2016/11/20追記
Google日本語入力のユーザー辞書を更新すると、せっかく設定したシンボリックリンクが解除されてしまうため【新手順】を追記しました。
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以前の手順は取消線を追加
~2016/11/20追記
Google日本語入力のユーザー辞書を含む環境をクラウドで同期、
・本体をOneDriveに置き、シンボリックリンクを元のディレクトリに配置
という方法を以前(2015/1)に試したのだが、
Windows10のPCで、私の手順がまずいのか、
「変換エンジンプログラムの起動に失敗しました。新しいGoogle日本語入力を利用するためにコンピュータを再起動してください。」
とエラーで失敗していた。
Macでの事例はたくさんあるのに・・・
Windowsでは難しいのかなと。
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パソコン1台しか持っていないし、同期できなくても問題ないけれど、
いつ壊れるかわからないし、バックアップも兼ねて、もう一度試すことにした。
Google日本語入力のヘルプフォーラムを見たり、
エラーメッセージでググったり・・・
そもそもシンボリックリンクって?・・・と勉強したり・・・
「Macで」同期してるって情報が多い中、WindowsとLinuxとAndroidでしているという記事に重要なヒントを発見!
参考:
My Future Sight for Past: Google日本語入力(Mozc)のIME設定をWindows・Linux・Androidで同期
Google日本語入力については,ディレクトリをシンボリックリンクでまるごと共有するのではなく,中の個別の設定ファイルに直接シンボリックリンクを貼ることで設定を共有する。
なるほど!!! ディレクトリ(フォルダ)ではなく、ファイルにシンボリックリンクを張れば良いのか!!!!
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【手順】
◆Link Shell Extension(フリーソフト)を入れとく。
コマンドプロンプトでも出来るけど、Link Shell Extensionを使うと
お手軽カンタンに、シンボリックリンクが作れる。
◆Google日本語入力のバックアップを。
最低、ユーザー辞書はバックアップがあると安心。。。(*^^*)
◆DropboxもPCにインストールしておく。
◆エクスプローラーで「隠しファイル」を表示させること。
◆一応(?)タスクマネージャーからGoogle日本語入力コンバーターとレンダラー を終了しておく
一時的に規定のIMEをMicrosoft IMEにしておくと更に良いかも
- エクスプローラーでDropbox内にフォルダ作成
フォルダ名は G_IME としました。 - エクスプローラーでGoogle日本語入力のフォルダを開く。
C:\Users\『ユーザー名』\AppData\LocalLow\Google\Google Japanese Input - 下記5つのファイルをコピー
boundary.db
cform.db
config1.db
segment.db
user_dictionary.db - Dropboxに作ったフォルダ「G_IME」内に貼り付ける。
(「移動」でもいけるのかもしれないが、余計な権限を継承すると面倒なので
「コピー後に削除」の安全策で・・・) - 元フォルダ「Google Japanese Input」から5ファイルを削除する。
- 「G_IME」内5つのファイルを選択し右クリック、
〈リンク元として選択〉をクリック - 元フォルダ「Google Japanese Input」内で右クリック、
〈リンクを作成〉→〈シンボリックリンク〉をクリック - ファイルの種類がシンボリックリンク .symlink となっていることを確認。
ファイルのプロパティでもリンク先が正しく設定されたことを確認できる。
- PCを再起動して、Google日本語入力の動作確認する。
以上
参考:
Windowsスマートチューニング (164) Win 7編: シンボリックリンクでアプリを別ドライブに待避させる | マイナビニュース
★こまめに単語登録するために・・・Ctrl+F12 も設定したぞ。

2016/11/20 追記
Google日本語入力のユーザー辞書を更新すると、せっかく設定したリンクが解除されてしまうということで、コメントをいただいております。
その後、以下「せのぺん様のサイト」に記載されているWindows版のスクリプトを使用させていただいて、定期的に「リンク貼り直し」を行っています。
My Future Sight for Past: Google日本語入力(Mozc)のIME設定をWindows・Linux・Androidで同期
http://myfuturesightforpast.blogspot.jp/2015/08/googlemozcimewindowslinuxandroid.html
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スクリプトをバッチファイルにしてしまえば手間いらずになるが、
そのへんが「?」の人もいると思うので新手順を追記しておく。
【新手順】
1. エクスプローラーでDropbox内にフォルダ作成
例:フォルダ名は G_IME とか
2.作成したフォルダ内で右クリック>新規作成>テキストドキュメント
3.作成したテキストを開く
4.http://myfuturesightforpast.blogspot.jp/2015/08/googlemozcimewindowslinuxandroid.html
に記載されている Windows版のスクリプト をコピーし、テキストファイルへ貼り付け。
5.テキストファイルを上書き保存
6.テキストファイルの名前を変更で relink_mozc.bat に変える
(拡張子を変えると・・・うんぬんとメッセージが出るが、ちゅうちょせずに変えてください。)
以上
あとは、Google日本語入力の辞書を更新した後など、定期的に「relink_mozc.bat」を
Wクリック(または右クリック>管理者として実行)するだけです。
せのぺん様がスクリプト内に書いてくださっているコメント通りですが、
config1.db および user_dictionary.db を、このバッチファイル と同じ場所に
コピーして、ハードリンクを貼り直し・・・という面倒な手順を、
バッチ実行することで簡単にできるようになっています。
ツイッターでエゴサーチをしていて言及してくださっているのを13時ごろに知りました。
記事には追記していなかったのですが,実は同期設定には問題がありました。
それは,設定を更新するとリンクが強制的に解除されるというものです。
前からわかっていたのですが,面倒で記事は更新していませんでした…
この記事は参照してくださる人がまあまあいるみたいなので,更新してみました。
先ほど記事を追記しましたので,よければご参照ください。更新されたファイルを共有ディレクトリにコピーしてリンクを貼り直すスクリプトも掲載しました。
http://myfuturesightforpast.blogspot.jp/2015/08/googlemozcimewindowslinuxandroid.html