心を開く、自分を拓く…HIRAC(ヒラク)のブログ

あなたが描いた「絵」には、あなたの今の考えや気持ち、内面が表れます。 心理カウンセラー・アートセラピストの視点から、「あなたらしさ」に気付き愛せるきっかけになるような「ことば」を、写真と共に綴るブログです。

人は、幼少期には既に、

「自分はこうやって生きていく」「世の中とはこういうものだ」

という基本的な「見方」を、形成・確立するのだそうです。

その中には主に4つのパターンがあり、

「 I am OK, you are OK. 」

「 I am not OK, you are OK. 」

「 I am OK, you are not OK. 」

「 I am not OK, you are not OK. 」

と、表されます。

「OK」の意味は、
愛される、信用できる、肯定できる、価値がある・・・
そんなニュアンスでしょうか。

人は、概ね、この4パターンのどれかに当てはまる「物の見方」をしていると言われています。

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心理学では、

「 I am OK, you are OK. 」

この姿勢が最も望ましい、とされます。

私も、あなたも、どちらもOK。

私たちは誰しも愛される存在で、価値のある存在で、
どちらかの方が正しく優れているとか、間違い劣っているとかでもなく、
私も、あなたも、お互いに独立した存在であり、
ありのまま、そのまま存在してOKなのだ、という感じでしょうか^^

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人間社会ではよく、相手を尊重しよう、と言われます。
ただ、それを実現させるために、自分を否定してしまう場面に直面するかもしれません。
あるいは、どうしても相手を認められなくて、相手を責めたり見下さざるをえない状況になる場面もあるかもしれません。
時には、自分も相手も信じられなくなり、無気力に陥る場合もあります。

人間関係は、それほど、複雑で難しいものなのですよね。

それでも、自分がより豊かに、この人生を生きていくために、
自分は自分、相手は相手、と区別して、
そのどちらも尊重する「物の見方」を実現させていく。

心理学は、そんな人間関係を目指す学問でもあるのです^^

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「なんでも感謝の心で、ありがたく受け入れよう」

そんな心に憧れを持てば持つほど、

「感謝しよう、感謝しよう」
「感謝しなければ・・・!」

と、思いがちです。

でも、「感謝しなければ」と思った瞬間、心の中にあるのは、

「感謝できない」

という、あなたの正直な気持ちです。
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生きていれば、

どうしても、
どうやっても、
どう考えても、

「感謝なんてできない」

と思えることに、きっとたくさん遭遇します。


嬉しい、楽しい、悲しい、寂しい、など、そんな感情と同様に、
「感謝」が、自然と理屈抜きで湧き上がるものだとするならば、

感謝できない自分の心に気付いた時は・・・

そんな正直な心を無視してまで、感謝しようとする必要はありません。
感謝しづらい状態である自分を、そのまま、受け入れてみましょう。
感謝できない理由は人それぞれ。
一人ひとりに、「正当な」理由があります。

「そうだよね、今はちょっと、感謝なんて無理だよね」

それが、自分を落ち着かせ、心を安定させる力になります。

正直な気持ちを、否定せずに自分で認めることによって、
感謝を難しくしている「何か(理由)」が、よりくっきり見えてきます。

くっきり見えてくれば、それに対する対処も出来るようになります。

その行動は、いずれ、何らかの形で感謝の心が育まれていく、土台となります。


感謝できないことは決して悪いことではなく、
しづらい自分に気づき、それでいいよ、とまずは認めてみる。
それが、自分をより自分らしく成長させていくきっかけになります。


感謝は、しなければならないもの、ではありません^^

 

アートセラピーには、出来上がった作品に対して「上手い」「下手」というような

「評価」

は、存在しません。

なので、アートセラピーの場において、セラピストは、
「上手ですね〜」「すごく良く出来てますね!素晴らしいです!」
というような声かけをすることは、まずありません。
(少なくとも、HIRACは、このスタンスに基づいています)

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私たちの人生もこれと同じで、「良い人生」「悪い人生」は、存在しません。

あるのは、

「これまで、そして今、間違い無く、この場所で生きている」

という「あなたの存在」そのものなのです。


アートセラピーには、ありのままの自分が表出されます。
「そうか、私は、そうなんだね」と、ただただ受け止めることが、自分が本来持っている力を呼び起こすことに繋がっていきます。

例えば、
「こんな自分ではダメだ」という思いを抱えながら頑張る人よりも、
「自分はこうなんだ。じゃあ、そんな自分だからこそ、どんなことが出来る?」と行動する人の方が、「納得出来る結果」を得やすいともいわれます。

「評価」というニュアンスよりも、自分を「労う」姿勢が、人生をより豊かに自分らしく生きる、エッセンスなのかもしれません。

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