2008年07月30日

失踪したタイの格闘スター、トニー・ジャーが現場放棄した「マッハ!!!!!!!!2」への復帰希望を涙で訴え!!

トニー・ジャー-マッハ2

今週、月曜日にココでお伝えした、タイのアクション・スタートニー・ジャーが、初監督も兼ねた最新作のマッハ!!!!!!!!2」(Ong Bak2)の現場を途中放棄し、映画を完成させないまま失踪した後、姿を現したと思ったら、製作費をめぐる金銭トラブルに発展したという事件の続報です。その前回の記事の中で、タイを代表する映画会社 Sahamongkol Film社長シア・ジャン(Somsak "Sia Jiang" Techaratanaprasert)氏が、先週末の金曜日(25日)に会見を開き、トニー・ジャーを自分の息子に例え、どうか、一緒に映画を仕上げようと、家出された父親が、息子に帰ってきてくれと訴えるように涙を浮かべていた件をお伝えしましたが、それを受けたトニー・ジャーが、月曜日(28日)に、弁護士をともない、テレビ出演し(放送は29日(火)夜)、 ↑ 上の写真のように泣きながら自分の非を一部、認め、「マッハ!!!!!!!!2への復帰を懇願しました。このテレビ出演の中で、トニー・ジャーは巷間で言われているような、スターになったことで自分が天狗になりわがままに振舞ったことなどはなく、現在も、シア・ジャン社長や、自分を育ててくれた、「マッハ!!!!!!!!」(2003年)、「トム・ヤム・クン!」(2005年)のプラッチャヤー・ピンゲーオ監督への尊敬は変わらないと述べながらも、「マッハ!!!!!!!!2」の製作費をめぐる問題については、2億5,000万バーツ(約7億5,000万円以上)を拠出したという Sahamongkol Film に対し、トニー・ジャーは変わらず、1億1,700万バーツ(約3億5,000万円以上)しかもらえなかったのでやむなく映画の製作を中止せざるを得ず、自分は逃げたのではないと、反対の立場を貫いています。また、この辺は、日本人の普通の感覚では、ちょっと意味がよくわからないのですが、今回の失踪劇で、トニー・ジャーは以前から、黒魔術に傾倒しており、「マッハ!!!!!!!!2」のロケでも黒魔術の儀式を行なうなど、奇行が見られ、映画の撮影を放棄し、ジャングルに向かったのは黒魔術に関係しているのではないか?!というウワサについても、トニー・ジャーは完全否定し、自分は映画のための取材に出かけたのだと釈明しています(テレビ番組で、映画スターが黒魔術の呪術師ではないか?!という話題を、マジで検証してるタイって、スゴクないすかッ?!)。と、それはさておき、ともかく、トニー・ジャーは、すぐにもシア・ジャン社長と直接話し合いの場を持ちたいと話しているので、トニー・ジャーが監督・主演に共に復帰するのか?!、それとも、トニー・ジャーの負担を減らすためプラッチャヤー・ピンゲーオ監督がメガホンを引き継ぐのか?!答えは近日中に出そうです。強いはずの格闘ヒーローが黙って失踪したりメソメソ泣いたりで、“ワイドショーの時の人”となり、世間のトニー・ジャーへの見方はすこぶるシラケてしまったようですが、ココの「マッハ!!!!!!!!2」の予告編をご覧いただければ、その素晴らしい出来栄えが期待できるだけに、トニー・ジャーは、ブルース・リージャッキー・チェンジェット・リーに継ぐ、国際的なマーシャル・アーツのスターを目指して、イチから出直してほしいと願います。

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by 通りすが郎   2008年07月31日 09:35
はじめまして。
いつも楽しく映画情報を読ませていただいています。

>日本人の普通の感覚では、ちょっと意味がよくわからない
水木しげる先生の本を読むと、東南アジアでは一般的に広く魔術が信じられているそうです。東南アジアでいう黒魔術は悪魔と交渉する西欧の黒魔術とは違い、呪術師が土地の精霊を操ったり呪いをかけたりするものです。だから、タイ、香港、インドネシア等の国では東南アジアを舞台とした魔女ホラーが量産されているわけです。
そんな環境ですから、タイの大スターが黒魔術に被れてもおかしくはないわけです。

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔