私たち、ヨーグルト農法りんご栽培では冬期を利用して各地で普及活動を行なっています。そんな中、生産者の方々との雑談のなかで良く話題になるのが、無農薬りんご栽培で有名な木村さん(青森)の話題・・・・・???
皆さん・・・・無農薬りんご栽培についてそれぞれの意見を持っています。・・・・・・??? 何時ものことですが、雑談が終わる頃・・・・「木村はすごい」・・・・「誰もやらなかったことをやったのだから」・・・・で皆さんの話が統一して終わります。

全国各地での勉強会風景・・・・ヨーグルト農法りんごはすぐ売り切れに・・・・
雑談のなかで最も多い質問は・・・・「無農薬りんご栽培をどう思いますか」・・・・です。
私は何時も同じことを話しています。
どんぐりの木の成長環境を見て・・・・これだ・・・と思ったの くだりがありましたね。 彼はあの環境を自分のりんご圃場に取り入れたことから無農薬栽培が始まったと思われます。
山の土壌環境は長年に渡って堆積した腐葉土に覆われています。さらに、その腐葉土のなかには膨大な量の且つ多種類の微生物がそれぞれの目的をもって働いています。(分解、活性) したがって、土壌内には分解された様々な物質や養分が蓄積され、地力(微生物量)を蓄えた大地が形成されています。
木村さんのりんご圃場では草刈をしないそうですね・・・・・草のなかでは様々な生物が共生しながら生きていますね(天敵作用)、その環境をりんご栽培に利用しているようですね。私はこのこととは別の方向からの自然作用を考察しています。
やがて冬が来れば、草は枯れ土壌表面に蓄積されます・・・・枯れた草に、枯草菌が付くことから始まり成分が分解されるまで繰り返し多くの微生物によって分解されます。・・・・したがって、このことは上記示した自然界と同じ作用がりんご圃場でも行われていることを示しています。・・・・(りんご栽培が可能な圃場が出来たことを示す)
一方、木村さんの無農薬りんご栽培が成功した背景には、林檎の樹があまり窒素成分を求めない、ことがあると思います。 もし・・窒素成分を多く求める性質の植物であったのなら成功はなかったのではないでしょうか。
自然界で生成される植物の成長成分とそれを吸収して成長する成分量が同等でなければ成立しないのではないでしょうか・・・・???
さらに、木村さんは圃場にSS噴霧器(車両)を入れない工夫をしています。土壌環境を良好に保つため、土壌内の団粒効果と土壌が硬くならないようにして根の成長を促進することで少ない養分をより多く吸収する効果を得ています。
また、木村さんは無農薬栽培の成功まで10年の歳月を要しています。
上記に示した自然界養分生成作用で無農薬りんご栽培が成功したのか・・・・と言えばそうではありません。成功への一つの因子になっていると思っています。10年もの時間が経過すると言うことは植物を形成する基本的生命作用が考えられます。つまり、遺伝子作用が何らかの形で影響していると考察します。林檎の樹が病気になりますと、沢山の身を付けることが良くあります。沢山の種を作ることで子孫を残そうと遺伝子が命令すると思われます。
このようなことから、無農薬栽培が始まることで生育環境が厳しくなってきます。そのとき林檎の樹はなんとか生き延びようとするでしょう・・・・そのとき環境に左右される分野の遺伝子変異が行われるのではないでしょうか。
長くなってしまいました。 また書きます。