1901)うなされる。21903)うなされる。4

2009年01月19日

1902)うなされる。3

私はコーヒーが飲みたくて、9条通を横断して向かいに渡る。
やはり今は歯医者とマンションになっているはずのそこは、なくなって25年近く経つ『ミッキーマウス』という喫茶店のままで、
店には、恐らくは私の初恋の相手であったと思われる、その店でウェイトレスをしていたマスターの娘が一人でいたが、店の前には峰岸徹似のマスターの愛車のベンツも停まっていた。外出中らしい。

早見優に似ていたこの娘は、私が小学校に入った頃、女子大生であったから、今はきっと40代後半になっているのだが、
そこは夢の都合のよろしいところで、当時の姿のままであるから、私とその娘の年齢は完全に逆転している。

私はその娘を口説こうとしているのか、必死にいろんな話を振ろうとしているのだが、急がば回れも回り過ぎればやっぱり遅いという、まるで現実と何ら変わらない遠回りな話ばかりで、全然核心へとは踏み込めず、自分に辟易しながらコーヒーを飲み干す。

店を出ると、角の米屋(そういえばこの米屋の2階は、40年ほど前に私の両親が住んでいたところである)の前に停めてあった私の車をパトカーと警官が取り囲んでいる。
慌てて走っていくと、その警官は、現実についさっき絵を見てきたばかりの、網走へ帰るS君で、何とか勘弁してもらおうとするが、どうにも許してくれない。
あと1点で90日免停になるから勘弁してくれ、と言うと(現実にはそんなことはないのよ)、「じゃあ、とりあえず免許を出して」と言われ、私は数軒隣の自宅へ走っていった。



hiro_s1976 at 07:27│Comments(0)ぼやき節 

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