2009年02月05日

marumasa邸(オーディオ)

c65875d0.jpghttp://marumasa2001.web.infoseek.co.jp/
豪邸の広いリビングルームの隣にオーディオルームがあり広さは6.4m×4.8m(約19畳)で天井も高い。床はガチガチではないが2Fとしてはかなり頑丈。高音デッドな感じだ。
映画鑑賞をするmarumasaさんのオーディオは実にシンプル。
デノンDVD-3930+ソニーTA-DA7000ES(同軸デジタル接続)+D-55(FE208ES-R+T500Amk2/FOSTEX CS 0.33μF+0.18mH)の3点である。個人的には、D-58は下まで伸ばしすぎでいわゆる低音域が凹むように感じられ、レンジに制限はあるがD-55のサイズが限界と思う。

音は、一聴してHiFiで抜けがよく透明度が高い。音が複雑に重なっても平然と分解し決して重くならない。
たいへんシャープな高音なのだが、歪み感や耳に突き刺さる感じは皆無、グラニュー糖の粒子がサラサラと放出されるような中〜高音。これはフォステクスの最新ユニットとソニーのデジタルアンプ(S-master)の相乗効果と言ってよいだろう。脂肪分たっぷりの洋食ではなくてさっぱり和食。
低音重心はやや高いが風のように速い。うねりや重量感よりも軽さとスピードを感じさせる低音である。
一部のソフトで、中低音に僅かにこもりに似たエコーがついているように聴こえたが、部屋(リスニングポジション?)のせいかもしれないし、中〜高音が綺麗すぎるためにいよいよ直管繋ぎのBHの欠点が出てきたのかもしれない。

FE208ES-Rは使い始めはソニーのヘッドホンCD900STに似た人工的な音がして、エージングが進行するにしたがってピークは収まりハイエンドが伸びてかえってツイーターとの関係が難しくなるようだが、marumasa邸ではうまく繋がっている。2次のフィルターで微かに鳴っているだけなので勿体無い気がするくらいだ。

アンプは以前はアキュフェーズのC-275+A-20を使っていたそうだが、某所で長岡スピーカーがTA-DA9000ESで素晴らしい音で鳴っているのを聴いてTA-DA7000ESに交換したと言う。超マッタリのA-20から交換では激変だったのではないだろうか。
いづれにしても3mの距離で大音量再生も可ということからTA-DA7000ESはベストな選択ではなかろうか。
更に4m、5mと距離をとって聴く場合には、押しの弱いES-Rでは物足りなくなり、もっとデッドでタイトな音調のアンプが欲しくなると思う。

映画音声は、天井近くにFE138ES-Rの密閉箱を4本(サラウンドとサラウンドバック)設置した6.0chで、繋がりの良さにとても感心した。
やはり映画の場合はサラウンドスピーカーは高い所に設置する方が良いようだ。



hinumachan at 23:02コメント(0) 
訪問記 

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星