ketteiいや〜久々にグッときた。丸山城士郎VS阿部一二三。東京五輪柔道で唯一代表決着ついていない(というか両者出て欲しい)直接決定戦。延長の繰り返しで24分(本戦4分含む)の全力の戦い。天才的安倍に対して不屈の闘志で臨む丸山。マスコミの扱いに違いが有っても、「実力勝負」と己を磨き合うライバル関係。あまりの熱の入れ方にスポーツに無関心のかみさんと娘もちょっとだけテレビに見入った。「阿部の方がイケメン。」程度だけど、「いや話題にもならんかった奴が怪我を治してでもライバル視する武骨な丸山も格好ええぞ。奥さんも真剣に協力していて泣かせる。」と切り返す。おそらくどっちが代表でも金メダル候補。
ところが番組の前半の40分間は今までの戦いぶりとか二人の馴れ初めなど、肝心の試合はなんと途中切れ。なんじゃらほい。それでも娘はネットで結果を知り、かみさんはニュースで見ていた。私は用事でかなり遅れてネットで知る。「おい、阿部が勝ったらしいで。」「知っとるわ。」返されてもなんだかうれしい。夜のニュースで事の最後を見ると、双方とも涙を自然に出していた。うれし涙と悔し涙、それにかかわってくれた人達への感謝の涙。こんなライバルがいて磨き合えるのは、すばらしい。
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