2011年04月09日
心が震える
先月、こちらの書籍の著者で元ソニーの出井さんを初めて間近で拝見しました。

日本進化論―二〇二〇年に向けて (幻冬舎新書)
クチコミを見る
それは、この↓インターネット番組に出演した際のこと。
【スペシャルライブ】「がんばろう日本!復活!日本経済!日本を元気に、より早い復興を祈って・・・」
出井さんが話をしている内容はもちろんのこと、その姿や発せられるパワーやオーラに心が震えました。
当たり前ですけれど、私などとは人間のレベルが違います……。
恐ろしいような、武者震いがするような、今までに体験したことのないような感覚でした。
挨拶や名刺交換をできる環境にいましたけれど、自分の浅はかさや薄っぺらさを見透かされるのが怖くて見てるだけで精一杯でした。
誰かと向き合って話をしたり時間を割いていただいたりするには、準備が必要だと考えています。
これまでも、いろいろな方と向き合う前に、自分なりの準備をしてきました。
もちろん、人生の先輩方やさまざまなプロフェッショナル達に、知識や経験では到底およびません。
いくら準備をしても、準備しきれるものではありません。準備不足を反省することもしばしば。
だからこそ最低限、真剣さや情熱などといった心の準備ができていないと、時間を割いていただく資格がないと思うのです。
偉業を成し遂げてきた方ほど、どんな人間にも真摯に対応してくれます。
あの日、私が話かけても、出井さんはきちんと相手をしてくださったのだと思います。
一流といわれる人ほど、相手を年齢や肩書きや学歴や経歴で見るようなことはしませんし、まっすぐに向き合ってくださいます。
でも、だからこそ、準備ができていないと怖いですし、失礼でもあるのです。
その日、出井さんの前に立つ資格は私にはないと感じました。
せめて少しでも、その言葉を理解できるようになりたいと思い、手に入れたのが冒頭のご著書です。
この本を読んで、また心が震えました。
恐ろしいような、武者震いがするような、そんな震えを感じました。
これからの日本に対する提言で震災前に書かれたものです。
そして、震災後に読んでもまったく古くなっていない、むしろ、そこから日本が進むべき道を照らしてくれているような内容が詰まっています。
日本はこれから、国も地域も企業も研究機関も一体となって、新世紀の都市インフラを総合的に整備し、それを世界に輸出していくことができるはず。
日本のエンターテインメントをもっともっとインターナショナルな複合産業に育てられるはず。
それだけにとどまらず、日本の現状、世界の中における立ち位置、日本の強み、これから日本が進めるはずの道について、出井さんの具体的で力強い言葉がつづられています。
震災によって破壊されてしまった地域を、出井さんのおっしゃるような国家レベルのプロジェクトとして新しく作り上げることができるのなら、そのためのファンドでも作って投資したいと感じました。
寄付も国債も税金も必要かもしれませんが、未来のビジョンのもと、投資として資金や事業のための資源を集めて、長期的な視点で開発をし、広い意味で利益を得られるような方法を見出すことができたら、と感じました。
正直なところ本書をきちんと理解できたとは言えません。この本を理解するには、まだまだ自分の視野が狭すぎて、消化不良でもどかしささえ覚えています。
でも、数年前から感じていた自分の中のもやもやとしたパラダイムシフトと向き合うためのヒントをつかめたような気がしています。
考えると同時にできることから一つずつ。
明日は選挙という方も多いはず。私も投票に行ってきます!!
世界中が笑顔で満たされますように。

日本進化論―二〇二〇年に向けて (幻冬舎新書)
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それは、この↓インターネット番組に出演した際のこと。
【スペシャルライブ】「がんばろう日本!復活!日本経済!日本を元気に、より早い復興を祈って・・・」
出井さんが話をしている内容はもちろんのこと、その姿や発せられるパワーやオーラに心が震えました。
当たり前ですけれど、私などとは人間のレベルが違います……。
恐ろしいような、武者震いがするような、今までに体験したことのないような感覚でした。
挨拶や名刺交換をできる環境にいましたけれど、自分の浅はかさや薄っぺらさを見透かされるのが怖くて見てるだけで精一杯でした。
誰かと向き合って話をしたり時間を割いていただいたりするには、準備が必要だと考えています。
これまでも、いろいろな方と向き合う前に、自分なりの準備をしてきました。
もちろん、人生の先輩方やさまざまなプロフェッショナル達に、知識や経験では到底およびません。
いくら準備をしても、準備しきれるものではありません。準備不足を反省することもしばしば。
だからこそ最低限、真剣さや情熱などといった心の準備ができていないと、時間を割いていただく資格がないと思うのです。
偉業を成し遂げてきた方ほど、どんな人間にも真摯に対応してくれます。
あの日、私が話かけても、出井さんはきちんと相手をしてくださったのだと思います。
一流といわれる人ほど、相手を年齢や肩書きや学歴や経歴で見るようなことはしませんし、まっすぐに向き合ってくださいます。
でも、だからこそ、準備ができていないと怖いですし、失礼でもあるのです。
その日、出井さんの前に立つ資格は私にはないと感じました。
せめて少しでも、その言葉を理解できるようになりたいと思い、手に入れたのが冒頭のご著書です。
この本を読んで、また心が震えました。
恐ろしいような、武者震いがするような、そんな震えを感じました。
これからの日本に対する提言で震災前に書かれたものです。
そして、震災後に読んでもまったく古くなっていない、むしろ、そこから日本が進むべき道を照らしてくれているような内容が詰まっています。
日本はこれから、国も地域も企業も研究機関も一体となって、新世紀の都市インフラを総合的に整備し、それを世界に輸出していくことができるはず。
日本のエンターテインメントをもっともっとインターナショナルな複合産業に育てられるはず。
それだけにとどまらず、日本の現状、世界の中における立ち位置、日本の強み、これから日本が進めるはずの道について、出井さんの具体的で力強い言葉がつづられています。
震災によって破壊されてしまった地域を、出井さんのおっしゃるような国家レベルのプロジェクトとして新しく作り上げることができるのなら、そのためのファンドでも作って投資したいと感じました。
寄付も国債も税金も必要かもしれませんが、未来のビジョンのもと、投資として資金や事業のための資源を集めて、長期的な視点で開発をし、広い意味で利益を得られるような方法を見出すことができたら、と感じました。
正直なところ本書をきちんと理解できたとは言えません。この本を理解するには、まだまだ自分の視野が狭すぎて、消化不良でもどかしささえ覚えています。
でも、数年前から感じていた自分の中のもやもやとしたパラダイムシフトと向き合うためのヒントをつかめたような気がしています。
考えると同時にできることから一つずつ。
明日は選挙という方も多いはず。私も投票に行ってきます!!
世界中が笑顔で満たされますように。
hirabayashicpa at 18:57│
│つれづれ