八木山地区の若手有志の「やぎやま地域デザイン研究所」(略称やぎラボ)と東北工業大学都市マネジメント学科の今西肇教授の研究室が、両者で「Y研(わいけん)」として定例的な会合を開いていくこととなりました。6月15日に第3回が東北工業大学で開かれました。
まず今西研究室からは、GIS(地理情報システム)を利用した地域資源の提案がありました。詳細な地理情報により、これまで思いもしなかった視点からの八木山エリアの情報であり、いくつかアイデアも出されましたが、これを公共性を保持しながらいかにまちづくりに活用していくかを、ともに検討していくことになりました。
また大学院生から八木山エリアのウォーキング企画も提案されました。これは郊外の魅力発見、健康づくり、歴史・文化教育の目的から、西公園~仙台城址~動物公園とウォーキングしようというもので、引き続き審議することになりました。
東北工業大学都市マネジメント学科では、一室を「地域共同研究室」としてまちづくりに活用してもらう方針であり、「Y研」の進展もあわせて期待されます。