昨日は、ある会合のグループ会で、「醤油と港の町」大野を探索しました。まず最初に訪れたのは「大野からくり記念館」。
金石の回船問屋・豪商銭屋五兵衛の知恵袋といわれた、「幕末の科学技術者」大野弁吉の数々の発明品を展示している建物です。
弁吉の発明になる「茶運び人形」の実演もあり、お子さん、お孫さんを連れて訪れるにはうってつけの施設です。写真は「段返り人形」の妙技。宙返りしながら階段を下りてくるわけですが、水銀が「カラクリ仕掛け」の決め手なのだとか。
その後は、風情溢れる昔ながらの街並みを散策の予定が、あいにくの雨で車で町中を移動しました。昔のままの醤油蔵をショールームに改装した「もろみ蔵」では、大野名物「醤油ソフト」に舌鼓。
北前舟の寄港地として栄えた港町でもある大野の、豪商の財力という栄華を物語るかのように高台に威容を誇るのは「日吉神社」。鳥居や参道の舗石には、我先にとこぞって寄進した、豪商の末裔たちの名前が刻まれていました。
最後は、今回の「町歩き」をお世話していただいた、ヤマト醤油味噌さんの「ひしほ蔵」に戻って、「味噌づくり」のビデオと講義、美味しい味噌汁の作り方の実演(もちろん味見も)と続き、いよいよ本日のメインテーマ
「味噌づくりの町」の「町づくりの味噌」のお話へ。
大野は直源醤油を筆頭に、大小さまざまな醤油製造元が、それぞれに工夫を凝らしながら、昔ながらの重厚なたたずまいを、保ち続けようと努力している町ということのようでした。
本日の締め括りは「宝生寿し」。メンバーの中に、この建物の設計者がいて、保存・再生の苦労話などお伺いする予定でしたが、1階の見せ場は満席で、解説もそこそこに、そそくさと予約してある2階の座敷に移動、美味しいお魚と美味しいお酒の宴会モードに突入したのでありました。