今日では多くの商売で、割引クーポンを配布し、ポイントを付与しています。

これは、集客効果を高め、販売を促進させるためには効果的なようです。

しかし、割引クーポンを配布し、ポイントを付与での集客が慢性化すると、お客様は飽きてきます。
場合によっては、さらにお得な割引クーポンやポイントを求めるようになります。

万が一割引クーポンを配布し、ポイントを付与のレベルが低下したときは、お店に行かなくなってしまいます。


ある全国チェーンのラーメン店があります。

ときどき「餃子無料」のクーポンがチラシに印刷されて配布されます。
もちろん、そのお店を利用するときは、「餃子無料券」を使います。

無料ですから、使わない手はありません。
「餃子無料券」が手元にないときは、そのお店を利用することはありません。

ところが、あるときから「餃子無料券」が配布されなくなってしまいました。
理由は、わかりません。

当然のことですが、「餃子無料券」がありませんので、そのお店を利用することはありません。
別のお店があり、必ずしもその店を利用しなくても空腹を満たすことができるからです。

そのお店に行かなくなって半年ほどになります。
そのお店の看板が外されていました。