ご無沙汰しています。

半月間ほど実際に体験しての労働環境の調査・研修をしています。
ある事業所の作業において、臨時に招集したアルバイトが効果的に作業を遂行しているかの体験確認です。

アルバイトが効果的に作業を遂行できなければ、精神的な余裕は生まれません。
余裕が生まれなければ、自主的に行動できる体制はできてきません。


短期のアルバイト招集ですから時給は多少高くなっています。
今回は、基本的に短期のアルバイト招集で素人です。

その素人が機能的に行動できるようになるためには、作業方法の指導がとても重要です。
ですが、実際には約5日を経過していますが、アルバイトが効果的に作業を遂行しているようには見えません。

少し高い時給で募集をすれば短期のアルバイトは集まります。
しかし、その短期のアルバイトはあくまでも素人集団です。

少し時給を上げて募集をすれば、人は集まります。
まだまだ究極的な人手不足ではありません。

ただ、せっかくアルバイトを集めても、活かせなければ価値がありません。
今までのところの評価では、この事業所では効果的に短期アルバイトを動かしていません。

見たところ、指導者に問題がありそうです。
指導者もまるで素人集団で、アルバイトを募集する以前に作業の指導者の教育が必要に思います。

事業所には、何人かの作業指導者がいます。
作業指導者は、全般的に高齢で、60歳代の後半から70歳代のアルバイトもいます。

聞き取り調査によれば作業指導者もアルバイトで、短期アルバイトよりも時給が安いと言っていました。
作業指導者の若返りと待遇改善が必要です。

アルバイトであろうが、パートであろうが良い指導者のもとで自信を持って働ける環境が必要です。
作業を効果的に遂行できる環境を作り、その先に「サービス業の品質」があります。

例えば、飲食店で、アルバイト店員の作業が未熟で、思うように作業が遂行できなければ、お客様への配慮などできるはずがありません。
お店の汚れやゴミがあっても目に入りません。

事業所の作業でも同様です。
効果的に作業を遂行できる環境ができなければ、結果的に素人集団のままで終わってしまいます。

良くない労働環境や作業の不効率が労働生産性を高められない原因のようです。

OECD加盟国の中で、労働生産性では日本は20位と報告されたようです。
何となくわかるような気がします。