(宮本雅行 講談社現代新書)
まさしく「ミミズがぬたくったような」文字。
しかも、右から左に書く!
別に、これからイラクの復興支援に参加しようとか、ビン・ラディンと文通したいとか、思ったわけではない。
極単純に、ハングルと同じように、アラビア文字も読めたら楽しいかもしれない、と思ったわけである。
で、今回最大の収穫といえば・・・
アラビア語では母音(a、i、u の3個)は基本的に表記しない。
単語は基本的に3個の子音からなる語根で構成され、そこに母音や接辞が付いて、意味の異なる派生語が作られていくのである。
たとえば、<k−t−b>という語根は、基本的に「書く」という意味。
ここから<kataba>(彼は書いた)<katabat>(彼女は書いた)という動詞の活用形や、<kitaabun>(本)<kaatibun>(作家)という派生名詞ができるわけ。
ところが・・・、
先に書いたように、アラビア語では母音は表記しないとなると、上記の単語はすべて<ktb>と書かれることになる(らしい)。
「そんなのどうやって読むんだ〜」と怒ってみてもしょうがない。
前後の文脈から、類推して読むらしく、
慣れてくると<ktb>とあるだけで、これは「書く」ことに関係あることを言っていると、かえってわかりやすいのかもしれない。
(2003年6月)
本日もお読みいただいた皆様どうも有り難うございました。
今後も読んであげようと思っていただけましたなら、
どうぞ応援のクリックを、お願いいたします。
↓ ↓ ↓
まさしく「ミミズがぬたくったような」文字。
しかも、右から左に書く!
別に、これからイラクの復興支援に参加しようとか、ビン・ラディンと文通したいとか、思ったわけではない。
極単純に、ハングルと同じように、アラビア文字も読めたら楽しいかもしれない、と思ったわけである。
で、今回最大の収穫といえば・・・
アラビア語では母音(a、i、u の3個)は基本的に表記しない。
単語は基本的に3個の子音からなる語根で構成され、そこに母音や接辞が付いて、意味の異なる派生語が作られていくのである。
たとえば、<k−t−b>という語根は、基本的に「書く」という意味。
ここから<kataba>(彼は書いた)<katabat>(彼女は書いた)という動詞の活用形や、<kitaabun>(本)<kaatibun>(作家)という派生名詞ができるわけ。
ところが・・・、
先に書いたように、アラビア語では母音は表記しないとなると、上記の単語はすべて<ktb>と書かれることになる(らしい)。
「そんなのどうやって読むんだ〜」と怒ってみてもしょうがない。
前後の文脈から、類推して読むらしく、
慣れてくると<ktb>とあるだけで、これは「書く」ことに関係あることを言っていると、かえってわかりやすいのかもしれない。
(2003年6月)
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