2010年07月02日

『パリ20区、僕たちのクラス』 ★×3                                            仏蘭西中学生の生意気屁理屈にマジキレしそう

パリ20区、僕たちのクラス★★★☆☆☆☆☆☆☆
監督:ローラン・カンテ 
出演:フランソワ・ベゴドー
鑑賞日:10/07/01 テアトル梅田 

08年のカンヌのパルム作品です。
振り返るに、20余年ぶりに自国作品がパルムを獲ったってことで(調子に乗り?)勢いで米国アカデミー賞外国映画部門にフランス代表としてエントリー、ノミネートはされるも・・
・ダークホースのたいしたことない極東にオスカーをさらわれちゃった涙の作品。


Gomorra翌年のTIFFワールドシネマでは
何故かグランプリ(次点ね)のイタリア映画『ゴモラ』Dir:マッテオ・ガローネが上映されたりして・・・。
因みに『ゴモラ』って超弩級、マジに凄い映画ですよ

グランプリの『ゴモラ』が、TIFFをはじめイタリア映画の特集で時々上映されてるのにパルムの本作は配給が中々決まらなかったんだとか・・・。
某準メジャー配給会社(東京テアトルではありません)の役員さん曰く「つまんない映画なんだもん」。
パルム作品が日本公開されないのか! と心配になっていましたが・・・東京テアトル様が公開・・・都内では岩波ホールのみ上映。
岩波ホールが苦手な私としては東京にいれば観たかビミョ〜(苦笑

いつものように脱線してます・・・。

仏蘭西の移民が多い20区の中学校が舞台、登場する生徒は素人さん。
ドキュメンタリー風ですが実はしっかり演出されていてる「なんちゃってドキュメンタリー」作品です。

素人学生達の演技云々や編集、物語は置いといて、何が凄いって

   
  仏蘭西中学生の生意気さ・・・半端じゃありません

教師がテキスト読んでみろと指せば
  「なんで私が(一番初めに)読まされるんだ、他の生徒と差別している」
自己紹介の文章を書けといわれれば
  「70歳の老人には語るべき人生があるが10代の私にはそんなの無い」
同じく指されたトラブルメーカーの黒人男子生徒は
  「自分のことは自分にしか解らない」「沈黙より軽い言葉は発しません」

まあ、屁理屈の垂れること、垂れること・・・

       
こいつら全員広場に集めて火をつけたくなります


生徒だけでなく親もあきれ果てます
  自分の馬鹿息子を棚に上げ、学校を低レベルだぁ、教師の質が低い云々
  教師も学校も国家も嫌いな反体制主義な親等々

対する教師も学校も(日本の感覚からすると) 変 です
  隣国(オーストリア)に対し 「小さなどうでもいい国云々」
   日本で「台湾」に対し同じコトを(少なくとも教室で)言う教師はいないでしょ
  職員会議の議題は、生徒指導と職員室のベンダーが同列

極めつけは
   生徒の指導評価会議に生徒代表(それも極めつけな馬鹿娘)が参加

唯一の救いは作品前半にキレちゃう男性教師
  グズで無知で粗野なガキに授業なんかしてられね〜!
  勝手に激安人生おくってろ〜!       うんうん同感だ


『告白』の中学生なんか仏蘭西中坊に比べたら可愛いもん
本作品の
身勝手で理屈の通じない馬鹿ガキを観てたら
      
『ジョニー・マッド・ドッグ』のアフリカ少年兵を思い出しました。

ザ・中学教師パリ20区の中学校には
『ザ・中学教師』Dir:平山秀幸
の長塚京三が必要だと思ったのは・・・・
      私だけではないはず(笑


hiro1105409 at 00:46│Comments(0)TrackBack(0)は行の映画 

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