10月1日から後部座席のシートベルト着用義務の違反者に罰則(行政処分で1点減点)が適用されるのを前に、大阪府警高速隊は30日、吹田市の名神高速吹田サービスエリア(SA)で啓発キャンペーンを行い、後部座席の同乗者にシートベルト着用を呼びかけた。

 

やっと、後席のシートベルト着用が実質的に動き出した。

しかしこれは、法律とか何だとかの問題ではない。

車に乗る限りはシートベルト着用。座席位置に関係なく、車の中で最も危険なのはシートベルトの未着用。これは常識だ。

 

いまだに、自分はシートベルト着用で運転していながら、同乗者にはシートベルトを着用させないで運転している人がいるが、自分さえよければ同乗者の命はどうでも良いとでもいうのだろうか?

少しでも車の危険性や安全確保に興味があるのなら、全席シートベルトは法律で決められるまでもなく常識だ。時速20km以下で走り続けるというのでもなければ、車を走らせる限りシートベルトなしで安全は確保できない。

また結構いるのが、 自分はシートベルト着用で運転しながら、同乗の子どもはシートベルト未着用ではしゃぎ放題。
 子どもがシートベルトを嫌がるので可哀想などと言う人もいるが、シートベルト未着用の方がはるかに可哀想だ。可哀想どころか虐待に近い。虐待は言い過ぎにしても、以前に Michael Jackson が自分の子どもの足を持って窓から吊り下げるという事件?があったが、それとほとんど同じだろう。吊り下げるのは自分が気を付ければある程度危険は避けられるが、交通事故では自分が気を付けても巻き込まれることがある点から、子どもを吊り下げた Michael Jackson 以下だ。

 

「子どもが乗っています」というステッカー。これも分からない。

子どもを誘拐でもしてほしいのか?それとも可愛い子どもを見てほしいとでもいうのか??歩行者ならまだしも、他の運転者が子どもを覗き込んだりしたら危ないだけだ(笑・・・馬鹿にしてます)。

 子どもが乗っているからといって、それが一体なんだというのだ?!
 子どもがシートベルト未着用で乗っているからトロトロ走りますとでも言いたいのか??
 馬鹿もいい加減にしろ!
 シートベルをを着用していれば、子どもが同乗していようと通常の運転が可能だ(首のすわっていない赤ん坊なら話は別だが)。そんなことで車の流れを妨げないでほしい。そしてシートベルトをしていないのは虐待並み。
 自分は馬鹿だと公言でもしたいのか???

 交通事故は多くの場合過失で起きる。故意に起こるわけではない。
 自分がどんなに真面目に交通法規を守っていても、事故に巻き込まれることはある。

被害者になる場合はもちろんのこと、加害者になってしまった場合にも、シートベルトをしていないことで軽傷のはずが重傷や死亡になってしまったのではたまったものではない。公道を通常のスピードで走っている限りは加害者になる可能性もあるのだ。どんなに真面目に交通法規を守っていても、ちょっとした不注意で加害者になるかも知れない。シートベルトをしていないことで過大な責任や賠償を負わされるのはゴメンだ。(幸いなことに、今までそのような事故にあったことはないが)

 法律でシートベルトを義務化してもらうのも結構だが、いっそのこと、シートベルトを着用していない場合の事故では保険金や賠償金は一割しか保証されない、とでもすればほとんどの人が着用するのではないだろうか。

繰り返しになるが、交通事故は多くの場合過失で、しかもほんのちょっとの不注意程度の過失で起きる。

私はシートベルトの重要性を理解しない馬鹿者の責任まで負いたくはない。

 

 

 

 

 

10月1日から後部座席のシートベルト着用義務の違反者に罰則(行政処分で1点減点)が適用されるのを前に、大阪府警高速隊は30日、吹田市の名神高速吹田サービスエリア(SA)で啓発キャンペーンを行い、後部座席の同乗者にシートベルト着用を呼びかけた。

 後部座席のシートベルト着用は今年6月施行の改正道交法で義務づけ。警察庁は、ドライバーらへの周知期間を設けるため、これまで悪質なケースを除いて摘発しないよう全国の警察本部に指示していた。

 吹田SAではこの日、高速隊員らが車を1台ずつ止め、「明日から取り締まりが強化されます。高速道路で違反すると運転者は1点減点されます」と声をかけた。大阪府警は「悲惨な事故を減らすためにも後部座席での着用を徹底してほしい」と話している。