姫路ばら園便り

本日をもちまして、2016年秋のばら園は閉園致しました。
今シーズンも多数の御来園、まことにありがとうございました(^o^)

今期は日本全国ですが天候の影響で当園もとにかく黒点病に悩まされながらスタートしました。追いかけっこですから開園期間中も黒点病に罹った葉を毟り続けて閉園を迎えた有様です。
ただ、多数のお客様からの『秋にこんなに咲かせられるばら園はなかなかないですよ』の声が本当に励みになりました。
バラの開花期間に私達は他所のばら園に足を運ぶ事ができないので、全くその辺の事がわからないからです。

今日は告知した様に、店内、苗売り場全品2割引!!…に加えて、入園料も2割引にしました。
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突発的に決まったので、10時の開園前に既に入園なさった数名のお客様を探して返金していた所の話です。
今日で閉園なので…とお伝えしたら、御存知なかったそうで(^_^;)
今日が閉園日だから早朝からお越しになったのかと思ってました〜と言うと、何と新潟県から電車で大阪にショーを観に来て、たまたま検索したら姫路にばら園があって、そこは秋も咲いてるみたい。という事で、ショーの時間迄の合間を縫って大阪からわざわざレンタカーを使って来て下さったとの事でした。
バラのお話も沢山でき、その後店内にもいらして下さったので更にオーナーを交えてお話をさせて頂きました。
とにかく感動して下さって、本当に嬉しい最終日の始まりでした\(^o^)/
このブログの紹介もしたので、読んで下さっているでしょうか?遠方なのは承知の上、是非!春の開園時にも御夫婦でいらして下さいね。

今日はお越し頂いたお客様方と、いつもより沢山お話をする機会がありました。
今日が閉園日だと御存知でない方が多かったのですが、突発的な2割引セールに皆様とても喜んで頂き、完全なる自己満足ですが気持ちの良い1日でした。

本日の画像は【フレグラント アプリコット】です。
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F
アメリカ
Dr.Keith W.Zary 作出
1999年
やや波打つ花弁と杏色の花色で、とても華やかな薔薇。
花付きが良く耐病性があり、花名の通り強い芳香を放ちます。
当園の駐車場側の斜面に古くからあり、市川が大雨の影響で増水し、完全に斜面も浸かってしまった事が数回ありますが、ビクともせず立派な佇まいでドッシリと構え続けています。

次の画像は【アンナプルナ】です。
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HT
フランス 
Francois Dorieux II 作出
2000年
花色は清潔感溢れるシルキーホワイト。
私が先日から開花を待っていたのが、このアンナプルナです。
フルーツ系とムスク系の爽やかで強い香りが魅力。
当園では初めてのDorieux社の薔薇です。
花名はサンスクリット語で『豊穣の女神』を意味し、ネパールのヒマラヤ山系の名山に由来します。
様々なコンクールで16回もの受賞歴を誇る銘花。


今日は朝から終日ポカポカ陽気だったので、テラス席でのんびりとお茶を飲まれるお客様が多く見られました。
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今日も秋晴れで暖かい一日でしたね。

いよいよ明日、秋のばら園を閉園致します。
そこで突然ですが感謝の意を込めて…
☆11月13日限り
 苗売り場、店内商品を全て20%OFFに致します☆

是非御来園下さい(^-^)v

本日の画像は【王妃 アントワネット】です。
HT
フランス
Meilland 作出
2011年

Meilland社が名作漫画「ベルサイユのばら」に敬意を表し、原作者の池田理代子氏の協力と監修の下、気高く壮大な愛を表現した『ベルサイユのばらシリーズ』です。
当園ではなかなか見つける事ができない場所にありますが、今冬にはもう少し目立つ場所へ移動予定です。

鮮やかなローズピンクの花色と、優しげにウェーブする花弁をもち、甘く華やかなティローズの香りを放ちます。
王妃マリー・アントワネットの華麗さと優雅さを表現した薔薇といえます。

2010年ダブリン国際コンクール
HT部門最優秀賞 受賞
2011年リヨン国際コンクール 
グランドローズオブザセンチュリー賞・プレスティージドゥラローズ賞 受賞


次の画像は【テューティ フリューティ】です。

Min
アメリカ
Christensen, Jack E.作出
1991年

黄色とオレンジ色の賑やかな絞り模様の薔薇。
花名は『刻んだ砂糖漬け果物入りのアイスクリーム』を意味するそうで、そう言われると何となく納得のイメージです。

菊がようやく開花し始めました。

今日は朝から夕方迄、久々に秋晴れのポカポカ陽気でした。
日曜日の閉園日迄はこの陽気が続く様で一安心です。


本日の画像は【リトル アーチスト】です。
Min
ニュージーランド
Samuel Darragh McGredy IV作出
1982年

当園には古くからあり、2度場所移動をしていますが、どちらも半日陰でありながら病気にもならず、春も秋も沢山の花を咲かせてくれる薔薇です。
花名は【小さな芸術家】の意。


次の画像は【バンクーバーベル】です。
カナダ 
Brad Jalbert 作出
2009年

既にブログに2度登場していますが、見る度に『可愛い〜』と口に出してしまう程なので、今季も再び登場させました。
バンクーバーベルは確実園本園の前野氏に『この場所の雰囲気に合う色と高さでオススメの品種を』とだけ伝えて選んで頂いた薔薇です。
春はもっと白っぽさの混じる淡〜いピンク色で、秋はこの様にハッキリとしたピンク色になり、濃い葉色とのバランスとフワッと丸みを帯びた花型がたまらなく愛らしい品種。
何より花付きが抜群です。

今日は風はないものの、予報通りかなりの冷え込みでした。
店内も朝からヒーターを点けましたが、さすがにこの寒さではお客様もなかなかいらっしゃいませんでした。

《毎年恒例 柿を収穫しました》


当園には2本の柿の木があり、1本は『ごく普通の柿』ですが、もう1本は『凄く甘くて美味しい柿』ですo(^▽^)o

本日の画像は【レディ アンジェラ】です。

S
アメリカ
Joan Monteith作出
2002年

イングリッシュローズの【ヘリテージ】を親にもちます。
濃淡のないコーラルピンクでコロンとした花型がとても愛らしい薔薇。

当園に正体不明の柑橘系の木があります。いくら調べても皆目わからないのですが、毎年沢山実るものの、とにかく酸っぱいだけ。収穫して日にちを置いてから食べてみてもほんの少〜し酸味がマシになる程度。レモンの何倍もの酸味です。
そんな木の横でポール仕立てにしているので、現在はポールから離れてグンと伸びた枝は謎の柑橘系の木に絡ませています。


今日は一歩外に出るのを身構えてしまう様な寒い一日でしたね。
開花している薔薇が長持ちしてくれるのは有難いのですが、ブログで紹介したくて写真を撮る為に毎日毎日観察している薔薇が、なかなか開花してくれません。
やっと蕾に色が出始めたな〜と思ってから朝夕と見ていますが、ここ3日程は動きが見られません(>_<)日曜日の閉園までにきちんと開花してくれるかな??間に合わないかな??と今日も撮影は不発に終わりました。


本日の画像は【ブルー バユー】です。
F
ドイツ
W. Kordes & Sons 作出
1993年

照り葉が美しい事で知られている青薔薇。
青薔薇特有の強い香りがあるのかと思いきや意外と微香です。
花色はどことなく冷たさを感じる藤色。
可愛らしい丸弁の花が株一杯に咲きます。

もう一つの画像は【プリンセス マーガレット】です。

HT
フランス
Meilland 作出
1963年
別名【プリンセス マーガレット オブ イングランド】
英国マーガレット王妃の名を冠したバラ。
明るいピンクの花色で、半剣弁高芯咲きの大輪なので、とても華やかな印象。
 ステムが長いので切り花にも適しています。
クィーン エリザベスとピースを親にもち、親譲りの強健種です。

今日は朝からどんより…時折少々の雨…傘が必要な程ではないけれど…1日そんなお天気だったので、開園期とは思えないヒッソリとしたばら園でした。
そんな中なので、数十名のお客様にはのんびりとお買い物を楽しんで頂けました。

本日の画像は【バフ ビューティ】です。
HMsk
イギリス
Bentall作出
1939年

花色はくすみを含んだ杏黄色。
強いムスク香を放ち、多い時は10輪程の房咲きになる程に花付きがとても良く、何よりの魅力は日陰に強くて返り咲き性です。
開花時は重みでこんなに枝垂れます↓↓
伸長力に優れていますが、枝がとても太くて硬いので、冬の剪定時にオベリスクから誘引を外すのも、新たに誘引するのもとても大変です。

もう一つの画像は【バーナビー】です。
HT
カナダ
Henry Matheson Eddie 作出
1953年
【別名 ゴールデンハート】
やや黄色ががった白の剣弁高芯咲き。
 『中香』とのデータはありますが、当園では込み合った奥の方に植えているので足を踏み入れる事ができず、今日は実際に香りを確認できませんでした。
一時はコンテストでも大活躍した名花です。

今日は昨日は何だったのか??と思う程、朝からポカポカと過ごしやすい陽気でした。
秋の開園期も残り1週間となりました。
数日前からは来春に向けて新しい品種を植える位置を決めたり、様子を見ていたものの余り回復しなかった株を処分するか…移動するか…を考えたりしています。
現在はもう流通していない様な稀少な品種となると、瀕死の状態であってもそれはもう深く深く悩みます。
新たに珍しい品種を見付けると、密植だろうが日陰しか空間がなかろうが、思いつきで何が何でもどうにかして植えてしまうのです。
そんな事が毎年毎シーズンの繰り返しなので、当園の所有数は公表800種3500株ですが実際はもっと多く所有しています。


今日は秋のブログ初のミニバラです。
【シルクグリーンアイス】
Min
日本
確実園本園 作出
2010年

咲きはじめは淡〜いピンク色で、次第に純白へと移りゆきます。
当園では直植えと鉢植えで【グリーンアイス】スタンダード仕立ての【ピンクグリーンアイス】がありますが、どのグリーンアイス系も年間を通して花付きが抜群で、とても
丈夫な品種です

もう一つの画像は【アンバー メイアンディナ】です。
Min
フランス
Meilland 作出
2008年

こちらも年間を通して花付きが良く、褪色もほとんどなくてとても丈夫な品種。
輝く様なオレンジの花色は、春より色濃く、現在とても秋らしい色合いで開花しています。
コロンとした花形で、愛らしい印象の薔薇。

今日は寒いだけの1日でした。
室内はエアコンを付け、ファンヒーターを出して窓も締め切りましたが、それでも寒い位、完全なる冬日となりました。

3年前、当園を描いた絵ハガキを作成して頂き、ブログで個展の御紹介をした水彩画の甲本喜胤先生と生徒さん達が沢山来て下さいました。
あまりにも酷い風と寒さの中だったので、皆様ゆっくりと描く事ができなかったのではないでしょうか。。
いつも朝早くに静か〜に来園されて、静か〜に描いてお帰りになられるので、こちら側が散策してバッタリ出逢わないと来園されている事に気付きません(^_^;) 
全く主張されない先生なので、失礼ながら3年前迄は園内で出逢っても『おはようございます』『今日は暑いね』『今日は寒いね』『手入れが大変でしょうね』という会話をするだけだったので【いつも来てくれる絵の好きなおじ様】としか私は認識しておらず、詳しくお話を伺う迄は何処の誰だかわかりませんでした。
とても優しいタッチの水彩画を描かれる先生で、また新しいバージョンの絵ハガキを作って頂くお願いをしたので私達も楽しみです♪

夕方の撮影時も風が強く、なかなか薔薇もジッとしてくれませんでした。

本日の画像は【アプリコット ネクター】です。

F
アメリカ
Eugene S. "Gene" Boerner作出
1965年

エレガントで柔らかな雰囲気の杏色の薔薇。
フロリバンダにしては大輪で、強く甘いティー香を放ちます。
樹形は背が高く横張りですが、当園では密植気味に複数を一箇所に植えています。

今日は昨日の様な寒さはなく、少し気温も上昇したので終日鑑賞日和でした。
例年よりも今の時期にしてはまだまだ花数も多いので、お早めに御来園下さい(^o^)

本日の画像は【バタフライ ウィングス】です。
F
イギリス
W.D. Gobbee 作出
1976年

安定した白とピンクの覆輪花。
セミダブルの大きくヒラヒラとした花弁はまさに蝶の羽です。
想像もつきませんでしたが、銘花ピースを親にもちます。

もう一つの画像は【ブラッシュ ノアゼット】です。
N
アメリカ
Philippe Noisette作出
1814年


ノアゼット系統を確立させた重要な品種。
花色は透き通るような淡いピンクで、控え目なスパイシー香があります。
小輪の房咲きで、返り咲き性ですが四季咲き性と変わらない程の花付です。
全てが開花し、ブーケの様な状態も美しいのですが、画像の様に蕾が待機している状態も可憐で愛らしい花姿です。
小型つるバラとして使われる事が多い様ですが、当園ではシュラブ扱いにして自然に遊ばせる感じにしています。

今日も外は青空でポカポカと気持ちの良い気候でしたが、店内や日陰は羽織る物がないと寒く感じる1日でした。
その分、春の様に昨日見頃だった薔薇が今日はもう開ききっている…という様な事がないので、1輪を長く楽しめています。

本日の画像は【ガルテンツァーバー'84】です。

F
ドイツ
Reimer Kordes 作出
1984年

ベルベットの様な光沢のある弁質、整った花形が素晴らしく、今日は朝も撮影に…昼も撮影に…やはり実物に近い花色で撮影できたのはいつも通りの夕方でした。
花保ちが良く、高貴な印象の薔薇。
花名は『庭の魔法』を意味します。


もう一つの画像は【ダマスク クィーン】です。

HT
日本
長田 武雄 作出
(公益財団法人 日本ばら会 理事長)
2009年

別名【双葉の香り】
長田氏は福島県双葉町出身で、福島を始めとする東北の復興を祈願し、故郷に因んだ命名をされました。
2009年JRC銅賞&芳香賞 受賞
神代植物園長賞 受賞
 
昨年の11月にもブログに登場しましたが、紹介せずにはいられない理由は→
とにかく名前の通り、側を通るだけで濃厚な香りに惹き寄せられる薔薇。
秋は春よりも強く香っています。
1日に何度か園内を散策していますが、ダマスククィーンの前を通過する時は必ずクンクンと嗅いで『ん〜♪ダマスク〜♪』と恍惚としてしまう程です。

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