私は出勤前に毎朝「やじうまテレビ!」という情報番組をみております。曜日によってコメンテーターが決まっており、今朝のコメンテーターは俳優の中尾彬氏でした。偏屈だけれどどこか憎めない彼の歯に衣着せないコメントが結構好きで、毎回楽しませていただいております。
この「やじうまテレビ!」の今朝の放送で、6日に行なわれた村上春樹氏の公開インタビューのことがとりあげられ、会場へ向かう村上春樹氏の映像が流されました。その際、司会者に話を振られた中尾氏が次のようなことを言っていました。
「村上春樹さんの作品ではウィスキー紀行が面白い。写真は奥さんが撮っていてとても上手。小説よりも面白い」
その言葉に興味をもった私は、早速インターネットで調べてみました。中尾氏の話の内容から、おそらく『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』というエッセイで間違いないと思われます。
私はウィスキーがあまり得意ではないのですが、大人の男としていつかはかっこよく飲んでみたいものだと常々考えておりました。この『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』を読めば、私もかっこよい大人の男になれるでしょうか。
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もし僕らのことばがウィスキーであったなら (新潮文庫)
□内容紹介 |
シングル・モルトを味わうべく訪れたアイラ島。そこで授けられた「アイラ的哲学」とは? 『ユリシーズ』のごとく、奥が深いアイルランドのパブで、老人はどのようにしてタラモア・デューを飲んでいたのか? 蒸溜所をたずね、パブをはしごする。飲む、また飲む。二大聖地で出会った忘れがたきウィスキー、そして、たしかな誇りと喜びをもって生きる人々――。芳醇かつ静謐なエッセイ。
(Amazon「内容紹介」より)
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