2010年10月20日

未だ現役たる実力…!?『SHURE E2c』

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(SHURE E2c。'10年8月、"ドンペンの某店"にて、3980円で購入。現在、生産終了→"SCL2"→"SE102"に代替わり、全て生産終了)

『SHURE E2c』諸元

型式:カナル型
ドライバー:D型、径非公表。
再生周波数域:非公表
(※但し、同等品"SE102"に於いて、22〜17.5kHz)
インピーダンス:16Ω
感度:105dB



米・SHURE社の『E2c』です。
"イヤフォンマニア"の方からしたら『何で今更…』感漂う事でしょう…
…てか、多分『今年買ったて…おま…ソレ、偽物www』という声が聞こえてきそうですが…


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(『E2c』購入&"多分"本物の証明。赤線部に注目。レシートの販売日&『E2c』の文字、及びパケ裏にある、当時の輸入代理店『ヒビノ(株)』によるステッカーこそが"本物"の証…か?)


…これでいかがでしょうか?
確かに当初は自分でも"半信半疑"でした(※何せ、売ってる先が"ドンキE2c"こと『S130NS』を、平然と"本物"より目立つ様に並べている店だから…)が、封も"がっちり"閉じてあり、"本物"の『E2c』かと思われるのですが…

さて、この『E2c』…ご存知ない方に先に申しておきますと、"日本で大流行した"のが、'03年以降…生産はそれ以前から行われていたでしょうから、もはや"ひと昔前"のイヤフォンになるんですね…

更には上記通り、近年まで"型番"を変えてリニューアルし販売されていた訳ですが…正確にはこの『E2c』だけでも、自分が所持した"青パケ"と、リニューアルした"赤パケ"があった様です。

さて、『E2c』(=SHURE社製品)のイヤフォンの特徴は、何と言っても"遮音性の高さ"。


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("遮音性の高さ"を物語る、付属イヤーピース群の一部。上が付属品。通常型3サイズ×各1ペア、"耳栓"型3サイズ×各1ペア。下左は"ドンキE2c"付属のイヤーピース、下右は"ドンキE2c"遮音性対策の為に自作した"耳栓ピース"。共に転用可だった。)


見づらくて申し訳ないのですが…『E2c』に付属するイヤーピースは2タイプ…それこそ"耳栓"を改造した様な『フォーム・イヤパッド』、一般に付属するイヤーピースを分厚くした様な『フレックス・イヤパッド』…"赤パケ"以降は更に(もしくは『フレックス・イヤパッド』に変えて)、通常のシリコン製様な『ソフト・フレックス・イヤパッド』が付属する様ですが、"青パケ"では付属されません。(※別売りで用意されていますが、終売から時間が経つだけに…)

『フォーム〜』はその通り、"耳栓"同様の使い方で"耳栓"並の遮音を、『フレックス〜』は"シリコン製"というより、"ゴムホース"的な厚さと硬度を持つイヤーピースで遮音する、という作りになっています。

個人的には更に、"ドンキE2c"に付属した、『ほぼ"ソフト・フレックス〜"』、"ドンキE2c"の為に"耳栓を改造し、隙間を一切無くす様に"自作しておいた『耳栓ピース』、更に試作で耳栓を改造したイヤーピース数々…

それぞれに"遮音性"や"装着の簡便さ"、更には"聞こえる音"が微妙に違うなどがある様ですが…装着の簡便性を優先して『ほぼ"ソフト・フレックス〜"』と『フレックス〜』を常用しています。


『音質』等のレビューは"続き"にて…



※※※※※※※※※※※※※※※※


【音質】

…前に書いた通り、この『E2c』の特徴は"遮音性"にある訳ですが、では、何故"遮音性"が高いのか?と言うと…根底に『Klipsch CUSTOM-2』同様『"IEM(インモニ)"の派生商品である』という事が挙げられます。

ちなみに、(これも『Klipsch CUSTOM-2』同様)外耳道に合ったイヤーピースで外耳道をきっちり"密閉"し、"外音"を入れない位にしなければ、特に"低域"が抜け、『いい音のAMラジオ』的な程度の音になってしまいますので、そういう意味でも"遮音"の必要性があります。(※実はこれは『カナル型』の宿命…)

では、"ライヴ会場"や"航空機内"等の『騒音のまっただ中』以外でIEM派生のイヤホンを使用する"利点"は何か?と言うと、『外音に負けない音量で聴く必要がない』…つまりは『小音量で充分聴こえ、"ヘッドフォン・イヤフォン難聴対策"となる』のです。

ただ反面、『接近する車等に(聴覚を塞がれる事で)気づけない』危険性は持ち合わせてしまいます…

さて、肝心の"音質"ですが…買った当初からエージングが必要ない程の音を出していました…"アタリ個体"を引いたのでしょうか?
但し、『エージングに300時間は必要』という説もありますので、現状からまだまだ変化する可能性もあるかも知れません…

基本的な音質は、"IEM"らしく『フラット』から『若干のかまぼこ』…尚、イヤーピースの種類によって、(特に低域の)量感が若干変化する様です。

今回の試聴には、"準・標準"で使用している『フレックス・イヤパッド』を使用しました。


【試聴レビュー】

『Baby cruising Love』Perfume


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(WMA192Kbps、音量:11/16、イコライザー:BASS)

『SONY MDR-EX300』同様、"Perfumeちゃん"らしい、『バッキバキのズカズカのベベベベ』で聴けます。

ただ『EX300』と違い、シンバル系のリズムボックスに"刺さる"ものは無く、その分聴きやすく鳴ってくれます。

個人的には"低域"だけ上げていますが、"ドンシャリ好き"の方は"高域"も上げるイコライザー選択もアリかと思います。


『Maybe Blue』ユニコーン


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(CD-DA1.4Mbps、音量:2.5/10、イコライザー:MEGABASS:2/2)

…初期ユニコーンのヘビーでラウドなロックナンバーを、MEGABASSをフルに効かせて"ドンシャリ"めにイコライジング。
音量充分ながら、やはり刺さらないシンバルの"高域"に対し、バス&フロアタムが鼓膜を揺り動かさんばかりの音圧を感じる"低域"…と、イコライジングと音源次第で『IEM』派生品とは思えない、ノリの良い音を奏でてくれます。



『Zero Gravity』Perfume


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(CD-DA1.4Mbps、音量:2/10、イコライザー:MEGABASS:2/2)

…上記『Maybe Blue』とは逆に、中・高域がキラキラきらめくナンバー。
"低音厨"の性か…イコライジングは"MEGABASS"をフルに…
ただ、"MEGABASS"をOFF、または1/2段にすると、音の"軽さ"が気にかかる…というか"厚み"・"迫力"が足りない気もします。


【総評】
…(過剰に音量を上げない限り?)音が"割れる"不安がないので、IEMらしい"ほぼフラット"な音質を利用して、多少好みにイコライジングをして、楽しく音楽を"聴かせてくれる"イヤフォンだと思います。


尚、『現役時定価"諭吉"、購入時"新渡戸"』という、ある種"特殊な価格状態"をして、私が所持する様々なイヤフォンの"基準"ともなってます。

購入時価格比→『SONY MDR-EX300』
…中・低域は互角か。但し高域の"刺さり"からくる聴きやすさと解像度において『E2c』の勝ち。定価比"約2倍"なんだから当たり前か?

定価価格比→『BOSE IE-S』
…総合的な聴きやすさ、解像度の高さは『E2c』。但し、低音の厚さ・ウォームさから、曲によっては『IE-S』の方が魅力的に聴こえる場合がある。
そういう意味で、共に並び立てる機種。

現役時定価対購入時価格比→『Klipsch CUSTOM-2』
…総合的に『CUSTOM-2』が上。
『CUSTOM-2』は『E2c』をひと回りふた回りグレードアップさせた音。定価比"2倍以上"なんだから当たり前。
『E2c』の利は、(『CUSTOM-2』比で)装着の簡便さ位か?



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