1位 はねるのトびら(23.0%)     
2位 クイズヘキサゴン僑咤弌複横院ィ魁鵝
3位 探偵!ナイトスクープ(21.3%) 
というのは、07年4月9〜15日の関西地区のテレビ視聴率ランキングです。(朝日新聞)

1位 ロマンス(43.8%)
2位 水戸黄門(34.6%)
3位 NHKニュースワイド(30.5%)
というのは、84年4月16〜22日の関東地区のテレビ視聴率ランキングです。(『データの罠』田村秀 集英社新書より)

ここで、注目すべきことは、番組名ではありません。
07年が「1位23.0%」なのに対し、84年は「1位43.8%」
そうです。20年間の間に1位の「テレビ視聴率」が半減しているのです。

このことが、ただちに「テレビを見る人が半分になってしまった。」ということを意味しているわけではありません。

テレビ離れが進んでいるということは確かなようですが、むしろ「家族が揃ってテレビを見る」という習慣が崩壊し、誰もが見るのを楽しみしているような「お化け番組」がなくなってしまった、ということがその大きな原因であるように思われます。

昨年の「視聴率第1位」は「サッカーW杯 日本対クロアチア戦」の52.7%だったそうですから、今でも「誰もが注目する」番組であれば、それなりの視聴率は稼げるようですが、
「歴代第1位」の「第14回紅白歌合戦(63年)」は81.4%の驚異的な視聴率で、家族をお茶の間に釘付けにしていたのです。

視聴率ランク「亀田興毅対ランダエタ」の「興行」は42.4%で4位だったということで、「タワシ頭」が偉そうにふんぞり返っていますが、
「ファイティング原田対エディ・ジョフレ」の、「華麗なる拳闘(66年)」は63.7%、「力道山対デストロイヤー」の「伝説の死闘」は64.0%で、日本中のファンに「消化不良」を起こさせることなく、熱狂させてくれたのです。

そして、何といっても「象徴的」なのは,「巨人戦」の視聴率の凋落振りです。
84年4月の「視聴率ベスト10」には、2試合(対中日戦27.9%、対ヤクルト戦27.4%)も入っていたのに、
07年4月には「ベスト20」に1試合も入っていないのです。

もっとも、07年のデータは「関西地区」だし(とはいえ「阪神戦」もランクインしていないですが)、「対広島戦」と「対ヤクルト戦」だったので、「放送されなかった」ということもあるでしょうが、「巨人戦」が放送すらされないという事態が、ことの深刻さを物語っているようです。