染み抜き職人 日名川茂 ブログ

■着物しみ抜き・和服染み抜きで鍛えたこの腕で、洋服の染み抜きも3代目染織補正職人日名川茂は、繊維製品品質管理士(TES)を元に、極めました。 どこに出してもできなかったシミ抜きをさせてください。人のできないことを可能にすることに生きがいを感じています。

悉皆やっかい なんのその わたしゃ 頑張るあなたのため!    ■津山にて、明治41年、日名川百太郎が「大阪屋染洗店」洗い張り、染み抜き、染物を立ち上げ、私の父日名川信夫が昭和20年戦地から津山に帰り、それを受け継ぎ、昭和30年クリーニング併設、そして、私、日名川茂は和服洗い張り、染み抜きを専門として、日本の文化を守るために、三代目としてがんばっております。 ■私は、昭和53年東亜染織美整所、太田義臣氏に弟子入りし5年間の就業の後、昭和58年より、久米郡美咲町にて営業しています。 ■本来、美絹糸院という名で、美術館・呉服問屋様・呉服店様の商品管理、染色補正をさせていただいていましたが、時代の流れの中、一般の方を対象を主体にと転換いたしました。 先代からの技術、東亜で教えていただいた、染色補正の技術を元に、和服だけでなく、皆様が普段愛用されている洋服の染み抜きを、染色補正で培った技術を基に、繊維製品品質管理士(TES)のライセンスをとりながら素材の研究、縫製の研究を、独自に開発し現在に至っております。 とにかく、職人が好きです。技術が好きです。手先のことが好きなんです。 人にできないことを可能にすることに生甲斐を感じています。修復して、補正して、納品させていただくとき、お客様が喜んでくださる笑顔が好きななんです。 とにかくしみ抜きが好きなんです。よろしく腕を見てやってください。お願いします。 ■自分の腕を試すために、他県に行って、染み抜き専門店に出されて、除去できなかった染み抜きをさせて下さいと、秋田・山形県・大阪・兵庫・岡山県南・広島・愛媛・福岡・長崎・佐賀・鳥取と宮本武蔵がやったように、私も腕を試すため、道場破りをして参りました。 自慢じゃないけど無敗です。本当ですよ。

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 ウエブを見て、これからもって行きます。といわれ、1時間30分ほどして来られました。 私的には、あまりにも簡単に行きますといわれたものだから、近くから来られるんだなと思っていたら、倉敷の水島から来ましたとのこと、本当に遠いいところありがとうございます。
 超気に入っている、デザイン、履き心地のパンツ(イタリー製)。症状は、洗濯時に漂白剤が散って、ぷつぷつと白く抜けてしまった。なんとか成らないか、ということでした。試験的に部分的に試みてみましたが、七割の修復しかならないため、思い切って、そめかえをご提案させていただきました。とにかく、着用できるように、色目もまかせるからということで、取りかかりました。
 1度染め 今ひとつ 2度染めもう少し 3度染め これならいい ということで チョコレート色に収まりました。
お客様に喜んでいただきました。


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素材 綿 パンツ

【  加工前 ↑ 】

【 加工後↓ 】
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【 参考加工料金 ¥8,500 S税別 】



お問い合わせは「ひな屋」まで  

お問い合わせは 久米商工会 「ひな屋」まで  


2月5日土曜日
今日は岡山の方から、悉皆業務で検索したら、ひな屋さんを見つけて、来させてもらいました。というお客様がご主人と男の子供さんと一緒に来られた。子供の入学・卒業式に向けて、紋をいれたり、裄を出したいので相談に乗って欲しいということです。紋は今まで入れたことない、紋でした。




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