
『mon mon 越南酒飯』(高松市瓦町2-8-18 087-862-3492 17:30〜24:00)は、高松出身の若いシェフの挑戦している、ベトナム料理店です。エスニック流行の昨今で、高松市内にも何店かこの類のお店が出来ていますけど、ぼくは、まず、ここを推薦したいですね。
理由は非常に簡単で、シェフのお人柄がいいからです。基本的に、ぼくは、一番最初は、初めての料理店は一人で行きます。友人と一緒に行くのは、美味しさやサービスを確認してからです。多人数で行くと、このあたりのチェックがなおざりになってしまいますね。
ここのシェフは、高松出身なんだけど、ベトナム料理店を開店するにあたり、高松からベトナムへ2年間、勉強に行っています。それだけでも、十分なのですよ。だって、食事は文化の一部なのですから、ちゃんと現地で全てを体験することが非常に大切だとぼくは思っています。
ぼくの住む香川県はさぬきうどんの本場なんだけど、昨今のうどんブームに便乗して開店してもうまくゆかないお店がたくさんあります。その原因は、全て、経営者にあって、経営者本人が、額に汗をして、うどんを打たないからダメになるんですよね。「はなまる」のようなものは、ですから、社長が手打ちできないのですから、創業時から、ダメになることはわかっていたのです。
さて、はじめて、このお店に一人で行った時、ぼくは、厨房の見える1Fのカウンター席に座って、お料理を作っている状況を全て拝見し、シェフに、ベトナムにいた頃のいろんなお話を聞いたりしました。この時が、お食事にはじめて行く時には、一番楽しいですよね。だって、いろんなことを勉強できますから。
ベトナム料理というと、コンビニでも今は、フォー(お米の麺)を買って食べられますから、随分便利な時代になったと思いますけど、情報が氾濫している昨今だけに、本物を提供してくれるお店に行かないといけないな、とぼくは思っています。
ぼくが、このお店の方針で気に入ったのは、夜しかやっていないことと、18人までのパーティーしか出来ないようにしていることでした。大勢の団体を入れると儲かるかもしれないけど、そうじゃないほうが、絶対に美味しいのですよね。ガストのようにして、大勢入れて、お水も全部、客にとりに行かせれば、人件費も削減できて、儲かるんだろうけど、食べに行くぼくはつまらないですね。
まぁ、お近くの方、是非、行ってみて下さい。フォーの認識が変わるほど、美味しいですよ。また、カエル料理がいろいろそろっています。
掲載写真は『mon mon 越南酒飯』のお料理で、ゴクイン(生春巻)〔特製お味噌とナンプラーをつけていただきます〕、です。これに、ハスの茎のサラダと牛肉炒めチリレモングラス、フォーガー(鶏の細切りの入ったフォー)も全部食べて、3000円くらいです。


