
高松市内には、ファミレスがたくさんあります。以前ご紹介した高松出身のマルヨシセンターグループの「グリーンハウス」チェーン以外のほとんどは、香川県外からやって来た、FCスタイルです。
スカイラークグループの『ガスト』『バーミアン』『夢庵』『グラッチェガーデン』、一番安くて数の多い『ジョイフル』、そのほか、焼肉店、喫茶店、ラーメン店、ベーカリー等、それはそれは山のようにあって、それぞれに頑張っていらっしゃいます。が、そこはそれ、マニュアルどおりの応対しか出来ないところがほとんどのようです。
こうした県外からやって来たファミレスの中では、以前ご紹介した、大王製紙のやっている『季の屋』は、とてもよいファミレスですが、それと同様、とてもよいファミレスが、北海道からやって来た『びっくりドンキー』なので、今回はこちらをご紹介します。
「アレフ」という札幌の会社が、北海道の幸を全国に提供しているのが『びっくりドンキー』で、そのメインは、ハンバーグです。
ぼくが『びっくりドンキー』にはじめて行ったのは、もう10年近く前になります。当時、徳島に住む音楽の親友が、北海道出身で、『びっくりドンキー』が、四国では一番ハンバーグが美味しい、美味しいものは北海道に集中しているんだ、と強硬に言い張るので、こちらのブログで以前ご紹介した、坂出市の『ウェリントン』の方が絶対に美味しいよ、といったぼくと対立してしまったためでした。
それで、どっちが美味しいのか、両方に二人で食べに行って、確認し合うという、まぁ、今にして思えば、なんとも子供っぽいことをやった時がはじめて『びっくりドンキー』に行った時でした(笑)。
まず、お店の名前で言い合いになりましたので、そのあたりから・・・・・。
「『ウェリントン』はニュージーランドの首都だから絶対にいいね。北海道だかなんだか知らないけど『びっくりドンキー』なんてまるで子供の遊園地かゲームの名前みたいじゃない。話にならんね。」
「岡田さん。名前よりも中身ですよ中身。北海道は、高松みたいに三越の包み紙じゃなく、中身で勝負するんです。」
「北海道ってさ、三越あるの。まぁ、あるんだろうけど、もともとあそこは蝦夷地で江戸時代には島流し先だったんだよ。犯罪人の子孫が住んでるんでしょ。ろくなもんじゃねぇ。」
「四国だって、遠島先だったじゃない。似たようなもんだよ。」
「ああ、そういえばそうだよな。じゃ、島流し先同士よろしくね。(笑)」なんて、バカ話をしながら、彼の運転する車は両方の店に行きました。
その結果・・・・・、『ウェリントン』と『びっくりドンキー』の対決は、ハンバーグ対決ではなく、『ウェリントン』の松永さんのお米と、『びっくりドンキー』の牛乳の対決になってしまい、『ウェリントン』の松永さんのお米と、『びっくりドンキー』の牛乳はどちらも素晴らしく美味しいものだ、という結論に達したのでした。
が、『びっくりドンキー』の牛乳が美味しいことを知ったぼくは、ただ事ではなくなってしまったのでした。
そうです。骨粗しょう症を患っていた、介護していた母が、大の牛乳嫌いだったのだけど、病院から牛乳を飲む習慣をつけさせるようにと、ぼくは言われていたのですから。
「お母さん。北海道の絞りたての牛乳を飲んでみようよ。」
と言って、嫌がる母を連れて『びっくりドンキー高松林町店』に行きました。
大きな木で出来た『びっくりドンキー』のメニューが出てきたので、「これが北海道のやり方なんやの。」と、母はびっくりしていました(笑)。
母があっさりしたハンバーグがいいと言ったので、「おろしそハンバーグディッシュ」を頼みましたが、一緒に頼んだ、「豚汁」「コーンスープ」が、またまた、素晴らしく美味しいものだったので、母は気に入ったようでした。
しかし、決め手は、食後の「いちごミルク」になりました。牛乳が素晴らしいかったのです。
「ああー。私はこの年まで生きてて良かった。こんな美味しい牛乳は飲んだことがない。こんな美味しい北海道の牛乳やコーンスープが高松で食べれるなんて、有難いことだ。」
と感動していた母は、食後のお薬を飲もうとしたのでしたが、グラスにお水はほとんど残っていませんでした。が、若いウェイトレスが、グラスの水がないことを察知して、「お水をどうぞ。」と注いでくれたのでした。
これは、今でもぼくの記憶にきちんと残っていて、素晴らしいファミレスだということがわかりました。こちらから頼まなくても、お水が必要な状況を察知してお水を注いでくれるファミレスは初めてでした。「グリーンハウス」でも、ここまでのサービスはしていないし、ジョイフルやガストになると、お水は自分で汲みに行かないといけないのですからね。
当然、母は『びっくりドンキー』が気に入りましたので、しょっちゅう連れて行きました。
夏場は、新鮮な牛乳を使ったソフトクリームを使ったスイーツが、やはり素晴らしく美味しいものでした。
掲載写真は、『びっくりドンキー』のぼくの好きなメニューの「ポテサラバレットディッシュ」(マッシュポテトで包んだハンバーグ、サラダ、ごはんの盛り合わせ)、です。

