(池谷裕二 祥伝社)

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『ド忘れは本当に忘れているわけではない』
「人の名前が出てこない。なんという人だったっけ」というときに、他の人から「それは○○さんでしょ」と言われると、「あっ、そうそう」と、その名前が今自分の探そうとしていた人であるかどうかがすぐにわかります。とても不思議なことです。名前がわかっていない状況なのに、「正解が何か」をすでに知っているわけですから。答えを探している自分、正解を知っている自分。矛盾した二人が脳の中に同時に存在することになります。


検索エンジンでは、ユーザーが始めに「正解」を与えるのだから、コンピューターは最初から「答えがわかって」いて探しているに過ぎない。
これに対して、私たちの脳は「答えがわかっていない」ものを探し出すことができるのだから、

大人のほうが多くの記憶が脳に詰まっているのだから、子どものようにすらすら思い出せなかったとしても仕方がない。これは大容量になった脳が抱える宿命なのだ。ド忘れしたときには「それだけ私の脳にはたくさんの知識が詰まっているのだ」と前向きに解釈するほうが健全だろう。

これ以外にも

『海馬を鍛えれば記憶力は上がるか』
『あの人を好きになったほんとうの理由』
『思い出しさえしなければ、思い出せる?』
『うつ病は、ある意味、賢さの表われ』
『血液型が、性格や病気の発症に関係するか』
(→血液「O型」は「絶滅危惧種」? )

というような、「脳はなにかと○○する」と題した興味津々のお話が、全部で26題。
しかも、この「ロマンと謎と驚きに満ちた」脳科学の世界を案内してくれるのが

「海馬 脳は疲れない」(朝日出版社)
「進化しすぎた脳」(朝日出版社)

でご紹介した、新進気鋭の大脳生理学者・池谷裕二とくれば、その内容は折り紙つきの充実ぶりなので、とても1回では語り尽くせない。

というわけで、今後も折りを見て、少しずつ話題に取り上げて行きたいと思っているのである。(ネタのない時に重宝するしね。)

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