(川添愛 東京大学出版会)
問 構文の性質が他の3つと異なるものを選べ。
A このチームはキャプテンが有能だ。
B カキ料理は広島が本場だ。
C 山田さんはテニスが趣味だ。
D この株は今が買い時だ。
現役の言語学者、言語学専攻の学生、「言語学芸人」としてブレークしたいお笑い芸人、さらには「街の言語自慢」など、言語学最強の称号を狙う大勢の猛者たち。
東京ドームに集まった、そんな挑戦者たちを一気にふるいにかけるため、第1ステージとして用意されたのが、「構文四択サバイバル」だった。
というわけで、前著 ―Round1 AIは「絶対に押すなよ」を理解できるか― で、隙あらばプロレスの話に持ち込もうとした異種格闘技型言語学、待望の<Round2>。
今回のテーマは「言語版SASUKE」。言語学者の専門能力の凄さを、中身を一切知らない人にもアピールするための「言語学バトル」の構想(妄想?)なのだ。
もちろんこの本は、東大出版会のPR誌「UP」に連載されたものだから、SASUKEの話題は1回のみで、「倒置法の鑑賞」など興味深い話題満載なのだ。
猪木「やれるのか、お前、本当に」(藤波にビンタ)
藤波「やりますよ。もっと信頼してください、俺のこと」(猪木にビンタを張り返す)
猪木と藤波の伝説のビンタの応酬、「飛龍革命」における会話も、「お前、本当にやれるのか」や「俺のこと、もっと信頼してください」では迫力がない。
倒置法の文は、普通の語順に戻したときとの差が大きく、そのギャップを味わうのが楽しいという。プロレスと倒置法は相性がいいらしいのだ。(本当か?)
さらに今回は、書き下ろしのコントや小説も加わっており、擬人化された「不」と「未」が特攻服姿で抗争を語るコント「接頭辞BLUCE」など、爆笑必至である。
不 俺があいつと初めて会ったとき、無表情で無愛想な態度が気に入らなくて、つい喧嘩売っちまったんだ。あいつ、本気になったら信じられないぐらい無鉄砲で、それまで不敗だった俺も不意を突かれてボコボコにされちまった。
未 でも「無」さんってそんなに強いのに、なんで総長じゃなくて副総長なんすか?総長の「非」さんって、非力そうに見えるけど・・・(続きは、ご自分で。)
さて、冒頭の「構文四択サバイバル」の回答であるが、これは「カキ料理構文」と呼ばれる、定番の問題なのだそうで、正解は「A」である。
「XはYがZだ」を「XのZはYだ」と言い換えられるかどうか、が見分け方のポイントなのだそうで、言語学者の言葉に対する瞬時の分析力が問われているという。
ここを無事通過できた方は、回転椅子に座り、1分間で矢継ぎ早に繰り出される問題に答える、第2ステージ「例文タイムショック」へと移動していただきたい。
問 動詞「来る」が入っているにもかかわらず、物理的な移動を表さないような文の例は?・・・(答は、自分でお確かめください。)
本日もお読みいただいた皆様どうも有り難うございました。
今後も読んであげようと思っていただけましたなら、
どうぞ応援のクリックを、お願いいたします。
↓ ↓ ↓

問 構文の性質が他の3つと異なるものを選べ。
A このチームはキャプテンが有能だ。
B カキ料理は広島が本場だ。
C 山田さんはテニスが趣味だ。
D この株は今が買い時だ。
現役の言語学者、言語学専攻の学生、「言語学芸人」としてブレークしたいお笑い芸人、さらには「街の言語自慢」など、言語学最強の称号を狙う大勢の猛者たち。
東京ドームに集まった、そんな挑戦者たちを一気にふるいにかけるため、第1ステージとして用意されたのが、「構文四択サバイバル」だった。
というわけで、前著 ―Round1 AIは「絶対に押すなよ」を理解できるか― で、隙あらばプロレスの話に持ち込もうとした異種格闘技型言語学、待望の<Round2>。
今回のテーマは「言語版SASUKE」。言語学者の専門能力の凄さを、中身を一切知らない人にもアピールするための「言語学バトル」の構想(妄想?)なのだ。
もちろんこの本は、東大出版会のPR誌「UP」に連載されたものだから、SASUKEの話題は1回のみで、「倒置法の鑑賞」など興味深い話題満載なのだ。
猪木「やれるのか、お前、本当に」(藤波にビンタ)
藤波「やりますよ。もっと信頼してください、俺のこと」(猪木にビンタを張り返す)
猪木と藤波の伝説のビンタの応酬、「飛龍革命」における会話も、「お前、本当にやれるのか」や「俺のこと、もっと信頼してください」では迫力がない。
倒置法の文は、普通の語順に戻したときとの差が大きく、そのギャップを味わうのが楽しいという。プロレスと倒置法は相性がいいらしいのだ。(本当か?)
さらに今回は、書き下ろしのコントや小説も加わっており、擬人化された「不」と「未」が特攻服姿で抗争を語るコント「接頭辞BLUCE」など、爆笑必至である。
不 俺があいつと初めて会ったとき、無表情で無愛想な態度が気に入らなくて、つい喧嘩売っちまったんだ。あいつ、本気になったら信じられないぐらい無鉄砲で、それまで不敗だった俺も不意を突かれてボコボコにされちまった。
未 でも「無」さんってそんなに強いのに、なんで総長じゃなくて副総長なんすか?総長の「非」さんって、非力そうに見えるけど・・・(続きは、ご自分で。)
さて、冒頭の「構文四択サバイバル」の回答であるが、これは「カキ料理構文」と呼ばれる、定番の問題なのだそうで、正解は「A」である。
「XはYがZだ」を「XのZはYだ」と言い換えられるかどうか、が見分け方のポイントなのだそうで、言語学者の言葉に対する瞬時の分析力が問われているという。
ここを無事通過できた方は、回転椅子に座り、1分間で矢継ぎ早に繰り出される問題に答える、第2ステージ「例文タイムショック」へと移動していただきたい。
問 動詞「来る」が入っているにもかかわらず、物理的な移動を表さないような文の例は?・・・(答は、自分でお確かめください。)
本日もお読みいただいた皆様どうも有り難うございました。
今後も読んであげようと思っていただけましたなら、
どうぞ応援のクリックを、お願いいたします。
↓ ↓ ↓