2会場b以前に紹介した新聞で作るバックが有ったと思うが、この正式名は「しまんと新聞バック」。
四万十川流域でこの人がデザインすれば10倍売れると言われている“魂のデザイナー梅原真”氏がデザインしたバックだ。b
簡単なようだが意外と難しいコツが有り、ちゃんと作らないとバックの機能が十分に備わらないから、指導する人間に免許を与えてきっちりとしたものを作るのだ。
当社に江口と言う指導員がいて、デイサービスの利用者さんに手解きしているんだが、これがまた人気なのだ。新聞を選ぶ楽しみ。それで作る楽しみ。色んな実用性が有って、珍しいのか皆が欲しがるのも嬉しいから、「もう一つ」の欲が出る。もちろんリハビリにもなるエコ商品。この度その指導員が集まって2017のバック品評会が高知県立大学で行われた。
 今ではデパートでも売られ、チョコレートのロイズ社(北海道)が購入もしてくれている。一部輸出の有り日本語バージョンは人気だ。品評会には各地から896品が集められ、その最優秀賞の3品の中に当社の江口の作品が選ばれた。b
作品b彼女は仕事の合間に高知の僻地(失礼、そう言っておかしくないような場所)まで行き、このバックの作り方の講習を数日間受けて、免許を取ってきた頑張り屋でもある。私は内心「そんなもんをわざわざ金かけて免許取ってどーするんだ。」と思っていたが、今では当社の名物レクレーションで利用者の人気を得ている。もちろん「上手く出来ない!」と半投げになるご老人もいらっしゃるから結構指導も大変。夜なべ仕事で仕上げをしてくる忙しさもつきまとう。b
この度の賞はそういった苦労にささやかなプレゼントになった。もちろんその他利用者さんの作った作品も展示され、来場の人が並べられたバックで気に入った作品にシールが張られるイベントできっちりとシールを頂き、帰社後の喜びも倍増と言う結果になった。
これがまた、ホームページに一点づつ載るので、次の制作への意欲にもなります。昨年度の掲載はこういったしゃれた掲載で、もちろん世界中で見ることが出来ます。
何でもないようなことだけど、個人が興味を持ってどんどん「やってみよう!」と行動すること自体をどんどん応援できる企業でいたい。結果はどうであれ、チャレンジすることに情熱を持てる人間で仕事をしたい。
ある人はマラソンに挑戦し、ある人はさらに上の資格を取ろうと挑戦する。苦労は有るけど希望も出来る。年齢は関係なく若い行動はみんなにも力になる。そう信じて繋がっていきたい。

今月そうそう、フィットネスの会員さんがお孫さんを家族会員にして練習していた。中学の女の子、勉強も頑張っているけれど陸上もやりたいと、県の大会にエントリーしたら、先生が渋い顔をしたという。今の時期は勉強に集中しろと言う事だろう。そこで「絶対に運動も頑張る」と当社マシンで夜遅めに走っていた。この5日日曜日に行われた1500m記録会で5分を切って堂々3位になったと、若いおばあちゃんが嬉しい報告に来てくれた。
そして今夜は膝が痛くて休会していたおばさん、「そろそろ始めたい。」と夜遅く9時前になって訪れた。もちろん様子を見ながらだけど、これもチャレンジ。そういう元気が集まる場所に、当社が近づいているのならこんな嬉しいことは無い。
 これからもこの流れが続いてくれるかどうかは、私の行動にもよるんだと気を引き締める月初めである。

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