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ある会合で実施している「金沢探訪」、今回は少し遠出して、山中温泉にやってまいりました。
まず始めに訪れたのは、木工の人間国宝、川北良造さんの工房。
山中の伝統工芸である「漆器づくり」は、下地の「木地作り」、仕上げの「漆塗り」と工程が分かれているわけですが、
こちらはその下地を作る工房ということになります。
川北良造さんの元には、その腕とお人柄を見込んで、
由緒正しき神社の樹齢数百年のご神木の倒木や、
大徳寺の利休ゆかりのお茶室の解体修理の廃材などが持ち込まれ、
新たな生命を吹き込まれて、花器や、茶器などに生まれ変わっていくのだそうです。
いずれも得がたい材料ということでもあり、本来なら「入札」という形式をとることになるはずのものが、
経済原理を乗り越えた宗教的な思い入れから「託された」という使命感を胸に、心を込めて削りだされた「造形の妙」に、心を洗われる様な「眼福」の一時でした。
もちろん、それぞれの作品はここで購入することもできるのですが、残念ながら、今回は手が届きませんでした。
昼食は、山中の「伝承料理」(@すずや今日楼)を囲みながら、
若手伝統職人「塗師」の清水一人さんのお話を伺いました。
職人が自らの持てる技を尽くして「漆器」に込めているものの、どれほどが使う人に伝わっているのか、という忸怩たる思いや、
職人の技能を育てていこうとしない、問屋の「流通」のあり方に対する疑問など、伝統工芸が抱えている問題点も多いようですが、
しっとりと手になじみ、口触りの良い「漆器」で、美味しい料理を食べ、旨い酒を酌み交わしながら、
こうした「至福の体感」を、次代に継承していくために、私たちはどうすればいいのかということを語り合うことができました。
あいにくの雨模様の晴れ間を縫うように、
帰り道には「こおろぎ橋」から「ゆけむり街道」を散策。
「温泉街」としての共通のコンセプトを持っているという意味では、今、石川県内では一番「元気のある」山中温泉の、
その活力を日帰りでお裾分けしていただいた一日となりました。
本日もお読みいただいた皆様どうも有り難うございました。
今後も読んであげようと思っていただけましたなら、
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ある会合で実施している「金沢探訪」、今回は少し遠出して、山中温泉にやってまいりました。まず始めに訪れたのは、木工の人間国宝、川北良造さんの工房。
山中の伝統工芸である「漆器づくり」は、下地の「木地作り」、仕上げの「漆塗り」と工程が分かれているわけですが、
こちらはその下地を作る工房ということになります。
川北良造さんの元には、その腕とお人柄を見込んで、由緒正しき神社の樹齢数百年のご神木の倒木や、
大徳寺の利休ゆかりのお茶室の解体修理の廃材などが持ち込まれ、
新たな生命を吹き込まれて、花器や、茶器などに生まれ変わっていくのだそうです。
いずれも得がたい材料ということでもあり、本来なら「入札」という形式をとることになるはずのものが、
経済原理を乗り越えた宗教的な思い入れから「託された」という使命感を胸に、心を込めて削りだされた「造形の妙」に、心を洗われる様な「眼福」の一時でした。
もちろん、それぞれの作品はここで購入することもできるのですが、残念ながら、今回は手が届きませんでした。
昼食は、山中の「伝承料理」(@すずや今日楼)を囲みながら、若手伝統職人「塗師」の清水一人さんのお話を伺いました。
職人が自らの持てる技を尽くして「漆器」に込めているものの、どれほどが使う人に伝わっているのか、という忸怩たる思いや、
職人の技能を育てていこうとしない、問屋の「流通」のあり方に対する疑問など、伝統工芸が抱えている問題点も多いようですが、
しっとりと手になじみ、口触りの良い「漆器」で、美味しい料理を食べ、旨い酒を酌み交わしながら、
こうした「至福の体感」を、次代に継承していくために、私たちはどうすればいいのかということを語り合うことができました。
あいにくの雨模様の晴れ間を縫うように、帰り道には「こおろぎ橋」から「ゆけむり街道」を散策。
「温泉街」としての共通のコンセプトを持っているという意味では、今、石川県内では一番「元気のある」山中温泉の、
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