2007年04月

2007年04月30日

デジタルチャンデバは便利だが、音に問題がある。
で、dbx Drive Rack PAのパネルを見てみると入力インジケーターは-30dBのランプが時々点灯するだけ、つまり極小レベルで入力された信号はAD変換され、その後デジタルで各種エフェクトを受け、さらにDA変換されているのだ。これは絶対良くない。ここでPIONEER C-AX10を思い出した。C-AX10も小音量ではスカスカでまるで駄目で、このデジタルボリュームでも同じ現象が起きていたのだろう。これがかの有名な「ビット落ち」というものか?何をいまさらって感も無きにしもあらずだが。

デジタルオーディオに日本で一番詳しい(?)某氏に訊いたところ、「その通りです。他のデジタルプリでも同じことが起きています。デジタルチャンデバで通常使用に耐えるのはaccuphase DF-35、45くらいしかないでしょう。」とのお答えだった。

しかしそのDF-45ですら、超高能率(高ゲイン)オールGOTOの無藤さんちでは劣化が明らかだった。
2chプリ>DF-45という通常の使い方でも聴かせてもらったが、申し訳ないが、正直ガックリきてしまう程、ガリガリに痩せた艶のない音になってしまった。これではGOTOを使う意味がない。凄まじい劣化だ。
そこで無藤さんはSCD-1のデジタル信号を直接DF-45に(フルビットで)入力し、DF-45の後ろに(4ウェイマルチなので)8chプリを入れてビット落ちを完全に回避していたのだ。
デジタルは便利だが、正しい使い方をしないと非常に大きなデメリットが生じる。マルチアンプの道は険しい。

AE86さんも同じような使い方をしていた(↓)
http://www2.plala.or.jp/takatsugu/2004project.html

hinumachan at 23:41コメント(0) 
使いこなし 
9bf635f9.bmpで、特性をとってみると案の定、100Hz以下の低音は中音に対して15dB落ち。また箱とユニットのミスマッチだと思うが、200、250Hzにはディップまで出てきている。
音楽も聴けないことはないが、高音が伸びているだけにハイ上がりで長時間聴くのは辛い。
ということで、駄目もとでバスレフ箱に入れてみたが、全域にしろ、ウーハーとして使うにしろ、315Hz以上を抑えないと使い物にならない。
208ES-Rにはやはり底抜けの共鳴管が良さそうだ。

hinumachan at 22:45コメント(3) 
コンポ 
b7594f43.bmp炭山先生設計SW-Jr.(2分割)、33L、fd=39Hz(AA誌No.104)。写真右。
これに208ES-Rを取り付けたてみたが、先の22L箱(写真左)と音は殆ど変わらない。特に期待した低音はからきし出ない。FW-208N用の設計なので仕方がない。


hinumachan at 22:32コメント(0) 
コンポ 
ba486c63.bmp引越し前の話になるが、MID BASS(168HP)とDDD(trobadour 40)のクロスを連続可変してみたいとdbx Drive Rack PAを入手した。有名なBehringer DCX2496でも良かったが、dbxの方が高性能だという話をきいて決定した。
F-25(500Hz/-12dB/oct)と交換し、D3さんお勧めの500Hz/-6dB/octにして聴いてみると確かに全域のつながりがとても良くなる。透明度も高く切れもよい。
クロスはつまみ一つで可変できるので、目を瞑ってベストを探したらなんと800Hz〜1000Hzになってしまった。
trobadour 40を測定すると300Hzからフラットに出ているので、理屈ではMID BASSは300Hz以下をカバーすれば良いように思ってしまうが、それではブラスの厚みやボーカルの肉声感が出ない。簡単に言えば、アポジーを下手にならした時のようなシャラシャラした軽い音になってしまうのだ。で、聴感上はそれでは駄目でもっと上の中音までMID BASSで補強しないといけないようだ(ジャーマンの市販完成品についてはノーコメントとさせてもらいたい)。

これは良いと喜んで聴いていたが、2、3日したらなにか躍動感がなくつまらない、スッキリしすぎた音に思えてきた。デッドな感じで、つまらないのでつい音量を上げたくなる。透明度、解像度などは文句なしなのだが、聴いていてつまらないのだ。
ひょっとしたらこれはdbxのキャラクターではないかと自作パッシブフィルターに換えたらやはりこちらの方が自然だ。
最初は余計な音が出ないスッキリ透明な音に感動するが、しばらく使っていると違和感が出てくる。モグラも同じだったが、デジタル機器は四捨五入したような音になる傾向は残っているようだ。


hinumachan at 07:57コメント(0) 
コンポ 

2007年04月29日

f3b78dda.bmp音場小僧さん邸。ハイエンド系の後方音場展開をD-58ESで出そうと言うのが音場小僧さんの目標だ。
今回はP-70VUとDAC64Mk2を結ぶデジタルケーブルをTimeload製からベルテック製(10万?)に変更しててきめんに高音の歪が減ったと言う。これで全てのケーブルがベルテックになったことになるのだろうか?(機器については2006/10/9〜10を参照)
音場小僧さんはいわゆる優秀録音しかかけないし、いつも同じソフトなので変化が分かりやすい。クロック周波数も88.2KHzから44.1HKzに変更(アップサンプリングは中止)しているので、ケーブルの違いとは断定できないが、パイプオルガンの高音の移動が掴みやすくなっているように感じられた。
基本的な音は前回と変わりなく、最新のSWとSTWによる広いFレンジ、極めて頑丈な部屋によると思われるDレンジの広さが感じられる。D-58ESの後方に空間を取ったセッティングは後方定位を見事に実現しており、パイプオルガンは降り注ぐまではいかないが、ちゃんと高さが表現できており、音場小僧さんの目的は実現されている感じがする。
僕が気になったのは、高音がシャープでオーディオっぽいことと、中低音〜低音が膨らみ太鼓の輪郭がハッキリしないことだ。
低音はD-58ESと部屋のライブネスの相乗効果だろう。
また部屋の影響を逃れるための直角三角形のセッティングはマルチモノの定位(5点定位ソフト)は苦手らしい。

音場実験のためのエクリプスもあり、対向設置して鳴らすとあら不思議、D-58ESの方からコーラスが聴こえてくる。しかし完全なハイ落ちだ。いやこの場合、ハイ落ちだから奥行き感が出るのかもしれない。
音場追求の道は険しい。

hinumachan at 08:27コメント(10) 
訪問記 
数年前まで、うちはTE27さんちと同じスピーカー(208ES+0506)を使っているというのに音は雲泥の差で、行く度に使いこなしと部屋の違いを痛感させられた。
で、うちの音は信用できないので、たびたびコンポを持ち込んだ。

特に印象に残っているのは
CD(CDT)については、ESOTERIC P-70はいかにもオーディオっぽい音だったし、MALKLEVINSON No.390SLはS/Nの良いストイックな音だった。
プリのC-290Vは恐ろしく押し出しと厚み、ゆとりのある鳴りっぷりで、いまだ歴代ACCUPHASEでは最高であることは間違いなさそうだ。強力な電源が効いている。
パワーはLo-D HMA-9500(MK供砲倭完茲離愁螢奪疋優垢叛擇豺みにおいてはハイエンドアンプを寄せ付けない。これは名器だ。

印象が全く違ったコンポもある。
PHILIPS LHH-A700、これは我が家ではHMA-9500と似た音を聴かせたが、TE27邸ではDレンジ(fff方向)の伸びのない痩せた音でガッカリした。
反対にSONY TA-N1はうちではHMA-9500を上回ることはなかったが、TE27邸ではあっさりと素晴らしい音で鳴ってしまった。
これはおそらく音圧の違いだと思う。当時、あちらはうちより10〜20dBくらい大きく
こちらが0.01Wオーダーでも、あちらでは1W近く出ていた筈。その違いだろう。
CDやプリでは全くと言っていいほど印象は同じだったが、PIONEER C-AX10だけは例外で、うちではスカキンで全く駄目、C-2105Vの方が良いくらいだったが、TE27邸ではチャンデバ機能を使う、使わないに関わらず、シャープで微粒子の良い音を聴かせていた。
これは何故か?最近になって理由がやっと分かった。

http://www.kcnet.ne.jp/~te27/Diary03_02.htm
↑ 2003/2/27日記
アナログを超えたと思えた最初で最後の経験。DAC-64の2台使い。
インピーダンスマッチングなんて関係ない。とにかく凄かった。
同年4月、5月にはC-AX10の2台使いもある。懐かしい。

hinumachan at 07:56コメント(0) 
コンポ 

2007年04月25日

bbc78795.bmpエンクロージュア内の定在波対策グッズ
FOSTEX HPサウンドリフレクター
面白そうだけど、使ってる人の話はついぞ聞いたことがない。きっと売れていないに違いない。

FOSの営業の人へ

これ、5個で5040円でしょ。こんなもん、奇数で売ってどうすんですか?
普通に使ったら1個余るじゃない。片chに5個使えって・・・?そんな贅沢は誰もしないでしょう。
布団圧縮袋みたいに近所の奥さんと分け合うもんでもなし・・・
僕なら2個で2500円にして売りますけど・・・
それか、4個で5040円だけど今なら1個サービスとか・・・あ、それじゃ今と同じか・・・

hinumachan at 22:45コメント(4) 
コンポ 

2007年04月22日

7f329863.bmp高橋名人(ハドソンじゃなくて)の店の頃、2回行ったが、今は弟子が営業している。駐車場は相変わらず県外ナンバーが多い。東京から高速に乗って車で山道を迷ったあげく蕎麦を食いにくるのだろうか?
モツも天麩羅もない。ストイックだ。

蕎麦の香りとあわあわした甘さがあるのは凄いけど、腹ペコだったのでお代わりして(大盛りはない)、840円×2=1680円なり。高すぎ!
近くに来たついでなら記念に良いかも。。。
蕎麦屋は回転率が良いから流行れば儲かりそうだ。

hinumachan at 18:13コメント(2) 
食べ物 
FE-208ES-Rネッシー編
発売になったばかりのFE-208ES-Rをネッシーに装着されていたFE-208ESと交換した時の感想です。
正直今回FE-208ES-R発売には何の期待も持っていませんでした。
期待が無いというのはD-55のときから限定ユニットを買い続けてD-58ESまで使った経過からそもそもFE-208ES以上のユニットが出来るのかという思いがあるからでした。
取り付けギリギリの反発磁気回路はお化けで、これ以上のものが作れるとは思えないし、20cmの口径の振動板が口径の制約を超えて良くなることは考えられない、と思っていたからです。

交換したのは普通のラワン合板で作られた普通のネッシーです。
FE-208ES-Rに交換して直ぐに音を聞いてみましたが、まず驚いたのはトゥイターが要らなかった事です。
それなら、と意地悪ソフトのベトナムやフィンクをかけてみましたが、中高域が歪まないのには驚かされました。
FE-208ESでは耳の穴を引っ掻き回すような猛烈な歪みが出ます。
こちとらそれが嫌でFE-208ESの上に三つも四つもユニットを乗っけた経緯があるわけでこれはものすごい事だと思いました。本当に20cmか?
超高級なトゥイターと比較するとさすがに幾分押しが弱い感じがしましたが、FE-208ES-Rよりも遥かに高額なトゥイターの話で普通のトゥイターなら全くの互角、下手なトゥイターなクオリティを下げてしまうのでいらないと思います。
しかもドライブしていたアンプはそんなに高級品というものでもなかったので
アンプが良ければ全然問題ないのかもしれません。
音の傾向としては全く紙の音がせず一体何の素材の振動板なのか聴いただけでは
皆目判らないのですが、シャープでデッドで無機無着色な印象です。
一般的な使用では、これ一発で十分なクオリティがあります。
色々聞いてゆくともっと高いところがもう少し欲しいな、と思いはじめましたが、考えてみるとマグネシウムのT500AMKIIは500Aとは違ってまさにスーパートゥイターなのでピッタリだという事に気が付きました。してやられた、という感じがしました。
FE-208ESと比較してみると音場が格段に広いのと、リスニングポイントで
顔を動かしても音があまり変わらないという広い指向性を感じさせる事にも驚きました。
指向性というのは振動板の口径で一方的に決まってしまうもののはずですが、振動板の口径も構造もESとES-Rに違いはありません。なのでこれは謎です。
ES-RはESの反発磁気回路故の長いボイスコイルが短くなったことと、磁気回路に純鉄が使われているとの事、そして振動板の素材が違うとの事ですがそれらがどうして指向性に影響するのかは全くわかりません。
それと、音量を下げても音が詰まって鈍くなる感じがありません。ESの時はそれ以前のユニットと比較すると明らかにローレベルの反応が悪く、常に大きな音量で使っていないと途端にレンジが狭まり反応が鈍くなってしまっていましたが、今回はそういう感じが一切ありませんでした。
じゃあ、低域はどうだ、とばかりにテストしてみましたがESの時に使用していたサブウーハーを使うと低域がダブついて格好悪い。
結局サブウーハーは切ってしまいましたが、ES+サブウーハーの時よりもクオリティが高く量感も出てびっくりしました。ウーハーより低音が良いフルレンジです。
音の傾向としてはタイトでデッドな印象でモニターSPのような感触です。
今回入れ替えて音を聞いてみて唸ってしまいました。
以前FE-208ESにつけた注文に全て応えてあると思いました。
というよりもFE-208ESの延長線上のユニットではなく音色も含めて全く別種のユニットのように思われました。かつて聞いた同社のモニターSPに最も近い印象で、かのRS-2の3つのユニットを1つのユニットに一体化してしまったというのが一番近い感じがしました。ですのでFE-208ES-Rというよりは別ラインの機種として
RS-208ES-Rと命名したほうが良かったのではないかと思われました。

実は先日のラジオ会館の試聴会に出席していたのですが、今にして思うとこのユニットの性質はトゥイターが要らない以外は殆ど判別できるような条件では無かった様に思います。試聴会での印象はまるで良くなく、落胆して帰ってきました。
ネッシーとの相性は抜群で、交換すれば予想外の恩恵が得られました。


注)FOSTEX RS-2:確かに音色は似ている気がする。部屋の限界はあったが中高音は素晴らしかった。(↓)
http://audiodiary.exblog.jp/m2006-07-01/#3405547

hinumachan at 17:39コメント(0) 
コンポ 
fddc8650.bmp新ユニット装着一週間。SWとT-500A兇脳絏爾鮨ばしている。SWはシャープなフィルターで超低音のみ、T-500A兇離優奪肇錙璽も22KHz/18dB/octで、耳をつけると「チッ、チッ」と鳴っている程度だ。

最初、センター定位が掴みにくく、位相がおかしいように感じた。低音は十分出ているので、逆相ということはなさそう。音もまとまりがなく?という感じだ。

そこで、SWを切ってもらうが変化なく、さらにT-500A兇鮴擇辰討發蕕ぁ208ES-Rだけにしてもらうと、これは素晴らしい。S/N感の極めて高い軽い中高音。定位も良い。低音の量感も十分で、ウーハー以上に分厚くヘビー級だが、立ち上がりが良く、キックドラムは丸い輪郭が見えそうなほど鮮明でドスが効いている。
ヘビー級の低音と軽量級の中高音のマッチングが気になったが、現状でもフルレンジ1発のSPとして最高ではないだろうか?ラジオ会館のD-58ESの低音はスカスカだったので、この低音はユニットのキャラクターではなさそうだ。

岡見さん宅訪問の前後で2回聴いたので、岡見さんのD-55(208ES)との比較になるが、中高音については旧208ESとはクオリティーがまるで違い、部屋の違いを完全に超えてしまっている。エージングの違いに関係なく、208ESと208ES-Rの中高音の反応性、透明度はまるで違う。と言うか208ESを嫌いなだけかもしれないが。。。

いずれにしても低音は箱の設計、調整(吸音など)と部屋で決まるようだ。

hinumachan at 11:08コメント(0) 
コンポ