「国際平和の象徴」と高らかに謳い上げられたのは「おでん」

千葉県銚子市の缶詰会社が発案したというこの「缶詰おでん憲章」。
憲法学者が起草に協力したとあって、

第4条では「味の地方自治」を宣言し、第9条では、多様な食材が共存するおでんを「互いを尊重しあいながら生きる国際平和の象徴」とうたった。(朝日新聞)
というわけです。

大根、たまご、こんにゃくの3品は原則入れるものとする
という「前文」の「おでん3原則」も、うなずけるものがありますが、
とはいえ、人それぞれに、こだわりの具があるのも、また「おでん」。

わたしは「おでん3原則」以外では
「じゃがいも」「もちきんちゃく」「野菜揚げ」が外せません。
皆さんは、いかがでしょうか?

そういえば
金沢は「おでん屋」の数が、東京、大阪に次いで多く、
人口当たりの店舗数では、全国第1位なのだとか。

でも、自宅で、家族と、湯気の上がる土鍋を囲みながら、
溢れそうな「我が家の味」をゆったりと味わうのも至福の贅沢。

ああ、「おでん」が「恋しい季節」になりました。