忙しいビジネスマンでも続けられる 毎月5万円で7000万円つくる積立て投資術 (アスカビジネス)
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カン・チュンド氏によるインデックス投資の指南本。
インデックス投資がどのようなものであり、どのように進めて行くとよいのかが、とても簡単に説明されていて、結果的にインデックス投資を行うか否かに係わらず、どういうものであるかを理解するのには最適な一冊ではないだろうか。

普通のサラリーマンが長期投資を行い、老後の資金をどうやって貯めるのが効率がよいか、その回答としてインデックスファンドへの積み立て投資を推奨している。
インデックス投資派の私としても考え方に大賛成であり、ほとんどのことは実践中である。

この本では、特に実際に実行する作業を単純化して説明している。


1.アセットアロケーションと投信を決める

日本債権、日本株式、外国債券、外国株式をどの程度の比率で保有するか、その簡単な目安が示されているが、期待リターンやリスク云々という細かい数字の解説はない。
消極的から積極的まで、これら4資産の保有比率を変えることで対応している。個人的には日本債権は不要かと思っているが。

自分なりの保有比率を決めた後は、購入する投信を決める。
購入時手数料が無料(ノーロード)で、信託報酬等の手数料が安い投信となると、『STAMシリーズ』か『eMAXIS』シリーズの二択でいいのではないかと思う。今後、もっと手数料が安い投信が出てくることも期待。


2.証券会社を決める

購入する投信を決めたら、実際に購入する証券会社を決めることになるのだが、基本的には手数料や口座維持手数料を考えるとネット証券に絞られることになる。当然、上記の投信を取り扱っていることは大前提として、それ以外の要素としては以下の項目が挙げられている。

1)毎月決められた日に積み立て投資できること
2)証券会社のMRF口座ではなく、銀行口座から引き落としできること

1)はほとんどのネット証券が対応できていると思うのだけど、2)に対応している会社は少ないであろう。私が使っている楽天証券も銀行口座からの引き落としには対応していない。

個人的には、MRFに半年単位等にまとめて一度入金しておけばいいと思っているので、2)は条件から外している。
楽天証券については、楽天カード所有者に限り、クレジットカード経由で積み立て、つまり、結果的には銀行口座から自動引き落としが可能である。但し、この場合は購入日が固定(たしか毎月10日)されてしまう。
銀行の普通口座の金利より証券会社のMRFの金利の方が高いので、MRFの方が有利な場面もある。


3.毎月自動で投信を購入する

勝手に買ってくれるので、約定通知メール等を見て「ああ、買ったんだ。」程度に取らえて基本的には放置プレイ。


4.年に1回リバランスする

夏or冬のボーナスを使い、アセットアロケーションに合わせるためのリバランス目的での臨時購入を実施する。
私は冬のボーナスを使って冬休み中にあれこれ考えて調整することにしています。


実際に私が実施している投資作業も平均時間にすれば月1時間程度。
最終的にこのインデックス投資が勝ちか負けか判明するのは30年後。30年後に笑えている保証はないのだが、30年という長い時間を考えると、日々の管理作業に費やす時間や、株価の上げ下げにばかり気を取られることを考えると、インデックス投資というのはなかなか優れた方法の一つではないだろうかと思う。