2010年07月12日

吉田けい子が挑む新しい政治

高橋博之です。

昨日の盛岡補選、私たち「地域政党いわて」公認第一号の吉田けい子さんが、初当選を果たしました。
県政史上初の30代女性県議の誕生です。
県議会の歴史に新たな1ページが刻まれました。
党綱領で掲げた「住民の縮図」としての地方議会に一歩近づきました。
これで、岩手の時代の歯車が少し未来へと回ります。

地元でもある及川あつし幹事長がフル回転、他のメンバーもそれぞれの役割を果たし、「地域政党いわて」の初陣を飾ることができました。
これでさらに勢いをつけたいです。


◇県議会盛岡選挙区補選開票結果

当36,108票 高橋但馬 34 民主新
当27,267票 吉田敬子 32 地域政党いわて新
落26,586票 村里洋子 54 自民新
落25,158票 軽石義則 49 民主新
落17,680票 福井誠司 51 無新

50

夜遅くにも関わらず、たくさんの支援者が選挙事務所にかけつけ、けい子さんの歴史的勝利の喜びを分かち合いました。
マスコミに取り囲まれたけい子さんは、まったく実感が沸かないようでした。
そりゃそうです、つい最近まで政治とはとんと縁のない世界にいた普通の若い女性が突然県議になり、カメラを回されるわけですから。
選挙中、本人は「環境が一変した」と何度も語りました。
『普通の若い女性、吉田けい子』が『政治家、吉田けい子』へと、彼女を取り巻く環境がどんどん変わっていくスピードについていけず、戸惑いを見せ、涙する場面もありました。
強い信念を持った女性ですが、普通の32歳の女性でもありました。
普通の若者が政治の世界に飛び込むということは本当にたいへんなことなんだなと改めて思いました。

みんなの代表になる、ということは簡単なことではありません。
常に周りの目を気にし、頭を下げなければなりません。
挨拶回りや会合が日々続き、時間に追われます。
こうして、普通の暮らしからどんどん遠ざかっていきます。
政治家なんだから、仕方がない。
政治家なんだから、当たり前。
そんなふうに私は思っていましたが、けい子さんを見ていて、違うんじゃないかと思うようになりました。
世の中、ほとんどの人が普通の暮らしをしています。
私たち議員は、その普通の人たちを代表して議会に行きます。
ならば、普通に暮らす人たちの感覚から外れないよう、自分自身もできるだけ普通の暮らしを送り、その中で実感する疑問を当事者として解決するために議会に行くべきではないのか。
そうじゃないから、政治家の言葉は上滑りし、政治がどんどん普通の人から縁遠いものになってしまっているんじゃないか、と。

けい子さんはこれから、『普通の若い女性、けい子』と『政治家けい子』を一致させる新しい政治に挑みます。
普通の人でも思いがあれば、普通の暮らしを犠牲にせずとも、政治の世界で働ける。
そんなふうに、職業のひとつとして政治を選択し、普通の暮らしと両立させる新しい政治のモデルをつくれば、もっと多くの若者が政治に挑戦できるようになるかもしれません。
何より、普通の人の手が届かないところに行ってしまった雲の上の政治を普通の人の身近なものに近づけることができるはずです。

そして、この新しい政治のモデルは、けい子さんが今回の選挙で掲げた公約「ワークライフバランス(仕事と生活の調和)条例」にもつながっていきます。
女性が安心して結婚、出産し、男女ともに仕事も家庭も大事にしながら働き続けることができる機運の醸成を目的にした条例を議員発議で制定したいと、彼女は訴えました。
条例をつくることももちろん大事なことですが、まずはけい子さん自身が、若い普通の女性として、恋愛、結婚、出産、育児をしながら、職業のひとつとして政治をやるということでなければ、説得力がありません。

私はすでにに普通の暮らしができない政治家になってしまいましたが、後から続く若いけい子さんには、是非私よりもさらに進んだ新しい政治をやってもらいたいです。
それが、政治家、吉田けい子さんに与えられた使命だと私は思います。

『吉田けい子』を失わず、どこまでも『吉田けい子』らしい政治家になってほしいです。


さあ、次は花巻市議選。
人生再出発男の登場です。