大磯のギャラリーきながに母と手仕事のバッグ展を見に行きました。籠バッグと織りのバッグ、どちらも手間と時間がかかる1点ものばかりでした。

やまぶどうの蔓で籠バッグを作られたのは松田町在住の作家さんです。写真の左の方は細めの蔓で編んでいて出来上がりの目も細かいので繊細な感じ。右上の方は太めの蔓で編んでいて出来上がりはワイルドな感じ。右手前の方はその中間くらいです。自然の素材を編んでいるので一つとして同じ編み目はなくて、どれも一つ一つ表情が違うのです。洋装にも和装にも合うし、長く使い続けられるものです。持ち手が一番壊れやすいのですが、修理してくれるそうです。使い込んで行くとだんだん飴色になっていくとのこと。ファンが多いようで、展示されているものはほとんど売約済みでした。現品だけでなくて予約カードが付いているものもありましたが、出来上がりまで1年近くかかるかも、とのこと。

織りのバッグは大磯在住の裂き織の作家さんの作品でした。裂き織は実は私の母も真似事でやっていますが、こちらのは本格的で、とても細かい織りだし模様織りもありました。またバッグに仕立てるセンスが素敵で、形や大きさも様々だし、無地の布との配色もバリエーションが豊かで、こちらも見ていて飽きなかったです。

このギャラリーは予め申し込んでおけばランチも食べられます。母は海老カレー、私はワンプレートランチにしました。素敵なバッグたちに囲まれながら、おいしい食事を楽しみました。住宅街の中の邸宅の一部を多目的スペースにしてあるだけで、常時ギャラリーや食事処になっているわけではありません。何かの講習会や勉強会に使うこともあるそうです。ひっそりとしたわかりにくい立地だとは言え、こんなふうに自宅の一部をオープンにするって素敵だなぁと思いました。またここに集まってくる方も、手仕事や料理など自分の技を活かして、暮らしを愉しもうとしているのが感じられました。