「天神さぁまの細道じゃ」

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というわけで、恒例の「かなざわ探訪」。

今回のテーマは、「神道って何?」と外国人から聞かれたら答えられますか?と題し、

兼六園に接する「金澤神社」を訪れ、厚見正充・宮司さんのお話を伺ってきました。

101129c「神主」というのは「職種」のことで、「神社」とは会社のようなものであり、

「宮司(ぐうじ)」が社長、「禰宜(ねぎ)」(=願る役)が役員、「権禰宜(ごんねぎ)」が社員、「出仕(しゅっし)」が丁稚奉公、「巫女(みこ)」はOLにあたる、

というお話から始められた厚見正充さんは、神主歴25年の中堅幹部といったところかと思えば、すでに「金澤神社」ほか7つの神社の「宮司」を務めておられるのは、

それもそのはず、由緒正しき「安江八幡宮」の25代目御曹司として「禰宜」の地位にある重鎮なのでした。

「神主」の位は袴の色で見分けられ(白→水色→紫→紫に模様付→白に模様付)、地位が上がるごとに車の免許のように、扱える「神事」の範囲が広がる。

「神社」と「寺院」の見分け方は意外と難しいが(神仏習合の影響で、鳥居があってもお寺だったという場合もある)、本殿の屋根に「千木(ちぎ)」が付いていれば間違いなく神社で、「外削ぎ」(先端が垂直)なら「男神」、「内削ぎ」(先端が水平)なら「女神」と分かる。

「神道」は「穢れ(けがれ)」(=木枯れ)を嫌って「お祓い」することが本旨であるため「死生観」がなく、したがって「来世主義」の仏教とは違い、徹底的な「現世中心主義」なのであり、「浄」「明」「生」「直」(=きよく、あかるく、ただしく、すなおに)を旨として、生きている間の繁栄を願う宗教である。

などなど、これまで何となくわかったようでいて、わからなかった疑問点を、じつにわかりやすく解説していただくことができました。

ちなみに、神様に「お願い」をすることは問題ありませんが、「お願い」するには当たり前のこととして「お礼」が必要であり、

「神道」では「前払い制」を採用しているということでしたので、念のため。

ところで、

101129d金澤神社といえば、菅原道真公をまつる「天神さん」として有名だ。受験シーズンは大勢の学生でにぎわう境内だが、近年は「パワースポット」としても人気を集めているらしい。(北国新聞)

加賀藩主前田家が、出雲の日御碕神社から請けたとされる雌雄二体の「白蛇竜神」(写真は掛け軸ですが、実物はとぐろを巻いた蛇のミイラ?)、

毎月1日に御開帳されるご神体の「巳さん」は、元々は「災難除け」の、そして近頃では「金運」や「商売繁盛」の神様として知られているそうなのです。

101129eもちろん、「パワー」があるのは「神様」のほうであって、「神主」さんに特別の霊力が備わっているわけではありませんが、

「穢れ」を嫌う「神様」が、いつも「ご神体」に宿っていて下さるように、常に「清め」「祓い」を怠らぬように「お勤めを果たす」というのが、

「パワースポット」のご利益を守り続ける、「神主」さんの大切なお仕事のようなのです。

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