私の新作・JA香川県主催・朗読ミュージカル「自然とふれあう仲間」(2010年1月17日・高松ミュース゜ホールにて初演予定)の、アリア児童合唱曲集作曲練習状況、2009年12月20日・高松市中央公園冬の祭り出演のご案内と、年末年始に集中練習する予定の朗読とのコラボピアノ曲の作曲状況は現状下記のとおりです。
・初めての田植え体験アリア「田んぼのうた」、
・収穫の喜びのアリア「稲刈りワールド」、
・田植え体験回想のアリア「田んぼのうた」、
・2009年12月20日19:30〜高松市中央公園冬の祭り用の「田んぼのうた」とベートーヴェンの第九を加えた「稲刈りワールド」メドレーのアレンジと振り付けの先生との打ち合わせ、
・年末年始に集中練習する予定の朗読とのコラボピアノ曲のモティーフ集約50コの準備と作曲状況
まず、JA香川県主催の朗読ミュージカル「自然とふれあう仲間」の中の、合唱曲のアリア「たんぼのうた」の作曲状況等について、ご案内いたします。(近日中、私の別の新作「刈り取りワールド」もアップロードする予定です。)
下記URLの、私の音楽ホームページ「K.OKADAワールド」の中のページのBGMに、JA香川県から作曲の委嘱をいただいている、2009年度の経験に基づいて今年は2010年1月17日開催される、JA香川県主催・農業体験・朗読ミュージカル(JA香川県の子供達の食育教育として行われている一年間の農業体験の思い出をベースに作って毎年発表されているもの)のアリアの一つ、「たんぼのうた」(子供達に公募した田植え経験の歌詞をもとに私が作曲し、高松市ミューズホールにて、2010年1月17日開催時に初演されます。)の、私のピアノと子供達の合唱で練習中の収録音楽を、添付しました。作曲者が加わって自作自演して音楽を作り上げるプロセスを皆様にお聴きいただければと思い、あえて、未完成のものを掲載しました。
なぜなら、合奏は、出来上がりも大切なのですが、一番大切なことは、仕上げるプロセスだからです。
当然のことですが、プロセスの嫌いな方は、一曲として、室内楽や合唱曲などの、合わせ物を演奏する資格のない人達です。
http://kokada.web.fc2.com/tanbonouta-kaisetsu.html
簡単な曲目解説と8歳の女の子の書いた素晴らしい歌詞カード(私の持論ですが、音楽に年齢は全く関係ありません。全ての人間に備わっている感受性によって、何歳であっても出来る人は出来ることを立証している素晴らしい歌詞です。)もつけていますので、また、お聴きいただき、ご感想などをいただければ幸いです。
掲載写真は、JA香川県の子供達(5歳〜11歳)が食育体験で田植えから全部やって育てた田んぼです。この子供達が歌う曲を作曲させていただけることは、とても光栄なことです。
大体わかったんだけど、この世代の子供達では女の子が音感が優れています。男の子が合唱で足をひっぱっていたので、元気一杯なので、歌の中に、「ヤッター」とか「ヤーッ」という掛け声を入れるようにその場で作曲しながら練習するうちにみんなで楽しく出来ました。
男の子達が、テレビで見る、野球、サッカーや水泳選手の動きが格好いいので、そのあたりに取り組むんだな、って一番良くわかったのは、ぼくの弾くピアノを耳ではなく目で楽しんでいたからです。指がすごく動くと、大喜びなのです。だから、一緒に練習しているうちに、クロスオクターブ、アクロバットスケール、グリッサンドをどんどん入れていったので、だんだん難しくなってしまいました(笑)。
「おじちゃん、なんでそんなに指が動くんな。」
と聞かれるので、回答に困ったぼくは、その子を椅子に座らせて、こうするんだよ、って教えてあげると、大喜びでした。
果たしてその子は、ドレミファソラシドの音階すら弾けないのに、グリッサンドだけは出来るようになりました。グリッサンドだけで音楽は表現できませんから、困ったものです(笑)けど、子供達と一緒に音楽しているとぼく自身の幼少期を思い出して楽しいですね。
稲刈りを歌った歌詞も素晴らしいものを子供達がいっぱい書いてくれましたので選ぶのに迷いましたが、「稲刈りワールド」という歌詞が素晴らしかったので、もう一人の子の書いた歌詞をまぜて、作詞者2人という、前代未聞の曲になりました。
この「稲刈りワールド」は、田植えの歌の「たんぼの歌」同様、小さな子供も歌える一オクターブの音域という制限の中で書きましたけど、「たんぼの歌」のヘ長調の平行調のニ短調にして、民謡風のアップテンポな旋法を使った曲にして、途中の朗読のところで、田植えを回想してヘ長調にもどったあと何回も転調して、グリッサンド大好きな子供達のために、今回は、黒鍵のグリッサンド(これは、いきなり子供達がやると怪我をしますので、とりあえず、見た目を楽しくするために入れました。)を入れ、鍵盤を拳骨で9回叩いたら、もとのニ短調の歌にもどるようなものすごくヤクザなアレンジをしました(笑)。
そして、ぼくが一番凝ったのはエンディングでした。最後に同主調の二長調になったら、突然、ベートーヴェンの第九の喜びの歌が民謡風に出てきて、手拍子と最後の「ヤーッ」というかけ声だけで終わるようにしていました。しかし、このプランを聞いた、合唱指導のN女史先生、振り付け指導のY女史先生と、先日来、何回か、夕食時から夜遅くまで一緒に飲みながら、打ち合わせをして大体、決まりました。
他ジャンルの本物アーティストたちとの、作曲家としてコラボする前の打ち合わせタイムは、とても楽しいですね。ぼくは久しぶりに人間と会話したように思いました。でも、今回の他ジャンルのアーティストたちは、全員、私に3歳からピアノを教えてくれた恩師の石井ルリ子先生の指導を受けた後、東京の音楽大学やダンスの専門学校で勉強してから、結婚するために高松に帰省した、石井先生主宰の「花房会」OBのメンバーで、作曲家の私が、石井先生のトップ弟子なんだけど、極めてリアリストで謙虚で素直な、石井先生以上の毒舌家だということは、作曲した音楽で十分伝わっているので、とてもスムーズでした。
今回の、朗読ミュージカルは、前回の朗読ミュージカルを采配した、巨額のギャラをJA香川県から騙し取った、東京の偽者シナリオライターと、それを紹介した、高松の偽者ダンス先生とその周囲にたむろしている、まだまだ下界の領域にある、カラオケ喫茶並の劣悪ポップスを書いている、対位法も和声学も知らない自称作曲家の作曲屋さんによってひどい結果になりましたので、そのリベンジなのです。
従って、一番最初に私がやったことは、去年関わった偽者アーティストを全員、JA香川県の朗読ミュージカルの指導から追い出すことでした。私の恩師の石井ルリ子先生、座光寺公明先生や小倉朗先生の顔に泥を塗るようなものは、絶対に出来ないのです。
簡単なことでしたよ。「もし、私の気に入らないアーティストを追い出さないのなら、私は一曲たりとも作曲しません。」とプロモーションの会社なんか飛ばして、直接、JA香川県に言えばいいのです。東京で数え切れない数の演奏会をプロモートし、芸術ヤクザと渡り合った経験で、情熱でつながっていれば出来ないことがないことを私はよく知っていましたから、本当に単純な作業でした。
お米の収穫には「よろこびの歌」が合う、という大義名分があるのですが、この「稲刈りの歌」は、2010年1月17日初演予定の朗読ミュージカルの中のアリアの一つなのですが、2009年の大晦日の夜中に高松中央公園で開催される「冬の祭」のカウントダウン少し前のステージへの出演依頼が来ていて出演する(この時はピアノを持ち込めないので、12月の頭にぼくがカラオケのピアノパートを収録するので、ぼくが指揮してやります。)ので、『もう寒いから家に帰ってしっぽくうどん食べよう』という喜びの歌の替え歌は是非、子供達のために入れてあげたいなんて思っていたのです。だって、大晦日の夜中なんて寒い時に、カウントダウン前の野外ステージで歌うのは、子供達にとっては大変だとぼくは常々思っていたのです。お祭りだからいいじゃない、って感じでした。
ところが、JA香川県に出演依頼した「高松冬の祭り」のプロモーターの瀬戸内海放送局が、私が作曲で加わっていることを知って大変だ、と思ったのでしょう。出演日時を、12月20日のゴールデンタイムの19:30からにして来ましたので、ベストタイムになりました。
こうなった以上、いろんな人たちが来ている中で、JA香川県もなかなかやるじゃない、って思わせないといけないですから、そういう時には、第九です。
従って、ぼくは、第九の楽譜を引っ張り出して、通奏低音をアナリーゼして、アレンジを変えました。時間は、10分間でしたので、その中で、JA香川県の純粋な子供達がステージ上で一番輝くようにして、田んぼのうた、稲刈りワールド、を歌い、第九になってから、喜びの歌にあわせて、簡単な振り付けで派手に踊れるようにアレンジしました。合唱は合唱指導のN女史先生の力で、ほぼ完成しています。振り付けは、Y女史先生が一昨日の夜の打ち合わせで完璧になりましたので、OKです。絶対に拍手喝采になるように仕組みましたので、当日指揮をするぼくは楽しみですね。ぼくは、指揮台に立たずに、子供達の間に入ってタクトを振ります。作曲家は、本番当日、楽器を自作自演しない場合は黒子でいいのです。
こういうコラボは、対位法と和声学を完璧に習得した、作曲屋ではなく作曲家、が真ん中にいないと絶対に実現不可能なのです。あたり前のことですが、メロディーラインにコードをつけるのは、作曲じゃないですよ。全ての音の動きを一音たりとも間違わずに正しく、12コの音を使って五線紙の上に書いたものが、作曲された楽譜というものです。
以上、二転三転して、最高に楽しい、朗読ミュージカル「自然とふれあう仲間」の作曲、合唱、コラボの進捗状況をご案内しました。
この年末年始は、さらに、二転三転すると思いますので、今から、とても楽しみですね。
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