姫路ばら園便り

一昨日から昨日朝に掛け、凄い雨でしたね。閉園したので薔薇への影響も深く考えずに済み、カンカン照りが続いてたから水分補給に丁度いいかも。と楽観的に捉えていました。

そして諸事情により、敢えて報告も告知もしていませんでしたが、今日毎日放送さんのちちんぷいぷい『昔の人は偉かった』のコーナーで姫路ばら園が登場しました。
本当は言いたくて仕方がなかったのですが今日まで我慢していました。
↓映像↓

本日の画像は【マーメイド】です。

HB
イギリス
William Paul and Son作出
1917年以前

花色は柔らかなクリーム黄色で、5枚の花弁の一重咲き。
沖縄に自生するカカヤンバラ(ロサ ブラクテアタ)の交雑種。
鋭い棘をもち、甘く強い香りを放ちます。

遅咲きで秋までずーっと咲いている薔薇で、夏嫌いな私はマーメイドが開花すると、あ〜また夏がやってくるのか。。。という印象でしたが、今季は随分と開花が早かったです。

次の画像は名無しです。

浅見 均 作出
春に当園に来た薔薇ですが、まだ名前がないのですが、付けたい名前があるので近々命名される予定です。
ビロード調のシットリとした質感が上品で、花保ちも良く花型が大きく崩れません。

そして同じく浅見 均 作出【アーザム ブルー】です。
HT
1985年
あまり日当たりの良くない木陰に植えてあるせいか、視界に入るととても神秘的に感じる薔薇。

閉園したので当面ブログは何か出来事があった時だけ・・のつもりでしたが、今日早速出来事がありました。

1977年創立なので過去の写真は沢山目にしていますが、私が見た事がある中でも1番古い写真をオーナーが見つけて来て下さいました。
え〜〜!?白黒?!(笑)と、思わず口にしてしまいました。1978年の当園です。

これは1982年です。
現在の同じ場所の画像↓↓

そして【カマクラ】【ドーム】時には【秘密の花園】と呼んでいるものです。
今あんなに大きく成長した桐の木も当時は姿がありません。
現在の同じ場所↓↓

コツコツと毎年少しずつ手を加えて現在に至ります。

今日は事前に撮影の為という事で予約して頂いていたお客様、昨日の閉園を御存知なかったお客様がパラパラとですが御来園下さいました。

予約して頂いていたお客様です。
後ろ姿での撮影をお願いしました。
今日は風もなく、あまりの暑さに予定より早く切り上げる事になりました。

シチュエーションが向いているのか、数年前から特にゴスロリ系のコスプレイヤーの方々の姿を見かけます。
今日はたまたま閉園後だったので予約という形態でしたが、開園中は特に予約は必要ありませんので、前撮り・コスプレなどなど是非ご利用下さい。

画像は毎年閉園直前に紹介している【ロサ ブラクテアタ】です。
別名  八重山野茨(ヤエヤマノイバラ)
ハート形の花弁が愛らしい薔薇。
遅咲きなのでまだまだ蕾がビッシリです。

本日をもちまして
2017年度 春のばら園を
閉園致しました。

今季は何と言っても天候に恵まれ過ぎました。
開園期間43日間で開園時間にザーッと雨が降ったのは2度程ではないでしょうか?
お陰様で2万人超の御来園者数でした。
今季は例年より開園日が早かった事もありますが、それにしても開花がかなり遅れ、当初は『ガッカリされたくないからまだ来ないで欲しい…』というのが本心で…(^_^;)少しずつ気温も上がり、徐々に園内の色が増えていくとようやく『春のばら園らしさ』が確認できてホッとしました。
そうなると『今日が綺麗だから今日来て欲しいな』と日々思っていたものです。
実際に電話で『見頃はいつですか?』と聞かれると『今です。1日も早く来て下さい』とストレートにお答えしていました。
見頃の期間は毎日凄い数のお客様が見に来て下さり『目が回る様な忙しさ』と言うか、本当に忙しさで目が回りました。
今月に入ると徐々に薔薇もお客様も減ってゆき『ヒマやな…忙しい方が良かったな』と何とも身勝手な事を言ってしまうのですが、これは毎年恒例です。
そして、後1週間・後3日…とカウントダウンしてゆき、無事に今日を迎える事ができました。

明日からは園内の片付け、新たな薔薇の植え付けや移動、草抜き、補修などの作業に入ります。

本日の画像は【ロイヤル ハイネス】です。
HT
アメリカ
Swim&Weeks作出
1962年

花形、耐病性など総合的な観点でソフトピンクの超美麗花といわれている、上品なイメージの薔薇。
銘花ピースを親にもち、ティーの香りを放ちます。

次の画像は【カサノヴァ】です。
HT
イギリス
Samuel Darragh McGredy IV作出
1962年

ヒラヒラとした花弁と、ややグラデーションがかった花色が魅力。
HTですが当園では長く長く伸びてしまった1株はポール仕立てにしています。
銘花クィーン エリザベスを親にもつ巨大輪です。

次の画像は【丹頂】です。
HT
日本
京成バラ園芸 作出
1986年

白と赤色の覆輪は開花に従い花弁のふちの赤色が広がっていきます。
香りのバラ  ドフドボルケを親にもち、花名は丹頂鶴に因みます。


次は【いおり】です。.
F
日本
Rose Farm Keiji作出
2010年

薄ピンクとベージュを混ぜた様な色合い。
同作出者の【あおい】の枝変わり品種という事で、隣にはあおいを植えていますが、どちらも結構な数の房咲きになります。

今季も多数の御来園まことにありがとうございました🌹

今日は昨日よりも暑さを感じる好天で、お客様の殆どが日傘をさしている程の強い日差しでした。

春のばら園もいよいよ明日で終わりです。

昨日に引き続き、今日もダダダ〜っと紹介します。
【モーツァルツ レディ】です。
S
ドイツ
John Scarman作出
2003年
フワッとコロッとした花が房咲きになります。
昨年確実園本園の前野氏から2株頂いたもので、1株は地植え、1株は鉢植えで育てていますが、地植えよりも鉢植えの方が大きく成長しています。
↑画像ではわかりにくいのですが、割と大きな鉢です。

次は【花のみち タカラヅカ】です。


F
日本
確実園本園 作出
2015年

アイスバーグを親にもつので、強健で花付きは抜群です。
昨年苗売り場で発見し『??こんな変わった花名聞いた事ないけど何処の誰が作った薔薇??』と、前野氏に問い合わせ、詳細がわかった薔薇。
この薔薇が誕生した経緯を聞き、これはばら園に植えたい!と思い、割と思い切った数を注文したので、いくつかの場所で見られます。
宝塚駅から宝塚大劇場迄の遊歩道の名前に因みます。

次は【ドゥフト ゴールド】です。
HT
ドイツ
Tantau作出
1981年
鮮やかな黄色と大輪で波打つ花弁なのでとても豪華な印象です。
花名は「香る金」の意。
半剣弁高芯咲きでフルーツ系の香りがします。

次は先日フライングで載せた【ロマネスク】です。
HT
日本
浅見 均 作出

先日浅見先生が来園され、ロマネスクの経緯を伺っていた時に先生が『今ロマネスコって野菜あるやん?』と言ったので、私が『あ!もしかしてこの薔薇からヒント取ってロマネスコって付けたんかな?』と言った所『イタリア人がこの薔薇知ってる訳ないやろ!』と笑われてしまいました。
抜群の花付きの良さ、何と表現すれば良いのかわからない魅力的な花色が人気です。

次は【ドリー パートン】です。
HT
アメリカ
J.F.Winchel作出
1984年

どちらも香りのバラとして有名なドフトボルケ(別名 フレグラントクラウド)と、ネージュパルファムを親にもつので、このドリーパートンも同様に相当な強香を放ちます。
アメリカン・カントリーミュージックの第一人者のドリー パートンに捧げられた薔薇。

あちこち撮影しに散策したので、まだまだ紹介したい薔薇はあるのですが・・キリがないのでこの辺で終わります。

今日はとても良い陽気でしたが、あまりにもお客様が少なかったので本気でヒマ……という感じでしたが、珍客がいました。
 スッポン!?お客様から教えて頂き、急いで捕獲しました。
捕獲して大きなバケツに入れてみましたが、どうすれば良いのかわからないままです。


閉園迄あと2日。残り僅かなのにまだまだった紹介したい薔薇が沢山あるので、詳細は少な目にダダダっと今日綺麗だったものを紹介します。

右が【F.J.グルーテンドルスト】と左が【ピンク グルーテンドルスト】です。
【F.J.グルーテンドルスト】
HRg
オランダ
de Goey作出
1918年

花弁にカーネーションの様に切れ込みが入る独特な花形。
八重で房咲きになります。

毎朝喫茶内のテーブル用・トイレ用に花摘みをする際は革手を履かず素手で園庭に出るのですが、うっかりこの花を摘もうとしたらまずケガをします。
こんなに可愛らしいのに夥しい数の鋭いトゲに覆われているので注意が必要です。

【ピンク グルーテンドルスト】
HRg
オランダ
Grootendorst F.J.作出
1923年

F.J.グルーテンドルストの枝変わり種。
微香で、どちらもハマナスを親にもつので強健です。

次の画像は【タイガーテール】です。

F
アメリカ
J.E.Christensen作出
1991年
朱赤と白の絞り模様。

房咲き加減が凄い薔薇です

次は【藤娘】です。
HT
日本
小山内 健 作出
1991年

元々はテラスからすぐ見える特等席に植えていましたが数年前瀕死の状態になり、捨てる?いやいや、とりあえずダメ元で畑に植えてみよう。という訳で、瀕死だけど様子を見てみようという時に移動先にしている、いわば『保養所』扱いの畑へ動かした所、やはり元気になりました。

次は【クニルプス】です。
L
ドイツ
Kordes作出
1997年

冬に新たに仲間入りした薔薇ですが…
廃材のドラム缶を切ったものを再利用して植えています。

昨日に続き今日も朝から快晴で暑さを感じる一日でしたね。

今日は朝早くから浅見先生が来園して下さいました。
これだけの株数がある割に、致命的な病気に罹ったり枯れ込んでしまう事がないのが不思議なくらいですが、今日は当園に1本しかない品種がウイルス病に罹っていたのを先生が見つけ『どうする?ダメ元で半分根から切って様子見てるか?それとも思い入れがない薔薇なんやったら思い切って抜くか?』と。『ん〜じゃあ抜こうかな』と言ったものの、調べてみると品種も作出者もなかなか稀少なものだと判明し、実はそんなに思い入れはなかったのですが…途端に惜しくなったので、やっぱりダメ元の方法に変更しようと今考えています。
古い品種だとこの様なパターンになってしまい、公表では約800種3500株 と言いながら実際は900種程に増えている事が昨年わかりました。


本日の画像は【クレア ローズ】です。
ER(S)
イギリス
David Austin作出
1986年

オースチン氏の娘さんの名を冠しています。
雨に当たると花弁に雨班ができるのが難点とされていますが、薄色で花弁も繊細な為、まぁそんなもんだろうと思いますが・・オースチン氏には気に入られていないという話を耳にしました。
アイスバーグ/ チャールズ オースチンを親にもちます。
房咲きで花保ちがとても良い薔薇です。


次の画像は【嘉奈】です。
HT
日本
太田 嘉一郎 作出
1984年

この薔薇も昨日の薔薇同様で、検索しても殆どヒットしません。
太田氏は日本ばら会 九州支部長をされていた方で、花名は奥様の名前を冠しています。
当園に昔から1株しかありませんが、耐病性に優れているので長年に渡り病気にも罹らず春も秋も鮮やかで見事な大輪花を咲かせてくれます。

満開よりも咲き始めが可愛い紫陽花です。

今日は久々に暑くなりましたね。
早朝と夕方に灌水していますが、今日は昼過ぎには日当たりの良い場所の薔薇達は少ししんどそうな感じでした。


本日の画像は【あゆみ】です。
HT
日本
京成バラ園芸 作出
2009年

京成バラ園芸さんが創立50周年を迎えた事により発表した記念の薔薇。
褪色が少なく、ティー系の爽やかな香りを放ちます。
花名の【あゆみ】は、50年間世界中の人々にバラと夢と幸せを届ける為に歩んできた歴史と、これから歩んでゆく未来に願いを込めて名付けられました。

2007年JRC銀賞受賞
第1回国営越後丘陵公園「国際香りのばら新品種コンクール」銀賞受賞

あゆみのステムが長く、更に傾いてくれていたので、たまたま今日はマリア像と相まって素敵な写真が撮影できました。

次の画像は【アフリカーナ】です。
HT
日本
京成バラ園芸 作出
1993年

『薔薇らしい薔薇』です。
世間一般で薔薇といえば誰もがこの花色と花形を思い浮かべるのではないでしょうか?
ただ、検索してもこの薔薇が出てきません。台帳を見ると1994年に当園に植えられたもので、品種名に間違いはないのですが…あまり流通していないのかもしれません。


杏がボトボト落下しています。
フェイジョアが開花しています

今日も終日心地よい風が吹く鑑賞日和でしたね。
いよいよ春のばら園も残りわずかとなり、来園者様もグッと減少しました。
6月らしく当園でもあちこちで紫陽花が開花しています。
よく名前を聞かれるカシワバアジサイは、いつもチョンチョンと切り水に浮かべています。


本日の画像は【ケルナー カーニバル】です。
別名【ブルー ガール】
HT
ドイツ
Kordes作出
1964年

花色はグレーがかった藤色。
青バラには大体独特の香りがあるのですが、このケルナーカーニバルはその独特の香りは弱い方です。

どこを調べてもそんな事は明記されていないので、よくわからないのですが・・四季を問わず必ず何枚かが斑入り葉になります。


次の画像は【アメジスト バビロン】です。
 
Cl
オランダ
Interplant作出
2013年

花色はラベンダー色の花弁で中心が赤紫のブロッチ。
花付きがとても良く、耐病性にも優れています。
当園では少し前に紹介したピンク トルマリン バビロン、そしてムーンライト バビロン・ラルサ バビロン・この4種類をバビロンシリーズとして植えました。




今日は『ヒマ・・・』な1日でした。
あまりにもヒマなので、入園の受付もいつもの入口ではなく、苗売り場での入園受付に変えました。

遂に春の開園も残り1週間となりました。
全盛期に比べて随分花数は減りましたが、まだまだ今が綺麗な段階の品種もあります。

本日の画像は【アンレッツ】です。
HT
イギリス
Letts作出
1954年

花色はシルバーピンクで裏弁はややクリーム色の剣弁高芯咲き。
画像の様にとても巻きの美しい薔薇です。
直立性で太い枝が長く伸び、株はかなり大きくなります。
耐病性に優れており、日当たりもそう良くない場所に植えてありますが、変わらず元気です。

次の画像は【マザーズデイ】です。
Pol
オランダ
Grootendorst作出
1949年

鮮やかな濃赤でコロコロとした花を房咲きさせる愛らしい花姿。

前後に多くの枝変わり種をもつ品種です。関連しているので、当園ではシュネープリンセス・スプレーウィットと同じ場所に植えてあります。







今日は開園直後にほんの少しパラッと降りましたが、爽やかな風が吹く過ごしやすい1日でしたね。

春の開園中で最後のイベント『ふるさとの花と蝶&百人一首』が開催されました。
因みに、プログラムの上にあるのは岡本太郎氏の書です。
当園入口付近にも岡本太郎氏による『姫路ばら園』の石碑があります。


本日の画像は【サラスヴァティー】です。
HT
日本
寺西 菊雄 作出
2011年
中心に向かってやや濃い淡桃色のグラデーションが上品で美しい薔薇。濃い葉色とのバランスも良いです。
半剣弁高芯咲きでダマスクとフルーツが混じった強い香りを放ちます。
強い雨に当たるとボーリングしやすい性質。

第6回 国際香りのばら新品種コンクール  銀賞/長岡市長賞 受賞


次の画像は【コンパッション】です。
Cl
イギリス
Harkness作出
1972年
別名【ベル ドゥ ロンドゥル】といい、ロンドンの美  という意味をもちます。
強いダマスク香を放ち、花色はオレンジがかったサーモンピンクの大輪。
当園では三ヶ所に植えてあります。

いつもは2品種ですが、今日はもう一つ。
【サプライズ】です。
F
ドイツ
Kordes作出
1989年
別名【ゴールデン ホルスタイン】
強い陽射しや雨に当たっても褪色せず、いつまでも美しい黄色を保つ薔薇。
耐病性にも優れており、日本バラ会推奨品種になっています。

今日は度々ブログでも登場している私達の大切な仲間の結婚1周年の記念日でした。
優しい旦那様なので、きっと何かしらのサプライズがあるはずだと勝手に予想し、この薔薇を選びました♡

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