悪趣味日記

あんなモノこんなモノ コメント・TBにつき、記事に関連しないものは削除させて頂きま〜す。

先週迄に観たDVD&Blu-ray…平成30年3月18日より

放置し過ぎました(苦笑)。

1枚目:「Star Trek: Next Generation - Season 6 [Blu-ray] [Import] [Blu-ray]
Star Trek: Next Generation - Season 6 [Blu-ray] [Import]Paramount
2014-06-24

今回はDisc6収録の第25話「時空歪曲地帯」、第26話「ボーグ変質の謎 前篇」の2話を鑑賞。

まあネタ切れ感満載(苦笑)。26話ではデータが侵入してきたボーグに対して怒りを感じ、その影にロアの存在〜といったクリフハンガーでした〜。どんな結末だったのか、忘れちゃっていますけど…。

2枚目:「しあわせへのまわり道 [Blu-ray] [Blu-ray]
しあわせへのまわり道 [Blu-ray]パトリシア・クラークソン
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
2016-08-10

2014年製作。旦那に捨てられたN.Y.在住の女性書評家と、彼女と偶然知り合った副業で自動車教習の教官をしているインド系アメリカ人の物語。

そのインド系アメリカ人を演じているのがベン・キングズレー。代表作は1982年製作「ガンジー」ですけど、それ以来となるインド人役かな?N.Y.らしさに溢れる佳作でした〜。

3枚目:「ジャスティス・リーグ 4K ULTRA HD&3D&2Dブルーレイセット(初回仕様/3枚組/ブックレット付) [Blu-ray] [Blu-ray]
ジャスティス・リーグ 4K ULTRA HD&3D&2Dブルーレイセット(初回仕様/3枚組/ブックレット付) [Blu-ray]ベン・アフレック
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
2018-03-21

はい、「DCエクステンデッド・ユニバース」シリーズの5作目。

直前は世界的に大ヒットとなった「ワンダーウーマン」にて、シリーズ2作目「バッドマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」に突如客演した彼女の過去を描きましたが、この4作目は、ようやくのジャスティス・リーグ誕生。要は死んだはずのスーパーマンをいかに蘇らすか?なお話で、スティーブン・キング「ペット・セメタリー」を引用しつつ、復活、そして巨悪ステッペンウルフとの死闘を描いています。

監督=ザック・スナイダーとなっていますが、追加撮影直前に娘が急逝したらしく、最終的にジョス・ウェドンがノンクレジットで引き継いで編集、完成させたらしい。そもそものスナイター版は2時間40分前後、公開版は2時間ちょうどと、簡潔にまとめられていますが、ファンとしてはスナイダー版を観てみたい!!!

SENRI KAWAGUCHI TRIANGLE LIVE IN YOKOHAMA 2017 [Blu-ray]川口千里
キングレコード
2017-12-27

2016年年末に発表となった「「CIDER ~Hard&Sweet~ [CD]」のレコーディング・メンバーであるフィリップ・セス(kbds)とアーマンド・サベル・ロッコ(b)を迎えて行われた日本ツアーから、モーションブルー横浜での映像をまとめたのが本作です。

しかし今のJ-Fusionを牽引する存在の千里ちゃん。ホント、楽しげに演奏しています。

この4月から大学4年生。ますます各方面で活躍するんでしょう〜。

5枚目:「アーロと少年MovieNEXプラス3D:オンライン予約限定商品 [ブルーレイ3D+ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray] [Blu-ray]
アーロと少年MovieNEXプラス3D:オンライン予約限定商品 [ブルーレイ3D+ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]ディズニー
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
2016-07-06

2015年製作。棚の肥やしとなってた1本でした〜(苦笑)。

まあ少年の物語ではなくって、アパトサウルスのアーロが主人公。3人兄弟の末っ子として生まれ、しかし気弱な性格、そして面前で父を亡くして


6枚目:「バリー・シール アメリカをはめた男 (4K ULTRA HD + Blu-rayセット)[4K ULTRA HD + Blu-ray] [Blu-ray]
バリー・シール アメリカをはめた男 (4K ULTRA HD + Blu-rayセット)[4K ULTRA HD + Blu-ray]トム・クルーズ
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
2018-03-07

アメリカで実在した密輸商人バリー・シールを、トム・クルーズ主演で映画化。

そもそもはCIAからのスカウトから始まった密輸の仕事が、派手過ぎたのか切られて、しかし泳がされて司法取引の機会をアメリカ政府に与えられる。

使われているようで裏をかく!そんなキャラクターが近年のトムのお気に入りなのかな???

ともあれ、取引現場の映像が流れて、厳しい局面となりますけど…。

7枚目:「Star Trek: The Next Generation - Season 7 [Blu-ray] [Import] [Blu-ray]
Star Trek: The Next Generation - Season 7 [Blu-ray] [Import]Paramount

まあ早速Disc1収録の第1話「ボーグ変質の謎・後編」、第2話「イヤール星の使者」、第3話「インターフェイス救出作戦」、第4話「謎のエイリアン部隊・前編」、第5話「謎のエイリアン部隊・後編」の5話を鑑賞。

データの兄ロア、そして以前に接触したブルーによって変質したボーグながら、結局、自我を取り戻してチャンチャン。そして早々のクリフハンガーとなった第4〜5話は、先に捕まったピカードと、後で捕まったライカーの演技合戦。ライカーがピカードを殴るって、こういったエピソードじゃないと実現できないですね〜。お話はイマイチだけど〜。

8枚目:「佐藤琢磨 インディ500初制覇 [Blu-ray] [Blu-ray]
佐藤琢磨 インディ500初制覇 [Blu-ray]佐藤琢磨
TCエンタテインメント
2017-10-20

歴史的快挙と言えるのではないでしょうか、2017年5月28日に行われたインディ500における日本人初優勝の佐藤琢磨選手。F1時代は期待しつつも結果が出せず、しかしインディにて結果を出してくれました〜。

本編はレースの最初から最後までノーカットで収録。ダラダラダラダラと運転中の車中で流して観ました〜。ホントにF1と違って多かったのがイエローフラッグによるコントロールカーが支配する時間。ちょっとクラッシュしたら、ドライバーの安全対策の為にダラダラと周回を重ねます。

しかしそれが終盤、解除と共にスパートに繋がって、スリップストリームによってのトップ奪取、そしてどう抑え込むか、とにかくその戦略性を特典DVDで語る琢磨氏。非常に楽しめました〜。

9〜10枚目:「All Our Yesterdays Tour 2017 at SAITAMA SUPER ARENA(初回限定盤)[Blu-ray] [Blu-ray]
All Our Yesterdays Tour 2017 at SAITAMA SUPER ARENA(初回限定盤)[Blu-ray]back number
ユニバーサルミュージック
2017-11-15

一昨年の暮れに発表となったベスト集「アンコール(ベストアルバム)(通常盤)(2CD) [CD]」。その発売記念ツアーから、ツアー・ファイナル直前の埼玉スーパーアリーナの模様を収録したライブ映像です。

自分は昨年4月2日(日)に行われた愛媛県武道館に参戦。セットリストは同じなれど、ツアー序盤につき、ちょっと固かった印象を持ちました。しかしこちらは、終盤ということもあって完成度は高いんじゃないかな???

近年はバラード・ソングばっかりがシングル化されてたせいで、ライブのバランスとしてはアップ系が少々少ない。それも魅力なんだろうけど、盛り上がるには何かが欲しいな!!!

CDコレクションその1868…「挾間美帆」3枚!!

今回は、ジャズ作曲家&編曲家として、最近、色んなトコで目にする狭間美帆さんのリーダー作3枚をまとめて。

1:「ジャーニー・トゥ・ジャーニー [CD]
ジャーニー・トゥ・ジャーニー狭間美帆
ユニバーサル ミュージック クラシック
2012-11-14

何でその名を知ったのは忘れちゃいましたが、ジャズ作曲家そして編曲家として、異彩を放った活動をしている美帆さん。直近では大西順子さんらも活動に帯同する事もあるようで…。こちらは初リーダー作。全9曲収録です。

流麗なストリングス隊、そしてブラス隊が重なりあってのミディアム系M1「Mr.O」で幕を開けます。軽やかな4ビートを挟みつつ、アルトやピアノのソロ経て、全員が絡み合ってのソリを展開。編曲者=美帆さん、楽しくスコア書いたんだろうねー。

Stefon Harris(vibes)をフィーチャーして7拍子で展開するM2「Tokyo Confidential」。ブラス隊によるさらっとしたテーマを持ち、テナー、ゆったりな4拍子の跳ね系、6拍子に変化しつつヴァイブがソロを展開。そして流麗なストリングス隊からのM3「Blues Forest」は、ゆったり4ビートにてトランペットが叙情的なテーマ奏でます。豊かなメロディを昔ながらのストリングス隊の伴奏で際立たせていました。アコベ、トランペットのソロからストリングス隊のソリにて盛り上げ、静かに終わります。

アルバム・タイトル曲のスローな6拍子曲M4「Journey To Journey」は、Steve Wilson(a-sax)のアルトをフィーチャーして、テーマ、そしてたっぷりとソロを流麗に展開すれば、カバーとなるM5「Paparazzi」(R.Fusari. S.Germanotta)を、ゆったり4ビートにてアルトがテーマを展開し、リム4つ打ちに変化してソロを取り、高速4ビートにてヴァイブソロ。緩急つけた編曲の中、管楽器隊のソリも織り込んで盛り沢山。

タム廻しらからのドラムソロで始まるゆったりハチロクM6「Believing In Myself」
は、Mark Feldman(vln)のバイオリンを絡ませながら、美帆さんがピアノで怖々しくテーマ奏でる内省的な楽曲。途中のバイオリンソロ、直後のストリングス隊の重奏、ドラムソロもその雰囲気を踏襲して展開し、ゆったり4ビートによるM7「Ballad」は、アルトとストリングス隊にて甘美にまとめれば、軽快な4ビートの中でソプラノを中心となって木管隊らが絡み合って始まるM8「What Will You See When You Turn The Nest Corner?」は、10拍一回りな拍割から拍抜きのブリッジ経て、4拍子にてトランペットソロ、ブラス隊のソリ、8分の6拍子にてソプラノソロ、トランペットとアルトの掛け合い、ストリングス隊をバックにブラス隊それぞれの自由なソロと、凝りに凝った編曲でまとめ上げています。

最後はピアノをバックにBert Hill(french-horn)のフレンチホルン、アルトが暖かくメロを紡ぐM9「Hidamari」?Andrew Gutauskas(sax & b-cla)がバスクラで朴訥に、ピアノ独奏に、Ryoji Ihara(sax & flu)のテナーと、それぞれがソロを展開し、幕を閉じます。

Sam Harris(p)、Sam Anning(b)、Jake Goldbas(ds)、James Shipp(vibes)、Cam Collins(a-sax & cla)、Philip Dezack(tp & flh)、、Joyce Hammann(vln)、Lois Martin(viola)、Meaghan Burke(cello)。

2:「タイム・リヴァー [CD]
タイム・リヴァー挾間美帆
ユニバーサル ミュージック
2015-09-23

デビュー作から3年、2作目が発表となりました。全9曲収録。

まずはストリングス隊に金管隊の重奏からの     M1「The Urban Legend」で幕開け。複雑なビートは、3分の12+10拍子に同12拍子といった変則(多分)。そのままピアノソロからブラス隊とストリングス隊の絡み合い。ゆったり4ビートにブラス隊の小刻みなフィルを絡めながら朗々とテナーソロ。元の複雑なテーマからチキチキにて金管隊と木管隊、ストリングス隊が絡んだりと、まあ難解。

ゆったりハチロクのM2「Cityscape」は、ピアノやヴァイブ、ミュートトランペット、木管隊や金管隊らがテーマを展開しての全員がリード奏者。James Shipp(vibes)によるヴァイブソロはウンウンと唸ってるのがマイクに入りながら連打しまくり。力強いミュートトランペットソロからドラムソロらを織り込み、エンディングへ。

名匠ギル・ゴールドスタイン(accordion)を迎えて、アコーディオン独奏からのM3「月ヲ見テ君ヲ想フ(Under The Same Moon)」は、超スローなチキチキ風。アコーディオンが中低音な金管隊を添えつつテーマを切なく奏でれば、そのまま突入するソロは、アコーディオンの特性を生かして鳴らしたりミュートかけたり。倍テンしてのソプラノソロは、小気味よく展開し、テーマに戻って静かにエンディング。

ミディアムな3連シャッフル曲M4「Dizzy Dizzy Wildflower」は、ブラス隊が力強く奏でるテーマと、ストリングス隊が静かに奏でるテーマと、強弱のメリハリが面白く。アルト、チキチキに変化させてのトランペットとそれぞれのソロを織り込めば、節々の重奏も絡め合う。

ここから2曲は、ピアニスト=挾間美帆!スローなチキチキ風M5「Alternate Universe, Was That Real?」は、ミュートトランペットやクラリネットがささやかにテーマを展開。ポリリズム風のヴァイブにピアノソロを挟んでサラッとまとめ上げれば、ピアノとストリングス隊の重奏!M6「Introduction」は、互いにリズミカルに紡ぎ合って、中盤からドラムが加わってからのストリングス隊のソリは、怖々しくもある。

ドラムのフィルからのM7「Fugue」は、ビオラとチェロの躍動的な重奏を全面に。Lois Martin(viola)によるビオラの情熱的なソロを挟んで、ビオラとチェロの左右に分かれての掛け合いなど、主役は弦楽器な楽曲。

アルバムタイトル曲M8「Time River」は、ゲストにジョシュア・レッドマン(s & t-sax)を迎えて。ピアノをバックにソプラノ紡ぎ、ブラス隊がテーマを引き継いで。静かに転じてMatthew Jodrell(tp & flh)が甘くフリューゲルホルンソロを展開すれば、テナーに持ち替えてレッドマンがソロを展開。途中からはピアノのみを従えて豪放に存分に。

最後はM9「Magdalena(Song By A Perfect Circle)」。軽やかな4ビートで展開します。フルメンバーでテーマを紡ぎます。Andrew Gutauskas(sax & b-cla)の重厚なバリトンソロ、Ryoji Ihara(s & t-sax、flu)の絞り出すかのテナーソロが終盤の柱。ステージの最後で演奏されるならは、観客煽るのは間違いない!

Sam Harris(p…M2,5 & 8)、Alex Brown(p…M1,3,4 & 9)、Sam Anning(b)、Jake Goldbas(ds)、Cam Collins(a-sax & cla)、Adam Unsworth(french-horn)、Joyce Hammann(vln)、Sara Caswell(vln)、Meaghan Burke(cello)。

3:「ザ・モンク:ライヴ・アット・ビムハウス [CD]
ザ・モンク:ライヴ・アット・ビムハウスメトロポール・オーケストラ・ビッグバンド 挾間美帆
ユニバーサル ミュージック
2018-02-14


こちら、2017年10月13日、アムステルダムにあるビムハウスというホールにて行われたセロニアス・モンクのトリビュート・ライブの模様を収録したモノ。全7曲収録です。

拍手からチューニング、そんな最中にバリトンとテナーの重奏始まってのM1「Thelonious」(モンク作)で幕開け。軽快な4ビートにて金管隊が分け合っての華やかなテーマからトランペットとテナーのソロ、静かに転じて全員のソリ、チャールストンなビートに転じてクラリネットソロから盛り上がってフィナーレと展開多数。挾間美帆の編曲マジック炸裂。

全員の抑えた重奏からゆったり4ビートにてM2「Ruby, My Dear」(モンク作)は、全員がテーマを分け合って。倍テンしてピアノとフリューゲルホルンがソロを取って、またまたチャールストン!木管隊を軸にしてのソリ、元のゆったり4ビートにて静かにフィナーレ。

軽快なギターカッティングからのアップ系M3「Friday The 13th」(モンク作)は、ぼっなリズムの中でソプラノが軽妙にテーマ奏でて。そのままソロに発展。ギターカッティングにポリリズムなピアノのフレーズとバック陣のソリ、7拍子?6拍子にてフリューゲルホルンソロ。テーマに戻ってエンディング。


軽快な4ビートによるM4「Hackensack」(モンク作)は、ミュートトランペットら、クラリネットらがテーマを繋いで。アルトやギターのソロ、木管隊ソリ絡みのドラムソロなどを挟んで、ビッグバンドらしい様式でシンプルに展開すれば、モンクの代表曲M5「’Round Midnight」(モンクとB.D.Hanighen、C.C.Williamsとの共作)は、ピアノを大きくフィーチャーして。ピアノ独奏にて知られたテーマを紡ぎ、引き継いでブラス隊が紡ぐ。倍テンして金管隊が中心となるも、元のスローに戻ってピアノが独奏でソロを情感たっぷりに展開します。ブラス隊の後奏でしっとりとエンディング。

アップなカリプソなリズムでM6「Epistrophy」(モンクとK.Clarkeとの共作)は、ゆったり4ビートも用いつつブラス隊がテーマを。トロンボーンなテナーのソロを挟んで、ドラマティックにまとめ上げれば、最後はブラス隊の前奏からのM7「Crepuscule With Nellie」(モンク作)。ゆったり4ビートにてピアノやトロンボーンがテーマを紡いで。端的に流麗なピアノソロを挟んで、しっとりと幕を閉じます。

自身の楽曲を取り上げるのではなく、セロ二アス・モンクの楽曲、それもソロ・ピアノのバージョンを膨らませて編曲して〜という、挾間美帆さんの着想力が全ての本ライブ。ともあれ、それぞれのパートを組み合わせて、重層的に巧みにまとめられていました。

その他参加ミュージシャン。メトロポール・オーケストラ・ビッグ・バンド=Marc Scholten(cla & sax)、Paul Van Der Feen(cla & sax)、Leo Janssen(cla & sax)、Sjoerd Dijkhuizen(cla & sax)、Max Boeree(cla & sax)、Ray Bruinsma(tp)、Martin De Last(tp)、Nico Schepers(tp)、Rik Mol(tp)、Jan Oosting(tb)、Louk Boudensteijn(tb)、Jan Bastiani(tb)、Martin Van Den Berg(b-tb)、Marcel Serierse(ds)、Aram Kersbergen(b)。Peter Tiehuis(g)、Hans Vroomans(p)。

先週迄に観たDVD&Blu-ray…平成30年2月18日より

Star Trek: Next Generation - Season 6 [Blu-ray] [Import]Paramount
2014-06-24

今回はDisc4収録の第15話「運命の分かれ道」、第16話「バースライト 前篇」、第17話「バースライト 後篇」、第18話「謎の侵入者」、第19話「ギャラクシー・ロマンス」、そしてDisc5収録の第20話「命のメッセージ」、第21話「呪われた妄想」、第22話「新亜空間テクノロジー超フェイズシールド」、第23話「クリンゴン神カーレスの復活」、第24話「もう一人のウィリアム・ライカー」の計10話鑑賞。

連続モノとして、スピンオフした「〜DS9」のドクター・ベシア客演の16&17話は、カーデシア人を掘り下げようという狙いあれど、中途半端な仕上がりにしかならず、またピカードの恋を描いた19話も、恋と任務のどちらを的なメロドラマ。

またライカーことジョナサン・フレイクスの演技力を披露すべきの21話、相変わらず不器用に過去に囚われているウォーフを描いた23話など、混迷しているエピソードばかりでした。

3枚目:「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー) (3枚組)[4K ULTRA HD+3D+2Dブルーレイ] [Blu-ray] [Blu-ray]
猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー) (3枚組)[4K ULTRA HD+3D+2Dブルーレイ] [Blu-ray]アンディ・サーキス
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
2018-02-14

「猿の惑星」リブート3部作の最終作となるのが本作です。

いわは伝説!シーザーは、アルツハイマー遺伝子治療薬を投与されたチンパンジーから生まれた子供。猿に言語能力与える一方、人間にとっては殺人インフルエンザで、耐え得ても言語能力を失わせてしまう〜という、チャールストン・へストン主演のシリーズ1作目に繋がる設定を持っています。

このリブート2作目にて同じ猿コパとの確執と決着経て、最後の戦い。人類も疲弊し、変化し、シーザーは猿の楽園=新天地にてその生涯を終えて物語は幕を閉じます。

シーザーを筆頭に、人の演技をCG変換。素晴らしい技術進歩なれど、CGの猿たちの芝居に慣れるには時間かかったなぁ〜。

4枚目:「パシフィック・ウォー [Blu-ray] [Blu-ray]
パシフィック・ウォー [Blu-ray]ニコラス・ケイジ
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
2017-12-06

こちら、映画「ジョーズ」の中でも引用されている広島への原爆を運んだ米巡洋艦インディアナポリスの悲劇を描いた1本。

インディアナポリスといえば撃沈後のサメとの格闘。しかしそこに至る迄の日本軍との心理戦、フィクションだらけながらも若手乗組員の背景、沈没後の艦長=ニコラス・ケイジの苦闘を描いた上で、ノンフィクションとしての体裁にて生き残った乗組員への賛辞!という形でまとめ上げていました。

感動はしないけど、史実の描き方としては正当に。

5枚目:「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 4 [Blu-ray] [Blu-ray]
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 4 [Blu-ray]小野大輔
バンダイビジュアル
2018-02-23


今回は、第11話「デスラーの挑戦!」、第12話「驚異の白色彗星帝国・ヤマト強行突破!」、第13話「テレザート上陸作戦・敵ミサイル艦隊を叩け!」、第14話「サバイバル猛攻・テレサを発見せよ」の4話を一気に鑑賞。

とにかくスターシアとの呪縛によって波動砲を撃てずにいた古代に対し、第13話は危機に対して土方を始めとして全員がその重荷を背負う宣言をして、発射に至る過程は、男泣き。ホントに燃えました〜。このまま最後まで福井節に付き合うでしょう〜。

マイティ・ソー バトルロイヤル 4K UHD MovieNEX(3枚組) [4K ULTRA HD + 3D + Blu-ray + デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド]クリス・ヘムズワース
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
2018-03-07

昨年11月に劇場でも観ちゃっているんだけどね〜。マーベル・シネマティック・ユニバース17作目で、「マイティ・ソー」シリーズとしては3作目。

ソーとその弟ロキの確執は引き続いて、更にコメディ・タッチに変化も、そんな2人に強大な姉ヘラが登場。アスガルドの運命はいかに?なお話。

宇宙の辺境の惑星サガールを舞台に、統治するグランドマスター、ヘラと因縁のあるヴァルキリー、何故か行方不明であったハルクらと、コミカルに物語は進行しますが、緩急に富み、過去の出来事を効果的に笑いに変化させて、どちらかといえば重々しいシリーズに新たな風を吹き込んでいます。

続きもあるのかな???

7枚目:「三度目の殺人 Blu-rayスペシャルエディション [Blu-ray]
三度目の殺人 Blu-rayスペシャルエディション福山雅治
アミューズ
2018-03-07

是枝裕和氏の最新作。監督、脚本、編集の3役にて、不条理な殺人事件に対する真相を、福山雅治演じる弁護士、役所広司演じる殺人犯容疑者、広瀬すず演じる被害者の娘の運命を描いた1本。第41回日本アカデミー賞作品賞を始めとして10部門受賞しています〜。

日本の裁判制度、近年の裁判員制度を題材に、あえてモヤっとさせてまとめていて、本質が何か、ちゃんと結論付ける事なく、観客に判断を仰ぐ形で幕引き。真実は闇の中〜な終わり方ですけど、これも是枝氏の狙いでしょう〜。

8枚目:「美女と野獣 MovieNEXプラス3D:オンライン初回限定商品 [ブルーレイ3D+ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray] [Blu-ray]
美女と野獣 MovieNEXプラス3D:オンライン初回限定商品 [ブルーレイ3D+ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]エマ・ワトソン
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
2017-10-04

少々棚に放置していたんですけど、ようやく〜。

そもそものアニメ版って、大嫌いなディズニー映画の1本ですけど、日本でも124億円の興行収入を上げた1本で、何故って考えてたんですけど、アニメ版よりしっかり現代的に変換、つまり女性が自ら運命を切り開くという形に変化させて、それが受けたように感じました〜。

正直、ラスト・シーン、感動しちゃったね〜。素晴らしい実写化!!!

CDコレクションその1867…「ルーファス・フィーチャリング・チャカ・カーン」4枚!!

何故か入手に機会に恵まれなかったルーファス・フィーチャリング・チャカ・カーンの諸作をまとめて。

1:「ルーファサイズド [CD]」:Rufusized〜Rufus featuring Chaka Khan
ルーファサイズドルーファス・フィーチャリング・チャカ・カーン
ユニバーサル ミュージック
2014-09-24
オリジナル音源は1974年発表。

ルーファスの3作目。直前にメンバー変更があって、ジャケットには6名が写っているが、この時のルーファス=トニー・メイデン(g & back-vo)、ケビン・マーフィー(kbds)にボビー・ワトソン(b & back-vo)、アンドレ・フィッシャー(ds & perc)、そしてチャカ・カーン(vo)だそうです。全10曲収録。

まずはブラス隊従えての軽快なアップ系M1「Once You Get Started」(G.Christopher & トニー作)で幕開け。トニーの軽やかなギターカッティングらをバックに奔放にシャウトするチャカ。ルーズなギターからのM2「Somebody's Watching You」(ボビー、トニー、チャカの共作)は、拍足し(4+5拍子)なAメロとささやかなBメロによって構成される妙に耳に残るファンクチューン。流麗なピアノを冒頭に配したミディアムスロー曲M3「Pack'd My Bags」(チャカ&トニー共作)は、ささやかな展開のバラッドながら、ファンキーに歌い上げるチャカ。デヴィ爺みたいな流麗に、そして粘っこくトニーが色を添えます。スローで静かに展開するM4「Your Smile」(L.Washbum作)は、囁くように歌って。しかし2番からは力強くとその強弱の奔放さは正にチャカ。

アルバムタイトル曲でギターカッティングにブラス隊が絡むミディアム系M5「Rufusized」(5人の共作)は、シンセ、そしてボコーダーがコミカルに展開。クレジットには見当たらないけどテナーソロもあり。チャカは不在!

ミディアムスローな16系M6「I'm A Woman(I'm A Backbone)」(L.Washbum作)は、抑えたリズムの中でチャカが高らかに歌えば、引き続いてミディアムなファンキーチューンM7「Right Is Right」(チャカ、ケビン、トニー作)。ファンキーにシャウトすれば、アップで地を這うベースラインをバックにM8「Half Moon」(J.Hall作)。躍動感溢れるバックに存分にシャウトするチャカ。

ミディアムスローなチキチキ曲M9「Please Pardon Me(You Remind Me Of A Friend)」(B.Gordon & B.Russell作)では、ストリングス隊やブラス隊を従えて。ハイトーンも織り交ぜて歌い切れば、ミディアムでナイティな雰囲気のM10「Stop On By」(ボビー・ウーマック&T.Thomas共作)は、男性(ボビー?トニー?)とのデュエット曲。一旦フェードアウトも、フェードインしてテナーソロで幕を閉じます。

2:「ルーファス・フィーチャリング・チャカ・カーン [CD]」:Rufus Featuring Chaka Khan〜Rufus Featuring ルーファス・フィーチャリング・チャカ・カーンChaka Khan
ルーファス・フィーチャリング・チャカ・カーン
ユニバーサル ミュージック
2014-09-24
オリジナル音源は1975年発表。

ルーファスの4作目。前作と変わらずに5人編成。タワー・オブ・パワー・ホーンズの参加し、全9曲収録です。

まずはチャカのハイトーンから始まるアップ系M1「Fool's Paradise」(G.Christopher作)で幕開け。ささやかに歌い出し、徐々に熱を帯びてと王道の展開なれど、バックは抑えつつ、ストリングス隊やトランペットソロも交えて進行します。アップなファンキー系M2「Have A Good Time」(G.Christopher作)は、トニーの小気味よいギターカッティングらをバックに序盤から力強く熱唱。ブラス隊、テナーの印象的なソロを交えれば、ギターやベースらによるユニゾンからのミディアム系M3「Ooh I Like Your Lovin'」(ボビー、トニー、チャカの共作)は、抑えたファンキー曲。喰ったリフらを織り交ぜて展開します。トニーやボビーのフィルも色を添えています。

ブルージーなギターカッティングからのミディアムスローなM4「Everybody Has An Aura」(G.DeWitty作)は、気怠いリズム隊にブラス隊やストリングス隊が絡む中、力強く熱唱。喰ったリズムパターンからのミディアム系M5「Circles」(T.Dulaine作)は、ストリングス隊を積極的に交えて展開し、スローなチキチキ曲M6「Sweet Thing」(チャカとトニー共作)は、メロウなバラード。

一転、アップな16系でのM7「Dance Wit Me」(G.Christopher作)は軽やかに展開すれば、ストリングス隊従えて静かに展開するM8「Little Boy Blue」(J.Farris作)は、拍抜きやトニーのギターソロも交えつつ展開。

そして小気味よいギターカッティングからのミディアム系M9「On Time」(5人の共作)はインスト曲。同じフレーズを繰り返し、グルーヴィーさってコレ!ってささやかに主張すれば、最後はミディアムスローな重たいビートでM10「Jive Talkin'」(B.Robin & M.Gibbs共作)。朴訥、そして高らかに歌い上げるチャカでした。

卓越した歌い手としてバンドの中でもその存在感は徐々に高まって!というのが実感できます。

3:「アスク・ルーファス [CD]」:Ask Rufus〜Rufus Featuring Chaka Khan
アスク・ルーファスルーファス・フィーチャリング・チャカ・カーン
ユニバーサル ミュージック
2015-05-13
オリジナル音源は1977年発表。

ルーファスの5作目。前作と変わらず5人編成なれど、後にメンバーとなるデヴィッド・ウォリンスキーが楽曲提供に参加していて、全9曲収録です。

まずはアップなファンク系M1「At Midnight(My Love Will Lift You Up)」(L.Washbumとトニー共作)で幕開け。代表曲の1つで、小気味よいビートとリフに乗せて存分にシャウトするチャカ。R&Bチャートで首位獲得曲。

アップな8ビートでのM2「Close The Door」(ボビーとチャカ、デヴィッドの共作)は、ストリングス隊を従えながらマイナーなメロディを囁くように歌い、インストメドレーのM3「Medley:Slow Screw Against The Wall / A♭ Fly」(前者デヴィッド、後者ボビー作)は、チェロとピアノがクラシカルに紡ぎ合う前者と、ゲスト!ローリング・ストーンズのロン・ウッド(g)が参加した後者にて構成されるが、繋がり過ぎて後者が分からん!

地を這うようなリズムからのM4「Earth Song」(チャカとトニー、T.Sapikの共作)は、一転して静かに転じて8ビートに。ストリングス隊も大いに絡む中、ささやかに歌って、スローなチキチキ系M5「Everlasting Love」(デヴィッドとD.Belfied、ケヴィンの共作)は、囁くように歌って。小気味よいギターのリフ、歌に絡む暖かいシンセが印象的。

サビ始まりのミディアム系M6「Hollywood」(アンドレとデヴィッド共作)は、男性コーラス陣らと共にささやかに歌って、引き続いてM7「Magic In Your Eyes」(チャカとトニー共作)も、ささやかに歌って。これら2曲は何となく似た雰囲気でした。

Milt Holland(perc)のトーキングドラムも絡むスローなチキチキ系M8「Better Days」(チャカとR.Holland共作)は一転、抑えたファンキーチューン。中盤からは伸びやかに高らかに歌い出して、チャカ色に染めていけば、チャカのエジプト好き?が興じてのスローなチキチキ系M9「Egyptian Song」(チャカとデヴィッド共作)は、大仰!ドラマティックにまとめたサウンドに、高らかに歌い上げる。これってルーファスじゃないな!

ともあれ、ファンク・バンドとして、歌い手=チャカとして、最も完成度の高い1枚。R&Bアルバムチャートで首位獲得作のようです。

4:「ストリート・プレイヤー [CD]」:Street Palyer〜Rufus Featuring Chaka Khan
ストリート・プレイヤールーファス・フィーチャリング・チャカ・カーン
ユニバーサル ミュージック
2015-05-13
オリジナル音源は1978年発表。

6作目。メンバーはトニー・メイデン(g,perc & vo)、ケビン・マーフィー(kbds)、ボビー・ワトソン(b & perc)に、新メンバーとして前作に参加したデヴィッド・ウォリンスキー(kbds & back-vo)、そしてリチャード・カルホーン(ds, perc & back-vo)が加わって、5名+チャカとなりました。全10曲収録です。

まずはアルバムタイトル曲、街の雑踏なエフェクトからのアップ系M1「Street Player」(D.Seraphineとデヴィッドの共作)で幕開け。歌うはトニー。途中と終盤のギターソロ含めてタイトにファンクすれば(チャカはコーラスのみ!)、ミディアムスローなチキチキ風M2「Stay(邦題:心の鍵)」(チャカとリチャードの共作)でチャカ登場。静かに囁くように中低音にて展開も、中盤から高音域にて歌い上げて。ドラマティックなイントロからのスローな16系M3「Turn」(ボビーとデヴィッドの共作)は、バック陣のタイトルコールやブラス隊を従え、チャカがユラユラと歌って。といっても中盤からは高らかに魂の叫び。ブラス隊=シーウィンド・ホーンズで、途中にシャープなソリも披露。

スローなチキチキ風M4「Best Of Your Heart(邦題:愛にひとこと)」(ボビーとデヴィッドの共作)は、シルキーに歌い上げるスローバラードで、ストリングス隊を従えて徐々に高らかに。そのままサンバなアップ系
M5「Finale」(ボビーとデヴィッドの共作)は、エレピがテーマとソロを取って。

スペーシーなシンセからのアップ系M6「Blue Love」(デヴィッドとリチャードの共作)は、シンセ従えてチャカがささやかに歌って。途中からトニーが歌ってチャカは奔放に熱唱。ささやかな8ビートでのM7「Stranger To Love(邦題:愛の傷あと)」(デヴィッド作)は、キャッチーなサビを持つ甘く切ない楽曲でソウルスタンダード、ファンキーなテイストのミディアム系M8「Take Time」(トニー作)は、トニーのギターがリードするインスト曲。

アコギ、そしてブラシ使ってささやかに展開するミディアム系M9「Destiny(邦題:さだめ)」(D.Batteau & R.Holland共作)は、ストリングス従えてサラッとまとめ上げれば、最後はアップな16系M10「Change Your Ways」(トニーとT.Sapikの共作)で幕を閉じます。M1同様、タイトなビートの上でトニーが歌い出し、そしてチャカ。2人がデュエット曲は初めてなれど、2人に甘いスローバラードは似合わない!ルーファスらしいと言えます。

その他参加ミュージシャン。Everett Bryson,Jr.(perc)、Helen Lowe(back-vo)。そしてシーウィンド・ホーンズ=Kim Hutchcroft(flu & sax)、ラリー・ウィリアムス(piccolo,flu & sax)、ジェリー・ヘイ(tp & flh)、Bill Reichenbach(tb)。

CDコレクションその1866…「アール・クルー」4枚!!

今回は、溜まりに溜まったアール・クルーの諸作をまとめて第1弾!

1:「ソーダ・ファウンテン・シャッフル<FUSION 1000> [CD]」:Soda Fountain Shuffle〜Earl Klugh
ソーダ・ファウンテン・シャッフル&lt;FUSION 1000&gt;アール・クルー
ワーナーミュージック・ジャパン
2014-07-23
オリジナル音源は1985年発表。

ワーナー移籍第1弾。セルフ・プロデュースによって制作、発表となった1枚です。全10曲収録。

まずはミディアムな跳ね系M1「Just Pretend」で幕開け。朗らかなメロディをアコギ+口笛?シンセで紡ぎます。ささやかにアコギソロを終盤に、そしてシンセベース鳴り響くスローなチキチキ曲M2「Baby Cakes」。メリハリあるリズムをバックにアコギで攻撃的にメロディ紡いでそのままソロを。

アルバムタイトル曲で軽やかなシンセからのアップ系M3「Soda Fountain Shuffle」は、シャッフルとありながら8ビート。アコギが爽やかにメロディを。そしてアップな16系M4「Moonlight Dancing」は、ダンシング!軽やかにアコギがメロディを。打ち込みのドラムやシンセベースからのアップ系M5「Incognito(邦題:影なき男)」は、ポール・ジャクソン・Jr.(g)のカッティングの上で切々とアコギでメロディ紡ぎます。

リム4つ打ち風ながら8分で刻んでのスローなチキチキ曲M6「One Night(Along With You)」は、アコギがちょっと哀愁?なメロディ紡いで。終盤に情熱的なソロをしっかり挟めば、シンセベース鳴り響くスローなチキチキ!M7「Some Other Time(邦題:いつの日か)」は、正にスムース!耳に優しいメロディをアコギ。そのメロディを丁寧に繰り返し紡ぎます。

朗らかな雰囲気のミディアムなM8「Rainbow Man」は、アコギとシンセがシンプルなメロディをささやかに紡いで。節々に、そして終盤にしっかりアコギソロ。その歌心溢れる構成力は素晴らしく、アップな16系M9「Close To Your Heart」は、アコギで爽やかにメロディを。最後はドラムレス、アコベやストリングスを従えてM10「April Love」。ささやかにメロディを爪弾いて幕を閉じます。

とにかくメロディを重視し、それをいかに丁寧に届けるか。そういった点に重視してまとめられています。ジャズ度は決して高くありませんが、非常に聴きやすく仕上がっています。

その他参加ミュージシャン。グレッグ・フィリンゲインズ(kbds)、Bo Tomlin(synth)、ルイス・ジョンソン(b)、ハービー・メイソン(ds)、パウリーニョ・ダ・コスタ(perc)。

2:「ライフ・ストーリーズ<FUSION 1000> [CD]」:Life Stories〜Earl Klugh
ライフ・ストーリーズ&lt;FUSION 1000&gt;アール・クルー
ワーナーミュージック・ジャパン
2014-07-23
オリジナル音源は1986年発表。

ワーナー移籍第2弾。ストリングス編曲にCTIの巨星ドン・セベスキー(M1,2,4,6)、デヴィッド・マシューズ(M8)を迎えて制作。全10曲収録です。

まずはアーバンな雰囲気を持つミディアム系M1「The Traveler」で幕開け。スラップ鳴り響く中で切々とアコギでテーマを爪弾けば、そこにセベスキーが手掛けたストリングスが色を添えれば、スローな跳ね系M2「Just For Your Love」(Gadson,McDonald,Abrahams共作)は、シルキーな女性コーラス隊(Ullanda McCulloughにVivian Cherry、Yvonne Lewis)がタイトルコールする中でアコギが色を添える美メロなバラード。ユラユラなフェンダーローズは勿論リチャード・ティー(kbds…M2 & 4)。そしてシンセベース鳴り響くアップな8ビート曲M3「Second Chances」は、爽やかにアコギがテーマを奏でます。

そしてアイズレー・ブラザースの代表曲をカバーしてM4「For The Love Of You」(アイズレー・ブラザース作)。ミディアムな8ビートにてその知られたメロディをアコギで紡く。セベスキーのストリングスもかすかに色を添えれば、シンセベース鳴り響くミディアムスローなチキチキ曲M5「Debra Anne」は、アコギで爽やかなメロディを丁寧に紡ぎます。かすかにEric Weisburg(steel-g)が暖かい響きを残せば、セベスキー・マジック!ストリングスに木管らを従えてのM6「Santiago Sunset」は、クラシカルな雰囲気の中でアコギが切ないメロディを叙情的に奏でて。

”Crusher” Bennett(perc)による土着なコンガやティンバレスからのドラムレスなミディアム系M7「Sandman」は、アコギがささやかにテーマを展開すれば、アコギ重奏にて始まる3連系M8「Return Of The Rainmaker」は、切ない響きのメロディをアコギで。バックにデヴィッド・マシューズ編曲のストリングス隊やブラス隊加わって、流麗にアコギソロ、ゲストのマイケル・ブレッカー(t-sax)がテナーでゴリゴリとソロを展開した後、再び!ここぞとばかりアコギソロを存分に。

一転、アコギ独奏にてM9「Moon And The Stars」をささやかに奏でつつ、多重録音にてギターやマンドリンで色を添えれば、最後はM1のパート2としてM10「The Traveler, Part 供廖シンセやドラム、パーカッションらをバックにアコギでテーマを奏でて。途中からFrank Floyd(vo)が土着なスキャットを披露し、エンディングを迎えます。

参加ミュージシャン。エリック・ゲイル(g…M2)、Thom Hall(kbds…M1-2)、グレッグ・フィリンゲインズ(kbds…M1,3,5 & 10)、Skip Anderson(kbds…M8)、Calvin Bryant(b)、Luico Hopper(b…M4 & 8)、Gene Dunlap(ds…M1,2 & 10、ds-prog…M3 & 5)、バディ・ウィリアムス(ds…M4、cymbal…M3)、Ray Marchica(ds…M8)、Jimmy Maelen(perc…M1,4 & 10)。

3:「ソロ・ギター<FUSION 1000> [CD]」:Solo Guitar〜Earl Klugh
ソロ・ギター&lt;FUSION 1000&gt;アール・クルー
ワーナーミュージック・ジャパン
2015-07-29
オリジナル音源は1989年発表。

今回は初めてのソロ・ギター・アルバム。全14曲収録です。

まずはアウトな音使いしてのM1「It's Only A Paper Moon」(H.Arien, B.Rose & E.Y.Harburg作)で幕開け。テーマをサラッと流せば、セルジオ・メンデス&ブラジル66のM2「So Many Stars(邦題:星屑のサンバ)」(セルジオ・メンデス&バーグマン夫妻作)をフリーに流麗にまとめ上げています。

ジャズスタンダードで多くが取り上げたM3「I'm Confessin'(That I Love You)」(Neilburg, Dougherty, Reynolds & Bourneld作)は、テンポ感を鮮明に軽やかに紡げは、ミュージカル映画「オズの魔法使い」からM4「If I Only Had A Brain」(H.Arien & E.Y.Harburg作)も同様に軽やかに。こちらもジャズスタンダード!M5「Emily」(ジョニー・マンデル&J.Mercer作)は、その知られたメロディを崩しながらフリーに語れば、ガーシュインのM6「Love Is Here To Stay(邦題:我が恋はここに)」は軽やかに。

ジャズの定番!M7「Someday My Prince Will Come(邦題:いつか王子様が)」(F.Churchill & L.Morey作)を、卓越したメロディを自由に発展させて語れば、バカラックらのM8「Any Old Time Of The Day」(バカラックら作)は、素朴なメロディを素朴に奏でて、ジャズスタンダードのM9「Once Upon A Summertime(E.Barclay, ミシェル・ルグラン&J.Mercer作)は、その物悲しげなメロディを切々と奏でて。

ガーシュインのM10「Embraceable You」は、ささやかなメロディをささやかに奏でれば、ゆったりワルツでM11「I'm All Smiles」(ミシェル・ルグラン&H.Martin作)を数々のトレモロで彩って、ジャズスタンダードのM12「You Make Me Feel So Young」(J.Myrow & M.Gordon作)は軽やかに。

定番!M13「Autumn Leaves(邦題:枯葉)」(J.Mercer, J.Kozma & J.Prevert作)は、その知られた物悲しいメロディを発展させてフリーに爪弾けば、最後はジャズスタンダードのM14「The Way You Look Tonight」(J.Kern & D.Fields作)。

ソロギターでまとめた方法論は、テンポフリーに自在にと、拍頭を明確にの2つ。それらを適度に配して、ジャズの有名曲ばかりを飽きさせず端的にまとめていましたね。

4:「ミッドナイト・イン・サン・ホワン<FUSION 1000> [CD]」:Midnight In San Juan〜Earl Krugh
ミッドナイト・イン・サン・ホワン&lt;FUSION 1000&gt;アール・クルー
ワーナーミュージック・ジャパン
2014-11-12
オリジナル音源は1991年発表。

まずはアルバムタイトル曲でアップな8ビート曲M1「Midnight In San Juan」にて幕開け。タイトルの通りナイティな雰囲気の中、アコギで切々とテーマを紡ぐ。中盤は淡々と、終盤はエモーショナルなアコギソロを挟めば、スローなチキチキ風M2「Every Moment With You」は、ささやかにアコギで優しさ溢れたテーマを紡いで。

アップな16系M3「Kissin' On The Beach」は、軽やかにアコギでテーマを紡いで、アコギやキーボードのソロをささやかに挟めば、スローなバッグビート曲M4「She Never Said Why」は、重々しい空気感の中でアコギが切々とテーマを爪弾く。

アップなラテン曲M5「Mobimientos Del Alma(Rhythms Of The Soul)(邦題:魂の鼓動)」は、Ruben Rodriquez(p)、Oscar Hernandez(b)、Robert Ameen(ds)、Sammy Fiqueroa(perc〜M5-6)、Ralph Irizarry(perc)といった布陣で。その他ブラス隊を従え、情熱的にアコギでテーマ、ソロを展開すれば、一転してスローなチキチキ曲M6「Jamaican Winds」は、リチャード・ティー(kbds)、Luico Hopper(b)、バディ・ウィリアムス(ds)といったN.Y.勢と。ティーのお得意!ローズのユラユラな響きの中でアコギで切々とテーマを紡ぐ。

物悲しくアコギ響かせて始まるM7「Theme For A Rainy Day」は、チャンバー・アンサンブルという弦楽器隊をバックに切々と。輪をかけるようにトゥーツ・シールマンス(harmonica)がバトンを受け取って更に切々とハーモニカを響かせる。そして弦楽器隊の重奏にて締め括って。

軽やかなアップなサンバ系M8「Take You Here」は、アコギでテーマ紡いで。ドン・セベスキー編曲のストリングス隊がチャック・ローブ(ac-g)のアコギカッティング、ロン・カーター(ac-b)のアコベと共にいい響きを醸し出して。イリアーヌ・イリアス(p)のリリカルなピアノソロにアコギソロ、そして男女スキャットがテーマを歌う。絡むストリングス隊、そして引き続いてトゥーツ・シールマンス(harmonica)加わり、盛り上がってフェードアウト、後奏にストリングス隊+アコギ、叙情的に幕を閉じます。

その他参加ミュージシャン。ロニー・フォスター(kbds…M1 & 3-4)、バーナビー・フィンチ(kbds…M1 & 3-4)、Mark Nilan(kbds…M1)、エイブラハム・ラボリエル(b…M1 & 3-4)、ハービー・メイソン(ds…M1-4 & 8)、ジーン・ダンラップ(ds-prog…M2)、パウリーニョ・ダ・コスタ(perc…M1,3-4 & 8)。

CDコレクションその1865…「ジャーニー」関連3枚!!

今回はジャーニーに関わった2名のリーダー作をまとめて〜。

1:「グレッグ・ローリー(期間生産限定盤) [CD]」:Gregg Rolie〜Gregg Rolie
グレッグ・ローリー(期間生産限定盤)グレッグ・ローリー
SMJ
2017-08-23
オリジナル音源は1985年発表。

まずはジャーニーのオリジナル・メンバーであったグレッグ・ローリーのソロ・デビュー作。全10曲収録です。

まずはBill Schneeがプロデュースした3曲を。時代?打ち込みらからのアップ系M1「Young Love」で幕開け。4つ打ちや8ビートと変化する中、力強く歌うローリー。骨太なギターソロを終盤に配せば、アップな8ビート曲M2「Close My Eyes」は、素朴なメロディを持つ。途中にマーク・ルッソ(t-sax)によるテナーソロ。そしてミディアムな8ビート曲M3「I Wanna Go Back」は、ささやかに歌い上げる。シモンズが効果的に盛り立てて。これら3曲は、シンセベースを使って。

以降はKevin Beamishがプロデュース。まずはアップな8ビート曲M4「Let Me Out」。マイナーなメロディを力強く歌うソフト・ロックで、続くミディアムスローなM5「Over And Over」は、キャッチーなメロディ、A.O.R.なテイストでのまとめ方がまずまず。アップな8ビートによるM6「Don't Talk」は、直進風ロック・チューンで、ギター鳴り響く中で存分にシャウト。ドラマティックなベースらからのリフからのミディアム系M7「Zap Me」は、主張するかのサビをブラス隊絡めてシャウト。

そし本作のハイライトたる2曲。まずはカルロス・サンタナをギターに迎えてアップな3連シャッフル曲M8「Marianne」。女性の名をタイトルにし、楽曲自体も特別な何かはないんだけど、カルロスが存在感溢れるソロを終盤に。そしてニール・ショーンをギターに迎えてM9「It's Only Make Believe」。いかにもジャーニー?スローでマイナーなバラード。ニールは途中でエッジの効いたソロを展開。このようにローリー、かつての盟友たちの招聘、それが近年の「サンタナIV [CD]」での再共演に繋がっている?

最後はアップな8ビート曲M10「Deep Blue Sea」。2拍3連多用したメロディラインを朗々と歌い上げます。

ソロ・デビュー作ながらも、無茶苦茶キャッチーな楽曲もなくって中途半端な仕上がりだったかも…。だからそっちではヒット曲に関わったジョナサン・ケインが未だ登用されるんでしょうね〜。

その他参加ミュージシャン。M1-3はDann Huff(g)、Peter Wolf(kbds)、Gene Miller(back-vo)、Jason Scheff(back-vo)、Carmen Grillo(back-vo)、M4以降にMark Ross(g)、Craig Chaquico(g)、Alan Pasqua(synth)、Dave Margen(b)、Mark Craney(ds)、Stan Bush(back-vo)、Kevin Beamish(back-vo)。

2:「ソー・ユー [CD]」:So You〜Neal Schon featuring Mendoza & Castronovo
ソー・ユーニール・ショーン フィーチャリング・メンドーサ&カストロノヴォ
ワードレコーズ
2014-04-30

こちら、ジャーニーを牽引してきたニール・ショーン(g & vo)が、今や事件で脱退してしまったんだけどディーン・カストロノヴォ(ds & vo)と、ホワイトスネイクのマルコ・メンドーザ(b & vo)と共に制作、発表したのが本作。ボーナス・トラック1曲含む全10曲収録です。

まずはニールのギターリフからのミディアムスロー系M1「Take A Ride」。シンプルなトリオ編成?いや、少し鍵盤被せた中でマルコが淡々と歌います。ニールに弾きまくるソロを展開も、終盤は少々ブルージーに。引き出しは数々。

アルバムタイトル曲で、冒頭はユラユラ!M2「So U」は、まずはディーンがソウルフルに歌って、アップなリズムに変化し、ニールが朴訥と歌う。ウーウーと歌い合うトコは、ドラムのフィルにギターがソロ弾きまくる。リズミカルながらも浮揚感に溢れ、インストのアップ系M3「Exotica」は、疾走感溢れるビートの中でギターがテーマとソロをしっかり展開。何かサンタナ的も思いきや、サンタナに捧げられていました。ん?マルコはフレベ?サウンドに奥行きを加えれば、ミディアムなロックチューンM4「What You Want」はは、ニールとマルコが共に歌って。

ゆったりワルツのM5「Love Finds A Way」は、ジャーニーの「フロンティアーズ」収録M「」に似た雰囲気ながら、ディーンが高らかに歌う。ドラマディックに展開すれば、ミディアムな跳ね系M6「On My Way」は、マルコが淡々と歌う。ゲストにジョナサン・ケインの娘マディソン・ケイン…back-vo)が参加。

アップなロック・チューンM7「Serenity」は、本作の中では明るい曲調の中、ディーンが熱唱。本作の多くで作詞しているナイト・レンジャーのジャック・ブレイズ(back-vo)も参加。そしてアップで直進的なロック・チューンM8「Shelter」は、ディーンとマルコが歌い合う。こちらにもジャック・ブレイスが骨太なコーラスを提供。

そして2曲目のインスト曲はスローなチキチキでM9「Big Ocean」。ギターが情感豊かにテーマを展開します。

最後はボーナス・トラックM10「Evil Eva」。アコギらが鳴り響く中、素朴に歌い合って幕を閉じます。

しかし肝心のジャーニーの新作発表がない中、ここでお茶濁していていいのか、ニール?

3:「ヴォルテックス [CD]」:Vortex〜Neal Schon
ヴォルテックスニール・ショーン
ビクターエンタテインメント
2015-08-19

こちら、2012年発表「ザ・コーリング [CD]」以来となるインスト作。今回はCD2枚に、全18曲収録です。

今回はニール自身はギターにベース、そしてイゴール・レン(kbds)とスティーブ・スミス(ds)でのトリオにて録音に臨んでいます。

まずはCD1枚目で、スミスと共作したM1「Miles Beyond」とM2「Awakening」を2曲続けて。どちらも大きくは2つの進行を持ってニールが奔放にソロ奏でるといった形。テーマらしいリフをストリングス風シンセが添えています。前者は土着なタム廻し使った4拍子の展開A、9拍子の展開B、後者は3分の(6+4)×2+(6×4)での展開Aと4拍子による展開Bにて構成されます。そしてアップな16風M3「Cuban Fly Zone」は、ギターがテーマを展開、そのままソロに突入も実はテーマ自体が不鮮明。コードワークによる展開がその雰囲気を構築すれば、ラテンなリズムの16系M4「El Matador」は、正にサンタナ!上のM3同様にテーマをは不鮮明ながらも、ユニゾンリフ、アコギやギターのソロを織り込んで情熱的に展開します。

美しく物悲しくピアノ独奏するM5「Eternal Love」(レン作)を挟み、スローなチキチキ曲M6「In A Cloud」は、アメリカの広大な大地を連想させる雰囲気の中、かすかに1つのテーマを繰り返します。ギターソロらを絡めながら展開すれば、アップでスネアロール絡めたリズムでのM7「Irish Cream」もM6同様かすかなテーマを繰り返します。

スローなハーフタイムシャッフルでのM8「Lady M(Our Love Remains)」(レンとの共作)は、マイナーなテーマをギターで力強く奏でて、たっぷりとソロを展開すれば、アップな8ビート曲M9「Airliner Ns9 10」は、ギターがテーマ奏でる疾走感溢れるロックチューン。ソロを自在に、最後はツインバスドラの連打に盛り立てられてエンディング。

CD2枚目は、スローなチキチキ曲M1「Tortured Souls」で幕開け。ドラマティックなバックを従えて、朗々とギターでテーマを展開。こちらもほぼワンテーマの中で存分にギターソロを披露しまくって、続くアップ系M2「Schon & Hammer Now」(レンとの共作)は、ギターが激しくテーマ奏でるハードチューン。途中にセミアコ?のソロを静かに挟めば、ヤン・ハマー(kbds)のシンセソロからのアップ系M3「NS Vortex」は、ギターでテーマを壮大な奏でます。ギターにシンセ、ドラムのソロを挟んで、分かりやすいインストロックします。

ギター重奏による崇高なインタールードM4「Unspoken Faith」を挟み、スローなチキチキ曲M5「Twilight Spellbound」は、ドラマティックにマイナーなテーマをギターが奏でれば、スローな3連シャッフルで崇高かつ高らかにギター奏でるM6「Triumph Of Love」(ジョナサン・ケインとの共作)は、ジョナサン・ケイン(kbds)も参加してドラマティックに展開します。終盤はチキチキに変化してメロウに変化し、静かにエンディング。

アコギ重奏によるささやかなインタールードM7「Mom」を挟んで、ゆったりなハチロクM8「Talk To Me」(スミスとの共作)は、タム絡めた冒頭からヤン・ハマー(synth)やニールによるドラマティックなサビへと変化し、リズムが小刻みとなって盛り上がりかけるも、ハマーのスペーシーなシンセソロから躍動的な打楽器鳴り響く中でアコギソロ、再びギターが縦横無尽にソロを展開。バスドラ連打の中で登りつめてエンディングを迎え、最後はアコギ使ったハチロク曲M9「White Light」でしっとり幕を閉じます。

ライナーにも記されていますが、ニールが溜め込んだリフやコード進行らからまとめ上げたのが本作。そのせいかメロディラインがイマイチなれど、スティーブ・スミスの野獣の如きシャープなドラミングを得て、弾きまくりのギターアルバムに仕上がっています。ギタリスト=ニールの魅力満載な1枚でした。

2月購入のDVD & Blu-ray

ドリーム (2枚組)[4K ULTRA HD+2Dブルーレイ] [Blu-ray]ラジ・P・ヘンソン
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
2018-02-02

はい、勢いで鑑賞。いい映画でした〜。

鑑賞記はこちら



2:「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ [Blu-ray] [Blu-ray]
ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ [Blu-ray]マイケル・キートン
KADOKAWA / 角川書店
2018-02-09

鬼才マイケル・キートンを主演に迎えて、マクドナルドの成長の原点を描いた1本。

残念ながら吹替はなし!!

3:「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー) (3枚組)[4K ULTRA HD+3D+2Dブルーレイ] [Blu-ray] [Blu-ray]
猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー) (3枚組)[4K ULTRA HD+3D+2Dブルーレイ] [Blu-ray]アンディ・サーキス
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
2018-02-14

新シリーズ第3弾にして完結作。

鑑賞はしてるんだけど、レビューが間に合わない!!!



4:「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 4 [Blu-ray] [Blu-ray]
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 4 [Blu-ray]小野大輔
バンダイビジュアル
2018-02-23

もう第4弾。いいペースだと思います。

こちらも鑑賞はしてるんだけど、レビューが間に合わなくって!!!

CDコレクションその1864…「ヒューバート・ロウズ」3枚!!

今回は、ソニーより「CROSSOVER & FUSION Collection 1000」第2弾として、一挙リリースされたヒューバート・ロウズのリーダー作2枚、アール・クルーとの共同名義作1枚がお題目です〜。

1:「ロミオとジュリエット(期間生産限定盤) [CD]」:Romeo & Juliet〜Hubert Laws
ロミオとジュリエット(期間生産限定盤)ヒューバート・ロウズ
SMJ
2017-11-08
オリジナル音源は1976年発表。

ボブ・ジェームスのプロデュース。全6曲収録です。

まずはミディアムな跳ね系M1「Undecided」(S.Robin & C.Shavers)で幕開け。ストリングス隊やブラス隊絡む中、フルートでファンキーにテーマ紡ぐ。そのままソロに転じて小気味よく展開すれば、本作ではこの曲のみ参加のスティーブ・ガッド(ds)がルーズに盛り立てる。

フルートとエレピが幻想的に語り合ってのM2「Tryn' To Get The Feeling Again」(D.Pomeranz)は、ミディアムで静かな雰囲気の中、ストリングス隊やブラス隊らを従えて朗らかにフルートがテーマを伝える。そのままフルートソロは激しく攻め立てれば、最後はエレピとの同時ソロにて静かにエンディングを迎え、バリー・フィナティ(g…M2,3 & 6)のギターを従えてフルート!M3「Forlane」(ラヴェル作)は、クラシカルに重奏します。

アルバムタイトル曲M4「Romeo & Juliet」(P.I.Tchaikovsky作)は、チャイコフスキーの原曲を、アップな16系とフルートで料理。原曲ってよく知らないんですけど、いかにもなボブ・ジェームスの手によるクロスオーバー化。サンバなリズム、エレピソロからフルート加わっての同時ソロと、小気味いい展開経て、ドラマティックにエンディング迎えます。

ミディアムな8ビートによるM5「What Are We Gonna Do?」は、女性コーラス隊も加わり、ささやかにフルートでテーマを展開。そのままソロ披露も、キャッチーなテーマが耳に残れば、最後はミディアムスローなチキチキ風M6「Guatemala Connection」(H.Blanchardとの共作)で幕を閉じます。スラップ使ってファンキーさそこそこに、フルートがストリングス隊らを従えつつ、しみじみとテーマ伝えます。

その他参加ミュージシャン。エリック・ゲイル(g…M1-2,& 5-6)、スティーブ・カーン(g…M4)、Richie Resnicoff(g…M5-6)、ボブ・ジェームス(p & clavinet)、マーク・グレイ(clavinet…M3)、ゲイリー・キング(b)、アンディ・ニューマーク(ds)、ラルフ・マクドナルド(perc)。Alan Rubin(tp & flh)、Bernie Glow(tp & flh)、Jon Faddis(tp & flh)、Marvin Stamm(tp & flh)、ランディ・ブレッカー(tp & flh)、Alan Raph(tb)、David Taylor(tb)、Wayne Andre(tb)、Denise Wigfall(voice)、Kenneth Coles(voice)、Robin Wilson(voice)、Shirley Thompson(voice)。

2:「サイレンス(期間生産限定盤) [CD]」:Say It With Silence〜Hubert Laws
サイレンス(期間生産限定盤)ヒューバート・ロウズ
SMJ
2016-05-25
オリジナル音源は1978年発表。

実弟ロニー・ロウズとの共同プロデュースによって制作された1枚。全5曲収録です。

流麗なフルートからのミディアムな跳ね系M1「The Baron」(P.Kelley作)で幕開け。ファンキーなリズムをバックに軽やかにフルートがテーマを展開します。そのままソロを小気味よく、楽曲提供のPatrick Kelley(g)がブルージーにソロを取って、テーマからエンディングへ。

歌モノを2曲。まずはミディアムなリム4つ打ち曲M2「False Faces(邦題:微笑みの影に)」は、妹のデボラ・ロウズ(vo)をフィーチャーし、ストリングス隊やブラス隊を従えて歌う。少し幼さを残した歌声。途中に小気味よいフルートソロを挟めば、続くは個性的なギターリフからのスローなチキチキ曲M3「Love Gets Better」(ロニー・ロウズ作)。ささやかなテーマをデボラにエロイーズ・ロウズ(vo)がフルートと共に展開。少しファンキーなリズムに変化してフルートソロのままフェードアウト。

ユラユラなエレピを従えてフルート!スローなチキチキ曲M4「It Happens Every Day」(ジョー・サンプル作)は、1976年にザ・クルセイダーズ発表曲。作曲したジョー・サンプル(e-p…M2 & 4)を迎えて、フルートとWoody Murray(vibes)のヴァイブがしみじみとテーマを紡ぎます。かすかなストリングス隊がそのテーマを引き立てれば、最後はアルバムタイトルでフルートの小気味よい重奏から始まる曲「Say It With Silence」。ジョニー・ロウズ(vo)が甘くボーカルを取るミディアム系。躍動的にフルートが、弟のロニー・ロウズ(t-sax)がテナーで徐々に熱を帯びたソロを取って、クラシカルな後奏を経てエンディング。

その他参加ミュージシャン。Melvin Robinson(g…M1 & 3)、バリー・フィナティ(g…M5)、ハイラム・ブロック(g…M5)、バーナビー・フィンチ(kbds…M1 & 3)、Mark Gray(kbds〜M5)、Jerry Peters(synth…M1)、Mike Mandel(synth…M5)、Robert Vega(b…M1 & 3)、ロバート・ポップウェル(b…M2 & 4)、Mike Richmond(b〜M5)、Gregory Errico(ds…M1 & 3)、Anthony Lewis(ds…M2 & 4)、ヴィクター・フェルドマン(perc…M1,3 & 4)、Susan Evans(perc…M5)

M1-4のブラス隊は、Bobby Bryant(tp & flh)、Snooky Young(tp & flh)、Ray Brown(tp & flh)、Garnet Brown(tb)、Maurice Spears(tb)、Thurman A.Green(tb)、M2,4 & 5のストリングス隊は、Alfred Bruening(vln)、Arnold Belnick(vln)、David Montagu(vln)、Don Palmer(vln)、Henry Ferber(vln)、Israel Baker(vln)、Joy Lyle(vln)、Ronald Folsom(vln)、Sidney Sharp(vln)、Harry Shlutz(cello)、Jerome Kessler(cello)、Jesse Ehrlich(cello)。そしてM5のブラス隊は、Alan Rubin(tp)、ルー・ソロフ(tp)、Marvin Stamm(tp)、Tom Malone(tb)、Tony Studd(tb)、Wayne Andre(tb)。Don Corrado(french-horn)、James Buffington(french-horn)、Lawrence Wechsler(french-horn)。

3:「ハウ・トゥ・ビート(期間生産限定盤) [CD]」:How To Beat The High Cost Of Living feat. Hubert Laws & Earl ハウ・トゥ・ビート(期間生産限定盤)Klugh
ヒューバート・ロウズ&アール・クルー
SMJ
2017-11-08
オリジナル音源は1980年発表。

こちら、映画「How To Beat The High Cost Of Living」といった日本未公開の映画のサントラです。全てが劇伴を手掛けたパトリック・ウィリアムス作曲。全10曲収録です。

まずはエレピとベースらのリフから始まるミディアム系M1「Down River」で幕開け。フルートとアコギが共にテーマ奏でます。映画の冒頭?何が起こるか分からない!的な雰囲気感じさせれば、エレピやベースからのミディアムスローな跳ね系M2「Night Moves」は、フルート、アコギがアーバンなテーマを繋いで。ストリングスも少々、アコギやフルートのソロもしっかりフィーチャーしています。

ベースの小刻みなラインからのミディアム系M3「Piccolo Boogie」は、ピッコロが軽やかかつマイナーなテーマを奏でて。パウリーニョ・ダ・コスタ(perc)がトーキングドラムなど軽妙に、ピッコロソロもしっかり披露すれば、アコギからのミディアムスローなチキチキ系M4「Dream Something」は、アコギにフルート、ストリングス隊が綺麗なテーマを丁寧に紡いで。

トライアングルのチーチキからのスロー系M5「It's So Easy Loving You」は、アコギ、そしてフルートがささやかなテーマを紡げは、ファンキーでアップな4つ打ちからのM6「The Edge」は、軽快な4ビートに転じてフルートソロ。場面急展開なトコで使われそうな劇伴で、続くM7「The Caper」は、ストリングス隊を中心に、こちらも場面急展開なトコ用。軽くアコギ、フルートがソロを挟みます。フルートのロングトーンにアコギ!M8「Ready To Run」も同様に高速4ビート用いて、ミディアムなサンバ風で始まるM9「The Scuffle」は、途中からテンポアップ!小気味よくフルートとアコギの掛け合いを挟み込み、流麗なストリングス隊からのスロー系M10「Song For A Pretty Girl」は、フルートが甘く綺麗なテーマを奏でて。

映画の劇伴ですが、2人の個性を生かした共演作ですね。

その他参加ミュージシャン。Mitch Holder(g)、Tim May(g)、Mike Lang(kbds)、ニール・スチューベンハウス(b)、Steve Schaeffer(ds)。

CDコレクションその1863…「アーニー・ワッツ」2枚!!

今回はL.A.の人気テナー奏者アーニー・ワッツのリーダー作2枚がお題目。

2&3作目はこちらでレビュー。

1:「ルック・イン・ユア・ハート <FUSION 1000> [CD]」:Look In Your Heart〜Ernie Watts
ルック・イン・ユア・ハート &lt;FUSION 1000&gt;アーニー・ワッツ
ワーナーミュージック・ジャパン
2015-02-25
オリジナル音源は1980年発表。

ウェイン・アンダーソンのプロデュースて発表した最初のリーダー作。全8曲収録です。

まずは打ち込みやハンドクラップ鳴り響くミディアム系M1「Just Holdin' On」で幕開け。男性ラップから女性ボーカルらが小気味よいブラス隊従えてファンキーに歌う。直後のテナーソロ?いや、シンセとのユニゾンの形で、譜面に準じてか後乗せかは不明も、ユニーク。続いて女性のパーカッシブなラップ?からのアップな16系M2「Dance Music」も、女性陣が歌うダンサブルなファンキー系。小気味よいブラス隊、ブイブイとテナーソロと。

一転、アルバム・タイトル曲のアップ系M3「Look I Your Heart」は、ワッツがテナーで朗らかかつ心暖まるテーマを奏でます。そのままテーマ発展させてソロ、フルートのアンサンブルらを織り込んで。ミディアムスローの喰った系M4「Makin' Music」は、アーバンにテナーでテーマ奏でます。ストリングス隊も絡んでナイティな雰囲気の中、テナーソロは詰め込んで主張。詰め込みまくりのキーボードソロはとてもユニーク。そしてテナー独奏からのスローなチキチキ系
M5「Let's Sail Away(邦題:出航)」をメロウにブロウ。ストリングス隊を従えて、その美メロを雄大に展開します。

そして続く3曲はBeyond The Cosmic Void Suite(邦題:ビヨンド・ザ・コスミック・ヴォイド組曲)。まずはテナー独奏?オーバーダブして重奏するミディアムスローな16系M6「Part1:Starship Transit(邦題:パート1 宇宙船発進)」。シンセベース鳴り響き、チキチキと書くも、チキチキチキチキ!32刻みの忙しいビートの中でソプラノがテーマ奏でます。そのままピアノをバックにテナーがブロウするM7「Part2:Love In Transit(邦題:パート2 旅路の愛)」は、そこにベースやドラム、ストリングス隊が加わり、まあ行為そのものを連想させるが如くドラマティックに盛り上がる。ワルツに変化して詰め込みまくってピアノソロ。静かに終わって引き続いて
アップな16系M8「Part3:Marching To Cretonia(邦題:パート3 クレトニアへの飛行)」。ソプラノに持ち替え、ストリングス隊と共にテーマ展開。テナーソロはM1同様にシンセを重ね、テーマに戻ってエンディング。

ディスコ狙いな売れ線な歌モノを冒頭に、しかし以降はしっかりとフュージョンし、結構骨太な1枚でしたねー。

参加ミュージシャン。アーニー・ワッツ(sax-synth,sax,piccolo,flu,cla,oboe,english-horn,perc & vo)、ロン・クック(g)、ピート・ロビンソン(kbds)、ダン・ディーン(b)、アレックス・アクーニャ(ds & perc)、パウリーニョ・ダ・コスタ(perc)、アルフレッド・チャリティ(vo)、サム・マクラリー(vo)、リンダ・マクラリー(vo)、シェルビー・フリント(vo)。

2:「サンクチュアリー<FUSION 1000> [CD]」:Sanctuary〜Ernie Watts
サンクチュアリー&lt;FUSION 1000&gt;アーニー・ワッツ
ワーナーミュージック・ジャパン
2014-12-10
オリジナル音源は1986年発表。

こちらは4作目のリーダー作。2作目からはクインシー・ジョーンズ率いるクエスト・レーベルより作品発表をしておりますが、こちらはそちらからの3作目で、ドン・グルーシンがプロデュースを担当しています。全8曲収録。

まずはリム4つ打ちからのアップ系M1「Taj」(ドン・グルーシン作)にて幕開け。爽やかさ感じられるAメロ、アルトが激しくブロウするBメロの2つの構成。途中、高らかにソロを展開。

シンセどベースが絡み合って始まる小気味よいアップ系M2「She Feels Good」(ドン・グルーシン作)は、テナー、フィル・ペリー(M2,4 & 7)のシルキーな歌声がテーマを分け合って。中盤と終盤にテナーソロをブイブイと展開すれば、スローなチキチキ曲M3「Cowboy Dreams」アルト(ドン・グルーシン作)は、テナーで高らかにテーマ奏でて。ワッツの豪放さを表現したメロディは、部分的に重奏して更に強調も。バックビートなパートもアクセント。

ミディアムスローなチキチキ曲M4「Homeland」(フィル・ペリー&ドン・グルーシン作)は、フィル・ペリーによるメロウな歌モノ。途中にテナーソロ、そして歌に戻ってペリーは超高音域をも披露して、非凡たる事を改めて実感。打ち込み鳴り響くミディアム系M5「Chinook」(ドン・グルーシン作)は、ソプラノとシンセが小気味よくテーマを奏でる。 途中にテナーに持ち替えて力強くソロを挟み込み、ネーザン・イースト(b)と共にテーマ奏でたり。終盤は自身でパーカッシブに音を重ね合って、エンディングを迎えます。打ち込みと生の融合が絶妙な仕上がり。

アルバムタイトル曲のスローなチキチキ曲M6「Sanctuary」は、テナーで綺麗なメロディを抜いてブロウします。バックビートっぽいリズムをバックにソロを展開すれば、打ち込み満載のスローなチキチキ系M7「City Speak」(Tracy Mann Hill、フィル・ペリー&ドン・グルーシン作)では、またまたフィル・ペリーを迎えて。スローながらも小刻みなAメロから、力強いBメロと、躍動的に仕上がっています。

最後はテナー独奏からのM8「The Peace Offering」。その美メロを強調すべく、かすかにシンセのコード弾きのみが伴奏し、崇高に幕を閉じます。

改めてドン・グルーシンの鬼才ぶり、実感です。兄デイブとは異なる才能。

その他参加ミュージシャン。リー・リトナー(g)、カルロス・リオス(g…M2 & 7)、ラリー・ウィリアムス(synth)、エイブラハム・ラボリエル(b…M4 & 6)、ジョン・ロビンソン(ds)、カルロス・ヴェガ(ds…M4 & 5)、アレックス・アクーニャ(ds…M6、perc…M8)、パウリーニョ・ダ・コスタ(perc)、そして3曲(M1,4 & 7)のコーラス隊=Aladrian Elmore、Darryl Phinnessee、Kate Markowitz、Kevin Dorsey、Lilian Tynes Perry、Oren Waters、Roy Galloway、Siedah Garrett。

CDコレクションその1862…「矢野顕子」新作1枚!!

Soft Landing (初回限定盤)矢野顕子
ビクターエンタテインメント
2017-11-29

こちら、7年ぶり5作目となるピアノ弾き語りアルバム。カバーとオリジナルで構成されて、全13曲収録です。

まずはささやかな雰囲気のM1「Bye Bye」(志村正彦作)にて幕開け。元々PUFFYに提供、その後、自身のフジファブリックでセルフカバーしたこの曲を、軽やかにまとめ上げれば、新曲オリジナルM2「野球が好きだ」(作詞:糸井重里)は、糸井さんとの野球関連何曲目だろ?ゆったりワルツで野球愛を歌って、新曲オリジナルM3「Full Moon Tomorrow」(Jeff McLeanとの共作)は、英語歌詞にて切々と展開します。サビでは高らかに歌い上げて。
YUKIのM4「汽車に乗って」(作詞:Yuki、作曲:大川カズト)は、ゆったり、一部は軽やかにと、表情豊かにまとめ上げれば、続く
M5「引っ越し」(作詞:谷川俊太郎)は、谷川さんの詞に歌をのせてエモーショナルにまとめ上げ、あの岸田今日子!が歌ったM6「かくれんぼの村」(作詞:岸田衿子、作曲:矢野誠)は、素朴に優しく歌います。

O.P. King(Yo-King、奥田民生、大木温之、佐藤シンイチロウ)にて発表されたM7「Over」(Yo-King作)は、静かに切々と進行。徐々に熱を帯び、力強く躍動的に、しかしクールダウンして静かに終われば、カントリー歌手であるK.T.OslinのカバーでM8「Drivin', Cryin', Missin' You」(Michael Smotherman & K T Oslin作)を英語歌詞にて。中盤のピアノソロは、カントリーのテイストも織り交ぜて展開すれば、アルバムタイトル曲でNHKのドラマ主題歌M9「Soft Landing」は、ゆったり高らかに歌い上げて。弾き過ぎないピアノソロも、全体を高尚にしています。

バカラックらのカバーM10「Wives And Lovers」(ハル・デイビス&バート・バカラック作)は、ゆったりワルツの英語歌詞にて情感豊かに。終盤はスキャットで奔放な歌い、ピアノを弾きまくって。全体的に静かに展開する楽曲が多い中、思いっきり自己表現をする為に取り上げられたのかな?

東京ミッドタウン10周年イメージソングM11「六本木で会いましょう」は、露骨さなくさりげなく軽やかに歌えば、M12「夕焼けのなかに」(作詞:糸井重里)は、しみじみと寂しげに歌う。「私はあなたがいまもとても好き」とは、パートナー喪失後の諸々を歌詞に。そんな事を歌にする年齢に。

最後はM13「Super Folk Song Returned」(作詞:糸井重里)。童謡のような軽やかな曲調。最後「Super Folk Song」の歌詞も用いつつ、締め括っています。

ピアノ弾き語り作も5作目ともなると、その表現力は圧倒的。元々ワン・アンド・オンリーな存在でしたけどね〜。素晴らしい1枚です。

CDコレクションその1861…「矢野顕子」EPIC時代後半!過去作3枚+番外1枚!!

1:「Oui Oui [CD]
Oui Oui矢野顕子
ソニー・ミュージックダイレクト
2013-04-10
オリジナル音源は1997年発表。

帯によれば録音に2年かけたらしい。全9曲収録。

まずは躍動的ななドラムからのアップ系M1「Kyoto」(作詞:林春夫、作曲:D.Wilson,M.Taylor.J.MacGee & J.Dum)にて幕開け。こういった楽曲のドラムは必ずスティーブ・フェローン(ds…M1,8)を起用。作詞作曲は矢野さんじゃないんだけど、何故か矢野ワールドを展開。そして前作同様ここでも沖縄民謡!M2「Jin Jin」。ミノ・シネル(perc…ds,perc & kbds…M2)と共に、いかにも沖縄!じゃなくって異国情緒を織り込めば、代表曲の1つとも言えるアップ系M3「クリームシチュー(The Stew)」(作詞:糸井重里)。CMソングとしても知られるこちらは、プロデュースに槙原敬之(kbds & back-vo)を迎えて、ポップに、そして矢野さんだから伝えられる家庭感を見事に表現しています。

スペーシーなシンセ、そしてピアノを弾き語るM4「Snow」(作詞:中村志津代との共作)は、ユラユラ感を漂わせながらのスロー系。英語歌詞も織り交ぜながらクリフ・アーモンド(ds…M4,5)のドラムソロを従えてドラマティックに展開すれば、またまた幻想的なシンセ鳴り響くミディアムスロー系M5「Happiness」(作詞:糸井重里)は、素朴な歌を、打ち込み!ドラムン・ベースなビートを織り交ぜながら展開。

そしてアルバムタイトル曲のアップな8ビート曲M6「Qui Qui」。素朴な日常を題材にした歌詞をささやかに歌う。

ここから2曲はパット・メセニー迎えて。まずはメセニーのアコギと共に弾き語るM7「I'm So Lonesome I Could Cry」(ハンク・ウィリアムス作)。英語歌詞にてしみじみの歌い、歌心溢れるアコギソロも挟めば、続くはミディアムな16系にてM8「Brooklyn Bridge」。ミディアムな16系で不思議な矢野ワールドを展開。終盤、サビの裏でメセニーがギター・シンセによるソロを披露し、色を添えています。

最後はスローなチキチキ風M9「All The Bones Are While」。ピアノを中心に打楽器系の打ち込み系が絡む中、朗々と高らかに歌い上げる矢野さん。ヒュー・マクラッケン(g & blues harp)が中盤にギター、終盤にハーモニカで色を添えています。

その他参加ミュージシャン。チャック・ローブ(g…M2)、Hirokazu Ogura(g…M3)、ウィル・リー(b…M1,6,8)、アンソニー・ジャクソン(b…M2)、、ドン・アライアス(perc…M8)、Kasim Sulton(back-vo)、Eric Taylor(back-vo)、Rory Dadd(back-vo)

2:「GO GIRL [CD]
GO GIRL矢野顕子
ソニー・ミュージックダイレクト
2013-04-10
オリジナル音源は1999年発表。

これまた前作から2年を経て発表。全12曲収録です。

いきなり歌い出すミディアムな8ビート曲M1「Why This」で幕開け。広大な大地の、そしてフォーキーな雰囲気の中、いつも以上に高音域、個性的な歌声で進行すれば、打ち込み交えたアップな16系にてM2「Girlfriends Forever」。矢野ワールドな節回しにて女性同士の友情をささやかに歌って、打ち込み使ってスローなチキチキ曲M3「Ai-Tai」は、しみじみ切なく「逢いたい」気持ちを歌う。

打ち込みやシンセベースらが鳴り響くエレクトロなアップ系M4「She Drives」(作詞:S.Black、作曲:Jeff Bovaとの共作)は、英語歌詞にてユラユラと歌えば、アルバムタイトル曲のアップ系M5「Go Girl」は、軽やかに展開する女性への応援歌。超スローなハーフタイムシャッフルでのM6「ゆうぐれ(Dusk)」(作詞:いちくらひろし)は、気怠い雰囲気の中でユラユラ歌えば、アップな8ビート曲M7「ひとりぼっちはやめた(Quit Being Alone)」は、映画「ホーホケキョとなりの山田君」の主題歌。躍動的なリズムの中でほのぼのと歌って展開するささやかな矢野ワールド。

シンセ類が鳴り響く中でのスローなチキチキ曲M8「Kagayaiteru(Let It Shine)」(作曲:Jeff Bovaとの共作)は、ユラユラな雰囲気の中で囁くように歌って。重層的なシンセに躍動的なリズム、スキャットも時に重ねて重く展開すれば、小気味よいチキチキにM9「Isetan-Tan」は、伊勢丹讃歌。CMソングではないらしい。

スローなチキチキ風M10「Ice Cream,Ice Cream」は、アイスクリームを題材にささやかな幸せを伝えれば、ミディアムなチキチキ風M11「Moon Over San Diego」は、浮遊感溢れるサウンドメイクの中で高らかに歌って、最後はアコギやからのスロー系M12「Gimme A Holler」(作曲:ビル・フリーセル)。アコースティックな雰囲気の中、フォーキーに展開、ささやかに幕を閉じます。

起用するミュージシャンらも大きく変化し、そのサウンドもシンセ類や打ち込み類の進化によって大きく変化。少し抽象的になったかな?

その他参加ミュージシャン。Michael Spriggs(g…M1 & 3)、Pete Min(g…M1,3-4 & 10)、Kenny Greenberg(g…M5 & 12)、Jeff Gollub(g…M7 & 11)、Jeff Bova(synth…M1,4 & 6-10、Isetan-voice…M9)、Michael Viscegila(b…M1 & 7)、アンソニー・ジャクソン(b…M2 & 11)、Shawn Pelton(ds…M1,7 & 8)、クリフ・アーモンド(ds…M2-6 & 10-11)、Carol Steele(perc…M2-4)、Futa Samamoto(back-vo…M2)。

3:
Home Girl Journey [CD]
Home Girl Journey矢野顕子
ソニー・ミュージックダイレクト
2013-04-10
オリジナル音源は2000年発表。

こちらはピアノ弾き語りアルバム第3弾。N.Y.郊外にあるプライベートスタジオにて録音したようです。全15曲収録。

ゆったり切々と弾き語るM1「Paper Doll」(山下達郎作)で幕開け。途中、しっかりとピアノソロを展開すれば、小気味よくピアノ奏でてのM2「会いたい気持ち」(大貫妙子作)は、溌剌と歌い飛ばして、ちょっとスローにM3「赤いクーペ」(作詞:谷川俊太郎、作曲:古室等)は、切々と高らかに歌う。

ちょっとスローにM4「海辺のワインディング・ロード」(忌野清志郎作)を語るように歌う。清志郎さん特有のベイビーを魂で叫べば、弾き語りでささやかにM5「雷が鳴る前に」(槇原敬之作)、そしてSMAP!M6「しようよ」(作詞:森浩美、作曲:Jimmy Johnson)を。構成を大きく変えて、歌にピアノを添える形で展開、それは矢野ワールドに昇華しています。

ゆったりワルツで軽やかに歌い出すM7「ニットキャップマン」(作詞:糸井重里、作曲:岡田徹)は、ムーンライダーズの楽曲。素朴な日常を描いた歌詞をささやかに歌えば、ピアノと共に歌い出すM8「夢を見る人」(田島貴男作)は、ORIGINAL LOVEの楽曲。M6同様にピアノを添えるようにまとめれば、ささやかに弾き語るM9「Photograph」(辻睦詞作)は、辻睦詞と中央電化ドクターの楽曲。躍動的な歌にピアノを添えてのM10「世界はゴー・ネクスト」(作詞:サエキけんぞう、作曲:窪田晴男)は、パール兄弟の楽曲。ささやかなピアノと共に歌い出すM11「遠い町で」(宮沢和史作)は、縁の深い宮沢さんのソロデビュー作収録曲のカバー。しみじみと歌い上げます。

アルバムタイトル曲M12「Home Girl Journey」は、端的にピアノ独奏で表現すれば、強弱付けながらしみじみ弾き語るM13「さようなら」(作詞:谷川俊太郎、作曲:谷川賢作)は、親(特に父親)への別れを切々と歌い、1980年発表、その後KYLYNでも再録したM14「在広東少年」を改めてセルフカバー。弾き語りながら強弱見事に躍動的にまとめています。

最後はM15「さすらい」(奥田民生作)。長瀬智也主演TVドラマ「Days」主題歌を、しみじみと矢野ワールドに変化させていました。

あえてプライベートスタジオは、ピアノの残響音がホントにスタジオのとは異なるも、手作り感?その響きは暖かい。またオリジナル作がどんどん打ち込み多用する中で、こうしたシンプルな弾き語り作は、矢野さんにとって気分転換な位置付けだったんでしょう。

番外1:「reverb [CD]
reverb矢野顕子
ソニー・ミュージックダイレクト
2013-04-10
オリジナル音源は2002年発表。

その昔にレビューはしてたんだけど検索に引っかからず。クリフ・アーモンド(ds,perc & ds-prog)との共同プロデュースにて制作された1枚で、EPICでの最後の作品。全11曲収録です。

まずはミディアムな8ビート曲M1「Dreaming Girl」で幕開け。いかにもな矢野ワールドな楽曲ながら打ち込みパート挿入したりして、その当時風な味つけも。

エレクトロな打ち込みからのミディアムな4つ打ち曲M2「You Are What You Eat」(作詞:Jeff Bovaとの共作)は、ユラユラなシンセサウンドの中でささやかに歌う。こんなサウンドとの組み合わせも面白く、続くミディアムな8ビート曲M3「いないと(It's Us)」(作詞:川村結花との共作)は、可愛い歌声使って「いないと苦しい」と歌って。歌詞は共作なれど、らしい歌詞。

さて、さとがえるコンサートの面々、つまりはTin Pan=鈴木茂(g)、細野晴臣(b)、林立夫(ds)とM4「Walk, Don't Run」(Johnny Smith作)。矢野さんのピアノを軸にしたインストカバー。シンプルながらも味のあるまとめ方。

ピアノからのアップ系曲M5「トランスワールド」(奥田民生作)は、フォーク・ロックな矢野ワールド。途中、そしてしっかり最後にマイク・スターン(g)のギターソロを大きく取り上げれば、Tin Panの面々とアーモンド迎えてM6「Let's Hawaii」。アップな8ビートの中でハワイへの想いを歌に託し、ミディアムな8ビート曲M7「Money Song」(奥田民生との共作)は、金=Kaneについての歌。奥田氏との共作、だから表現できたかも?

ザ・ピーナッツのカバー!M8「ウナ・セラ・ディ東京」(作詞:岩谷時子、作曲:宮川秦)は、M6の歌詞にも出でいる親しい大貫妙子(vo)と2人で。オケ隊も交えて昭和歌謡をセンスよく切々と歌う。クリス・ミン・ドーキー(ac-b)のアコベ響くミディアム系M9「ねこがかくしているもの(What Cats Feel)」(作詞:糸井重里との共作)は、5年ぶり(上の1以来)に糸井さん迎えて素朴な日常を歌詞にして。

ピアノや打ち込みにてのスロー系M10「Good Guy」は素朴な愛についての歌。アーモンドやBovaによる過剰なサウンドメイキングにて、壮大?にまとめれば、最後はShawn Pelton(ds)迎えてアップな8ビートでM11「Happiest Drummer」。幸せなドラマーって誰だろ、スクラッチも加えて軽やかに幕を閉じます。

作り込むトコと抜くトコのバランスよくまとめられた1枚。

その他参加ミュージシャン。T-Bone Walk(g…M1,3,& 5-9)、Jeff Bova(kbds-prog)、アンソニー・ジャクソン(b…M1,3,5,7,8 & 10)、ウィル・リー(b…M11)、坂本美雨(back-vo)。

CDコレクションその1860…「矢野顕子」EPIC時代前半!過去作4枚+番外1枚

今回は、矢野顕子さんがEpic時代に残した9枚のオリジナル作がお題目。2枚は持ってましたが〜。

1:「LOVE LIFE [CD]
LOVE LIFE矢野顕子
ソニー・ミュージックダイレクト
2013-04-10
1991年発表。

先に記したEpic時代、またN.Y.移住後の初作品であるようです。全10曲収録。

まずは「これでいいのだ〜」と歌い出すミディアム系M1「Bakabon」。複雑なコード変化の中、ほんわかとした歌詞にて歌う。歌心あるギターソロは大村憲司(g)。

流麗なストリングスから始まるミディアム系M2「釣りに行こう(Why Don't We Go Fishing)」(作詞作曲:宮沢和史)は、素朴な日常と非日常=「釣り」をささやかに歌って、ミディアムスローなチキチキ曲M3「The Letter」は、英語歌詞&自身のボコーダーにて歌を重ねて、ユラユラと展開。そしてピアノの節廻しらで3連系と思いきや、単なる4拍子のM4「Angler's Summer」は、そのリズムのせいか重々しく。

マイナーでアップなボサノバ曲M5「スナオになりたい(I Want To Be Sunao」(作詞:糸井重里)は、ストリングス隊も絡んで微妙な女心を歌えば、アップな8ビート曲M6「湖のふもとでねこと暮らしている(Down By The Lake,Living With My Cat)」(作詞:宮沢和史との共作)は、素朴な日常を歌えば、ミディアムな16系M7「Sayonara〜Cherokee」(作詞・作曲:HASEGAWA,YOSHIDA,FREDDY MORGAN /RAY NOBLE)は、英語歌詞にて少し中国風の節回しにて。

そしてここからパット・メセニー(g…M8 & 9,ac-g…M10)をゲストに迎えてまずはM8「いいこ いいこ」(作詞:糸井さん)。アップな8ビート、メセニーがカッティングする中で素朴に歌えば、アップな8ビートでささやかに歌うM9「愛はたくさん(Lots Of Love)」。途中にメセニーのギターソロもわずか過ぎてがっかり。しかし最後にギターシンセで存分に!最後はピアノ弾き語りからのM10「Love Life」。メセニーのアコギが加わり、ささやかに愛の形を歌う。途中にKaede Akiyama(cla)のクラリネット、メセニーのアコギがソロを取る。

その他参加ミュージシャン。、Hiroki Komazawa(steel-g…M4,5)、佐橋利行(ac-g…M6,7)、ウィル・リー(b)、スティーブ・フェローン(ds)、Ivan Hampden(ds…M2,3)、Nana Vasconselos(perc…M4,5)、、クリス・ハンター(s-sax)、Lou Marini(a-sax)、Alex Foster(t-sax)、Roger Rosenberg(b-sax…M1、b-cla…M6)、John Clark(french-horn…M6)、Fred Griffin(french-horn…M6)、Dave Taylor(b-tb…M2)、鈴木祥子(back-vo)、三谷泰弘(back-vo)、宮沢和史(back-vo…M8)。

2:「SUPER FOLK SONG [CD]
SUPER FOLK SONG矢野顕子
ソニー・ミュージックダイレクト
2013-04-10

その録音模様を収めた映像作品「SUPER FOLK SONG~ピアノが愛した女。~(2017デジタル・リマスター版) [Blu-ray] [Blu-ray]」を観たのが、実は矢野さんの諸作コンプリートをしようと思ったきっかけ(苦笑)。日本の残すべき名曲をピアノ弾き語り!というコンセプトにて、全13曲収録。

まずはアルバムタイトル曲M1「Super Folk Song」(作詞:糸井重里)で幕開け。上の映像でも繰り返して録音過程を残しており、ピアノのダイナミクスに乗じたメロディ展開が印象に強く残れば、ルーズなビアノのまま、思いのままに歌うM2「大寒町」(鈴木博文、あがた森魚のカバー)、そして佐野元春氏の代表曲M3「Someday」を。スローなテンポで語りかけるように歌う。符割りなんて関係なくって、そのエッセンスをエモーショナルに伝えます。

軽やかにM4「横顔」(大貫妙子作)を弾き語れば、ゆったりワルツににてM5「夏が終る」(作詞:谷川俊太郎、作曲:小室等)を切々と弾き語り、ラスカルズのカバーM6「How Can I Be Sure」(フェリックス・ギャバリエら作)を英語歌詞にて高らかに高らかに弾き語ります。日本語歌詞だと可愛く感じる歌いっぷり、英語は情感で勝負?

そしてウェス・モンゴメリーの演奏で知られるM7「More And More Amor」(Sol Lake作)をスキャットで弾き語れば、クラシカルなピアノの伴奏にてM8「スプリングラー」を切々と弾き語る。終盤にテンポアップして躍動的にも変化させ。ゆったりワルツにてM9「おおパリ」(作詞:イッセー尾形)を情感たっぷりに、そして軽妙なピアノと共に弾き語るM10「それだけでうれしい」(作曲:宮沢和史)。この歌声は暖かさに包まれて。

ゆったりワルツで哀しげなメロディのM11「塀の上で」(鈴木慶一、はちみつぱいのカバー)をしみじみと歌えば、THE BOOMのM12「中央線」(宮沢和史)を、クラシカルなピアノと共に忠実に歌って。細工なく、原曲の良さを忠実に伝えて、最後はパット・メセニーがわざわざ提供のM13「Prayer」。そこに歌詞をのせ、優しさを溢れさせて魂の歌。リリカルなピアノソロも◎。

ピアノ弾き語りにての圧倒的存在感。やはりワン・アンド・オンリー!

番外1:「LOVE IS HERE [CD]
LOVE IS HERE矢野顕子
ソニー・ミュージックダイレクト
2013-04-10
オリジナル音源は1993年発表。

10年以上前に「〜その45」でレビュー。改めて向き合いましょう(苦笑)。こちらもN.Y.録音で、全10曲収録。

子供の遊び声からのアップ系M1「Children In The Summer」(作詞:糸井重里)は、小気味よい編曲の中で淡々と日常を歌う正に矢野ワールド。途中ホーン隊のソリは、ギル・ゴールドスタインの編曲による。後奏にクリス・ハンター(a-sax)のアルトソロ、高らかに攻めれば、アメリカの民謡で「広大なミズーリ川を越えて」とも呼ばれるM2「Shenandoah」(トラディショナル…ストリングス編曲は坂本龍一)を、当時の旦那!坂本龍一さんのストリングス編曲によって流麗に歌い上げて。

ミディアムスローなチキチキ曲M3「Time Is」(作詞:糸井さん、宮沢さんとの共作)を可愛く歌って、終盤はチャック・ローブ(g…M3、ac-g…M8)のシャープなギターソロで締め括り、各所に矢野さんのささやかなラップ!ミディアムな16系でM4「You're Not Here(In N.Y.)」は、クリス・パーカー(ds…M4,6)のドラムソロらを大きくフィーチャーし、木管隊や弦楽器隊を従えてささやかに歌うM5「Living With You」(作曲:宮沢さん)は、それらの編曲をギル・ゴールドスタインが行い、クラシカルな雰囲気でまとめ上げています。

変拍子風の展開を持つM6「I Am A Dog」は、ささやきながら歌詞を詰め込んで「今日は犬だから」と歌い、ピアノ弾き語り+ギル・ゴールドスタイン(accordion)によるM7「あなたには言えない(Can't Tell You)」(作詞:宮沢さんとの共作)は、奔放に歌い上げ、アコギやアコベらとアコースティックなスローなチキチキ曲M8「Calling You」は、素朴に「気持ち」や「願い」を問いかける。ささやかなピアノ、アコギのソロも印象的でした。

ミディアムな16系のM9「湖のふもとでまだ猫と暮らしている(Down By The Lake,Living With My Cat)」は、その情景感は矢野ワールド全開。スティーブ・フェローン(ds…M1 & 9)のしなやかなビートをバックに熱唱し切れば、最後はゆったりボサノバ風のM10「Love Is」。トニーニョ・ホルタ(g…M8 & 10)のアコギやピアノらと、ささやかに英語歌詞にて歌います。途中のトニーニョのアコギソロは流麗かつ繊細に。

エディ・マルティネス(g…M1 & 9)、、ウィル・リー(b…M1 & 9)、アンソニー・ジャクソン(b…M6)、Nana Vasconcelos(perc…M10)Alex Foster(cla & sax…M1,5)、ランディ・ブレッカー(tp…M1)、宮沢和史(back-vo)、Vicki Bodner(english-horn…M5)、Sandra Church(piccolo & flu)、ルー・マリーニ(b-flu…M5)、Lawrence Feldman(cla & sax…M5)、Roger Rosenberg(b-cla)、Keith Underwood(recorders & penny-whistle)、Richard Locker(cello…M5)。

3:「ELEPHANT HOTEL [CD]
ELEPHANT HOTEL矢野顕子
ソニー・ミュージックダイレクト
2013-04-10
オリジナル音源は1994年発表。

エレファント・ホテルって架空のホテルかと思いきや、ミュンヘンに実在しているらしい。全13曲収録です。

まずはアコギにベース導入ソロからのアップ系M1「愛があれば?(Love Can't Be Blind)」で幕開け。悲しげなAメロから明るく変化させてのサビと、その不思議な変化は矢野ワールドそのもの。

波の音や鳥の鳴き声らからのアップな8ビート曲M2「Me And My Sea Otter」(高野寛との共作)は、ユラユラとささやかに歌えば、静かに展開するミディアム系M3「サヨナラ」(作詞:糸井重里)は、しみじみ「サヨナラ」=別れを歌って、管楽器隊を従えてのM4「街(The City)」は、ゆったりしたテンポで優しく歌って。Gib Wharton(pedal steel-g)のスチールギターが暖かく色を添えています。

ピアノから始まるM5「夢のヒヨコ(Dreaming Chick)」(作詞:糸井重里)は、子供への期待を優しく歌う。「ピヨピヨピピピ」といった歌詞は、母である矢野さんだからこその説得力。ギル・ゴールドスタイン(p…M4,6,9、accordion…M5)のアコーディオンソロも色を添えれば、ゆったり3拍子のM6「Pipoca」(作曲:Hermeto Pascal)は、Valtnho Anastacic(perc)とDave Bargron(tuba & tb)の重奏を従えて終始スキャットします。

そしてミディアムな16系でM7「Oh Dad」(作詞:菊池真美との共作、作曲:大貫妙子)。英語歌詞にてささやかに歌います。父への想い、日本語だと恥ずかしい?だから英語で?最後にチャック・ローブ(ac-g…M1、g…M7 &13)のギターソロを織り込み、スローなチキチキ系M8「素晴らしい日々(Wonderful Days)」(奥田民生作)は、シンプルな編曲、しかしサビは3拍子にて素朴に歌えば、再び管楽器隊を従えてM9「String Of Pearls」(Michael P.Franks作)。英語歌詞にて囁くように歌います。ミノ・シネル(perc,ds & kbds)の土着なパーカッションを迎えてスロー系M10「にぎりめしとえりまき(The Riceball And The Muffler)」(作詞:糸井重里)は、ユニークな童謡風歌詞と節廻しによる不思議系。

そしてアルバムタイトル曲M11「Elephant Hotel」は、(上述)エレファントホテル周辺の雑踏な音をバックにピアノ独奏するインタールード。ミディアムな8ビートによるM12「Friends Again」は、「再び友達」と素朴に歌う。中盤にJohn Caro(g…M8,12)のギターソロを、終盤に矢野さんのスキャット・オン・ピアノソロを。

最後はM13「てぃんさぐぬ花(Chinsagu No Hana」(沖縄民謡)。宮沢和史さんとのそれまでの共演から生まれた沖縄への想い?シネルの土着な打楽器に三線らを従えて歌う矢野さん。躍動的なコンガソロやケニー・ギャレット(a-sax)のジャジーなアルトソロ、終盤にマイク・スターン(g)のギターソロを挟み、沖縄と矢野ワールドと融合、成功しています。

その他参加ミュージシャン。ウィル・リー(b…M1,3,6,8,12)、アンソニー・ジャクソン(b…M10 & 13)、スティーブ・フェローン(ds…M1,5,7,8,12)、Jeff Bova(ds & synth-prog…M1,2,3、kbds…M5,7)、Steve Thornton(perc…M4,9)。M7と12のコーラス隊はTawatha Agee(back-vo)、Curtis King(back-vo)、Brenda White-King(back-vo)、M4と9の管楽器隊はKotato(contrabass-flu)、Keith Underwood(contrabass-flu)、Charles McCraken,Jr.(bassoon)、John Clark(french-horn)、Tom Varner(french-horn)、Alex Brofsky(french-horn)、Peter Gordon(french-horn)。

4:「Piano Nightly [CD]
Piano Nightly矢野顕子
ソニー・ミュージックダイレクト
2013-04-10
オリジナル音源は1995年発表。

上の2に続くピアノ弾き語り第2弾。全15曲収録です。

素朴に歌い出し、ピアノを添えてのM1「虹がでたなら」(宮沢和史作)で幕開け。決してピアノ弾き過ぎる事なく、メロディの良さをしっかり引き立てれば、ピアノからのM2「星の王子さま」(作詞:大貫妙子)は、軽やかな伴奏に軽やかな歌。テンポを落として、しみじみと弾き語るM3「夏のまぼろし」(鈴木祥子作)、アグネス・チャンのカバー!素朴に弾き語るM4「想い出の散歩道」(作詞:松本隆、作曲:馬飼野俊一)と、ピアノ弾き語り第1弾(上の2ね)と異なって、弾き過ぎない路線で展開しています。

第1弾ではパット・メセニー提供曲、今回はマイク・スターン提供?既出曲に歌詞加えたM5「What I Meant To Say」。ジャジーなコードを忍ばせているのがスターンらしいが、奇をてらわずに素朴に弾き語る。

続くは作曲は坂本龍一、石川セリのカバーでM6「フロッタージュ氏の怪物狩り」(作詞:友部正人)。リズミカルなピアノ伴奏にて、独特の世界観ある歌詞を歌にすれば、
軽やかでアップなピアノ伴奏にてM7「椰子の実」(作詞:嶋崎藤村、作曲:大中寅二)を明るく変化させて歌えば、フォークシンガー友部正人氏のM8「愛について」をしみじみと歌う。

ゆったりとしみじみとM9「機関車」(小坂忠作)を歌えば、強弱つけたピアノをバックにM10「恋は桃色」(細野晴臣作)を、英語歌詞にてM11「Daddy's Baby」(ジェイムス・テイラー作)をささやかに、ジャジーなピアノ伴奏を用いてM12「ニューヨーク・コンフィデンシャル」(作詞:安井かずみ、作曲:加藤和彦)は、途中のピアノソロも小粋に挟んで。「君のいるニューヨーク、離れられない」って歌詞は何か意味があるのかな?

大貫妙子のカバーM13「突然の贈りもの」(大貫妙子作)をしみじみと弾き語れば、高野寛のカバーM14「いつのまにか晴れ」(高野寛作)を切々と歌って、最後は新曲!M15「New Song」。ベタなタイトルですが、「生きる喜び〜離さないで」と弾き語ります。

表現者として、弾き語りというスタイルにて、素朴にまとめているのに好感が持てました〜。

CDコレクションその1859…「渡辺香津美」近作2枚!!

1:「ギター・イズ・ビューティフル KW45 [CD]
ギター・イズ・ビューティフル KW45辺香津美
ワーナーミュージック・ジャパン
2016-04-06

多数のギタリストを迎えて、デュオという形での共演を記録が本作。ライナーによれば右が香津美さんで左がゲスト。全12曲収録です。

まずは生形真一(Nothing's Carved In Stone)を迎えてM1「The Curve Of Life」(生形真一作)。ゆったりワルツにて生形さんが躍動的カッティングする中で、香津美さんがソロを力強く展開します。そしてフラメンコギターの名手である沖仁を迎えてM2「Flamenco Blue」(谷川公子作)。ギターでテーマ奏でる香津美さんに、フラメンコギターで情熱的にソロを取れば、受けてギターで情熱的にソロを取れば、三浦拓也(Depapepe)を迎えてブラジルの有名曲M3「Tico Tico」(ゼキーニャ・デ・アブレウ作)を2人がテーマを分け合って奏でれば、そのまま三浦君→香津美さんの順で掛け合いソロ合戦。

録音時24歳の新進気鋭!井上銘を迎えてM4「Jammi」。それぞれギターにて、リズム刻む事なくテーマを重奏する。香津美さん、井上君とそれぞれやはりジャジーにソロを取り、同時ソロに発展。井上君がどう進化するかは、これからの活動次第。

そしてLuna SeaやX JAPANでの活動で知られるSugizoを迎えてM5「Round Midnight」(セロニアス・モンク)。まずは左右交互に幻想的に弾き合って、テーマを香津美さん、Sugizoの順に、またソロも。いわばロックを主戦場とするSugizo故にディストーションやエコーにて掻き鳴らす。

ボサノバ・ギタリストとして知られる伊藤ゴロー迎えてM6「Triste」(アントニオ・カルロス・ジョビン)は互いにささやかにアコギを紡ぎ合う。それぞれの土俵(ジャズと、ボサノバ)に即したソロを展開し合えば、フォーク・シンガー高田渡の息子である高田蓮を迎えてM7「Hilltop(邦題:丘の上)」。ゆったりワルツの中、フォークギターを手に暖かく歌う高田氏。そこにギターて彩りつつ、ソロを展開する香津美さん。

そして初共演!押尾コータローを迎えて、氏の得意曲M8「Bolero」(ラヴェル作)を。アコギにてまずは押尾氏がテーマ、ソロを展開し、その後は香津美氏が躍動的にソロを取る。共にテーマ奏でて盛り上げてエンディングを迎えれば、Charを迎えてアコギ連弾にてM9「Here, There And Everywhere」(レノン&マッカートニー作)。知られたメロディを互いに交互に紡ぎ合う。

海外から2人。まずはリー・リトナー迎えてアコギ連弾にてM10「Ripple Ring」。端的なテーマを香津美さん、リトナーの順に奏で、その順で掛け合いソロを繰り返す。それぞれがセンスよく取りまとめれば、続くはマイク・スターンを迎えてギター連弾にてM11「Soleil」(谷川公子共作)。静かにソフトにテーマを香津美さん、スターンの順に奏でて、スターンがまずは淡々とソロを、受けて香津美さんが流麗に。それから掛け合い少し挟んでテーマ。後奏に至るも、また掛け合い。2人も熱くなっちゃったんでしょう。

最後は上記ギタリスト+谷川公子(kbds)、ミノ・シネル(perc)にてM12「Island-Hop」(ビートルズ作)を。ささやかなテーマの後、谷川さんのキーボードを軸にソロ大会はシネルを最後に。ギターソロの順番はちゃんと答えられませんけどね〜。

ギター愛に溢れた素晴らしい45周年企画でした〜。

2:「TOKYO WANDERER [CD]
TOKYO WANDERER渡辺香津美 with ストリングス
ワーナーミュージック・ジャパン
2017-10-25

今回は総勢10名!奥村愛ストリングスとの共演作。リズム隊は加わらず、ギター含めて弦楽器だけで演奏、録音された1枚です。全11曲収録。

まずはサンタナの代表曲M1「Europe(邦題:哀愁のヨーロッパ)」(トム・コスター&カルロス・サンタナ作)。アコギを切々と爪弾き、ストリングス隊が豊潤な響きにて伴奏。途中にバイオリンらがその哀愁漂うテーマを奏でれば、続くはストリングス隊から始まるM2「Birdland」(ジョー・ザヴィヌル作)。ギターとストリングス隊が役割を分担し合って交互にテーマを分け合って、面白くまとめています。ジャズなギターソロを節々に挟んで。

奥方である谷川公子さん提供のゆったりワルツM3「Flamenco Red」は、アコギを手にしてチェロが躍動的にフラメンコなテーマを奏でる。伴奏に徹していた香津美さんは情熱的なソロを中盤に。そして映画「サウンド・オブ・ミュージック」からM4「My Favorite Things」(リチャード・ロジャース&オスカー・ハマーシュタイン2世作)。ストリングス隊を従えてギターで知られたメロディを紡ぐ。そしてM5「Can't Take My Eyes Off Of You(邦題:君の瞳に恋してる)」(B.Crewe & B.Gaudio作)。こちらも知られたメロディをギターで奏でて。躍動的なストリングス隊の伴奏、途中はバイオリンらがメロディ奏で、終盤にはジャズなギターソロを挟んで。

バーブラ・ストライサンドの歌唱で知られるM6「What Are You Doing The Rest Of Your Life(邦題:これからの人生)」(バーグマン夫妻&ルグラン作)は、ゆったりしみじみとギターでメロディ紡いで。ささやかにストリングス隊が絡んで進行すれば、またまた谷川公子さん提供のM7「Havana」(谷川公子作)は、アコギに持ち替えてチェロと共にメロディを爪弾くほのぼの曲。

そのコードだけで何か分かるのがM8「Three Views Of A Secret」(ジャコ・パストリアス作)。ゆったりワルツにてチェロやギターがメロディを紡ぐ。しっかりと役割分担し、甘美な世界を構築すれば、有名なメロディをギターで始めるM9「Spain」(チック・コリア作)。ギターを中心に進行し、中盤にジャズギターなソロ、流れるようなバイオリンソロにストリングス隊のソリと、躍動的にまとめています。

そしてジョージ・ハリソン作でビートルズの代表曲の1つM10「While My Guitar Gently Weeps」。ギター独奏にて始まり、ストリングス隊が加わってまったりと展開すれば、最後はM11「花ごよみ〜七つの水仙」(香津美〜L.Hays & F.Moseley作)。クラシカルにストリングス隊の前奏からギター、カルメン・マキ(vo)の存在感溢れる歌声が加わる。しっとりとギターソロを挟んで、幻想的に幕を閉じます。

奥村愛ストリングス=奥村愛(vln)、前田尚徳(vln)、加藤直子(vln)、戸島さや野(vln)、橋森ゆう希(vln)、山田那央(viola)、金孝珍(viola)、奥村景(cello)、田草川亮太(cello)、加藤正幸(ac-b)。

CDコレクションその1858…「渡辺香津美ニューエレクトリックトリオ」3枚!!

今回は、2003年に渡部香津美さんが結成したニューエレクトリックトリオの3枚がお題目。

ニューエレクトリックトリオ=渡辺香津美(g & synth)、リチャード・ボナ(b)、オラシオ・”エル・ネグロ”・エルナンデス(ds)です。

1:「モ・バップ [CD]
モ・バップ渡辺香津美ニューエレクトリックトリオ
ワーナーミュージック・ジャパン
2016-02-24
オリジナル音源は2003年発表。

ライナーによれば転機となった2003年だそうで、個人事務所立ち上げ、レーベル移籍と、大忙しの中、立ち上がったのがこちらのニュー・エレクトリック・トリオ。自薦他薦で決まった中で、N.Y.にて2日のリハーサル、3日のレコーディングで完成したのが本作で、全10曲収録。

まずはアルバムタイトル曲でもあるM1「Mo' Bop」で幕開け。スローなチキチキの中でギターとベースがユニゾンのテーマを基本に、ユラユラ感溢れるテーマらも持つ。弾け切ったギターソロはスケール感豊かに展開すれば、テーマを引用しつつのボナの指弾きベースソロ経てテーマ、フェードアウトすれば、アップな16系M2「Dada」は、キメにエルナンデスがしなやかに呼応しながらサンバする。16刻みで鬼のベースラインを取るボナ。高速4ビートに転じてジャジーなギターソロを展開すれば、バック2人も激しく応酬。しかしエルナンデスは手数豊か。

アップな16系M3「Robo」は、小刻みなベースとドラムの中でギターがテーマを展開するハード系。激しくギターソロを展開すれば、ボナの得意技スキャットオンベースソロ。高速の中でよく指と口が連動!テーマからエルナンデスのドラムソロは手足連打しまくってエンディングを迎えれば、スローなチキチキ風M4「Ring Of Life」。フレベが泣くが如く冒頭で、受け継いでギターとテーマを紡ぎ合う。ギターソロはジャジーに、フレベソロは歌心たっぷりに展開します。

スローなチキチキながら拍抜き多数なM5「Backdrop」(谷川公子作)は、シンバルレガートなリズムをの中でギターがテーマ奏でる。こちらもギターソロはジャジーに、指弾きベースは高音域使って幻想的に。ジョン・コルトレーンのカバー、スローなハーフタイムシャッフルにてM6「Naima」。音数少ないテーマをギターで響かせれば、そのままソロを延々と展開。そしてゆったりワルツでM7「Momo」(谷川公子作)。静かにささやかにテーマをギターでテーマにソロに。

アップな4つ打ちなイントロからのM8「Noe」は、チキチキに変化してテーマと、4つ打ちのテーマをそれぞれギターが奏でて。力強くギターソロを展開し、アップな16系M9「Partida」は、朗らかなAメロと陰のあるBメロの2つのテーマをギターで。そのままギターソロ、指弾きベースソロ、ドラムソロは序盤はカウベル4つ打ち絡めつつ、押し込み型にて展開。

最後はミディアムな16系にてM10「Tricorn」。何かT-SQUAREの何かの曲に進行が似てない?ともかくギターが力強くテーマ、ソロを展開します。途中にセルフ・パロディ?「Unicorn」を挿入。そのままエンディングを迎えます。これは「To Chi Ka」の大ファンというエルナンデス泣かせ。

ボナの非凡な才能は素晴らしく、もう少し前に生まれていれば、ジャコ以上の人気を勝ち得たんじゃないかと思う程。エルナンデスも詰め込み型でありながら、ビートのしなやか感は抜群。そんな2人を迎えて香津美さんは切れまくって、いいデビュー作に仕上がりました。

2:「「モ・バップII [CD]
モ・バップII渡辺香津美ニューエレクトリックトリオ
ワーナーミュージック・ジャパン
2016-02-24
オリジナル音源は2004年発表。

ニュー・エレクトリック・トリオ第2弾。録音の4か月前にデス・ヴァレーに旅行した時の印象を楽曲としてまとめ(全5曲…M2-5 & 7)、それにカバーや再演らを織り交ぜて制作。全9曲収録です。

地を這うベースラインに小刻みなドラムによるミディアム系M1「Cleopatra's Dream」(バド・パウエル作)にて幕開け。知られたメロディをギターで端的に、そしてソロに発展。序盤からエルナンデスに煽られてキレまくる香津美さん。後を受けてボナがフレベにて指弾き詰め込みまくってテーマ、そして締めはエルナンデスのドラムソロ。こちらも埋めまくってフェードアウト。

ミディアムスローなハーフタイム・シャッフル曲M2「Blue Spiral」は、ギターが力強くテーマを展開します。Bメロ部分の伴奏にフレベがハーモニクス用いたり、静かに転じてウネウネとジャズなギターソロを取りつつ、次第に熱を帯びてロックなギターソロに。力強いよね〜。

シャープなシンバルレガートらからのアップ系M3「Mystic Sand」は、高速4ビート風のリズムの中でギターがテーマを展開。ユニゾン経て恐々しいベースラインの上でギターソロを挟めば、フレベのメロディアスな響きからのスローなチキチキ系M4「Mosaic Stone」に。ギターがテーマを展開。そしてフレベソロ。響きといいライン取りといい、ボナはやっぱり非凡。そのまま煌びやかなギターソロを縦横無尽に展開すれば、エルナンデスのロックなドラムソロで締め括る。

アップなリム4つ打ち曲M5「Dante's Point」は、幻想的な雰囲気の中でギターがテーマを展開。そのままソロに発展、引き続いてボナの指弾きフレベソロ。どれだけ指動く?な高速フレーズも。そして香津美さんが盛り上がったのか再びギターソロを存分に。そしてスローなチキチキ風でM6「Cry Me A River」(アーサー・ハミルトン作)。知られた名曲、悲しげなテーマをギターで紡ぐ。続けてギターソロは、トーキング・モジュレーターというのを使って展開。

ギター独奏からのミディアム系M7「Death Valley」(谷川公子作)は、打ち込み?シンセらも響く中、ギター、そしてフレベがテーマを奏でる。ギターやフレベのソロをしっかりと挟み、ミディアムテンポのラテン風M8「Havana」(谷川公子作)は、ギターがちょっと陰のあるテーマを。ライトハンド交えてのギター、ささやかなる指弾きベース、軽〜くドラムと、それぞれのソロを交えて。

最後は「遠州つばめ返し」をリニューアル!M9「Favor Return Of Ensyu Swallow」。高速4ビートからあのテーマを全員で。ギターソロは音数を詰め込むだけ詰め込めば、同様にフレベソロ。そしてテーマ繰り返してエンディング!

2作目ながら円熟の演奏でした〜。

3:「「モ・バップIII [CD]
モ・バップIII渡辺香津美ニューエレクトリックトリオ
ワーナーミュージック・ジャパン
2016-02-24
オリジナル音源は2008年発表。

前作から4年、ニュー・エレクトリック・トリオ第3弾です。新たな趣向!4曲(M1,2,7 & 9)にシロ・バプティスタ(perc)を迎えています。全9曲収録。

まずはバプティスタ加えてのミディアム系M1「Emboss」で幕開け。サンバとキューバンなリズムにギターがテーマ。バプティスタの重層的な打楽器も響く中で存分にギターソロを展開し、アップな3拍子曲M2「Somewhere In Time」(ジョン・バリー作)は、映画「ある日どこかで」のテーマ曲。元々はスローでメロディアスなバラードを、サンバ調のビートでギターを軸に軽やかに展開すれば、小刻みなビートのアップ系M3「Time Beam」は、ジャジーにギターがテーマ、ソロを展開します。指弾きベースソロを細かく刻めば、しなやかに音数詰め込んだドラムソロ。特に足廻りはよく動いて。

フレベからのスロー系M4「Lawns」(C.Bley作)は、ギターに引き継いでメロディアスにテーマを展開。ミディアムなボサノバ風M5「Dragon's Secret」は、ささやかにギターがテーマを展開。指弾きベースソロやジャジーなギターソロ、リフをバックにドラムソロと、それぞれの賑やかじゃない個性を表現すれば、スローなハチロク曲M6「Good Fellows」(谷川公子作)は、ささやかなテーマをギターで。

ここからカバーを2曲。まずはブラジル出身エグベルト・ジスモンチ作M7「Infancia」を、アップなサンバのビートで。楽しげなテーマをギターで展開すれば、ギターに指弾きベース、そしてエルナンデスとバプティスタの躍動的な掛け合いソロを挟んで。続くはアルト奏者のオリバー・ネルソン作M8「Stolen Moments」をアップなリム4つ打ちで。ギターがささやかにテーマを展開、指弾きベースソロ、ハードなギターソロを展開します。

最後は1980年発表「To Chi Ka」からの再演でM9「Manhattan Flu Dance」。ミディアムな3連シャッフルで進行しつつ、ギターソロは攻め切って。

3作目となると安定感は抜群なれど、新鮮味には欠けたかな?これでこのトリオの活動は一旦休止。分かる気がします。

CDコレクションその1857…「ジョン・カーペンター」サウンドトラック1枚!

1:「アンソロジー-ムービー・シームズ 1974-1998 [CD]」:Anthology (Movie Themes 1974-1998)〜John アンソロジー-ムービー・シームズ 1974-1998Carpenter
ジョン・カーペンター
Hostess Entertainment
2017-11-08

まずは映画「マウス・オブ・マッドネス」(1994年製作)からM1「In The Mouth Of Madness」にて幕開け。。ギターが退廃的なテーマを紡ぐロックチューン。途中、幻想的なシンセ鳴り響くも、荒々しいギターソロにて激しく展開。続くは映画「ジョン・カーペンターの要塞警察」(1976年製作)から強弱ある打ち込みからシンセベース重なってのM2「Assault On Precinct 13」。ストリングス風シンセのコード弾きにてテーマを深く展開し、映画「ザ・フォッグ」(1980年製作)からのM3「The Fog」は、煌めくシンセのアルペジオからピアノ、ギターがテーマを受け継ぎ、何が起こるか分からない的な雰囲気を醸し出す。

また映画「パラダイム」(1987年製作)からのM4「Prince Of Darkness」は、重低音のシンセ響く中、宗教的な印象さえある人声のようなシンセにギター重なり、物々しく展開すれば、映画「ヴァンパイア / 最後の聖戦」(1998年製作)からのM5「Santiago(Vampires)」は、スチールギターらをバックにギターがテーマを紡ぐ。その雰囲気は本編の舞台に即して西部な印象を残して。

映画「ニューヨーク1997」(1981年製作)からのM6「Escape From New York」は、それこそサントラ自体も所有している程の好きな楽曲。新録に際して中盤からのドラムのリズムパターンを少し変えてるね〜。

映画「ハロウィン」からのM7「Halloween」(1978年製作)は、アップな打ち込み使った5拍子曲。ピアノのリフの繰り返しを基本とすれば、映画「ゴースト・ハンターズ」(1986年製作)からのM8「Porkchop Express(Big Trouble In Little China)」は、本人曰く「ZZトップのI Just God Paid Today」のようなギターリフの楽曲。そのリフを発展させて、時にコミカルに進行すれば、映画「ゼイリブ」(1988年製作)からのM9「They Live」はブルース。スライドギターが木訥とテーマ奏でて、ブルージーにエレピを展開します。

そして映画「遊星からの物体X」(1982年製作)からのM10「The Thing」。エンリコ・モリオーネ作曲ながら、シンセベース鳴り響かせ、シンセ類、そしてギターが断片的に音を重ねます。これも何が起こるか分からない的な雰囲気。

映画「スターマン / 愛・宇宙はるか」(1984年製作)からのM11「Starman」は、そもそもジャック・ニッチェ作曲なれど、その作品=ラブ・ストーリー!に即して壮大にまとめ上げれば、出世作!映画「ダークスター」(1974年製作)からのM12「Dark Star」、シンセベースとストリングス風シンセの組み合わせにて物々しく展開。最後は映画「クリスティーン」(1983年製作)からのM13「Christine」は、シンセ類による導入からギター加わり、力強く進行します。

予算なかったから自ら作曲、演奏するしかなかった〜という事情があったにせよ、その築き上げる世界観に即した音楽の構築力はさすがです。

新作???もうそんな意欲はないのかもね〜。大好きな映画作家ですけど。

CDコレクションその1856…「ヒューバート・ロウズ」6枚!!

今回は、CTIから発表されたヒューバート・ロウズの諸作をまとめて〜。

アトランティクで発表した1〜3作目と7作目はこちらでレビュー。

1:「クライング・ソング [CD]」:Crying Song〜Hubert Laws
クライング・ソングヒューバート・ロウズ
キングレコード
2016-09-07
オリジナル音源は1969年発表。

こちら、discogによれば通算4作目、CTIでは初めてのリーダー作です。全9曲収録。

まずはアコギ従えてフルートがしみじみ!M1「La Jean」(J.Christopher作)で幕を開ける。ストリングス隊がテーマの物悲しさを助長もサラッと終わって、スローなチキチキにてM2「Love Is Blue / Sing A Rainbow」(Popp,Blackburn, Cour / A.Hamilton作)。2曲を交互に繰り返しながら、よく知られたテーマをブラス隊やストリングス隊を従えてしみじみと奏でます。

そしてアルバムタイトル曲のM3「Crying Song」(R.Waters作)は、超スローなテンポで、静かに囁くようにフルートでテーマ奏でます。これだけ間を生かした楽曲、編曲は珍しい。

そしてミディアムな跳ね系でM4「Listen To The Band」(M.Nesmith作)を朗らかなテーマをフルートで。躍動的なブラス隊従えて軽やかにソロを展開すれば、ミディアムスローな8ビートにてM5「I've Gotta Get A Message To You(邦題:獄中の手紙)」(Barry, Robin & M.Gibbs作)を優しいテーマをフルートで。そしてミディアムで土着な打楽器が印象的なM6「Feelin' Alright?」(D.Mason作)は、登って降りてなピアノと力強いブラス隊をバックに楽しげにフルートで。

ミディアムなチキチキ風M7「Cymbaline(from the motion picture "More")」(R.Waters作)を、オルガンらをバックに静かにフルートでテーマ展開すれば、ジョージ・ベンソン(g…M3 & 7-8)の落ち着いたギターソロを織り込んでユラユラ展開すれば、ミディアムスローなチキチキでM8「How Long Will It Be?」。中低音と高音域を上手く使った印象的なテーマをフルートで、またベンソンのギターソロは、ジャジーに展開し切った後にフルートソロを存分に展開すれば、最後はM9「Let It Be」(レノン&マッカートニー作)。ベタにピアノからフルートという置き換え編曲にて進行。Reggie Young(g)のベタなギターソロをも挟んで、ブラス隊も高らかに盛り上げてエンディングへ。

ジャズらしくソロをゴリゴリ〜というより、聴きやすくまとめていたのが印象的でした。

その他参加ミュージシャン。ボブ・ジェームス(p & org)、Bobby Emmons(org)、Bobby Wood(p)、Mike Leech(b)、ロン・カーター(b…M3 & 7-8)、Gen Chrisman(ds)、ビリー・コブハム(ds…M3)、グラディ・テイト(ds…M7-8)、Art Clarke(sax)、Seldon Powell(sax)、Ernie Royal(tp & flh)、Marvin Stamm(tp & flh)、Garnett Brown(tb)、Tony Studd(tb)、Ed Shaughnessy(tabla)。

2:「アフロ・クラシック [CD]」:Afro-Classic〜Hubert Laws
アフロ・クラシックヒューバート・ロウズ
キングレコード
2017-12-06
オリジナル音源は1970年発表。

こちらは通算5作目、CTIでは2作目のリーダー作です。全5曲収録。

まずは幻想的なフルート独奏から始まるM1「Fire And Rain」(ジェイムス・テイラー作)で幕開け。一転、優しいアコギとエレピと共に7拍子に変化して高らかにフルートソロを展開すれば、まだまだ原始的な音色にてシンセソロは、非常に奇をてらい、大いに盛り上がる。一旦音は途切れるが、優しいアコギとエレピと共にテーマなぞって、7拍子のままフェードアウト。

CTIを代表する編曲家ドン・セベスキーを迎えて、エレピ従えてフルートが歌うルートM2「Allegro From Concerto No.3 In D Major(邦題:バッハの協奏曲第3番 二長調)」(バッハ)は、Dave Friedman(vibes)のヴァイブやFred Alston,Jr.(bassoon)のバスーンのソロを織り交ぜてクラシカルにまとめ上げれば、アコギ独奏にて始まるのがM3「Theme From Love Story」(フランシス・レイ作)。フルートにて知られたメロディを切々と奏でます。エレピにアコベ、またヴァイブやバスーンといった楽器らが伴奏を。フルートソロ、ドラムも加わってエレピソロ。テーマ奏でて静かにエンディング!

以降はセベスキー編曲が2曲。まずはアコベ、そこにヴァイブやバスーンらにフルートが奏でるM4「Passacaglia In C Minor(邦題:バッハのバッサカリア ハ短調)」(バッハ)。シンバルレガートと共に音数選んでのエレピソロを展開。一転、6拍子に変化して幻想的なタム廻しらの中でフルートソロ、4ビートに変化してヴァイブソロ、静かに転じてロン・カーター(b & e-cello…M4)によるアコベとエレクトリックチェロ?のソロを挟み、それぞれがフリーに展開。アコギとアコベが紡ぎ合う中、フルートらが静かにエンディングを。

同じ編成でM5「Flute Sunata In F Major(邦題:モーツァルトのフルート協奏曲 へ長調)(モーツァルト)」は、それぞれの楽器が追従しながらフルートで軽やかにテーマを展開。

ジャズとクラシックの融合。特にクラシック寄りでした〜。黎明期の実験作ですね。

その他参加ミュージシャン。Gene Burtoncini(g)、ボブ・ジェームス(e-p)、Fred Waits(ds)、Richie "Pablo" Landrum(perc)。

3:「モーニング・スター [CD]」:Morning Star〜Hubert Laws
モーニング・スターヒューバート・ロウズ
キングレコード
2017-12-06
オリジナル音源は1973年発表。

こちらは通算8作目で、CTIでは4作目のリーダー作。CTI3作目はよく再発される「春の祭典 [CD]」ですけど、未所有である事が判明(苦笑)。全6曲収録です。

まずは軽やかな4ビートからのM1「Morning Star」(R.Grant作)で幕開け。爽やかなテーマをフルートで小粋に。ボブ・ジェームス(e-p)のエレピ、そしてフルートのソロをそれぞれしっかり展開。

エレピ従えてしみじみなフルートからのM2「Let Her Go」は、ゆったり4ビートとなり、ストリングス隊従えてテーマを展開。エレピ、フルートのソロを挟めば、ロバータ・フラックとダニー・ハサウェイのヒット曲M3「Where Is The Love」(ラルフ・マクドナルド&ウィリアム・サトラー作)を、Romeo Penque(piccolo,flu,a-flu & e-horn)のアルトフルートと共にテーマ紡いで。途中で倍テンし、2人が掛け合いすれば、エレピソロからストリングス隊が流麗にテーマ繋いで、しっとりとエンディング。

フルートとアルトフルートの静かな掛け合いからのM4「No More」は、ミディアムな8ビートにて軽やかに展開。女性スキャットが要所に加われば、ハープやストリングス隊をバックにM5「Amazing Grace」。ドン・セベスキーによって格調高いオーケストレーションの中、しみじみとフルートが歌う。

最後はロウズ一家の末っ子デブラ・ロウズ(vo)がエレピ従えて始まるM6「What Do You Think Of This World Now?」は、バトンをフルートに託し、ささやかにメロディを奏でる。ストリングス隊らも加わり、徐々にテンポアップ、盛り上がってフェードアウトも、再びデボラが静かに締め括ります。

M3のようなポピュラーな楽曲も取り上げ、雰囲気は随分と柔らかくなりました。

参加ミュージシャン。ジョン・トロペイ(g)、ロン・カーター(b)、ビリー・コブハム(ds)、ラルフ・マクドナルド(perc)、David Friedman(vibes & perc)、Phil Bodner(piccolo,flu,a-flu & cla)、Romeo Penque(piccolo,flu,a-flu & e-horn)、Jack Knitzer(bassoon)、Alan Rubin(tp & flh)、Marvin Stamm(tp & flh)、Jim Buffington(f-horn)、Garnett Brown(tb)、Gloria Agostini(harp)、エロイーズ・ロウズ(back-vo)、Lani Groves(back-vo)、Tasha Thomas(back-vo)にストリングス隊。

カーネギー・ホールのヒューバート・ロウズヒューバート・ロウズ
キングレコード
2017-12-06
オリジナル音源は1973年発表。

こちら、世界に知られるN.Y.のカーネギー・ホールにて、1973年1月12日に行われたライブの一部を収録したモノ。全2曲収録です。

参加ミュージシャンは気心知れたメンバー?Gene Bertoncini(g)、ボブ・ジェームス(kbds)、ロン・カーター(b)、Freddie Waits(ds)、ビリー・コブハム(ds)、Dave Friedman(vibes)にDave Miller(bassoon)の7名。ドラム2人体制なんですね〜。

ピアノをバックにフルート!M1「Windows / Fire And Rain(Medley)」(チック・コリア / ジェイムス・テイラー)にて幕開け。まずは前者、軽やかなワルツにてフルートで端的にテーマ展開の後、流麗にヴァイブ、リズムの変化(チキチキや4ビート)の中で淡々とピアノ、満を持して縦横無尽にフルートと、それぞれしっかりソロを展開し、最後はフリーにてフルートソロの後、ピアノが後者のテーマ奏でた途端にフェードアウト。

アコベにヴァイブが加わってのM2「Passacaglia In C Minor(邦題:パッサカリア ハ短調)」(バッハ)は、そこにギターやにDave Miller(bassoon)のバスーンらの伴奏の中でしみじみとフルートがテーマを。そしてジャジーにエレピがソロを展開。一旦、終わるが、フルート独奏からバック加わり6拍子に。両ドラムが土着なビート叩き出す中、しっかりとフルートソロを展開。4ビートに転じてヴァイブソロ、リットしてアコベソロをフリーに、観客盛り上げながら存分に展開。4ビートに戻るが続くはアコギソロをフリーに情感たっぷりに展開し、幕を閉じます。

わずか2曲なれど、クラシックの聖堂カーネギー・ホールでのライブ。いかにCTIが、ロウズが注目されてたかの表れかと。

5:「イン・ザ・ビギニング [CD]」:In The Beginning〜Hubert Laws
イン・ザ・ビギニングヒューバート・ロウズ
キングレコード
2017-12-06
オリジナル音源は1974年発表。

色んな成功や期待が重なって、LP2枚組にて発表された1枚。全8曲収録です。

まずはアルバムタイトル曲で軽快な4ビートからのM1「In The Beginning」(C.Fischer作)にて幕開け。フルートとロニー・ロウズ(t-sax)のテナーがテーマも、土着なリズムによる幻想的な展開の中で恐々しくフルートソロ。ゆったり4ビートに転じてヴァイブらと新たなテーマからロン・カーター(b)のブルージーなアコベソロ、中低音域使ったフルートソロは、途中からチキチキに転じて軽やかに。冒頭のテーマに戻ってエンディングへ。こんな構成、珍しい。

Dave Friedman(vibes & perc)のヴァイブからのゆったりワルツM2「Restoration(邦題:復活)」(H.Blanchard作)は、ヴァイブと共にフルートがテーマを。ボブ・ジェームス(kbds)のリリカルなピアノ、Gene Bertoncini(g)のギター、フルートソロを挟んで。スティーブ・ガッド(ds)が跳ね系ながらキチキチなリズムで下支え。

アコギとエレピにフルート!M3「Gymnopedie #1」(E.Satie作)は、クラシックの名曲をストリングス隊を従えて格調高くまとめ上げれば、ゆったりハチロクにて宗教歌のスタンダードM4「Come Ye Disconsolate」。素朴で暖かいテーマをオルガンやピアノを従えてフルートで。

ガッドのアップなサンバ・ビートからのM5「Airegin」(ソニー・ロリンズ作)は、フルートとのデュオにて。テーマにソロと展開する中、小刻みにガッドが盛り立てる。軽快な4ビートによるM6「Moment's Notice」(ジョン・コルトレーン作)は、フルートがテーマ、ソロを展開した後、弟ロニーが豪放にテナーやエレピのソロを挟み、エンディングへ。エレピからのM7「Reconciliation」(R.Grant作)は、ゆったりブラシ4ビートに転じてフルートがテーマを展開。エレピソロ、スティックに持ち替えてフルート、ブラシに持ち替えてアコベとソロをしっかり交えて展開します。

最後はLP2枚目のB面全て使って。ミディアムな8ビート曲M8「Mean Lene」。フルートやテナーによるテーマから、カリプソなリズムに転じてヴァイブソロ。4ビートにも変化するテーマ挟んで、弟ロニーのテナーソロはガッドがフィル数多く繰り出せば、4ビートにてフルートソロ。しかしガッドの鮮明なパラディドル多用のフィルに耳が集中。ボサノバなビートにてエレピソロ。これも次第にタム絡めたビートで盛り上げれば、ここでガッドのドラムソロはそこそこに、再びフルートソロから締めのテーマに。

初期CTI、そしてヒューバート・ロウズといえばこれまではビリー・コブハム(ds)が下支えの定番ドラマーでしたが、今回はガッド。特にM8、多用なビートに対応しつつ、持ち味をしっかりと表現する様は、時代の変化が感じられます。そんなガッドを軸にフュージョンが成熟していきます。

その他参加ミュージシャン。Clare Fischer(p…M8,e-p…M1)、Rodgers Grant(p…M8)、リチャード・ティー(org…M4)、アイアート(perc)、David Nadien(vln)、Emanuel Vardi(viola)、George Ricci(cello)。

6:「シェエラザード(サンフランシスコ コンサート) [CD]」:The San Francisco Concert〜Hubert Laws
シェエラザード(サンフランシスコ コンサート)ヒューバート・ロウズ
キングレコード
2017-12-06
オリジナル音源は1977年発表。

こちら、1原題=サンフランシスコ・コンサートとありますが、1975年10月4日にC.A.のオークランドにあるパラマウント・シアターで行われたライブの模様を収録したモノ。場所=サンフランシスコではなく、誰と=サンフランシスコ・シンフォニー・オーケストラという事です。全4曲収録。

まずはミディアムスローなチキチキM1「Modaji」(デイヴ・グルーシン作)で幕開け。ナイティな雰囲気の中、フルートでテーマを展開します。音数選んで、ロングトーンも使って観客を魅了してのフルートソロ、ボブ・ジェームス(kbds)がアウトかつパーカッシブなエレピソロをそれぞれしっかり展開した後、テーマに戻って静かにエンディング。

そしてマリーナ・ショウ!M2「Feel Like Making Love」(G.McDaniels作)を小気味よくフルートで。オリジナルのドラマーハービー・メイソン(ds)が叩いてるんだよねー。途中にフルートとエレピ、最後は同時にと、小粋にソロを展開しています。

さて、ここからはサンフランシスコ・シンフォニー・オーケストラを迎えて。

まずはM3「Farandole(L'Arlesienne Suite #2)」(ビゼー作)。流麗なイントロ経て、ミディアムなビートにブラス隊高音域と中低音域が絡み合ってテーマ展開。エレピが存分にソロを取った後、フルートらによるテーマ繰り返しなど経て、真打ち!フルートソロも存分に、テーマからドラムソロ挟んでエンディング!いかにもなCTIなクロスオーバー!

そしてストリングス隊を従えてフルートやエレピが高らかに美しく導入するM4「Scheherazade」(Rimsky & Korsakoff作)は、ミディアムスローの静かなチキチキにてエレピやフルートがテーマを紡ぐ。そのまま高らかにフルート、軽やかにエレピがソロを展開すれば、静かにテーマを繰り返して幕を閉じます。

ヒューバート・ロウズのリーダー作ながら、ボブ・ジェームスが存在感が光る1枚でしたね〜。そろ蜜月は以降も続く。

その他参加ミュージシャン。Glen Deardorff(g)、ゲイリー・キング(b)、Allen Smith(tp)、Snooky Young(tp)、Frederick Berry(tp)、Oscar Brashear(tp)、Daniel Livesay(tb)、George Bohanon(tb)、Maurice Spears(b-tb)、Jeremy Merrill(french-horn)、Stuart Gronningen(french-horn)、Randall Pratt(harp)にオケ隊。

CDコレクションその1855…「ロン・カーター」3枚!!

今回は、ロン・カーターがCTIに残した作品をまとめて〜。

1:「ブルース・ファーム [CD]」:Blues Farm〜Ron Carter
ブルース・ファームロン・カーター
キングレコード
2017-12-06
オリジナル音源は1973年発表。

カーターのHPによれば、こちらは3作目のリーダー作かつCTIにおける1作目。多重録音を駆使し、アコベとベースの両刀使いにて臨んています。全6曲収録。

スローなチキチキ曲M1「Blues Farm」で幕開け。ベース刻みつつ、アコベとヒューバート・ロウズ(flu)のフルートが端的なテーマ奏でた後、フルートソロを抑えつつ、時に小刻みに展開すれば、アコベソロを存分に弾きまくって、テーマ、そして2人の短い掛け合いを繰り返してフェードアウトすれば、ピアノからのスロー系M2「A Small Ballad」は、アコベとシンバルレガートが重なり、それぞれが間を生かして自己表現。自身のベースらをバックに始まるM3「Django」(J.Lewis作)は、ゆったり4ビート、ボサノバや8ビートに変化しながら、アコベがテーマ、ソロを存分に展開。ビートに拘らずに〜という姿勢は面白い。

エレピからのスローな3連系M4「A Hymn For Him」は、リチャード・ティー(e-p & org)がユラユラとブルージーにテーマ奏でて。アコベソロを情感たっぷりに奏でれば、フルートにエレピのソロも挟んでエンディング。フルートらからのアップな3連シャッフル曲M5「Two-Beat Johnson」をフルート主導でサラッとまとめれば、最後はミディアムスローなチキチキ曲M6「R2,M1」。フルートが軽やかに高らかにテーマを奏でます。そのままソロを展開して、

その他参加ミュージシャン。Sam Brown(g)、Gene Bertoncini(g…M5)、ボブ・ジェームス(e-p…M2,3 & 6)、ロン・カーター(b & piccolo-b)、ビリー・コブハム(ds)、ラルフ・マクドナルド(perc)。

2:「エニシング・ゴーズ [CD]」:Anything Goes〜Ron Carter
エニシング・ゴーズロン・カーター
キングレコード
2017-12-06
オリジナル音源は1975年発表。

上の1以降、CTIでは2作目と1974年に3作目を発表も、今回はKuduから発表した1枚。通算6作目です。デヴィッド・マシューズがプロデュース、全6曲収録です。

まずはアップな8ビートにてM1「Anything Goes」(コール・ポーター作)。フルートやサックスらかその底抜けに明るいテーマを奏でる。エリック・ゲイル(g)がギターカッティング交えたソロをブルージーに、テーマから後奏としてフルートがソロを展開すれば、サンバなビートのミディアム系M2「De Samba」は、フルートが軽やかにテーマを展開。ランディ・ブレッカー(tp & flh)が柔らかくトランペット、エフェクトかけたベースが多重録音にてソロを展開。カーターのそのような側面って珍しく、後奏でもブイブイと。

導入にベースソロ!アップなファンキー系M3「Baretta's Theme(邦題:バレッタのテーマ)」(デイヴ・グルーシン&M.Ames共作)は、デヴィッド・サンボーン(a-sax)がその個性溢れる音色でテーマ奏でて。小気味よいギターカッティングの上で単音伸ばしなベースソロから、マイケル・ブレッカー(t-sax)のテナー、またまたベースのソロを織り込んで、テーマからサンボーンが鳴きまくってのアルトソロ。続いてスタイリスティックスの代表曲をミディアムな16系でM4「Can't Give You Anything」(Hugo & LuigiとG.D.Weissの共作)は、知られたメロディをフルートやフリューゲル・ホルン、ギターらで紡ぎます。途中にエフェクトかけてのベースがウネウネとソロを展開すれば、ミディアムなサンバ調のM5「Quarto Azul」。フルートやフリューゲルホルンが軽やかにテーマを取ります。柔らかく、そして高らかにフリューゲルホルン、小気味よくフルートがソロを重ねます。

最後はギターらによるイントロからのプチ?ファンキーなアップ系M6「Big Fro」。多重録音にてアコベが女性スキャットを従えて、ブラス隊やギターが楽しげにテーマを奏でます。ホントにゲイル?明るいトーンでファンキーかつブルージーにギターソロを展開すれば、アコベソロに発展。鳴り響かせて小粋に展開。テーマに戻れど女性コーラス隊に任せてソロに没頭するカーターでした。

参加ミュージシャン。エリック・ゲイル(g)、ドン・グロルニック(e-p)、リチャード・ティー(org)、Jimmy Madison(ds)、スティーブ・ガッド(ds…M1)、ラルフ・マクドナルド(perc)、George Devens(perc)、Arther Jenkins(perc)、ヒューバート・ロウズ(flu)、フィル・ウッズ(a-sax)、マイケル・ブレッカー(t-sax)、ランディ・ブレッカー(tp & flh)、Alan Rubin(tp & flh)、Barry Rogers(tb)、パティ・オースティン(vo)、Maeretha Stewart(vo)、Marilyn Jackson(vo)。

3:「イエロー&グリーン [CD]」:Yellow & Green〜Ron Carter
イエロー&amp;グリーンロン・カーター
キングレコード
2017-12-06
オリジナル音源は1976年発表。

上の3に続いて発表となった通算では7作目で、CTIでは4作目、自らが編曲を担当し、全6曲収録です。

まずはゆったりワルツのM1「Tenaj」で幕開け。ケニー・バロン(p…M1 & 5-6)が軽やかかつ悲しげなテーマを奏でます。ピアノソロは途中に小刻みなリフ挟みながら展開すれば、アコベソロは、音を響かせながら展開、小刻みなリフからドラムソロをビリー・コブハム(ds…M1-2 & 4-5)が叩き過ぎずに展開します。

アコベが小刻みにテーマ奏でるミディアム系M2「Receipt, Please」は、ブルージーな雰囲気持ちつつ、そのままソロも小気味よく展開。コブハムがラテンキューバンなビートや4ビートと変化させて躍動感を持たせて、エレピソロやドラムソロを挟み、ピッコロベース使ってのソロと水を得た魚のように弾きまくるカーター。ゆったり4ビートでM3「Willow weeo For Me」(A.Ronell作)はピッコロベース独奏。独奏ながらもハーモニクスも用いていい響き。

アルバムタイトル曲でミディアムスローなチキチキ曲M4「Yellow & Green」は、多重録音駆使してベースが下支えする中、アコベのフィル絡めつつピッコロベースがテーマ奏でて。ヒュー・マクラッケン(g…M1-2 & 4-5)のギター伴奏がいい響き。誰が吹いてるのか分からないけどブルージーなハーモニカソロを挟みます。

超スローな4ビート曲M5「Opus 1.5」は、アコベで物悲しくテーマを紡いで。そのまま荒々しくソロを展開します。ピアノソロを挟んで静かに締め括れば、最後は軽快な4ビートにてM6「Epistrophy」(セロニアス・モンク作)。ピアノが軽やかにテーマ奏でます。そのままピアノソロに突入して存分に、アコベソロはクルーヴィーに、リフ絡みのドラムソロ経て幕を閉じます。

自らにしっかりスポットをあてて、しっかり自己表現。ベーシストらしいリーダー作に好感が持てました〜。

その他参加ミュージシャン。ヒュー・マクラッケン(g…M1-2 & 4-5)、ドン・グロルニック(p…M2,e-p…M2 & 4)、Ben Riley(ds…M6)、Don Um Romao(perc…M2 & 5)。

CDコレクションその1854…「中田ヤスタカ」2枚!!

Digital Native(初回限定盤)&lt;CD2枚組&gt;
中田ヤスタカ
ワーナーミュージック・ジャパン
2018-02-07

まずはPerfume「If You Wanna」?M1「White Cube」で幕開け。ベーシックトラックはコピペじゃないかと思える程似てます(笑)。

昨年1月にきゃりーぱみゅぱみゅとのカップリングシングル収録曲M2「Crazy Crazy」、 (feat.Charli XCX & Kyary Pamyu Pamyu)は下の2参照、ROSHIをフィーチャーしてのM3「Love Don't Lie(Ultra Music Festival Anthem)」もね、2拍3連なサビが強く耳に残るも、スネア4拍から8分への刻みには「If You Wanna」のサビ前の繋ぎをどうしても連想しちゃいます。

映画「何者」の主題歌で米津玄師が歌うM4「Namimono」は、ドラマティックなスローバラード。とはいえ中盤からはビート倍テンしての躍動的に転じたり、エフェクトかけてのパーカッシブな繋ぎなど、響く楽曲に。そしてチキチキと倍テン、緩急に富んだM5「Source Of Light」は、誰歌ってるんだろ?エレクトロなバックトラックも印象的。

そしてアルバムタイトル曲M6「Digital Native」。素朴なテーマに徐々にシンセ音らが重なり、最後はピアノで切々とテーマ奏でて締め括る。

眞白桃々が可愛く歌うM7「Jump In Tonight」も、サビ前はやっぱり「If You Wanna」。シンセのピコピコが複合的に重なってのM8「Level Up」は、banvoxがタイトルコールで人声加わるも、中田流エレクトロの真髄、現在形がここに。

MAMIKO〔chelmico〕がラップするミディアムスロー系M9「Wire Frame Baby」は、エレクトロとラップの融合が心地よく、最後は
M10「Give You More」。可愛くシンセがテーマ奏でつつ、音の洪水に緩急富んだリズム、そのバランス感は素晴らしい才能。

そしてボーナスCD。縁あって中田さんがリミックスした楽曲集。まずはドイツ人DJのゼットとカナダのアレッシア・カーラがコラボして2017年に発表したM1「Stay」。キャッチーなサビを強調すれば、Steve Aoki & Moxieが発表したM2「I Love It When You Cry(Moxoki)」。 Moxie Raiaが歌う素朴な恋の歌を、Steve Aokiがエレクトロに変質させ、更に中田氏がブラッシュアップ。Madeonが2015年に発表したM3「Pay No Mind feat.Passion Pit」は、敬愛する中田氏にリミックスを依頼したらしい。パーカッシブな歌を軽快にブラッシュアップ。

カイリー・ミノーグを2曲。これは2014年に発表したアルバム冒頭を飾るM4「Into The Blue」、そして2010年に発表したアルバムの2ndシングルのM5「Get Outa My Way」。前者はエレクトロに、後者はフォークな出だしながら、ささやかにエレクトロ。

そしてPassion Pitが2009年に発表したM6「The Reeling」を力強さを強調してリミックスすれば、Sweetboxの代表曲?1998年に発表したM7「Everything's Gonna Be Alright」を中田氏が2009年に手掛けたリミックス。

海外とも色々やってます〜。

2:「Crazy Crazy (feat. Charli XCX & Kyary Pamyu Pamyu) / 原宿いやほい [CD]
Crazy Crazy (feat. Charli XCX &amp; Kyary Pamyu Pamyu) / 原宿いやほい中田ヤスタカ/きゃりーぱみゅぱみゅ
ワーナーミュージック・ジャパン
2017-01-18

きゃりーぱみゅぱみゅとのカップリングで発表したシングル。全4曲収録。

収録曲は、中田ヤスタカ名義「Crazy Crazy」の本編M1とリミックスM2、そしてきゃりーの「原宿いやほい」の本編M3とリミックスM4。昔ならばカラオケ・トラックにて水増しも、ここではリミックスを使っていますね〜。

前者は英語歌詞、アップで軽やかなビートをバックに展開、キャッチーなテーマはかなり◎。それを先鋭化!リミックス。あえての4つ打ちが心地よく。

後者は昨年春先のきゃりー全国ツアーを牽引する楽曲なれど、売れ行き不調が報じられましたね〜。きゃりーも現在25歳。デビュー当時と変わらない歌詞だと飽きられる?

CDコレクションその1853…「TOTO」新作?1枚!!!

今回は、昨年中盤より話題になっていたTOTOの40周年記念ベスト集がお題目です〜。

1:「40トリップス・アラウンド・ザ・サン ~グレイテスト・ヒッツ~ [CD]」:40 Trips Around The Sun〜TOTO
40トリップス・アラウンド・ザ・サン ~グレイテスト・ヒッツ~TOTO
SMJ
2018-02-07

TOTOのベスト集は数々発表されていますが、かつてのジェフ&マイク・ポーカロの音源を使っての新録3曲を加え、また古巣のSMEからの発表。何だかわくわくしながら到着を待っていた1枚です。

全17曲収録で、収録曲とその出典は以下の通り。

1978年発表「TOTO」〜M3「I'll Supply The Love(邦題:愛する君に)」、M14「Hold The Line」、M15「Georgy Porgy」
1979年発表「Hydra」〜M6「99」。
1982年発表「TOTO 検廖M9「Afraid Of Love」、M10「I Won't Hold You Back」、M16「Rosanna」、M17「Africa」
1984年発表「Isolation」〜M5「Stranger In Town」
1986年発表「Fahrenheit」〜M4「I'll Be Over You」、M13「Lea」
1988年発表「The Seventh One」〜M8「Pamela」、M12「Stop Loving You」
1992年発表「Kingdom Of Desire」〜M11「Jake To The Bone」
新曲〜M1「Alone」、M2「Spanish Sea」、M7「Struck By Lightning」

はい、まずは選曲で気になった事を〜。1つ目は、現在のメイン・ボーカルが2代目のジョセフ・ウィリアムスという事もあり、また過去にメンバーとの軋轢があったかどうかは分かりませんが、初代のボビー・キンボールへの冷遇が散見されますね〜。どうしても外せない楽曲として1作目の3曲、4作目のM16や17はともかく、その他はペイチやルカサーが歌う楽曲が中心に。どうしてもM9なんて入れなきゃいけない?日本企画ならば1作目の「You Are Flower」や3作目の「Million Miles Away」などのボビーが歌う人気曲もあるのに…。

また2つ目として、SME発表の本作ながら、1981年発表「Turn Back」と1995年発表「Tambu」、そして1999年発表「Mindfields」は残念ながら黒歴史化。勿論、最初の「Turn Back」はボビーのせい?また後の2つはドラム=サイモン・フィリップス。ある意味で仕方ないんでしょうけどね〜。

さて、そんな14曲と共に収録された新曲3曲。全てがルカサー、ペイチ、S.・ポーカロとジョセフといった現メンバーの共作なれど、全てがピンと来なかったんだよね〜。

思えば直前オリジナル作「TOTO XIV~聖剣の絆 [Blu-spec CD2] [CD]」でも感じたメロディ・センスの欠如は今回も。裏打ち系の節回しによるアップ系M1は、ドラム=ヴィニー・カリウタが刺激的なドラムで味つけも、サビにもう一捻り欲しかった。

また1984年発表「アイソレーション [CD]」制作中に没となった、かつ「Africa」同様のリズムにてまとめてみました!音源(ジェフ&マイクがリズム!)を発掘してのM2は、作り直したサビがイマイチ、途中のシンセソロはもっと煌びやかなのが欲しかった〜。

ハードなロック曲M7は、1992年発表「キングダム・オヴ・デザイア~欲望の王国~ [CD]」にありそうないかにもルカサーが好きそう!ギターリフが牽引。強弱のバランスがTOTOらしいけどね〜。

そんな訳でせっかくの記念作ながら、新曲3曲に不完全燃焼。悪くはない。しかし何かが足りない〜。個人的にはスティーブ・ポーカロに期待したいんだけどね〜。

ライナーには夏に何かが発表とある。新作ならば期待したいトコ。しかし現在進行中のヨーロッパツアーなど彼らも多忙だし〜???

CDコレクションその1852…「デイヴィッド・フォスター」ベスト集1枚!!

ちょっと前にもSME版のベスト集をレビューしたトコでしたが、今回はワーナー音源!!

1:「デイヴィッド・フォスター・ワークス [CD]」:David Foster Works〜David Foster
デイヴィッド・フォスター・ワークスオムニバス
ワーナーミュージック・ジャパン
2018-01-24

まあSME版にはホイットニー・ヒューストンやセリーヌ・ディオン、マイケル・ジャクソンにデスティニー・チャイルドと、オールタイム的に編纂されたのに対して、今回は1970年代&80年代の作品に限定して〜という事のようです。全17曲収録で、収録曲とその出典は以下の通りです。

M1:Love Theme From St. Elmo's Fire / デイヴィッド・フォスター(1985年)
M2:Will You Still Love Me? / シカゴ(1986年)
M3:Through The Fire / チャカ・カーン(1984年)
M4:Jojo / ボズ・スキャッグス(1980年)
M5:After All / アル・ジャロウ(1984年)
M6:Tonight Tonight / ビル・チャンプリン(1981年)
M7:St.Elmo's Fire(Man In Motion) / John Parr(1985年)
M8:Thicke Of The Night / Alan Thicke(1984年)
M9:Rendez-Vous(Love Lights The World) / デイヴィッド・フォスター(1987年)
M10:Should We Carry On / エアプレイ(1980年)
M11:Glory Of Love / ピーター・セテラ(1986年)
M12:It's Something / レスリー・スミス(1982年)
M13:No Tricks / アリス・クーパー with Betty Wright
M14:You / E.W.& F.(1980年)
M15:It's The Falling In Love / キャロル・ベイヤー・セイガー(1978年)
M16:Everchanging Times(Theme From Baby Boom) / サイーダ・ギャレット(1987年)
M17:Too Young / Jack Wagner(1985年)

そもそもワーナーでリーダー作を発表していたフォスターですから、今更ですけど映画「セント・エルモス・ファイヤー」からのM1とそのサントラからのM7は、ストリングスや強調のエレドラ、またロックなギター音にハイトーンな歌声と、十二分にフォスターの本質を伝えていると言えます。初CD化のM9も同じ方法論ですが、クラシカルな男性コーラス陣をフィーチャーしていて、これは2000年代のフォスターに多く見受けられる方法論。

アップ系もアラン・シックのM8が編纂されていますが、ちょっと頂けなくって、フォスターといえばバラード。今回も多数収録で、シカゴのM2、何も語る事ないチャカ・カーンの名曲M3、ピーター・セテラの透明感溢れる歌声が強調されたM11、なぜこの曲?なアル・ジャロウのM5やE.W.&F.のM14など。まとめ方と聴かせ方が上手なんでしょうね〜。

アーバンにまとめられたボズ・スキャッグスのM4は、楽曲もさることながら編曲も見事なんだけど、キャロル・ベイヤー・セイガーのM15は、マイケル・マクドナルドとビル・チャンプリンを従えつつ、心地良い雰囲気が良かったですね〜。

次もあるよね〜???
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