今月の4日、ロシア・中東への歴訪を終えた安倍首相が、羽田空港に到着した飛行機から降りて来る際、その手に本を持ていました。

安倍首相が持っていた本は、横山秀夫の『64』です。参考記事によりますと、安倍首相は4月にテレビに出演した際、「警察小説的なものが好き」と述べたそうで、『64』の名前も挙げていたのだとか。

64』といえば、以前、当ブログの記事でもとりあげた本屋大賞にもノミネートされ、結果的には対象には選ばれなかったものの、百田尚樹氏の「海賊とよばれた男」に次ぐ第二位と大健闘でした。

本屋大賞の記事を書いたときの私は、この『64』にはさして興味は持っていませんでしが、今頃になってだんだんと興味が湧いてきました。

このブログを書くようになってから、以前にも増して積極的に本に関する情報に触れるようになり、読みたい本がたくさん増えました。それはとても嬉しいことではあるのですが、なかなか消化できずにモヤモヤとしたものが心に生じています。


ああ、もう少しはやく読めるようになりたいなぁ……。



[参考記事:露・中東歴訪終え帰国の首相、持参した小説は…]



64(ロクヨン)


□あらすじ


警察職員二十六万人、それぞれに持ち場があります。刑事など一握り。大半は光の当たらない縁の下の仕事です。神の手は持っていない。それでも誇りは持っている。一人ひとりが日々矜持をもって職務を果たさねば、こんなにも巨大な組織が回っていくはずがない。D県警は最大の危機に瀕する。警察小説の真髄が、人生の本質が、ここにある。
(「BOOK」データベースより)




[関連記事:本屋対象に『海賊とよばれた男』]



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