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    お気に入りの音楽作品

    レジェンド・葛西紀明氏(41歳)の銀メダル5

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    日本が世界に誇るアスリートの、レジェンド・葛西紀明(41歳)、が、ソチオリンピックでの、スキージャンプ男子ラージヒルで、銀メダルを獲得しました。



    素晴らしいパフォーマンスだったのですが、私が一番感動したのは、記者会見でした。



    金メダルを取った、ポーランドの、カミル・ストッホ(26歳)が、マイクを向けられて最初に言った言葉が、素晴らしかったのです。



    「日本の、レジェンド・葛西さんとこうやって並んで記者会見を受けることになったことを、誇らしく思います。」



    カミル・ストッホは、金メダルを取ったら、自分の成果を真先に言うような、二流アスリートではなかったのです。素晴らしいですね。



    ポーランドの選手だそうですが、作曲家の私は、ポーランド、というと、真先にショパンのことを思うのですが、素晴らしい国民性だと思いました。



    この、26歳の若者の、礼節に感動していると、ショパンの、OP.15-1、のヘ長調のノクターンの最初を思い浮かべてしまいました。



    さすがは、ショパンの生まれ育ったポーランドですね。



    勝ち組にこだわって、お金儲けしか考えていない、最近の日本の拝金主義の皆様は、ちょっとは、ショパンの、OP.15-1、のヘ長調のノクターンを聴いて、カミル・ストッホ、を、見習いましょう。



    アメリカのスタンフォードあたりの、拝金主義は悲芸術的なので、その影響を受けることは直ちにやめて、少しは、日本古来の、奥ゆかしさ、を取り戻しましょうね(笑)。



    掲載写真は、スキージャンプ男子ラージヒルの、金銀銅、の三人です。



    左端が、レジェンド・葛西紀明氏、真ん中が、カミル・ストッホ氏、です。





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    やっぱり、J.S.バッハは最高ですね。5



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    ぼくが自分でピアノで弾いて一番好きな曲、それは、間違いなく、J.S.バッハの平均律第一巻24番のロ短調フーガですね。



    これは、20歳代の頃から、全く変わっていません。




    J.S.バッハ














    思い起こすと、この作品の名演を初めて聴いたのは、東京にいた頃、中野のクラシック喫茶「クラシック」で大学生当時に、エドウィン・フィッシャーのピアノで、聴いた時でした。



    もちろん、3歳からピアノをやっていたぼくは、この曲はやったことがあって知っていましたが、エドウィン・フィッシャーの通奏低音の響かせ方と、トリルのとり方には、大変な衝撃を受けたものでした。



    無調性と調性の間を行ったり来たりしている、このフーガはなんとすごい、偉大な曲でしょう。



    そんなことを思いながら、次回の、「カフェ・くさか」で、米倉利紀氏の「hands」を山本君のボーカルとコラボする前奏曲として、このフーガを演奏することにしたので、練習していると、いろんなことを思い出してしまいます。



    この曲をいろんな場所で演奏した時の思い出がよみがえるのだけど、そのような、自分の生き方のような、ちっぽけな人間界の出来事とは別格に、いつもこの作品はぼくのそばにいてくれたなあ、と感じて、とても感謝してしまいます。



    いろんな室内楽やコラボなどを、東京、大阪、岡山、高松で、やって来ましたが、ぼくが、マジにこの人と合わせたいと思った合奏やコラボの相手は、全員、このフーガの好きな人たちでした。



    今回も、コラボ相方の山本君のリクエストで、これをやるので、最高に幸せなことですね。



    音楽のジャンルなど凌駕して、J.S.バッハは、別格の音楽の大元だろうと感じています。






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    想像以下の“今”はない5



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    「岡田さん、R&Bってご存知ですか。」


    ボーカリストの27歳の山本君は、私の自宅に遊びに来て、私のピアノと一緒にいろいろコラボをやって遊んだ後、ミネラルウォーターをぐっと飲んで、私に言いました。


    「何だいそれ。」と私。


    「リズムアンドブルース、ですよ。そんなことも知らないのですか。」


    「うん知らないよ。何か音楽のジャンル名なの。ぼくは、ドビュッシー、フォーレと、J.S.バッハ、あたりは大好きだけどね。ごめんな。年寄りのおっさんだから。」


    「そんなつもりじゃないですよ。ただ、ぼくの好きな音楽を知ってもらいたくて。」


    まあ、自分のプライドを満たすために、知らないことをわかったように言うことは、私は、自分のライフワークの音楽ジャンルにおいては、これまで一度もしたことはありません。ごくごくあたり前のことですが、ソクラテスの言う「無知の知」を何歳になっても素直に言えることが、アーティストとしては必須のことだからです。


    自尊心を満たすくらいなら、50年以上作曲をやって来た私は、対位法の禁則事項について、「こんなことも知らないの。」と言ってしまうことは簡単なことなのです。


    もちろん、相手が自尊心や年の功を武器に、ガタガタ騒ぐような俗物なら、私は絶対に許さないですよ。


    しかし、山本君は、私の大切なコラボの相方なのですから、私は続けました。29歳程度の年の差なんて、音楽芸術においては、まったく無意味ですからね。


    「山本君、R&Bについて教えてよ。」


    こうして、山本君は、R&Bについて、いろいろ親切に教えてくれました。




    米倉利紀






























    その結果、これまで、彼がやりたいと言ってコラボした、エグザイルのあつしがカバーしている作品などが気に入っているのも、全て、あつしが、R&B、のボーカリストだということ、彼がこれからやりたいと思っている、米倉利紀氏もR&Bのシンガーソングライターだということがわかりました。


    もちろん、私も自分でいろいろ調べましたので、R&B出身のアーティストにもいろいろいることがわかりました。が、基本が、黒人霊歌につながる点において、R&Bを起点にしている人は、少なくとも、人間の内面に深く沈潜してゆくアーティストだということ、だから、そんじょそこらの、ミーハーなシンガーソングライターとは違うこと、などが理解できました。


    例えば、エグザイルのあつしは、ボーカルソロでは、絶対に日本語の作品を大切にしていることなど、全て理解できましたし、彼が、キーボードで弾き語りをしていることや、幼少期にピアノをやっていたことなど、全てが、瞬時に理解できました。


    こうして、米倉利紀氏の作品をいろいろやったのですが、最高傑作は、『hands』だ、私はこの作品を自分でアレンジしたい、と、私は確信したのです。


    この、『hands』は、ラブソングの外見をしていますが、非常に深い、ヒューマニズムを歌った傑作です。


    さすがに、私でも、米倉利紀氏の『Yes,I do.』は耳にしたことがありました。


    しかし、「今でもね、今でもね」「でもでもね、たまにはね」「この頃ね、この頃ね」「いつだって、いつだって」、のモティーフの音列が、もうひつこくてひつこくて、気に入らなかったので、無視していました(笑)。


    もちろん、この部分がなかったら、この作品は、阿呆がたくさん生きている、今日の日本では絶対にヒットしなかったと思いますから、それだけのことにすぎません。


    しかし、芸術的作品の価値は歴史が決めるのです。J.S.バッハの「マタイ受難曲」のように、300年以上の賞味期限があるかどうかが全てなのです。


    米倉利紀氏の『hands』は、間違いなく、100年以上は残る傑作です。


    『Yes,I do.』の、「今でもね、今でもね」「でもでもね、たまにはね」「この頃ね、この頃ね」「いつだって、いつだって」、なんて歌詞は、100年後の日本人に理解されませんが、 『hands』の、次の部分の歌詞と、それに付き添った音列は、普遍的なのです。


    そんなことを想う時間が 何故かちっちゃくて好きなんだ

    これくらいが丁度いい 想いを寄せる優しさが良い

    想像通りの"今”がある、想像以上の"今”もある、想像外の"今”はあるけど、想像以下の"今”はない


    この中でも、特筆に価するのは、三番目の歌詞、


    「想像以下の"今”はない」


    これは、決定的ですね。


    アーティストは、絶対にオプティミストでないといけない、という、絶対的なことを、さりげなく、この歌の中で歌っているのです。


    この点に気づいた瞬間、私は、これをピアノとボーカルのデュオでアレンジする際に一番大切な、モティーフの原型が浮かびましたので、それでアレンジしました。


    『hands』という傑作作品が出来た、全ての状況に、深く深く、感謝しています。







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    トッツィーの思い出5

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    一週間くらい前から、ツタヤでいろんな昔の映画のDVDを借りて、楽しんでいます。



    コマーシャルではいろいろ拝見していたのですが、まあ、とても便利な時代になりましたね。



    チャップリンの傑作やミュージカルからいろいろ楽しんでいますが、やっぱりいい映画はいいですね。



    その中でも、「卒業」、「真夜中のカウボーイ」、「レインマン」など、私の大好きな名優の、ダスティン・ホフマンの演技は素晴らしくて、もうこんな名優はなかなか出ないだろうな、と痛感していてます。



    何でもこなせる、すごい俳優だと、再確認しています。が彼が主演の傑作の中でも、「トッツィー」は、素晴らしいコメディーですね。



    音楽が、デイヴ・グルーシンですから、この映画は見事です。



    いつ見ても、心の底から笑える快作ですが、見終わった後、フェミニズムについて考えさせられる名画です。



    掲載写真は、「トッツィー」で女装した、ダスティン・ホフマンです。



    「サウンドオブミュージック」、「独裁者」、「天国から来たチャンピオン」、「タイタニック」、「わらの犬」、「哀愁」、「黄昏」等、いい映画はいいですね。



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    『君と好きな人が百年続きますように5

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    一青窈(ヒトトヨウ)の「ハナミズキ」は、ぼくが絶対に歌わない曲、聴いて一人ただ、泣いて酒に溺れていたい曲です。



    「君と好きな人が百年続きますように」・・・・・ここが実に実に、ぼくの心に迫ってきて、もうダメなんです(涙)。



    「ぼくは、もう百年持たないよな。」という気持ちになってしまって、でも、そんなに長く生きても仕方ないよな、なんて気持ちも交錯してしまうのです。



    でも、一青窈(ヒトトヨウ)の「ハナミズキ」は、2001年9月11日に起きた米国同時多発テロをうけ、平和を願い歌った傑作で、基本には人間同士が愛し合うという原点があるので、本来の意味はご案内しないといけません。



    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



    ハナミズキ(作詞;一青窈)


    空を押し上げて 手を伸ばす君 五月のこと どうか来てほしい 水際まで来てほしい つぼみをあげよう 庭のハナミズキ

    薄紅色の可愛い君のね 果てない夢がちゃんと 終わりますように 君と好きな人が 百年続きますように

    夏は暑過ぎて 僕から気持ちは重すぎて 一緒にわたるには きっと船が沈んじゃう どうぞゆきなさい お先にゆきなさい

    僕の我慢がいつか実を結び 果てない波がちゃんと 止まりますように 君と好きな人が 百年続きますように  

    ひらり蝶々を 追いかけて白い帆を揚げて 母の日になれば ミズキの葉、贈って下さい 待たなくてもいいよ 知らなくてもいいよ

    薄紅色の可愛い君のね 果てない夢がちゃんと 終わりますように 君と好きな人が 百年続きますように

    僕の我慢がいつか実を結び 果てない波がちゃんと 止まりますように 君と好きな人が 百年続きますように

    君と好きな人が 百年続きますように



    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



    ※ 一部の重要な比喩は、下記の通りです。

    空を押し上げて手を伸ばす君=生きる希望を必死に探す恋人

    五月のこと=五月は、ハナミズキの開花時期

    水際まで来てほしい=「水際」は、花の世界で生命の源を表す言葉なので、「水際まで来てほしい」は、どうか生きて戻ってほしかったという意味です。

    つぼみ=これから花咲くもの。将来、希望のこと

    ハナミズキ=日米友好の花、平和の象徴

    夏は暑過ぎて=夏(2001年9月11日のテロ事件)は暑く辛すぎた

    一緒にわたるにはきっと船が沈んじゃう=救助は来ないから、二人とも助かって生き延びることはできない

    どうぞゆきなさいお先にゆきなさい=最初に救助されなさい、先に行けば自分も後から行くから

    僕の我慢=ぼくが生きることを諦めたこと

    果てない波=争いごとと、君の辛い気持ち

    蝶々=自由

    白い帆=前述の「船が沈んじゃう」で出てきた船を使った比喩で、白は、平和を表します。

    ひらり蝶々を追いかけて白い帆を揚げて=自由を求めて、生きようと頑張ってみたけどだめだった。けど、平和への思いは捨ててないよ。

    母の日=五月

    ミズキの葉、贈って下さい=君の家の庭のハナミズキを送って、平和を祈っていてください



    ※ 歌詞全体の意味は下記のとおりです。

    2001年9月11日、米テロ事件に遭った私と君。人生これからという時期に、亡くなってしまった君。君は必死に生きようとしていたね。けど、自分よりも私を助けた。できれば、生きて戻って欲しい。でもそれはかなわなかった。君と同じような人を出さないためにも、そして君のためにもこれからの平和を祈りたい。

    日米友好、平和の象徴のハナミズキ。私の庭のハナミズキのツボミを、君の墓前に送ろう。このハナミズキのツボミが咲いて薄紅色の花を見せる頃には、平和な世になっていることを祈って。君とぼくが百年、一緒にいられる、そんなささやかな幸せを過ごせるような世界になることを祈って。

    あのテロ事件は辛かったね。ぼくから助かろうってのはぼくには無理な話だった。だから、君は気にしなくていいんだ。二人同時に助かる方法はなかった。だから、「君が先に行きなさい、そうすればぼくは後から行くから」と言ったんだ。ぼくは生き残れないとわかっていた。ぼくの生きることをやめた我慢が実を結び、君が幸せになれますように。戦争が終り、平和な世の中になりますように。そして、君とぼくが百年、一緒にいられるような世になりますように。自由を求めて、生きようと頑張ってみたけどだめだった。けれど、平和への思いは捨ててないよ。

    君が幸せになったら、君の家の庭のハナミズキの葉をぼくの墓前に送ってください。世界が平和になったという証に。君はもう、ぼくを待って辛い思いしなくていいんだよ。君はそんな苦しみなんか知らなくていいんだよ。



    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



    この曲の本来の意味を知って聞く時、



    「君と好きな人が百年続きますように」の一言は、やはり泣けて泣けて仕方ないですね。



    どうして、永遠じゃないのか、百年なのか?



    それは、人間なんて、たかだか百年前後生きてる程度の動物だからなんですね。



    一青窈(ヒトトヨウ)の「ハナミズキ」は傑作です。





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    livedoor プロフィール

    岡田克彦

    音楽ホームページURLは、下記。
    http://music.geocities.jp/bfmsq180/

    また、プロフィール詳細は、下記。

    http://kokada.web.fc2.com/profile.html

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