倉敷の ヒロハウス

さわやかな辛口コラムニスト、 酒好き、女好き、そして常識の中でもがく男

高市票に1っ票

 世の中よー分からんわ。
今度の自民党総裁の選挙でも猫も杓子も出てみようかとぞろぞろ9人ですか?それぞれ推薦人が20人いるんだとか厳しい話を聞きますが、それだけ決定的な能力の方はいないと言う事でしょ。
一般人が投票が出来るわけじゃないのに、「人気投票」などと順位が付くのがおかしい。そりゃ党内での人気は人格や能力以外の駆け引きも有るでしょ。でも首相になる人を選ぶんですよ。
 どこかの元首相のせがれで国民の人気も有るから選挙前には好適、どうせすぐにメッキがはがれて辞めなきゃいけないんだから軽い神輿で持ち上げとけ。などと寒い理由で推薦するなんてもってのほか。
当の本人もマスコミに地頭が薄いと揶揄されても「周りに適人員を配置すればいい」なんて阿保を認めるような言い分を聞いたら、国民は心配になりますよ。「自民党の改革を‥」なんてどうでもいいことです。しっかりとした政治のリーダーシップを取れるならそれでいい。
斎藤兵庫知事 リーダーシップと言っても兵庫の斎藤知事のような地位を勘違いして、どう考えても地域住民の発展に寄与出来ないぶら下がり政治家じゃアウトですわ。それでもあそこまでわがまま言えると応援団まで出来るんですね。実は官僚出身の知事って意外といるらしいね。天下り先というか、公務員の感覚で知事って捉えたら偉そうに言える立場と勘違いするんじゃねーかな。
まぁ立派な結果を出せば文句言えないんだけど。

 親中議員も勘弁してほしいですね。河野とか林氏など二階氏を持ち上げて“親中派”の顔をしているのかもしれないけど、死に体の爺さんに付いていくなんて、もっと冷静に外交も考えてほしいですね。
石破さんは党内での人気が無いからバックアップ力に欠けるとか、推薦人が日朝議連が多いとか、上川さんは党内での評判がいいけど勢力に寄り添うとか、どーでもよろしいわ。それよりまず、自分の公約とか考えをどれだけしっかりと持っているか。これね、それぞれが演説で耳聞こえ言い事を自分の言い分で並べてお茶を濁す事が出来ます。
 それより、アメリカみたいな「討論会」で議論されるとボロが出るでしょ。マスコミも下手に忖度しないで、第一に公約されることにバンバン質問していくと、次の疑問が沸き上がるはず。
それを国民も見ていたら、誰が誰を押しているかで次の衆議院選挙にも目安にはなりますね。ちっとは頭を働かすかもしれない。
正しい情報さえ分かれば日本人もバカじゃないでしょ。その方がオーディエンス的に考えに違いは有っても、誰かに頼まれたからとか名前が有名でとかで投票するより少し考えて選別できるようになるんじゃないかと思いますよ。
 けれど世の中はその“人気”を集めたり、自分の地位をしっかりと維持するテクニックに長けた人がそういう立場になる事が多いですから、一概に正しい考えを持っている人がそういう立場になるんだとも言えません。
一番腹立たしいのは「どうせ今の世の中そんなもん」とか「私らにゃ関係ないので、自分たちの趣味をやれればいい」とか無関心を装って、それこそが正しい道とばかりに周りに堂々と吹聴する方々がいるって事。そんな奴に限って、「電気代が」とか「物価が」とか文句を言って、目先の耳聞こえ良い事を適当に応援していれば良しと正義面する風潮って無いですか?
 私らとは言いませんが、常に大手企業や団体の勢力に向かっても正しい事はコレ!「なぜなら・・。」と声を大にして戦っても蹴散らかされている身にとって、「ほれ見ろ、言ってた通りになったじゃないか」と感じている“何かの壁”に跳ね返されている輩もいるっちゅう事。少し賢くなれば適度に長いものに包まれながら、その勢力も利用して合気道のように自分たちの“事を進める”小技を覚えるんですけどね。気が付いたら」自分らの歳がもう出口に近づいてしまって、ふと上を見ると上手に地位を築いている面々を下から見上げるだけになってます。
takaiti 話が逸れましたが、総裁選には完璧な方を求めることは無くても、絶対に外せない事はしっかりと自分の言葉で言える人がなってほしいですね。
高市さん、ガラスの壁とか言われる女性が国のトップになる事への目に見えない壁もむしろ日本ではまだぶち破りやすいかもしれません。今後はそういった声が高まってくるはずなので、世論の声を気にする「小技」を身に付けた人がうっちゃってくれたら面白いですね。それに麻生さんの寝返り裏技の後押しさえあれば、日本は捨てたもんじゃないかも。
海外では既に女性の首相とかトップの地位に立つ方が出ていますよね。サッチャーさんにしてもメルケルさんにしてもそれなりに結果も出しています。日本も性別には関係なく、言うべきことはきっちりと言える人がトップになってほしいもんです。

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日本人気はまだこれから

  近頃YouTubeを見ていると、観光とか留学とかで来日する方々が「アニメや漫画で日本に興味を持った。」と言う意見が大部分ですね。そればかりじゃなく、欧州特にフランスなどじゃ日本ブームか漫画以外の書籍もサブカルチャーや文学もとっても意識されている感じで、Japan専門店も出来ているようです。
幼少時代に影響を受けるカルチャーや遊び方など、大人になっても深く心に残っているんだと、わが身も顧みて感心します。とてつもない基盤が育っていくんだ(う〜ん、K国も言えるか)。
 最初はアニメを見て育った人が、「テロップを見ないで生感じてみたい。」と言って日本語を学び始める話が多いようです。また「日本に行きたい。」と思う人もどんどん増えているんだとか。アニメの他に村上春樹とか東野圭吾とかを並べて、抹茶やお茶のセットを販売しながら、フィギアやゲームも並べているといった“日本専門店”が増えていると言います。もちろんお菓子も記憶に深く刻まれますね。
インバウンドそれと今や世界の日本食ブーム。ラーメンに寿司。でもそれは本物と言うより真似事の範囲でそれ以外はまだ未開発、つまり発展性が見えるんでしょうね。
 まず第一に健康食で出生率が低下していく先進国の中では関心が高くなるのも当然だし、来日した観光客の一部は絶賛する人もいます。もちろん「生魚はダメ」という固定観念や地元での意識から拒絶している人も多いのが現実です。それこそ「食べてみたら?」と言う意識変化が面白くてYouTubeなんかでもフォロワー数が激増しているみたい。
 じゃあ韓国と日本の違いはというと、まだよく分からない。似たようなものじゃないのか?KーPOPや韓流ドラマの人気もまだすごいですから、「行ってみたいアジア国」の上位にある様ですね。
面白いのは「二度と行きたくない国」としてもK国は上位だそうで、日本も似たようなものじゃないのかと思われるのはちょっと迷惑ですな。音楽に関しては今の音楽性がよく分からない私らだって、へだたりなく面白いものならと純粋に思ってますけど、良さを紐解くのがなかなか難しい。ギターもピアノもドラムだってその他の楽器だって圧倒的に「上手い」というミュージシャンんが分かりづらくて、「上手いんだけど独りよがり」とか「音楽性として聴きにくい」とか、テンポやイントロの印象を省くとか素人目で馴染めない部分が有りますね。
 日本のいいところと言っても、世界に知られているのは東京、京都、奈良、大坂、広島など有名どころで、最近になってちょっと注目されているのが北海道、日光、金沢、博多、沖縄などローカルメイン都市。まだまだマイナーな本格的ローカル日本の味わいはこれからだと思いますよ。気候も景色も食べ物も良いものがたくさんあるのに来てもらえないのは打ち出し方じゃないかな。
 それと都会とは違った“おもてなし”の心。倉敷なんてまだ下手だと思うわ。慣れていないし、何をしてあげたらいいのかも分からないでしょ。
それこそいかに外国へアピールするか、どこなら受けがいいのか、どういったサービスがリピーター獲得に繋がるのか、分かりませんねぇ。それこそ広報活動の上手い外人さんと組んで、少し長い目で開拓していければ、移住者が増えたりするかもしれないでしょう。
いや〜期待感よりまだ夢みたいな感じですが(笑)。

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やっぱり心配なPFAS

 ちょっとしつこいかもしれないが、「水道の水を飲んでいたら、癌になった。」となったらどうだろうか?
吉備中央町のニュースはそれだけショッキングな事なんだけど、まだ「引っ越した」という著名人がいる中で、声高らかに言っていいものやら・・・。
Pfas自然豊かな田舎の町で、健康的に暮らしてみたいという人が移住している魅力的な町だったはずの吉備中央町、ここのところで私も何回か書いているPFASの問題
写真のように黒い袋で使用済みの活性炭を空き地に放置していたんですな。まさか溶出して汚染が進むものと重要視していなかった。そこから自然界ではほぼ分解が不可能(現時点で)なテフロン系汚染物質が流出してしまった。しかも、
結論としては町議会で問い詰められて「すいませんでした」と反省の言葉は有ったけど、資材置き場の土壌を掘削除去し、新たな土壌で埋め戻しても既に貯水ダムなどに混入していて問題は全く解決していませんね。改めて取り上げられるニュースをどれだけの人が関心を持っているだろうか。どこか他人事のように思うんじゃないだろうか。
元の活性炭の廃棄物は片づけたんだけど、既に流れ込んでいる地域の土壌、地下水など当然それを吸って生きる森や虫など、バクテリアレベルでどういう風に解決をはかっていくのかが議論されてもいない。いやもうどーにもならんことかもしれない。活性炭で吸収していたPFASの汚染源を放置していて流れ出したのが水道水まで混ざっていた。それを飲んでいた何も知らない住人たちが癌になっている、いやその予備軍として体の中に蓄積してしまった。
それは吉備中央町だけの問題じゃなく、そこから広がる各地域への影響は全く予想できない。
つまりなんですよ、そのうち倉敷にもどういう形か分からないけど汚染が進んでくるということ。
今のところどーやって解決すればいいのか分からないんだ。自然界での浄化作用は困難だとも予想されている。そこに生えている植物を食べてもその中に入っているから、草食動物が体に蓄積していく事も含んでいるんだ。もちろん地下水にも川の水にも含まれる。極端な話そこに生きているバクテリアレベルだってどう影響が及ぶか分かっていないんだな。その恐怖をつまびやかにしたところでなにもいい事が無いから、みんなが忘れていくまで静かにしていよう。そういうことかもしれない。
いいのかねー・・・。ま、

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NHK問題からの疑問

尖閣 先だってNHKの生放送で「尖閣諸島は中国の領土」と発言した中国籍の男がいたそうな。
一応国営放送?たるNHKでの話だから大問題になってるみたい。それで「無関係な内容を放送してしまいました。」と言う謝罪が有ったんだとか。どっちも私は聞いていないから前後の状況は知らないんだけど、その男の契約を解除したとか、そういう問題ですかね。
 まず、外部スタッフを使っていた、それが中国籍だった。
人選はどーなっているんですかね。こんなに簡単に生の番組に出てこれるなんて、他にもそういう連中が一杯入り込んでいると言う事です。ひょっとしたら静かなる乗っ取りが進んでいるということ。
またその謝罪が「無関係な内容…」ですか?いやいや、重要な問題のピントを外すような、それでいて「ちゃんと謝りました。」と逃げれそうな言いっぷりでしょ。違うじゃんか。
一応訂正しておきましょう。国営放送って我々が思っているけど公共放送っていうのが正しい。どっちでもいいけど“放送料”の徴収とか、国際放送などへの補助金は国から貰っているなど、独立性を保つべき責任も有る。なんだかいろいろな問題を抱えているみたいだし、立場を有耶無耶にしながら政府関連とずぶずぶなところも有りそうな怪しさも匂う。ここはしっかりと押さえておかないと民主主義の根幹にかかわります。K国C国みたいになりたくないし、共産主義のプロパガンダでは「洗脳放送局」ということでしょ。我々は信じるより監視しながら見なくちゃいけないのかね、金を払いながら。もっと強く言わないといけないでしょう「間違ったことを放送するな、しっかりとせぃ!」
民間のように「商売やっとるなぁ」と分かっていても、くだらんCMや◯そバラエティを見ながら徐々に脳細胞を老化させていくんだったらたまりませんがな。分かっていてもつい見てしまう。1億総白痴化で民主という社会主義の中に組み込まれていく。私らみたいな老化中シニアはしゃーないんですけど、これから知力も経験も積み上げる若手の活躍の場が知らず知らずのうちに侵されているという恐怖ですよ。選ぶのは視聴者だけど別の責任は有りますよね。
genn 各業界、政界、財界など自浄作用を盛り込んでいくいい方法を考えないと、徐々に常識がずれていきそうですね。
そういえば、昨日娘が言うにはアニメの「火垂るの墓」が放送されなくなったのは、ショックを受けるからというクレームが有ったからじゃないのかと言っていた。はだしのゲンにしても、「怖い」「悲しい」を避けながら生きるのが現代風の正しさだとするとやっぱりズレてきてますね。
日本で先祖が体験した実際の経験値は平和の礎になるものですよ。逃げてどーなる。
以前ブログで1枚の写真から読み取れる現実感について書いたけど、長崎の被爆地でたたずむ少年の写真をジョー・オダネル氏が原爆正当化論に反して展示された写真だ。これを「怖い」と見るか、「過去の異時」と見れるか、それとも理解不能か。
それぞれが生の写真や映像なら見せ方も有るけど、アニメにすることで現実感をかなりオブラードに包んだ伝え方になってるはずよね。目を背けていい事かどうかの方が重要で、その程度のショックは日常でいくらでも立ち向かわなくてはいけないわけでしょ。
日本の治安はいいとインバウンド達にも評価が高いけど、正せる常識を持っているのが大切で、平和維持はいいですけど、平和ボケは防がなけりゃいけませんがね。
デニー 考えの違う国民がいてもいいけど、常識人のパーセンテージが変化する心配です。竹島の件や尖閣諸島、北方領土の件など領有権ばかりじゃなく、沖縄など日本人(琉球王国)アメリカ人、外国人などが入り乱って歴史や外交や自分たちの日常を考える場合に、その時の風潮によって偏っていきますから、平和ボケの方たちと戦う勇気は持っていなくちゃいけません。そんな時を狙って侵略はジワジワと白癬菌のように浸透して来ますからね。現代はソフト戦争なので、武器は知力と精神(忍耐)力、応用力です。経験値が不足してくるのは世界共通ですから、ことわざのように確かな(エビデンスを持った)伝承力が必要です。
 だからこそ、NHKの放送問題で「大丈夫か?」と勘繰るわけです。同様に気持ちとしては、C国K国に対してもあるいはインドネシアの高速鉄道の裏切りにしても、(その後抜けシャーシャーと協力要請してくるような)舐めた態度の国にも、柔和な顔でキチっというべきことを言える政府であって欲しいですね。それには相当日頃から考えて確たる信念を持っていないと、周りは独裁とか癒着で歪められている連中ばかりですから、朱に交わっても染まらずに自分の確たる信念が通せる人が政治家であって欲しいです。議論は常に起こるだろうけど、正しくないと自分の論法に引っ張り込めないですよ。

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漢方薬かモルヒネか首相選別

 喧嘩を推進してはいけないが、C国にしてもK国にしても、にこにこしながら楔を打つことは必要です。ここ十数年の経済発展で時代錯誤の中華思想が表ざたになっているC国に、まだへつらうようなバカ議員がいるのは日本発展の癌ですね。
 大分まだ親中議員がいるとかいいますよね。表向きでいうと「大事な隣国なので上手に付き合っていかなければならない」というセリフが出そうです。老害議員だけでなく中韓害議員の排除。
kamo友好議員連盟の二階俊博会長この度また訪中して王毅外相と会談したようですね。あのじいさん、嫌だと言ってるのに「古い新幹線を出してやれ」と中国に出すようにJR東海に圧力をかけた張本人らしいじゃないですか。「他国には売らない」と言う約束を反故にされ、上手くあしらわれて世界中に「中国の高速鉄道」を広められて、日本の損害をどれだけ作ったんだろ。
今回も処理水を“汚染水”と呼ばれ、海産物の輸入規制を出汁に日本へプレッシャーをかけてる事へ文句を言ったけど、「進展が無いと何も出来ない」とガキのように扱われ、領空侵犯機への文句を「我が国はいかなる国への領空侵犯の意思は無い」と軽くいなされたようだ。おまけに「民間の交流はお互い積極的にやりましょう」と友好っぽい話には“合意”とか成果を強調して日本国民をあざむくような発表だ。C国からしたらカモネギですよ。今は経済も、出生率も政策も放っといてもC国は落ちぶれていく。未来は暗いです。横目で見て上手く布石やくさびを打っていけばいい。「今後自国の問題点を改めて、再考する覚悟なら協力しますよ。」ぐらい言っとけばいい。
 せっかくこの前に麻生副首相が「(台湾有事なら)戦う覚悟が出来ている。」と言い放ってビビらしているのに、好々爺をやってどうするんですか。麻生さんはAUKUS同調でイギオリス、オーストラリアも連携して、もちろんアメリカも連携して「台湾有事ならやるデ」と公の場で言い放った。これが「好きな事を言っても何もできない。」と舐め切っていたC国習近平を悩ましているのは筋の情報で判明している。王毅さん二階氏には「台湾は内政問題、からむと気分が悪い。」と言われしゅんとなったんじゃないかな。そういうのが麻生さんと連携しているんならいいけど。
 論理的でもなし、科学的でも無し、それでも「汚染水」などと上手くあしらわれて旨いとこ取りをされ、結局は舐められっぱなしという結果は誰が見ても情けないと思いますよ。それに地政学的な覇権争いの材料にされるのも怖さが無いところで有効なネタにされてる。「それでも友好の範囲を残さないと。」と言う声ももっともですが、それならこちらが言える科学的根拠を元にした考えの捉え方、日本も重荷を背負うならおあいこの精神も考えてねという交渉が成り立ってこそ「友好」を続けられるという物でしょ。
言う事も言えずに(言うというのは対応策を引き出してこそ言ったこと)税金を使って、仲良し繋がりをアピールされてもなぁ。交渉事は難しい事になったのを上手に解消できる能力が無いと誰でも一緒でしょ。
さて、そういう面からも今度の首相争いでは高市氏が面白い。まず党内に派閥じゃない賛同者応援者がいて、老害の影響も最小限に出来る事。変なしがらみに縛られず、国会答弁でも納得できない逃げ口上ばかりで議論できない議員たちと違った気風が見える。「若いから」だけで地頭が心配だったり取り巻きが時流に流されやすかったり、軽い神輿を担ぎあげる保身に長ける奴なんか議員にゃいらない。
なんといって中韓に正論をぶつけられる人材じゃないと。もちろんアメリカだってそういう面に信頼性を持ってきますよ。自国民にもちゃんと説明できるでしょ。議員の中の勢力争いに振り回されたり、日本の将来をまともに考えられる人、自分の偏狭した信念や官僚たちに付け込まれない聞く耳とまともな考えを持てる人がいいね。

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地震予知の不確実性

 どわ〜ゲリラ豪雨だ、灼熱残暑だ。まだあちぃ〜ぞ。
などと日々文句を言いながらもこれは人災かとCo,2のせいにしながらなんとか暮らしている。
でも地震は人災じゃなく、天変地異の一種とあきらめて受け入れる種類のもの。
人間あきらめも悪いもんで、地球の営みも「予想してやる!」とばかりに、“地震予知”に精を出す。
南海トラフ.2先日の宮崎沖地震M6はかねてから噂されていた「南海トラフ地震」の前兆「すぐに大地震が起こるデ」と言わんばかりに地震臨時情報を発表した。
 ここ30年のうちに大地震の起きる可能性は70%以上。九州から四国、和歌山にかけて予想されるのはM8クラス震度7の大地震。津波は10mを超えるんじゃないかと噂され「備えろ!」と脅かす。
  でもね、地震予知にここ30年で1500億くらいかけているんでしょうが、予想が当たった事は無い。
東日本大震災も、能登地震、苫小牧沖、千葉県沖も予想外だった。地震の専門家は地震が起きた後に登場し、メカニカルな説明をする。なるほど、おかげさまで地震が起きる理屈はだいぶん分かってきた。でも、いつ頃起きるかどのくらいの地震かなどは、予想値の独り歩きだ。地震臨時情報だってあれのせいで観光地の損害は膨大になって、その責任も誰がとるのかはっきりしない。地震予知連が何となくそれらしい仕事をしている感じが唯一の効果だ。これだって、予報の出し方によって観光地のキャンセルの仕方も変わってたかもしれないし、「〜かもしれない、でもおそらくすぐに来ないかもしれない。」ぐらいにしておけばチャレンジ精神あふれる観光客や事態を呑み込めないインバウンドなんかはそのまま利用したかもしれない。よーするに地震予知など、余分な経費をかけても無駄になるかもしれないのだ。ましてや、準備すると言っても出来ることは知れているし、せいぜい心構えでしょ。

ゲラー博士 地震予知を40年も携わってきて、独自の見解を持つロバート・ゲラー東大大学院教授も明確に言ってます「自身は予知できますか?」「出来ません!」ゲラー博士も同僚の先生たちとカリフォルニア工科大の地震研究に携わって、そこで「こんな予想は無理」という結論です。
日本は「ぜひ日本で研究を続けて」とばかりに予算を付けて予知研究を続けたわけね。それはそれで意味も有ったしチャレンジなんでしょうが、要はそういった研究の成果を「地震が来る」と言う結論だけじゃなく、何%かの確立で来るかもしれない、来ないかもしれない。という両建てを意識させて個人個人の準備心に刺激を与えながら経済を回して、最小限の被害にすることを試みるのがいいと思う。
  怖がる人は勝手に怖がってくれ、地球規模の天災は個人で変えることは出来ないし、いざとなった時の対応は日ごろの考え方で応用が利くと思う。その程度だろうねぇ。
私は児島に住んでいる限り、大地震も大したことは無いと思ってます。むしろ、生きているうちに来るかどうかぐらいに思って、万一の時を考えるくらいですね。
 案外富士山の噴火の方が早かったりして(笑)。

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進化or歪み?デジタル社会の対応力

デジタル給与が導入されるようですね。PayPayで直接アプリに給与が振り込まれ利用できるので、銀行からチャージする必要が無くなると言いますが、ATMを使う必要が無くなるのがメリットと言います。
いちいち並ばなくて良いと言うのは確かにメリットとも思えますが、今のところ最大で20万円まで。それ以外は銀行口座へとか、バイトやパート様ですか?お試し期間やね。
都会ほどの利点とも思え得ませんね。労働基準法では"賃金は通貨で支払わなくてはならない"と決まっているのに、どうやらそこが変化してきそう、時代なんでしょうね。
逆に言えば銀行口座を利用するのが常識だったのが崩れつつあると言う事ですよね。昭和の未解決事件で名高い3億円強奪事件から(振込)が一般的になったんだけど、新たな時代へ転換していると言う事でしょうね。
名称未設定-1PayPayの利用はちょっとづつ増やしているけど、例えばZAGZAGでPayPay払いした場合にポイントが付かないなどの違いもあるので、細かい利用の差が出てくるとは思います。新しい時代に我々はついていけるかと、シニア世代としては不安な要素もあるんですが、若者世代としても無駄が省かれて効率化が進むのに慣れやすいのかと言えば、そう単純なものでもなさそう。
デジタル化は人件費節約の意味を持ちますが、人口減少が前提になってる。で今問題になっているのが若者の貧困ですよね。どゆこと?
 うちだってデジタル感覚に長けた新しい人材は欲しい。次の時代に変化する価値観に対応できる能力を持ちたい。それなのに貧困の若者が雇えない?期待にそぐう能力を持っていないわけね。
 これは家庭において子育て、教育やり方を考えないとまずいです。いや子育てする親の感覚がずれてる。国の方針に任せて都合よくて進んでも明るい未来は保証されない気がします。むしろ負担がモロに被さってくるから真面目な人は暮らし難さの意味も持つと思います。
 たとえば奨学金というのは次世代を担う若者の就学率を上げる効果はありますが、それが社会に反映するのかというと疑問じゃ無いのか。私立の大学へ行けば4年で600〜800万の返済義務を持って社会に出るという、ネガティブな負担を負わせるわけです。皆じゃないがそういう人が多いということ。真面目に考えて希望を抱くニュースにも巧妙なだましが潜んでいるのが世の常。そこをお勉強していくのが大人への道ですが、真面目な人にはなかなか見えない。ましてやコミュニケーションが下手ともなると余計に負担を強いられる。
それで暮らしていくのが精一杯の働き口に就くと、5年ならまだしも7〜8年は汲々とした暮らしをしていくわけですね。ずる賢い人を横目で見ながら過ごすと、そりゃ歪みますワ。結婚や子育てなんて無理と思います。
 若者の就職は決して楽じゃなく、働き手が不足気味の今日でも使い物にならない若者も増えているんですね。学習とは社会性を持った働き手の養成が基本なのに、お金を払って大学でバカを作る。会話や社会常識も知らない、体力忍耐力も怪しい、親もそれで良しなんですわ。デジタル化の名の下に末端の端末をいじくるだけの人材を養成するんだったら、そんな教育要りませんわ。
 都合よくわがまま言う人は、ごね得を勉強してる。そういう人が得するのもまずいよね。
今や働き方も分散して、必ずしも労働者の最低限の権利が守られないような働き方も増えてきています。ブラックと言えなくても"見極める能力“は経験の伝達が進まないと、怪しげなことも増えています。コストで1番高いのは人件費、経営者とすればデジタル化で人件費を抑えながら新たなチャレンジ能力を持ちたいもの。雇用するのに最終学歴と違った目利きが必要になるということですね。そうじゃないと一緒に育っていかれない。
元々はGDPを落とさず、経済を回していく手段だったデジタル化の効果は限定的で、特に富裕層と一般との差が開いていくのだったら意味がありません。
PayPayの利用、Lineの利用などの一般化はいいですが、都会だけじゃなくローカルでも生きる利点とワンセットになっていないと、浸透なんかしません。それがスピーディに利点が分かり易くないと「私らにゃ関係ない。」と思いますよ。
 余裕がなくて必死に働く庶民は少しでも利点を探ろうとしますから、ヨタヨタ歩くおばさん達がやりたくなる変化が欲しいですね。雇用主だって、ちょっとでもメリットが感じられれば頑張って変えようとしますから、中央で理想論ばかりを振りかざしてルール決めするんじゃなく、末端の現場で生きる変化をすすめてほしいもんですね。市会議員や県会議員も、イベントや挨拶回りばかりじゃなく、こういった庶民の声にもっと目を向けながら地域に見合った提案をして欲しいもんです。
まぁどっちにしろ知らぬ間に不幸に陥るのが庶民で、都合の悪い事を隠しながら耳聞こえ良いことばかりを見ていたらタダのバカにしか成れませんね。

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都会の増水マンホールリスク

 台風の影響か、秋雨前線の影響か知らないけど、東京ではゲリラ豪雨にあたふたする様子がTVニュースで出てましたね。よく行ってた駅なんかが水浸しだ。
マンホール1時間に97于針燭任修Δ覆襦
75个泙任療垰埓澤廚世辰燭箸言われてますが、マンホール蓋が吹き飛ぶなんてびっくりです。
鋳鉄製のマンホール蓋は直径が約60cm、重さが約40〜50kgのものが多く、通行人はもちろん、直撃すると車やビルでも相当の被害が出るだろうし重症や死亡するリスクも有りますよ。まぁめったに吹き飛ぶことなんて想定していない。
 マンホール蓋はどのように製造しているのか。また、市場規模はどれくらいあるのか。普段はあまり注目されないが、全国で約1500万カ所に設置されているともいわれています。大型トラック・バス・トレーラー・消防車などの20tクラスの車両が乗っても大丈夫に作られている。工業規格によって定められていて、鉄・炭素・ケイ素などを混ぜた合金である鋳鉄製で1個当たり6万円ぐらいするらしい。実は鋳造物ってどんどん減っているんですよ、今なかなか見ないですよね。現在では最新鋭の設備を設けて製造のIT化を進めていて、「これまで技術的に困難とされてきた背反する課題を解決し、耐用年数も伸びている。」とか進化はしているみたいです。私も以前に書いてたんですが、独特の絵柄なんかが有って、他国にない特徴もあるし、各自治体によっても地域の独自性も有る。それでもメーカーとしては大きな利益は見込めないため、大量生産できないと採算が取れないという。
この業界も大きな投資をする余力が無いと中小企業が続けるのは限界がある。おのずと大量生産してシェアが高い大手メーカーしか生き残っていくのは難しいンだろうね。どんな業界も楽じゃないわ。


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モヤモヤ特権階級の不信運用

 ちょっと前には160円を付けていた為替レート。
あっという間に154.5円(8/19)まで円高が進んでいる。まぁそれはいいとしよう。それで円安の差益がたらふく出ていた時にどうしたかが問題だ。一部を売り払らっただけで20兆くらいの利益が出ていたはず。いやもっとかな?国民が円安に苦しんでいた時に、それを逆に利用して痛みも伴わずに成長ポイントを助成することが出来たじゃないの。
外貨準備 円レートの調整のために外貨準備金として用意するお金が必要な事は分かるけど、200兆も用意する必要が有るのか。変動為替性の国々に対しての調整資金とすりゃぁその半分としても膨大過ぎる。他国の額は1/10ぐらいだし、1〜2割の調整したところで“へ”とも影響が無かったでしょうに。経済は“市場に従う”のが基本。時には無理やり介入する刺激も有るけど、効果は限定的ですよ。それでも「介入もあり得る」と言うのが刺激で規模は2次的。準備金の規模で影響が変わるものでもないし、使い方も色々有るはずなのにでっかい眠らせ予算で何もしなかった。適切な判断が出来ていないんじゃないかと言う事。
財務相の言い分は「為替のための資金はそのための物、適切な運用が正しいと思う。」一体為替介入を幾らぐらいしようと企んでいたのですかね。効果は一国がやっても効果が薄いから協調介入が基本で、単独でそんなに使う事などあり得ない話でしょ。介入は市場と対話しながらやっていくのらせいぜい数兆円じゃないっすか。無茶苦茶な介入など元々があり得ない話ですよね。
それなのにその膨大な資金を減らさないのは、財務省からの天下り対策じゃないのか?江田憲司議員の財務金融委員会での追及ではのらりくらりの答弁。その膨大な資産は税金ですからね。それで江田氏の指摘したのは某信託銀行へ預けっぱなし、その銀行は楽ですわなぁ。それでその某行へ7人も天下ってる? う〜ん、何だか悪意の匂いがしますなぁ。
こういったところを正していける、スピーディーな改善が取れる構造が必要なんですよ。私ら一般庶民からは雲の上?でなにやっとんじゃ?って事ですよ。
もちろん、日本の有利な点を言えば外貨準備高に限らないわけでしょ。海外資産もたっぷりあるし、「合法的」であるけど怪しい予算枠部分みたいな部分がまだ有って「特権階級の雲」で包まれているんじゃないか疑っちまうよね。


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次期首相の展望考

 岸田総理が退陣ですね。首相のポストは甘くなかったっちゅう事ですね。
そりゃ今のような支持率だったら次の選挙ではまぁ勝てない。党内で勢力争いも有るでしょ。結局派閥の背比べみたいなもんで、国がどう転がっていくかは2の次になるんじゃないの?そりゃ人間関係も大事ですよ。急に変えれないし、仲間がいないとまとまるものもまとまらない。
K国ほど好きなことが通る絶対権力の大統領の立場なら、辞めたら悲惨な立場が待っていても一度は成ってみたいと思うかもしれない。USAのように世界を牛耳るような究極のポジションも魅力でしょ。
 日本の首相は良くも悪くも民主主義っぽく成り立っているからそれぞれの団体のお飾りっぽい立場じゃないの?辞めると分かった時点で周りの扱いもドッと変わるでしょう。次の人事が気になって、官僚たちもまずは自分の保身に走るはなぁ。“落ちる人”についていけるのはよほどの信念か読みの鋭い変わり種。勢力争いはどこまでも続きますなぁ。
けどね、民主主義の主役は本来国民ですぜ。首相と言えども公僕には違いないんですからね。その辺一般大衆が忘れているんじゃないですかねぇ。医者でも政治家でも“立派な役職だからえらい”んじゃなく、やってることが役にふさわしいから偉いんだ。若手の改革派が追い出されても「言う事は言う!」というような輩が出てこないとドラスティックな変化は望めんですよね。石丸さんみたいに屁理屈だろうが自信をもって進めて、悪いところは直すぐらいの聞く耳持った政治家になってくれりゃ誰でもええけどねぇ。立場がとんでもねぇ人材を作る事も有るけど、未来へ正しい事を吹きまくって、次に首相を狙って政治家になるデ…くらいの有言実行派が老体ゾンビうごめく霞が関を変えてくれんかな。若い感覚を盛り込みながら実績に出来たらええね。人の言う事ばかり聞いていたら出来ませんわ。大概反対意見が猛烈に攻めてくるし、それを論破してブレないような人が革命の時代にふさわしいわ。ホラ、渋沢栄一さんもお札になったじゃないの。
次期候補まぁとにかく、前向きかどうかも分かりませんがこの秋へ向けて話題になりそうなネタではありますね。次の首相の予想は各人各様、石破氏、や上川法相、党内で河野太郎氏も有力とか、若手に移せと小泉氏、女性なら高市氏とか誰がなってもいいですが、とにかく今の日本でくすぶっている韓国寄り中国押しなど向こうの政界や一般から何を言われてもそのまま流す「グレーな人脈」の浄化はしてほしいですね。そうじゃないと周りも観てるから自分の都合よく“儲け”れそうなら、必死に綺麗事言っても、目先の経済的な落としどころに繋げようとしますワ。一度でも許したら過去問題を有耶無耶にしながら無茶を平気で言ってくるでしょ。K国なんか一般国民が聞いていても苛立つ事ばかり。C国も同じで、知らぬ間に日本国内で同胞を広めているし、マスコミや政治家にもそちら寄りが正しいと温和派(喧嘩否定組)が広がってる。
悪癖を戒めようとするのは、これからの社会で再浮上したい日本には必ず必要な事ですよ。目先の“利”を狙ってポピュリズムに寄り添うとか安っぽい政治をやめて、「絶対にきちっとした日本の姿勢を訴えたら、日本のやっていることは完璧じゃなくても他国よりベターだ。」と言うのは明白なんですから、政治家がきちっとした対応をしたら、韓国や中国になどにほだされて緩〜く寄っていく有名人への姿勢も明確にできますがね。そりゃ個人個人は罪は小さいけれど、K・C国以外へもきちっとした線引きできてなおかつ日本独自に成長していけるポジション。経済はもちろん大事ですよ。でもそれはあちらも同じなんです。それに現在の世界情勢からすると、今日本はどこも味方に付けたい立場になっている。
それをあからさまに言うと安っぽい外交になるけど、礼を尽くしながら正論をきちっと(上手に)しかもビシッと(強く)言っていく事が色んな業種にも、他国民にも方向性と立場が明確になる。そうすると、曲がった論法は言うのは自由でも通りにくくなるので、あまり考えていない国民や真っ白な若者にも伝わりやすくなるはずよ。
そういう点で分かりやすくビシッと言える上川氏も面白い。石破氏や河野氏より上の72歳がかえって選びやすさが有るかも。まぁ女性でそこの立場になるのはそれなりのやり取りも有っただろうし、真面目の上に◯ソが付くとなると、トランプ氏他他国のトップとの交渉力が心配でもある。やはり実力ならば茂木氏当たりなんだろうけど、新鮮味は無いわなぁ。SNS利用とか、国内のイノベーションなどはだらっと遅れそうだ。まぁその点は河野氏でも進化と呼べないかもしれんし、既に他国の後塵を拝しているわけだからどっちもどっちか。実績ならばあとで評価を上げた菅氏再登場も繋ぎで無くはないけど、本人はもうやらないだろうし、その他の人気でいうなら橋下氏とか小池さんまで上がっているとか。
まー推薦人の20名という壁はそうたやすくないみたいだし、「オッ」と言うような方はならないね。
私は革新的な事が好きなので、いつも敵を作ってるからしんどさも分かるけど、「怒り」をエネルギーに変えるのもまず自分が健康じゃないと難しい。健康でもピークアウトは自分が一番感じてる。
とにかく、これで今後の外交も変わるんだ。辞めていく人に媚びを売る国なんて無いよ。もちろんそれは各官僚やら首長にも伝わるしね。そういう意味で予想も大事だな。
 どなたも帯に短したすきに長しと言うならば、変わることでメリット性を高めていく事が重要になるでしょ。やっぱり先に書いた通り、先に「日本は再度世界をリードできる国」にしていくために日本人たる良さを知り、何をしていくか志を持って周りも変えていけるぐらいの人が欲しいね。じゃぁ誰がいいって?‥‥やっぱり今の時点では消去法だろうねぇ。決めるのは今のぬるい人含めた政治家だしね。


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激夏の健康一杯

いや〜今年はほんまに暑い。もうピークは過ぎたかと思ってたら、さすがにまだ35度越えの日が続きますねぇ。
群馬とか名古屋とか京都が暑いのはもう覚えたけど、ここ岡山も人後に落ちん暑さだわ。
 オリンピックも終わったし、高校野球やパラリンピック、MLBなど話題は有るんだけど、いまいち盛り上がらんね。スポーツの話題はかなり分散してそれぞれが楽しめるからそれぞれの家庭でゆっくりと見るか、さびしく一人で見ながら監督気分で文句でも言うか、どっちにしろ自分が健康に動けんとストレスがたまるねぇ。
もちろんアスリートと同じようにできるわけがないけど、自己満足が出来る程度の健康を保持したいね。
with-remyこんなに暑いと夜に飲む一杯のお酒はまことに旨い。だけどそれは体のためには良くないのも分かっているわけ。水分の吸収にはならないし、体調を崩す恐れだってある。日ごろの暮らしとちょっとでも変わればすぐに何処かに変調が現れたりするもんです。ならば日ごろから少しづつ飲んでいればいつもの生活の一部ですから、体調も問題ないはず。それでも至福の時はそれほど有るわけじゃありませんから、その一時のために仕事を頑張れるんだと理屈もこねたい。要は控えめに控えめにと、飲んだ後には水分補給もしっかりと取っておくっちゅう事ですね。
ただねー、夏に旨くなるビールなんですが、飲めば腹が張って他の物が入らなくなってしまうし、慢性的に腹が膨れた状態が続くので、腹筋を緩めてしまう、いはゆるビールっ腹になっちまう。
かと言って下手に外でうろうろしていたら熱中症になるかもしれない。運動して美味しく食事して動き回れるって当たり前のことが難しくなる歳なんだろね。以前なら還暦を過ぎて悠々自適のつつましやかな生活が待ってるはずなのに、もうすぐ70歳定年制が決まってくるのかな。人生最後の10〜15年を楽しく過ごすためにも、今の生活を考えながらおくらないといけない。都会で暮らせば色んな施設や情報も有るけど、ローカルじゃ自分で工夫しないといけないねぇ。さて、そんな思いを巡らせながら今夜も一杯至福の時を過ごすかな。

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パリオリンピックに見る効果

惨敗 オリンピックも後半戦、何故だろう?今回のオリンピックは興奮も少なめで落ち着いてみている感じだ。高齢になるほど喜怒哀楽が欠如していく「じじいになったンよ。」とかみさんは揶揄するが、歳を取ったら何が変わったんだろうか。はたして・・・。
期待に胸膨らませながらも、期待通りにいかないのもスポーツ。それもまたドラマだし醍醐味じゃないですか。
オリンピックは4年に一度、お題目では平和と国際交流の象徴として開催されますが、現実的にはやはり政治的に利用されることが多いですね。メダル獲得競争や選手の活躍を国の威信と結びつけて煽られると、愛国心も高まるけどそりゃナショナリズムや政治利用、経済的な側面が強調されますわ。
4年に一度10回見たら40歳、歳も取ります。その時の情勢とか、「やっぱりな。」と裏の側面も見ると同時に期待するアスリートたちの頑張りやその後の動向、気が付けばただの人になっている現状とか自分の歴史にも照らしている。そういった諸々の感情がどことなく達観して見るようになったからではないか。
歴史的にも、1936年のベルリン大会ではナチス・ドイツがプロパガンダの場として利用し、冷戦時代には米ソのボイコット合戦があったじゃないですか。それでなくてもお隣のK国はここぞとばかりに日本をディスってくるじゃないの。国際的な協調の場であっても、自国の正当性や都合ばかり発言するのが当たり前と思ってる国ですからね。真実とかは関係なくいかに自国を有利に導くかが正義です。
 しかし、オリンピックの意義と言うか「平和の祭典」もただじゃ出来ない。どんなすばらしいイベントでも意欲が有るだけじゃ結果が出ないわけです。その経済的な側面からみると、開催には巨額の費用がかかり、開催都市や国にとって経済的な負担が大きいです。それが顕著になってきた。
一方で、観光収入やインフラ整備などの経済効果も期待されますが、必ずしも成功するわけではありません。多くの開催都市が負債を抱える結果となり、経済的なリスクが高いことが指摘されています。東京もパリも再登場の都市ですが、開催経験やら時代に合わせた“倹約運営”に舵を切っているように見えますが、施設建設や交通渋滞や宿泊施設の不足、地域住民への影響など大量のごみ排出など、環境への影響が懸念されています。
 が、しかし‥‥パリ五輪はなんだかすっきりしない。審判団のゴシップ話やミスの話題、病気になるようなセーヌ川で各国代表を泳がせる。エアコン無しとか言って自国選手だけ使うとか、パワーを削ぐような不味いベジタリ食を揃えてクレームが来たら慌てて卵や肉を揃える。並ぶ待ち時間だらけで、制限付きのメニュー。「東京は良かった・・。」が往年の選手の口癖とか。ケチリンピックの2024パリ。
サニブラウンまぁそれでもオリンピック。メダルをはじめ、自国民が大いに喜んで自信を深め、国際的な地位の向上などの未来への希望へつなぐ、「参加する」意義ですが、オリンピックで上位を狙うためには、競技ごとの技術を磨くための継続的なトレーニングが不可欠。素質だけでなくスポーツ科学やデータ分析を活用したトレーニングが重要です。その上で徐々に人間の限界へ近づいてますが、スポーツ科学やデータ分析を活用したトレーニングは安くは有りません。個々の栄養摂取と体調管理だけでは済まなくなっています。選手の身体や技術だけではなく、シューズの軽量化や、トラックの改良、そしてスポーツ科学・医学の進歩などあらゆる要素の結果が成績に表れていると言っていいでしょう。それに試合の流れを読む力や、状況に応じた戦術を立てる能力がプラスされます。コーチやトレーナーもついていなければ戦えない競技が殆どになってるんじゃないですかねぇ。
 今回で明らかになってきたのは、陸上男子100メートル決勝ですね。上位7着までが写真判定という異例の決着です。9秒58の世界記録保持者で、9秒63の大会記録を持つ五輪3連覇のウサイン・ボルト(ジャマイカ)は、196センチの規格外の身体能力を持つ超人で、一人“別格”だったんですが、ボルト時代よりもトップレベルの選手層は格段に厚くなったのが分かります。2着にわずか1000分の5秒差の9秒79でノア・ライルズ(米国)が金メダルを獲得してカメハメハポーズをしたが、驚いたのは8着で9秒91。準決勝で9秒96自己ベストを出したサニブラウンが落選ですから世界のレベルは上がっています。「世界はもっと先に行っている。ちょっとずつ追いつくのでは足りない」と言う言葉は明言ですね。
公正で持続可能な運営をしながらスポーツを通じて国際交流を促進する「本来の理念」とするには、複数の都市で分散開催するとか、アスリートや一般人に推薦される場所でローテーション的に開催とか、効率も上げて経済的負担を分散させる全く違った発想が必要かもしれませんね。
 意義としては続いてほしいイベントなんですが・・・。

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没落経済夏の陣

 オリンピックの開催中というのに、景気のいい話はなかなか無いですね。
HOTなのは気温だけで、明日の8/3岡山も異常高温警戒注意報が発令されました。沖縄が32度くらいなのに、37〜38度なんて体温越えの気温じゃないですか。今日も午後2時頃からの外での仕事は汗が目に入って水分放出が尋常じゃなかった。
ラーメン倒産 これで景気のいい話っちゅうたら、オリンピックをビール飲みながら皆で騒いでうっぷん晴らしする事ぐらいですが、これがまたそれどころじゃないほどの異常気温。こんな日が続いたら熱い食べ物も食傷気味になるでしょ。それじゃなくても以前に書いたように「ラーメン店倒産」ラッシュと言う悩ましい状態。ケーキ屋も倒産ラッシュ。こんな時に「何故日銀は金利を上げたんだ!」と非難ごうごうです。オリンピックの審判ミスならぬ、日銀総裁のわがまま格好つけ判断ですわ。
 悪い事は重なるもんで、アメリカの経済減速傾向が見え始め、2日の東京株式市場は史上番目のパニック売りですよ。2216円63銭とはよく下がったねぇ。株下げ株価のけん引役だった任天堂も去年が良かっただけに営業利益倒産可能性業種はアナリストの予想を大幅に下げた前年同期比71%減の545億円だったようです。
 円安倒産、後継者難倒産、値上げも出来ずに物価高倒産など、理由は色々有るだろうけど、よーするに厳しい経済情勢だっちゅう事。これね、人口減少が需要減少につながるってことよ。すべての業種で前年割れが続く可能性を意味するンよ。
 ヤマト運輸だって郵便局とタイアップして今年25000人の首を切ったでしょ。約1000億円の経費節減で対策うってる。表のようにそれより悪いのが農業や工事屋さん。繊維関係は慢性化、でも一代出世もあり得る市場は有るんよね。腐っても1億2000万の国よ。
ちょっと気になる最新のニュースで「焼肉屋」「塾」の倒産廃業が激増しているニュースが有りました。円安で減価高騰、人件費も上がって、人口減だけじゃなく高齢化とか需要の変化が起きてるわけね。3番目に多いのが「介護・福祉」事業ですと。分かるなぁーうちなんかモロですよ。大手は施設をジャンじゃか作って高齢者の“合法的囲い込み”するし、働き手は募集しても来ない。政府は対策を打っているようで医療系とか大手に有利な条件変更も多いみたい。小規模では利用者の信頼を勝ち取る手段に限界が有る。田舎じゃ特に名前や看板に弱いしね。笑顔とか優しい会話とか数字じゃ分からん努力するしかないんだけど、事務仕事とかコザコザ業務が増えちゃうし、労働条件はより厳しくなるンよね。経営者はそういうストレス軽減処置も取らないといけない。うちなんか7年以上誰も辞めていないんだから、働き手思いの会社でしょ?ストレスフルは経営者よね。早死にするデ(哀。
それなのに政府は最低賃金をドバっと上げちまったわ、おそらく来年は失業率がだぁ〜っと上がるデ。
敏感な市民は節約志向が高まって、せっかくいい感じで復調していた経済をデ〜ンと落としてしまう。経済規模の小さいローカルほど影響は大きいですよ。その小さな努力先の足元を見て、電話営業でサギっぽい話も激増しそう。
やれやれ、エンゲル係数が上がるんで、嗜好品の売れ行きも落ちるんちゃうかな。特に食品スーパーばかり多い児島地区はもともと遊びの要素が無いからなー。やっぱり頼りは観光客?せめて見せかけだけでも楽しいおもてなしを整えないとね。
 う〜ん、おもてなしより地域貢献なんだろか、ZAGZAGの新店舗は間もなく完成だな。児島地区2店舗をまとめるし、スタッフを募集しているから失業率には貢献なんだろね。何でもいいから前向きな事はドンドン進めるべきね。

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世界に広がるPFAS問題

 PFASの事についてちょっと前に書いたけど、これは岡山に限った事じゃなく、世界的にもそのうち大問題になるかもしれない。
とにかくほぼ分解が難しい有機フッ素化合物(12000種以上)の総称なんだから、何がどうまずいというより、生活の中に溶け込んでいる物質が処理方法の間違いでジワジワ人間をむしばんでいくわけね。
ほら、料理に使うフライパンなんてほぼフッ化化合物を使って「焦げ付かない」とか言ってるじゃないですか。あぁ言うのが無限に散らばって吉備中央町のようにいったん活性炭でまとめたものから自然界へ放出されて、もうどのくらい広がっていくのか分からない状態になっちまう。
いのしし 自然界で分解が進まず動植物や虫、もちろん水を飲む人間の体内に入り、脂質異常症や腎がんなどの発症を起こしているのはほぼ間違いありません。住民の血液の検査でかなりブラックな事が分かっている。吉備中央町だけの問題じゃないことが分かるはず。いずれ地下水や河川で広がり我々のところにも来る。日本っていい事も悪い事も“科学的証明”のもとに動くわけで、疑わしいだけじゃ証明に値しないというわけね。でも「実際に不幸」な事が起きている。
 ジビエ料理なんて一番怪しい食材になっちまった。自然の中の鹿やイノシシ、タヌキやきつねも知らないうちに侵される。活動しない植物にだって影響していくし、それを食べる家畜にもしみ込んでいく。欧米でその危険度は分かったから規制されているけど、日本では「何かよく分からんけど、ダメだったら規制するでしょ」ぐらいでゆっくりとした問題みたい。
 私らが喚き散らしても自然が豊かで環境がいいはずの岡山のイメージがぶち壊れそうだから詳しく書かないだけで、かなり前から気にはしているだけどね。まぁそれこそ動ける立場(議員や政治家)が本気に取り組まないといけないことだし、もうニュースになっている訳だから「すでに動いてます」と言うだけだろうね。あまり表面で騒がれてもまずいわけだから、皆に静かにリスクを分け合って、うやむやにするという筋書きなんだろうけど・・・。
 わざわざ環境を選んで移住してこられた方々が癌を発症して、その子供たちにもPFASが蓄積しているなんて、岡山の居住は最悪なんてならなきゃいいけどね。

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アニメカルチャー“モノノ怪”

 若いインバウンドさんたちは日本への憧れを持ってくる方たちが多いですね。
鬼滅の刃そしてどこからその気持ちを抱いたのかと思えばその大部分の方が子供の時に見たアニメから日本に興味を持ったと言います。日本の空港に降り立った時から「アニメの世界にはまっている」という感覚になるんだそうな。それだけ他国との違いがカルチャーを含めて感じるんでしょうね。
 逆にこれからは日本のアニメの影響力に注目をした方々も増え、アニメの聖地化した学びの留学も増えてきて、日本の文化を取り入れた新しい構成のドラマやストーリーが出てくるのかもしれません。特に人気のアニメは世界で人気。ジブリの作品もNARUTOも鬼滅の刃も海外の新世代にしみ込んでいくんでしょうね。
 しかし、このカルチャーも5感で感じてよい部分を真似されていくわけですから、いずれは他国からもっと改良されたその地の文化も取り入れた新しいものが登場してくるでしょうね。「武士道」「忍者」「盆栽」「お茶」や「木工」「焼き物」などの技術「寿司」など職人と言われる人たちが伝承してきた技も伝わって聞くんでしょうね。
モノノ怪でも元々は日本人の持っている心意気まで伝えることは、そう簡単じゃない。それが他国で真似のできない長年暮らしてきてやっとたどり着ける文化なのかもしれません。
イチゴやマスカットも和牛の精子も盗まれましたが、インバウンド達が言う事には「やっぱり本場は違う」。表面だけでは見えない裏の努力、日々積む重ねるものが違うんだと思います。それを知ることは逆に生かし方も分かるもの。直接表には見えないかもしれないけど、そこにはやっぱり「忍耐」とか「努力」を重ねてこそ作られることも有るんじゃないかな。
そういえばアニメでもきれいに描かれる「鬼滅の刃」もいいけれど、ちょっと古いアニメで歴史や伝統を匂わる「和紙」の風情と遠近法をふんだんに使った「モノノ怪」というアニメがいいですね。10年以上前から有るけど噂にも出ない。これは見る方も日本人以外がちょっと理解しにくさが有るかもしれないけど、引き込まれる。48時間限定で公開なんかも有った。蟲師(ムシシ)も面白かったなぁ。音楽もキャラクターデザインもちょっと大人っぽいか?これは他国じゃ真似が難しいな、いかにも日本のアニメと言う気がします。だいぶん前からやってるみたいだけど、最近夜中に見たんだが、何時やってるんだろ?
 まぁ皆さんはどうか知らないが私は好きですね。

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老いゆく闘人ピッチャー江夏

 江夏豊、この名前を聞くと我々昭和世代は野球の中では特別な響きが有る。強かった巨人の王、長嶋を相手に三振を取りに行って三振を奪う、こだわりの見ごたえ勝負で楽しませてくれたねぇ。
オールスターの9奪三振。迎合しないで我が道を行く、職人気質の衣笠や山本浩二などと馬が合う野武士的なカラーが有った。
OB会しかし、彼らも年を取る。時代は残酷だが、今や行ける伝説ではあるがかつての迫力ある目チカラ有る姿はもう無い。酸素ボンベで車いすに座る姿はどこか悲しげでも有る。
それでもかつての雄姿は映像に残っているはずだ。
江夏江夏海ホークスではクローザーの地位で革命を起こした。カープでの江夏は7回までリードしていれば「もう勝った」という絶対的な存在感を見せていた。
今のファンが知らずして野球を語れるのか私も書いている「江夏の21球」、そしてその相手だった名将西本監督の「21球に泣いた名将」こんなドラマが今作れるのか。
 大谷翔平の記録づくめもいいだろう。その結果や記録は体つきとか整った科学的な機器によって高効率で上書きされていくものだと思う。素晴らしい能力だ。だが、周りの評価とかマスコミの虚飾にも翻弄されながら人気を作っていくもの。
 しかし、アナログな時代に“自制心”をよりどころにしてマスコミにも下手に入り込めない雰囲気さえ醸し出す勝負事を、仕事仲間であるライバルとの純粋な戦いで、人々の心を打つ事は並大抵のことではない。
記録も結果もいいだろうが金を払ってでも見たいドラマは、こういったドキュメンタリーで作るのじゃないだろうか。きっと今でも有るはずのメンタルな戦いにピントを合わせた記事は、今時のファンには重たい事なんだろうか。汗の香る出来事が受けにくい時代に、かつてのヒーローたちをたたえる行為が、軽い美談でも表に出てくるのもいいじゃないか。

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予想外の椅子破壊

 椅子は毎日仕事で長時間座るから高くてもいい椅子に座りたいもんだ。 S字とか背骨のラインを支えて姿勢を保つ椅子は理屈でも良さそうな気はします。
それでもオフィスチェアに限らずゲーミングチェアとか、長時間ゲームする人を支える椅子も色々考えられている気がするでしょ。フィット感とか動きやすさとか手の運びとか、姿勢と実利性が兼ね備えられた少々お高い椅子が有りそうじゃないですか。1日5〜6時間以上は座るんだからそういった人間工学で吟味された椅子で…と言う理由で使っていた私の椅子だった。 折れ椅子 昨日夜何気にリラックスしようと後ろへ倒したら、すげぇ音と一緒に後ろへひっくり返っちまったわ。 「何だ?一体どーした?」と、狭いところへ挟まれもがきながら起きてみると、足が折れていやがる。 何が人間工学だ。その前に物理的な強度を整えろや!
 私は特別に太ってないし、今までは何ともなかったのに…、要は古くなっただけ?  現代では日々進化して素材も変わってきているが、この椅子が結構古くて一昔前の人間工学だっただろうし、鉄を多用して結構重い物でもあったんですな。古い物ってやたら丈夫だし、足が折れるなんて全く発想が無かったのに・・・。 壊れた椅子の座り心地を事務員が試して、「なんだか婦人科の椅子みたい」‥‥むー、、気分の問題じゃ意味ないなー。人間工学の分析力もその効果ともども進化しているのも確か。現代版の研究もしなくちゃね。 ま〜それより1〜2時間経ったら少し体操する方がいいですな。  とにかく不吉だ。今日はおとなしくしておこう。

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作詞家きたやまおさむ教授

きたやまおさむきたやまおさむ氏を前回書いたからにはちょっと付け足しておかねばならない。
昭和21年生まれと言うと私より10歳年上の方ですか。
日本の精神科医・臨床心理学者・作詞家・歌手。九州大学名誉教授、白鷗大学名誉教授、白鷗大学学長。専門は臨床精神医学、精神分析学。元日本精神分析学会会長。すごい経歴の方ですね。音楽センスと医者の脳を兼ね備えた方なんだ。ぜひ「老化と音楽と精神医学」の関係性を聞いてみたい。
多忙な京大の医学生をやりながら音楽活動をやってたなんて、やっぱすげぇわ。
ベッツィー&クリス
 帰ってきた酔っ払いの件では作詞が彼ではなく松山氏だったことを書いたけど、きたやま氏の作詞はその後の曲でもヒット曲が多い。
『戦争を知らない子供たち』では日本レコード大賞『あの素晴しい愛をもう一度』『風』『花嫁』なんかも名曲だ。堺正章がヒットさせた「さらば恋人」など聞いたことが有る曲名がざらざらと出る。うちのかみさんや娘まで知っている『白い色は恋人の色』などは、15歳だったハワイ出身のベッツィー&クリスが日本語を知らなくても歌いやすい短めで繰り返されるメロディに合わせて書いたんだろうな。誰が聞いても聞きやすい詩だし美しいハーモニーはが大ヒットしたのも必然かな?時代を超えて伝わる曲だろうね。
ただ北山さんの歌詞はすべて現実の事で、これは以前に書いていた「風を集めて」の松本隆氏の意味深で難解な詩とは違うねぇ。ここいらへんが医学的な発想の方なんかな?作詞家って分かり難い表現で「何のこと?」と思う言葉が入ったりするじゃないの。きたやまさんはありきたりの言葉で面白味もクソも無いけど現実感があふれてるので誰にでも分かりやすいよね。
それでも「イムジン川」なんかは政治的な面にも踏み込んで放送禁止になったけど、時の流れとか周りに流されずに曲作りをするのが、アーティストっぽいね。アマチュア的だけど(笑)。
とにかくエネルギーを持った行動が、その時代にいたタレントを呼び寄せる、似た者同士が集合してスパークする舞台を作ったんだと思う。

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帰ってきた酔っ払い

きたやまおさむきたやまおさむという人は何かすごい力を持っていた人ですねぇ。
人間なにかをやっちまう時というのはやはり若い時、冒険が出来るときにその時代には考えもしなかったことをサラッとやっちまう。あの頃のバンド名はコロコロと変わっていたのでどれが何かわかりにくいんだけど、とにかくフォーク・クルセーダーズというのが有ったわけね。
1967年、アマチュア学生で歌っていた彼らは就活のために解散しなくちゃいけない。それで解散記念で何か作ろうと、遊び心満載で作った曲が「帰ってきた酔っ払い」だったわけね。
なんでこんなことを言い出すのかと言えば、その時代も反戦などプロテストソングを訴えると割と心に響く時代だったんだな。高石ともやとか「戦争を知らずに・・・」みたいな曲が有ったでしょ。あ…あれもその後に北山氏が作ったかな?
そんな時に綺麗ごとを無視して、無茶苦茶な曲が出てきた。今だったら明らかにボツですよ。「酒は旨いし、ねーちゃん帰ってきた酔っ払いは綺麗だ」なんて、ジェンダーの全く逆のようなグダグダの男歌詞。松山猛氏の作詞だった。
 あの曲を見出した人はラジオ関西の高梨ディレクター(女性)。「下品」とか各局批判が渦巻く中で「とにかくフォークルを知ってもらいたかった。」と他の歌手と違って遊んでいる彼らに魅力を感じたんでしょ。ディレクターも遊んでたんじゃないの(笑)。
 北山にしてみればまぁ“解散するんだ”という開き直りの気持ちと、目の前の交通事故などを皮肉った風刺をぶち込んで遊んだ曲なんでしょ。後日メンバーには「お前は何もやっていない」と揶揄されながら、自宅を開放し、金を工面し、木魚なども揃え(笑)今でいう総合プロデュースしたのが北山氏だった。実は人気が出たはいいけど辞めるつもりだったから、加藤和彦や平沼なんとかだっけ?TV出演とか依頼が来ても「嫌だ!」ともめて、やむなくもう一人の追加がはしだのりひこだったと思う。マーそんなわけでギリギリ状態で捻出した曲が「帰ってきた酔っ払い」だったわけね。
放蕩・悲劇・挫折・奮起・失敗・復活を盛り込んで、最先端というより田舎を感じさせて、そこらへんに転がっている現実感が滲むけど笑える曲。
それを、テープの早回しの声替えで歌う。・・・驚いたねぇ。
 1964年の東京オリンピック3年後、私はまだ小学生だった。両親と一緒に九州の旅行?(実際は家業の縫製工場の女工さんの実家を訪問する旅)に行っていたが、自動車の中で聞いたショック。
その時に宇佐神宮などに飾ってあった「人魚のミイラ」とか「鬼の復元像」など初めて目にする不気味な物体を頭で消化している時だったので、妙に声高のメロディーが焼き付いた。
「おらは死んじまっただぁ」で始まる歌詞、両親に怒られることばかりやっていて、学校帰りにトラックに跳ねられ危うく死ぬところだったことなどがよみがえり、当時の九州弁も分からず異国の地に来ている現実の中で流れる曲。素直な小学生が子供だけで寝ていた自動車の中で聞くけったいな曲。
真面目な歌詞が普通の中で関西弁で軽くいなす、“笑えそうで笑えない”周りから逸脱した行為による疎外感が伝わってきてブルッていた曲。
お医者さんになったきたやまおさむ氏は、今から考えると何だろう…歌詞とか雰囲気をプロデュースして自分の作品を仕上げていく能力がすごかったんだろうね。分業制が進んで、自分の声をストレートに反映しにくい現代の音楽性。でもこう言った音楽で遊びながら作った面白さは魅力的じゃないの。実はギリギリの戦いが有って、その時代からはねられる事でも“風刺の効いた面白さ”を含んで本気でやる事が、何かを呼ぶエネルギーが出る気がするんだな。
ここに日本人らしくて現在のAIでも届かない出力の源が有ると思う。ドクターになった北山氏も、人間味のある医者になってるんじゃないかな。


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児島復興寄せ集め策

施設位置図 各地の人口減、能登の地震後の復興の遅れなどで改めて感じますね。ローカルの住み方を変得る必要が有るんだと。去年ブログで書きましたけど、ここ児島地区も“倉敷”という名の僻地ですから今後はどうやって地域づくりをやっていくか、本気で考えなければいけません。
 とにかく予算をかけて倉敷市立の短大が駅前に移ることになって、それにともなって婦人の家とか憩の家、児童館などが駅周辺に移ります。
児島公園が半分になりますが、施設改造老人や子供の集まる場所が出来ると言う事じゃなく、日ごろの地域住民のよりどころと駅前の商業地区、それに観光の拠点で売り出すジーンズストリートが合体するわけです。
これで何かがスパークしないと、児島の未来も怪しくなります。何しろ予算は78億と言いますから、こんなローカルにしてはしっかりとお金をかけてもらえると言う事です。
 地域の魅力作りなら、ある程度インパクトが有る魅力的な場所とそれを生かす地域のおもてなし。漠然と広がった観光地域でも中心地が有って、飲食や宿泊、それに伴う魅力作り、開けていえば夜でも楽しめる場所が無いと人が寄りません。真っ暗で人気のない場所の面白さや魅力作りって2倍も3倍も難しい。店が無いとよりどころが無いし、集約されて広がる面白さも有ります。同じ場所でも人が笑ってうごめくところは何となく楽しいじゃないですか。効率よく機械化されても面白さって感情はロボットで作るのは難しいはず。

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新聞バックの展示

新聞ばっぐ展示 新聞バックっちゅうのは意外と人気が有って、できた作品を欲しがる人も多いです。
実用性が有るからなぁ。
製作は、個人個人が新聞紙面の写真とか気に入った部分を選ぶところから、それをどの部分に出すのかという袋の構図など、予想外に頭を使います。仕上がりまでの経過を楽しむワクワク感が有ります。
自分で作ったものが評価され、客観的にも「いい感じ」と感じるのは老弱男女嬉しい事。ドーパミン、セロトニン、オキシトシン、β(ベータ)-エンドルフィンなど脳神経に作用するいわゆる“幸せホルモン”を出す利点も有るようです。
もちろんリハビリにもなるし、一般としてもECOだし、実用性の有って、いいことづくめ。家に持ち帰ったらお孫さん達が取り合うほどの人気で、高齢者の利用者さんも嬉しいから「またやりたい!」と向上心に繋がります。しかも完全手作りのオリジナル。
このたび、デイサービス利用者さんの作品群が「おかやま信金琴浦支店」に展示されます。
期間7/1〜9/30。 チャンスあればぜひご覧ください。

新聞バックボチイコ同時に作り方講習も「てみると」で行いますが、詳細、予約受付、日時他内容は、展示会場にてお知らせします。


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ジェット燃料不足の問題

 戦争だ円安だと色合いが暗いニュースが多い中で、観光ブームの話題はもっと取り上げられてもいいかなと思いますねぇ。でも一部の「オーバーツーリズム」による、外国人の迷惑行為などが取り上げられ、何をどうしたらいいのかが分かりにくくなっています。
一般会計円安の最大メリットは輸出関連の向上、投資の促進、観光客の増進です。これらによってGDPが高まり、税収も増えて政府の政策などもやり易くなってくるはずです。事実昨年度税収は70兆を超えて過去最大になっています。まぁそれでも国債の発行と合わせた一般会計総額100兆越えとは差が有りますが(笑)。
 日本への外国人観光客が増えており、今年も訪日外客数は3000万人を超えるはずです。
ところがとんでもないところでその来日を阻む問題が有るようです。
ジェット燃料の供給が不透明なため、一部の海外航空会社は日本への増便計画を中止せざるを得なくなってる。特に地方の空港は燃料不足によって海外からの定期便がストップする事態になっているそうです。帰りの飛行の燃料が確保できないから来れないわけですね。原因はタンクローリーのドライバーや空港内の作業員不足など、空港でのジェット燃料の供給体制が整っておらず、物流体制を見直さないといけない。しかしそれ以前に、コロナ以前に40か所ほど有った生産施設が半減しているんですね。製油所の数が減少したので生産量が減少してしまった。作れないし運べないっちゅう事ね。国際民間航空機関(ICAO)も、CO2排出量の増加を抑制するために、航空輸送の石油精製を増やすことは後ろ向き評価らしいです。国から燃料供給増要請を受けているコスモ、出光やENEOSホールディングスも微妙な反応みたいですね。ジェット燃料は石油を生成しますが約7%しか取れません。同時にガソリンや軽油のほか各種の燃料も出来ます。わずかなジェット燃料のためにその他のものを作って価格ダウンになれば赤字の積み上げにもなるわけです。航空会社から要請に対してENEOS以外は増設するつもりもないそうです。
 ジェット燃料の供給が不透明で、海外航空会社は日本への増便計画を中止せざるを得なくなっているということは自然に規制がかかるんですな。日本旅行はプラチナチケットですよ。でも国内線でも影響が出るかもしれないし、こりゃ一大事ですな。そこで岡山空港、もろにローカル空港ですが、水島コンビナートはすぐ近くなので地の利が有りませんかね。知事には是非頑張ってもらいたい。
 さてここで注目されるのがバイオジェット燃料です。あのミドリムシなどを扱っているユーグレナの取り組み。2017年、有楽町の国際展示場で開かれていた「Co,2削減技術の展示会」。我々の生分解プラスティックの取り組みでブースを出していた隣がユーグレナだった。にゃろー我々にゃ追い風が吹かなかった。いやもっと別の手段でアピールしても良かったかな(哀。
 バイオジェット燃料はカーボンニュートラルであり、化石燃料に比べCO2削減効果があります。航空会社はバイオジェット燃料の利用を拡大をもくろんでいましたが、市場導入にはコストや技術的な課題も有ります。長距離・大量の航空輸送には相当の面積の養殖場が必要で、当時の技術では満濃池全体を養殖場にしても必要なエネルギー源としては知れていた。それでも技術革新は進んでいくので実用性も見えてきて期待されていますね。

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PFAS汚染の恐怖

 PFAS(ピーファス)という言葉を知っているだろうか。
PFAS6月23日の山陽新聞に取り上げられていたが、2000年初頭ごろから健康への影響が指摘されていた。規模は全国に及び、土壌汚染だけでなく水道水への混入が確認されているのに2020年ごろまで放置された。
地下水から水道水へ混入し、飲み続けると血中へ浸透していく。DNAへ影響は分からないけど、同地区の生活で次世代へ汚染が続く。
PFAS(パーフルオロアルキル化合物)とは1000種類ほどの有機フッ化性化合物の総称で、耐熱性、耐油性、耐水性に優れ、多くの工業製品や消費財に使用されてきました。しかし、これらの化合物は環境中で非常に安定しているのはいいけど人体に入ると分解されにくく、人体や環境への悪影響が懸念されています。
アメリカでは、肝機能障害、甲状腺疾患、免疫系の影響、癌(特に腎臓癌と精巣癌)などとの関連が報告されています。欧州食品安全機関(EFSA)は、PFASが肝臓機能、血中脂質、免疫反応、甲状腺ホルモンに影響を与える可能性があると報告されていて、一部を特定の製品から排除する規制を導入しています。オーストラリアでもPFASの影響に関する調査が進んでおり、飲料水中のPFAS濃度に対して健康ガイドラインを設定しています。京都大学の原田教授なども血中PFAS濃度が高いと脂質異常症や腎がんなどの発症リスクが増加すると健康への影響を提唱しています。もう軽くいなす事じゃない。
 汚染の度合いが半端じゃない地区がなんと、岡山県吉備中央町。。吉備中央町の住人の血液検査で100〜250ナPFAS汚染ノの量が血液から検出された。一部の住民は脂質異常症や腎がんなどの発症が見られ、それがPFASとの因果関係がまだ証明されていない状況。
 住人の中には豊かな自然の中で子育てしたいと東京から移住した住人が流産が3度続き「なぜ?」という一家もいるようだ。市は迂闊にも「それほど大したことではないだろう」と対応不手際を認識しているので、今後がどうなるのか、岡山県の環境意識全体へも影響する事案だと思う。もちろん岡山だけでなく全国各地の汚染度の数値も年々増加しているんです(NHKクロ現から引用)。 
 日本は変な癖が有って、はっきりとした健康被害の因果関係が確認出来ないと規制にすぐ動かない。アメリカなどはとにかくすぐに規制をかける。ちなみにアメリカの水道水の中への規制数値は4n/g(ナノグラム)ですが、日本が定める“暫定基準値”は50n/gです。アメリカもこれをクリアしている地区は少なく平均7n/g程度なら優秀だと言いますが、それでも日本とだいぶん違う。この暫定というのが「まぁ大丈夫だろう」という数値だけど安全という事じゃない。まだ被害との証明が出来ていないだけで、どのくらいの恐ろしさかも判別できない。だからこそ吉備中央町の町長も判断を誤ったのだろうが、そんなのに慎重である必要はないだろう。吉備中央町と言えば知り合いの一人二人はいるでしょ。
 吉備中央町の浄水場では暫定基準の28倍で1400n/GのPFASを検出、水道水から検出されたのは300n/g以上。それを毎日飲んでいたらそりゃ血が汚れます。しかも前述の通り非常に分化されにくいので血中濃度はなかなか落ちないという。汚染源は取水源の上流近くに野ざらしで保管された使用済み活性炭から流出した可能性を指摘されている。PFASそのものを吸着するには活性炭が有効らしいですが、その吸着したのを野ざらしにしてそれが流れ出すとしたら、そりゃ汚染度は激しい。癌が発生しているご主人は「これがもし水のせいだったらどうしてくれる。今も病院へ薬をもらいに行ってた。」と言ってます。
地下水の分布も繋がり方が有るし、土壌の汚染度も心配になる。吉備中央町は2020年に問題に対処して水源を変えてからは数値も下がっているらしいけど、10年以上は知らされもせず汚染した水道水を飲まされていた。それに汚染土壌で栽培した野菜などもチェックする必要が有る。
 日本は現在全国的な調査とモニタリングを行っているレベルで、健康との因果関係など影響に関する疫学的調査を実施し始めたところ。他国の規制を参考にし、日本独自のPFAS濃度基準を設定するという。
PFAS.米軍吉備中央町だけの問題じゃなく、高梁川水系だって無縁とも言えない。汚染源を断つのが一番だが、どうも産業廃棄物の集積場などが怪しい。
それだけじゃない。沖縄など米軍基地のある近くの汚染度も激しいらしい。これがまた調査がしにくく、「調査依頼」はしているが、ちゃんとした答えが出ないのが現実のようだ。しかしNHKの独自調査で内部の職員から聞いたところ、泡消火剤などの排水に汚染物質が大量に含まれていた情報が入っているらしい。その濃度が場所によって基準値の420倍近い数値だとか。その近所にも農家が有って、場合によっては風評被害でも相当な問題になるかもしれない。
PFAS汚染に関する健康被害は、世界各地で報告されており、特にアメリカでは複数の裁判事例が存在します。原因の特定は、科学調査と疫学調査を通じて行われ、企業や政府に対する法的責任が問われるケースが多いです。日本でも同様の調査と対応が求められる状況にあります。
**被害者の特定と裁判の事例
アメリカ・ウェストバージニア州
事例: デュポン社の工場周辺でのPFAS(特にPFOA、ペルフルオロオクタン酸)汚染。
被害者: 地元住民や工場労働者。
健康被害: 癌、肝機能障害、妊娠中毒症など。
裁判: 2017年、デュポン社は約6億7千万ドルの和解金を支払うことに同意しました。この裁判は、住民が汚染による健康被害を訴えたもので、原因特定のための科学調査も行われました。
アメリカ・ミシガン州
事例: ウルブリック工場によるPFAS汚染。
被害者: グランドラピッズ周辺の住民。
健康被害: 水質汚染に起因する健康問題が報告されています。
裁判: 州政府と住民がPFAS汚染に対して訴訟を起こし、ウルブリック社は補償金を支払うことになりました。
オーストラリア・クイーンズランド州
事例: 空港の消防訓練施設からのPFAS汚染。
被害者: 周辺地域の住民。
健康被害: 血中PFAS濃度の上昇が確認されており、長期的な健康リスクが懸念されています。
裁判: 住民が政府を相手取って訴訟を起こし、現在も進行中。

 水道水が直に飲める数少ない国、日本の美味しい水が危機にさらされているのを知ると、ましてや県内で発生している事で決して対岸の話じゃなく、山陽新聞の記事内容ではちょっと甘いんじゃないかと感じたわけです。
これから岡山を移住先として宣伝していこうとする時、吉備中央町の認識の甘さで大きなツケを払うことになったら、それ以上に「水」への信頼が揺らぐ事が大きな損失にならないか心配する次第です。
とにかく、何らかの浄水器が必要になってきているんだと改めて感じたわけですね。

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都会vsローカル出生率考

 ちょっと前に人口の都会流出とそれに反して田舎へのIターン、Uターンが増えていることを、書きました。それと出生率の低下の事も書きました。
これらの事は別々のようですが、人口移動の要因として関連が有るんだと言う事が分かりました。結果的にこのままでは地方は救われない。
IMG_7447 増田寛也氏が座長となる「日本創成会議」というのが有りますが、2050年までに人口が急減し、最終的に消滅する可能性のある自治体が全国で744有るという推計が4月に発表が有りました。もちろんこれらは高齢者の死亡数と出産のバランスがとれなくてローカルほど人口が減少して消滅してしまうという可能性ですが、その中身は20〜30代の女性の流出が止まらないと言う事のようです。なかには男性の2倍の比率で人数が流出している自治体も有る。
「結婚」「出産」「子育て」の後押しをして何とか食い止めようと30〜100億の予算をかけているようですが、全く効果が見えないとか。深刻な問題は何故女性たちが田舎を捨てて出るのかという意味が分かっていない自治体の上層部しかいないと言う事でしょう。
 ある自治体の婚活イベントの参加者応募で、男性が37人に対して女性が3人で担当者が頭を抱えている映像が有りました。コミュニティで若い女性が地元に魅力を感じる事がどんな事か、女性自身の考えをアピールする必要が有りますね。分からない野郎どもじゃピントが外れるんでしょ。
jyosei本音 具体的に若い女性たちの意見は「結婚を強要される」「仕事をしたいのに選択肢がない」「文化行事と言って女性に食事とか交流世話」など、押しつけのプレッシャーが有ると言います。確かに祭りでも料理や準備の下手間は女が担当して、神輿や祭りごとのメインは男たちがやって、後に酒を飲んでどんちゃん騒ぎするなど「そうだろうな」と感じる事は有りますね。九州などでは「男児厨房へ入るべからず」の意識は確かに有って、女性陣もそのための意識を持つ。一般企業でも女性であるがゆえに営業じゃなく事務へ回された。「未だに江戸時代の雰囲気が有る」というわけですね。親世代も台所へ近い部分を勧められる。どう考えても得意不得意の判別じゃ無い。女性と男性の色眼鏡で分られたらそれが納得できない、収入も差が出て好きなことを出来ない。息苦しくて、将来に夢が描けないってことですか。
もちろんそれには実際の経験不足も有るでしょう。しかし、自分の選択肢を増やしたいと言う事で、都会へ流れるというのは、いい部分だけを見て錯覚をする人もいるでしょう。それでも純粋に関心ある方へ向かうことが出来ない縛りが有るのは国家的には不幸ですね。
 都会では「隣は何をする人ぞ」という自由さも有りますが、人間関係や経済だけでなく、コミュニケーションでも壁は有るので、案外思っていたのと違うことも出てきますよね。女性だけでもなく男性にも傾向としてそういう世代の価値観差が息苦しさを与える。これからはジェンダー目線が必要と思いますね。私は恰好づけはいらんけど(笑)。
起因都会へ流入しても、ただ人口が増えるだけで、特別なことはできないけどなんだか楽しい…と言う事ですか。楽しさで勘違いしてはいけないのは、遊びの部分より仕事を含めた希望の有る生活設計が出来るかどうかでしょう。正規雇用、安定生活を求めればまた違った姿も有るでしょうが、パートの立場や能力を生かす新しい社会構造での仕事観ができても良いのかな。
そういう部分でもローカルの自治体の取り組みは、真剣に結果を求める必要は有ります。「消滅可能性」が議題に上がって10年が経っても結果が残せていない自治体は、それだけでもピントがズレてる。首長が65歳以上では現実を見れないし、女性の感性が分からない人もクビですな。
デジタル化や女性進出社会になっていくのに、しきたりとか今までの古い体質を変えれないところは次女性営業の未来が描けません。50年も経てば日本は8700万人になるのが分かっている、どうあがいても。
世界の構図も変わって、どこが文化や経済のリーダーになるか分かりませんが、日本は特別な種類の社会構造が可能な位置にいます。その時に日本の政治家が2世3世なのか、帰化した日本人やハーフの人か分かりませんが、たとえ移民や帰化が進んでも独自の形態が出来るでしょうね。女性、男性の区別じゃなく役割どころは別の分け方になるのが自然でしょ。その頃私はいませんが、未来の夢見て実現性を持った考え寄り添っていきたいものです。
そういう意味で、積極性が有るのは現代の女性陣。変化が出来ない男性陣など蹴散らして、構造改革をしてほしいし、伝統も生かして先進性を持って欲しい。それには理論武装できる経験が必要なので、なかなか体験の時間も無いはずでしょうな。盗めばいいんですよ、デキル男どもからも。

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観光産業の活かし方

 政府は18日、2024年版の「観光白書」を閣議決定した。インバウンドは22年以降に急回復し、23年の1人あたり消費単価が新型コロナウイルス流行前の19年比で31%増えたと言います。
観光庁の調査によると、1人あたりの平均支出額は9097円で19年の5970円を大きく上回った。
日本人のスポーツ選手や海外での活躍とかSNS情報発信で、今まで欧米に知られていなかった場所も多いので、これから日本の観光名所をなぞっていく事でしょうね。
01東京スカイツリーは世界一高いタワーで、展望デッキから東京の街並みを一望できます。浅草浅草寺もでっかい提灯が世界に発信されているし、渋谷なんかただの横断歩道が観光名所になっているくらいです。伏見稲荷大社も全国に約3万社もある稲荷神社の総本宮で、千本鳥居のトンネルは感動が大きいようです。これらの観光名所は日本の魅力の象徴的な一部分になっていますが、誰でも観光地で分かります。
でもローカルの魅力は日本人じゃ分からないところも有るはずで、全く意図してなかったところが話題になってもおかしくない。だって、日本らしさを満喫したい。アニメや歴史の話題で「欧米と違ったカルチャーを体験したい。」と思って来日するんですよ。要はそれでも“魅力の再発信”が出来て集客につながるかどうかです。
 東京は玄関口としても、1日で回れるスポットが多い事も、宿泊施設や日本食の店が多い事も、より魅力発信に貢献しているでしょう。日本国内には歴史的価値の高い施設や四季の移ろいを感じることができるスポットがたくさんありますが、とにかく日本には来てくれているので、後は情報発信。岡山になんとか来て欲しい。
スポーツ観戦のチケットや美術館の入場料などの「娯楽等サービス費」は19年比で52%増加しています。
インバウンド消費インバウンドの落とす主なお金は宿泊費と食費。2泊3日で訪れる韓国や中国の訪問者より欧米の半月1か月も滞在するインバウンドが来てくれた方が潤うわけですね。
宿泊費は59%増の6万9746円、交通費は47%増の2万3852円だった。買い物代は5万5192円で1%減少してるんです。体験型の「コト消費」も地方に個性が有ります。
地方というのは日本に何度も訪れている観光客にとっては未知の地、新たな魅力を探るにも、都会と違ったことが求められているはずです。
だからこそ、今、地方誘客や地方部の消費拡大をさらに推進することが必要だと訴えています。23年に娯楽等サービス費がインバウンドの消費単価に占める割合は5.1%だった。米国は13.5%に達しており、拡大の余地があると言えるでしょう。娯楽等サービス費の具体的な支出先は出発国・地域で違いがあった。中国や韓国からの訪日客はテーマパークへの支出が多かった。米国や英国、フランスは美術館や博物館、オーストラリアはスキー場リフトへの支出割合が高かった。白書はインバウンドの都市部への集中がコロナ禍後に加速していると説明されていました。訪日客の延べ宿泊者数に占める東京・大阪・名古屋の三大都市圏の割合は19年の62.7%が23年に72.1%に上昇した。こうした点をふまえ、白書は「地方誘客、地方部の消費拡大のより一層の推進が必要」だと訴えています。
インバウンド決済外国人観光客が地方を魅力的と感じる要因はいくつかあります。
伝統的な日本文化や美しい風景は地方こそ提供出来るわけです。ありきたりだけど、京都の古い寺院や神社、四国の88ヶ所の巡礼寺院、北海道の美しい自然景観などで、インバウンド達の興味をローカルへと導きます。
地方ごとに独自の料理や食材があり、外国人観光客はそれを楽しめるはず。広島のお好み焼き、大阪のたこやき、福岡の屋台ラーメン、讃岐のうどんなど絶対に受けるはず。だって日本人が魅力に思ってますから。 
地元の人々との交流や地域のイベントに参加することでも、外国人観光客は地方の魅力をさらに感じることができます。地方は親しみやすく、アットホームな雰囲気を持っています。まさに“うり”じゃないですか。「綺麗」とか「高級」が必要条件じゃない。
でもローカル特有の問題も有ります。インフラ整備の遅れ、サービスの英語表記とか決済方法やWi-Fiの使用場所。食事・休息処の欠如。客の出身国・地域別の消費傾向を考慮した商品開発に加え、交通手段の拡充や多言語への対応といった環境整備が求められる。
これらの要因が整えば、いや住人たちの「おもてなし心」が染み渡れば、地方での外国人観光客の魅力を高めるはずなので、自分たちの魅力を確認して上手に発信する、それを本気で考えなくてはね。

地方でも日本を感じれるツアー商品で誘客を見込めると思いますがねぇ。


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ローカル移住の魅力作り

移住 香川県は、2023年度の同県への移住者数が前年度比10.6%増の2765人だったらしい。過去2番目に多かったようで、移住相談件数は2.3%増の5149件だった。
東京圏在住の20代の約44.8%が地方移住に関心を持っており、全年齢では35.1%が関心を示しています。年代別では20歳代が最多で878人、次いで30歳代が511人となり、合わせて全体のほぼ半数。東京へは人口集中がうたわれているのですが、逆の流れも有ると言う事ですね。
20代というのは希望も大きく持っているはずで、都会の生活にある意味落胆した部分も有るのかと思いますが、以前のブログで書いたように「都会でしか成り立たない職種」も多いわけです。仕事が無ければ移住なんて考えられない。
テレビやネットで地方移住に関する情報を見て興味を持ったとする回答が12.4%で、ポジティブな情報が関心の高さを維持しているようですが、半数近くが「仕事や収入」を懸念点として挙げています。年収に変化がない事が大前提とすればローカルへの移住はちょっと厳しい。希望はどうあれ安定した生活が維持出来るなら新たな環境へ移る選択も増えていることが伺えます。
東京でも大阪でも時間とか人間関係など、暗黙のルールが特殊だったりして、それに馴染めない人もいます。悩みを抱えて精神的に痛む人が絶えない事でも分かります。そう…地方はそれを癒す効果も有りますがな。短期間の観光とかじゃなく、生活環境そのものが人間的っていうかな?
 自治体はそのことを上手に見越した“希望”を訴える未来志向を語らなければいけませんから、そのプランの競争が始まるわけですね。
 これは香川での移住先を市町別にみると、高松市が679人で最多。小豆島北西部が中心の土庄町が192人、丸亀市が188人で続く。都市部がはやり人気になるみたいだけど、小豆島は別の理由が有るんじゃないかな。移住元は中国・四国地方が919人で全体の3分の1を占めた。近畿地方は658人、関東地方は603人だった。
 岡山県は「地方創生」と「地域おこし協力隊」を通じて、積極的な情報発信と魅力的な移住支援策をやっているそうですが、そのデータはよくわかりません。ちゃんとやってるんだろうけど、ピント外れもよくやるからなぁ(笑)。まぁ生活に困らない稼ぎが出来れば問題ないんだけどね。
特に、岡山県はその自然環境の豊かさと災害の少なさから、移住希望者にとって魅力的な選択肢となっていると言いますが、やはり仕事との関係が大きな問題でしょうね。「たとえ収入が減っても岡山へ行きたい。」と言ってもらえるならば、最高ですが、そんな何か素晴らしい事有りますかね?地元じゃ全く分からん。
 
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日中リニア対決頭出し

Cリニア 広州市が「2035年総合交通計画」を発表し、時速600キロの高速リニア2路線構想を打ち出しました。中国初の時速600キロの高速リニアは「出現寸前」ですと。日本のリニア中央新幹線は各種問題により建設が遅延し、開業時期が2037年まで10年遅れ、予算も5兆5000億円から7兆円に膨れ上がりました。バブル崩壊後、日本経済が衰退し、インフラ建築の勢いを失いました。
 ・・・というのが中国当局が世界に発信しているリニアニュースです。見てくれだけはそれなりに仕上げるもんなー。だまされる人がいるんだろなー。
リニアを取り巻く問題が国内にあった事を、以前に書いていた内容と照らしてまとめます。
静岡県川勝知事が長年いちゃもんを付けて「2027年の全線開通は諦めました。」と言う発表を引き出した事は大概の日本人でニュースを見れる人は知ってますわ。「どうせ、ローカルの勢力争いにしても日本国の不利益を狙ってはいないだろう。」と思いますよ。
それで今回の中国の発信でしょ。
超電導リニアという言葉は同じでも全く仕組みが違う構造で、1cm程度しか浮かない中国の取り組みと10cm浮き上がる日本の超電導コイルを使ったものではリスクが全然違います。元々、中国式の浮上は簡単なのですぐに実用が出来たんですが、あえて難しい方法を取って実験していたわけで、浮上式の抵抗ゼロという意味では同じでも中身が違う。技術開発って早く進めるのが基本ですからね。間違いじゃなければ基礎調理次第技術は積みあがるし、追随にもそれ同等の手間もかかる。
 そんな構造など気にしなくて、浮上して600kmのスピードが出るというだけなら“嘘ではない”から、世界に吹きまくるニュースでアピールしているわけね。でもねぇ…どこかでちょっと予想外の歪みが起きれば磁石が吹き飛ぶかもしれない乗り物で600km出しますか?
まぁ実用化にはそれなりの対策は講じているでしょうが、それこそ信頼性は専門家じゃなくても怪しいじゃないですか。だからこういったニュースは逆にその点をクローズアップさせるスイッチにもなりますね。超電導を引き出す新たな技術もコンパクト化によってコストも下がれば他の分野でも使える訳でしょ。
川勝さんの屁理屈を国交大臣とか国が「あんたの意見は法律を逆手に取っているだけ、間違ってる。」と突っぱねれば良かった。
日本人はこんな簡単なパフォーマンスニュースじゃ靡かない、そういった素地が有るはずで、だからこそ少々静岡の知事に賄賂って遅らせたところで、開発技術のレベル差は埋まらないと思いますがねぇ。
それでも「改良した」「安全になった」「日本には負けない」と基本技術抜きで吹きまくったら信用するバカが出ないとも限りませんけど…そういう基礎知識の低下が嘆かわしいですわ。


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日本の外食産業とラーメン市場の現状分析

 日本の外食産業は、1997年の29兆円をピークに、その後はデフレの影響で縮小傾向にあります。2023年上期では市場規模が28兆円となっており、寡占市場の特徴も見られます。28兆円ですよ、すげぇですね。外食だけですからね、それでもこの片田舎じゃ「どこへ行こうか」と悩みますもんね。8時以降は限られるし(笑)。
外食チェーンはゼンショーホールディングス、日本マクドナルドホールディングス、すかいらーくグループといった大手3社で市場の70%を占めているんだとか、ひぇ〜…でもここにもマクドも有るから寡占状態も分からんではありません。
一方で、ラーメン市場は上位3社のシェアが20%と比較的低く、新興チェーンの台頭による競争が激化しているんだといいます。一例ですが株式会社魁力屋は2003年に設立され、全国に146店舗を展開し、2023年の売上は105億8300万円、営業利益率は6.4%となっています。これらの数字は、日本の外食産業とラーメン市場の現状を理解する上で重要な指標となります。
IMG_5612しかし、ラーメン店の倒産件数は2023年度に前年度の2.7倍に増加し、過去最多を更新しています。約1万8000店舗が存在する市場では、資本力のない個人店の淘汰が進んでおり、物価上昇やエネルギーコストの上昇による経営困難が背景にあります。成功例としては、山岡家が店舗数を増やし、手作りスープや24時間営業などの独自性で成功を収めています。
ラーメン店の倒産が増加している主な要因は、激しい競争、物価上昇、資本力の不足、エネルギーコストの上昇などの要因でしょうが、元々の損益分岐点が高いというのが有るでしょうね。
 ちょっと前にパン屋の倒産のことを書きましたが、同じことがラーメン屋でも言えるんです。都会の様子インバウンドのニュースで人気が有るようですが、売り上げを上げる準備が大変で、スープづくりに材料だけでなく数時間の手間もかかります。個人企業のラーメン店は、資本金や従業員数が少ないため、厳しい条件で、私の知り合いが始めたところによれば、1日8万ぐらい売り上げがないと都市部では厳しいんだとか。倉敷ではそこまでじゃないでしょうが、4〜5万の売り上げでは続かないんじゃないでしょうかねぇ。同じ客数だとして単価が小さくてもうどん屋は粗利率がいいし、手間もラーメンほどじゃない。だからつぶれる件数が少ないともいえるでしょう。価格設定、調理方法、麺やスープに使う独自の食材の工夫、トッピング内容などで差別化を図っていますが、競争優位に立つのは至難の業です「1000円の壁」と呼ばれる価格帯での消費者の心理的抵抗があり、値上げに躊躇する店が多く、採算割れする店が増えています。
1980年にお弁当屋のフランチャイズとして開業し、その後「ラーメン山岡家」の直営店を展開し、セントラルキッチンを持たず、各店舗でスープを仕込むことが特徴です。100店舗以上のラーメンチェーン店で、手作りによるスープの仕込みや食材の店内調理を実施しており、効率より効果を重視した経営が成功を収めています。そういった独自の戦略で、“そこそこ”の客に合わせた戦略も強いんです。

飲食業界全体においても、環境への誓約と循環経済への移行も無視できません。プラスチックの過剰消費はじりじりと首絞め要因にもなってくるでしょうね。一人でも行ける、2〜3日に1度は食べたいなど。消費者のマインドに合わせることは今後の市場の鍵を握るでしょうね。
それでも「調理する」ことで素材だけでは作れないニーズが有るのはすごいと思いますねぇ。なにしろ、キャベツやもやしなどは1個1袋なら高くてもこのくらいというのが有りますけど、調理次第で「高くても食べたい」という価値が付けば、すごい売り上げになるんです。神戸の某ラーメン屋さんは10数坪の3店舗で年商2億を越したことも聞いたことが有ります。
 インバウンドも「日本食が食べたい」と来日要因に上がりますし、外食産業は大変でしょうが魅力も可能性も有るんでしょう。だから新規参入者も絶えないんだろうね。
何事も、業界事情と目的をはっきりと持っていないと、生半可な「好き」ぐらいで始めるのが即倒産予備軍になっちまう気がしますね。

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お国遊びの陣地取り

 子供のころから「陣地取り」とかいう遊びが有りました。
石を転がして線引きし、自分の陣地へうまく戻ればその軌跡で囲った場所を取るといったもの。
 大人になってもやっぱりやってる陣地取り。領有権を巡る国際紛争は、子供のころの比じゃありませんがな(笑)。国際法などルールを作っても解決の可能性には限界があります。
まず当事国の同意が無いと国際裁判所の管轄を受け入れているわけではないため、一方の国が管轄権を否定する場合、裁判所での解決は難しくなります。それに裁判所の判断は法的拘束力を持ちますが、実際の履行は当事国の対応次第です。つまり判決を強制的に実行するためのメカニズムが存在しないため、実際に判決など意味なしが多いと考えられます。
普通の裁判でも、結論が納得できなければ控訴してしぶとく主張を繰り返します。結局は双方が互いの立場を尊重し、譲歩を行うことで合意に達するわけです。
 もともとは道理が通用しない独裁国や、社会主義・共産主義の国が自分たちのルールを振りかざして無茶をするわけなので、話し合いの解決が出来るわけが有りませんがな。
例えば中国と複数の東南アジア諸国が領有権を主張する南シナ海の領有権問題では、2016年にフィリピンが提訴した仲裁裁判で国際仲裁裁判所が中国の主張を否定する判決を下しました。
しかし、中国はこの判決を受け入れず、実際の領有権問題は依然として続いています。やったもん勝ちを地で行く確信犯ですなー。
韓国船 似たような国は自由主義っぽい国でも有ります。古来中国を宗主っぽく考えるお隣の蛮行も毎度おなじみ。日本政府は韓国の海洋調査船が独島周辺海域で事前同意なしに調査を行ったとして、韓国政府に強く抗議したニュースが出ていました。
相手が強く仕返ししないと分かっているんで逆手に取った確信犯。ガキの唾の飛ばし合いみたいな事もやりたくないですが、日本のアジア大洋州局長と駐韓日本大使館次席公使が、それぞれに抗議し合うパフォーマンス。自国民へのアピールでしょうが元々自分らが蒔いた種。
 解決の意思などありゃしない。現行、国民の支持を得ながらなんとか政治屋の地位を維持するっちゅうーもんですわ。
munn1910年に日本が韓国を併合したけど、自ら選んだ「植民地」化ですからプライドだけが高い韓国はそれがどーにも我慢ならんわけですな。でも搾取したり傍若無人なふるまいが行われる植民地じゃなかった。地域の発展という事実を認めたら日本を“悪”に出来ない。ファンタジーな歴史観を植え付けてたらプライドを守れる。事実なんてどーでもいいわけですね。韓国人が生き残るための手段なわけです。でもね、国外へ出た若者や世界観で見る歴史の研究者には徐々に伝わっていくからこれを続けていくしかありません。
 陣地取りはとどのつまりは戦争しかないんですが、それをしないで可能になるのはどちらかの勢力が極端に落ちた時に、タイミング良く同意にもっていく事。
それでもソ連からロシアになった時もプーチンと安部さんが仲が良い時も出来なかった。飴と鞭の使い分けが失敗した。
 現在はロシアが戦争してますが、勝っても負けても経済ではきつくなる。無駄遣いばかりしてドツボにはまっていく中国も同様で、大人の陣地取りって「大変やなぁ」と思いますよ。一部で同調しながらシンと冷えた対応で時を待つ事ですな。こういうのは外交で上手くあしらえるかどうかですよ。弱るのをしぶとく待つ戦争なんです。韓国なんかの未来も相当苦しんでる。現在はまだGDPもそれなりだし、国民の生活も成り立っているから、切り札をちらつかせながら付き合っていけばいいんですよ。日本人気はもう不動です。時とともに一気に崩れる可能性も有りますからしぶとく冷えて頭で続けること。

現在は中国が世界的にも勢力が有って、経済でも影響力が強い。段々それがやばいニオイになってますが一気に落ちぶれると言う事も考えにくい。その間にその威力を利用したい人もいて、日本だってまだ残っている企業は一番多いわけです。
韓国も表向きのつながりは筋が通っていて、時代錯誤の文在寅大統領の失策でも目先の利益確保では支持されていたわけでしょ。
日本の失策は政府、財務省の金融政策と税のかけ方・タイミング。見事に外して上がり目を失った。今でも国民との連帯感がないのは続いてますよ。与党も野党も猿蟹合戦で乳繰り合いながらもやっていけるんですね。危機感がありゃしない。
とにかく相手が強い時に何を言ってもやってもダメなんで、勢力が弱った時ににこにこしながら「ギュ〜!」と弱みに付け込むこと。今時の戦争って頭とずる賢さの勝負よね。

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洋菓子店の危機とその対策

倒産先だってパン屋の倒産ラッシュのことを書きましたが、洋菓子店も同じような悩みが有るみたい。
1月から5月にかけての倒産件数は過去最多を記録してそのペースで推移しています。

洋菓子店って硬い言い方じゃなくケーキ屋さんか、イメージじゃ明るく華やかな感じですが、実は業界全体に暗い影を落としているようです。
御多分に漏れず主要な原材料が小麦粉や砂糖でほとんど輸入品。円安がモロに響いてくる。節約志向の強まりや物価上昇の影響で、消費者が値段が安いスーパーの商品でもええわってなってるわけね。
私らからすりゃぁ無くてもいいものだけど、スイーツは何故か女性にゃ必需品らしい。いやいや女性は冷たいよ(笑)。洋菓子メーカーのモンテール(埼玉県八潮市)の消費者向け調査によると、スイーツを購入する場所(複数回答)として「専門店」を挙げた人は25.5%と、1位の「スーパー」(61.7%)や2位の「コンビニ」(51.5%)に次ぐ3位だったらしいです。
都会はまだいいがね、絶対数がいるもんね。人口の少ないローカルじゃ競争はより激化しますよ。それでもケーキ屋はやりたい人も多いんだ。いいイメージが有るんだろうね。
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今年に入って、円安の影響はもろにでて、特にチョコレートの価格高騰は、予想外でしょうね。
原材料、人件費の高騰、コンビニエンスストアとの競争激化などでトリプルクロスカウンターですよ。コンビニのスイーツレベルって上がってるでしょ。差別化を図る必要も有るのでコスト削減も限界が有ります。そりゃダウン寸前のヘロヘロになっちまうわ。
代替品の検討や、よりコスト効率の良い仕入れ方法を模索するんはいいけど、客の要望にも応えなきゃいけない。
ならば価格改定も避けて通れない道ですが、理解を得られるような適切なコミュニケーションってかなり難しい。うるさい女性陣の嗜好品ですもん(笑)。
一方で、和菓子やデザート類市場は、アフターコロナの影響で手土産需要の回復が見込まれ、インバウンド需要の増加により市場規模が拡大しています。
これは、洋菓子店にとっても追い風とならなきゃいけないけど、インバウンド需要から距離が有る僻地の小さな店が多いんだ。れだけに生ものだし売り方も限られて、より多様なニーズに応えるため宣伝やマーケティング戦略が求められますね。
味の追求ばかりじゃなく例えば、健康志向に対応した低カロリーや糖質制限の商品、または地元の食材を活用したローカルスイーツの開発など工夫は絶対に必要です。
さらに、オンライン販売の拡大やSNSを活用したプロモーションなど、データ分析を行い、顧客のニーズを把握することも必要です。それでもやりたい人が出る、もうSMっぽいですな(笑)。ケーキは甘いけど、商売は甘くないっちゅうことです。

結論として、洋菓子店は他の食品業界と同様に、経済環境の変化に適応しながらも、独自の課題にさらされているんですね。革新的な商品と戦略で市場に挑み続けなきゃやばいです。洋菓子店の未来は、これらの変化にどう対応していくかにかかっているでしょう。女性たちの心持次第ですが(笑)。

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