、道後地区を担当していたので、断然、『ふなや』がいいと思っています。



『道後温泉 ホテル茶玻瑠(ちゃはる)』は、音楽仲間の親友と一緒に道後温泉へ行った時、『ふなや』が満室だったので紹介してもらったところでした。



が、湯元の近くにあって、非常にゆっくりできる宿屋だったこと、お部屋まで運んでくれるお料理がとてもよかったこと、露天風呂が素晴らしかったこと、値段がとても安いこと等から、愛用するようになりました。



1泊2食付で、13650円〜なのに、夕食も朝食もお部屋まで運んでくださるし、従業員のサービスがとてもいいので、 チェックイン15:00〜チェックアウト10:00まで、本当にゆっくり出来ます。



ぼくは、道後のお湯が大好きなので、何回も漬かるんだけど、露天風呂が素晴らしいのです。しかも、お料理が素晴らしいので、ちょっとびっくりしました。



皆様も道後温泉に行かれる時、ものすごく贅沢するのならば、『ふなや』がいいですけど、親しい友人と何回も行くのならば、『ホテル茶玻瑠(ちゃはる)』がいいと思います。



掲載写真は、『道後温泉 ホテル茶玻瑠(ちゃはる)』の露天風呂、です。

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『サウスブリーズホテル』・・・・・ぼくの高知市の常宿、展望大浴場、サウナでゆっくりくつろげ、食事が安くて美味しいビジネスホテル5

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以前に、この『サウスブリーズホテル』の2Fにある居酒屋「うふふ」をご紹介いたしましたが、今回は、『サウスブリーズホテル』をご紹介いたします。



基本的にぼくは、ユニットバスは大嫌いです。お風呂に漬かったら、お手洗いが見えるようなものは、日本の習慣には合いません。



高校2年生の時、アメリカのシアトルに短期留学してホームステイして一番よくわかったことは、欧米人と日本人の皮膚感覚の違いでした。



バスルームというものは、アメリカでは、汚れを落とすところなので、排泄も風呂に入ることもアメリカでは一緒なんですね。その証拠に、ホストマザーが洗濯してくれた乾燥機から、ぼくの下着とスニーカーが一緒に出てきたときにはびっくりしたものでした。でも、向うの感覚では外を歩く靴と下着が同じだというのは普通なんですね。



アメリカでは、日本と違って、靴のまま家に上がり、カーペットで横になってテレビを見ています。カーペットは年に1回洗濯するのだそうですけど、いつも土と接触しているので、アトピーは少ないのですね。



まぁ、ですから、シャワーがついていて、バスタブの中で汚れを落とすようになっているのだと思います。けど、こういうのは、日本の習慣では、気持ち悪いのが普通ですよね。



一泊だったら我慢できますけど、連泊で滞在する時、だから、ぼくは、ビジネスホテルもシティーホテルも、嫌いなんです。



東京なんかだったら、サウナが結構そばにあるのでいいんですけど、地方都市ではそれも少ないです。四国高松にUターンした当時、高松のビジネスホテルはどこもここも、大浴場なんてついていませんでした。



が、高知ではじめて大浴場とサウナのついたビジネスとして出来たのが、『サウスブリーズホテル』でした。徳島には以前の『サンルート徳島』には、大浴場はついていましたけど、サウナつきのビジネスはまだありませんでした。



その点では、この部分の整備が一番早かったのが高知で、『サウスブリーズホテル』に続いて『ホテルNo.1高知』等も、全て同じ設備を整えるようになりました。高松は、この点では一番四国で遅れていました。まぁ、松山は道後温泉があるので、そちらに宿泊すればお風呂はいつでもOKでしたからね。



ビジネスホテルの空間を、人間が暮らす空間だと捉えるならば、お風呂と食事が決め手になることに『サウスブリーズホテル』は真っ先に気づいたのだろうと思います。



『サウスブリーズホテル』の2Fには、以前ご紹介した、和食割烹「うふふ」が入っていて、夕食の鰹のタタキ定食が1000円くらいでビジネスマン用に準備されていますし、仕事が一段落でゆっくりしたい時には、8Fの展望浴場とサウナに入ってから、日本酒と土佐料理が堪能できます。



で、朝食と昼食は、1Fにある「カフェ・ワッフルズ」のモーニング(1000円)〔7:00〜9:00〕と日替わり和食ランチ(800円)〔11:30〜14:00〕がまたまた素晴らしいのです。



モーニング(1000円)は、バイキングじゃないのです。トーストかホテル特製のパンが選べ、お替り自由の飲み物、卵料理、サラダと、シティーホテルの2000円くらいの物に相当する内容なのに、これに、さらに、本日のスープ(これがまた、美味しいのですよ。)とオートミールかコーンフレークとミルクがついているので、8Fの展望浴場で朝風呂をいただいたあと、本当にゆっくりできるのですよ。



また、チェックインの時、日替わり和食ランチ(800円)の滞在中のメニューをいただけるので、どうしても食べたいような珍しいお料理があれば、仕事が近所の時には、食いしん坊の滞在中のぼくは、お昼ご飯も食べにホテルに帰っていました(笑)。だって、毎日置いているげん米の梅チャーハンランチ(生春巻&本日の一品、げん米の梅チャーハン、冷製カボチャのスープ、小海老とトマトのサラダ)〔850円〕が素晴らしいのと、いずれも、のみものがセルフで付いていて、プラス100円で、ここの得意料理のワッフルがいただけるのですから。



まあね、経営コンサルタント派遣営業の仕事で行ってましたから、お酒の好きな高知のお客様に誘われて、夕食は外で飲むことが多かったので、ホテルにもどって大浴場とサウナに入ってすぐに寝ることもあったんだけど、そうでない時には、『サウスブリーズホテル』は、2Fから大浴場までの間は、お部屋着の浴衣のままでOKでしたから、8Fに大浴場やサウナがあって2Fに「うふふ」という居酒屋があることはとても楽しかったのですよ、だって、ぼく、旅館が大好きだからね(笑)。



8Fのサウナ、大浴場は、男湯と女湯に別れていますが、風呂やサウナで、東京や大阪から出張で来たビジネスマンにぼくはいつも話しかけて、情報収集していました。



「どちらからご出張ですか。」



「東京です。」



「えーーーっ。そうですか、ぼくは今高松にいて出張で来たんだけど、少し前に四国にUターンするまで、東京にいて住友信託銀行で働いていたから懐かしいな。住友は従業員をこき使うから大変だったよ(笑)。で、もう、明日お帰りなんですか。」



「いやぁー。ここにもう一泊して、明後日、高松に行って2泊してから帰ります。」



「大変なスケジュールだな。じゃあ、四国にいる間は栄養のあるものたくさん食べてがんばらないといけないですね。高松はうどんは美味しいけど、あれは栄養はあんまりないからね。君まだ若いから、お肉がいいでしょう。」



「お肉の美味しいところありますか。」



「あるある。香川県発祥の、骨付き鶏のメチャクチャ美味しい『一鶴(いっかく)』。ここはいいですよ。今の時期だったら、生ビールにすごく合うから、高松に行ったらそこへ食べに行けばいいですよ。うどんほど安くないけど、本州よりは絶対に安いから、予算が2000円もあればでおなか一杯になるよ。」



「教えてくださいよ。」



「えーと、高松市内には2軒あるから、君の宿泊先はどこなの。」



「『ビジネスホテル福家』ってところです。」



「えーーーっ『福家』なの。それはよかったね。あそこの跡取の若女将は高校時代の同級生で、絶世の美人だから、いい環境に泊まれていいじゃない。でも、年増女は嫌かな。」



「そんなことないです。美人なんですね。楽しみだな。」



「君、独身なの。」



「はい。」



「ああよかった(笑)。奥さんがいたら大変だ。ただし、『福家』の若女将のご主人もよく知ってるけど、大変な愛妻家だから、見るだけだよ(笑)。」



「はい。わかりました。」



「でも、君、何か運動やってたの。」



「ええ・・・・・、はい。柔道やってました。」



「『福家』に宿泊なら、鍛冶屋町の『一鶴』が近くて歩いていけるから、地図書いてあげるけど、若女将に聞いたらいいじゃない。」



「いきなりですか。」



「大丈夫大丈夫、『高知の「サウスブリーズホテル」で宿泊した時に出会った、岡田(ああ、ぼく、岡田って言います)さんに若女将さんのこと教わりました。高松高校の同級生だ、っておっしゃってました。』って言えば、絶対につながるからOK。でも、念の為、地図書いてあげるよ。ここは、地のさいはて、四国だよ、東京じゃないんだもの。今でも、一期一会が大切にされてるからね。それに高松なんて人口も少ないから、大体、同級生や親戚でつながってるんだよ。」



「いろいろ有難うございます。でも、いきなり出会ってなのに、信じられないや。」



「それはね、君が若いのに、ハードな出張の中、頑張ってるからだよ。ぼくも少し前まで住友信託銀行にいて、全国に出張していたから、他人事じゃないんだよ。お互い出張している宮仕えの男同士じゃないか。気なんか使わないでいいよ。高松で生まれ育ったぼくに任せろよ。」



・・・・・このあたりまでくれば大丈夫なのです。「うふふ」に夕食に誘って一緒に食事して日本酒を飲むのです。いろんな営業をしているビジネスマンと出会えるのは最高に楽しいですよ。



ぼくは大体3〜5泊滞在していました。だから、仕事が終わって高松に車で帰る時は、とても寂しかった記憶があります。それくらい楽しく仕事のできるビジネスでした。



『サウスブリーズホテル』(住所 780-0825 高知県高知市農人町5−29 TEL 088-885-5050 FAX088-885-5051 チェックイン15:00 チェックアウト10:00 駐車場代 1泊500円)の宿泊代金は、シングル6200円、ツイン(2人使用)12500円、ですが、「サウスブリーズカード」をチェックインの時に作れば、ここから 5%安くなります。



大切な人と2人きりとか3人以上、家族連れで高知に観光に来た時に宿泊するならば、デラックスツイン(2人で15000円、3人で17500円)か、和室(2人で16000円、3人で18000円)がとてもお得です。こちらも「サウスブリーズカード」をチェックインの時に作れば、ここから 5%安くなります。



「サウスブリーズカード」は、このホテルのイベントを知らせる時のお客様の住所の情報収拾の目的のカードですので、行かれた時には、作った方がお得です。また、安眠塩枕というものをフロントで無料貸出してくれますので、これは絶対に利用した方がいいですね。ぼくはとてもいいので、帰りに2100円だったので買って帰り使っています。



掲載写真は、『サウスブリーズホテル』の、1F「カフェ・ワッフルズ」の日替わりランチ(800円)です。

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『一の又渓谷温泉』・・・・・四万十川源流の渓谷から見上げた『ささやかな幸せ』5

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今回は、高知県大正町の「一の又渓谷温泉」をご紹介します。



「一の又渓谷温泉」というのは、四国の高知県の大正町の、四万十川源流の温泉です。四国山地の険しい山峡、四万十川に注ぐ清らかな葛籠川(つづらがわ)沿いに立つ一軒宿です。「一の又渓谷温泉」は、その自然を生かして建てられた本館と別館は総檜造りで山荘風です。渓流に架かっている二本の回廊が本館と別館をつないでいるのですが、本館と別館に岩風呂があり、湯舟につかると、絶えず心地よいせせらの音が聞こえ、緑に包まれた窓越しの素晴らしい渓谷の中で、時が経つのを忘れて、世俗を遊離出来ること、間違いありません。



四国というと、日本で一番歴史のある愛媛県松山市の「道後温泉」が有名ですし、ぼくも道後のお湯は大好きなのですが、一番、山奥にあって、野趣豊かで森林浴が確実に出来る点では、「一の又渓谷温泉」がナンバーワンです。



「はらたいら」氏絶賛の温泉でもあり、よく、宿泊に来られているので有名です。



「一の又渓谷温泉」に出会ったのは、14年前に母の介護のために高松にUターンしてすぐの頃のこと、「日本マンパワー四国総代理店」の会社の部下と一緒に仕事で高知県土佐清水市に出張した帰りでした。その日は金曜日の夜まで現地で仕事があったので、土曜日の朝早く出発して高松に帰る途中、国道沿いに、「一の又渓谷温泉」の看板が出ていたのでした。



温泉大好きな二人だったので、ものすごい山奥みたいだけど行ってみよう、と、その看板に従って向かったのでした。



と・こ・ろ・が、



行けども行けども到着しない。ものすごい山奥なのです。



しかも、道が、段々狭くなって来て、どーなるんだろうというところでしたので、交代で運転していたけど、到着した時には、クタクタになってしまい、もう今日は高松に帰らずに泊まっていこうぜ、ということになってしまいました。



緑の真中にあって、見渡す限り、緑緑、そして、下には美しい四万十川の源流が流れているのです。



渡り廊下が長く、その所々に、岩風呂が10ヶ所ほどあって、単純硫化水素泉なんだけど、その一つ一つの四万十川源流の渓谷に面した小さな岩風呂の温度が、心憎いことに、少しずつ異なっているので、約10コ程の岩風呂に全部ゆっくりつかっていくと、最低でも2時間はかかりました。なんか、太古の昔に彼と二人で探検に来たような気分になりました。シーズンオフでお客さんが少なかったのでよかったですね。



「一の又渓谷温泉」は、大勢で行くところではありません。少人数でゆったりと過ごしたい時に最高の温泉です。



ぼくらは、お部屋(ベランダ付の和室)に到着して、すぐに浴衣に着替えて、岩で出来た、屋根のついた屋外の長い長い渡り廊下を歩いて、一つ一つの岩風呂に入っていきました。



しかも、この渡り廊下沿いには、涼めるように、「一の又渓谷」が一望できる、屋根のついた展望台がつながっているのです。見渡す限りの渓谷の緑と、下を流れる四万十川源流のせせらぎの音に包まれて本当に癒されました。



夕食は、部屋まで運んでくれました。



茹でたツガニ、うなぎの蒲焼、手長エビと山菜の揚げ物、新鮮な鮎の塩焼き、そして、締めはボタン鍋(イノシシ鍋)で最後はそれを雑炊にするという、とてもとても精力のつくボリューム満点のものでしたが、それよりも、地酒がメチャ美味しいのです。



だから、飲みすぎたあと、ぼくは、足元をふらつかせながら、長い渡り廊下を歩いて、酔い覚ましになればと、別館のぬるめの岩風呂につかりに行きました。そして、その後涼もうと、「一の又渓谷」が一望できる展望台に、真夜中に行きました。真夜中の四万十川源流の原生林の谷間、空気が綺麗なので、狭い谷間から見上げる夜空は、星々が美しくて最高でした。



思わず、ぼくは、夜空を見上げながらアカペラで、坂本九の「見上げてごらん夜の星を」を歌っていました。





「見上げてごらん夜の星を」



見上げてごらん 夜の星を 小さな星の小さな光が ささやかな幸せを 歌ってる 



見上げてごらん 夜の星を 僕らのように名もない星が ささやかな幸せを 祈ってる



手をつなごう 僕と おいかけよう 夢を 二人なら苦しくなんかないさ・・・・・



見上げてごらん 夜の星を 小さな星の小さな光が ささやかな幸せを 歌ってる



見上げてごらん 夜の星を 僕らのように名もない星が ささやかな幸せを 祈ってる・・・・・・・




その、わずか1年半後、メインバンクの北海道拓殖銀行が破綻したため、東京の「日本マンパワー」本体が全国の8つの代理店を突然廃止することになり、ぼくが人材開発部長をしていた「日本マンパワー四国総代理店」がなくなってしまったことから、岡山の会社に転職してその後始末をした激務から劇症肝炎で倒れる将来がやってくるなんて、予想もしていなかった頃の思い出です。



でも、絶対に「道は必ず開ける」んだな、って楽天的な信念を持って、四万十川源流の渓谷から見上げた『ささやかな幸せ』を心に、これからも生きていきたいと思っています。



掲載写真は、四万十川源流にかかる『一の又渓谷温泉』の本館と別館をつなぐ渡り廊下、です。

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