(吉澤レディースクリニック院長@北国新聞)

今の若い女性はダイエットに熱心でスタイルがよい。・・・
そうした『美人』の多くは『冷え性』に悩んでいる。・・・
原因がはっきりしない不妊の背景には『冷え性』が潜んでいる。


から、というわけですが、それなら
『子沢山の女性にはブスが多い』のでしょうか?
これって、受け取りようによっては、

『産む機械と言ってはなんだが、装置の数が決まったとなると、あとは産む役目の人が一人頭で頑張ってもらうしかない。』
と発言して顰蹙をかった、柳沢厚労大臣よりひどい暴言ではありませんか?

ところで、この柳沢発言が、なぜこれほど問題になってしまったのか?
私にはよく理解できません。

柳沢さんは『機械と言ってごめんなさいね。』とすぐに謝っているので、(やばいことを言ってしまった。)という意識があったのでしょうが、それが却って問題を大きくしてしまった、ような気がします。

(人口減少に歯止めをかけるためには)
『出産可能な女性を機械に例えたとすると、機械の台数が決まっているのであれば、後は一台あたりの生産数を増やすしかない。』

ということが、本当は言いたかったわけなのでしょうから、
ここで「女性」を「機械」に例えようが「ブス」に例えようが、そこのところはあまり問題にはならないのではないでしょうか。

それでも「機械」に例えることが、それほど問題だとおっしゃるのなら、なんなら「美人」に例えたって、ちっとも構わないわけですからね。

『出産可能な女性を美人に例えたとすると、美人の人数が決まっているのであれば、後は美人一人あたりの出産数を増やすしかない。』

ほらね、これなら文句はありませんか?
言っていることは同じなんですけどね。

むしろ、なぜ「人口減少に歯止めをかける」必要があるのか?
ということをこそ「問いただす」のが、野党の立場にあるものとしての、この発言に対する「政治的に正しい」反応であるはずだと、私は思うのですが。

さて、話を元に戻しましょう。

『不妊の女性には美人が多い』という発言は、
『不妊になるほどやせていることが、美人だと思っている若い女性が多い』
ということが、おっしゃっりたかったわけなのでしょうか?

まあ、確かに『不妊の女性には不健康な人が多い』では、差し障りがあるでしょうし、
『子沢山の女性には健康的な人が多い』というのでは「当たり前」すぎて見出しにならないでしょうからね。