昨今の消費社会、気になることばかりです。
お店などでのお客様対応では、好感が持てないことも頻繁に目にします。

サービス業の精神が見えない!

どこに行ってしまったのだろう!
あの気遣い、気配り・・・・思いやり・・・

消費者は、総じて規模崇拝、権威崇拝、数字崇拝の信仰者です。
このことは、頻繁に私が言っていることです。

ほとんどのお客様は、お店や商品、サービスの選択においてこれらの信仰を基本にしています。
選別が楽になりますし、まったく間違っているとは言えないからです。

これを事業者側の論理で考えると、大きな会社やチェーン店は絶対に有利です。
大きいだけで有利です。

そこに有名な会社であればなおさら、実績があれば非の打ちどころがありません。
お客様の選択は、規模崇拝、権威崇拝、数字崇拝で、ほぼ間違いはありません。

ところが、

大きな会社やチェーン店にとって絶対に有利な消費者の規模崇拝、権威崇拝、数字崇拝ですが、ときどき間違いが生じます。

寡占や独占などによる弊害です。
公正取引委員会が監視していますが、入札における談合などもあります。

私たちは、規模崇拝、権威崇拝、数字崇拝の信仰者だからと言って、甘い選択をしていてはいけません。
私たちが浮かれている間にどんどん事業者優先の社会になっているのです。

ですが、簡単に抵抗できるものではありません。
自分たち消費者は、総じて規模崇拝、権威崇拝、数字崇拝の信仰者だからです。

寡占や独占が良くないことと理解しつつ、実際には応援しているのです。
場合によっては、「強いのだから仕方がない!」と容認してしまうこともあります。

サービス業の精神についても同様のことが言えます。
人口知能(AI)の進化、デジタル化、高速化などで、サービス業の精神が軽視される傾向になっています。

スピード優先、便利さ優先、効率化優先です。
消費者は、その消費社会に巻き込まれている過程にあります。

ある人は、「日常の不満やストレスを非日常で癒せ!」と言います。
消費社会の不満やストレスを、気遣い、気配り、思いやりがない旅行などの非日常の行動で癒せと言うのです。

その割に、収入が増えない・・・・

大きな会社やチェーン店が、サービス業の精神から逃げている雰囲気が伝わっているでしょうか。

今回の消費税率変更の対応策・・・
ポイント還元、対応レジの導入などで、小さなお店までも巻き込んでいます。

スピード優先、便利さ優先、効率化優先を消費者に押し付けるだけでなく、個人事業や小さな会社にも押し付けようとしています。


消費者のすべてが、今日のようなスピード優先、便利さ優先、効率化優先を期待しているわけではありません。

ある人は、消費社会から逃避して自然の中で自給自足の生活に挑戦しています。

ある人は、個人事業や小さな会社を応援しています。

応援する理由は、心地良い居場所が欲しいと考えているからです。