2009年05月18日

『チョコラ!』 ★×7                                      明るいスラム物って・・・初体験

チョコラ!★★★★★★★☆☆☆
監督:小林茂
プロデューサー:矢田部吉彦
撮影:吉田泰三
鑑賞日:09/5/13  ユーロ



ケニアの地方都市で暮らすストリートチルドレンを追ったドキュメンタリー。
「チョコラ」とはスワヒリ語で「拾う」って意味なんだとか。 

少年が川で沐浴するシーンから本作ははじまります。 

きっと喰うことにも困る、風呂にも入れない、凄惨で悲惨なストリートチルドレンの生活が描かれてゆくんだ、と予想しますが・・・・ 

貧困のに暮らす子供が主人公の映画といえば 

『ファヴェーラの丘』『バス174』『シティー・オブ・ゴッド』『ピショット』等 ブラジル物

『ツォツィ』『ダーウィンの悪夢』なんてアフリカ物

ロシア(ソ連)からは『この道は母へとつづく』『動くな!死ね!甦れ!』 

『オリバーツイスト』リーン版、ポランスキー版、なんて英国物

直近のインド舞台『スラム犬』、『闇の子供たち』はタイだっけ 

一部の作品にはチョビッと希望のアクセントがあるものも・・・みんな重い

飢えと寒さで生死の瀬戸際とか、ストリートギャングや大人たちに捕まり殺されちゃうとか、性的虐待にさらされるとか、親から無理やり引き離されたとか・・・どんだけ悲惨かが肝? 
残酷で暴力がはびこる現実、不衛生で悲惨な生活、この手の映画の「定番」ですわな〜ぁ。

 ところがあれれ?????   
本作品に登場する少年たちはなんか元気! ボロ着てたり、シンナー吸ったりしているんだけど悲壮感がうす〜。
 

            これって「明るいスラム物」 

きちんとゴミを拾っていれば喰っていける収入を得ることができる。残飯をあさったり食い物を奪い合ったりしない(むしろ仲間同士で分け合う)

人間としての尊厳が保たれているからか? 彼らの表情は豊か。 

家出した理由も学校で女の子からいじめられたからとか、NPO団体をちゃっかり利用してたり、したたか。

家出された親もあら帰ってきたんだ風 まぁ、その背景には貧困や社会的な問題もあろうがとにかく表情があるって救われる秀作ドキュメンタリー。



hiro1105409 at 00:29│Comments(0)TrackBack(0)た行の映画 

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