悪趣味日記

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CDコレクションその1800…「マリーン」1枚+番外2枚!!

節目である「〜その1800」は、マリーン!

マリーンの初期CBS時代の音源って、なかなか再発されなかったんですけど、ようやくです!!

1:「サマー・ナイト(期間生産限定盤) [CD]
サマー・ナイト(期間生産限定盤)マリーン with シーウィンド
SMJ
2017-08-23
オリジナル音源は1982年発表。

マリーンのデビュー作は10年程前に再発されていましたが、こちらの2作目の再発は、その昔のCD選書以来でしょうね〜。全9曲収録です。

今回はハワイ発の人気バンドであったシーウィンドとの共演作。シーウィンドは1976年にデビューし、CTIで2枚、そしてA&Mで2枚の作品を発表も、リード・ボーカルを務めていたポーリン・ウィルソン(vo)とその旦那であったボブ・ウィルソン(ds)の関係が悪化し(離婚ね)、1980年の4作目発表直後に解散状態にあったようです。2009年にリユニオン作も発表しているけどね〜。

ポーリン抜きでのシーウィンド=Bud Nuanez(g)、ラリー・ウィリアムス(kbds)、Ken Wild(b)、ボブ・ウィルソン(ds)、Kim Hutshcroft(sax)とL.A.録音した本作は、ジェリー・ヘイ率いるホーン隊が加わってのアップ系M1「Summer Nights」で幕開け。リズミカルなバックにマリーンの歌、またホーン隊のソリもフィーチャーされて軽快なオープナー。

スローなチキチキ曲M2「I Could Dance Tonight」は、途中でBill Mumy(voice…M2)の語りも加えて可愛く歌えば、ブラス隊加えてアップな8ビート曲M3「Semi-Forgotten Movie」は、2拍3連なささやかなサビが印象的。そしてシンプルなスロー・バラードM4「Try」を高らかに歌い上げ、シンセとギターからのアップ系M5「Good Enough For You」は、ブラス隊もささやかに絡み、キャッチーでリズミカルなサビが印象的。ここまでがLPのA面。

B面に移って、ドラマティックなスロー系M6「A Love Too Strong」は、Tommy Funderburk(back-vo)と共に歌えば、ミディアムな8ビートによるM7「Just Say I Love You」は、そしてRon Kalina(harmonica)のハーモニカ・ソロもフィーチャーしてささやかにまとめ上げています。

刻んだベース・ラインにブラス隊が絡むスローなチキチキ曲M8「Let Yourself Go」では力強く歌い、最後は黒住憲五のカバーでエレピを従えて歌い出すスロー系M9「My Song」を、流麗なストリングス加えてしっとりと幕を閉じます。

2作目にしてジャズ・シンガーからの脱皮、成功ですねー。

シーウィンドと縁のあるジェリー・ヘイ(tp & flh)が指揮しまホーン隊は、Gary Grant(tp & flh)、Lew McCreary(tb)にラリー・ウィリアムス(flu,a & t-sax)、そしてその他が、Timothy B.Schmit(back-vo)、Tom Kelly(back-vo)、George Hawkins(back-vo)。

番外1:「マジック(期間生産限定盤) [CD]
マジック(期間生産限定盤)マリーン
SMJ
2017-11-08
オリジナル音源は1983年発表。

5枚目のオリジナル作で、大ヒット作ですねー。アルバム・タイトル曲M3「It'S Magic」は勿論当時だとThe Squareの代表曲で、それが縁で本作を手に取った高校2年の私(笑)。その時の思い出はこちらに。全11曲収録です。

小気味よいアップ系M10「Let Me Be Your Angel」のみが井上鑑さんのプロデュースで(楽曲提供も)、それ以外は笹路正徳さんがプロデュース。

まずはポインター・シスターズのカバーM1「I'm So Excited」で幕開け。本作の多くに参加している岡沢章(b)&渡嘉敷祐一(ds)のタイトなリズムに乗せて、軽やかに歌い飛ばすマリーン。

スローなチキチキ曲M2「Don't Let It Go」(〜作)は、小気味よいブラス隊を従え、伸びやかに歌えば、続くはM3。笹路マジック?構成は原曲とほぼ同じながらも、シンセの代わりにブラス隊がアクセントを加えて、また例のチョッパーなベース・ソロでは伊東さんのアルト絡ませつつ、ストリングス隊のソリでブリッジ入れたりと、存分に遊んでいます。

そしてミディアムな16系M4「Saturday Night」(〜作)。キャッチーなメロディを土方隆行(g)のギター・ソロやコーラス隊とブラス隊らによる合唱!らを織り交ぜ、小気味よい編曲でまとめれば、ボズ・スキャッグスの代表曲M5「We're All Alone」。木管隊や山川恵子(harp)のハーブらによる冒頭から、しっとりと崇高にまとめています。

シンセらが鳴り響く冒頭からのアップな8ビート系M6「Calling Out To Love」()では、リンダ・ロンシェリットを彷彿させるマイナーなロックし切って、ブラス隊やシンセ・ベースらが鳴り響くミディアム系M7「ESP」(笹路さん作)。特にその歌詞=extra special person to me〜というトコが昔から耳から離れない!

ビージーズのバリー・キブらによる少し演歌な雰囲気持つM8「Woman In Love」を挟み、アップでポップな8ビートによるM9「Gonna Get Back」は、途中のシンセとギターの掛け合いブリッジが面白い。

井上さんのM10経て、最後はスローバラードのM11「Break It To Me Gently」を、クラシカルな編曲の中でしっとり歌い上げてアルバム・フィナーレ。

その当時のスタジオ・ミュージシャンらの力を借りて、私の中ではマリーンの代表作。

参加ミュージシャン。安藤まさひろ(g…M1-3,5 & 7)、土方隆行(g…M6,7 & 9)、北島健二(g…M4,6,8 & 11)、今剛(g…M10)、笹路正徳(kbds)、井上鑑(kbds)、岡沢章(b…M1-3,5 & 7)、渡辺建(b…M2,4 & 11)、渡辺モリオ(b…M6,8 & 9)、岡沢茂(b…M10)、渡嘉敷祐一(ds)、村上秀一(ds…M6 & 8)、青山純(ds…M9)、穴井忠臣(perc)、ペッカー(perc)、伊東たけし(a-sax…M3)、ジェイク・E.・コンセプション(sax)、中沢健二(flh…M10)、山川恵子(harp…M5)、Eve(back-vo)、ホーン隊に数原晋(tp & flh)、荒木敏男(tp & flh)、横山均(tp & flh)、新井英治(tb)、岡田澄雄(tb)、そしてM4と7には渕野繁雄(sax)新田一郎(tp & flh)、岸義和(tp & flh)、兼崎順一(tp & flh)、早川隆章(tb)、岩瀬富美夫(tb)。M5には坂宏之(oboe)、中川昌三(flu)、宮島基栄(cla)でしたー。

番外2:「ルッキング・フォー・ラヴ(期間生産限定盤) [CD]
ルッキング・フォー・ラヴ(期間生産限定盤)マリーン
SMJ
2017-11-08
オリジナル音源は1984年発表。

上の番外1に続いて発表となったのが本作で、6枚目のオリジナル作。そのジャケットの美しさ(青字にピンクと白!)にも惹かれて、LPも持ってた(笑)。全11曲収録です。

再発に伴い、クレジットは大きく簡略化されていますが、発売直後のDX-7使ってのアップ系M1「Creature Of The Night」で幕開け。今回知りましたが、シャカタクのカバーだそうで、アルバム全てで担当しているネーザン・イースト(b)&ジョン・ロビンソン(ds)のタイトなリズムにのせて、マリーン節全開です。

続いてアップ系M2「I'll Take My Time」、小刻みなシーケンサーからのミディアム系M3「Goodbye Love」ではジェリー・ヘイ(tp)らのホーン隊が、途中のソリでフィーチャーされつつ見事に彩れば、バックビート風のアップ系M4「Rock Steady」(途中、ラリー・ウィリアムスによるシンセ・ソロの構成力が見事!)、ピアノからのスロー・バラードM5「Time And Time Again」は、Aメロ、Bメロ、サビと、全てが雰囲気異なれど、構成の面白さが感じられました〜。ここでLPでいうA面終了。

B面に移って、アップで小気味よい3連シャッフル曲M6「Needle In A Haystack」で幕開け。指パッチン(フィンガー・スナップ)を効果的に取り入れれば、メローなスロー・チューンM7「I Wonder What You're Like」はラリー・カールトン提供曲。途中と最後のフリューゲル・ホルン・ソロはジェリー・ヘイです。

アップな8ビート系M8「A Little T.L.C.」、昔バンドでコピーしたミディアムちょっとスローなチキチキ系M9「Somebody Told Me」経て、アルバム・タイトル曲でアップなマイナー系M10「Looking For Love」、最後は素朴なバラードM11「Why In The World」で締め括ります。

その他参加ミュージシャン。マイケル・ランドゥ(g)、ランディ・カーバー(p…M2 & 5)、ロバート・クラフト(kbds…M6,7 & 11)、ジェイ・グルスカ(synth…M1,2,5,9 & 10)、マイケル・ボディッカー(kbds…M-6 & 11)、Michael Fisher(perc)、パウリーニョ・ダ・コスタ(perc)。Gary Herbig(sax)、Gary Grant(tp & flh)、Larry Hall(flh…M6)、Bill Reichenbach(tb)。

はい、「〜その1800」でした〜。

〜その1700」の投稿が、2016年11月7日で、それから1年と1か月少々、あれから190枚増えて、累計紹介枚数が4560枚(BOXも1枚として)となりました〜。また今回もダウンロード購入による「〜番外」もありまして、何とGlobeの過去作。中古屋に行けば1枚100円で売られてる音源ですけど、特別にハイレゾ・リマスタリングされましたので、ついつい購入(苦笑)。ハイレゾも少々落ち着き、何か特別なモノが出れば買うんだと思います。

またこの1年1か月、色々と廉価版に手を出していて、置き場がない程、CD溜まっちゃっていますが、このワン・パターンなレビュー、これからも少しずつ進めて参りますので、良かったらお付き合い下さい!!!

先週迄に観たDVD&Blu-ray…平成29年11月26日より

探偵物語 DVD Collection松田優作
TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
2017-11-08

続けて今回は2枚目を料理。第5話「夜汽車で来たあいつ」、第6話「失踪者の影」、第7話「裏街の女」、第8話「暴走儀式」の4話を鑑賞。

第5話の「〜あいつ」って何と水谷豊で、何か人情でお涙頂戴なお話になっちゃっています。
また第7話には再びボインちゃん=倍賞美津子。コミカルな掛け合いは大好きです。

2枚目:「すばらしき映画音楽たち [Blu-ray] [Blu-ray]
すばらしき映画音楽たち [Blu-ray]ハンス・ジマー
キングレコード
2017-11-22

2016年製作。映画音楽にスポットを当てて、その歴史、代表的な映画音楽とその作曲のありようなどを描いたドキュメンタリー。

冒頭のビル・コンティ「ロッキーのテーマ」の高揚感、そしてジョン・ウィリアムスは「ジョーズ」、「スターウォーズ」、「未知との遭遇」、「スーパーマン」、「E.T.」、近年ではハンズ・ジマー「パイレーツ・オブ・カリビアン」など、インタビューら含めて映画愛に溢れています。これ観て、「E.T.」の4K ULTRA HDバージョンを買っちゃった〜(苦笑)。

締めはジェームス・ホーナーの「タイタニック」。ジェイムス・キャメロンのインタビューと共に、その秘話はいいお話でした〜。

ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!(祝)ダウンタウン結成35年記念 Blu-ray 初回限定永久保存版(23)(罰)絶対に笑ってはいけない科学博士24時ダウンタウン
よしもとミュージックエンタテインメント
2017-11-29

毎年、手を変え品を変え〜。ゲストは少なめでしたが、ネタの面白さは近年では最も充実です〜。

月亭邦正の鉄腕アトムは、ウランちゃん役の子役のアドリブも良くって、まずまずでしたが、前の年の連帯責任カードがなくなって、爆笑レベルは少々低下。

今年も間もなく!!!

6〜7枚目:「Perfume Clips 2(初回限定盤)[Blu-ray] [Blu-ray]
Perfume Clips 2(初回限定盤)[Blu-ray]Perfume
ユニバーサルミュージック
2017-11-29

お約束の、そして今年最後のPerfumeです。

ユニバーサル移籍後のクリップ16曲が一気に観れちゃうんだけど、時期的には2012年4月発売の「Spring Of Life」から、本年8月発売の「If You Wanna」迄。誕生日の一番早いのっち基準だと、23歳から29歳直前迄の約5年間の記録です〜。

特典ディスクは、映像を観ながらの3人のトーク。第1弾では映像早回し故に、Clipの良さがイマイチ伝わらなかったんだけど、今回は本来の姿でのトーク。聞いた話も多数ながら、落ち着いて楽しめたと思います。

まだまだ伝説は続くのかな???

CDコレクションその1799…「T-SQUARE」関連5枚!!

今回はT-SQUARE、伊東さんリーダー作と、安藤さんのプロジェクト=あんみつの最新作をまとめて。

1:「グルーヴ・アイランド [CD]
グルーヴ・アイランド伊東たけし
ワーナーミュージック・ジャパン
2017-07-19
オリジナル音源は1994年発表。

当初の在籍時に3枚のリーダー作を発表し、脱退直後の1992年にN.Y.で「ヴィジョンズ [CD]」を録音・発表、翌1993年にL.A.で「T.K.LA [CD]」を録音・発表。そしてN.Y.にて録音・発表となったのが本作です。6作目のリーダー作で、全10曲収録。

この頃、伊東さんリーダー作の参謀を務めていたのが、現在では映画音楽の劇伴らを手がけている住友紀人さん。今回も、彼の人脈であるジャック・リー(g)を交えて、制作されています。N.Y.録音というのが伊東さんの希望だったかは分かりませんが、現地のミュージシャンらと共にイキのいいアルバムに仕上がっています。

まずはカバー!KC & ザ・サンシャイン・バンドの代表曲M1「That's The Way」。サビには安直?コーラス隊の連呼を織り交ぜて、生音をバックにファンキーに仕上げています。絡むホーン隊=New West Hornsに、若かりしクリス・ボッティ(tp)の名前がありました〜。

T-SQUAREを彷彿させるアップ系で小気味よい8ビート・フュージョンM2「Wonders of Life」をEWIで料理すれば、ジャック・リー提供!トニーニョ・ホルタ(ac-g &vo)をゲストにソプラノ使ってブラジリアン・サウンドを展開したM3「Por Do Sol(After The Sun)」、重いビートをバックに展開するスロー系M4「You'd better Believe It」、そして伊東さん作曲のスロー系M5「Angel Wings」。このM5ではゴスペル風コーラス隊も絡み、崇高に仕上がっていました〜。

住友さん提供のM6「Camouflage」はN.Y.らしいヒップ感を表現したかったのか、人声やらを交えてファンキーに仕上げれば、同じく住友さん提供の土着なリズムを持つM7「Take You」ではEWIで壮大にブロウ。同じく住友さん提供のアップ系M8「Ancient Ties」では、EWI使いつつ、喰ったイントロ風サビ、クラシカルなブリッジやトニーニョ・ホルタによる男性コーラスが加わる実質サビと、数多くの展開を持ってました〜。

ドラマティックなイントロ持つアップ系M9「Finals」経て、最後は打ち込み多用してのM10「That's The Way(Ash On The SSl Mix)で終わります〜。

その他参加ミュージシャン。Charles Blenzig(kbds)、ウィル・リー(b)、David Dyson(b)、スティーブ・フェローン(ds)、Gene Jackson(ds)、Scott Peaker(ds)、マノロ・バドレーナ(perc)、Takumi Inohara(bells)、Delmar Brown(voice)、Veronica Nunn(voice)。New West HornsにAndy Snitzer(a-sax)、Michael Davis(tb)、住友さんもテナーで名を連ねています。
T.K.カヴァーズ伊東たけし
ワーナーミュージック・ジャパン
2017-07-19
オリジナル音源は1995年発表。

こちら、洋楽カバー集。7作目のリーダー作で、全8曲収録です。

全8曲といっても、M2「That's The Way(Radio Unit)」は前作(上の1)の使い廻し。オール新作じゃないのが(まずは)玉に傷!!!

そんな中、E.W.&F.の代表曲M1「September」で幕開け。本作も住友紀人氏が多くの楽曲のプロデュースをしており、この有名曲を打ち込みやサビ=コーラスという手法を使って料理しています。

使い廻しのM2経て、ドゥービー・ブラザーズの代表曲M3「Listen To The Music」をM1同様の手法で披露すれば、一転、アルトがシンセを従えてメロディ紡ぐM4「If」は、ブレッドの1968年発表曲。

そしてM5「Dust In The Wind」はアメリカのプログレ・バンド、カンザスの楽曲。こちらはトニーニョ・ホルタのアコギ弾き語り、そこに伊東さんのアルトが重なって、喰ったリズムでのブラジルっぽい雰囲気で仕上げれば(ジャック・リーのプロデュース)、ハロルド・メルビン&ブルーハーツの代表曲M6「If You Don't Know Me By Now」をバックビート使って料理。

まるでマーカス・ミラー?スラップ使ってN.Y.っぽい雰囲気でまとめたスモーキー・ロビンソンのM7「Get Ready」はベース奏者?David Dysonのプロデュース。自己主張?Dysonの指弾きベース・ソロも終盤に…。

最後はM8「She's Out Of My Life」。マイケル・ジャクソン「オフ・ザ・ウォール [CD]」からの4枚目のシングルで、シンセ・ベースや打ち込み使ってのメロウな雰囲気の中で、伊東さんがブロウし切ったバラードです。相変わらずの存在感。ちなみにこちらは大坪稔明さんのプロデュース。

ただね〜、せっかくのリーダー作であるにも関わらず、住友さんらの編曲に伊東さんが乗っかってるだけで、アーティストとしての作家性が希薄なんだよね〜。それが伊東さんと言われれば返す言葉もないんですけど…。

その他参加ミュージシャン。Bravo Komatsu(g)、Shinya Iguchi(g)、ジャック・リー(ac-g…M5,
g…M7)、Saripa Toyoda(g)、Kaz Kato(kbds)、鶴谷智生(ds)、Billy Kielson(ds…M5,6 &7)、Valtinho Anastacio(perc)、Reddy Yoko(back-vo)、Clay Lawrey(back-vo & tb)、Kaori Iwamura(back-vo)。

3:「T.K.BREEZE [CD]
T.K.BREEZE伊東たけし
ワーナーミュージック・ジャパン
2017-07-19
オリジナル音源は1996年発表。

8作目のリーダー作でして、全8曲収録。

上の2にて作家性について書きましたが、今回はKaz Katoさんと共作&サウンド・プロデュースした2曲の新曲(M6「A Little Python」とM8「Natural Woman」)を披露した伊東さん。しかし冒頭のM1「Something Happy」聴くと、ここ数作にない朗らかな雰囲気に包まれていて、ライナーをチェックすると、楽曲提供&サウンド・プロデュースが安藤まさひろ!はいはい、非常にT-SQUAREらしいサウンドの中で朗々とブロウしています〜。加えてリズム隊はジンサク。櫻井さんのソロもあり!

全てに安藤さんが関与した訳ではなくって、続くM2は鳥山雄司さんが楽曲提供&プロデュース。西部?南部な雰囲気感じられる打ち込みにギターが絡むミディアム系。伊東さんはここでも伸び伸びとソロを取れば、安藤さん作曲で鳥山さんサウンド・プロデュースM3「セナの休日」は、ジンサクをバックにサンバ調で料理。

安藤さん楽曲提供&サウンド・プロデュースが2曲続けて、まずはスローで壮大なバラードのM4「Heavenly Days」。伊東さんのアルトに華がある!!こういった所は長年付き合ってきた安藤さんだからの”分かった”作りで、M5「Captain T.K.」もスロー系で、リズミカルなキメを交えながら朗らかなメロディを紡ぐ。

そしてここで自作曲のM6。ファンキーなアップ系で、オルガンやスラップ、またそのAメロはまるでサンボーン(苦笑)。

安藤さん作曲、鳥山さんサウンド・プロデュースのM7「Smile For You」は、シンセ・ベースら打ち込み使ったアップな跳ね系で、小気味よくまとめ上げれば、最後は打ち込み使ってのスローな美メロ・バラードで締め括ります。非常にアーバンな響き。

方向性が安定し、気心知れた安藤さん&ジンサクらと共に、しっかりとメロディに魂込めてブロウし、ソロを朗々と展開。ホントにプロデュース力って大事って感じた1枚。ここでの蜜月が、後のユニット体制に繋がっていくのかも…。

その他参加ミュージシャン。土方隆行(g)、大橋勇(g…M6)。
スケア・ヘッドライン伊東たけし
ワーナーミュージック・ジャパン
2017-07-19
オリジナル音源は1997年発表。

再び住友紀人氏を共同プロデュースに迎えて発表された1枚。全9曲収録です。

今回、非常に住友色が強くなって、打ち込みとの融合、そしてN.Y.色が強くなったように感じられます。まずはM1「Signs From You」(住友さん作)で幕開け。ドラマティックなサウンドの中で、部分的にコーラスも加えながらアルトが力強くメロディ奏でれば、アメリカ西部?なギター加えてのアルバム・タイトル曲のミディアム系M2「Scare Headline」(住友さん作)では、Ike Nelson(rap)のラップも加えながらファンキーに展開します。

アングラな雰囲気のシーケンサーらをバックにEWIとギターでテーマ奏でるアップ系M3「Mayuyama」(住友さん作)、多彩な打ち込みによる跳ねたミディアム系M4「Phat Kat」は、T-SQUARE脱退直後のリーダー作「ヴィジョンズ [CD]」でプロデューサーを務めたフィリップ・セス提供曲。いかにもな真っ黒なN.Y.風ファンクに仕上がっていて、刺激的!

そしてM5「I Won't Go Anywhere Without You」は唯一の伊東さん提供曲。シンセ・ベースや打ち込みが鳴り響く中、橋本歩(cello)によるブリッジ風ソロを交えつつ、M4のように真っ黒なN.Y.ファンクな仕上がり、刺激的〜。

アコギをバックにアルトをブロウするミディアム・スローなマイナー系M6「Real Time Inverted」はなぜか安藤さん提供曲で、その節回しはやっぱり安藤さん。続くM7「Ma〜Pa」(住友さん作)は、ほぼピアノ独奏の伊東さん不参加曲。その美しい響きは、後の映画や劇伴での活躍に繋がるモノでした〜。

Paul Clifford(spoken word)による恐々しいスポークン・ワードから始まるミディアム系M8「Sure It Is」は、何だか退廃的な雰囲気とサビに男性コーラス陣を加えて一転明るいメロディを合わせ持つ楽曲で、JIMSAKU「MEGA db [CD]」(1997年発表)でその名を見た!神崎まき(vo)を迎えたM9「Home, Sweet Home」は、多重録音?サビにはゴスペル風コーラスも加えたバックビートなスロー系。

その他参加ミュージシャン。山口英次(g)、Chris Silverstein(b)、八尋洋一(b)、Scott Latham(ds)、鶴谷智生(ds)、Yoko Reddy Akama(back-vo)。

住友さん関与作の中ではこれが一番好きですね〜。2人の作家性が絶妙にマッチしています。

5:「PAPER PLANE [CD]
PAPER PLANEあんみつ
SMD
2017-06-28

こちら、前作から2年半ぶりに発表となったT-SQUAREのリーダー安藤さんと、デビュー時のメンバーであった御厨裕二さんの双頭ユニット最新作です。全12曲収録。サウンドの振り分けは、左が安藤さん、右が御厨さんです。

まずはギルバート・オサリバンのM1「Alone Again(Naturally)」で幕開け。2人でアコギ紡ぎ合い、その響きはとても暖かい。

三浦拓也(steel strings g)迎えてM2「ポケットの幸せ」を3人でささやかに奏で合えば、続くM3「蝉時雨」はゆったり静かにアコギを紡ぐ。かすかに笹路正徳(synth)が加わって、シンセで空間を彩っています。

御厨氏のウクレレの響きが小気味よいアップ系M4「Kookie」は、須藤満(ac-b)が加わって、途中に躍動的なアコベ・ソロ(珍しい!)を披露すれば、続くM5「How Long Will It Last」は、エリック・ゲイル作曲のスタッフの人気曲カバー。笹路正徳(p)、岡沢章(b)、渡嘉敷祐一(ds)を迎えて、バンド形態にて楽しげに料理しています。ガッド好きの渡嘉敷さん、ソロもあり!

打ち込みドラム&パーカッション従えてギター連弾の佳曲M6「Kangaroo」を挟み、バンド形態で2曲。ミディアムスローな16刻みのM7「Feel My Way」は、ブルージーな雰囲気で、M8「Horizon」はナイティな雰囲気で。それぞれに笹路さんのエレピ・ソロをフィーチャーしつつ、黙々と岡沢さんの粋なラインが印象的でした。

御厨氏の朗らかなウクレレからのビージーズのカバーM9「How Deep Is Your Love」は、再びアコベの須藤さん迎えて、ささやかにまとめ上げれば、アルバム・タイトル曲M10「Paper Plane」は、ギターとアコギによる連弾曲。そもそもはT-SQUAREの「Discoveries」収録曲。そして何となく郷愁漂う雰囲気にて御厨さんのウクレレからのM11「If I Fell」は、軽やかに連弾します。

最後は御厨さん作曲のM12「Friends」。共にアコギを手に取って連弾。解放弦にてジャンジャカって響き、青春の証明(苦笑)。

あんみつ、安藤さんの息抜きプロジェクトとして、まだまだ続く〜。

CDコレクションその1798…「ラリー・カールトン」新作1枚!!

今回は、ラリー・カールトンとSWRビッグ・バンドとの共演作がお題目です。

実は当初はDVD付きの日本盤が発売される予定だったんだけど、結局、別々に発売されるようになってね。仕方なくって音源購入です。

1:「ライツ・オン [日本語帯・解説付] [輸入CD] [CD]」:Lights On〜Larry Carlton & SWR Big Band
ライツ・オン [日本語帯・解説付] [輸入CD]ラリー・カールトン
335Records / King International
2017-09-22

南西ドイツ放送が抱える名門SWRビッグ・バンドは、これまでも多くのジャズ・メンを迎えて、素晴らしいライブ音源を残して来ましたが、今回、矢が当たったのは、ラリー・カールトン。音楽監督をMagnus Lindgrenが務め、ラリーに縁のある楽曲らを中心に全10曲収録です。

まずはクルセイダーズのM1「Mellow Out」から。オルガン絡めたアップな8ビートで、軽〜く自己紹介。そしてブラス隊の重奏から始まるマイルス・デイビスの代表曲M2「Milestones」を、途中で4ビートに変化させつつサラッと料理。

ブラス隊重奏にギター重ねて始まるM3「Kid Charlemange(邦題〜滅びゆく英雄」)は、スティーリー・ダンのカバー。といってもそのオリジナルでラリーがギター・ソロ取ってるんだけど、メロディをギター→アコベとピアノ→ギターとブラス隊と繋ぎながら、編曲の妙を感じさせてくれます。

ここからはジャズ・スタンダードを3曲続けて。まずは軽やかなウォーキング・ベースにラリーがジャジーにソロを取り始めるM4「F'nnnn」。途中でトランペット・ソロからブラス隊のソリ、ピアノ・ソロ、ギターを軸にトランペットとピアノが掛け合って、伝統的な4ビート・ジャズに徹すれば、木管隊の重奏にラリーが絡んで始まるM5「Too Young To Go Steady」は、ゆったりブラシ4ビートの中で静かに進行。そしてM6「My Favorite Things」は、トランペット・ソロからのラリーのジャジーなギター・ソロ、また節々にブラス隊のソリを織り込んでいました。

またまたブラス隊の重奏から始まるのはラリーの代表曲M7「Room 335」。何故かBメロはサンバのリズム。ラリーはいつものようにテーマとソロを展開するも、曲調は明るい。そして2003年発表のM8「Friday Night Shuffle」。ブラス隊らと楽しげにシャッフルし切れば、クルセイダーズのM9「The Wells Gone Dry」。M1同様に何故かファンキーな編曲の中、アルト・サックスやギター、そしてドラムがソロを取る。

最後は再びスティーリー・ダン!M10「Black Friday」。アップな3連シャッフルに、ブラス隊がテーマを取る。ドラムらのリズムをバックにソロ弾きまくるラリー。相変わらずのアグレッシブさを披露し、幕を閉じます。

SWRビッグ・バンドは、リズム隊=Klaus-Peter Schopfer(g)、Klaus Wagenleiter(p)、Thomas Stabenow(b)、Guido Joris(ds)、Roland Peil(perc)で、ブラス隊=Klaus Graf(sax & woodwinds)、Matthias Erlewein(sax & woodwinds)、Axel Kuhn(sax & woodwinds)、Andreas Maile(sax & woodwinds)、Pierre Paquette(sax & woodwinds)、Nemanja Jovanovic(tp)、Felice Civitareale(tp)、Karl Farrent(tp)、Martin Aue(tp)r、Rudolf Reindl(tp)、Marc Godfroid(tb)、Ernst Hutter(tb)、Ian Cumming(tb)、Georg Maus(tb)です。

CDコレクションその1797…「クライヴ・デイヴィス」サントラ1枚!!

ヴァリアス
SMJ
2017-11-22

こちら、アメリカを、いや世界を代表する音楽の神様クライヴ・デイヴィスを描いた映画「Clive Davis -The Soundtrack Of Our Lives」のサントラです。全20曲収録。

そもそもは1960年に米コロンビア・レコードの顧問弁護士となったデイヴィスは、1967年に同社の社長となり、ビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニーの一員であったジャニス・ジョプリンを発掘し、世界中で知られるシンガーにしました。1968年発表M1「Piece Of My Heart」で、荒削りだが熱唱する様が収録されています。

サイモン&ガーファングルの代表曲の1つである1970年発表M2「Bridge Over Troubled Water(邦題:明日に架ける橋)」のシングル・カット英断や、デビュー初期!シカゴが同年発表のM3「25 Or 6 To 4(邦題:長い夜)」やブルース・スプリングスティーンが1973年に発表したM4「Blinded By The Light(邦題:光で目もくらみ)」などが収録。この1973年、デイヴィスは社長を解任されています。

直後、1974年にベル・レコード(アリスタ・レコードの前身)を設立し、バニー・マニロウが1974年に発表したM5「Mandy」、エリック・カルメンが1976年に発表したバラードのド定番!M6「All By Myself」、メリサ・マンチェスターが1978年に発表したM7「Don't Cry Out Loud」と、雰囲気は全て異なれど、巧みなバラードを発表しつつも、翌1979年にはコロンビアで発掘したE.W.& F.の代表曲M8「September」が織り込まれていました。

再びアリスタ音源からパティ・スミスが1978年に発表したドラマティックなマイナー・ロックM9「Because The Night」、一転、あっけらかんとしたザ・キンクスが1983年に発表したM10「Come Dancing」を挟み、ジャニス以来の最大の功績!ホイットニー・ヒューストンが1985年に発表したM11「Greatest Love Of All」、そしてアレサ・フランクリンが同年に発表したアゲアゲのファンキー・チューンM12「Freeway Of Love」、エイズ撲滅のチャリティ・ソングで、ディオンヌ・ワーウィックやエルトン・ジョン、グラディス・ナイトやスティービー・ワンダーが参加した好バラードM13「That's What Friends Are For(邦題:愛のハーモニー)」。肌の色など一切関係なく、チャンスを与えてヒットに至らしめたデイヴィスの記録が並べられています。

カーリー・サイモンが1986年に発表したM14「Coming Around Again」、ジャンルを超えてケニー・Gが1987年に発表したM15「Songbird」、グレイトフル・デッドが同年に発表したM16「Touch Of Gray」、Annie Lennoxが1992年に発表したスロー・バラードM17「Why」、そしてサンタナがロブ・トーマスをフィーチャーして1999年に発表、復活のきっかけとなったM18「Smooth」と、ここまでがアリスタ時代。当時、66歳、引導を渡され、アリスタから手を引く代わりに、Jレコードを創設しました。

そこからはKelly Clarksonが2004年に発表したガールズ・ロックM19「Since U Been Gone」、そして近年スターダムに登ったアリシア・キーズが2001年に発表したM20「Fallin'」で本作は幕を閉じます。
まあスゴいキャリアと実績。改めてデイヴィスがアメリカ音楽に与えた功績の素晴らしさを実感です。

映画は公開されるのかな???

CDコレクションその1796…タワレコ限定「ビクター・フュージョン」ベスト1枚!!

1:「エニイタイム・フュージョン」
4988002746453
オムニバス
タワレコ限定
2017年11月3日発売。

今年の7月、ワーナー音源をコンパイルしたタワレコ限定のフュージョン・ベスト集発表となりましたが、その第2弾として今回もタワレコの馬場雅之さんによってビクター音源をコンパイル、発表となったのが本作。CD2枚に全30曲収録です。

ワーナー音源分は、本国での数ある音源が存在していましたが、こちらのビクター音源分は、ビクターが発注した音源または契約→発表音源であるので、音源としてはさほど多くありません。

最大のヒットは、契約→発表音源の中ですけどシャカタクでしょうね〜。鉄板のCD1M2「Night Birds」にCD2M3「Invitations」、そしてTBSドラマ「男女7人夏物語」の劇中曲CD1M9「Deja Vu(To The Wind)」に、同「男女7人秋物語」での劇中曲として日本語スキャットによって録音された同M13「L'aggio L'amour」とCD2「Golden Wings」と、5曲も収録。疑似シャカタク?フルーツ・ケーキからのCD1M3「I Like The Way」にCD2M5「We're Here To Please You」に爽やかなアップ系同M11「Summer Melody」が収録されています。

上述の2つのバンドはヨーロッパ出身ですけど、ブラジルからはアジムスも契約→発表音源でして、冒頭のCDM1「Fly Over The Horizon」はNHK-FMのOPテーマとして、そして最後のCD2M16「Outubro(October)」は、同番組のEDテーマとして知られた楽曲です。

アメリカに移れば、契約→発表分として、ボブ・ジェームス初期作CD1M4「Feel Like Making Love」やCD2M8「Marco Polo」、発注分としてはデイブ・グルーシンのCD1M5「Mountain Dance」、リー・リトナー&ジェントル・ソウツ名義で同M11「Captain Caribe〜Getaway」、リトナーのリーダー作からはアコギ奏でたCD2M2「Rainbow」に同M14「Rio Funk」、スタッフ周辺だとエリック・ゲイルのCD1M7「Blue Horizon」、リチャード・ティーの同M12「Virginia Sunday」にCD2M4「Storokin'」、スタッフらがバックを務めたサリナ・ジョーンズ同M15「My Love」らが収録です。

それら以外は日本分。ナベサダのCD1M6「California Shower」や日野皓正のCD2M7「City Connection」、ネイティブ・サンの同M12「Savanna Hot-Line」、1980年代ではMALTAのCD1M14「The Only Name Missing Is…」にTVCMで採用されたCD2M13「High Pressure」、1990年代では天野清継のCD1M10「Azure-Polovetsian Dance From Opera」などが収録され、J-Fusionの歴史における代表曲ポイント曲が収録されていますね〜。

毛色違いとなりますが24時間TVのOPテーマである大野雄二による同M1「愛は地球を救う」、また阿川泰子の代表曲(と私は思う)CD1M8「Skindo- Le-Le」など、大衆迎合的とも言えますが、ビクターをおさらいするには必要な音源でしょう〜。

ベタ過ぎる選曲だけど、ビクター音源のいいトコ取り(苦笑)。

CDコレクションその1795…「宮里陽太」3枚!!

今回は、バックバンドを務めていた縁から、山下達郎氏の後ろ盾もあって2014年にゴリゴリとジャズした初リーダー作を発表した宮里陽太氏の諸作がお題目です。

1:「Colors(with Horns & Strings) [CD]
Colors(with Horns & Strings)宮里陽太
ワーナーミュージック・ジャパン
2015-10-14

2作目のリーダー作です。全11曲収録。

前作に引き続いて音楽監督的な役割をジョン・ビースリー(p)が務めていますが、今回は予算増大?ホーン隊とストリングス隊を加え、舞台をL.A.に移して録音がなされたようです。クレジットにはビースリーの他、ベン・ウィリアムス(ac-b & b)、Terreon Gully(ds)、そして3曲に名匠ポール・ジャクソン・Jr.(g…M-5,10 & 11)、2曲にMunyungo Jackson(perc…M-4 & 7)。

まずは流麗なストリングスが鳴り響いて、ブルーノ・マルティーノの代表作の1つM-1「Estate」で幕開け。超スローなボサノバで編曲され、アルトでメロディを丁寧に紡ぐ陽太氏。

観た事ないけど映画「凹凸カウボーイの巻」挿入歌として知られるM-2「I'll Remenber April」を拍抜き絡めて8分の6+5=11拍子でソプラノ使って軽妙にまとめ上げれば、ビリー・ホリディらの愛唱で知られるM-3「For All We Know」ではストリングスの豊潤な響き、またソリを交えつつ、アルトでしっとり料理し、ゆったりボサノバによるM-4「Casa Feliz」は陽太氏のオリジナル。ビースリーはエレピを使っています。

そしてまたまた流麗なストリングスからのM-5「Setembro(Brazilian Wedding Song)」では、ウィリアムスが歌心たっぷりにアコベ・ソロを取れば、ブラス隊らと共に軽やかな4ビートで料理したM-6「Bud Powell」はチック・コリア作。アコベの交え方が小粋でした〜。

続くはチャーリー・パーカーのM-7「Donna Lee」。ラテン調も交えつつビーズリーはエレピに、ウィリアムスはベースに持ち替え、軽妙に展開しています。軽妙といっても中盤からのアルト・ソロはポリリズム的に発展していって、仕上がりは予想に反して難解でした〜。

ストリングス隊をバックに丁寧にソプラノでメロディ紡ぐM-8「Happy Tree」は、前作にも収録の陽太氏オリジナル。また同じくソプラノ使ったM-9「Jusandi」もオリジナル。後者はメロディは勿論、編曲も素晴らしく、ピアノとストリングス隊のアウトロは綺麗そのものでした〜。

ディアンジェロのカバーM-10「Another Life」は何となくフュージョンっぽい編曲が施され、中低音のブラス隊からのM-11「The Christmas Song」はソプラノ使って。ゲストのポール・ジャクソン・Jr.がギター・ソロで彩りを加えています。

しかしね〜、ホンモノのブラス隊とストリングス隊の響きが、いかにアルバムの質を上げたかを知らしめてくれる1枚でした。編曲次第とも言えますが、こちらは◎。

その他参加ミュージシャン。Robert Sheppard(wind)、Adan Shroeder(wind)、Jamie Hovoaka(tp & flh)、Bijion Watson(tp & flh)、Ryan Dragon(tb)、Francisco A. Torres(tb)にストリングス隊。

2:「LIVE PLEASURE [CD]
LIVE PLEASURE宮里陽太
ワーナーミュージック・ジャパン
2016-11-30

こちら、昨年発表となったライブ作。録音は、2015年4月16日から同年6月25日迄の間、主要9都市で行われた公演からのベスト・テイクをまとめています。CD1枚に全8曲、DVDに全4曲収録です。

成田祐一(p)、川村竜(ac-b)、古地克成(ds)のピアノ・トリオをバックに、まずはジャズ・スタンダードのM1「Just Friends」(John Klenner And Samuel M.Lewis作)で幕開け。朗らかなメロディを、アルトで奏で、アルトの他、ピアノ、そしてドラム・ソロも絡めながらまとめ上げれば、続くM2「Englishman In N.Y.」(スティング作)は、ソプラノ使って少々メロディ崩しつつ、時に4ビートを織り交ぜながら、高音域を爪弾くアコベ、ピアノにソプラノ、そして豪放にドラムと、それぞれのソロをしっかりフィーチャーし、力強くまとめていました。

ゆったり4ビートによるM3「Castle Peak Hotel」は引き続きソプラノ使って軽やかにメロディを奏でれば、スローかつブラシ使ってのM4「Soul Eyes」(Mal Waldron作)は、そのディープな雰囲気の中でアルトを色っぽくブロウすれば、軽やかなブラシ4ビートによるM5「Good Morning!」は、サラッとアルトがメロディ取りつつ、再びアコベ・ソロをたっぷりフィーチャー。タイトルの通り、爽やかな楽曲でした。

超スローなブラシ使ってのM6「Happy Tree」は、ソプラノ使って叙情的なメロディを紡げば、シンバル・レガートとタム絡めたビートで始まるアップ系M7「Liar」は、アルト使ってメロディを忙しく奏でます。こちら、4ビートも絡めつつ、アルト・ソロは徐々に盛り上がった後、静かになってピアノ・ソロ。ドラムも消えてアコベ従えて存分にインタープレイすれば、ラテンなピアノ・バッキングの上でドラム・ソロ。圧巻でした〜。

最後はピアノとソプラノのデュオでM8「Horizon Blue」。情景的なテーマを2人が奏で合って終わります〜。

宮里君、もう34歳かな〜。ジャズ・メンでは若い部類ながらも、ジャズの王道をまっすぐ進んでいます。

3:「Blessings [CD]
Blessings宮里陽太
ワーナーミュージック・ジャパン
2017-03-15

ライブ作(上の2ね!)を挟み、3枚目のオリジナル作です。全12曲収録。

これまでの2作はN.Y.録音でしたが、今回はL.A.&東京録音。前者は4曲(M1,3,8 & 9)で、こちらにはポール・ジャクソン・Jr.(g)、ジョン・ビーズリー(kbds)、ベン・ウィリアムス(b)、Terreon Gully(ds)、Munyungo Jackson(perc)が参加し、後者は残る8曲で、宮里氏の洗足学園音楽大学時の学友である成田祐一(kbds)、川村竜(b)、福森康(ds)、谷口潤実(perc)に、荻原亮(g)で録音されています。

まずはL.A.録音のM1「Beyond」から。デヴィ爺ばりのポール・ジャクソン・Jr.によるギターからのアップ系。雰囲気はフュージョン!歌心あるメロディをアルトでブロウし、ピアノ・ソロ、そしてアルト・ソロ。

いきなりのサンバ調M2「The Wakener」は、その雰囲気はナベサダ。朗らかなメロディをギターと共に。アルトの他、アコギソロも。L.A.のメンバーとのM3「Clean Up!」は、ちょっと跳ねたビートで、オルガンらをバックにちょっと都会的に攻めれば、ピアノをバックにスローなバラードM4「With Oaa My Heart」は、美メロを高らかにブロウします。

リム4つ打ちによるアップ系M5「Navy Blue Rain」ではポリリズム風のリフ織り込んで変化させつつ、終盤にはドラムソロも。そしてピアノとのデュオM6「The Road」を2人で丁寧に紡ぎ合えば、スローなチキチキM7「Thanks To Your Smile」は、ソプラノ使ってエレピらをバックに情景的なメロディを紡ぐ。

L.A.録音を2曲続けてまずはサンバなアップ系M8「Pradaria」をアルトとギターでメロディを小気味よく展開。裏のギター・カッティングが心地良い。そしてミディアムちょっとスローな跳ね系M9「Like Strong Coffee」は、アルトがメロディ奏でて。ハモンドのウネりがいい響き。

スローなハチロクM10「Faint Lights Dance」は、アコベらの響きの上でソプラノが淡々とメロディ紡げば、ミディアムスローなボッサ曲M11「Missing Burnet」では、朗らかなメロディ、そしてメンバー紹介風のソロ廻し。

最後はスロー系M12「Night Wind」。ソプラノ使ってしっとりと幕を閉じます。

以前のように伝統的な4ビートに固執せず、その分かりやすいメロディ・センスと巧みな編曲、構成力によって、聴きやすい作品にまとめ上げましたねー。

CDコレクションその1794…「渡辺貞夫」再発2枚!!

今回はナベサダの再発となった旧譜をまとめて。

1:「バード・オブ・パラダイス [CD]
バード・オブ・パラダイス渡辺貞夫 with ザ・グレイト・ジャズ・トリオ
ビクターエンタテインメント
2017-08-23
オリジナル音源は1979年発表。

こちら、1977年5月4日に、N.Y.にあるヴァンガード・スタジオで録音された1枚。ザ・グレイト・ジャズ・トリオ=ハンク・ジョーンズ(p)、ロン・カーター(ac-b)、トニー・ウィリアムス(ds)と共に、ナベサダが敬愛するチャーリー・パーカーの楽曲を中心的に取り上げて、全8曲収録です。

まずはアルバム・タイトル曲M1「Bird Of Paradise」で幕開け。パーカーの代表曲を軽やかな4ビートに乗せて力強くブロウすれば、続くはM2「Donna Lee」。超高速4ビートに乗せて高速なメロディ、そしてソロでは煽りまくるウィリアムズ。直後のドラム・ソロでは連打しまくる。

ピアノからのゆったり4ビート曲M3「Embraceable You」(ガーシュイン作)は一転、ソフトに展開し、ピアノ・ソロから倍テン、カーターの独奏も。リム4つ打ち、タム絡めのリズム、4ビートと忙しくリズムが変わるM4「Star Eyes」、アルトとドラムのユニゾンを節々にの軽やかな4ビート曲M5「Decterity」では、ナベサダ、ジョーンズを煽るウィリアムズ。正統派なジャズ・ドラマーに徹し、ソロをも披露。

軽快な4ビート曲M6「If I Should Lose You」、同じくM7「Yardbird Suite」をそれぞれのソロ交えながら展開し、最後はM8「K.C.Blues」。そのタイトルの通り、ブルージーに。グイグイと弾くカーターのソロはいい響き。

既にこの頃、大ヒットしたフュージョン作品も発表していたナベサダですけど、このようなストレート・アヘッドな作品で、昔からのファンを喜ばせていたんでしょうねー。

2:「オータム・ブロー [CD]
オータム・ブロー渡辺貞夫~リー・リトナー&ジェントル・ソウツ
ビクターエンタテインメント
2017-08-23
オリジナル音源は1977年発表。

こちら、1977年発表「MY DEAR LIFE [CD]」の直後に同年10月23日、新宿厚生年金会館にて行われたライブ音源の一部を収録したモノ。全6曲収録です。

この公演には、ジェントル・ソウツのメンバーが帯同。リー・リトナー(g)、パトリース・ラッシェン(kbds)、アンソニー・ジャクソン(b)、ハービー・メイソン(ds)、スティーブ・フォアマン(perc)、そしてアーニー・ワッツ(sax)の6名。ナベサダがワッツと2管体制〜というのも貴重な記録と言えます。

まずはピアノらによる静かなイントロからのM1「Just Crusin'」で幕を開けます。ベース・ラインからのバックビート曲で、そこにフルート重奏。朗らかにメロディを紡ぎます。

アップでリズミカルなリフを持つM2「The Chaser」はナベサダ=ソプラノ、ワッツ=テナーで重奏。ここでのソプラノ・ソロは力強く朗々とブロウ。リトナー、ラッシェンとソロを取ります。

アコギとフルートによるささやかなデュオ曲M3「Someday In Suburbs」経て、M4「Rapture」は、冒頭にたっぷりとメイソンをフィーチャーして存分にソロ。そしてアップな16刻みにソプラノ2管による重奏でテーマを。まずはナベサダ、続いてワッツがソロを展開して個性の違いが楽しめます。

続くスロー系M5「Inner Embrace」はラッシェンをフィーチャーし、エレピでテーマ、ソロを。ナベサダは中盤から絡んで高らかにソロ、煌びやかにテーマ奏でます。

最後は小気味よいギター・カッティングからのアップ系M6「Orange Bypass」。リズミカルなバックの中、ナベサダのアルトとワッツのテナーが重奏してテーマ奏でます。ラッシェンのエレピ・ソロ、ビートはサンバ調に変化し、ナベサダのエネルギッシュなアルト・ソロ、テーマに戻ってエンディングを迎えます。

L.A.の若手ミュージシャンを従えての、若々しいライブ音源でした。

先週迄に観たDVD&Blu-ray…平成29年11月12日より

川口千里 密着age18-20〜千里の道も一歩から メジャーの先へ〜[2枚組DVD]川口千里
アルファノート
2017-09-09

本年5月には、同じ発売元から「「櫻井哲夫 密着365日 〜国境を越えて音世界を旅するベーシストの日々〜[DVD2枚組] [DVD]」が発表されてたんだけど、合わせて千里ちゃんの記録も収録していたようです。

大学生となって上京し、少しずつ活動の幅を広げてきていて、櫻井さんとの共演、自身のリーダー公演、3枚目のリーダー作の録音風景やKIYO*SENのライブ模様。また師匠と仰ぐ菅沼孝三氏との共演映像、ドラム・クリニックの風景など、18歳から20歳迄の記録として、特に演奏を中心にしっかりと収めています。

できる事、これからしたい事、テクニック的に、人間的に、色んな夢と希望が語られています。正直、一度も観てない千里ちゃん。機会作って”生”を観に行きたい〜そう思えたドキュメンタリーでした〜。

3枚目:「未知との遭遇 40周年アニバーサリー・エディション 4K ULTRA HD ブルーレイセット [4K ULTRA HD + Blu-ray] [Blu-ray]
未知との遭遇 40周年アニバーサリー・エディション 4K ULTRA HD ブルーレイセット [4K ULTRA HD + Blu-ray]リチャード・ドレイファス
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
2017-10-18

今更であります(苦笑)。4K ULTRA HDの再生環境が整ったから!の購入動機です(苦笑)。

各バージョンが堪能できるんだけど、観たのはファイナル・カット。映画会社の要求に屈しての宇宙船内を描いた特別編は勿論スルーです(苦笑)。

スピルバーグにとって本作の成功が、後の「E.T.」にも繋がるんだろうけど、いかに直前「JAWS」が世界的にヒットしたからといって、本作の奇想天外なストーリーテリングに製作を決めたマイケル&ジュリア・フィリップス、出資したコロンビアは偉いです。

改めて聴くと、ジョン・ウィリアムスの”あの音楽的モチーフ”は素晴らしく、しかし宇宙船との交信での音(チューバ使用)はエフェクトかけつつも少々陳腐かと…。

といっても本題の4K ULTRA HDによっても鮮明なラスト・シーンが素晴らしい。奇抜だけどワン・アンド・オンリーなお伽噺です。

4枚目:「ストリート・オブ・ファイヤー [Blu-ray] [Blu-ray]
ストリート・オブ・ファイヤー [Blu-ray]マイケル・パレ
キングレコード
2017-11-15

これも青春の1枚。思えば大学1年の頃、渋谷109周辺にあった居酒屋「すずめのお宿」でアルバイトしてたんだけど、店内にはLDがあって、好きな映画を流し邦題。そこでヘビロテされてたのが本作であります。発売元=キングレコードですから、勿論、日本語吹替収録。

製作=ローレンス・ゴードン&ジョエル・シルバー、監督&脚本=ウォルター・ヒルという組み合わせは、直前では1982年製作「48時間」。しかし冒頭でも記されている通りお伽噺な設定かつ、ちょっとしたミス・コミュニケーションから生じた想いの違いを、衝突しつつも互いに認め合って〜という主役2人(マイケル・パレ&ダイアン・レイン)の陳腐な恋のお話。

悪役=ウィリアム・デフォーも、意外に弱くて笑っちゃいました〜。

けどね〜青春の1枚(苦笑)。

5枚目:「機動戦士ガンダム THE ORIGIN V 激突 ルウム会戦 (メーカー特典なし) [Blu-ray] [Blu-ray]
機動戦士ガンダム THE ORIGIN V 激突 ルウム会戦 (メーカー特典なし) [Blu-ray]池田秀一
バンダイビジュアル
2017-11-10

はい、実はこっそり9月15日に大阪ステーション・シネマでの劇場公開、観に行っちゃっていました〜。

しかし回を重ねる毎にダメになってくこの「〜THE ORIGIN」シリーズ。

ハモンの歌ってフル・コーラス必要なの?尺稼ぎなの?
アムロとカイの無茶な進撃って必要なの?尺稼ぎなの??
コロニー落としの直前?ユウキとファン・リーの恋の下りって必要なの?尺稼ぎなの???

というように、シャア・セイラ編が前「〜検廚能わり、新たな展開ながらも、83分という尺を下手に使って、観ていて緊張感がありません。誰か立て直してくれないかな???

6枚目:「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 3 [Blu-ray] [Blu-ray]
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 3 [Blu-ray]小野大輔
バンダイビジュアル
2017-11-24

こちら、第7話「光芒一閃!波動砲の輝き」、第8話「惑星シュトラバーゼの罠!」、第9話「ズォーダー、悪魔の選択」、第10話幻惑・危機を呼ぶ宇宙ホタル」の4話収録です。

波動砲を撃つ理由、自己欺瞞と言いつつ、通用する相手じゃない事が8話と9話で。やっぱり艦内に潜入していた森雪も絡めて、本作のサブ・タイトル(劇場公開時のね〜)「純愛篇」の意味がベタベタだけどよく分かる。ホントに福井晴敏氏、イヤらしい(苦笑)。

最後、デスラー登場。やっぱりいなくちゃ「〜愛の戦士たち」じゃないよね〜(苦笑)。

7枚目:「探偵物語 DVD Collection [DVD]
探偵物語 DVD Collection松田優作
TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
2017-11-08

はい、久々ですね〜。

その昔にDVD-BOX持ってたんだけど売り飛ばしちゃって、その後のBlu-ray BOXは今更感もあって(画質の向上が見込めない???)スルーしちゃってたんですけど、ついついこちらの廉価版BOXには手を出しちゃいました〜。

今回は1枚目収録の第1話「聖女が街にやって来た」、第2話「サーフ・シティ・ブルース」、第3話「危険を買う男」、そして第4話「暴力組織」の4話を鑑賞。

第1話での熊谷美由紀、また佐藤蛾次郎らのコミカルな演技、第2話で悪女を演じ切った中島ゆたか、第3話に初登場し、セミ・レギュラーとなる倍賞美津子、第4話でこさかしい悪役を演じる風間杜夫と、脇役も豊か。

1つの時代ですよね〜。


CDコレクションその1793…「サンタナ&アイズレー・ブラザーズ」共演作1枚!!

引き続いて、サンタナであります。

1:「パワー・オブ・ピース [CD]」:Power Of Peace〜The Isley Brothers & Santana
パワー・オブ・ピース
サンタナ&アイズレー・ブラザーズ
SMJ
2017-08-09

サンタナの前作「サンタナIV [CD]」での共演がきっかけとなって生まれた共演作がこちら。全13曲収録です。

大きく紹介されているのは、カルロス・サンタナ(g & vo)、カルロスの妻シンディ・ブラックマン・サンタナ(ds & vo)、アーニー・アイズレー(g & back-vo)にロナルド・アイズレー(vo)の4名ですが、その他のアイズレーとしてキャンディ・アイズレー(back-vo…M4,6 & 7)とトレーシー・アイズレー(back-vo…M4)、またM9「Love,Peace & happiness」ではCharles Boomer(vo)、Cornell Carter(vo)がリード・ボーカルと取っています。

録音は2016年、サンタナが現在住んでいるラスベガスにて、わずか4日間で行われた模様。奥方のシンディ提供、リード・ボーカルを取ったM5「I Remember」のみがオリジナルで、その他は名曲カバーです。

まずはコンガからのアップ系M1「Are You Ready」で幕開け。1950年代からゴスペルやフォークなどを歌ったチェンバース・ブラザースの楽曲で、ロナウドがソウルフルに歌う。中盤からの歌、そしてギターによるブリッジ、耳に残ります。終盤にシンディのドラム・フィルもフィーチャー。

リズミカルなピアノからのアップ系M2「Total Destruction To Your Mind」は、スワンプ・ドッグのデビュー・アルバムのタイトル曲。ソウルフルにシャウトすれば、続くM3「Higher Ground」は、スティービー・ワンダーのカバー。重く黒くまとめ上げています。アクセントにAndy Vargas(rap)のラップ。

物悲しいピアノからのM4「God Bless The Child」は、ビリー・ホリディが歌った事で知られています。切々と歌うロナウド。そこにバック加わり、ゴスペルなコーラス隊、ブルージーなギター・ソロが彩ります。

前述のM5は、シンディがリードを取り、ロナウドがシルキーに絡む雰囲気スムースなスロー系。テンプテーションズのエディ・ケンドリックスのミディアム系M6「Body Talk」をムーディにロナウドが歌えば、続くカーティス・メイフィールドのM7「Gypsy Woman」は、メキシカンな雰囲気で料理し、マディ・ウォーターズのM8「I Just Want To Make Love To You(邦題:恋をしようよ)」は、ハードにロックし、サンタナもギター弾きまくり。

再びチェンバース・ブラザース!の前述M9は、Boomersらが歌うアップなロック・チューン。そしてバカラックのM10「What The World Needs Now Is Love Sweet Love(邦題:世界は愛を求めている)」は、ピアノらをバックにロナウドがソウルフルに歌い続けるミディアム系。続けてマーヴィン・ゲイのM11「Mercy Mercy Me(The Ecology)」をコーラス隊従えてムーディに歌えば、サンタナ抜き!レオン・トーマスのM12「Let The Rain Fall On Me」を、ジャジーにゆったり4ビートでシルキーに。

最後は聖歌として、またヴィンス・ギルのバージョンでも知られるM13「Let There Be Peace On Earth(邦題:地上に平和を)」。コンガやアコギらの伴奏の中、全員で平和を歌って幕を閉じます。

その他参加ミュージシャン。直前の「サンタナIV [CD]」よりBenny Rietveld(b)とKarl Perazzo(perc)が参加し、Tommy Anthony(rhythm-g)、Jim Reitzel(rhytum-g,kbds & b)、グレッグ・フィリンゲインズ(kbds & back-vo)、David K.Mathews(kbds & hammond B3)、Kandy Isley(back-vo)、Tracy Isley(back-vo)、Kimberly Johnson(back-vo)、Eddie Levert(back-vo)。

先週迄に観たDVD&Blu-ray…平成29年10月22日より

MAJOR CRIMES ~重大犯罪課 <フィフス・シーズン>DVDコンプリート・ボックス(11枚組)メアリー・マクドネル
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
2017-08-09

11枚のディスクに全21話収録し、少しずつ観続けて、ようやく最後迄!!!

前のシーズン4ではレイダー警部とフリン警部補の恋、プロベンザの結婚、そしてラスティの恋などが描かれていましたが、それら踏まえてシーズン5。

相変わらず難事件をチームワークで解決していく本シリーズですが、意外に驚かされたのが第11話から3話連続!「罪なきウソ」のパート1から3迄。前シリーズ「クローザー」からのサブ・レギュラーであるテイラー副本部長が、法廷内で射殺されてしまう〜。ホントに唐突。合掌。

またストーリーテリングの素晴らしさという点では、第20話から2話連続!「爆薬の使い道」のパート1から2迄。シーズンの途中でフリンが倒れるという出来事がありましたが、その設定を上手に生かし、最後、捨て身での爆破犯との対峙、ドキドキしちゃいました〜。先のテイラー副本部長の件があるからね〜。ひょっとして〜。

まだまだ続く!!!

サヨナライツカ [Blu-ray]中山美穂
アスミック・エース
2010-06-25

発売直後に買っていたので、かれこれ7年以上も棚の肥やしとなってた1本(苦笑)。

原作は辻仁成で、本作製作当時は主演のミポリンとは夫婦の関係。

そういった点ではスゴいよね〜。主演の西島秀俊がタイにて恋に落ちる相手役を、体当たりで演じていて(それが購入動機だったりする!)、ホントにホントに、原作者でありながら本作を観て辻さんはどう思ったんでしょう〜。しかし女優と結婚するにはそれ位の覚悟が必要な訳で、中途半端だったから離婚に至ったのかもしれません。

物語は男性目線というのか、男性の願望を見事に形にしたお伽噺。こんな出来事あったら、絶対に道を外しちゃいます(苦笑)。

CDコレクションその1792…「サンタナ」新作1枚+そのライブ作1枚!!

今回はサンタナの新作とそのライブ作をまとめて〜。新作といっても、1つ前となっちゃいましたが…(苦笑)。

まずはこちら!

1:「サンタナIV [CD]」:Santana 検Santana
サンタナIV
サンタナ
SMJ
2016-04-15

はい、その昔にまとめてサンタナの諸作をレビューしていて、特に1969年のデビューからの8年はこちらに。

デビューから3作目迄の黎明期のメンバーは、既にDave Brown(b)が鬼籍に入っていたりもしますが、1971年発表の「サンタナIII(期間生産限定盤) [CD]」に続くのが1972年発表の「キャラバンサライ(期間生産限定盤) [CD]」。そしてメンバーは散開しますが、前者録音時に加入したあのニール・ショーンが音頭を取って、録音、発表となったのが本作です。全16曲収録。

今回のサンタナ=カルロス・サンタナ(g & vo)、ニール・ショーン(g & vo)、グレッグ・ローリー(kbds & vo)、マイケル・シュリーブ(ds)、マイケル・カラベロ(conga & vo)の5人に、Benny Rietveld(b)、Karl Perazzo(perc & vo)の2人。

そんな中で、まずはM1「Yambu」。重たいキューバン・ビートをバックにPerazzoが高らかに歌い上げれば、続いてシュリーブのドラムからのM2「Shake It」。ワイルドなギター・リフにソロ絡めて始まるミディアム系で、ローリーが力強く歌い上げます。

そして笑い声から始まるM3「Anywhere You Want To Go」はアップな8ビート曲。チーチキなギロが響く中で、情熱的なローリーのオルガン・ソロ、煌びやかなショーンのソロ、歪ませてのサンタナのソロらを織り交ぜれば、一転、インストのM4「Fillmore East」はショーンとサンタナが幻想的に語り合う。

そしてスペシャル・ゲストのロナルド・アイズレー(vo)を迎えてM5「Love Makes The World Go Round」とM6「Freedom In Your Mind」。前者はギターとオルガンのユニゾンを節々に交えつつ、ローリーとアイズレーが躍動的に歌い合えば、後者は小気味いいリフを従えてアイズレーが単独で歌います。中盤のメンバーらのコーラス・ワークも小気味良い。

打ち込みからのM7「Choo Choo」は、印象的なリフが各処に響くアップ系で、オルガン・ソロから引き続いてM8「All Aboud」は、激しいティンバレス鳴り響いた後、ギター・ソロに突入、上り詰めてエンディングを迎えます。

ちょっとクール・ダウン!スローでムーディなインストM9「Suenos」を挟み、続くM10「Caminando」はミディアムな3連シャッフル曲。ここで歌うはサンタナ!といっても前半だけで、後半はローリーがパワフルにシャウトします。

続くM11「Blues Magic」はちょっとスローで静かにしみじみとローリーが歌い上げ、そのままシュリーブのドラムからのアップなインストM12「Echizo」は、ショーンとサンタナが軽くジャブ打ち合うギター・バトル曲。

アップでギロがチーチキ鳴り響く8ビート曲M13「Leave Me Alone」から、ドラマティックなギターやピアノによる前半、アップなボサノバする後半のインスト曲M14「You And I」、一転、明るいサンバ曲M15「Come As You Are」はスペイン語でサンタナが歌う。途中のメンバーらの合唱も心地良い。

最後はM16「Forgiveness」。中盤にローリーの歌が少々絡めど、幻想的にギター2人が絡み合い続けるスローなチキチキ系。神秘的な雰囲気のまま、エンディングを迎えます。

2:「サンタナIV 『サンタナIV ライヴ・アット・ザ・ハウス・オブ・ブルーズ』【初回限定盤Blu-ray+2CD(日本語解説書封入/日本語字幕付き)】 [Blu-ray]
サンタナIV 『サンタナIV ライヴ・アット・ザ・ハウス・オブ・ブルーズ』【初回限定盤Blu-ray+2CD(日本語解説書封入/日本語字幕付き)】サンタナIV
ワードレコーズ
2016-10-19

はい、こちらは昨年3月21日にラスベガスのマンダレイベイ・ホテルにある”ハウス・オブ・ブルース”という会場でのライブを、音源=CDと映像=Blu-rayで合わせて発表されたモノ。演奏された全24曲(トラック)を収録しております。ちなみに最初に音源、それから映像を観ました〜。メンバーは上の1に参加の7名に、サポートとしてDavid K.Mathews(kbds)の8名体制です〜。

まずは1969年発表のデビュー作「サンタナ(期間生産限定盤) [CD]」から3曲続けて。シュリーブが延々とドラム・ソロを披露するCD1「Soul Sacrifice」から、2人のパーカッション奏者がコンガ・ソロを披露する同M2「Jingo」、そしてアップな8ビート曲同M3「Evil Ways」でサンタナがマイク握ってメンバー紹介。掴みはパーフェクト(笑)。

そして若かりしショーンが参加した1971年発表の3作目「サンタナIII(期間生産限定盤) [CD]」より同M4「Everybody's Everything」をローリーを中心にみんなで歌い合えば、新作(上の1)から同M5「Shake It」、同M6「Anywhere You Want To Go」、同M7「Choo Choo」、そして同M8「All Aboard」へ。M7からのM8、オリジナル同様に非常にスリリングに繋がっていて、忘れがたい展開の1つです〜。

続く同M9「Samba Pa Ti」は1970年発表の2作目「天の守護神(期間生産限定盤) [CD]」収録曲。ショーンはステージから消え、サンタナがまったりとメロディ、ソロを展開すれば、3作目からオリジナル同様に同M10「Batuka」から同M11「No One To Depend On」へと連続すれば、新作から同M12「Leave Me Alone」、同M13「Suenos」でCD1枚目が終了。

CD2枚目に移って、まずは新作からアップな3連シャッフル曲M1「Caminando」で幕開け。上の1では前半がサンタナ、中盤からはローリーが歌うと書かれていたが、映像ではどちらもローリーが歌っていました〜。そして同M2「Blues Magic」、同M3「Echizo」、そしてサンタナによる「ジャマイカに行こう!」というMCからの同M4「Come As You Are」は、サンタナ自身が歌う。途中のショーンのソロはグダグダでしたね〜。スチール・ドラム風シンセのソロは、サポートのMathews。

新作のオープナー同M5「Yambu」経て、往年の名曲かつライブの定番!同M6「Black Magic Woman / Gypsy Queen」から、ティト・プエンテのカバー同M7「Oye Como Va」を楽しく披露し、ステージは一旦終了。

そしてアンコール。サンタナのMC同M8「Ronald Isley Intro」によって登壇するロナルド。彼を迎えて新作からの同M9「Love Makes The World Go Round」、そして同M10「Freedom In Your Mind」。まあ盛り上がっていました〜。

最後は3作目収録のアップなラテン曲同M11「Toussaint L'ouberture」で各自のソロを大きく取り上げ、盛り上がって終了します。

この布陣でのライブって、もう行われないのかなぁ〜。できれば観てみたい!!!

CDコレクションその1791…「松岡直也」3枚!!

松岡直也氏のリーダー作、補完作戦第3弾(苦笑)。第1弾はこちら、第2弾はこちらです。

1:「MAPAΘΩN [CD]
MAPAΘΩN松岡直也
ワーナーミュージック・ジャパン
2017-05-24
オリジナル音源は1991年発表。

新生・松岡直也バンドにて録音・発表となった1枚です。全10曲収録。

新生=御大に津垣博通(kbds)、高橋ゲタ夫(b)、ペッカー(perc)、ウィリー長崎(perc)といった従前のメンバーに、大橋勇(g)、外山明(ds)の2名が加わりました。特に大橋氏の参加によって、ワイルドなロック色を高めた楽曲も収録されるようになっています。

まずは土着なビートとコーラスによるアルバムのテーマ曲M1「Prologue〜The Prayer Of Marathon」で幕開けし、シャープなビートによるアップ系M2「El Viento - Feel The Wind‐」。ラテンなリズムを用いつつ、直進的な8ビートとシンセの響きは、グロリア・エステファン的かもしれません。

哀愁漂うミディアムなラテン曲M3「Prisoner Of Love」経て、大橋氏をフィーチャーしてM4「The Runner−孤独のランナー」は、ラテンな雰囲気は少々、正にギター・フュージョン。前任者である和田アキラ氏とは異なる若さ溢れる演奏が、メロディにソロに詰まっています。そんな中での外山氏のドラム・ソロもロック調。

爽やかにピアノがメロディ紡ぐアップ系M5「Salonika Strut」では久々?土岐英史(s-sax)がBメロと終盤のソロを取れば、小気味よいアップ系M6「Savanna Running」経て、久々?ブラス隊がメロディ紡ぐアップで疾走感溢れるアップ系M7「Frontiers」は、土岐さんのアルト・ソロ、細かく詰め込んだギター・ソロ、ティンバレス・ソロにドラム・ソロと、盛り沢山な自己表現。

叙情的なピアノから徐々に盛り上がるスロー系M8「Alone(In The Stadium)経て、ギターがテーマ紡ぐミディアム系M9「The Wing」も、スパニッシュなリフ使って、シンセやベース、ドラムがソロを取る。

最後はM10「Epilogue〜The Prayer Of Marathon」で締め括る。

LPからCDに変わって、しばし尺伸ばし的な構成が多かった近作でしたが、本作は全てにおいて構成のメリハリがありました〜。大橋氏以外にもフィーチャーするメンバーがいる!というのが最大のポイント。といってもPRISMに専念する為に長年連れ添った和田さんと木村万作(ds)が変わっただけですけど、あまりソロに固執しなかった木村さんから外山さん、それがサウンドの幅を広げたように感じますね〜。

その他参加ミュージシャン。斎藤晴(t-sax)、吉田憲司(tp)、四宮寛(tp)、向井滋春(tb)、松岡真由美(back-vo)。

8:「MINERAL [CD]
MINERAL松岡直也
ワーナーミュージック・ジャパン
2017-05-24
オリジナル音源は1993年発表。

その前年に「DANCE UPON A TIME [CD]」を発表して、大勢のミュージシャンらと存分にマンボし切った中、改めてバンド体制に戻って発表したのが本作です。全9曲収録。

バンド体制といっても、パーカッション奏者はおらず、御大に大橋勇(g)、津垣博通(kbds)、高橋ゲタ夫(b)に外山明(ds)という5名編成。そしてコンセプトとして日常を描いた楽曲でまとめられています。

まずはM1「Good Morning Monday」で幕開け。ドラマティックな冒頭からのアップな8ビート曲で、ピアノやシンセ、ギターがメロディを繋ぎながら、月曜の朝なんだけど爽やかな直進系。御大のソロも8分刻みで分かりやすく…。

そのタイトルの通り、ラッシュアワーの喧騒を形にしたM2「ラッシュ・アワー・ジャンクション」では、街並みの騒音をエフェクトに取り入れつつギターがメロディ奏でる跳ねたミディアム系で、続くM3「時の流れのままに」はピアノがささやかにメロディ奏でるスロー系。そしてM4「Running To The Sky」は大橋氏のロック・ギターをフィーチャーしたアップ系であります。これまでのバンド・ギタリスト、是方さんや和田アキラさんら以上にロックする大橋氏。

シンセ・ベースや打ち込みらを多用したミディアム系M5「Working Beauty」にはまたまた松岡真由美(vo)が参加し、途中から女性の仕事に絡めた歌を披露すれば、M6「ひまわりの丘」はアコギやピアノがささやかなメロディ取る佳曲でした〜。

続くM7「あの夏の日を」は素朴なメロディをピアノ、そしてシンセらが丁寧に繰り返す楽曲で、シンセがメロディ紡ぐちょっとスローな跳ね系M8「Swingin' Walk」経て、最後はミディアム系M9「きっと明日」。少々哀愁漂うメロディをピアノで奏で、リリカルなソロを織り交ぜて〜という御大フィーチャーの楽曲でした〜。

9:「シーラカンスの夢 [CD]
シーラカンスの夢松岡直也
ワーナーミュージック・ジャパン
2017-05-24
オリジナル音源は1996年発表。

はい、ようやく今回の再発の最後の1枚です。上述の「DANCE UPON A TIME [CD]」がホーン・セクションを擁するBANDA GRANDEの1作目に対して、本作は2作目にして最終作。全10曲収録です。

まずはそのホーン隊隊によるイントロから始まるM1「雨上がりの街」で幕開け。御大らしい哀愁漂うメロディをピアノで紡ぎ、ホーン隊や男女コーラスらが掛け合ってと、BANDA GRANDEらしい編曲で仕上げています。

続いてはバンドのみでちょっとスローなバックビート曲M2「風と歩こう!〜Twilight Step」でピアノがささやかにメロディ紡げば、ギター・フュージョンなアップ系M3「七つの海を越えて」、赤木りえさんのフルートをフィーチャーして2曲、情熱的なメロディを持つM4「Eden〜裸足のままで」、ゆったりチキチキのささやかなメロディ持つM5「海岸通りの”Jessy's Bar”」。M4はロック・ギタリストである?大橋勇氏がアコギを手にし、終盤はしっかり赤木さんと掛け合いバトル。非常に刺激的でした〜。

ドラマティックなイントロからのアップな8ビート曲M6「夕陽を抱きしめて」は、いかにもマイナー!なメロディをピアノで紡げば、続くM7「シーラカンス碧」は、高橋ゲタ夫さんと松岡真由美さんによるデュエット曲。

そしてハイライト!?M8「Lady Swallow」は、御大自らスチール・ドラム鳴らしてメロディ紡ぐ。素晴らしい〜。

再びBANDA GRANDE迎えたミディアム系M9「太陽がある限り〜Asi es la vida」は、トロンボーンからブラス隊がメロディ奏でるラテン曲。終盤の豪放なテナー・ソロもイケてますが、中盤の超情熱的な御大のピアノ・ソロはそれ以上!!

最後は御大による独奏にてM10「出逢いの扉」でしっとりと幕を閉じる。M1をモチーフにしています〜。

その他参加ミュージシャン。大坪稔明(kbds)、榎本吉高(ds)、外山明(ds…M4 & 5)、田中倫明(perc)、ウィリー長崎(perc)、近藤和彦(a-sax)、倉富義隆(t-sax)、鈴木孝一(tp)、五反田靖(tp)、伊勢秀一郎(tp)、望月誠人(tb)、野村裕幸(tb)。

CDコレクションその1790…「山本剛」2枚!!

今回はジャズ・ピアニスト、山本剛のリーダー作2枚がお題目。

実は全く知らない方でしたが、今回、ワーナーの「J-Fusion40周年企画」の中で、松岡御大が関わった事から、購入に至りました。

1:「失われた時を求めて(MA MEMOIRE) [CD]
失われた時を求めて(MA MEMOIRE)山本剛
ワーナーミュージック・ジャパン
2017-06-21
オリジナル音源は1981年発表。

それまではジャズ1本だったようですが、ワーナー移籍第1弾として発表したのが本作。全8曲収録です。

松岡直也御大がM1「Last Tango In Paris」とM5「Nadja」に関与し、ストリングスとリズムの編曲を行いつつ、自身もエレピで参加しています。そのM1は叙情的なメロディをピアノで奏でるスロー系。御大が関わって、ラテンな味つけにそこはかとないストリングスとそれらによるブリッジ、倍テンしてのピアノ・ソロと、強弱かつ緩急に富んだ編曲の中、存分にピアノ奏でる山本さん。合わせて御大絡んだM5では、同様にリリカルなメロディを奏でるミディアム系。ここではわずかに御大のエレピ・ソロもフィーチャーされていますが、山本さんの終盤の情熱的なピアノ・ソロは圧巻でした〜。

LP時代ですからA面B面の1曲目は、前述の御大関与作でしたが、それぞれ2曲目はアン・ヤング(vo)をフィーチャーしたベタベタなラブ・バラードのM2「Sweet Magic Moments」とM6「Don't Ever Say Good-Bye」。どちらも美メロで、作曲した山本さんのセンスは秀逸。M6のクラシカルなピアノ・ソロも印象的でした〜。

同様のA面B面の3曲目ですが、A面M3「American Hit Song」は軽快な4ビート曲。軽やかにピアノがテーマ、ソロを取り、秋山一将(g)がジャジーなギター・ソロを展開。一方のB面M7「I'm Fine, Thank You」はジャズ・ロック。高橋ゲタ夫(b)のグルービーなベース・ラインの中で(ゲタ夫さんもソロあり)、楽しげにピアノ弾きまくる。中盤からはソロとして弾けまくっていました〜。

そして同じく4曲目。A面M2のピアノ独奏バージョンとしてM4「Sweet Magic Moments」をリリカルに追想すれば、B面M4「Ma Memoire」はストリングス隊を従え、叙情的にテーマ奏でる。その美し過ぎる展開は自分的にはジャズ・ピアニストらしくないかも…。

その他参加ミュージシャン。稲葉国光(ac-b…M3)、村上秀一(ds)、ペッカー(perc)。
ANOTHER HOLIDAY山本剛
ワーナーミュージック・ジャパン
2017-06-21
オリジナル音源は1985年発表。

上の1から4年が経過していて、また山本さんのHPもあまり詳しく記載がないので、ワーナー2作目なのか、間に何かを発表しているのかは不明ですけど、L.A.のミュージシャンらと録音した1枚です。全7曲収録。

帯には”シティ・フュージョン”と記載されているけど、まずはアーバンなアップ系M1「Without You」で幕開け。スラップ使ったビートにファルセットで軽く歌うのがネーザン・イースト(b & vo)。エレピ・ソロ交えつつ、小気味よく展開すれば、アルバム・タイトル曲でちょっとスローな跳ね系M2「Another Holiday」は朗らかなメロディを持つ佳曲。エレピ・ソロの後、ロベン・フォード(g)によるギター・ソロも挿入されていました〜。そしてちょっとスローなアーバンにエレピでメロディ奏でるM3「Under Construction」では、ほぼ終盤はエレピ・ソロがたっぷりと…。上の1ではピアノ・オンリーであった山本さんは、アルバムの方向性(シティ・フュージョン!)に合わせて華麗に演奏。そしてピアノ独奏!M4「ゆきまい」はクラシカルに叙情的に奏で上げて、LPでいうA面終了。

B面に移れば、アコギ・カッティングからのミディアム系M5「P.S.I Love You」は、ピアノにて優しさ溢れるメロディを淡々と奏でます。重実徹(synth)がソロを少々取った後、ここで十二分にピアノ・ソロを取る山本さん。

その重実さんらによるシンセ重奏?による不思議なインタールードM6「Time Slip」を挟んで、アフリカンな男性スキャット(イースト?)からのアップ系M7「Groovin' High(Dedicated D.G.)」は、岡田勉(ac-b)と岸田恵士(ds)によるリズム隊が、8ビートを基本としながら、途中のピアノ・ソロでは山本さんに呼応?4ビートに変化させてのソロ堪能曲。山本さんの遊び心?途中に「Birdland」の一節を引用したり、まあ奔放!!

その他参加ミュージシャン。マイク・ベアード(ds…M1)、多田牧夫(ds)、菅の眞吾(perc)。

10月購入のDVD & Blu-ray

美女と野獣 MovieNEXプラス3D:オンライン初回限定商品 [ブルーレイ3D+ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]エマ・ワトソン
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
2017-10-04

いつものようにオンライン限定の3D付属分を…。ゆっくり観ます〜。


2:「ワイルド・スピード ICE BREAK (4K ULTRA HD + Blu-rayセット) [4K ULTRA HD + Blu-ray] [Blu-ray]
ワイルド・スピード ICE BREAK (4K ULTRA HD + Blu-rayセット) [4K ULTRA HD + Blu-ray]ヴィン・ディーゼル
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
2017-10-06

遂に8作目〜。こちらにもカート・ラッセル!!

鑑賞記はこちら



3:「ARROW/アロー<サード> コンプリート・セット(4枚組) [Blu-ray] [Blu-ray]
ARROW/アロー&lt;サード&gt; コンプリート・セット(4枚組) [Blu-ray]スティーヴン・アメル
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
2017-10-04

勢いで観たシーズン2から1年が経ち、待っていたのがこちらの廉価版BOX。

最近、TVシリーズモノばっかり観てるから、どうしよ???



4:「ARROW/アロー<フォース> コンプリート・セット(4枚組) [Blu-ray] [Blu-ray]
ARROW/アロー&lt;フォース&gt; コンプリート・セット(4枚組) [Blu-ray]スティーヴン・アメル
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
2017-10-04

上の3と合わせてリリースされたシーズン4の廉価版。

こちらもどうしよ???



5:「ニューヨーク1997 [Blu-ray] [Blu-ray]
ニューヨーク1997 [Blu-ray]カート・ラッセル
KADOKAWA / 角川書店
2017-08-25

何度目の買い直しだろ(苦笑)。こちら、日本語吹替収録分です。

鑑賞記はこちら



6:「素晴らしきかな、人生 ブルーレイ&DVDセット(初回仕様/2枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray] [Blu-ray]
素晴らしきかな、人生 ブルーレイ&amp;DVDセット(初回仕様/2枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray]ウィル・スミス
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
2017-07-05

Amazon半額売りに釣られての購入。

鑑賞記はこちら



7:「LOGAN/ローガン (4枚組)[4K ULTRA HD + Blu-ray] [Blu-ray]
LOGAN/ローガン (4枚組)[4K ULTRA HD + Blu-ray]ヒュー・ジャックマン
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
2017-10-18

シリーズ最終章〜という事です。4枚組?白黒でまとめ直した「〜ノアール」も付属。

鑑賞記はこちら



8:「未知との遭遇 40周年アニバーサリー・エディション 4K ULTRA HD ブルーレイセット [4K ULTRA HD + Blu-ray] [Blu-ray]
未知との遭遇 40周年アニバーサリー・エディション 4K ULTRA HD ブルーレイセット [4K ULTRA HD + Blu-ray]リチャード・ドレイファス
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
2017-10-18

こちらも何度目の買い直し???

4K ULTRA HDの底力、しっかりと堪能しましょう。

どのバージョンで観ようかな???

CDコレクションその1789…「チック・コリア」生誕記念ライブ作1枚!!

1:「MUSICIAN [CD]」〜輸入盤
MUSICIANCHICK COREA
CONCO
2017-04-28

今年3月にタワレコオンラインにて、「ヴェテラン・ピアニスト、チック・コリアの集大成ともいえる2016年NYのブルーノートで1ヶ月行われた超豪華なライヴを3枚にまとめた作品」という紹介の中で、予約開始となり、直後に5月に国内盤が発売予定となったものの中止となり、手を出した輸入盤。Blu-rayで1枚、ドキュメントが収録されているので、そちらに価値を見出しています!!

番外:「ザ・ミュージシャン(ライヴ・アット・ニューヨーク・ブルーノート) [CD]」:The Musician〜Chick Corea
ザ・ミュージシャン(ライヴ・アット・ニューヨーク・ブルーノート)チック・コリア
ユニバーサル ミュージック
2017-08-02

発売中止となったはずがまさかの国内盤化。上の1、買ってたけど、ついつい手を出しちゃいました〜。こちらにはBlu-rayは付属していません。CD3枚に全20曲収録。

2011年11月、N.Y.のブルーノートにて、芸歴50周年、生誕70周年を祝って企画された全23日間に渡る公演の中からのベスト・パフォーマンスを収録しています。そういえば同様に芸歴40周年、生誕50周年を祝っての音源なども発表されていましたね〜。

まあキャリアの総括。まずはCD1、リターン・トゥ・フォーエヴァー・アンプラグドとして、スタンリー・クラーク(b)、レニー・ホワイト(ds)、そして諸般の事情?フランク・ギャンバレ(g)と共にM1「Captain Marvel」、M2「Light As A Feather」を披露すれば、チック・コリア・トリオとして、ゲイリー・ピーコック(ac-b)とブライアン・ブレイド(ds)を従えて、M3「I Hear A Rhapsody」、近年の活動の1つ!ファイヴ・ピース・バンドとしてジョン・マクラフリン(g)、ケニー・ギャレット(a-sax)、ジョン・パティトィッチ(b)、ブライアン・ブレイドと共にM4「Sprit Rides」とM5「Special Beings」を披露し、ボビー・マクファーレンとのデュオでM6「I've Got The World On A String」、そして圧巻!M7「Spain」。

CD2に移れば、ゲイリー・バートン(vibes)にハーレム・ストリングス・カルテッドを迎えてM1「Overture」、そしてゲイル・モラン・コリア(vo)を迎えてM2「Your Eyes Speak To Me」をクラシカルな雰囲気の中で披露すれば、”フロム・マイルス”という演目で、ウォレス・ルーニー(tp)、ゲイリー・ハーツ(a-sax)、エディ・ゴメス(ac-b)にジャック・ディジョネット(ds)らとM3「If I Were A Bell」にウェイン・ショーター作のM4「Negertiti」。”フラメンコ・ハート”という演目でチック流フラメンコ。打楽器の使い方が躍動的なM5「Zyryab」、情熱的にコンチャ・ブイカ(vo)が歌うM6「Mi Nina Lola」を披露しています。

CD3に移れば、盲目のピアニストであるマーカス・ロバーツ(p)とのデュオで、ロバーツに縁のあるウイントン・マルサリス(tp)と共にM1「CC's Birthday Blues」をデキシーランドの雰囲気を絶妙に伝えれば、デュオM2「Caravan」。目が見えないはずなのに、絶妙のコンビネーションを展開しています。そしてハービー・ハンコックとのデュオにてM3「Hot House」、M4「Dolphin Dance」、M5「Cantaloupe Island」と続き、最後はチック・コリア・エレクトリック・バンド。M6「Ritual」ではデイブ・ウェックル(ds)、M7「Silver Temple」ではパティトィッチをフィーチャーしていました。どちらもエリック・マリエンサル(a-sax)は影が薄かったかな???

はい、ホントに1つの活動に固執せず、色々と演り続けてきた事が、人種や世代、国籍を問わず多くのミュージシャンとのコラボレーションに繋がり、チックの音楽人生を華のあるモノに変化させたと言えます。

あと4年したら芸歴60年、生誕80周年。また欲しいなぁ〜こんな周年事業音源(笑)。

CDコレクションその1788…「TRIX」新作1枚!!!

1:「FORTUNE [CD]
FORTUNETRIX
キングレコード
2017-10-25

メンバー・チェンジを試みての新生TRIX、最新作です。いつものように全9曲収録。

いやはや、昨年6月に通算13作目となる「EVOLUTION [CD]」を発表も、マンネリ打破?新機軸?ツノダ・ヒロ氏をフィーチャリングしたりの歌モノ導入に違和感を感じ、どうなるんだろ?と心配していた矢先に、昨年10月、ドラムの熊谷徳明氏の持病悪化による活動休止、ギターの菰口雄矢氏の”音楽性の違い”という理由による脱退発表、そして最終ライブの映像化作品「TRIX EVOLUTION TOUR FINAL in TOKYO 2016 【DVD】 [DVD]」の発表。誰しもがもう終わったんだと確信したでしょう。しかし水面下では新たなギタリストとして(ライナーによれば)「人気バンド”有形ランペイジ”」の佐々木秀尚を迎えて、新作の録音に励んでいたようですね〜。まあ大人の事情、無茶苦茶ありそう…。

ともあれ、本作が良ければ(我々にとっては音楽的に、レコード会社にとっては売上的に)みんながハッピー、早速、聴いちゃいました〜。

結論は〜ここ数年の混沌を吹っ切って、良作だと言えます!!

まるでCASIOPEAの”LOOKING UP”?M1「First Time」で幕開け。8分刻みのベース・ラインにギターが高らかかつ力強くキャッチーなメロディ奏で、ドラム・ソロ、シンセ・ソロを織り交ぜつつ、終盤にはギター・ソロ、小気味よくフィナーレします。

聴き進めて知るTRIXのトリビア?Aメロはギター、Bメロはシンセ(または逆)、サビは一緒に!という役割分担ルールがある中で、続くアップな3連シャッフル曲M2「Remember」、ユニゾンキメからのアップな16系M3「Response」と、そのルールに則って展開します。共にそのメロディ・センスはデビュー当時のように分かりやすい。

ルールから外れたのがスロー系M4「永遠に」で、こちらはAyaki氏が美メロを奏でる。序盤は弾き語り、途中からバックも加わって。終盤の佐々木君のギター・ソロ、メロウに歌い上げてて、その歌心、悪くない〜。当たり曲でした〜。

続くM5「Beyond The Ability」は鬼才Ayaki氏提供曲。これまでだとフルートみたいなサックスみたいな音色をシンセで響かせていましたが、今回は5拍子のリズムの中でサンプリングした?ホーン隊らをかすかに裏で鳴らしながら、ギターとソプラノ・サックス風シンセがユニゾンし、ジャジーな雰囲気のメロディを奏でています。単独ではなくってギターと共にという方向性、好きです。また途中のギター・ソロ、ジャジーに弾くんですよね〜佐々木君。こちらも好きです。終盤のドラム・ソロは中途半端でしたが…。

メロディ・センスはまずまず、これまでならアルバム最後の曲となってもおかしくない、AメロもBメロもギターがリードするアップな8ビート曲M6「立夏」経て、須藤さん作M7「500 Miles Flight」は、らしい16刻みのウネウネなベース・ライン。リフ絡めてベースとドラムのソロ・バトルは、かつては1作の中で数回あったけど、本作ではこちらのみ。

サンバ調のミディアム系M8「Arabesque」は、佐々木君がアコギ使ってささやかなメロディ奏でる。T-SQUAREの「」に似たを持ち、最後は佐々木君作M9「How About You?」で締め括る。TRIX、最後は後ろ髪惹かれる美メロの楽曲で締め括っていたんですけど(「Good Luck!!」や「Bon Voyage」、「Adios」といった楽曲がそう)、今回は喰ったリズムをバックになぜかベースがAメロを奏でさせてて、その柔軟な発想は高評価。メロディは変化球ではなくって王道。そんな楽曲を新加入の佐々木君が提供。いいんじゃないですかー?

そういった訳で、ここしばらくの混迷から脱し、いいスタートが切れたんじゃないかな?佐々木君、変態指数では菰口君に軍配上がりますけど、多様性持ち合わせ、いいバンドの顔になりそうな気配。今後が楽しみです。

CDコレクションその1787…「キャンディ・ダルファー」新作1枚!!


1:「トゥゲザー [CD]」:Together〜Candy Dulfer
トゥゲザーキャンディ・ダルファー
ビクターエンタテインメント
2017-05-24

2011年発表の「クレイジー [CD]」から約5年半、待望の新作が発表となりました。ボーナス・トラック1曲含む全16曲収録。

前作はエレクトロとの融合に挑戦しましたが、今回は歌に注力したと言っていいのかな。M1「How It's Done」は、ドラムとベースといったリズム隊に少々ブラス隊絡めつつ、抑えたファンキー感を醸し出した中で歌うキャンディ。前作迄は舌足らずな歌いっぷりでしたが、大きく成長した歌声。

アルバム・タイトル曲M2「Together」は男性ボーカリストIvan Peroti(vo)をフィーチャーしたアップな歌モノ。アルト・ソロの後、パーカッシブなコーラスをバックにキャンディも歌う。ホーン隊重奏によって静かに締め括る様もなかなかでした〜。

「ID見せて!」と小気味よいアップ系M3「Show Your ID」、ガールズ・ポップな曲調のアップ系M4「Age」では珍しくEWI奏でて、囁くようにシルキーに歌うスロー系M5「Sincerity」。

そして男性ボーカル曲が3曲、小気味よく展開するアップ系M6「After Tonight」、再びIvan Perotiが歌うアップ系M7「Out Of Time(For P.)」、勢いよく進行するアップ系M8「What U Do(When The Music Hits」と続きます。

マイクをキャンディに戻してアップ系M9「Promises」は、随所にアルト・ソロを織り交ぜつつ小気味よく進行すれば、キャンディとIvan Perotiがデュエットするささやかなスロー・チューンM10「L.O.V.E.Intro」、そして一転、ファンキーなアップ系M11「Hold Up」。キャンディがコーラス陣従えて歌い飛ばす煽り系。ライブでは盛り上がるでしょうね〜。ちなみにこちら、2番からは男性!Chance Howord(vo)にマイクを託し、骨太にファンクしています。

エレクトロ風?のアップ系M12「So Close」)を挟み、うねるベース・ラインの4つ打ちアップ系M13「D.I.S.C.O.」は、タイトルほどディスコっぽくもないんだけど(苦笑)ここでは本作の多くでコーラス務めたRicardo Burgrust(vo)を中心に歌えば、、アウトロ的にM14「L.O.V.E. Outro」、そして4つ打ちをバックにArno Krobman(vo & Instruments and prog)と歌うM15「I Cannot Believe」経て、最後はM2のリミックスでボーナス・トラック扱いのM16「Together RMX」で幕を閉じます。このM16、原曲よりは雰囲気を変えて、ディープな印象でした〜。

その他参加ミュージシャン。Leroy Siegers(g)、Ulco Bed(g)、Ruben Drenthe(kbds)、Dennis Letnom(kbds)、Wiboud Burkens(kbds)、Manuel Hugas(b)、Ricardo Lekatompessy(b)、Yoran Vroom(ds)、Guido Nijs(sax)、Jan Van Duikeren(tp)、Louk Boudesteijn(tb)、Ricardo Burgrust(back-vo)、Laise Sanches(back-vo)、Shirma Rouse(back-vo)。

キャンディも、御年48歳。まだまだファンク、演り続けるでしょう〜。

CDコレクションその1786…「ドリカム」新作1枚!!

THE DREAM QUESTDREAMS COME TRUE
Universal Music =music=
2017-10-10

一昨年は表ベスト、昨年は裏ベストと、2年連続での企画モノ。オリジナル作は3年ちょっと前の2014年発表の「ATTACK25 (初回限定盤)(DVD付) [CD]」まで溯ります。今回は、その期間に発表されたシングルを軸に、全18曲収録です。

シングル曲といっても、「ATTACK 25」以降は配信限定で発表した5曲しかなく、それらをアルバム・バージョンに手直しし、新曲やセルフ・カバーらを加えてまとめています。ちなみにそれらシングル・バージョンは、ボーナス・トラックとしてM14以降にまとめて収録されています。

さてさて本編。まずはそのポリリズムな曲調が印象的なアルバム・テーマ曲M1「The Theme Of The Dream Quest」で幕開けすれば、既出シングルでドリカムらしい王道のアップ曲アルバム・バージョンM2「Knockknock!-TDQ Version-」。

続くM3「世界中からサヨウナラ」は、5作目「The Swinging Star」収録曲「Sayonara」をモチーフにしたアップ系。よく聴かずとも、フレーズやメロディに親しみを覚えます。

新曲M4「秘密」は、ミディアム・スローのマイナーでアダルトな路線で、美和ちゃんが30歳を超えた頃から生まれた路線の発展系で、M5「あなたが笑えば-TDQ Version-」は、観月ありさへの提供曲のセルフ・カバー。ドリカムらしい明るさを持つ楽曲でした〜。

以降の3曲は配信シングルのアルバム・バージョン。まずはM6「その日は必ず来る-TDQ Version-」は、ENEOSのCMソングで、大勢のコーラスを従えて壮大に歌い上げれば、M7「あなたと同じ空の下」は、USJのキャンペーン・ソングかつ「大阪Lover」の続編。元々こちらもUSJ絡みでしたが、曲調は大きく変化し、明るいドリカム節でまとめられています。そしてM8「九州をどこまでも」は、JR九州キャンペーン・ソング。駅名をラップしたりして、正直、ベタ過ぎます〜。

そして新曲M9「堕ちちゃえ」は、フリューゲル・ホルン絡めながら歌う悲しい系、続くM10「普通の今夜のことを-Let Tonight Be Forever Rememberd-」は、三浦大地への提供曲のセルフ・カバー。ナイティにまとめ上げています。

配信シングルのアルバム・バージョン「愛しのライリー-TDQ Version-」経て、スローなワルツM12「あなたのように」はかんぽ生命キャンペーン・ソング。よくCMで耳にします(苦笑)。

最後はアルバム・テーマ曲M13「The Dream Quest -Overture-」で幕を閉じます。

キャンペーン・ソングやCMソングらは、発注者がいかにもドリカムらしさを求め、それに応えての楽曲は、ある意味で金太郎飴と化す傾向がありますが、セルフ・カバー曲や新曲らで、新作らしさ、アルバムらしさを形にしていましたね〜。まあまあな1枚でした〜。

CDコレクションその1785…「MONDO GROSSO」新作1枚!!

今回は、大沢伸一のソロ・プロジェクトであるMONDO GROSSO、14年ぶりの新作がお題目〜。

1:「何度でも新しく生まれる(DVD付) [CD]
何度でも新しく生まれる(DVD付)MONDO GROSSO
cutting edge
2017-06-07

まあ出会いはこちら。2000年発表の「MG4 [CD]」収録曲で、birdが歌い、ANAのCMソングとなった「Life feat.bird」が気に入ってね〜。その当時、繰り返し聴いてた(笑)。以降はアルバム買う事もなかったんだけど、6月の札幌遠征時に本作の存在を知り、14年ぶりに惹かれて買っちゃった訳です。全11曲収録。

いわゆる打ち込みを多用し、”ハウス”というジャンルの音楽の中で、今回は多くのアーティストとのコラボ&日本語歌詞というのが特徴。

まずはbirdを迎えたM1「Time」で幕開け。打ち込みながら生感漂うドラム、マイナーな雰囲気、そしてbird本人もユニークだと語るテンポの変化。

UAを迎えてM2「春はトワに目覚める(Ver.2)」は、エレクトロな雰囲気漂う中、魂を削るUAの存在感溢れる歌声が響き渡れば、続けて同じテンポでそのまま満島ひかり迎えてM3「ラビリンス(album mix)」は、透明感溢れる歌声に、ストリングスとピアノらを絡め、美しい雰囲気を構築しつつ進行します。「何も言わず口づけして〜」という歌詞、好きです(笑)。

猪野英史迎えてM4「迷子のアストゥルナウタ」をスローかつアダルトな雰囲気で展開し、そして乃木坂46から斎藤飛鳥迎えてM5「惑星タントラ」は、Globe?「Joy To The World〜」と歌い出し、しかしユラユラとした雰囲気が印象に残り、大和田彗迎えてのバックビート風M6「Solitary」は、高音域使ってフワっとした浮遊感。

二神アンヌ迎えてのアップ系M7「Eraser」は、リズミカルに攻撃的に歌い飛ばし、Kick A Showが歌うアップ系M8「See You Again」は、ソフトロックな響き?まるでBack Number、Yuka(Moumoon)迎えてアップ系M9「Late Night Blue」は、打ち込みをバックに淡々と囁けば、そして下重かおりを迎えてM10「Gold」。再びピアノやストリングスを使って、かおり嬢が朗々と歌い上げます。無名の一般人主婦とのようですね。途中、スキャットも披露し、抜群の存在感。楽曲の雰囲気にあったというのが選考理由。

最後はやくしまるえつこを迎えてM11「応答せよ」。ピアノも絡めつつ、語るように歌を歌い、美しい響きを残して、アルバムを締め括っています。

聴き進めて感じた事を1つ上げると、サウンドの深淵さ。このブログでよく取り上げるPerfumeの楽曲提供者である中田ヤスタカは、そのメロディ・センスも好きだし、よく聴いているんですけど、同じくCP使って作っているにせよ、まだまだ軽いなぁ〜と感じてしまう。また歌詞についても歌い手から、また多くから提供してもらいつつ、しかし統一されてる世界観。大沢伸一さんの奥深さ、改めて知りました〜。
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